JPH0513986A - 線材供給装置 - Google Patents

線材供給装置

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Publication number
JPH0513986A
JPH0513986A JP3164328A JP16432891A JPH0513986A JP H0513986 A JPH0513986 A JP H0513986A JP 3164328 A JP3164328 A JP 3164328A JP 16432891 A JP16432891 A JP 16432891A JP H0513986 A JPH0513986 A JP H0513986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
shaft
wire
roller shaft
interlocking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3164328A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Watanabe
英明 渡邊
Takaharu Mae
貴晴 前
Akio Yamagami
秋男 山上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3164328A priority Critical patent/JPH0513986A/ja
Publication of JPH0513986A publication Critical patent/JPH0513986A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 線材を所定の長さだけ送出する線材供給装置
において、供給する線材の材質,線径が変化しても最適
な所定位置にローラを即座に位置決め可能とし、稼動率
を向上することを目的とする。 【構成】 ローラ軸連動部9により、ローラ側の軸と本
体への取付け側の軸が所定量偏心しているローラ軸が連
動し、ローラ位置を変位させる構成とし、供給する線材
の材質,線径が変化しても最適な所定位置にローラの位
置決めが即座にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は線材を所定の長さだけ送
出する線材供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板にジャンパー線を装着する
にあたり、線材を真直性を高めて供給することが求めら
れている。
【0003】従来の線材供給装置の第1の実施例につい
て図10〜図12を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、線材20を巻回したリー
ル21と、線材20を送出方向に対して左右から挟持し
て互いに反対方向に回転することによって、線材20を
所定長さずつ送出する一対のローラ22を有する送出部
23と、線材20の送出方向に対して交互に対向して位
置するローラ24と、前記ローラ24を回転自在に支持
しかつ線材20の送出方向に対して垂直方向に移動可能
なローラ軸25と、ローラ軸25を固定するベース26
とから構成されていた。
【0005】また、従来の線材供給装置の第2の実施例
について図13および図14を参照しながら説明する。
【0006】図に示すように、第1の実施例と同じ構成
要素で、ローラ軸25に関しては送出する線材質,線径
に対して最適にローラ24が位置するように、あらかじ
めベース27に位置決めされている構成になっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
第1の実施例のような構成では、線材20をより真直に
送出するためには、線材質,線径に最適なローラ24位
置をローラ軸25の移動により調整する必要がある。ロ
ーラ24位置の決定には、実際に線材20の送出される
具合を見ながらローラ軸25を移動させるか、あるい
は、あらかじめ決定されている位置に測定等をしながら
ローラ軸25を移動させなければならない。
【0008】また、従来の第2の実施例のような構成で
は、線材20の線材質,線径に最適なローラ24位置を
得るために、あらかじめローラ軸25,ローラ24が位
置決めされているベース27ごと交換をしなければなら
ない。
【0009】そのために供給する線材20の線材質,線
径が変化する度に調整、あるいは交換作業が発生し装置
の稼働率の低下を引き起こしていた。
【0010】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、供給する線材の線材質,線径が変化しても最適な所
定位置にローラを即座に位置決め可能とし、稼働率の高
い線材供給装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、線材を所定の長さだけ送出する送出部
と、線材の送出方向に対して交互に対向して位置するロ
ーラと、前記ローラを回転自在に支持しかつ前記ローラ
側の軸と本体への取り付け側の軸が所定量偏心している
ローラ軸と、前記ローラ軸の取り付け側の軸を連動して
回転可能とするローラ軸連動部とを有し、前記ローラ軸
連動部によりローラ軸が連動しローラ位置を変位させる
ようにしている。
【0012】
【作用】本発明の上記構成において、ローラ軸連動部に
よりローラ軸が連動して回転し、ローラ軸が所定量偏心
しているために線材質,線径に最適な所定位置にローラ
を即座に位置決め可能となる。
【0013】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の線材供給装置の
一実施例について、図1〜図7を参照しながら説明す
る。
【0014】図1〜図4に示すように、線材1を巻き回
したリール2が回転自在に支持され、このリール2から
引き出された線材1は、送出方向に対して交互に対向し
て位置するローラ3を介して送出部4へと導かれる。
【0015】図3に示すようにローラ3はベース5に対
して回転自在に取り付けられているローラ軸6に対して
回転自在に取り付けられている。ローラ軸6はローラ側
の軸7とベース側の軸8が所定量偏心しており、ローラ
軸6がベース5に対して所定量回転するとローラ3の回
転中心位置が変位する。
【0016】図4に示すようにローラ軸連動部9は、ロ
ーラ軸6のベース側の軸8の先端に取り付けられたギヤ
10と、ギヤ10に取り付けられたハンドル11とを有
している。各ローラ軸6はギヤ10により連動して回転
可能となっており、ハンドル11を所定量回転させるこ
とによりすべてのローラ軸6を所定量回転させることが
可能である。なお、すべてのギヤ10は同じ歯数である
とする。
【0017】ここで図1に示すように、線径d1に対し
て最適な各ローラ3の中心位置と送出部4の中心線12
の距離をa1,a2,a3,a4とする。また、図5に示す
ように、線径d2に対して最適な各ローラ3の中心位置
と送出部4の中心線12の距離をb1,b2,b3,b4
する。今、図6および図7に示すように、ローラ軸6の
ベース側の軸8の中心位置と送出部4の中心線12の距
離が(a+b)/2であり、かつローラ軸6のローラ側
の軸7とベース側の軸8の偏心量が(a−b)/2であ
るとする。図1および図4に示すように、線径がd1
おいてハンドルがA位置にあるときに、ローラ3の中心
位置と送出部4の中心線12の距離をa 1,a2,a3
4となるように初期の位置を設定する。
【0018】送出部4は、図2に示すように、線材1を
その送出方向に対して左右方向から挟持するように配設
された一対のローラ13から成り、一方のローラ13a
がパルスモータ14にて回転駆動されるとともに、両ロ
ーラ13a,13bが互いに噛み合っている連動ギヤ1
5にて同期して回転するように構成されている。
【0019】以上のように構成された線材供給装置につ
いて、以下その動作を説明する。今、線材1の線径がd
1で、ハンドル11の位置はAであるとする。パルスモ
ータ14が回転することにより線材1は所定量送出され
るが、線径d1に対して図1および図6に示すように最
適なローラ3位置を設定してあるため線材1は真直性を
高めた上で送出部4に送出される。
【0020】ここで、図5に示すように線径をd2のリ
ール16に交換したとする。ハンドル11を180度回
転させ、図1に示すB位置にすることによりローラ軸6
は180度回転し、図5および図7に示すように、各ロ
ーラ3の中心位置と送出部4の中心線12の距離は
1,b2,b3,b4となる。
【0021】すなわち線径d2に対して最適なローラ3
位置に設定されたことになり線材1は線径d1のときと
同様に真直性を高めた上で送出部4に送出される。
【0022】このようなあらかじめ線材1の線材質,線
径に対して最適なローラ3位置を割り出しておいた後ロ
ーラ軸6の偏心量および、位置を所定の値に設定してお
くことによりハンドル11の回転操作のみで即座にロー
ラ3位置を変更することが可能となる。
【0023】(実施例2)図8および図9に示すよう
に、実施例1の図1に示すハンドル11の部分にハンド
ル11のかわりにパルスモータ17が配されており、そ
の他は実施例1と同じ構成である。さらに、実施例1の
図1に示すハンドル11のA位置,B位置に相当する位
置をパルスモータ17により位置出し可能なようにあら
かじめ設定しておく。
【0024】以下その動作について説明する。線径の情
報とパルスモータ17の位置出しの情報を連動させるこ
とにより、線径d1,d2それぞれに最適なローラ3位置
を自動的に決定することが可能となり、実施例1と同じ
効果をあげることができる。
【0025】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明によれば、線材を所定の長さだけ送出する送出部
と、線材の送出方向に対して交互に対向して位置するロ
ーラと、前記ローラを回転自在に支持しかつ前記ローラ
側の軸と本体への取り付け側の軸が所定量偏心している
ローラ軸と、前記ローラ軸の取り付け側の軸を連動して
回転可能とするローラ軸連動部とを有し、前記ローラ軸
連動部により手動または自動にてローラ軸が連動して回
転し線材質,線径に最適な所定位置にローラを即座に位
置決め可能となるため、稼働率の高い線材供給位置を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の線材供給装置の一部切
欠正面図
【図2】同、図1のC−C断面図
【図3】同、図1のD−D断面図
【図4】同、図1のE−E矢視図
【図5】同、一部切欠正面図
【図6】同、図1に示すD−D断面図
【図7】同、図5に示すI−I断面図
【図8】本発明の第2の実施例における線材供給装置の
側断面図
【図9】同、図8のJ−J矢視図
【図10】第1の従来例の線材供給装置の一部切欠正面
【図11】同、図10のF−F断面図
【図12】同、図10のG−G断面図
【図13】第2の実施例の線材供給装置の一部切欠正面
【図14】同、図13のH−H断面図
【符号の説明】
1 線材 3 ローラ 4 送出部 6 ローラ軸 9 ローラ軸連動部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材を所定の長さだけ送出する送出部
    と、線材の送出方向に対して交互に対向して位置するロ
    ーラと、前記ローラを回転自在に支持しかつ前記ローラ
    側の軸と本体への取り付け側の軸が所定量偏心している
    ローラ軸と、前記ローラ軸の取り付け側の軸を連動して
    回転可能とするローラ軸連動部とを有し、前記ローラ軸
    の回転によりローラ位置を変位するようにした線材供給
    装置。
  2. 【請求項2】 線材の所定の長さだけ送出する送出部
    と、線材の送出方向に対して交互に対向して位置するロ
    ーラと、前記ローラを回転自在に支持しかつ前記ローラ
    側の軸と本体への取り付け側の軸が所定量偏心している
    ローラ軸と、前記ローラ軸の取り付け側の軸を連動して
    回転可能とするローラ軸連動部と、前記ローラ軸を回転
    駆動可能な駆動手段とを有し、前記駆動手段はローラ軸
    の所定位置をあらかじめ記憶設定が可能であり、前記ロ
    ーラ軸の連動によりローラ位置を変位するようにした線
    材供給装置。
JP3164328A 1991-07-04 1991-07-04 線材供給装置 Pending JPH0513986A (ja)

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JP3164328A JPH0513986A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 線材供給装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111003580A (zh) * 2019-12-30 2020-04-14 东阳华锐通讯科技有限公司 一种安装电力线缆槽体加工输送机构
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