JPH05139559A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JPH05139559A JPH05139559A JP3329549A JP32954991A JPH05139559A JP H05139559 A JPH05139559 A JP H05139559A JP 3329549 A JP3329549 A JP 3329549A JP 32954991 A JP32954991 A JP 32954991A JP H05139559 A JPH05139559 A JP H05139559A
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- JP
- Japan
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- sheet
- pressing piece
- sheets
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置全体が重くなることなく、シ−トの多数
枚送りや不送りを防止するようにする。 【構成】 シ−ト11を積載してその積載シ−ト11上
に押圧片24を設け、その押圧片24にそれと一体に回
動する回動レバ−26を設ける。その回動レバ−26に
引張ばね28を、積載シ−ト11が少なくなるにつれて
回動レバ−26と引張ばね28とのなす角度が逐次大き
くなる方向に掛け渡して付勢し、押圧片24に支軸23
を中心とする回動習性を与える。そして、その押圧片2
4で積載シ−ト11を押圧して最下位のシ−ト11を給
紙コロ13に押し当てる。それにより、その給紙コロ1
3を回転して積載シ−ト11を下位のシ−ト11から順
次送り出し、積載シ−ト11が少なくなるにつれて押圧
片24の押圧力が逐次弱くなるようにする。
枚送りや不送りを防止するようにする。 【構成】 シ−ト11を積載してその積載シ−ト11上
に押圧片24を設け、その押圧片24にそれと一体に回
動する回動レバ−26を設ける。その回動レバ−26に
引張ばね28を、積載シ−ト11が少なくなるにつれて
回動レバ−26と引張ばね28とのなす角度が逐次大き
くなる方向に掛け渡して付勢し、押圧片24に支軸23
を中心とする回動習性を与える。そして、その押圧片2
4で積載シ−ト11を押圧して最下位のシ−ト11を給
紙コロ13に押し当てる。それにより、その給紙コロ1
3を回転して積載シ−ト11を下位のシ−ト11から順
次送り出し、積載シ−ト11が少なくなるにつれて押圧
片24の押圧力が逐次弱くなるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スキャナ・ファクシ
ミリ・転写機・複写機などの給紙装置に関する。詳しく
は、シ−トを積載してその積載シ−ト上に押圧片を設
け、その押圧片を引張ばねで付勢してその押圧片に支軸
を中心とする回動習性を与え、その押圧片で前記積載シ
−トを押圧して最下位のシ−トを給紙コロに押し当て、
その給紙コロを回転して前記積載シ−トを下位のシ−ト
から順次送り出す給紙装置に関する。
ミリ・転写機・複写機などの給紙装置に関する。詳しく
は、シ−トを積載してその積載シ−ト上に押圧片を設
け、その押圧片を引張ばねで付勢してその押圧片に支軸
を中心とする回動習性を与え、その押圧片で前記積載シ
−トを押圧して最下位のシ−トを給紙コロに押し当て、
その給紙コロを回転して前記積載シ−トを下位のシ−ト
から順次送り出す給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種給紙装置には、図7に示す
ようなものがあった。即ち、シ−ト2積載用テ−ブル1
に窓1aを設ける。テ−ブル1の上方には、支軸3を設
けて支軸3を中心として回動可能な押圧片4を取り付け
る。そして、その押圧片4の後端を押圧片4の面に対し
て上方へ直角に折り曲げるとともに、その上端を引張ば
ね5で前方へ付勢して押圧片4に支軸3を中心とする回
動習性を与える。一方、窓1aの下側には、給紙コロ6
を設ける。
ようなものがあった。即ち、シ−ト2積載用テ−ブル1
に窓1aを設ける。テ−ブル1の上方には、支軸3を設
けて支軸3を中心として回動可能な押圧片4を取り付け
る。そして、その押圧片4の後端を押圧片4の面に対し
て上方へ直角に折り曲げるとともに、その上端を引張ば
ね5で前方へ付勢して押圧片4に支軸3を中心とする回
動習性を与える。一方、窓1aの下側には、給紙コロ6
を設ける。
【0003】そして、テ−ブル1上に積載したシ−ト2
を押圧片4で押圧して最下位のシ−ト2を給紙コロ6に
押し当て、その給紙コロ6を回転して積載シ−ト2を下
位のものから順次送り出すようになっていた。
を押圧片4で押圧して最下位のシ−ト2を給紙コロ6に
押し当て、その給紙コロ6を回転して積載シ−ト2を下
位のものから順次送り出すようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
給紙装置では、押圧片4の押圧力をシ−ト2の積載枚数
が少ないときに不送りが発生しない強さに設定すると、
シ−ト2の積載枚数が多いとき、押圧片4のシ−ト2へ
の圧接位置が高い位置となるので引張ばね5が引っ張ら
れる。そのため、引張ばね5の付勢力が強くなりシ−ト
2を強く押圧する。しかも、シ−ト2の自重が加わるの
で更に給紙コロ6への押圧力が増加して多数枚送りが発
生しやすかった。
給紙装置では、押圧片4の押圧力をシ−ト2の積載枚数
が少ないときに不送りが発生しない強さに設定すると、
シ−ト2の積載枚数が多いとき、押圧片4のシ−ト2へ
の圧接位置が高い位置となるので引張ばね5が引っ張ら
れる。そのため、引張ばね5の付勢力が強くなりシ−ト
2を強く押圧する。しかも、シ−ト2の自重が加わるの
で更に給紙コロ6への押圧力が増加して多数枚送りが発
生しやすかった。
【0005】また、押圧片4の押圧力をシ−ト2の積載
枚数が多いときに多数枚送りが発生しない強さに設定す
ると、シ−ト2の枚数が少なくなったときに引張ばね5
の付勢力が弱くなり、更にシ−ト2の自重も減るので、
押圧片4による給紙コロ6への押圧力が不足して不送り
が発生しやすくなるという欠点があった。
枚数が多いときに多数枚送りが発生しない強さに設定す
ると、シ−ト2の枚数が少なくなったときに引張ばね5
の付勢力が弱くなり、更にシ−ト2の自重も減るので、
押圧片4による給紙コロ6への押圧力が不足して不送り
が発生しやすくなるという欠点があった。
【0006】そこで、図6に示すように、押圧片4の後
端を支軸3に回動自在に支持し、その押圧片4の上面に
錘7を設けてその重さで押圧片4を積載シ−ト2の上面
に押し当て、押圧片4の押圧力が変わらないようにした
ものがあった。
端を支軸3に回動自在に支持し、その押圧片4の上面に
錘7を設けてその重さで押圧片4を積載シ−ト2の上面
に押し当て、押圧片4の押圧力が変わらないようにした
ものがあった。
【0007】しかし、この場合もシ−ト2の積載枚数が
多いときには、シ−ト2の自重が大となり、これが押圧
力に加わるため、給紙コロ6への押圧力が増加して多数
枚送りが発生しやすく、また、多数枚送りが発生しない
ように錘7を設定すると、シ−ト2の積載枚数が減少し
たときに、シ−トの自重が少なくなるため給紙コロ6へ
の押圧力が不足して不送りが発生しゃすかった。
多いときには、シ−ト2の自重が大となり、これが押圧
力に加わるため、給紙コロ6への押圧力が増加して多数
枚送りが発生しやすく、また、多数枚送りが発生しない
ように錘7を設定すると、シ−ト2の積載枚数が減少し
たときに、シ−トの自重が少なくなるため給紙コロ6へ
の押圧力が不足して不送りが発生しゃすかった。
【0008】そこで、図5に示すように、押圧片4の後
端を支軸3に揺動自在に支持するとともに、押圧片4の
後端にその面に対して略直角にレバ−4aを立設し、そ
のレバ−4aに錘7を取り付けてその重さで押圧片4を
押圧するようにしたものがあった。
端を支軸3に揺動自在に支持するとともに、押圧片4の
後端にその面に対して略直角にレバ−4aを立設し、そ
のレバ−4aに錘7を取り付けてその重さで押圧片4を
押圧するようにしたものがあった。
【0009】この装置は、シ−ト2の積載枚数によって
錘7と支軸3との水平線上の距離が変わる。即ち積載枚
数が多いときには、その距離が短くなり、錘7による回
転モ−メントが小さくなって押圧片4の押圧力が弱くな
る。また、積載枚数が少ないときには、前記距離が長く
なり、錘7による回転モ−メントが大きくなって押圧片
4の押圧力が強くなる。従って、シ−ト2の積載枚数が
多く、シ−ト2の自重が大きいときに多数枚送りが発生
することがなく、また、積載枚数が少なく、シ−ト2の
自重が小さいときにも不送りが発生したりすることがな
かった。
錘7と支軸3との水平線上の距離が変わる。即ち積載枚
数が多いときには、その距離が短くなり、錘7による回
転モ−メントが小さくなって押圧片4の押圧力が弱くな
る。また、積載枚数が少ないときには、前記距離が長く
なり、錘7による回転モ−メントが大きくなって押圧片
4の押圧力が強くなる。従って、シ−ト2の積載枚数が
多く、シ−ト2の自重が大きいときに多数枚送りが発生
することがなく、また、積載枚数が少なく、シ−ト2の
自重が小さいときにも不送りが発生したりすることがな
かった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この装置に
は、上記のように錘7を用いているため装置全体が重く
なるという欠点があった。
は、上記のように錘7を用いているため装置全体が重く
なるという欠点があった。
【0011】そこで、この発明の目的は、装置全体が重
くなることなく、シ−トの多数枚送りや不送りを防止す
るようにすることにある。
くなることなく、シ−トの多数枚送りや不送りを防止す
るようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのため、この給紙装置
は、シ−ト11を積載してその積載シ−ト11上に押圧
片24を設け、その押圧片24を引張ばね28で付勢し
てその押圧片24に支軸23を中心とする回動習性を与
え、その押圧片24で前記積載シ−ト11を押圧して最
下位のシ−ト11を給紙コロ13に押し当て、その給紙
コロ13を回転して前記積載シ−ト11を下位のシ−ト
11から順次送り出す給紙装置において、前記押圧片2
4と一体に回動する回動レバ−26を設け、その回動レ
バ−26に前記引張ばね28を、前記積載シ−ト11が
少なくなるにつれて前記回動レバ−26と前記引張ばね
28とのなす角度θが逐次大きくなる方向に掛け渡して
なる、ことを特徴とする。
は、シ−ト11を積載してその積載シ−ト11上に押圧
片24を設け、その押圧片24を引張ばね28で付勢し
てその押圧片24に支軸23を中心とする回動習性を与
え、その押圧片24で前記積載シ−ト11を押圧して最
下位のシ−ト11を給紙コロ13に押し当て、その給紙
コロ13を回転して前記積載シ−ト11を下位のシ−ト
11から順次送り出す給紙装置において、前記押圧片2
4と一体に回動する回動レバ−26を設け、その回動レ
バ−26に前記引張ばね28を、前記積載シ−ト11が
少なくなるにつれて前記回動レバ−26と前記引張ばね
28とのなす角度θが逐次大きくなる方向に掛け渡して
なる、ことを特徴とする。
【0013】
【作用】そして、積載シ−ト11の枚数が少なくなるに
つれて回動レバ−26と引張ばね28とのなす角度θが
逐次大きくなるようにする。
つれて回動レバ−26と引張ばね28とのなす角度θが
逐次大きくなるようにする。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図4は、給紙装置を備えるスキャナ
の概略構成図である。符号10は装置本体を示す。装置
本体10には、シ−ト11を積載するテ−ブル12を設
け、テ−ブル12には、窓12aを設ける。そして、こ
の窓12aの下側に給紙コロ13を設ける。給紙コロ1
3には、外周の一部を切り欠いて平面部13aを形成す
る。その平面部13aを窓12aに向けて窓12aより
やや下側に配置し、給紙コロ軸14で回転自在に支持す
る。その給紙コロ軸14には、図示しない1回転クラッ
チを設け、1回転ごとに停止するようにする。
について説明する。図4は、給紙装置を備えるスキャナ
の概略構成図である。符号10は装置本体を示す。装置
本体10には、シ−ト11を積載するテ−ブル12を設
け、テ−ブル12には、窓12aを設ける。そして、こ
の窓12aの下側に給紙コロ13を設ける。給紙コロ1
3には、外周の一部を切り欠いて平面部13aを形成す
る。その平面部13aを窓12aに向けて窓12aより
やや下側に配置し、給紙コロ軸14で回転自在に支持す
る。その給紙コロ軸14には、図示しない1回転クラッ
チを設け、1回転ごとに停止するようにする。
【0015】テ−ブル12の前側には、分離コロ15と
搬送コロ16とを設け、その前方には、読取部17と排
出コロ18とを設ける。読取部17の下側には、読取部
17に向けた光源19と反射ミラ−20とを配置し、装
置本体10の下部には、光学変換素子21を設ける。ま
た、テ−ブル12上には、分離コロ15の手前にシ−ト
給紙用ガイド22を取り付け、その手前に支軸23で支
持する回動自在の押圧片24を設ける。そして、その押
圧片24を引張ばね28で付勢して、押圧片24に支軸
23を中心とする回動習性を与える。
搬送コロ16とを設け、その前方には、読取部17と排
出コロ18とを設ける。読取部17の下側には、読取部
17に向けた光源19と反射ミラ−20とを配置し、装
置本体10の下部には、光学変換素子21を設ける。ま
た、テ−ブル12上には、分離コロ15の手前にシ−ト
給紙用ガイド22を取り付け、その手前に支軸23で支
持する回動自在の押圧片24を設ける。そして、その押
圧片24を引張ばね28で付勢して、押圧片24に支軸
23を中心とする回動習性を与える。
【0016】そして、シ−ト11をテ−ブル12上に積
載してその最上位のシ−ト11の上面に押圧片24を押
し当て、コロ軸14で給紙コロ13を矢示方向に回転す
る。すると、給紙コロ13は、平面部13a以外の周面
部13bを窓12aよりテ−ブル12上に突出する。突
出した周面部13bは、シ−ト11に圧接して最下位の
シ−ト11を分離コロ15へ送り出し、分離コロ15へ
送り込む。そして、給紙コロ13は、1回転クラッチに
より停止し、窓12a内へ突出しない状態となる。一
方、分離コロ15は、そのシ−ト11を1枚ずつ分離し
て搬送コロ16を介して排出コロ18へ搬送する。その
とき、読取部17で光源19からの光をシ−ト11に当
ててその反射光を反射ミラ−20で屈折し、読取器21
に送ってシ−ト11上の画像を読み取る。そして、シ−
ト11を排出コロ18で装置本体10より排出する。
載してその最上位のシ−ト11の上面に押圧片24を押
し当て、コロ軸14で給紙コロ13を矢示方向に回転す
る。すると、給紙コロ13は、平面部13a以外の周面
部13bを窓12aよりテ−ブル12上に突出する。突
出した周面部13bは、シ−ト11に圧接して最下位の
シ−ト11を分離コロ15へ送り出し、分離コロ15へ
送り込む。そして、給紙コロ13は、1回転クラッチに
より停止し、窓12a内へ突出しない状態となる。一
方、分離コロ15は、そのシ−ト11を1枚ずつ分離し
て搬送コロ16を介して排出コロ18へ搬送する。その
とき、読取部17で光源19からの光をシ−ト11に当
ててその反射光を反射ミラ−20で屈折し、読取器21
に送ってシ−ト11上の画像を読み取る。そして、シ−
ト11を排出コロ18で装置本体10より排出する。
【0017】ところで、この発明の給紙装置は、図1に
示すように、前記押圧片24の支軸23を装置本体10
の両側板25間に支持する。支軸23の一端には、押圧
片24と一体に回動する回動レバ−26を押圧片24と
略一直線状となる角度に取り付ける。そして、押圧片2
4より前方位置であって、積載シ−ト11の最多枚数時
におけるその上面よりやや高い両側板25の位置にそれ
ぞれピン27を取り付け、このピン27と回動レバ−2
6の先端間に引張ばね28を掛け渡す。
示すように、前記押圧片24の支軸23を装置本体10
の両側板25間に支持する。支軸23の一端には、押圧
片24と一体に回動する回動レバ−26を押圧片24と
略一直線状となる角度に取り付ける。そして、押圧片2
4より前方位置であって、積載シ−ト11の最多枚数時
におけるその上面よりやや高い両側板25の位置にそれ
ぞれピン27を取り付け、このピン27と回動レバ−2
6の先端間に引張ばね28を掛け渡す。
【0018】そして、テ−ブル12上にシ−ト11を最
多枚数積載してその上面を押圧片24で押圧させると、
図2の実線で示すように、回動レバ−26と引張ばね2
8とのなす角度θがθ1となり、シ−ト11が順次送り
出されて積載枚数が減少すると、押圧片24が下方に回
動して、一点鎖線で示すように、回動レバ−26と引張
ばね28とのなす角度θがθ1より大きいθ2となる。
多枚数積載してその上面を押圧片24で押圧させると、
図2の実線で示すように、回動レバ−26と引張ばね2
8とのなす角度θがθ1となり、シ−ト11が順次送り
出されて積載枚数が減少すると、押圧片24が下方に回
動して、一点鎖線で示すように、回動レバ−26と引張
ばね28とのなす角度θがθ1より大きいθ2となる。
【0019】ここで、回動レバ−26と一体の押圧片2
4を回転させる回転力は、引張ばね28の引張力Fによ
るが、引張力Fは回転方向の分力pと支軸方向の分力s
とに分割できる。そして、 p=Fsinθ であるため、その分力pとsの強さは、角度θが変化す
ることによって変化する。また、押圧片24のシ−ト1
1への押圧力Pは、押圧片24の長さをa、回動レバ−
26の長さをbとすると、 P=(b/a)×p となる。 従って、 P=b/a(Fsinθ) となる。
4を回転させる回転力は、引張ばね28の引張力Fによ
るが、引張力Fは回転方向の分力pと支軸方向の分力s
とに分割できる。そして、 p=Fsinθ であるため、その分力pとsの強さは、角度θが変化す
ることによって変化する。また、押圧片24のシ−ト1
1への押圧力Pは、押圧片24の長さをa、回動レバ−
26の長さをbとすると、 P=(b/a)×p となる。 従って、 P=b/a(Fsinθ) となる。
【0020】そして、シ−ト11の最大積載枚数時の分
力をp1、その時の押圧片24のシ−ト11への押圧力
をP1、積載枚数が減少したときの分力をp2、その時の
押圧片24のシ−ト11への押圧力をP2とすると θ1<θ2であるため p1<p2 即ちP1<P2と
なる。
力をp1、その時の押圧片24のシ−ト11への押圧力
をP1、積載枚数が減少したときの分力をp2、その時の
押圧片24のシ−ト11への押圧力をP2とすると θ1<θ2であるため p1<p2 即ちP1<P2と
なる。
【0021】そのため、シ−ト11の積載枚数が多いと
き引張ばね28による押圧片24の押圧力が弱く、積載
枚数の少なくなるにつれ引張ばね28による押圧片24
の押圧力が強くなり、給紙コロ13へシ−ト11を押し
付ける圧接力Gとシ−ト11の枚数との関係は、シ−ト
11の自重を考慮すると図3の実線で示すようになる。
破線は、積載シ−ト11の自重を示し、一点鎖線及び二
点鎖線は、それぞれ図6及び図7の従来例の給紙装置に
おけるそれぞれの圧接力Gを示す。尚、多数枚送りと不
送り防止のためには、シ−ト11の最多積載枚数時にお
ける押圧片24の押圧力P1が1枚となった時の押圧力
P2の1/2より小さいことが望ましく、そのようにな
るようθ1とθ2を設定する。
き引張ばね28による押圧片24の押圧力が弱く、積載
枚数の少なくなるにつれ引張ばね28による押圧片24
の押圧力が強くなり、給紙コロ13へシ−ト11を押し
付ける圧接力Gとシ−ト11の枚数との関係は、シ−ト
11の自重を考慮すると図3の実線で示すようになる。
破線は、積載シ−ト11の自重を示し、一点鎖線及び二
点鎖線は、それぞれ図6及び図7の従来例の給紙装置に
おけるそれぞれの圧接力Gを示す。尚、多数枚送りと不
送り防止のためには、シ−ト11の最多積載枚数時にお
ける押圧片24の押圧力P1が1枚となった時の押圧力
P2の1/2より小さいことが望ましく、そのようにな
るようθ1とθ2を設定する。
【0022】
【発明の効果】従って、この発明によれば、押圧片に引
張ばねで回動習性を与え、積載シ−トの枚数が少なくな
るにつれて回動レバ−と引張ばねとのなす角度が逐次大
きくなるので、押圧片の押圧力がその角度の変化ととも
に強くなり、シ−トの自重を含めた給紙コロへの圧接力
が必要以上に減少しない。そのため、積載シ−トの最多
枚数時にシ−トの押圧力を多数枚送りの発生しないよう
に設定することにより、装置全体が重くなることなく、
シ−トの多数枚送りや不送りを防止することができる。
張ばねで回動習性を与え、積載シ−トの枚数が少なくな
るにつれて回動レバ−と引張ばねとのなす角度が逐次大
きくなるので、押圧片の押圧力がその角度の変化ととも
に強くなり、シ−トの自重を含めた給紙コロへの圧接力
が必要以上に減少しない。そのため、積載シ−トの最多
枚数時にシ−トの押圧力を多数枚送りの発生しないよう
に設定することにより、装置全体が重くなることなく、
シ−トの多数枚送りや不送りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である給紙装置の要部を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】その押圧片の回動による押圧片に作用する力の
変化状態を示す説明図である。
変化状態を示す説明図である。
【図3】その給紙コロへの圧接力の変化をシ−ト積載枚
数との関係で示すグラフである。
数との関係で示すグラフである。
【図4】その給紙装置を備えるスキャナの概略構成図で
ある。
ある。
【図5】従来の給紙装置の押圧片付近の一例を示す構成
図である。
図である。
【図6】従来の給紙装置の押圧片付近の他例を示す構成
図である。
図である。
【図7】従来の給紙装置の押圧片付近の更に他例を示す
構成図である。
構成図である。
11 シ−ト 13 給紙コロ 23 支軸 24 押圧片 26 回動レバ− 28 引張ばね θ 角度
Claims (1)
- 【請求項1】 シ−トを積載してその積載シ−ト上に押
圧片を設け、その押圧片を引張ばねで付勢してその押圧
片に支軸を中心とする回動習性を与え、その押圧片で前
記積載シ−トを押圧して最下位のシ−トを給紙コロに押
し当て、その給紙コロを回転して前記積載シ−トを下位
のシ−トから順次送り出す給紙装置において、前記押圧
片と一体に回動する回動レバ−を設け、その回動レバ−
に前記引張ばねを、前記積載シ−トが少なくなるにつれ
て前記回動レバ−と前記引張ばねとのなす角度が逐次大
きくなる方向に掛け渡してなる、給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3329549A JPH05139559A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3329549A JPH05139559A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05139559A true JPH05139559A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18222603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3329549A Pending JPH05139559A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05139559A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100449738B1 (ko) * | 2002-09-06 | 2004-09-22 | 삼성전자주식회사 | 프린터의 급지장치 |
CN108069272A (zh) * | 2016-11-10 | 2018-05-25 | 兄弟工业株式会社 | 片材输送设备和施压构件 |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP3329549A patent/JPH05139559A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100449738B1 (ko) * | 2002-09-06 | 2004-09-22 | 삼성전자주식회사 | 프린터의 급지장치 |
CN108069272A (zh) * | 2016-11-10 | 2018-05-25 | 兄弟工业株式会社 | 片材输送设备和施压构件 |
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