JPH05139539A - 成形品の積込み方法及び積込み装置 - Google Patents
成形品の積込み方法及び積込み装置Info
- Publication number
- JPH05139539A JPH05139539A JP33283191A JP33283191A JPH05139539A JP H05139539 A JPH05139539 A JP H05139539A JP 33283191 A JP33283191 A JP 33283191A JP 33283191 A JP33283191 A JP 33283191A JP H05139539 A JPH05139539 A JP H05139539A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形品のパレットへの積込み時間の短縮とパ
レットの交換時間の短縮を図る。 【構成】 パネル２を排出する移送コンベヤ１の後方位
置に移送コンベヤ上のパネルを掴んで後方へ運ぶロボッ
ト５を設ける。ロボット５で後方へ運ばれたパネルを直
接パレット１３に積込むため、パレット１３を昇降させ
る。パレット１３にパネル２を１枚ずつ積込む毎にパレ
ット１３を下降させて行く。所定枚数のパネル２が積込
まれたパレット１３は搬送コンベヤ９より１０上へ移し
て搬出し、同時に待機中の空パレット１３を搬送コンベ
ヤ８から９上へ移す。搬送コンベヤ８と９は直列に配設
する。
レットの交換時間の短縮を図る。 【構成】 パネル２を排出する移送コンベヤ１の後方位
置に移送コンベヤ上のパネルを掴んで後方へ運ぶロボッ
ト５を設ける。ロボット５で後方へ運ばれたパネルを直
接パレット１３に積込むため、パレット１３を昇降させ
る。パレット１３にパネル２を１枚ずつ積込む毎にパレ
ット１３を下降させて行く。所定枚数のパネル２が積込
まれたパレット１３は搬送コンベヤ９より１０上へ移し
て搬出し、同時に待機中の空パレット１３を搬送コンベ
ヤ８から９上へ移す。搬送コンベヤ８と９は直列に配設
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトランスファープレス等
のプレス成形加工機でプレス成形されて排出された成形
品をパレットに積み込む積込み方法及び積込み装置に関
するもので、特に、パレットに成形品を平積みする積込
み方法及び積込み装置に関するものである。
のプレス成形加工機でプレス成形されて排出された成形
品をパレットに積み込む積込み方法及び積込み装置に関
するもので、特に、パレットに成形品を平積みする積込
み方法及び積込み装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】トランスファープレス等のプレス成形加
工機でプレス成形加工されたパネルの如き成形品は、プ
レスラインの後方へ排出された後、成形品積込位置にて
パレットに積み込んで搬出させることが行われている。
工機でプレス成形加工されたパネルの如き成形品は、プ
レスラインの後方へ排出された後、成形品積込位置にて
パレットに積み込んで搬出させることが行われている。
【０００３】成形品のパレットへの積込み方法には、成
形品の形態により平積み、串刺し、立て積み、等の方法
があり、成形品の形態に応じてこれらの方法で成形品を
自動的に積込むための装置が提案されている（特公昭６
１−２１８９０号公報）。
形品の形態により平積み、串刺し、立て積み、等の方法
があり、成形品の形態に応じてこれらの方法で成形品を
自動的に積込むための装置が提案されている（特公昭６
１−２１８９０号公報）。
【０００４】上記公知の成形品の自動積込み装置では、
成形品が平板状のものは平積みするようにしてあり、平
積みの場合は、プレス成形された成形品が排出コンベヤ
でプレスラインの後方へ排出されると、トランスファー
フィーダでコンベヤ上に成形品を移した後、積込キャリ
ヤで成形品を掴んで積込位置へ運ぶようにし、積込位置
にて成形品を一旦ラッチチェーンに積込んだ後、該ラッ
チチェーンに積込まれた所定数の成形品をパレットに移
し替えるようにしてある。すなわち、図５に示す如く、
成形品の積込位置に、成形品ａの長さに対して対峙間隔
を変えられるようにしてある２組のラッチチェーンｂを
走行台車ｃ上に立設し、相対するラッチチェーンｂの対
向する面に、成形品ａの端部を載置する多数のラッチｄ
が突設されており、成形品ａの端部を１枚ずつ載置して
間欠送りモータｅによりラッチチェーンｂを回転させる
ことにより１ピッチずつラッチｄが下降して成形品ａが
平積み状態に積み込まれるようにしてある。このように
してラッチチェーンｂに所定枚数の成形品ａが各ラッチ
ｄにて受けられて積込まれると、次に、図６及び図７に
示す如く、内側へ向けフックｇを突設したパレットフッ
クｆを互に内外方向へ移動できるように立ててなるパレ
ットｈを使用し、該パレットｈをリフターｉ上に載置さ
せて上昇させ、上記ラッチチェーンｂに積込まれた成形
品ａを挟むようにパレットフックｆを対峙させて、該パ
レットフックｆを成形品ａ側へ移動させて各成形品ａ間
に図６の如くフックｇを挿入させるようにし、しかる
後、走行台車ｃを互に離反する方向へ移動させてラッチ
チェーンｂのラッチｄを成形品ａより外し、成形品ａを
パレットｈのフックｇに移し替えるようにして、パレッ
トｈに平積み状態に積込ませるようにし、その後、パレ
ットｈをリフターｉにより下降させるようにしてある。
又、成形品が積込まれたパレットは、搬送ラインに取り
出すようにし、代わりに空パレットを逆方向に搬入させ
るようにしている。
成形品が平板状のものは平積みするようにしてあり、平
積みの場合は、プレス成形された成形品が排出コンベヤ
でプレスラインの後方へ排出されると、トランスファー
フィーダでコンベヤ上に成形品を移した後、積込キャリ
ヤで成形品を掴んで積込位置へ運ぶようにし、積込位置
にて成形品を一旦ラッチチェーンに積込んだ後、該ラッ
チチェーンに積込まれた所定数の成形品をパレットに移
し替えるようにしてある。すなわち、図５に示す如く、
成形品の積込位置に、成形品ａの長さに対して対峙間隔
を変えられるようにしてある２組のラッチチェーンｂを
走行台車ｃ上に立設し、相対するラッチチェーンｂの対
向する面に、成形品ａの端部を載置する多数のラッチｄ
が突設されており、成形品ａの端部を１枚ずつ載置して
間欠送りモータｅによりラッチチェーンｂを回転させる
ことにより１ピッチずつラッチｄが下降して成形品ａが
平積み状態に積み込まれるようにしてある。このように
してラッチチェーンｂに所定枚数の成形品ａが各ラッチ
ｄにて受けられて積込まれると、次に、図６及び図７に
示す如く、内側へ向けフックｇを突設したパレットフッ
クｆを互に内外方向へ移動できるように立ててなるパレ
ットｈを使用し、該パレットｈをリフターｉ上に載置さ
せて上昇させ、上記ラッチチェーンｂに積込まれた成形
品ａを挟むようにパレットフックｆを対峙させて、該パ
レットフックｆを成形品ａ側へ移動させて各成形品ａ間
に図６の如くフックｇを挿入させるようにし、しかる
後、走行台車ｃを互に離反する方向へ移動させてラッチ
チェーンｂのラッチｄを成形品ａより外し、成形品ａを
パレットｈのフックｇに移し替えるようにして、パレッ
トｈに平積み状態に積込ませるようにし、その後、パレ
ットｈをリフターｉにより下降させるようにしてある。
又、成形品が積込まれたパレットは、搬送ラインに取り
出すようにし、代わりに空パレットを逆方向に搬入させ
るようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
成形品の自動積込み装置によれば、成形品積込位置の周
辺にラッチチェーンが配設されているため、積込み状況
の点検及び積込キャリヤの保守が大変であると共に、成
形品を積込んだパレットを払い出した後に空パレットを
搬入するものであるため、パレットの交換に長い時間が
かかり、プレスラインの稼動率が低い、等の問題があ
る。
成形品の自動積込み装置によれば、成形品積込位置の周
辺にラッチチェーンが配設されているため、積込み状況
の点検及び積込キャリヤの保守が大変であると共に、成
形品を積込んだパレットを払い出した後に空パレットを
搬入するものであるため、パレットの交換に長い時間が
かかり、プレスラインの稼動率が低い、等の問題があ
る。
【０００６】そこで、本発明は、従来の如きラッチチェ
ーンを用いたりすることなく成形品を平積み状態に積込
むことができると共に、成形品を積込んだパレットの搬
出と空パレットの搬入を短時間にできるようにしてプレ
スラインの稼動率を向上させるようにしようとするもの
である。
ーンを用いたりすることなく成形品を平積み状態に積込
むことができると共に、成形品を積込んだパレットの搬
出と空パレットの搬入を短時間にできるようにしてプレ
スラインの稼動率を向上させるようにしようとするもの
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、プレス成形されて移送コンベヤにより排
出された水平状態の成形品をロボットで掴み、リフター
により上昇させたパレット上に成形品を直接平積み状態
に積み込み、次々と成形品を積み込む毎にリフターにて
パレットを下降させて行き、所定枚数の成形品が積み込
まれて搬送コンベヤ上に降ろされたパネルを搬送コンベ
ヤの駆動で搬出し、同時に待機位置から積込位置へ空の
パレットを搬入する積込み方法及び積込み装置とする。
決するために、プレス成形されて移送コンベヤにより排
出された水平状態の成形品をロボットで掴み、リフター
により上昇させたパレット上に成形品を直接平積み状態
に積み込み、次々と成形品を積み込む毎にリフターにて
パレットを下降させて行き、所定枚数の成形品が積み込
まれて搬送コンベヤ上に降ろされたパネルを搬送コンベ
ヤの駆動で搬出し、同時に待機位置から積込位置へ空の
パレットを搬入する積込み方法及び積込み装置とする。
【０００８】
【作用】搬送コンベヤ上の積込位置に停止させられたパ
レットをリフターで上昇させ、ロボットで掴まれて来る
成形品を１枚ずつパレット上に平積みさせる。成形品の
積込みに応じてリフターでパレットを下降させることに
より同じ状態で成形品の積込みができる。積込みを終え
たパレットは搬送コンベヤにより後方へ搬出し、同時に
前方の待機位置から空のパレットを積込位置まで移動さ
せることにより直ちに空のパレットをリフターで上昇で
き、パレットの交換を短時間に行うことができる。
レットをリフターで上昇させ、ロボットで掴まれて来る
成形品を１枚ずつパレット上に平積みさせる。成形品の
積込みに応じてリフターでパレットを下降させることに
より同じ状態で成形品の積込みができる。積込みを終え
たパレットは搬送コンベヤにより後方へ搬出し、同時に
前方の待機位置から空のパレットを積込位置まで移動さ
せることにより直ちに空のパレットをリフターで上昇で
き、パレットの交換を短時間に行うことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１０】図１は本発明の一実施例を示すもので、プ
レス成形された成形品としてのパネル２を水平状態でプ
レスラインに沿い排出する移送コンベヤ１の後方位置
に、プレスラインと平行に延びるレール４付きの架台３
を設置し、該架台３のレール４に走行自在に載置支持さ
せた走行体６に、成形品把持具７を一体的に取り付けて
なるロボット５を構成し、ロボット５がレール４に沿い
前後方向へ移動できるようにする。又、上記移送コンベ
ヤ１の下方位置から後方にかけて直列に配置した搬送コ
ンベヤ８，９，１０を設置し、各搬送コンベヤ８，９
間、９，１０間をクラッチ１１、１２を介してつなぎ、
搬送コンベヤ８上の待機位置Ｂから搬送コンベヤ９上の
積込位置Ａへ、又、該積込位置から搬送コンベヤ１０上
の搬出側停止位置へ連続的にパレット１３が搬送される
ようにし、更に待機位置となる搬送コンベヤ８上へのパ
レットの移送はシリンダ１５により昇降するコンベヤ１
６にて横から行うようにする。上記積込位置Ａの上方に
は、搬送コンベヤ９と干渉しないでパレット１３を掴ん
で昇降させるリフター１４を設置し、リフター１４でパ
レット１３を上昇させてパネル２を直接積込めるように
する。
レス成形された成形品としてのパネル２を水平状態でプ
レスラインに沿い排出する移送コンベヤ１の後方位置
に、プレスラインと平行に延びるレール４付きの架台３
を設置し、該架台３のレール４に走行自在に載置支持さ
せた走行体６に、成形品把持具７を一体的に取り付けて
なるロボット５を構成し、ロボット５がレール４に沿い
前後方向へ移動できるようにする。又、上記移送コンベ
ヤ１の下方位置から後方にかけて直列に配置した搬送コ
ンベヤ８，９，１０を設置し、各搬送コンベヤ８，９
間、９，１０間をクラッチ１１、１２を介してつなぎ、
搬送コンベヤ８上の待機位置Ｂから搬送コンベヤ９上の
積込位置Ａへ、又、該積込位置から搬送コンベヤ１０上
の搬出側停止位置へ連続的にパレット１３が搬送される
ようにし、更に待機位置となる搬送コンベヤ８上へのパ
レットの移送はシリンダ１５により昇降するコンベヤ１
６にて横から行うようにする。上記積込位置Ａの上方に
は、搬送コンベヤ９と干渉しないでパレット１３を掴ん
で昇降させるリフター１４を設置し、リフター１４でパ
レット１３を上昇させてパネル２を直接積込めるように
する。
【００１１】今、移送コンベヤ１上に乗せられて排出さ
れたパネル２をパレット１３に水平状態のまま積込む場
合は、図１に示す如く、積込位置Ａで停止させられたパ
レット１３をリフター１４で上限位置、すなわち、パネ
ル２がロボット５で運ばれて来る位置まで上昇させ、次
いで、レール４に沿い前側へ移動させたロボット５で移
送コンベヤ１上のパネル２を把持させて図１の二点鎖線
で示す、積込位置まで後退させ、ここで、パネル２をパ
レット１３に直接落して積込む。パネル２をパレット１
３に移し終えたロボット５は、再び前方へ移動して移送
コンベヤ１上のパネル２を掴んで後退し、パレット１３
の上方位置よりパネル２をパレット１３に積込んで行
く。この際、パネル２を１枚ずつパレット１３に積んで
行くと、積込まれたパネル２の高さが高くなって行くの
で、常に適正位置でパネル２をパレット１３に積込むよ
うにするため、本発明では図２に示す如く、パネル２を
１枚ずつパレット１３上に積込む毎に所定のピッチでパ
レット１３を下降させて行く。
れたパネル２をパレット１３に水平状態のまま積込む場
合は、図１に示す如く、積込位置Ａで停止させられたパ
レット１３をリフター１４で上限位置、すなわち、パネ
ル２がロボット５で運ばれて来る位置まで上昇させ、次
いで、レール４に沿い前側へ移動させたロボット５で移
送コンベヤ１上のパネル２を把持させて図１の二点鎖線
で示す、積込位置まで後退させ、ここで、パネル２をパ
レット１３に直接落して積込む。パネル２をパレット１
３に移し終えたロボット５は、再び前方へ移動して移送
コンベヤ１上のパネル２を掴んで後退し、パレット１３
の上方位置よりパネル２をパレット１３に積込んで行
く。この際、パネル２を１枚ずつパレット１３に積んで
行くと、積込まれたパネル２の高さが高くなって行くの
で、常に適正位置でパネル２をパレット１３に積込むよ
うにするため、本発明では図２に示す如く、パネル２を
１枚ずつパレット１３上に積込む毎に所定のピッチでパ
レット１３を下降させて行く。
【００１２】パレット１３上に所定枚数のパネル２が積
込まれて、図３に示す如くパレット１３が搬送コンベヤ
９近くまで下降させられて来ると、当該パレット１３を
搬送コンベヤ９上に降ろし、クラッチ１１と１２を入れ
て搬送コンベヤ８，９，１０を駆動させ、図４に示す如
く積込位置Ａの充パレット１３を搬送コンベヤ１０上に
移すと同時に待機位置Ｂにある空パレット１３を搬送コ
ンベヤ９上に移して積込位置Ａで停止させるようにす
る。積込位置Ａに停止させられたパレット１３は、リフ
ター１４で二点鎖線の如く上昇させ、前記と同様に移送
コンベヤ１上からロボット５で運ばれるパネル２を１枚
ずつ積込んで行きながら少しずつ下降させる動作を行わ
せる。この間に、ラインに直交するローラーコンベヤの
昇降装置（シリンダ）１５を伸長させてコンベヤローラ
ー１６を上昇させ、別の空パレット１３を搬送コンベヤ
８上の待機位置Ｂへ図４に二点鎖線で示す如く、搬入さ
せておくようにする。この際、搬送コンベヤ８，９，１
０は直列に配設してあって連続的に結ばれているため、
パレット１３の交換は、パレット１３を同一方向へ移動
させることにより行うことができ、パレット１３の交換
時間を短かくすることができる。
込まれて、図３に示す如くパレット１３が搬送コンベヤ
９近くまで下降させられて来ると、当該パレット１３を
搬送コンベヤ９上に降ろし、クラッチ１１と１２を入れ
て搬送コンベヤ８，９，１０を駆動させ、図４に示す如
く積込位置Ａの充パレット１３を搬送コンベヤ１０上に
移すと同時に待機位置Ｂにある空パレット１３を搬送コ
ンベヤ９上に移して積込位置Ａで停止させるようにす
る。積込位置Ａに停止させられたパレット１３は、リフ
ター１４で二点鎖線の如く上昇させ、前記と同様に移送
コンベヤ１上からロボット５で運ばれるパネル２を１枚
ずつ積込んで行きながら少しずつ下降させる動作を行わ
せる。この間に、ラインに直交するローラーコンベヤの
昇降装置（シリンダ）１５を伸長させてコンベヤローラ
ー１６を上昇させ、別の空パレット１３を搬送コンベヤ
８上の待機位置Ｂへ図４に二点鎖線で示す如く、搬入さ
せておくようにする。この際、搬送コンベヤ８，９，１
０は直列に配設してあって連続的に結ばれているため、
パレット１３の交換は、パレット１３を同一方向へ移動
させることにより行うことができ、パレット１３の交換
時間を短かくすることができる。
【００１３】なお、上記実施例では、ロボット５をレー
ル４に沿い水平に移動させ、移送コンベヤ１上で掴んだ
パネル２を同一レベル位置を保ちながら後方へ移動させ
てパレット１３に移すようにした場合を示したが、ロボ
ット５の把持具７を走行体６に対して上下方向に伸縮で
きるようにした構成とし、移送コンベヤ１上のパネル２
を把持具７で把持した後、パレット１３の方へロボット
５が移動するときに把持具７を下方へ伸長させてパネル
２の位置を徐々に下げながら移動させるようにしてもよ
い。このようにすれば、リフター１４によるパレット１
３のリフト量を少なくすることができて、パレット１３
の昇降に要する時間の短縮が図れる。
ル４に沿い水平に移動させ、移送コンベヤ１上で掴んだ
パネル２を同一レベル位置を保ちながら後方へ移動させ
てパレット１３に移すようにした場合を示したが、ロボ
ット５の把持具７を走行体６に対して上下方向に伸縮で
きるようにした構成とし、移送コンベヤ１上のパネル２
を把持具７で把持した後、パレット１３の方へロボット
５が移動するときに把持具７を下方へ伸長させてパネル
２の位置を徐々に下げながら移動させるようにしてもよ
い。このようにすれば、リフター１４によるパレット１
３のリフト量を少なくすることができて、パレット１３
の昇降に要する時間の短縮が図れる。
【００１４】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、プレ
ス成形されて移送コンベヤで排出された成形品を、リフ
ターで上昇させられたパレットに直接積込むようにし、
パレットへの成形品の積込み数の増加に伴いパレットを
下降させて行き、所定枚数の成形品がパレットに積込ま
れると、パレットを搬送コンベヤで搬出側へ搬送させる
ようにし、且つ搬送コンベヤを直列に配置して、パレッ
トの待機位置から積込位置への空パレットの移動方向
と、成形品が積込まれたパレットを搬出側へ移動させる
方向を同一にしてあるので、次の如き優れた効果を奏し
得る。 (i) 成形品をパレットに直接積込むことができるため、
従来の如きラッチチェーンに積込んだ成形品をパレット
に移し替える面倒な操作がなく、短時間に成形品の積込
みができる。 (ii)空パレットの待機位置と成形品の積込み位置をプレ
スライン方向と同一方向に直列にして、成形品を積込ん
だパレットの搬出方向と空パレットを待機位置から積込
み位置へ移動させる方向とが同一となるようにしてある
ため、充パレットの積込位置からの搬出と同時に空パレ
ットの積込位置への搬入を行わせることができて、パレ
ットの交換を短時間に行うことができ、プレスラインの
稼動率の向上が図れる。
ス成形されて移送コンベヤで排出された成形品を、リフ
ターで上昇させられたパレットに直接積込むようにし、
パレットへの成形品の積込み数の増加に伴いパレットを
下降させて行き、所定枚数の成形品がパレットに積込ま
れると、パレットを搬送コンベヤで搬出側へ搬送させる
ようにし、且つ搬送コンベヤを直列に配置して、パレッ
トの待機位置から積込位置への空パレットの移動方向
と、成形品が積込まれたパレットを搬出側へ移動させる
方向を同一にしてあるので、次の如き優れた効果を奏し
得る。 (i) 成形品をパレットに直接積込むことができるため、
従来の如きラッチチェーンに積込んだ成形品をパレット
に移し替える面倒な操作がなく、短時間に成形品の積込
みができる。 (ii)空パレットの待機位置と成形品の積込み位置をプレ
スライン方向と同一方向に直列にして、成形品を積込ん
だパレットの搬出方向と空パレットを待機位置から積込
み位置へ移動させる方向とが同一となるようにしてある
ため、充パレットの積込位置からの搬出と同時に空パレ
ットの積込位置への搬入を行わせることができて、パレ
ットの交換を短時間に行うことができ、プレスラインの
稼動率の向上が図れる。
【図１】本発明の一実施例を示す概要図である。
【図２】図１の状態からパレットに多数のパネルを積込
んだ状態を示す図である。
んだ状態を示す図である。
【図３】図２の状態からパレットを搬送コンベヤ上に降
した状態を示す図である。
した状態を示す図である。
【図４】図３の状態から充パレットを搬出し空パレット
を積込位置へ搬入した状態を示す図である。
を積込位置へ搬入した状態を示す図である。
【図５】従来の成形品を平積みするときに用いる装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図６】図５のラッチチェーンに積込まれた成形品をパ
レットに移し替える状態を示す図である。
レットに移し替える状態を示す図である。
【図７】図６に示すパレットの斜視図である。
１ 移送コンベヤ ２ パネル（成形品） ５ ロボット ８，９，１０ 搬送コンベヤ １１，１２ クラッチ １３ パレット １４ リフター Ａ 積込位置 Ｂ 待機位置
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｈ 29/28 9147−3Ｆ 31/30 7309−3Ｆ
Claims (2)
- 【請求項１】 プレス成形されて移送コンベヤで排出さ
れた成形品をロボットで掴み、上記移送コンベヤの後方
位置で上昇させたパレット上に上記成形品を平積み状態
に積み込み、成形品をパレットに積込む毎にパレットを
下降させて行き、所定枚数の成形品がパレットに積込ま
れると、そのパレットを搬出し、空のパレットを積込位
置に移して上昇させ、同様に成形品を積込むことを特徴
とする成形品の積込み方法。 - 【請求項２】 プレス成形された成形品を排出する移送
コンベヤの後方位置に、該移送コンベヤに乗せられて排
出される成形品を掴んで後方へ運ぶロボットを設けると
共に、積込位置に停止させられたパレットを昇降させる
リフターを設け、且つ成形品が積込まれたパレットを積
込位置から搬出させる搬送コンベヤと、パレットを待機
位置から上記積込位置へ移す搬送コンベヤを直列に配設
し、上記積込位置からのパレットの搬出方向と待機位置
から積込位置へのパレットの移動方向を同一にしたこと
を特徴とする成形品の積込み装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33283191A JPH05139539A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 成形品の積込み方法及び積込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33283191A JPH05139539A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 成形品の積込み方法及び積込み装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05139539A true JPH05139539A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18259291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33283191A Pending JPH05139539A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 成形品の積込み方法及び積込み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05139539A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1987005182A1 (en) * | 1986-02-21 | 1987-08-27 | Meiko Electronics Co., Ltd. | Method of producing conductor circuit boards |
| JP2011225348A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | パレタイザ |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP33283191A patent/JPH05139539A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1987005182A1 (en) * | 1986-02-21 | 1987-08-27 | Meiko Electronics Co., Ltd. | Method of producing conductor circuit boards |
| JP2011225348A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | パレタイザ |
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