JPH05139193A - 自動車のシート装置 - Google Patents
自動車のシート装置Info
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- JPH05139193A JPH05139193A JP3334417A JP33441791A JPH05139193A JP H05139193 A JPH05139193 A JP H05139193A JP 3334417 A JP3334417 A JP 3334417A JP 33441791 A JP33441791 A JP 33441791A JP H05139193 A JPH05139193 A JP H05139193A
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- Japan
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- seat
- lock
- driving
- front seat
- passenger
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作性が良くしかも対座状態での居住性を向
上し得る自動車のシート装置を提供する。 【構成】 助手席側のフロントシート2L及び運転席側
のフロントシートと、両フロントシートを夫々独立に前
向きの正対位置と後向きの対座位置とに位置切り換え可
能に支持する回転支持機構5とを備えた自動車のシート
装置において、助手席側のフロントシート2Lを正対位
置に回転不能にロックするシートロック機構11を設
け、ステアリングシャフト9を回転不能にロック可能な
シャフトロック装置10の操作レバー17とシートロッ
ク機構11とを連結機構12で連結し、シートロック機
構11のロックが解除されている間、運転席側のフロン
トシートが正対位置であってもシャフトロック装置10
で運転上必要な機器としてのステアリングシャフト9の
回転を禁止する。
上し得る自動車のシート装置を提供する。 【構成】 助手席側のフロントシート2L及び運転席側
のフロントシートと、両フロントシートを夫々独立に前
向きの正対位置と後向きの対座位置とに位置切り換え可
能に支持する回転支持機構5とを備えた自動車のシート
装置において、助手席側のフロントシート2Lを正対位
置に回転不能にロックするシートロック機構11を設
け、ステアリングシャフト9を回転不能にロック可能な
シャフトロック装置10の操作レバー17とシートロッ
ク機構11とを連結機構12で連結し、シートロック機
構11のロックが解除されている間、運転席側のフロン
トシートが正対位置であってもシャフトロック装置10
で運転上必要な機器としてのステアリングシャフト9の
回転を禁止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のシート装置に関
し、特に左右のフロントシートが後向きに夫々独立に回
転可能に設けられた自動車のシート装置に関する。
し、特に左右のフロントシートが後向きに夫々独立に回
転可能に設けられた自動車のシート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ワゴンタイプの自動車のシート装
置では、左右のフロントシートを夫々独立に後向きの対
座位置に回転可能に設け、セカンドシートに着座してい
る乗員と対座出来るように構成したものもある。通常、
前記シート装置では、助手席側の乗員の安全性を確保す
るため、自動車の走行状態で助手席側のフロントシート
が対座位置にならないように、即ち助手席側の乗員が前
方を目視出来ない状態で自動車を走行出来ないように各
種工夫が凝らされている。例えば、特公昭63−572
50号公報には、運転席側のフロントシートを対座位置
にしないと助手席側のフロントシートを対座位置に出来
ないようにし、助手席側のフロントシートを正対位置に
しないと運転席側のフロントシートを正対位置に出来な
いようにすることで、助手席側のフロントシートのみが
対座位置になることを防止したシート装置が記載されて
いる。特開平2−74426号公報には、イグニション
キーがOFF操作されたときに、助手席側のフロントシ
ートが対座位置に回転可能になり、助手席側のフロント
シートを正対位置に回転させないとイグニションキーを
ON操作出来ないように構成してなる自動車のシート装
置が記載されている。更に、特開平2−74228号、
特開平2−74227号、特開平2−74225号など
には関連する技術が開示されている。
置では、左右のフロントシートを夫々独立に後向きの対
座位置に回転可能に設け、セカンドシートに着座してい
る乗員と対座出来るように構成したものもある。通常、
前記シート装置では、助手席側の乗員の安全性を確保す
るため、自動車の走行状態で助手席側のフロントシート
が対座位置にならないように、即ち助手席側の乗員が前
方を目視出来ない状態で自動車を走行出来ないように各
種工夫が凝らされている。例えば、特公昭63−572
50号公報には、運転席側のフロントシートを対座位置
にしないと助手席側のフロントシートを対座位置に出来
ないようにし、助手席側のフロントシートを正対位置に
しないと運転席側のフロントシートを正対位置に出来な
いようにすることで、助手席側のフロントシートのみが
対座位置になることを防止したシート装置が記載されて
いる。特開平2−74426号公報には、イグニション
キーがOFF操作されたときに、助手席側のフロントシ
ートが対座位置に回転可能になり、助手席側のフロント
シートを正対位置に回転させないとイグニションキーを
ON操作出来ないように構成してなる自動車のシート装
置が記載されている。更に、特開平2−74228号、
特開平2−74227号、特開平2−74225号など
には関連する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特公昭63
−57250号公報のシート装置では、助手席側の乗員
の安全性になんら問題が発生しない駐停車状態であって
も助手席側のフロントシートを対座位置にできず、助手
席側のフロントシートを対座位置にしたい場合には、運
転席側のフロントシートも対座位置に回転操作する必要
があること、運転席側のフロントシートを正対位置に復
帰させたい場合には、助手席側のフロントシートも正対
位置に復帰させる必要があること、などの操作性に問題
がある。
−57250号公報のシート装置では、助手席側の乗員
の安全性になんら問題が発生しない駐停車状態であって
も助手席側のフロントシートを対座位置にできず、助手
席側のフロントシートを対座位置にしたい場合には、運
転席側のフロントシートも対座位置に回転操作する必要
があること、運転席側のフロントシートを正対位置に復
帰させたい場合には、助手席側のフロントシートも正対
位置に復帰させる必要があること、などの操作性に問題
がある。
【0004】前記特開昭2−74426号公報に記載の
シート装置では、助手席側のフロントシートを対座位置
に保持させた状態でエンジンを駆動出来ず、この状態で
空調装置やカーステレオなどのを駆動すると短時間でバ
ッテリーがあがるので、対座状態での居住環境を快適な
状態に設定できないという問題がある。本発明の目的
は、操作性が良くしかも対座状態での居住性を向上し得
る自動車のシート装置を提供することである。
シート装置では、助手席側のフロントシートを対座位置
に保持させた状態でエンジンを駆動出来ず、この状態で
空調装置やカーステレオなどのを駆動すると短時間でバ
ッテリーがあがるので、対座状態での居住環境を快適な
状態に設定できないという問題がある。本発明の目的
は、操作性が良くしかも対座状態での居住性を向上し得
る自動車のシート装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る自動車の
シート装置は、左右1対のフロントシートと、左右のフ
ロントシートを夫々独立に前向きの正対位置と後向きの
対座位置とに位置切り換え可能に支持する回転支持機構
とを備えた自動車のシート装置において、前記助手席側
のフロントシートを正対位置に回転不能にロックするロ
ック機構を設け、前記ロック機構に電気的又は機械的に
連動連結され、ロック機構のロックが解除されている
間、運転席側のフロントシートが正対位置であっても運
転上必要な機器がドライビングポジションをとるのを禁
止する禁止手段を設けたことを特徴とするものである。
シート装置は、左右1対のフロントシートと、左右のフ
ロントシートを夫々独立に前向きの正対位置と後向きの
対座位置とに位置切り換え可能に支持する回転支持機構
とを備えた自動車のシート装置において、前記助手席側
のフロントシートを正対位置に回転不能にロックするロ
ック機構を設け、前記ロック機構に電気的又は機械的に
連動連結され、ロック機構のロックが解除されている
間、運転席側のフロントシートが正対位置であっても運
転上必要な機器がドライビングポジションをとるのを禁
止する禁止手段を設けたことを特徴とするものである。
【0006】請求項2に係る自動車のシート装置は、請
求項1に記載の自動車のシート装置において、前記運転
上必要な機器はアクセルペダルとクラッチペダルとブレ
ーキペダルの少なくとも1つであり、禁止手段は前記少
なくとも1つのペダルの回動操作を禁止するように構成
されたことを特徴とするものである。
求項1に記載の自動車のシート装置において、前記運転
上必要な機器はアクセルペダルとクラッチペダルとブレ
ーキペダルの少なくとも1つであり、禁止手段は前記少
なくとも1つのペダルの回動操作を禁止するように構成
されたことを特徴とするものである。
【0007】請求項3に係る自動車のシート装置は、請
求項1に記載の自動車のシート装置において、前記運転
上必要な機器はステアリングシャフトであり、禁止手段
はステアリングシャフトの回転を禁止するように構成さ
れたことを特徴とするものである。
求項1に記載の自動車のシート装置において、前記運転
上必要な機器はステアリングシャフトであり、禁止手段
はステアリングシャフトの回転を禁止するように構成さ
れたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に係る自動車のシート装置は、請
求項1に記載の自動車のシート装置において、前記運転
上必要な機器はステアリングハンドルであり、禁止手段
はステアリングハンドルが運転可能領域内へチルト作動
することを禁止するように構成されたことを特徴とする
ものである。
求項1に記載の自動車のシート装置において、前記運転
上必要な機器はステアリングハンドルであり、禁止手段
はステアリングハンドルが運転可能領域内へチルト作動
することを禁止するように構成されたことを特徴とする
ものである。
【0009】請求項5に係る自動車のシート装置は、請
求項1に記載の自動車のシート装置において、前記運転
上必要な機器は運転席側のフロントシートのシートクッ
ションであり、禁止手段は前記シートクッションが着座
可能な位置へ移動することを禁止するように構成された
ことを特徴とするものである。
求項1に記載の自動車のシート装置において、前記運転
上必要な機器は運転席側のフロントシートのシートクッ
ションであり、禁止手段は前記シートクッションが着座
可能な位置へ移動することを禁止するように構成された
ことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1に係る自動車のシート装置において
は、助手席側のフロントシートを正対位置に回転不能に
ロックするロック機構のロックが解除されている間、ロ
ック機構に電気的又は機械的に連動連結された禁止手段
で、運転席側のフロントシートが正対位置であっても運
転上必要な機器がドライビングポジションをとることが
禁止されるので、助手席側のフロントシートが対座位置
に保持された状態での自動車の運転を防止して助手席側
の乗員の安全性を確保出来る。しかも、助手席側のフロ
ントシートのみを対座位置に保持することが出来、フロ
ントシートの位置切り換え操作の操作性を大幅に向上出
来る。
は、助手席側のフロントシートを正対位置に回転不能に
ロックするロック機構のロックが解除されている間、ロ
ック機構に電気的又は機械的に連動連結された禁止手段
で、運転席側のフロントシートが正対位置であっても運
転上必要な機器がドライビングポジションをとることが
禁止されるので、助手席側のフロントシートが対座位置
に保持された状態での自動車の運転を防止して助手席側
の乗員の安全性を確保出来る。しかも、助手席側のフロ
ントシートのみを対座位置に保持することが出来、フロ
ントシートの位置切り換え操作の操作性を大幅に向上出
来る。
【0011】請求項2に係る自動車のシート装置におい
ては、基本的に請求項1と同様の作用が得られるうえ、
運転上必要な機器がアクセルペダルとクラッチペダルと
ブレーキペダルの少なくとも1つであり、禁止手段がそ
の少なくとも1つのペダルの回動操作を禁止するので、
助手席側のフロントシートを対座位置に保持した状態で
のエンジンの駆動が可能となり、バッテリーに負担をか
けずに空調装置やカーステレオなどを駆動することが出
来、対座位置での居住環境を快適な状態に設定出来る。
ては、基本的に請求項1と同様の作用が得られるうえ、
運転上必要な機器がアクセルペダルとクラッチペダルと
ブレーキペダルの少なくとも1つであり、禁止手段がそ
の少なくとも1つのペダルの回動操作を禁止するので、
助手席側のフロントシートを対座位置に保持した状態で
のエンジンの駆動が可能となり、バッテリーに負担をか
けずに空調装置やカーステレオなどを駆動することが出
来、対座位置での居住環境を快適な状態に設定出来る。
【0012】請求項3に係る自動車のシート装置におい
ては、基本的に請求項1と同様の作用が得られるうえ、
運転上必要な機器がステアリングシャフトで、禁止手段
はステアリングシャフトの回転を禁止する。
ては、基本的に請求項1と同様の作用が得られるうえ、
運転上必要な機器がステアリングシャフトで、禁止手段
はステアリングシャフトの回転を禁止する。
【0013】請求項4に係る自動車のシート装置におい
ては、基本的に請求項1と同様の作用が得られるうえ、
運転上必要な機器がステアリングハンドルであり、禁止
手段はステアリングハンドルが運転可能領域内へチルト
作動することを禁止する。
ては、基本的に請求項1と同様の作用が得られるうえ、
運転上必要な機器がステアリングハンドルであり、禁止
手段はステアリングハンドルが運転可能領域内へチルト
作動することを禁止する。
【0014】請求項5に係る自動車のシート装置におい
ては、基本的に請求項1と同様の作用が得られるうえ、
運転上必要な機器が運転席側のフロントシートのシート
クッションであり、禁止手段は運転席側のシートクッシ
ョンが着座可能な位置へ移動することを禁止する。
ては、基本的に請求項1と同様の作用が得られるうえ、
運転上必要な機器が運転席側のフロントシートのシート
クッションであり、禁止手段は運転席側のシートクッシ
ョンが着座可能な位置へ移動することを禁止する。
【0015】
【発明の効果】前記作用の項で説明したように次のよう
な効果が得られる。請求項1に係る自動車のシート装置
によれば、ロック機構と禁止手段とを設けることで、助
手席側のフロントシートが対座位置に保持された状態で
の自動車の走行を防止して助手席側の乗員の安全性を確
保出来ること、助手席側のフロントシートのみを対座位
置に保持することが出来、フロントシートの位置切り換
え操作の操作性を大幅に向上出来こと、などの効果が得
られる。
な効果が得られる。請求項1に係る自動車のシート装置
によれば、ロック機構と禁止手段とを設けることで、助
手席側のフロントシートが対座位置に保持された状態で
の自動車の走行を防止して助手席側の乗員の安全性を確
保出来ること、助手席側のフロントシートのみを対座位
置に保持することが出来、フロントシートの位置切り換
え操作の操作性を大幅に向上出来こと、などの効果が得
られる。
【0016】請求項2に係る自動車のシート装置によれ
ば、基本的に請求項1と同様の効果が得られるうえ、運
転上必要な機器がアクセルペダルとクラッチペダルとブ
レーキペダルの少なくとも1つなので、助手席側のフロ
ントシートを対座位置に保持した状態でのエンジンの駆
動が可能となり、バッテリーに負担をかけることなく空
調装置やカーステレオなどを駆動することが出来、対座
位置での居住環境を快適な状態に設定出来る。
ば、基本的に請求項1と同様の効果が得られるうえ、運
転上必要な機器がアクセルペダルとクラッチペダルとブ
レーキペダルの少なくとも1つなので、助手席側のフロ
ントシートを対座位置に保持した状態でのエンジンの駆
動が可能となり、バッテリーに負担をかけることなく空
調装置やカーステレオなどを駆動することが出来、対座
位置での居住環境を快適な状態に設定出来る。
【0017】請求項3に係る自動車のシート装置によれ
ば、基本的に請求項1と同様の効果が得られるうえ、運
転上必要な機器がステアリングシャフトなので、請求項
2と同様に対座位置での居住環境を快適な状態に設定出
来、且つ禁止手段の構成を簡単化できる。
ば、基本的に請求項1と同様の効果が得られるうえ、運
転上必要な機器がステアリングシャフトなので、請求項
2と同様に対座位置での居住環境を快適な状態に設定出
来、且つ禁止手段の構成を簡単化できる。
【0018】請求項4に係る自動車のシート装置によれ
ば、基本的に請求項1と同様の効果が得られるうえ、運
転上必要な機器がステアリングハンドルで、禁止手段が
ステアリングハンドルのチルト作動を禁止するため、請
求項2と同様に対座位置での居住環境を快適な状態に設
定出来、且つチルト装置を有効活用して禁止手段を構成
できる。
ば、基本的に請求項1と同様の効果が得られるうえ、運
転上必要な機器がステアリングハンドルで、禁止手段が
ステアリングハンドルのチルト作動を禁止するため、請
求項2と同様に対座位置での居住環境を快適な状態に設
定出来、且つチルト装置を有効活用して禁止手段を構成
できる。
【0019】請求項5に係る自動車のシート装置によれ
ば、基本的に請求項1と同様の効果が得られるうえ、運
転上必要な機器が運転席側のシートクッションなので、
請求項2と同様に対座位置での居住環境を快適な状態に
設定出来、且つ禁止手段の構成を簡単化できる。
ば、基本的に請求項1と同様の効果が得られるうえ、運
転上必要な機器が運転席側のシートクッションなので、
請求項2と同様に対座位置での居住環境を快適な状態に
設定出来、且つ禁止手段の構成を簡単化できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、ワゴンタイプの自動車のフロントシ
ート装置に本発明を適用した場合のものであり、自動車
の前後左右を基準に前後左右を定義して説明する。図1
に示すように、自動車1には前側から順に左右1対のセ
パレートタイプのフロントシート2L・2Rと、セミセ
パレートタイプのセカンドシート3と、セミセパレート
タイプのサードシート4とが設けられ、助手席側のフロ
ントシート2Lと運転席側のフロントシート2Rは回転
支持機構5を介して図1に実線で図示の前向きの正対位
置と仮想線で図示の後向きの対座位置とに夫々独立に回
転自在に設けられている。前記回転支持機構5は、図2
に示すように、フロントシート2L・2Rの前後位置を
調節する為の図示外のスライド機構に固定支持されたロ
アフレーム6と、ロアフレーム6に回転自在に支持され
た環状のアッパフレーム7とを備え、フロントシート2
Lはそのシートクッションフレーム8を介して回転支持
機構5に回転可能に支持されている。
する。本実施例は、ワゴンタイプの自動車のフロントシ
ート装置に本発明を適用した場合のものであり、自動車
の前後左右を基準に前後左右を定義して説明する。図1
に示すように、自動車1には前側から順に左右1対のセ
パレートタイプのフロントシート2L・2Rと、セミセ
パレートタイプのセカンドシート3と、セミセパレート
タイプのサードシート4とが設けられ、助手席側のフロ
ントシート2Lと運転席側のフロントシート2Rは回転
支持機構5を介して図1に実線で図示の前向きの正対位
置と仮想線で図示の後向きの対座位置とに夫々独立に回
転自在に設けられている。前記回転支持機構5は、図2
に示すように、フロントシート2L・2Rの前後位置を
調節する為の図示外のスライド機構に固定支持されたロ
アフレーム6と、ロアフレーム6に回転自在に支持され
た環状のアッパフレーム7とを備え、フロントシート2
Lはそのシートクッションフレーム8を介して回転支持
機構5に回転可能に支持されている。
【0021】ここで、助手席側のフロントシート2Lを
対座位置に設定した状態であっても自動車1を走行させ
ない場合には、助手席側の乗員の安全性を損ねないこと
から、運転上必要な機器としてのステアリングシャフト
9がドライビングポジョンをとれない状態、即ちステア
リングシャフト9の回転がシャフトロック装置10で禁
止されたシャフトロック状態のときのみ、フロントシー
ト2Lを回転可能に設定し、またフロントシート2Lが
正対位置にロックされたときに、シャフトロック状態を
解除可能に設定するため、次のような構成のシートロッ
ク機構11と連結機構12とが設けられている。
対座位置に設定した状態であっても自動車1を走行させ
ない場合には、助手席側の乗員の安全性を損ねないこと
から、運転上必要な機器としてのステアリングシャフト
9がドライビングポジョンをとれない状態、即ちステア
リングシャフト9の回転がシャフトロック装置10で禁
止されたシャフトロック状態のときのみ、フロントシー
ト2Lを回転可能に設定し、またフロントシート2Lが
正対位置にロックされたときに、シャフトロック状態を
解除可能に設定するため、次のような構成のシートロッ
ク機構11と連結機構12とが設けられている。
【0022】先ず、前記シャフトロック装置10につい
て簡単に説明すると、図2〜図4に示すように、シャフ
トロック装置10は、ステアリングシャフト9の外面に
沿う部分円弧状の圧接面13aを有する第1ウエッジブ
ロック13と、ステアリングシャフト9の外筒14に形
成されたテーパ面14aを介して第1ウエッジブロック
13側へ移動可能な楔型の第2ウエッジブロック15
と、第2ウエッジブロック15をテーパ面14a側へ押
圧する為のロックボルト16と、ロックボルト16を回
動操作する為の操作レバー17とを備え、操作レバー1
7を図3に仮想線で図示のロック位置に回動操作する
と、第1ウエッジブロック13の圧接面13aがステア
リングシャフト9の外面に圧接され、ステアリングシャ
フト9の回転が禁止され、ステアリングハンドル9Aが
操作不能のシャフトロック状態に保持され、操作レバー
17を図3に実線で図示のアンロック位置に回動操作す
ると、第1ウエッジブロック13の圧接面13aがステ
アリングシャフト9の外面から離れ、シャフトロック状
態が解除される。
て簡単に説明すると、図2〜図4に示すように、シャフ
トロック装置10は、ステアリングシャフト9の外面に
沿う部分円弧状の圧接面13aを有する第1ウエッジブ
ロック13と、ステアリングシャフト9の外筒14に形
成されたテーパ面14aを介して第1ウエッジブロック
13側へ移動可能な楔型の第2ウエッジブロック15
と、第2ウエッジブロック15をテーパ面14a側へ押
圧する為のロックボルト16と、ロックボルト16を回
動操作する為の操作レバー17とを備え、操作レバー1
7を図3に仮想線で図示のロック位置に回動操作する
と、第1ウエッジブロック13の圧接面13aがステア
リングシャフト9の外面に圧接され、ステアリングシャ
フト9の回転が禁止され、ステアリングハンドル9Aが
操作不能のシャフトロック状態に保持され、操作レバー
17を図3に実線で図示のアンロック位置に回動操作す
ると、第1ウエッジブロック13の圧接面13aがステ
アリングシャフト9の外面から離れ、シャフトロック状
態が解除される。
【0023】前記シートロック機構11について説明す
ると、図2に示すように、助手席側の回転支持機構5の
アッパフレーム7の側方にはロックアーム18が配設さ
れ、ロックアーム18はその略中央部に装着された上下
方向向きのピン部材19を介してロアフレーム6に回転
自在に支持され、ロックアーム18の一端部にはアッパ
フレーム7に形成された係合切欠き部20と係合可能な
ロック部18aが形成され、ロック部18a及び係合切
欠き部20は助手席側のフロントシート2Lが正対位置
になったときに係合するように配置され、ロック部18
aはロックアーム18の他端部に連結されたバネ部材2
1を介してアッパフレーム7側に常時付勢され、ロック
部18aと係合切欠き部20とが係合していない状態に
おいてロックアーム18はそのロック部18aがアッパ
フレーム7の外周面に当接してアンロック位置側への回
動が規制される。
ると、図2に示すように、助手席側の回転支持機構5の
アッパフレーム7の側方にはロックアーム18が配設さ
れ、ロックアーム18はその略中央部に装着された上下
方向向きのピン部材19を介してロアフレーム6に回転
自在に支持され、ロックアーム18の一端部にはアッパ
フレーム7に形成された係合切欠き部20と係合可能な
ロック部18aが形成され、ロック部18a及び係合切
欠き部20は助手席側のフロントシート2Lが正対位置
になったときに係合するように配置され、ロック部18
aはロックアーム18の他端部に連結されたバネ部材2
1を介してアッパフレーム7側に常時付勢され、ロック
部18aと係合切欠き部20とが係合していない状態に
おいてロックアーム18はそのロック部18aがアッパ
フレーム7の外周面に当接してアンロック位置側への回
動が規制される。
【0024】前記連結機構12は、プッシュプルワイヤ
22と、プッシュプルワイヤ22のアウタケーブルの両
端付近を固定支持する支持部材とを備え、プッシュプル
ワイヤ22のワイヤの一端部はロックアーム18のロッ
ク部18aの基端部に連結され、他端部は操作レバー1
7の途中部に連結されている。前記操作レバー17をロ
ック位置に回動操作すると、ワイヤが引っ張られて係合
切欠き部20とロック部18aとの係合が解除され、こ
の状態で助手席側のフロントシート2Lが回転可能な状
態となり、一旦操作レバー17をロック位置に回動操作
すると、助手席側のフロントシート2Lを正対位置に復
帰させない限り、ロック部18aがアッパフレーム7の
外周部に当接するので、操作レバー17をアンロック位
置へ操作できない状態となる。尚、前記シャフトロック
装置10とシートロック機構11と連結機構12とが禁
止手段に相当する。
22と、プッシュプルワイヤ22のアウタケーブルの両
端付近を固定支持する支持部材とを備え、プッシュプル
ワイヤ22のワイヤの一端部はロックアーム18のロッ
ク部18aの基端部に連結され、他端部は操作レバー1
7の途中部に連結されている。前記操作レバー17をロ
ック位置に回動操作すると、ワイヤが引っ張られて係合
切欠き部20とロック部18aとの係合が解除され、こ
の状態で助手席側のフロントシート2Lが回転可能な状
態となり、一旦操作レバー17をロック位置に回動操作
すると、助手席側のフロントシート2Lを正対位置に復
帰させない限り、ロック部18aがアッパフレーム7の
外周部に当接するので、操作レバー17をアンロック位
置へ操作できない状態となる。尚、前記シャフトロック
装置10とシートロック機構11と連結機構12とが禁
止手段に相当する。
【0025】次に、前記シート装置の作用について説明
する。自動車1を運転しているときには、操作レバー1
7はアンロック位置に操作されているので、ロック部1
8aが係合切欠き部20に係合した状態に保持され、助
手席側のフロントシート2Lの対座位置への回転が禁止
される。一方、自動車1を駐停車させて、操作レバー1
7をロック位置に操作すると、係合切欠き部20からロ
ック部18aが離れて助手席側のフロントシート2Lが
対座位置に回転可能な状態になるとともに、助手席側の
フロントシート2Lが正対位置に復帰されるまで、操作
レバー17のアンロック位置への回動が禁止される。即
ち、助手席側のフロントシート2Lを対座位置にしてい
る間、ステアリングシャフト9の回転操作を禁止して自
動車1を運転出来ない状態に保持することにより、助手
席側の乗員が対座状態になったままでの走行が禁止さ
れ、乗員の安全性が確保される。助手席側のフロントシ
ート2Lと運転席側のフロントシート2Rとは夫々独立
に回転操作可能なので、助手席側のフロントシート2L
のみを対座位置に回転させたり、運転席側のフロントシ
ート2Rのみを正対位置に回転させたりすることが可能
となり、シート装置の操作性を大幅に向上出来る。しか
も、助手席側のフロントシート2L及び/又は運転席側
のフロントシート2Rを対座位置に保持させた状態で
も、エンジンを駆動することが出来、バッテリに負担を
かけることなく空調装置やカーステレオなどを駆動出
来、対座状態での居住環境を快適に設定出来る。
する。自動車1を運転しているときには、操作レバー1
7はアンロック位置に操作されているので、ロック部1
8aが係合切欠き部20に係合した状態に保持され、助
手席側のフロントシート2Lの対座位置への回転が禁止
される。一方、自動車1を駐停車させて、操作レバー1
7をロック位置に操作すると、係合切欠き部20からロ
ック部18aが離れて助手席側のフロントシート2Lが
対座位置に回転可能な状態になるとともに、助手席側の
フロントシート2Lが正対位置に復帰されるまで、操作
レバー17のアンロック位置への回動が禁止される。即
ち、助手席側のフロントシート2Lを対座位置にしてい
る間、ステアリングシャフト9の回転操作を禁止して自
動車1を運転出来ない状態に保持することにより、助手
席側の乗員が対座状態になったままでの走行が禁止さ
れ、乗員の安全性が確保される。助手席側のフロントシ
ート2Lと運転席側のフロントシート2Rとは夫々独立
に回転操作可能なので、助手席側のフロントシート2L
のみを対座位置に回転させたり、運転席側のフロントシ
ート2Rのみを正対位置に回転させたりすることが可能
となり、シート装置の操作性を大幅に向上出来る。しか
も、助手席側のフロントシート2L及び/又は運転席側
のフロントシート2Rを対座位置に保持させた状態で
も、エンジンを駆動することが出来、バッテリに負担を
かけることなく空調装置やカーステレオなどを駆動出
来、対座状態での居住環境を快適に設定出来る。
【0026】以上のように、操作レバー17のロック位
置への操作を前提として助手席側のフロントシート2L
を回転可能とし、助手席側のフロントシート2Lが正対
位置に保持されていることを前提として操作レバー17
のアンロック位置への操作を可能とするという簡単な構
成で、助手席側の乗員の安全性を確保出来ること、シー
ト装置の操作性を大幅に向上出来ること、対座状態での
居住環境を快適に設定出来ること、などの効果が得られ
る。尚、本実施例では、シャフトロック装置10の操作
レバー17とシートロック機構11のロックアーム18
とをプッシュプルワイヤ22で機械的に連動連結した
が、リミットスイッチや電磁アクチュエータでもって電
気的に連動連結してもよい。
置への操作を前提として助手席側のフロントシート2L
を回転可能とし、助手席側のフロントシート2Lが正対
位置に保持されていることを前提として操作レバー17
のアンロック位置への操作を可能とするという簡単な構
成で、助手席側の乗員の安全性を確保出来ること、シー
ト装置の操作性を大幅に向上出来ること、対座状態での
居住環境を快適に設定出来ること、などの効果が得られ
る。尚、本実施例では、シャフトロック装置10の操作
レバー17とシートロック機構11のロックアーム18
とをプッシュプルワイヤ22で機械的に連動連結した
が、リミットスイッチや電磁アクチュエータでもって電
気的に連動連結してもよい。
【0027】次に、前記シート装置の別実施例について
説明する。尚、前記実施例と同一部材には同一符号を付
してその説明を省略する。 〔第1別実施例〕このシート装置は、前記シャフトロッ
ク装置10に代えてチルト装置30によりステエリング
ハンドル9Aがドライビングポジションをとれないよう
に構成してあり、図5〜図7に示すように、プッシュプ
ルワイヤ22のワイヤの一端部がチルト装置30のチル
ト操作レバー31に連結され、他端部が前記実施例と同
様にシートロック機構11のロックアーム18に連結さ
れている。前記チルト装置30は一般的な構成のもの
で、チルト操作レバー31を図6に図示のアンロック位
置へ操作すると、チルトカム32に連動してポールスト
ッパー33がポール34の背面を押し付けなくなるとと
もに、ポール34にはめ込まれたピン35がチルトカム
32のガイド穴36に沿って移動し、ポール34がラチ
ェット37から離れてコラムアッパーチューブ38とと
もにステアリングハンドル9Aを所望の回動位置に回動
可能なチルトアンロック状態となり、チルト操作レバー
31を図7に図示のロック位置に操作すると、チルトカ
ム32がポール34にはめ込まれたピン35をチルトカ
ム32のガイド穴36に沿って移動させ、ポール34と
ラッチェット37が噛み合うとともに、ポールストッパ
ー33がポール34の背面を押し付けてチルトロック状
態となり、チルトアンロック状態においてステアリング
ハンドル9Aから手を放すと、圧縮コイルバネ39によ
りコラムアッパーチューブ38がステアリングハンドル
9Aとともに図6に実線で図示の運転可能領域外のチル
ト上限位置に保持されるように構成されている。
説明する。尚、前記実施例と同一部材には同一符号を付
してその説明を省略する。 〔第1別実施例〕このシート装置は、前記シャフトロッ
ク装置10に代えてチルト装置30によりステエリング
ハンドル9Aがドライビングポジションをとれないよう
に構成してあり、図5〜図7に示すように、プッシュプ
ルワイヤ22のワイヤの一端部がチルト装置30のチル
ト操作レバー31に連結され、他端部が前記実施例と同
様にシートロック機構11のロックアーム18に連結さ
れている。前記チルト装置30は一般的な構成のもの
で、チルト操作レバー31を図6に図示のアンロック位
置へ操作すると、チルトカム32に連動してポールスト
ッパー33がポール34の背面を押し付けなくなるとと
もに、ポール34にはめ込まれたピン35がチルトカム
32のガイド穴36に沿って移動し、ポール34がラチ
ェット37から離れてコラムアッパーチューブ38とと
もにステアリングハンドル9Aを所望の回動位置に回動
可能なチルトアンロック状態となり、チルト操作レバー
31を図7に図示のロック位置に操作すると、チルトカ
ム32がポール34にはめ込まれたピン35をチルトカ
ム32のガイド穴36に沿って移動させ、ポール34と
ラッチェット37が噛み合うとともに、ポールストッパ
ー33がポール34の背面を押し付けてチルトロック状
態となり、チルトアンロック状態においてステアリング
ハンドル9Aから手を放すと、圧縮コイルバネ39によ
りコラムアッパーチューブ38がステアリングハンドル
9Aとともに図6に実線で図示の運転可能領域外のチル
ト上限位置に保持されるように構成されている。
【0028】前記シート装置では、チルト操作レバー3
1をアンロック位置に回動操作すると、ワイヤが引っ張
られて係合切欠き部20とロック部18aとの係合が解
除され、この状態で助手席側のフロントシート2Lが回
転可能な状態となり、一旦チルト操作レバー31をアン
ロック位置に回動操作すると、助手席側のフロントシー
ト2Lを正対位置に復帰させない限り、ロック部18a
がアッパフレーム7の外周部に当接するので、チルト操
作レバー31をロック位置へ操作できない状態となる。
尚、前記実施例と同様にシートロック機構11と連結機
構12とチルト装置が禁止手段に相当する。このよう
に、運転上必要な機器としてのステアリングハンドル9
Aがドランビングポジョンをとれない状態、即ちチルト
操作レバー31をアンロック位置に操作したことを前提
として、助手席側のフロントシート2Lを回転可能に設
定し、助手席側のフロントシート2Lが正対位置に保持
されたことを前提として、チルト操作レバー31のロッ
ク位置への回動操作を可能とすることで、前記実施例と
同様の効果を得ることが出来る。尚、前記チルト装置3
0のチルト操作を電動モータ等で行う場合には、チルト
装置30とシートロック機構11とを電気的に連動連結
し、ステアリングハンドル9Aがチルト上限位置に保持
されたときに、電磁アクチュエータなどでロックアーム
18をアンロック位置に回動操作させ、助手席側のフロ
ントシート2Lが正対位置に復帰されるまで、電動モー
タによるチルト作動を禁止させてもよい。
1をアンロック位置に回動操作すると、ワイヤが引っ張
られて係合切欠き部20とロック部18aとの係合が解
除され、この状態で助手席側のフロントシート2Lが回
転可能な状態となり、一旦チルト操作レバー31をアン
ロック位置に回動操作すると、助手席側のフロントシー
ト2Lを正対位置に復帰させない限り、ロック部18a
がアッパフレーム7の外周部に当接するので、チルト操
作レバー31をロック位置へ操作できない状態となる。
尚、前記実施例と同様にシートロック機構11と連結機
構12とチルト装置が禁止手段に相当する。このよう
に、運転上必要な機器としてのステアリングハンドル9
Aがドランビングポジョンをとれない状態、即ちチルト
操作レバー31をアンロック位置に操作したことを前提
として、助手席側のフロントシート2Lを回転可能に設
定し、助手席側のフロントシート2Lが正対位置に保持
されたことを前提として、チルト操作レバー31のロッ
ク位置への回動操作を可能とすることで、前記実施例と
同様の効果を得ることが出来る。尚、前記チルト装置3
0のチルト操作を電動モータ等で行う場合には、チルト
装置30とシートロック機構11とを電気的に連動連結
し、ステアリングハンドル9Aがチルト上限位置に保持
されたときに、電磁アクチュエータなどでロックアーム
18をアンロック位置に回動操作させ、助手席側のフロ
ントシート2Lが正対位置に復帰されるまで、電動モー
タによるチルト作動を禁止させてもよい。
【0029】〔第2別実施例〕このシート装置は、助手
席側のフロントシート2Lを正対位置にロックする為の
シートロック機構11Bと、シートロック機構11Bに
電気的に連動連結されアクセルペダル40の操作を禁止
する為の禁止装置41とを備え、フロントシート2Lが
正対位置にロックされるまで、禁止装置41で運転上必
要な機器としてのアクセルペダル40の操作を禁止する
ように構成してある。前記シートロック機構11Bにつ
てい説明すると、アッパフレーム7の下方には略クラン
ク状のロックアーム42が設けられ、ロックアーム42
の中段部は左右方向向きの軸部材43を介してロアフレ
ーム6に回動自在に支持され、ロックアーム42の下端
部には前方へ延びる操作レバー44が連結され、ロック
アーム42の上端部にはアッパフレーム7の下壁に形成
された係合孔45と係合可能なロック部42aが形成さ
れ、ロックアーム42のロック部42aは図示外のバネ
部材を介して常時アッパフレーム7側へ付勢され、操作
レバー44を操作してロックアーム42を仮想線で図示
のアンロック位置へ回動させると、助手席側のフロント
シート2Lが回転可能となり、フロントシート2Lを正
対位置に復帰させると、ロックアーム42が図示外のバ
ネ部材の付勢力で実線で図示のロック位置に回動してロ
ック部42aが係合孔45に係合し、フロントシート2
Lが正対位置に回転不能に保持される。
席側のフロントシート2Lを正対位置にロックする為の
シートロック機構11Bと、シートロック機構11Bに
電気的に連動連結されアクセルペダル40の操作を禁止
する為の禁止装置41とを備え、フロントシート2Lが
正対位置にロックされるまで、禁止装置41で運転上必
要な機器としてのアクセルペダル40の操作を禁止する
ように構成してある。前記シートロック機構11Bにつ
てい説明すると、アッパフレーム7の下方には略クラン
ク状のロックアーム42が設けられ、ロックアーム42
の中段部は左右方向向きの軸部材43を介してロアフレ
ーム6に回動自在に支持され、ロックアーム42の下端
部には前方へ延びる操作レバー44が連結され、ロック
アーム42の上端部にはアッパフレーム7の下壁に形成
された係合孔45と係合可能なロック部42aが形成さ
れ、ロックアーム42のロック部42aは図示外のバネ
部材を介して常時アッパフレーム7側へ付勢され、操作
レバー44を操作してロックアーム42を仮想線で図示
のアンロック位置へ回動させると、助手席側のフロント
シート2Lが回転可能となり、フロントシート2Lを正
対位置に復帰させると、ロックアーム42が図示外のバ
ネ部材の付勢力で実線で図示のロック位置に回動してロ
ック部42aが係合孔45に係合し、フロントシート2
Lが正対位置に回転不能に保持される。
【0030】前記禁止装置41について説明すると、ロ
ックアーム42の下方にはロックアーム42のアンロッ
ク位置を検出するリミットスイッチ46が設けられ、ア
クセルペダル40の下方にはアクセルペダル40の回動
操作を禁止可能な規制板47が左右方向向きの軸部材4
8を介して回動自在に設けられ、規制板47には規制板
47を仮想線で図示の踏み込み禁止位置と実線で図示の
踏み込み可能位置とに位置切り換えする為のアクチュエ
ータ49が連結され、規制板47は、ロックアーム42
がアンロック位置に保持されてリミットスイッチ46が
ON作動している間、アクチュエータ49により踏み込
み禁止位置に保持され、ロックアーム42がロック位置
に保持されてリミットスイッチ46がOFF作動する
と、踏み込み可能位置に回動される。
ックアーム42の下方にはロックアーム42のアンロッ
ク位置を検出するリミットスイッチ46が設けられ、ア
クセルペダル40の下方にはアクセルペダル40の回動
操作を禁止可能な規制板47が左右方向向きの軸部材4
8を介して回動自在に設けられ、規制板47には規制板
47を仮想線で図示の踏み込み禁止位置と実線で図示の
踏み込み可能位置とに位置切り換えする為のアクチュエ
ータ49が連結され、規制板47は、ロックアーム42
がアンロック位置に保持されてリミットスイッチ46が
ON作動している間、アクチュエータ49により踏み込
み禁止位置に保持され、ロックアーム42がロック位置
に保持されてリミットスイッチ46がOFF作動する
と、踏み込み可能位置に回動される。
【0031】前記シート装置では、助手席側のフロント
シート2Lを対座位置へ回転させるため、操作レバー4
4によりロックアーム42をアンロック位置に回動させ
ると、アクチュエータ49により規制板47が踏み込み
禁止位置に回動され、アクセルペダル40の踏み込みが
禁止され、助手席側のフロントシート2Lを正対位置に
復帰させない限り、アクセルペダル40を操作すること
が出来なくなる。このように、運転上必要な機器として
のアクセルペダル40がドランビングポジョンをとれな
い状態、即ちアクセルペダル40を回動操作できない状
態を前提として、助手席側のフロントシート2Lを回転
可能に設定し、助手席側のフロントシート2Lが正対位
置に保持されたことを前提として、アクセルペダル40
を操作可能な状態に設定してあるので、前記実施例と同
様の効果を得ることが出来る。尚、前記規制板47で運
転上必要な機器としてのブレーキペダルやクラッチペダ
ルの操作を禁止するようにしてもよい。
シート2Lを対座位置へ回転させるため、操作レバー4
4によりロックアーム42をアンロック位置に回動させ
ると、アクチュエータ49により規制板47が踏み込み
禁止位置に回動され、アクセルペダル40の踏み込みが
禁止され、助手席側のフロントシート2Lを正対位置に
復帰させない限り、アクセルペダル40を操作すること
が出来なくなる。このように、運転上必要な機器として
のアクセルペダル40がドランビングポジョンをとれな
い状態、即ちアクセルペダル40を回動操作できない状
態を前提として、助手席側のフロントシート2Lを回転
可能に設定し、助手席側のフロントシート2Lが正対位
置に保持されたことを前提として、アクセルペダル40
を操作可能な状態に設定してあるので、前記実施例と同
様の効果を得ることが出来る。尚、前記規制板47で運
転上必要な機器としてのブレーキペダルやクラッチペダ
ルの操作を禁止するようにしてもよい。
【0032】〔第3別実施例〕このシート装置は、図9
に示すように、助手席側のフロントシート2Lを正対位
置にロックする為のシートロック機構11Cと、運転席
側のシートクッション50を着座不能な姿勢と着座可能
な姿勢とに位置切換えする為の切換え機構51と、シー
トロック機構11Cと切換え機構51とを機械的に連動
連結する為の連結機構52とを備え、運転席側のフロン
トシート2Rが正対位置に保持された状態で助手席側の
フロントシート2Lが正対位置にロックされていないと
きに、切換え機構51で運転上必要な機器としてのシー
トクッション50が着座可能な姿勢に回動することを禁
止するように構成したものである。
に示すように、助手席側のフロントシート2Lを正対位
置にロックする為のシートロック機構11Cと、運転席
側のシートクッション50を着座不能な姿勢と着座可能
な姿勢とに位置切換えする為の切換え機構51と、シー
トロック機構11Cと切換え機構51とを機械的に連動
連結する為の連結機構52とを備え、運転席側のフロン
トシート2Rが正対位置に保持された状態で助手席側の
フロントシート2Lが正対位置にロックされていないと
きに、切換え機構51で運転上必要な機器としてのシー
トクッション50が着座可能な姿勢に回動することを禁
止するように構成したものである。
【0033】前記切換え機構51について説明すると、
図9・図10に示すように、運転席側のフロントシート
2Rのシートクッション50の前部が図9に仮想線で図
示の着座可能な姿勢と実線線で図示の着座不能な姿勢と
に回動可能に設けられ、ロアフレーム6には前後方向向
きの軸心回りに回転可能な回転解除レバー53が設けら
れ、回転解除レバー53の後端部には運転席側のフロン
トシート2Rのロアフレーム6の係合切欠き部54に係
合可能な解除レバー部55が形成され、回転解除レバー
53の途中部には解除レバー部55と同じ方向に延びシ
ートクッション50の着座可能な姿勢への回動を規制可
能な規制レバー部56が形成され、係合切欠き部54と
解除レバー部55は運転席側のフロントシート2Rの正
対位置において係合可能に上下に配置され、回転解除レ
バー53は両レバー部55・56が右方へ向いた図10
に実線で図示のロック位置と、両レバー部55・56が
上方へ向いた1点鎖線で図示の第1解除位置と、両レバ
ー部55・56が左方へ向いた2点鎖線で図示の第2解
除位置とに回動可能に支持されている。
図9・図10に示すように、運転席側のフロントシート
2Rのシートクッション50の前部が図9に仮想線で図
示の着座可能な姿勢と実線線で図示の着座不能な姿勢と
に回動可能に設けられ、ロアフレーム6には前後方向向
きの軸心回りに回転可能な回転解除レバー53が設けら
れ、回転解除レバー53の後端部には運転席側のフロン
トシート2Rのロアフレーム6の係合切欠き部54に係
合可能な解除レバー部55が形成され、回転解除レバー
53の途中部には解除レバー部55と同じ方向に延びシ
ートクッション50の着座可能な姿勢への回動を規制可
能な規制レバー部56が形成され、係合切欠き部54と
解除レバー部55は運転席側のフロントシート2Rの正
対位置において係合可能に上下に配置され、回転解除レ
バー53は両レバー部55・56が右方へ向いた図10
に実線で図示のロック位置と、両レバー部55・56が
上方へ向いた1点鎖線で図示の第1解除位置と、両レバ
ー部55・56が左方へ向いた2点鎖線で図示の第2解
除位置とに回動可能に支持されている。
【0034】前記シートロック機構11Cについて説明
すると、図10に示すように、助手席側のロアフレーム
6にはロックアーム57が回動自在に設けられ、ロック
アーム57の先端部にはアッパフレーム7の係合切欠き
部58と係合可能なロック部57aが形成され、係合切
欠き部58とロック部57aとは助手席側のフロントシ
ート2Lが正対位置のときに係合するように配置され、
ロックアーム57は図示外のバネ部材を介して常時ロッ
ク部57aが係合切欠き部58に係合する方向に付勢さ
れている。前記連結機構52について説明すると、回転
解除レバー53の前端近傍部には左方へ延びるアーム部
59が形成され、アーム部59の先端部とロックアーム
57の途中部とはプッシュプルワイヤ60で連結されて
いる。尚、シートロック機構11Cと切換え機構51と
連結機構52とで禁止手段が構成される。また、符号6
1は、運転席側のフロントシート2Rのシートクッショ
ン50の前半部を着座姿勢に保持する為のロックレバー
である。
すると、図10に示すように、助手席側のロアフレーム
6にはロックアーム57が回動自在に設けられ、ロック
アーム57の先端部にはアッパフレーム7の係合切欠き
部58と係合可能なロック部57aが形成され、係合切
欠き部58とロック部57aとは助手席側のフロントシ
ート2Lが正対位置のときに係合するように配置され、
ロックアーム57は図示外のバネ部材を介して常時ロッ
ク部57aが係合切欠き部58に係合する方向に付勢さ
れている。前記連結機構52について説明すると、回転
解除レバー53の前端近傍部には左方へ延びるアーム部
59が形成され、アーム部59の先端部とロックアーム
57の途中部とはプッシュプルワイヤ60で連結されて
いる。尚、シートロック機構11Cと切換え機構51と
連結機構52とで禁止手段が構成される。また、符号6
1は、運転席側のフロントシート2Rのシートクッショ
ン50の前半部を着座姿勢に保持する為のロックレバー
である。
【0035】上記シート装置において、運転席側のフロ
ントシート2Rは常時回転可能に設定され、助手席側の
フロントシート2Lは、ロックレバー61によるロック
を解除して運転席側のシートクッション50を上動さ
せ、回転解除レバー53を第1解除位置へ回動させ、プ
ッシュプルワイヤ60を運転席側へ引っ張ってロック部
57aと係合切欠き部58との係合を解除させることに
より回転可能になる。但し、このとき、運転席側のシー
トクッション50は規制レバー部56により着座可能な
姿勢への回動が禁止され、助手席側の乗員の安全性が確
保される。運転席側のフロントシート2Rも助手席と同
様に対座位置に回動させると、係合切欠き部54でもっ
て解除レバー部55が操作されて回転解除レバー53が
第2解除位置に回動され、シートクッション50が着座
可能な姿勢になる。このように、運転上必要な機器とし
ての運転席側のシートクッション50がドランビングポ
ジョンをとれない状態、即ち運転席側のシートクッショ
ン50が正対位置でそのシートクッション50が着座不
能な姿勢に保持されていることを前提として、助手席側
のフロントシート2Lの対座位置への回転を可能として
あるので、シート装置の操作性の面では多少不利にはな
るが前記と同様に乗員の安全性を確保出来、対座状態で
の居住環境を適正な状態に設定することが出来る。
ントシート2Rは常時回転可能に設定され、助手席側の
フロントシート2Lは、ロックレバー61によるロック
を解除して運転席側のシートクッション50を上動さ
せ、回転解除レバー53を第1解除位置へ回動させ、プ
ッシュプルワイヤ60を運転席側へ引っ張ってロック部
57aと係合切欠き部58との係合を解除させることに
より回転可能になる。但し、このとき、運転席側のシー
トクッション50は規制レバー部56により着座可能な
姿勢への回動が禁止され、助手席側の乗員の安全性が確
保される。運転席側のフロントシート2Rも助手席と同
様に対座位置に回動させると、係合切欠き部54でもっ
て解除レバー部55が操作されて回転解除レバー53が
第2解除位置に回動され、シートクッション50が着座
可能な姿勢になる。このように、運転上必要な機器とし
ての運転席側のシートクッション50がドランビングポ
ジョンをとれない状態、即ち運転席側のシートクッショ
ン50が正対位置でそのシートクッション50が着座不
能な姿勢に保持されていることを前提として、助手席側
のフロントシート2Lの対座位置への回転を可能として
あるので、シート装置の操作性の面では多少不利にはな
るが前記と同様に乗員の安全性を確保出来、対座状態で
の居住環境を適正な状態に設定することが出来る。
【図1】自動車の要部切欠き平面図である。
【図2】シート装置の全体構成図である。
【図3】シャフトロック装置付近の側面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】チルト装置の分解斜視図である。
【図6】アンロック状態におけるチルト装置の側面図で
ある。
ある。
【図7】ロック状態におけるチルト装置の側面図であ
る。
る。
【図8】第2別実施例に係るシート装置の全体構成図で
ある。
ある。
【図9】第3別実施例に係るシート装置の全体構成図で
ある。
ある。
【図10】運転席側及び助手席側の回転支持機構の前部
付近の要部斜視図である。
付近の要部斜視図である。
1 自動車 2L・2R フロントシート 5 回転支持機構 9 ステアリングシャフト 9A ステアリングハンドル 10 シャフトロック装置 11・11B・11C シートロック機構 12・52 連結機構 30 チルト装置 40 アクセルペダル 50 シートクッション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野間 幸治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 山崎 博和 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 左右1対のフロントシートと、左右のフ
ロントシートを夫々独立に前向きの正対位置と後向きの
対座位置とに位置切り換え可能に支持する回転支持機構
とを備えた自動車のシート装置において、 前記助手席側のフロントシートを正対位置に回転不能に
ロックするロック機構を設け、 前記ロック機構に電気的又は機械的に連動連結され、ロ
ック機構のロックが解除されている間、運転席側のフロ
ントシートが正対位置であっても運転上必要な機器がド
ライビングポジションをとるのを禁止する禁止手段を設
けたことを特徴とする自動車のシート装置。 - 【請求項2】 前記運転上必要な機器はアクセルペダル
とクラッチペダルとブレーキペダルの少なくとも1つで
あり、禁止手段は前記少なくとも1つのペダルの回動操
作を禁止するように構成されたことを特徴とする請求項
1に記載の自動車のシート装置。 - 【請求項3】 前記運転上必要な機器はステアリングシ
ャフトであり、禁止手段はステアリングシャフトの回転
を禁止するように構成されたことを特徴とする請求項1
に記載の自動車のシート装置。 - 【請求項4】 前記運転上必要な機器はステアリングハ
ンドルであり、禁止手段はステアリングハンドルが運転
可能領域内へチルト作動することを禁止するように構成
されたことを特徴とする請求項1に記載の自動車のシー
ト装置。 - 【請求項5】 前記運転上必要な機器は運転席側のフロ
ントシートのシートクッションであり、禁止手段は前記
シートクッションが着座可能な位置へ移動することを禁
止するように構成されたことを特徴とする請求項1に記
載の自動車のシート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3334417A JPH05139193A (ja) | 1991-11-23 | 1991-11-23 | 自動車のシート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3334417A JPH05139193A (ja) | 1991-11-23 | 1991-11-23 | 自動車のシート装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05139193A true JPH05139193A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18277144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3334417A Pending JPH05139193A (ja) | 1991-11-23 | 1991-11-23 | 自動車のシート装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05139193A (ja) |
-
1991
- 1991-11-23 JP JP3334417A patent/JPH05139193A/ja active Pending
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