JPH05138701A - 射出成形用金型のサイドゲート材切断機構 - Google Patents

射出成形用金型のサイドゲート材切断機構

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Publication number
JPH05138701A
JPH05138701A JP30217791A JP30217791A JPH05138701A JP H05138701 A JPH05138701 A JP H05138701A JP 30217791 A JP30217791 A JP 30217791A JP 30217791 A JP30217791 A JP 30217791A JP H05138701 A JPH05138701 A JP H05138701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side gate
product
gate material
injection molding
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP30217791A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Matsuda
淳一 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP30217791A priority Critical patent/JPH05138701A/ja
Publication of JPH05138701A publication Critical patent/JPH05138701A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】可動側型板3の製品成形部Pを構成する部分
を、型開き方向と直交する方向であってサイドゲートを
剪断する方向にスライド自在なスライド部6として構成
した。スライド部6は、型開きに連動してカム機構によ
りスライドされる。 【効果】サイドゲート材sgを剪断により切り離すの
で、製品Fが変形しない。製品Fのゲート跡がきれいで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サイドゲートタイプ
の射出成形用金型に装着され、型開き時にサイドゲート
材を製品から自動的に切断する射出成形用金型のサイド
ゲート材切断機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のサイドゲート材切断機構と
して、図4に示すようにサイドゲート材91を含むラン
ナー材90をエジェクトする前に、製品Fをエジェクト
して、上記サイドゲート材91を製品Fから折り曲げ切
離するようにしたものがあった(実開昭60−6791
4号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このサイドゲ
ート材切断機構においては、サイドゲート材91を折り
曲げることにより切離するので、切離後の製品Fに変形
が生じるという問題があった。また、製品Fの、サイド
ゲート材91を切り離した部分(いわゆるゲート跡)が
汚くなるという問題もあった。
【0004】この発明は、上記問題に鑑みてなされたも
のであり、製品の変形がなく、ゲート跡のきれいな射出
成形用金型のサイドゲート材切断機構を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明に係る射出成形用金型のサイドゲート材切
断機構は、固定側取付板に取付けられる固定側型板と可
動側型板とで、製品成形部及びサイドゲートが構成され
ている射出成形用金型に装着され、上記サイドゲートに
充填されたサイドゲート材を製品から切断する射出成形
用金型のサイドゲート材切断機構において、上記可動側
型板の製品成形部を構成する部分及びサイドゲートを構
成する部分の何れか一方を、型開き方向と直交する方向
であってサイドゲートを剪断する方向にスライド自在な
スライド部として構成し、固定側取付板に、型開きに連
動してサイドゲート材を製品から切断させるべく上記ス
ライド部をスライドさせるカム機構を設けたことを特徴
とするものである。
【0006】
【作用】上記の構成の射出成形用金型のサイドゲート材
切断機構によれば、可動側型板の製品成形部を構成する
部分及びサイドゲートを構成する部分の何れか一方をス
ライド部としており、カム機構が、型開きに連動して上
記スライド部をサイドゲートを剪断する方向にスライド
させる。これにより、製品からサイドゲート材を剪断に
より切り離すことができる。
【0007】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1は、この発明の一実施例としてのサイドゲ
ート材切断機構を含んだ射出成形用金型の型締め状態を
示す断面図である。この図を参照して、この射出成形用
金型は、射出成形機の固定盤(図示せず)に固定側取付
板1を介して取付けられる固定側型板2と、射出成形機
の可動盤(図示せず)に可動側取付板5を介して取付け
られる可動側型板3とを備えている。
【0008】固定側取付板1は、サポートーピン(図示
せず)によって、固定側型板2を型開き方向に摺動可能
に支持するもので、射出成形機のノズル(図示せず)が
当接されるスプルーブッシュ12、ロケートリング1
3、及び型開き時にランナー材rを固定側取付板側に保
持するためのピン14を備えている。固定側型板2と可
動側型板3とで、製品成形部P及びサイドゲートSGが
構成されている。固定側取付板1と固定側型板2とで、
スプルーSから、上記サイドゲートSGへのピンゲート
PGへ至るランナーRが構成されている。上記射出成形
機Bにおいては、図1の型締め状態で、射出成形機のノ
ズル(図示せず)がスプルーブッシュ12に当接されて
溶融樹脂が射出され、スプルーSからランナーR及びサ
イドゲートSGを介して製品成形部P内に樹脂が充填さ
れ製品Fが成形される。
【0009】可動側型板3の上記製品成形部Pを構成す
る部分は、型開き方向Kと直交する方向であってサイド
ゲートSGを剪断する方向(図2及び図3においてQで
示す)にスライド自在なスライド部6として構成されて
いる。なお、可動側型板3のサイドゲートSGを構成す
る部分はスライド不能に取付けられている。上記スライ
ド部6は傾斜面6aを形成しており、固定側取付板1に
支持されたアンギュラピン7の下部に形成された傾斜面
7aと同一の傾斜に設定されている。アンギュラピン7
は、型開き時に、その傾斜面7aをスライド部6の傾斜
面6aに当接させた状態で、スライド部6のスライドを
案内することにより、サイドゲート材sgを製品Fから
切断させるべく機能する(図3参照)。すなわち、両傾
斜面6a,7aによって、型開きに連動してスライド部
6をスライドさせるカム機構8が構成されている。
【0010】なお、型締め状態において、スライド部6
の傾斜面6aとアンギュラピン7の傾斜面7aとの間に
は、型開き方向Kに沿って所定の間隔が設けられてい
る。したがって、型開きに際しては、固定側型板2と可
動側型板3とが離間してピンゲートPGが切離された
後、上記スライド部6のスライドが開始されてサイドゲ
ート材sgが切断されるようになっている。
【0011】この実施例によれば、可動側型板3の製品
成形部Pを構成する部分をスライド部6としており、こ
のスライド部6は、傾斜面6a及び傾斜面7aからなる
カム機構8によって、型開きに連動して、サイドゲート
SGを剪断する方向にスライドされる。したがって、製
品Fからサイドゲート材sgを剪断により切り離すこと
ができる。したがって、切離後の製品Fが変形せず、ま
た、ゲート跡もきれいである。
【0012】なお、この発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、例えば、可動側型板3のサイドゲート
SGを構成する部分をスライド部として構成すること、
カム機構8として他の公知のカム機構を採用すること
等、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更
を施すことができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の射出成形金型のサ
イドゲート材切断機構によれば、型開きに連動して、製
品成形部を構成する部分及びサイドゲートを構成する部
分の何れか一方からなるスライド部をスライドさせて、
製品からサイドゲート材を、剪断により切離することが
できる。したがって、切離後の製品が変形せず、また、
ゲート跡もきれいであるという種々の特有の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のサイドゲート材切断機構を
含む射出成形用金型の型締め状態を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】サイドゲート材の切断工程を示す可動側型板の
概略平面図である。
【図4】従来のサイドゲート材切断機構を含む射出成形
用金型の縦断面図である。
【符号の説明】
2 固定側型板 3 可動側型板 6 スライド部 8 カム機構 P 製品成形部 F 製品 SG サイドゲート sg サイドゲート材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側取付板に取付けられる固定側型板と
    可動側型板とで、製品成形部及びサイドゲートが構成さ
    れている射出成形用金型に装着され、上記サイドゲート
    に充填されたサイドゲート材を製品から切断する射出成
    形用金型のサイドゲート材切断機構において、 上記可動側型板の製品成形部を構成する部分及びサイド
    ゲートを構成する部分の何れか一方を、型開き方向と直
    交する方向であってサイドゲートを剪断する方向にスラ
    イド自在なスライド部として構成し、 固定側取付板に、型開きに連動してサイドゲート材を製
    品から切断させるべく上記スライド部をスライドさせる
    カム機構を設けたことを特徴とする射出成形用金型のサ
    イドゲート材切断機構。
JP30217791A 1991-11-18 1991-11-18 射出成形用金型のサイドゲート材切断機構 Pending JPH05138701A (ja)

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JPH05138701A true JPH05138701A (ja) 1993-06-08

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ID=17905859

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JP30217791A Pending JPH05138701A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 射出成形用金型のサイドゲート材切断機構

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