JPH05138504A - 加工方法及びその装置並びにvtrヘツド - Google Patents

加工方法及びその装置並びにvtrヘツド

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JPH05138504A
JPH05138504A JP30021591A JP30021591A JPH05138504A JP H05138504 A JPH05138504 A JP H05138504A JP 30021591 A JP30021591 A JP 30021591A JP 30021591 A JP30021591 A JP 30021591A JP H05138504 A JPH05138504 A JP H05138504A
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JP
Japan
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workpiece
tool
optical device
machining tool
optical
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JP30021591A
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English (en)
Inventor
Kaoru Miyoshi
薫 三好
Hiroshi Sakaguchi
央 坂口
Masaichi Baba
政一 馬場
Minoru Yoshida
実 吉田
Shigeki Yamamura
茂樹 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D5/00Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
    • B28D5/04Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools
    • B28D5/045Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools by cutting with wires or closed-loop blades

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はワイヤソーなど位置合わせを必要とす
る加工工程において、加工工具と被加工物の位置合わせ
を高精度に行う方法並びに装置を提供する。 【構成】加工工具と被加工物の間に光学装置を挿入し、
光軸の切替えによって被加工物と加工工具を別々に、あ
るいは光軸の切替えなしに両者を同時に測定し、この結
果に基づいて両者の位置関係を調整するようにした。 【効果】ガイドローラの間等、加工工具の側に光学装置
を挿入する空間がない場合でも被加工物と加工工具の位
置を直接測定できるので、位置合わせ精度、作業効率が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤソーにより被加
工物を切断加工あるいは溝加工等、加工工具と被加工物
の位置合わせを高精度に行うのに最適な位置合わせ方法
並びに装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRの磁気ヘッドは、一般に図9に示
すように回転するシリンダ41の円周部にヘッドベ−ス
40を介して取付けられる構造である。磁気ヘッド2に
よる信号の記録、再生は、シリンダ41の円筒面42に
テ−プが巻き付いて走行し、更にシリンダ41が回転す
ることで行われる。
【0003】図10に磁気ヘッド2とヘッドベ−ス40
の貼付部分の拡大図を示す。磁気ヘッド2はその先端の
ギャップ8でテ−プからの情報を読み書きするので、上
面20からの高さ(以下、ハイト寸法H)がその後の組
立工程において非常に重要であって、その精度はミクロ
ンオ−ダが要求される。
【0004】ハイト寸法Hを所定の精度で使用するため
に、従来はヘッド組立時においてギャップの位置を検出
しながら調整を行っていた。例えば図11に示す場合で
はシリンダ42に設けられたねじ44を用いてヘッドベ
−ス40をあおり、それによってハイト寸法Hを調整す
るものを示す。また図12はハイト寸法Hを補正するた
めのスペ−サ45を用いるものを示す。
【0005】この磁気ヘッドは、たとえば図13に示す
ように数ヘッド分一体に成形された長い棒状の磁気ヘッ
ド材を切断し、図10に示すように一つ一つに分離して
一個の磁気ヘッド2を成形している。
【0006】この切断加工法の一つとして図14に示す
ワイヤソ−による加工がある。ワイヤ3を高速で走行さ
せ、砥粒を供給しながら被加工物1に押しつけることで
加工を行なう。ワイヤ3は多数本張られ、切れ残った部
分が磁気ヘッドとなる。従ってワイヤ3とヘッド材1表
面のギャップ8の位置合せにより直接前記ハイト寸法H
が決定される。
【0007】そこで従来は例えばダミーの試料を試し加
工し、それを加工機から取外して実際の加工位置と目標
とする加工位置との差を測定し、その差をキャンセルす
る位置に被加工物をセットして加工を行う方法が用いら
れた。
【0008】これに対し特開平3−161264号公報
に記載され、その要部を図15〜18に示すような方法
がある。高速に走行するワイヤを被加工物に押し付け、
砥粒を供給して加工を行うワイヤソーにおいて、まず図
15に示すようにワイヤ3の下側に被加工物1を取り付
け、ワイヤ3に対して被加工物1と反対側に光学的な光
学装置5を挿入し、光軸を下側に向けてワイヤ3と被加
工物1の表面に形成されたギャップ8の位置を計測す
る。同図においてワイヤ3は紙面に直角な方向に多数本
並んでおり、被加工物1表面にも同じ方向にギャップが
連続的に形成されているので、上記計測はこれら多数の
ワイヤ3とギャップ8の紙面垂直方向の位置関係の測定
である。そしてその結果に基づいて被加工物1が取り付
けられたステージ7を位置調整機構6によって同じく紙
面垂直方向へ動かして所定の位置に調整する。次に図1
6に示すように位置合わせ終了した下ステージをその上
下案内機構及び駆動機構を用いて下方に引き離し、これ
によって生じたワイヤ3の下側の空間に上記光学装置5
を挿入する。そして光軸を上方に切り替えるとともに上
側のステージ7′にも被加工物1′を取り付け、下側で
行ったのと同様に上側の被加工物1′のワイヤ3に対す
る位置を調整する。そして上記位置合わせ終了後はワイ
ヤ3と下側の被加工物1との間にある光学装置を引き出
して下側の被加工物1をワイヤ3に接近させ、図17に
示すように上側の被加工物1′と下側の被加工物1を同
時にワイヤ3に押しあてて砥粒を供給し加工を行う。な
お図15において上側のステージ7′に被加工物1′が
取り付けられていないのは、上側のステージ7′はワイ
ヤ3をガイドする3本のローラ4〜4″に囲まれた狭小
な空間に位置するため、上側被加工物1′を取り付けか
つ光学装置5を挿入可能なだけの上昇ストロークを確保
できないからである。
【0009】図18にこの場合の光学装置で捉えた画像
の例を示す。ワイヤ3と被加工物の直上から見た拡大図
に相当し、同図の上下方向が図15〜17における紙面
奥行方向である。ワイヤ3の線径は小さいので多数本張
られたワイヤの間からギャップ8を見ることができる。
ワイヤ中心21とギャップ位置8の間の距離22を計測
することにより、両者の関係を所定の寸法に位置決めす
ることが可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記位置合わせ方法
は、下側の被加工物1の測定が光学装置5をワイヤ3の
上に挿入した状態で可能であり、かつワイヤ3の線径が
小さいため一方の被加工物に形成されたギャップ8をワ
イヤ3の反対側から観察可能である。
【0011】一般的なワイヤソーの場合、図19に示す
ように被加工物はワイヤ3の下側一方のみである。従っ
て被加工物1を固定するステージは十分下方へ移動可能
である反面、3本のガイドローラは非常に接近して作ら
れる。そのために下側の被加工物1を測定するために、
ワイヤ3の上側に光学装置を挿入することは出来ず、被
加工物1を装置に固定したまま行うこのような位置合わ
せ方法を行うことはできない。
【0012】また加工のための工具がワイヤである代わ
りに一般的なバイトや切れ刃を持つ回転工具である場
合、工具に対して被加工物の反対側から光学的な光学装
置を用いて工具及び被加工物の位置を測定することも困
難である。
【0013】また前記従来方法において、下側と上側の
被加工物を測定する際に光学装置5をまずワイヤ3の上
側に挿入し、次にワイヤ3の下側に挿入する必要があ
る。従って光学装置5の位置を上下に移動する必要があ
るが、この移動をせずに済めば機器を構成する上で簡単
であり有利となる。
【0014】本発明の目的は、3本のガイドローラの間
に光学装置を挿入する空間がないワイヤソーの場合にお
いて、被加工物を装置に取り付けたまま位置合わせ可能
な方法及び装置を提供することにある。
【0015】また、本発明の他の目的は工具に対して被
加工物の反対側から工具及び被加工物の位置を測定でき
ない場合において両者の位置を計測可能な位置合わせ方
法及び装置を提供することにある。
【0016】さらに、本発明の他の目的は加工工具の両
側から被加工物を接近させて加工を行う場合において、
加工工具とどちらか一方の被加工物の間に光学装置を挿
入することで上下両方の被加工物の位置が測定可能で、
光学装置を上下に移動して2度測定を行う必要のない位
置合わせ方法及び装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、2方向の光軸を有し被加工物と加工工具
の双方を撮像する光学装置を被加工物と加工工具の間に
挿入し、前記光学装置の一方の光軸により前記加工工具
の基準位置を検出し、前記光学装置の他方の光軸により
前記被加工物の加工位置である基準位置を検出し、前記
2つの光軸により検出された結果から前記加工工具及び
前記被加工物それぞれの基準位置の相対位置が所望の寸
法になるように位置合わせした後、前記光学装置を被加
工物と加工工具の間から引き出し、前記被加工物と加工
工具を接近させ加工することとした。
【0018】
【作用】上記方法及び装置を用いることにより光学装置
を被加工物と加工工具の間に挿入して両者の位置を測定
できるため、加工工具に対して被加工物の反対側に光学
装置を挿入する空間がない場合、或いは同じ側から被加
工物と加工工具を観察,測定することができない場合で
も、両者の位置を計測することが可能となる。
【0019】また加工工具の両側から被加工物を接近さ
せて加工を行う場合において、加工工具と一方の被加工
物の間に光学装置を挿入して両者の位置を測定し、次に
光学装置は同じ位置のままで、加工工具と、上記被加工
物の反対側にあるもう一方の被加工物の位置を測定する
ことで、光学装置の上下移動を行うことなしに上下両方
の被加工物の位置を測定することができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の詳細な実施例を図1から図8を
用いて説明する。
【0021】図1は本発明の実施例の全体構成を示す。
ワイヤソ−本体30の中央部にガイドロ−ラ4が設けら
れ、ここに張られたワイヤ3に下からワ−クを押あてら
れるよう下のステ−ジ7が設けられている。またワイヤ
ソ−本体30の側面にはア−ム機構34を介してカメラ
ステ−ジ35、及びその上にカメラ11が取付けられて
いる。カメラ11は測定を行なう時は装置正面の11′
の位置に移動し、ワイヤ3の下に挿入してワイヤ3とヘ
ッドのギャップの位置測定が可能となっている。カメラ
11による映像及び画像処理装置31の演算結果はモニ
タ32、33に映しだされるので、これらモニタを見な
がらワイヤ3とヘッド1のギャップの位置関係の調整を
行なう。
【0022】図2に調整を行う時の信号の流れを示すブ
ロック図を示す。左右のカメラ11(図2では紙面垂直
方向に2つのカメラが設けられている)による映像信号
は画像処理装置44に入力される。そして画像処理装置
44に入力されたワイヤの輝度分布からワイヤ中心位置
を検出する。ワイヤ中心位置にハイト寸法Hとワイヤ3
の半径D/2(D:ワイヤ3の直径)を加えた位置にカ
ーソル線48、49を設定する。作業者50はこの映像
を見ながらギャップがカ−ソル線に一致するようステ−
ジ操作用の制御盤45を操作する。制御部46はこの操
作量に応じてステ−ジ6を移動するモ−タ47を回転す
ることで微動調節が可能な構成となっている。
【0023】図3に画像処理装置の作用を示す流れ図を
示す。ステップ31は測定を始める前に予め被加工物の
種類に応じてハイト寸法Hを設定しておく。ハイト寸法
Hの入力が終わった後、ステップ32において走行中の
ワイヤを捉えた画像を撮像し、ステップ33でそのワイ
ヤ3の中心位置を輝度分布から算出する。そしてステッ
プ34において、その結果と予め入力してあるハイト寸
法Hに基いて画面上に合わせ目標であるカ−ソル線4
8、49をワイヤ中心からD/2+Hのところに設定し
表示する。
【0024】図4にワイヤの下側のみから被加工物を押
しあてて加工を行う一般的なワイヤソーに、本発明を適
用した場合の実施例を示す。ワイヤ3と被加工物1の間
に挿入された光学装置5は、まず光軸をA方向として被
加工物1の上面に形成されたギャップ8の位置を測定
し、次に光軸をBに切り替えてワイヤ3の位置を測定す
る。そして上記二つの測定結果に基づいて被加工物1の
位置をステージ7に設けられた位置調節機構6を用いて
所定の位置に位置決めする。しかる後に光学装置5をワ
イヤ3と被加工物1の間から引き出して、図に示さない
ステージ7の案内機構及び駆動手段を用いてステージ7
をワイヤ3に接近させ、加工を開始する。被加工物1と
ワイヤ3の測定順序は上記と逆であっても同様に位置合
わせ可能である。
【0025】光軸の切り替えによって上下両方向の測定
を行う光学装置の詳細を図5に示す。光学装置5の中に
組み込まれたミラー9はまず実線の角度にあって、A方
向にある被測定物の像を取り込む。取り込まれた像はレ
ンズ系10を経てカメラ11内の撮像素子12上に結像
する。B方向を観察するためにはミラー9を点線の角度
に切り替えて使用する。
【0026】図5の光学装置ではミラー9の切り替えは
機械的な回転機構によって行うため、回転の停止精度を
一定のレベル以上に高めることは難しい。またA,B両
方向の像を同時に取り込むことが出来れば、測定の能率
の点からも有利である。このためには図6に一例を示す
ような光学装置を用いる。図6においてA,B両方向の
画像はミラー13,13′によって向きを変えられ、共
通のレンズ系14によってカメラ15内の撮像素子16
上の同一点に結像する。このような光学装置を用いれ
ば、機械的な方法によってミラーの切替えを行うことな
しに、しかもA,B両方向同時に測定を行うことができ
る。
【0027】次に図5又は図6に示すような光学装置を
ワイヤソー以外に適用した場合について図7を用いて説
明する。被加工物1の表面に形成された位置合わせ対象
である特徴8を、光学系5を用いてA方向を観察するこ
とで測定する。回転する切刃17を持つ加工工具18に
対しては、B方向の観察によって工具の回転中心19の
位置を測定する。上記測定の結果に基づいて、被加工物
1と加工工具18の位置関係を図2に示したものと同様
な調整手段により所定の寸法とすることで位置合わせを
行うことができる。回転する工具の代わりに、加工工具
として気体,液体,固体を吹きかけその間の摩擦により
加工を行う方法においても、それらの加工を行う物体の
吹き出し口を図7と同じ方法で測定することにより同様
に位置合わせ可能である。また電気的,電磁気的作用に
より加工する放電加工機,レーザ加工機等においても、
加工用電極,或いはレーザ光線の位置を図7と同じ方法
で測定することにより同様に位置合わせ可能である。
【0028】また位置合わせ対象である被加工物の特徴
が光学的に観察可能であれば、それが電気的,磁気的,
光学的信号を記録,再生するための信号記録,再生ヘッ
ドであっても適用可能である。
【0029】次に加工工具に対して二つの加工物を反対
方向から同時に圧接して加工する工程に、本発明を適用
した場合の実施例を図8に示す。まずワイヤ3と一方の
被加工物1の間に図5又は図6に示すA,B両方向の観
察が可能な光学装置5を挿入する。そしてA方向に被測
定物1を見、B方向にワイヤ3を見て両者の位置を測定
する。これらA方向、B方向の測定結果をそれぞれに設
けられた基準位置を合成して、被加工物7とワイヤ3と
の位置ずれを検出して位置調整機構6を作動し両者間の
位置合わせを行う。この場合、位置調整機構6の制御量
は1つの合成し求めても、他だ単に基準位置の比較によ
ってのみ求めても良い。次に光学装置5の位置はそのま
までB方向を観察し、ワイヤ3と被加工物1′の位置の
測定を行って位置合わせする。これにより上下両方の被
加工物1,1′とワイヤ3の間の位置合わせを光学装置
5の位置を上下に移動することなしに行うことができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば3本のガイドローラの間に光学装置を挿入する空間
がないワイヤソーの場合において、被加工物とワイヤの
間に光学装置を挿入して両者の位置を測定できる。従っ
て被加工物を装置に取り付けたまま位置合わせが行える
ので、試し加工をして一旦被加工物を装置から取外して
行う位置合わせ法に比べると、精度の点からも、作業効
率の点からも向上を画ることができる。
【0031】また本発明によれば工具に対して被加工物
の反対側から工具及び被加工物の位置を測定できない場
合においても、被加工物と工具の間に光学装置を挿入し
て両者の位置を測定できる。従って同一方向からの両者
の位置測定が困難な場合であっても、高い精度で位置合
わせを行うことができる。
【0032】また加工工具の両側から被加工物を接近さ
せて加工を行う場合において、加工工具とどちらか一方
の被加工物の間に光学装置を挿入することで光学装置を
上下に移動することなしに上下両方の被加工物の位置が
測定可能である。従って光学装置の上下移動を行う機構
が必要ないので、機器の構成が簡単となり、また作業の
上でも効率的となる。
【0033】以上の効果によりこのような加工機械の位
置合わせ精度が向上し、また装置構成を単純にすること
ができる。またこのような加工機械によって製造された
電気的,磁気的,光学的記録,再生用ヘッド部品は精度
が向上するため後工程を効率的に行えるようになる。従
って結果として製品の製造コストを大幅に低減する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図2】信号の流れを示すブロック図である。
【図3】画像処理の作用を示す流れ図である。
【図4】片側から加工する一般的なワイヤソーに対する
本発明適用の実施例を示す図である。
【図5】光軸の切替えを行う光学装置を示す図である。
【図6】上下同時に測定可能な光学装置を示す図であ
る。
【図7】回転する切刃を持つ加工工具と被加工物の位置
を合わせる方法を示す図である。
【図8】二つの加工物を反対方向から加工工具に圧接し
て加工を行う場合への適用実施例を示す図である。
【図9】ヘッドアセンブリを示す斜視図である。
【図10】磁気ヘッド取付部を示す斜視図である。
【図11】従来のヘッド部構造を示す図である。
【図12】従来のヘッド部構造を示す図である。
【図13】被加工物を表わす斜視図である。
【図14】加工方法を表す斜視図である。
【図15】下側の被加工物とワイヤを測定する装置を示
す図である。
【図16】上側の被加工物とワイヤを測定する装置を示
す図である。
【図17】加工の開始を示す状態図である。
【図18】測定画像の例を示す図である。
【図19】片側から加工する一般的なワイヤソーを示す
図である。
【符号の説明】
1…被加工物、3…ワイヤ、4…ガイドローラ、5…光
学装置、6,6′…位置調整機構、7,7′…加工ステ
ージ、8…ギャップ、9,13,13′…ミラー、11
…カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 実 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 山村 茂樹 茨城県勝田市大字稲田1410番地株式会社日 立製作所東海工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2方向の光軸を有し被加工物と加工工具の
    双方を撮像する光学装置を被加工物と加工工具の間に挿
    入し、前記光学装置の一方の光軸により前記加工工具の
    基準位置を検出し、前記光学装置の他方の光軸により前
    記被加工物の加工位置である基準位置を検出し、前記2
    つの光軸により検出された結果から前記加工工具及び前
    記被加工物それぞれの基準位置の相対位置が所望の寸法
    になるように位置合わせした後、前記光学装置を被加工
    物と加工工具の間から引き出し、前記被加工物と加工工
    具を接近させ加工することを特徴とする加工方法。
  2. 【請求項2】同一直線上で相対する2方向に切り換え可
    能な光軸を有し被加工物と加工工具の双方を撮像する光
    学装置を被加工物と加工工具の間に挿入し、前記光学装
    置の一方の光軸により前記加工工具の基準位置を検出
    し、前記検出された加工工具の基準位置から予め設定さ
    れている位置に前記光学装置の光軸を他方の光軸に切り
    換えて撮像されている被加工物の基準位置を位置合わせ
    した後、前記光学装置を被加工物と加工工具の間から引
    き出し、前記被加工物と加工工具を接近させ加工するこ
    とを特徴とする加工方法。
  3. 【請求項3】加工工具に対して複数の被加工物を反対方
    向から同時に圧接することで、加工を行なう加工方法に
    おいて、同一直線上に相対する2方向の光軸を有する光
    学装置の一方の光軸により一方の被加工物を検出し、他
    方の光軸により加工工具と他方の被対象物の双方を撮像
    する光学装置を被加工物と加工工具の間に挿入し、前記
    光学装置の一方の光軸により前記加工工具の基準位置を
    検出し、前記光学装置の他方の光軸により前記被加工物
    の加工位置である基準位置を検出し、前記2つの光軸に
    より検出された結果から前記加工工具及び前記被加工物
    それぞれの基準位置の相対位置が所望の寸法になるよう
    に位置合わせした後、前記光学装置を被加工物と加工工
    具の間から引き出し、前記被加工物と加工工具を接近さ
    せ加工するようにしたことを特徴とする加工方法。
  4. 【請求項4】同一直線上で相対する2方向に光軸を切り
    換えることにより、被加工物と加工工具の双方を撮像す
    る光学装置と、前記光学装置を被加工物と加工工具の間
    に挿入する案内機構と、前記光学装置の一方の光軸によ
    り撮像された加工工具からその位置を算出し、他方の光
    軸により撮像された被加工物の基準位置があるべき位置
    を算出する演算手段と、前記算出された被加工物がある
    べき位置を表示する表示手段と、前記表示手段により表
    示された位置に被加工物の基準点を移動させる駆動手段
    を有することを特徴とする加工装置。
  5. 【請求項5】走行するワイヤに被加工物を押し付けて被
    加工物を切断あるいは溝加工するわワイヤソー加工装置
    において、ワイヤに対して被加工物の位置を接近させて
    加工を行い、或いは反対方向に被加工物を移動させてワ
    イヤと被加工物との間に所定量の間隙を生じさせる案内
    機構と、前記案内機構によって支持され被加工物を取付
    け取外し可能に固定する取付テーブルと、前記案内機構
    によって生じた被加工物とワイヤの間隙に挿入し被加工
    物とワイヤの位置を光軸を切替えて撮像するか、又は切
    替えることなしに同時に撮像する光学装置と、前記光学
    装置の測定結果に基づいて被加工物、或いはワイヤの位
    置を調整可能な位置合わせ手段を持つことを特徴とする
    ワイヤソー加工装置。
  6. 【請求項6】加工工具へ反対方向から同時に二つの被加
    工物を加工工具に接近させる駆動手段と、加工工具と一
    方の被加工物の間に挿入可能で加工工具及びその被加工
    物を撮像でき、かつ加工工具ともう一方の被加工物の位
    置を同じ位置のままで撮像できる光学装置と、前記撮像
    結果に基づいて加工工具に対する両方の被加工物の位置
    をそれぞれ別個に調整可能な位置調整手段を持つことを
    特徴とする請求項4記載の加工装置。
  7. 【請求項7】2方向の光軸を有し被加工物と加工工具の
    双方を撮像する光学装置を被加工物と加工工具の間に挿
    入し、前記光学装置の一方の光軸により前記加工工具の
    基準位置を検出し、前記光学装置の他方の光軸により前
    記被加工物の加工位置である基準位置を検出し、前記2
    つの光軸により検出された結果から前記加工工具及び前
    記被加工物それぞれの基準位置の相対位置が所望の寸法
    になるように位置合わせした後、前記光学装置を被加工
    物と加工工具の間から引き出し、前記被加工物と加工工
    具を接近させ加工することによって製造されたVTRヘ
    ッド。
JP30021591A 1991-11-15 1991-11-15 加工方法及びその装置並びにvtrヘツド Pending JPH05138504A (ja)

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