JPH05138480A - プリント基板加工機におけるワーク取出装置 - Google Patents

プリント基板加工機におけるワーク取出装置

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JPH05138480A
JPH05138480A JP29714391A JP29714391A JPH05138480A JP H05138480 A JPH05138480 A JP H05138480A JP 29714391 A JP29714391 A JP 29714391A JP 29714391 A JP29714391 A JP 29714391A JP H05138480 A JPH05138480 A JP H05138480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
work
printed circuit
circuit board
lift
Prior art date
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Pending
Application number
JP29714391A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nishigai
正夫 西貝
Yutaka Kawasaki
裕 河崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Seiko Ltd filed Critical Hitachi Seiko Ltd
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Publication of JPH05138480A publication Critical patent/JPH05138480A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板加工機において、加工後のワー
クを治具から容易に取出せるようにして作業能率の向上
を図る。 【構成】 治具3に突設した固定ピン5にワーク1を挿
入して加工するプリント基板加工機において、前記固定
ピン5を挿入する挿入孔16を形成しそして上面をワー
ク載置面としたリフトボード15を治具3面上に上下動
自在に設けるとともに、このリフトボードを上下動させ
る昇降機構を備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板加工機に
おいて、加工後のワークを治具から取出すワーク取出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示す多面付されたワーク1からプ
リント基板(以下製品という)2をその外形に沿って切
削することにより分離する場合、治具3に前記ワーク1
を固定して工具により切削加工を行い、各製品2と枠を
分離している。前記ワーク1を固定する治具3は図7に
示すように、ワーク1に面付されている製品2に形成さ
れた孔4に対応する位置に固定ピン5が立設されてお
り、この固定ピン5に前記孔4を挿入することにより、
治具3にワーク1が固定されるようになっている。そし
て、ワーク1の加工後は、人手により、分離された製品
2を治具3の固定ピン5から取出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記分離加工後の製品
2の取出しにあたり、ワーク1に面付されている製品2
間のピッチは上下、左右とも一般に工具の径分(2mm
〜4mm)しかないため摘み難く、取出しが面倒であ
る。更には、製品2は図8に示すように、孔4と外形ま
での寸法、a,b,c,dが約±0.1mmの許容値し
かないため、孔4と固定ピン5のクリアランスは25μ
m〜50μm程度と非常に少ない。このため、治具3上
から製品2を取出すとき、製品2が傾いたりすると、製
品2が固定ピン5に接触して持上げ難くなり、無理に持
上げようとすると製品2を破損してしまうおそれがあ
る。このように、従来のプリント基板加工機にあって
は、加工後、治具からの製品の取出しが面倒であり、作
業能率が悪いといった問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記の事情に鑑み、加工
された製品を治具から容易に取出せるようにし作業能率
を向上させることができるようにしたプリント基板加工
機のワーク取出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、治具に突設した固定ピンにワークを挿入
して加工するプリント基板加工機において、前記固定ピ
ンを挿入する挿入孔を形成しそして上面をワーク載置面
としたリフトボードを治具面上に上下動自在に設けた。
【0006】また、前記治具面上に設けたリフトボード
を上下動させる昇降機構を備えた。
【0007】
【作用】治具面上に設けたリフトボードの上面にワーク
をセットし、ワークの切削加工が終了したら、治具面上
に設けたリフトボードを上方に移動させ、治具に突設し
てある固定ピンから離脱させる。これにより、リフトボ
ードの上面にセットされているワークはリフトボードに
より持上げられて固定ピンから抜け出し、固定ピンによ
る拘束から解放される。
【0008】
【実施例】図1は本発明を採用したプリント基板加工の
一例を示すもので、6はワーク1を載置するテーブル、
7はテーブル6を移動させるボールネジでモータ(図示
せず)で駆動される。8は工具9を回転させるスピンド
ル、10はスピンドル8を上下動させるボールネジ、1
1はボールネジ10を駆動するモータ、12はスピンド
ル8を保持して図上左右に移動するクロススライド、1
3はクロススライド12を図上左右に移動させるボール
ネジ、14はボールネジ13を駆動するモータであり、
図示しないNC制御装置により、前記3つのモータを制
御して加工を行う。前記テーブル6上にはワーク1をテ
ーブル6上に固定する治具3が設けられ、そしてこの治
具3の上面には本発明のリフトボード15が上下動自在
に設けられている。
【0009】図2、図3は本発明の一実施例を示すもの
であり、リフトボード15は治具3より大きく形成さ
れ、その板面には、テーブル6上にセットする治具3の
上面に突設した固定ピン5の位置に対応する位置に固定
ピン5を遊嵌合状態に挿入する挿入孔16が形成されて
おり、この挿入孔16に前記固定ピン5を挿入するよう
にしてリフトボード15を治具3上に置いたとき、リフ
トボード15の両側縁17,18が治具3の両側端より
外方へ突出するようになっている。
【0010】19は前記テーブル6上にセットされた治
具3の上面に設けられたリフトボード15を上下動させ
る昇降機構である。この昇降機構19はエアシリンダ2
0とエアシリンダ20の作動により上下動する昇降杆2
1,22とからなっている。前記昇降機構19はテーブ
ル6の下位に配置され、そしてエアシリンダ20の作動
により上下動する昇降杆21,22はテーブル6を貫通
しており、昇降杆21,22の上昇により、昇降杆2
1,22の先端が治具3上に設けたリフトボード15の
側縁17,18の下面に当接して、リフトボード15が
上方に平行移動されるようになっている。そして昇降杆
21,22の上昇にあっては、少なくともリフトボード
15が治具3に突設されている固定ピン5から離脱する
まで上昇し(図3参照)、下降にあっては、リフトボー
ド15を治具3の上面に設けるのに妨げとならない位置
まで下降するようになっている。
【0011】かかる構成から、ワーク1を加工する場
合、エアシリンダ20を作動させて上昇杆21,22を
下降させた状態にした上で、治具3の上面にリフトボー
ド15を設け、このリフトボード15の上にワーク1を
載置する(図2参照)。ワーク1の加工終了後、エアシ
リンダ20を作動させて昇降杆21,22を上昇させる
と、リフトボード15が上方へ移動させられ、このリフ
トボード15の上方移動により、リフトボード15上に
載置されているワーク1が治具3に突設されている固定
ピン5から抜け、固定ピン5による拘束から解放される
ことになり、これにより、加工後のワーク1の取出しが
容易となる。また、上記実施例において、昇降機構19
の昇降杆21,22の位置をテーブル6上最大寸法位置
に設定しておくことにより、ワーク1が変った場合で
も、治具3とともにリフトボード15を変えることによ
り、ワーク1に容易に対応できる。
【0012】図4、図5は本発明の他の実施例を示すも
ので、同図において図2と同じものは同じ符号を付けて
示してある。この実施例では、テーブル6と、テーブル
6上にセットされる治具3のそれぞれの中央部に貫通溝
23,24が形成されており、テーブル6に治具3をセ
ットしたとき、それぞれの貫通溝23,24が一致する
ようになっている。そして、前記テーブル6の貫通溝2
3には前記治具3の上面に設けたリフトボード15を上
下動させる昇降機構19が配置されている。この昇降機
構19は、上面にリフトボード15の下面と平行なリフ
トボード当接面25を有し、下面にテーパー面26を有
し、そして上下方向にのみ移動する上部移動体27と、
上面に前記上部移動体27のテーパー面26と摺動自在
に接触するテーパー面28を有し、前記リフトボード当
接面25と平行に前後方向にのみ移動する下部移動体2
9と、下部移動体29を前後動させるエアシリンダ30
とから構成されており、エアシリンダ30を作動させて
下部移動体29を前進(図4上左方向)させると、上部
移動体27がテーパー面26とテーパー面28の作用に
より上方へ平行移動して、リフトボード当接面25がリ
フトボード15の下面に当接してこれを上方に移動さ
せ、また下部移動体29を後退(図4上右方向)させる
と、上部移動体27がテーパー面26とテーパー面28
の作用により、上方へ平行移動して、リフトボード当接
面25がリフトボード15の下面に当接してこれを上方
に移動させ、また下部移動体29を後退(図4上右方
向)させると、上部移動体27が下方へ平行移動するよ
うになっている。そして、前記上部移動体27の上方へ
の移動にあっては、少なくともリフトボード当接面25
に当接して上方へ移動させられるリフトボード15が治
具3に突設されている固定ピンから離脱するまで移動
し、また下方への移動は、リフトボード15を治具3の
上面に設けるのに妨げとならない位置まで移動するよう
になっている。31は上部移動体27を下方に付勢する
スプリングである。
【0013】なお、本発明における昇降機構19は上記
実施例に限定されるものでないことはもちろんである。
また、上記実施例ではいずれもリフトボード15を上下
動させる昇降機構19が配置されているが、本発明は必
ずしも昇降機構19を有する必要はなく、リフトボード
15を手動により上下動させてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、プリ
ント基板加工機のテーブルにセットしたリフトボードの
上面にワークを載置し、ワークの切削加工が終了したら
前記リフトボードを上方に移動させることにより、リフ
トボードに載置したワークを治具の固定ピンによる拘束
から解放することができ、加工後におけるワーク取出し
作業が極めて容易となり、作業能率を向上させることが
できる。更には、本発明の装置は既存のプリント基板加
工機に容易に付設することが可能であり設備費が少なく
てすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したプリント基板加工機の一例を
示す正面図。
【図2】本発明の一実施例を示す側面断面図。
【図3】図2に示すリフトボードの上方への移動状態を
示す側面断面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す一部省略側面断面
図。
【図5】図4のA−A断面図。
【図6】多面付されたワークを示す一部省略平面図。
【図7】加工後の製品を示す平面図。
【図8】従来のプリント基板加工機における治具と、こ
の治具に固定されたワークを示す断面図。
【符号の説明】
1 ワーク 3 治具 5 固定ピン 15 リフトボード 16 挿入孔 19 昇降機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治具に突設した固定ピンにワークを挿入
    して加工するプリント基板加工機において、前記固定ピ
    ンを挿入する挿入孔を形成しそして上面をワーク載置面
    としたリフトボードを治具面上に上下動自在に設けたこ
    とを特徴とするプリント基板加工機におけるワーク取出
    装置。
  2. 【請求項2】 治具面上に設けたリフトボードを上下動
    させる昇降機構を備えたことを特徴とする請求項1記載
    のプリント基板加工機におけるワーク取出装置。
JP29714391A 1991-11-13 1991-11-13 プリント基板加工機におけるワーク取出装置 Pending JPH05138480A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29714391A JPH05138480A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 プリント基板加工機におけるワーク取出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29714391A JPH05138480A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 プリント基板加工機におけるワーク取出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05138480A true JPH05138480A (ja) 1993-06-01

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ID=17842766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29714391A Pending JPH05138480A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 プリント基板加工機におけるワーク取出装置

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JP (1) JPH05138480A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008018465A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Akihisa Murata 帯状ワークの突合せ接合装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008018465A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Akihisa Murata 帯状ワークの突合せ接合装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000725