JPH0513820U - ボデーのシール構造 - Google Patents

ボデーのシール構造

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JPH0513820U
JPH0513820U JP062319U JP6231991U JPH0513820U JP H0513820 U JPH0513820 U JP H0513820U JP 062319 U JP062319 U JP 062319U JP 6231991 U JP6231991 U JP 6231991U JP H0513820 U JPH0513820 U JP H0513820U
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JP
Japan
Prior art keywords
flange
weather strip
mounting base
panel
engaging
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP062319U
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English (en)
Inventor
昭敏 椎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェザストリップを装着するフランジの板厚
に大きな寸法誤差があっても、ウェザストリップの取付
け基部がフランジに確実に装着され、雨水等の浸入を防
止できるボデーのシール構造を提供する。 【構成】 ボデー外板20のアウタパネル23のフラン
ジ23a端部をインナパネル24のフランジ24a端部
より開口部21方向に突出して係合段部26を形成し、
ウェザストリップ22に前記フランジ23a,24aを
挟持する断面がU字状の取付け基部27を設け、この取
付け基部27の内面に前記係合段部26に係合する硬質
の係合凸部30および前記インナパネル24のフランジ
24aを押圧する硬質の押圧凸部32を一体に設けたこ
とにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車体のルーフパネルの一部に設けられるサンルーフ等をシール するボデーのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
走行中に車内に新鮮な外気を導入するために設けられたサンルーフ付車両は 、従来は図3に示すように構成されている。図3は乗用自動車を示すもので、車 体1のルーフパネル2の一部には矩形状の開口部3が設けられ、この開口部3に はガラスからなるサンルーフパネル4が開閉自在に設けられている。
【0003】 前記ルーフパネル2は図4(a)に示すように、アウタパネル5とインナパネ ル6とからなり、前記開口部3の周縁部にはフランジ5a,6aとを重合して溶 接したフランジ7が設けられ、このフランジ7にはウェザストリップ8が装着さ れている。
【0004】 すなわち、ウェザストリップ8は、断面がU字状の取付け基部9とこの取付け 基部9に一体に形成された断面がリング状の弾性中空部10とからなり、取付け 基部9には芯金11が埋設されている。さらに、取付け基部9の内面には複数の リップ12…が突出して設けられている。
【0005】 そして、ウェザストリップ8はフランジ7の端部側から嵌合され、リップ12 …はフランジ7の上下面に圧接している。また、ウェザストリップ8の弾性中空 部10には前記サンルーフパネル4の外周縁が接合され、サンルーフパネル4は 水密に保持されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように形成されたウェザストリップ8は上下方向に弾性があるため、 フランジ7の板厚の多少の寸法誤差はウェザストリップ8で吸収することができ る。しかし、フランジ7の板厚に大きな寸法誤差があると、ウェザストリップ8 の取付け基部9のリップ12…の剛性によって、図4(b)に示すように、ウェ ザストリップ8が矢印方向cに回転し、矢印d方向に浸入しようとする雨水等を 遮断することはできず、車内に浸入するという問題があった。
【0007】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 ウェザストリップを装着するフランジの板厚に大きな寸法誤差があっても、ウェ ザストリップの取付け基部がフランジに確実に装着され、雨水等の浸入を防止す ることができるボデーのシール構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記目的を達成するために、ボデーの外板を形成するアウタパ ネルのフランジ端部をインナパネルのフランジ端部より開口部方向に突出して係 合段部を形成する一方、ウェザストリップに前記フランジ端部側から嵌合してフ ランジを挟持する断面がU字状の取付け基部を設け、この取付け基部の内面に前 記係合段部に係合する硬質の係合凸部および前記インナパネルのフランジを押圧 する硬質の押圧凸部を一体に設けたことにある。
【0009】
【作用】
アウタパネルとインナパネルとのフランジ端部に嵌合されたウェザストリッ プが上方へ回転しようとしても、ウェザストリップの取付け基部の内面に設けら れた係合段部に係合する係合凸部が係止し、ウェザストリップが下方へ回転しよ うとしても、押圧凸部がフランジに当接し、ウェザストリップのフランジに対し て傾きを防止する。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の各実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1は第1の実施例を示し、ルーフパネル等のボデーの外板20に設けられた サンルーフ用の開口部21に設けられるウェザストリップ22の取付け構造を示 すもので、23はアウタパネル、24は2枚のパネルを重合したインナパネルで ある。
【0012】 アウタパネル23とインナパネル24の前記開口部21の周縁部にはフランジ 23a,24aとを重合して溶接したフランジ25が設けられ、このフランジ2 5に前記ウェザストリップ22が装着されている。
【0013】 さらに、前記アウタパネル23のフランジ23aの端部はインナパネル24の フランジ24aの端部より開口部21方向に突出して係合段部26が設けられて いる。
【0014】 前記ウェザストリップ22は、断面がU字状の取付け基部27とこの取付け基 部27に一体に形成された断面がリング状の弾性中空部28とからなり、取付け 基部27には芯金29が埋設されている。
【0015】 さらに、取付け基部27の内面における奥部には内方に突出する硬質の係合凸 部30が一体に設けられている。そして、この係合凸部30と取付け基部27の 内面との間には前記係合段部26と係合する凹陥部31が形成されている。
【0016】 また、前記取付け基部27の前記インナパネル24に対向する開口端部には硬 質の押圧凸部32が一体に設けられ、この押圧凸部32は前記インナパネル24 のフランジ24aの下面に当接している。
【0017】 さらに、取付け基部27の前記アウタパネル23に対向する内面にはアウタパ ネル23のフランジ23aの上面に当接する複数の突起33,33が突設されて いるとともに、開口端部にはフランジ23aの上面に弾性的に接触して水密にシ ールするリップ34が設けられている。
【0018】 したがって、ウェザストリップ22は取付け基部27によってフランジ25に 装着され、ウェザストリップ22が外力によって上方へ回転しようとしても、ウ ェザストリップ22の取付け基部27の内面に設けられた係合段部26に係合凸 部30が係止し、ウェザストリップ22が下方へ回転しようとしても、押圧凸部 32がフランジ25に当接し、ウェザストリップ22のフランジ25に対する傾 きを防止する。
【0019】 図2は第2の実施例を示し、アウタパネル23とインナパネル24の前記開口 部21の周縁部にはフランジ23a,24aとを重合して溶接したフランジ25 が設けられ、このフランジ25に前記ウェザストリップ22が装着されている。
【0020】 さらに、前記アウタパネル23のフランジ23aの端部はインナパネル24の フランジ24aの端部より開口部21方向に突出して係合段部26が設けられて いるとともに、インナパネル24のフランジ24aの基部にはビード35が設け られている。
【0021】 したがって、取付け基部27の内面に設けた硬質の係合凸部30は係合段部2 6と係合し、取付け基部27の前記インナパネル24に対向する開口端部に設け た硬質の押圧凸部32はインナパネル24のビード35に当接している。このよ うにフランジ25の板厚に大きな寸法誤差があっても、ウェザストリップ22の 取付け基部27がフランジ25に確実に装着され、雨水等の浸入を防止すること ができる。
【0022】 したがって、ウェザストリップ22は取付け基部27によってフランジ25に 装着され、ウェザストリップ22が外力によって上方へ回転しようとしても、ウ ェザストリップ22の取付け基部27の内面に設けられた係合段部26に係合凸 部30が係止し、ウェザストリップ22が下方へ回転しようとしても、押圧凸部 32がフランジ25のビード35に当接し、ウェザストリップ22のフランジ2 5に対する傾きを防止する。
【0023】 したがって、サンルーフパネルの開閉に際し、ウェザストリップ22に外力が 加わってもウェザストリップ22が傾くことはなく、水密構造を維持することが できる。なお、この考案はサンルーフパネルのシールに限定されず、三角窓のシ ールなどボデーの他の部分のシールにも適用できる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、ウェザストリップを装着するフラ ンジの板厚に大きな寸法誤差があっても、ウェザストリップの取付け基部がフラ ンジに確実に装着され、雨水等の浸入を防止することができるという効果がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例に係わるウェザストリ
ップの取付け構造の縦断側面図。
【図2】この考案の第1の実施例に係わるウェザストリ
ップの取付け構造の縦断側面図。
【図3】従来のサンルーフ付き車両の斜視図。
【図4】(a)(b)は図3のa−a線に沿う断面図。
【符号の説明】
20…ボデー外板、21…開口部。22…ウェザストリ
ップ、23…アウタパネル、24…インナパネル、25
…フランジ、26…係合段部、27…取付け基部、30
…係合凸部、32…押圧凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナパネルとアウタパネルとからなる
    ボデー外板にフランジによって囲まれる開口部を設け、
    前記フランジにウェザストリップを装着し、前記開口部
    を閉塞するパネルの外周縁との間を水密にシールするボ
    デーのシール構造において、前記アウタパネルのフラン
    ジ端部をインナパネルのフランジ端部より開口部方向に
    突出して係合段部を形成し、前記ウェザストリップに前
    記フランジ端部側から嵌合してフランジを挟持する断面
    がU字状の取付け基部を設け、この取付け基部の内面に
    前記係合段部に係合する硬質の係合凸部および前記イン
    ナパネルのフランジを押圧する硬質の押圧凸部を一体に
    設けたことを特徴とするボデーのシール構造。
JP062319U 1991-08-07 1991-08-07 ボデーのシール構造 Withdrawn JPH0513820U (ja)

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JP062319U JPH0513820U (ja) 1991-08-07 1991-08-07 ボデーのシール構造

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JP062319U Withdrawn JPH0513820U (ja) 1991-08-07 1991-08-07 ボデーのシール構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19533107A1 (de) * 1994-09-07 1996-03-14 Honda Motor Co Ltd O.H.C.-Motor
JP2007152978A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用ウエザストリップ

Cited By (3)

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DE19533107A1 (de) * 1994-09-07 1996-03-14 Honda Motor Co Ltd O.H.C.-Motor
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