JPH0513819U - 自動車用ウエザストリツプ - Google Patents

自動車用ウエザストリツプ

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JPH0513819U
JPH0513819U JP069698U JP6969891U JPH0513819U JP H0513819 U JPH0513819 U JP H0513819U JP 069698 U JP069698 U JP 069698U JP 6969891 U JP6969891 U JP 6969891U JP H0513819 U JPH0513819 U JP H0513819U
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JP
Japan
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door
center pillar
weather strip
seal
seal portion
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久幸 木佐貫
秀治 中野
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車フロントドアのドアフレームに沿って
取付けるウエザストリップの中空状のシール部、特にド
ア閉時にセンタピラーの上部に押付けられるシール部
が、ドア開閉時にリヤドアのドアフレーム前縁と干渉す
るのを防止することにある。 【構成】 センタピラー4の上部に押付けられる中空状
のシール部32の両側面部に断面く字形の屈曲部33
a、33bを形成し、かつ車内側の屈曲部33aと取付
基部31とをつなぐ部分を中空内方向へ突出する断面V
字形に形成し、シール部32がセンタピラー4に押付け
られたときに屈曲部33a、33bおよびV字形部32
1がつぶれ状に変形するようにした。 【効果】 シール部32は押付け時に全体として圧縮方
向に変形し、リヤ側に傾かないから、シール部に多少の
ヘタリが生じても先端がドア開閉時にリヤドアのドアフ
レームと干渉しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のフロントドアのドアフレームに沿って取付けられ、車体の ドア開口とドアフレームとの間をシールするウエザストリップに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、ドアガラス2を囲むドアフレーム10を備えた自動車のフ ロントドア1では、ドアフレーム10に沿ってウエザストリップが一連に取付け られている。図5(図4のA−A線に沿う断面を示す)に示すようにウエザスト リップ3は、ドアフレーム10に取付けられる取付基部31と、該基部31から 突出する中空状のシール部32を備えている。なお図において4はセンタピラー 、10Aはリヤドアのドアフレームである。
【0003】 図6(図4のC部)に示すようにウエザストリップ3の上部後端のコーナ部3 Cは、ほぼ同一の断面形状の基部31およびシール部32を有する押出成形のウ エザストリップ3A、3Bを型成形にて接続することにより形成される。
【0004】 ところで、最近ではドアまわりの見栄え向上のためにドアフレーム10は、全 体的に細くされており、センタピラー4に沿う部分は下方へ徐々に幅を広くする 傾向がある。このため、ウエザストリップ3は、これをドアフレーム10に取付 けたとき、図7に示すようにコーナ部においてシール部32の先端に、ドアフレ ーム10よりも後方へはみ出すはみ出し部Pが生じてしまう。
【0005】 そこで、図1に示すようにコーナの型成形部3Cの垂直側を従来よりも延長し 、シール部32の大きさをその先端がドアフレーム10の後縁にほぼ一致するよ うに上方を小さく下方へ向けて徐々に大きくしたウエザストリップが用いられる ようになってきた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、細いドアフレーム10の後縁とウエザストリップ3のシール部32 の先端とを一致せしめると、次のような問題が生じる。これを図5により説明す る。ウエザストリップ3の中空状のシール部32はドア閉時にセンタピラー4に 押付けられると、先端部が上方(車外方向)へ押上げられて根元部を中心として 回動するように曲げられる(破線図示)。そしてドア開時には原形に復し、先端 は線l1 で示す軌跡で移動する。しかるに、シール部32には経時によりヘタリ が生じて次第に形状復元力を失い、曲がったままの状態となる。このためシール 部32の先端は本来の位置よりも後方へ変位するから、ドア開閉時の先端の軌跡 は線l2 に近ずき、リヤドアのドアフレーム10Aと干渉するおそれが生じるの である。なお、シール部32全体を更に小さくすることにより上記の干渉は避け られるが、これでは充分なシール性が得られない。
【0007】 本考案は、かかる実情に鑑み、フロントドアのドアフレームに取付けられるウ エザストリップにおいて、長期間使用しても、ドア開閉時にシール部がリヤドア のドアフレームと干渉するおそれのないようにすることを課題としてなされたも のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、センタピラーと対向するウエザストリップの型成形部3C(図1) の垂直部分におけるシール部32の形状を改良することにより上記の課題を解決 するもので、図2に示すように、シール部32にはセンタピラー4への押付け方 向と交差する方向で対向する個所に中空外方向へ突出する断面く字形の屈曲部3 3a、33bを形成し、かつ車内側の屈曲部33aと基部31とをつなぐ部分3 21を中空内方向へ突出する断面V字形に形成し、シール部32がセンタピラー 4に押付けられたときに両屈曲部33a、33bおよびV字形部321がつぶれ 方向に変形するようになしたものである。
【0009】
【作用】
ドアが閉じられてシール部32の先端部がセンタピラー4に押付けられると、 シール部32は全体が圧縮されるように変形する。特に、屈曲部33a、33b とともに、V字形部分321がつぶされるように変形するので、シール部32全 体がその根元部を中心として曲げられて先端側が持ち上げられるのが確実に阻止 される。従ってシール部32のドア閉時における後方への変位は極めて少なく、 たとえ経時によりヘタリが生じてもドア開閉時にリヤドアのドアフレーム10A と干渉するおそれは全くない。
【0010】
【実施例】
図1ないし図3に本考案の実施例を示す。図1に示すようにウエザストリップ 3の上部後端のコーナ部は、押出成形のウエザストリップ3A、3Bを接続する 型成形部3Cで構成されている。ウエザストリップ3Aは中空状の取付基部31 およびシール部32と、ひれ部34を備えている。ウエザストリップ3Bはウエ ザストリップ3Aとほぼ同一形状、大きさの取付基部31と、ウエザストリップ 3Aよりも大きい中空状のシール部32を備えている。
【0011】 型成形部3Cは全体が中空状で、取付基部31はウエザストリップ3A、3B の取付基部31の底部と同一断面形状としてある。型成形部3Cのシール部32 は、水平部分ではウエザストリップ3Aとほぼ同じ外形断面形状としてあるが、 垂直部分では、ドアフレーム10(図1)の形状に対応して、上端が小さく(細 く)、下方へ次第に大きくなってウエザストリップ3Bに接続する形状としてあ る。
【0012】 センタピラー4と対向するウエザストリップ3の垂直部の上部、即ち型成形部 3Cの垂直部分におけるシール部32の形状は図2に示す如くであって、ドア閉 時のシール部32のセンタピラー4への押付け方向(矢印D方向)と交差する方 向で対向する両側面部に、中空外方向へ突出する断面く字形をなし、かつ薄肉と した屈曲部33a、33bが形成してある。ドアフレーム10に取付けられた取 付基部31の下端と車内側の屈曲部33aをつなぐ部分321は中空内方向へ突 出する断面V字形としてある。車内側の屈曲部33aと車外側の屈曲部33bと は、屈曲部33aと接続しセンタピラー4と当接するやや湾曲した辺322と、 屈曲部33bと接続するほぼ直線状の辺323とで構成するL字形の部分でつな いである。そして屈曲部33bと取付基部31の上端とは、シール部32の他の 部分よりも厚肉の辺324でつないである。辺323はシール部32の押付け方 向(矢印D)にほぼ平行としてあり、フレーム10の後端の開閉軌跡l3 よりも やや前方側(車内側)としてある。車外側の屈曲部33bは屈曲部33aよりも 車幅方向にやや外側位置としてある。
【0013】 またV字形部分321は中空内方向、かつシール部32の押付け方向と交差す る方向に突出せしめてある。
【0014】 以上のように構成したウエザストリップ3において、ドアが閉じられると、図 3に示すように型成形部3Cの垂直部分のシール32はその先端の辺322がセ ンタピラー4に押付けられる。これによりシール部32は相対的に押上げられ、 屈曲部33a、33bは更に屈曲し、V字形部分321も更に屈曲し、シール部 32全体は圧縮される方向に変形する。特に、V字形部分321が形成されて、 これがつぶれるように変形することでシール部32の先端側に前方(車内方向) への回動力を与え、従って先端側が後方(車外)側へ持ち上げられることを阻止 する。しかして、シール部32の先端部は車外側へ変位しない。
【0015】
【考案の効果】
本考案のウエザストリップ3では、センタピラー4に対向する垂直部分の上部 において、シール部32の先端部はセンタピラー4に押付けられたときに後方へ 変位しないから、たとえ長期使用によりヘタリが生じても、ドア開閉時にシール 部32がリヤドアのドアフレーム10Aとの間に干渉が生じるようなことはない 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のウエザストリップのコーナ部から垂直
部へかけての部分の側面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う位置での本考案のウエザ
ストリップの取付状態断面図である。
【図3】本考案のウエザストリップがセンタピラーに押
付けられて変形したときの状態を示す断面図である。
【図4】ドアフレームまわりにウエザストリップが装着
される自動車の側面図である。
【図5】図4のA−A線に沿う位置での従来のウエザス
トリップの取付状態の断面および変形時の断面形状を示
す図である。
【図6】従来のウエザストリップのコーナ部から垂直部
へかけての部分の側面図である。
【図7】図6に示す従来のウエザストリップのドアフレ
ームへの取付け時における不具合を示す図である。
【符号の説明】
1 フロントドア 10 ドアフレーム 3 ウエザストリップ 3C コーナ部(型成形部) 31 取付基部 32 シール部 33a、33b く字形屈曲部 321 V字形部分 4 センタピラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車フロントドアのドアフレームに沿
    って一連に取付けられるウエザストリップであって、取
    付基部と、取付基部から突出する中空状のシール部を備
    えたウエザストリップにおいて、ドア閉時にセンタピラ
    ーと対向する垂直部に位置し先端がセンタピラーに押付
    けられるシール部には、センタピラーへの押付け方向と
    交差する方向で対向する個所に中空外方向へ突出する断
    面く字形の屈曲部を形成し、かつ車内側の上記屈曲部と
    取付基部とをつなぐ部分を、中空内方向へ突出する断面
    V字形に形成し、シール部がセンタピラーに押付けられ
    たときに上記両屈曲部およびV字形部がつぶれた方向に
    変形するようになしたことを特徴とする自動車用ウエザ
    ストリップ。
JP1991069698U 1991-08-06 1991-08-06 自動車用ウエザストリップ Expired - Fee Related JP2596403Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020011631A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 西川ゴム工業株式会社 ドアウェザーストリップ

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6265312U (ja) * 1985-10-15 1987-04-23
JPH0256021U (ja) * 1988-10-17 1990-04-23
JPH0285625U (ja) * 1988-12-21 1990-07-05

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JP2596403Y2 (ja) 1999-06-14

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