JPH05137777A - ポリマー組成物及びその配合物 - Google Patents

ポリマー組成物及びその配合物

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JPH05137777A
JPH05137777A JP4104567A JP10456792A JPH05137777A JP H05137777 A JPH05137777 A JP H05137777A JP 4104567 A JP4104567 A JP 4104567A JP 10456792 A JP10456792 A JP 10456792A JP H05137777 A JPH05137777 A JP H05137777A
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ニコラス・エイ・グリピ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/508Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス透過性に対する良好なバリヤー性を有す
るポリマー成形物を得る。 【構成】 本発明は、ポリマー組成物及びそのブレンド
に関する。本発明のポリマーブレンドは、ポリエチレン
ナフタレート、被酸化性の樹脂及び酸化触媒を含む。ポ
リマー組成物及びそのブレンドは、容器においてガス透
過性に対する有効なバリヤーを与え、容器、特に排出血
液採取用チューブの保存寿命を長くするのに有用なもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、容器に耐ガス透過性を付与し、
容器、特に採血管の保存寿命(シェルフライフ)を長く
する高分子組成物およびそのブレンド物に関する。
【0002】剛直なもの、半剛直なもの、柔軟なもの、
蓋のあるもの、折り畳みできるもの、またはこれらの組
合わせのいずれであろうと、容器は取り扱われる物質を
単に貯蔵するだけでなく、周囲環境からの望ましくない
物質の流入を防ぐ必要がある。大気中の酸素は長い間、
容器が作られている物質に対して最も反応性のある物質
の一つと認められていた。
【0003】ガラスまたは金属で作られた容器は、容器
からのすべての物質の流出および環境からのすべての物
質の流入に対して良好なバリヤー性能を有する。ほとん
どの場合には、ガラスまたは金属で作られた容器はガス
透過は無視できる。
【0004】全体または一部が高分子で作られた容器
は、一般にガラスまたは金属のような優れたシェルフラ
イフまたは透過バリヤー特性を持たない。これらの欠点
は高分子の容器に対する用途を、高分子の大きな利点に
も拘らず、限定していた。利点としては、機械的、熱
的、および光学的特性、および容器を均一にし、ラミネ
ートにし、被覆することのできる高分子の加工技術の応
用可能性がある。さらに、高分子により作られた容器
は、一般に軽量であり、破壊しにくく、製造が安価であ
るという利点がある。射出成形、押出し成形のどちらも
プラスティックからの物品の製造が可能な方法であり、
安価である。射出成形では、大きなキャビテーションお
よび少ない製造時間により製造量を増加できる。さら
に、射出成形プロセスは労働集約的でなく、自動化も容
易にできる。
【0005】包装材料の分野では、近年新規な高分子が
開発され、使用されている。特に、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)はボトルの加工に使用されてきた。
PETで製造されたボトルは優れた機械特性を示す。そ
のようなボトルは炭酸飲料のような加圧液体の包装に使
用される。しかし、そのようなボトルは酸素に敏感な液
体の貯蔵および移送のために使用された時に不都合があ
る。PETで製造された容器は、充分なガス不透過性を
有さず、のぞましいシェルフライフを持たないのであ
る。たとえば、米国特許No.3,733,309号参
照。
【0006】PETのような高分子はオレフィン/ビニ
ルアルコールコポリマー(EVOH)とラミネートする
ことができ、高分子のガスバリヤー性を改良できること
が知られていた。PETとEVOHとのブレンド物は改
良されたガスバリヤー性を有する容器の製造に有用であ
ることが知られていた。たとえば、米国特許No.3,
595,740号参照。
【0007】バリヤー特性に関する他の興味ある特許
は、米国特許No.4,261,473号、4,28
4,671号、および日本特許公報第平2−16714
1号である。
【0008】PETのようなほとんどの高分子材料は、
たとえば290℃またはそれ以上の比較的高い温度で成
形しなければならない。そのような温度以下では、PE
Tは容器を成形するためのプロセスにおいて充分な粘度
にならない。そのようなプロセスには、押出し成形やブ
ロー成形が含まれる。
【0009】他の高分子材料、ポリエチレンナフタレー
ト(PEN)、は良好なバリヤー特性を有する単層二軸
延伸容器の製造に有用である。PENはPETよりも高
い融点と高いガラス転移温度を有する。PENは種々の
包装用途に有用である。たとえば、PENは容易にフィ
ルムに押出しでき、容器に溶融ブローでき、得られる製
品は酸素と二酸化炭素について良好なバリヤー特性を有
する。
【0010】数々の試みが商業的な適用に有用な高分子
ブレンド製造のために為されており、たとえばシェファ
ードらの米国特許No.4,835,214号がある。
これはPENとEVOHのブレンド物で物理的なバリヤ
ーを形成し、改良された耐酸素透過性を付与することを
開示する。PENとEVOHのブレンド物は、酸素のよ
うな透過ガスが通過しなければならない曲がりくねった
通路を与える。しかし、この曲がりくねった通路はガス
分子の透過を完全に防ぐことはできない。そのような物
理的バリヤー高分子は高温時、高湿度時にしばしば低下
した性能を示し、複合化多層加工技術を必要とする。
【0011】山田らの米国特許No.4,261,47
3号も、EVOHと種々のポリエステルおよびナイロン
とのブレンド物を開示し、ブレンドしていないPETに
比べて、改良された物理的なバリヤー特性を有する容器
の製造を開示する。
【0012】しかし、化学的なバリヤー高分子は容器壁
の内部で透過ガス分子と化学的に反応することができ
る。この化学的バリヤー高分子はバリヤーを形成し、透
過ガス分子が容器内部の製品に到達することを防ぐ。
【0013】化学的バリヤー高分子は、代表的には特定
の掃去システムで使用される。酸素掃去システムでは、
酸素分子はバリヤー高分子と化学的に反応し、物品の壁
を通過する酸素物品を減少させる。
【0014】酸素掃去システムは米国特許No.3,8
56,514号に述べられており、抗毒剤(antitoxidan
t)と硬質塩化ビニルが酸素掃去システムに使用されてい
る。抗毒剤と塩化ビニルの組み合わせは、透過する酸素
分子と化学的に反応する化学的バリヤーを提供する。米
国特許No.4,048,361号も酸素掃去に関し、
アクリルニトリルコポリマーのようなバリヤー層が抗毒
剤を含む層に接着された多層構造を開示する。抗毒剤層
は透過する酸素分子を吸収し、結合する。
【0015】医療用品分野においては、ガス透過分子に
ついて物理的バリヤーよりも効果的な、化学的バリヤー
を形成する改良された高分子組成物およびそのブレンド
物に対して特別な要求がある。透過するガス分子は化学
的にバリヤー成分と反応し、バリヤーに捕捉されるの
で、実質的に完全にガスの透過を防止することができ
る。
【0016】効果的な化学的バリヤーを形成することの
できる高分子組成物およびそのブレンド物のような改良
された高分子は、医療用品、特に採血に使用されるよう
な採取管に使用されると大きな利点をもたらすが、用途
はこれに限定されるものではない。高分子物質から作ら
れる採取管は良好な機械特性、熱特性、および光学特性
を示し、たとえば軽量性、低価格性、表面均一性などに
優れる。
【0017】採血管は医療用途に使用されるためのある
種の標準性能を必要とする。そのような標準性能として
は、1年後における採取体積が初期の90%以上である
こと、放射線に安定であること、および分析・試験に際
して妨害をしないことなどが挙げられる。
【0018】採血管において最も臨界的な標準性能は採
取体積の保持である。採取体積の保持は管内部の部分的
な真空または減圧の存在に依存する。採取体積の変化
は、真空(減圧)の変化に直接比例する。したがって、
採取体積の保持は良好な真空の保持に依存する。
【0019】たとえば、使用されるまでの期間に真空を
保持し、適当な貯蔵ライフを提供することは重要なこと
である。つまり、看護婦などが採血のために採血管を使
用まで真空度が保持されていることが重要なのである。
【0020】放射線安定性とは、安定化プロセスにおい
てあるレベルの放射線に暴露された時に、光学的、機械
的および機能的に実質的に変化のないことをいう。
【0021】非妨害性とは、ガラスや高分子のような管
の材料が、管の内部で典型的には血液について行われる
試験・分析を妨害しない性質をいう。そのような試験に
は血液学、血液化学、血液型試験、毒物分析、および治
療薬モニタリングなどが含まれるが、これらに限定され
るものではない。
【0022】したがって、上記のような要求性能を満足
し、医療用途に使用可能で有用な高分子ブレンド物から
作られた採血管の提供が望まれるのである。
【0023】本発明は高分子組成物およびそのブレンド
物に関する。その高分子組成物およびそのブレンド物
は、プラスティック容器に耐酸素透過性を付与し、プラ
スティック容器、特にプラスティック採血管のシェルフ
ライフを長くする。
【0024】物品に耐ガス透過性を付与するのに有効な
望ましい高分子組成物としては、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート
(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)およ
びこれらの混合物があるが、これらに限定されるもので
はない。
【0025】物品に耐ガス透過性を付与するのに有効な
高分子ブレンド物は、望ましくは以下の物を含む: (a) 高分子置換樹脂 (b) 被酸化性(酸化可能な)樹脂、および (c) 酸化触媒。
【0026】物品に耐ガス透過性を付与するのに有効な
高分子ブレンド物は、好ましくは以下の物を含む: (a) ポリエステル置換樹脂 (b) ポリアミド樹脂、および (c) 触媒。
【0027】物品に耐ガス透過性を付与するのに有効な
最も好ましい高分子ブレンド物は、以下の物を含む: (a) PEN (b) ナイロン、および (c) コバルト触媒。
【0028】本発明はさらに、(a)少なくとも一種の高
分子置換樹脂を含む、高分子組成物を第一の成形工程で
成形すること、および(b)第一の成形工程での高分子組
成物から、第二の成形工程で物品を成形すること、を含
む高分子組成物の物品の成形方法に関する。
【0029】本発明はさらに、(a)高分子置換樹脂と酸
化可能な樹脂とのブレンド物を、第一の成形工程で成形
すること、(b)酸化可能な樹脂を酸化するために触媒の
存在下で第一の成形工程を行うこと、および(c)第一の
成形工程で得られた高分子ブレンド物から、第二の成形
工程で物品を成形すること、を含む高分子ブレンド物の
物品の形成方法に関する。
【0030】本発明に係る高分子組成物または高分子ブ
レンド物で作られた物品には、コンテナー、ジャー、ボ
トル、コレクションチューブ、および医療用品とその類
似物を含むが、これらに限定されるものではない。
【0031】本発明に係る高分子組成物または高分子ブ
レンド物組成物は、物品の物理特性、を損うことのない
改良されたガスバリヤー特性、長いシェルフライフ、改
良された靭性および軽量性といういくつかの効果を有す
る。改良されたガスバリヤー特性には、酸素のようなガ
ス状分子の流出と流入も含まれる。さらに、本発明に係
る組成物で作られた物品は透明から真珠光沢の色彩を有
する。
【0032】本発明に係る高分子組成物または高分子ブ
レンド物組成物の他の効果は、ガス透過性とシェルフラ
イフに対する問題が重要となる医療用品の容器および装
置への応用ができることである。
【0033】本発明に係る高分子組成物または高分子ブ
レンド物組成物による製造の長所は、製造コストの低い
射出成形や押出し成形という方法が適用できることであ
る。それにより、本発明に係る高分子組成物およびそれ
らのブレンド物は物品製造のコストを低減することがで
きる。
【0034】本発明に係る高分子組成物または高分子ブ
レンド物組成物はさらに、採血管の製造に使用できると
いう効果を有する。本発明に係る高分子組成物または高
分子ブレンド物組成物により製造された管は、従来の高
分子組成物または高分子ブレンド物組成物により製造さ
れた管よりも、真空の保持および採血体積の保持性に優
れている。さらに、衝撃に対する管の耐性もガラスより
優れている。
【0035】本発明に係る高分子組成物または高分子ブ
レンド物組成物により製造される採血管の望ましい態様
は、医療用品に使用するために必要とされる基準の性能
に適合することである。そのような基準性能には1年後
に初期の90%以上の採血能力の保持を含み、放射線安
定性、血液の分析・試験の妨害をしないことも含まれ
る。
【0036】以下、さらなる態様を示しつつ、本発明に
ついてより詳細に説明する。
【0037】本発明の更なる理解は添付図面を参照する
ことによって行うことができる。ここで、図1は、本発
明のPENブレンド組成物を用いて製造された典型的な
血液採取用チューブの一定時間における真空損失(%)
をPET及びPENの組成物を用いて製造された典型的
な血液採取用チューブのそれとを比較するダイアグラム
であり;図2は、典型的な血液採取用チューブの透視図
であり;図3は、図2のチューブの3−3線に沿った縦
断面図である。
【0038】以下に本発明の好ましい態様を説明する
が、これらは単に例示であり、本発明は、他の特定の形
態を採ることもでき、以下に示す態様に限定されるもの
ではない。種々の他の修正は、本発明の範囲及び精神か
ら逸脱することなく当業者に明らかであり容易に行うこ
とができる。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその
均等物によって決定される。
【0039】物品において酸素透過性に対する有効なバ
リヤーを提供するのに有用な本発明のポリマーブレンド
組成物は、好ましくは、(a) ポリエチレンナフタレート
(PEN);(b) 被酸化性の樹脂;及び(c) 酸化触媒;
を含む。
【0040】PENは、高い融点、高いガラス転移温度
及び良好なバリヤー特性を有する基材樹脂である。PE
Nとしては、ポリエチレンナフタレン−2,6−ジカル
ボキシレート、ポリエチレンナフタレン−1,4−ジカ
ルボキシレート、ポリエチレンナフタレン−1,6−ジ
カルボキシレート、ポリエチレンナフタレン−1,8−
ジカルボキシレート及びポリエチレンナフタレン−2,
3−ジカルボキシレートが挙げられるが、これらに限定
されるものではない。好ましくはPENはポリエチレン
ナフタレン−2,6−ジカルボキシレートである。
【0041】ポリマーブレンド組成物に有用な被酸化性
の樹脂としては、次式:
【化1】 (式中、Xは尿素、ウレタン又はアミドである) で示される、メタ位の脂肪族側鎖中に少なくとも一個の
水素原子を有するベンゼン環を含む芳香族ポリアミド樹
脂が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0042】ポリマーブレンド組成物において望ましい
ポリアミド樹脂としては、選択されたナイロンが挙げら
れるがこれらに限定されるものではない。好ましいナイ
ロンは、メタキシリレンジアミンとアジピン酸とのポリ
マーである。最も好ましいナイロンは、神奈川県平塚市
の三菱瓦斯化学によって販売されているナイロンMXD
6である。ナイロンMXD6は、メタキシリレン基を有
し、酸素及び二酸化炭素に対するガスバリヤー特性を有
する。
【0043】ポリマーブレンド組成物において有用な酸
化触媒としては、遷移金属の塩である触媒が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。望ましい触媒と
しては、コバルト塩、コバルト(II)ブロミド及びコバ
ルトカルボキシレートが挙げられるが、これらに限定さ
れるものではない。好ましい触媒は、無色溶媒をベース
とする系であるコバルトカルボキシレートである。コバ
ルトカルボキシレートは、コバルトSICCATOL
(オランダ国アメスフォルドのAkzo Chemie
Nederland BVの商標)として入手するこ
とができる。コバルトカルボキシレートはC8〜C10
バルトカルボキシレートの溶液であり、コバルトの濃度
(金属として)は溶液に対して10重量%である。
【0044】本発明の物品において酸素透過性に対する
有効なバリヤーを与えるのに有用なポリマーブレンド組
成物は、以下の成分を含むものである(ここで、%は全
組成物に対する重量フラクションである)。
【0045】(1) 約90〜約99.5%、望ましくは約
96〜約99.5%、好ましくは約97〜約99.5
%、最も好ましくは約99.5%のPENポリマー; (2) 約10〜約0.5%、望ましくは約4〜約0.5
%、好ましくは約3〜約0.5%、最も好ましくは約
0.5%の被酸化性の樹脂;及び (3) 約5〜約500ppm、望ましくは約100〜約2
50ppm、好ましくは約150〜約200ppm、最
も好ましくは約180ppmの酸化触媒。
【0046】PENは、配合及び成形前に少なくとも約
0.04dl/g〜約1.1dl/gの内部粘度を有
し、良好な靭性及び衝撃負荷に対する良好な耐性を有す
る物品が得られることが最も好ましい。
【0047】本発明のポリマーブレンド組成物は、被酸
化性樹脂に対する酸化樹脂の性質によってPENのバリ
ヤー特性を改良するものである。酸化触媒によって、透
過酸素分子と被酸化性樹脂との間の化学反応が起こる。
透過酸素ガス分子は、この反応によって被酸化性樹脂の
ポリマー鎖に捕捉され固定される。したがって、本発明
のポリマーブレンド組成物は、透過酸素ガス分子に対す
る有効なバリヤーを与える。
【0048】本発明のより好ましい態様においては、物
品において酸素透過性に対する有効なバリヤーを与える
のに有用なポリマーブレンド組成物は、(a)ポリエチレ
ンナフタレン−2,6−ジカルボキシレート;(b) ナイ
ロン;及び(c) コバルト触媒;を含む。
【0049】本発明の他の態様としては、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリエステル、PET、PEN又は
PETとPENの混合物のような(但しこれらに限定さ
れるものではない)ポリマー基材樹脂を含むポリマー組
成物が挙げられる。PETとPENとのブレンドとして
は、25〜50%のPENと50〜75%のPETとの
ブレンドが挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0050】本発明のポリマー組成物又はポリマーブレ
ンド組成物を用いることによって種々の物品を製造する
ことができる。かかる物品としては、被包材料、容器、
瓶、ジャー、チューブ、医療器具及び採取用チューブが
挙げられるがこれらに限定されるものではない。本発明
のポリマー組成物又はそのブレンドにより製造される好
ましい物品は、排出(evacuated)血液採取用チューブで
ある。
【0051】本発明のポリマー組成物又はそのブレンド
から製造される物品は、改良された物理特性及び化学特
性を有し、かかる改良された特性としては、良好な靭
性、軽い重量、長くなった保存寿命、酸素透過性に対す
る良好な抵抗性及び真珠箔着色に対する透明性(transpa
rent to pearlescent coloring)が挙げられるがこれら
に限定されるものではない。
【0052】ポリマー組成物又はそのブレンドは容易に
物品に成形することができる。物品は、標準的な転化方
法又は成形工程によって成形することができ、かかる方
法としては、射出成形、押出成形、延伸吹込成形、圧縮
成形、トランスファー成形、真空成形、注型成形、1段
又は2段法を用いる射出延伸吹込成形、パイプ押出成
形、共射出成形又は共押出成形が挙げられ(但しこれら
に限定されるものではない)、ポリマーは構造層又はバ
リヤー層などのいずれかとして機能する。
【0053】ポリマー組成物又はそのブレンドから成形
された物品の保存寿命は、組成物の成分のブレンド及び
所望の物品の厚さに基づいて、特定の最終ユーザーに適
合させることができる。
【0054】PENを含むポリマーブレンド組成物から
成形された採取用チューブの保存寿命は、約12月〜約
36月、好ましくは約18月〜約36月、最も好ましく
は約36月であると考えられる。
【0055】図1に示すように、PENの組成物により
製造された典型的な血液採取用チューブは、PETの組
成物により製造された典型的な血液採取用チューブに比
してガス透過性に対する改良されたバリヤー性を有して
いると考えられる。更に、PENを含むポリマーブレン
ド組成物により製造されたチューブは、PENの組成物
により製造されたチューブ及びPETの組成物により製
造されたチューブに比して、ガス透過性に対する改良さ
れたバリヤー性を有していると考えられる。
【0056】本発明のポリマーブレンド組成物により製
造された排出血液採取用チューブは、管壁を通る酸素ガ
ス透過に対する有効な化学的バリヤー性のために少なく
とも24月の間、優れた引張容量保持(draw volume ret
ention)を与えると考えられる。
【0057】ポリマー組成物又はそのブレンドにより製
造された排出血液採取用チューブは、定型的な化学分
析、生物学的不活性性測定、血液学、血液化学、血液型
検査、毒性分析又は治療薬のモニタリング及び体液試験
を含む他の臨床試験のような用とにおいて有用に用いる
ことができる。
【0058】図2及び図3は、開放端11、閉鎖端1
8、及び、内側に伸長しておりチューブの内壁12に接
着してその場に保持されるようになっているストッパー
14を有する典型的な血液採取用チューブ10が示され
ている。図3においては、血液採取用チューブにおける
真空を変化させる三つの機構が図式的に示されている。
即ち、(A)ストッパー材料を通るガス透過;(B)チ
ューブ材料を通るガス透過;及び(C)閉止部材/チュ
ーブの境界面におけるリーク;である。したがって、実
質的にガス透過がなく且つリークがなければ、良好な真
空保持及び良好な引張容量保持が得られる。
【0059】ポリマー組成物又はそのブレンドで排出血
液採取用チューブを被覆する方法としては、成形ラミネ
ートに対して溶液被覆、浸漬被覆、共押出、クロスヘッ
ド押出又は共射出成形を行うという方法が挙げられるが
これらに限定されるものではない。
【0060】ポリマー組成物又はそのブレンドはは、排
出血液採取用チューブのような物品を被覆するのに有効
に用いることができる。被覆により、酸素ガス透過性に
対する有効なバリヤーを有する物品が提供される。
【0061】本発明において用いられるポリマー組成物
又はそのブレンドは、それから製造される物品の特性に
悪影響を与えない通常の添加剤又は配合剤を含んでいて
もよい。通常の添加剤としては、充填剤、滑剤、光及び
熱安定剤、押出助剤、染料、顔料、安定剤例えば酸化防
止剤又は紫外光遮蔽剤、押出助剤、ポリマーをより分解
性又は燃焼性にするような添加剤、例えば酸化触媒など
が挙げられる。
【0062】当業者によって、本発明の範囲及び精神か
ら逸脱することなく、種々の他の修正を行うことができ
る。
【0063】以下に実施例を示すが、これらは本発明を
いかなる特定の態様にも限定するものではなく、単に例
示に過ぎないものである。
【0064】実施例1 PENを含むポリマーブレンド組成物を用いた排出血液
採取用チューブの成形方法 約99.5%のPEN、0.5%のナイロンMXD6及
び180ppmのコバルトSICCATOLの粒状試料
を混合し、除湿乾燥剤タイプの乾燥器中において270
°Fで最低4時間、湿分0.005%以下に乾燥した。
【0065】次に、4キャビティのホットランナー成形
型中において1.5秒間、ペレットを射出成形して血液
採取用チューブを成形した。ホットランナー成形型のマ
ニホルド及びゲート温度を約590°F〜630°Fに
設定し、成形型射出能力を射出バレル容量の約1/2〜
1/3とした。
【0066】次に、血液採取用チューブを、約80°F
〜115°Fに設定した冷却水で6秒間冷却した。
【0067】実施例2 PENの組成物を用いた排出血液採取用チューブの成形
方法。
【0068】PENペレットを、除湿乾燥剤タイプの乾
燥器中において270°Fで最低4時間、湿分0.00
5%以下に乾燥した。
【0069】次に、100トン/8オンスの射出能力の
Krauss Mafei Horizontal射出成型器中で、4キャビテ
ィのホットランナー成形型中において1.5秒間、ペレ
ットを射出成形して、13×100mmの血液採取用チ
ューブを成形した。ホットランナー成形型のマニホルド
及びゲート温度を約590°F〜630°Fに設定し
た。
【0070】次に、血液採取用チューブを、約80°F
〜115°Fに設定した冷却水で6秒間冷却した。
【0071】実施例3 ポリマー組成物及びそのブレンドを用いて製造された血
液採取用チューブの比較分析 PEN及びPETの二種類の異なる配合物から血液採取
用チューブを製造した。PET配合物は、テネシー州キ
ングスポートのEastoman Chemical Products,Inc.によ
って製造されたものであった。
【0072】チューブを、容量損失及び容量損失の結果
から計算される予想保存寿命に関して試験した。指数回
帰分析によって、チューブ材料の引張容量損失速度(dra
w volume loss rate)が次式を用いて傾斜として得られ
た。
【0073】引張容量=A*exp(-Bt) (上式において、t=時間(日);A=初期引張容量
(ml)の切片;B=傾斜(l/日)) 引張容量の時間が許容限界内であった場合に、引張容量
の傾斜の検討から保存寿命を計算した。実験の結果を表
1に示す。
【0074】 表1 チューブ材料に関して計算された保存寿命 ────────────────────────────────── チューブ データ 引張容量 予想保存 真空保持* 材料 採取時間 損失速度 寿命 (%) (日) (ml/日) (月) ────────────────────────────────── ガラス 149 0.88×10-4 78.9 96.8 PET(A) 150 5.46×10-4 12.7 81.9 PET(B) 90 5.78×10-4 12.0 81.0 PEN 90 2.08×10-4 33.2 92.7 ────────────────────────────────── * 真空保持は、1年経過の終了時における予想である 表1は、PENから製造されたチューブが、PETから
製造されたチューブよりも大きな予想保存寿命を有する
ことを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPENブレンド組成物を用いて製造さ
れた典型的な血液採取用チューブの一定時間における真
空損失(%)をPET及びPENの組成物を用いて製造
された典型的な血液採取用チューブのそれとを比較する
ダイアグラムを示す図である。
【図2】典型的な血液採取用チューブの透視図である。
【図3】図2のチューブの3−3線に沿った縦断面図で
ある。
フロントページの続き (72)発明者 ノリス・エム・トールフソン アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 27513,キヤリー,マルベリー・コート 101 2シー (72)発明者 ジヨエル・エル・ウイリアムズ アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 27511,キヤリー,ウオールナツト・スト リート 1306

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマー基材樹脂、被酸化性の樹脂及び
    酸化触媒を含む物品。
  2. 【請求項2】 (a) ポリマー基材樹脂;(b) 被酸化性の
    樹脂;及び(c) 酸化触媒;を含む排出血液採取用チュー
    ブ。
  3. 【請求項3】 (a) ポリエチレンナフタレン−2,6−
    ジカルボキシレート;(b) メタキシリレンジアミンとア
    ジピン酸とのポリマー;及び(c) コバルトカルボキシレ
    ート;を含む排出血液採取用チューブ。
  4. 【請求項4】 (a) ポリマー基材樹脂;(b) 被酸化性の
    樹脂;及び(c) 酸化触媒;を含むポリマーブレンド。
  5. 【請求項5】 該ポリマー基材樹脂が、ポリプロピレ
    ン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリエチレンテレフ
    タレート及びポリエチレンナフタレートからなる群から
    選択されるものである請求項4記載のポリマーブレン
    ド。
  6. 【請求項6】 該ポリマー基材樹脂がポリエチレンナフ
    タレートである請求項5記載のポリマーブレンド。
  7. 【請求項7】 ポリエチレンナフタレートが、ポリエチ
    レンナフタレン−2,6−ジカルボキシレート、ポリエ
    チレンナフタレン−1,4−ジカルボキシレート、ポリ
    エチレンナフタレン−1,6−ジカルボキシレート、ポ
    リエチレンナフタレン−1,8−ジカルボキシレート及
    びポリエチレンナフタレン−2,3−ジカルボキシレー
    トからなる群から選択される請求項6記載のポリマーブ
    レンド。
  8. 【請求項8】 被酸化性の樹脂がポリアミド樹脂である
    請求項4記載のポリマーブレンド。
  9. 【請求項9】 酸化触媒が、遷移金属の塩、コバルト
    塩、コバルト(II)ブロミド及びコバルトカルボキシ
    レートからなる群から選択されるものである請求項4記
    載のポリマーブレンド。
  10. 【請求項10】 触媒がコバルトカルボキシレートであ
    る請求項9記載のポリマーブレンド。
JP4104567A 1991-04-23 1992-04-23 排出血液採取用チューブ Expired - Lifetime JPH0811131B2 (ja)

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