JPH05137640A - 仏 壇 - Google Patents

仏 壇

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JPH05137640A
JPH05137640A JP33009091A JP33009091A JPH05137640A JP H05137640 A JPH05137640 A JP H05137640A JP 33009091 A JP33009091 A JP 33009091A JP 33009091 A JP33009091 A JP 33009091A JP H05137640 A JPH05137640 A JP H05137640A
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JP
Japan
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buddhist
altar
buddhist altar
stage
columns
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JP33009091A
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English (en)
Inventor
Taizo Kato
▲泰▼造 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUKI KATO KK
Original Assignee
MARUKI KATO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仏壇において、荘厳の豪華さを損なうことな
く、脇部の前方の空間を後方へ広げ、その空間を利用し
て例えば位牌を安置したり、仏壇箱の側壁の内面のスペ
ースを後方へ増加させ、そのスペースを利用して例えば
法名軸を掛けたりする。 【構成】 左右の脇部24と前方にせり出した中央の主
部25とからなる須弥段26と、該須弥段26の後縁に
立設された複数本の後列柱27と、該須弥段26の中程
又は前縁に立設された複数本の中列柱28又は前列柱2
9と、該後列柱27,中列柱28又は前列柱29の上端
に支えられた屋根30とを含む荘厳22が、仏壇箱2の
内部に載置された仏壇1において、前記須弥段26の脇
部24には後列柱27のみを立設して、該脇部24の前
縁を後退させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仏像、掛軸、位牌等を祀
る仏壇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5に示すように、従来の仏壇
61は、前面が扉15,17により開閉される仏壇箱6
2と、該仏壇箱62の内部に階段状に設けられた下段1
8、上段20及び上々段21と、該上々段21の上に載
置された荘厳63とから構成されている。この荘厳63
は、左右の脇部24と前方へせり出した中央の主部25
とからなる須弥段64と、該須弥段64の後縁の右端か
ら左端にかけて立設された四本の後列柱27と、該須弥
段64の中程の右端から左端にかけて立設された六本の
中列柱28と、該須弥段64の主部25の前寄りに立設
された二本の前列柱29と、これら三列の柱の上端に支
えられた屋根30とからなっている。特に、脇部24に
おいては後列柱27と中列柱28の二列が間隔をおいて
並んでいることから、該脇部24はその間隔以上の奥行
きを有し、従って、脇部24の前縁は主部25の前縁と
大差がない位、前方にせり出して位置している。
【0003】また、仏壇1には、以下のような多くの仏
像や仏具等が安置されたり載置されたりしている。ま
ず、荘厳63の中央二本の後列柱27の間に立設された
主壁37には本尊仏の尊影の掛軸が掛けられ、また、須
弥段64の主部25には本尊仏の仏像が安置され、中央
二本の中列柱28にはその掛軸や仏像を見映え良くする
ための装飾体38が取り付けられている。また、左右各
二本の後列柱27の直ぐ後方に位置する仏壇箱62の背
壁7には脇立(菩薩)の尊影の掛軸が掛けられ、また、
脇部24には脇立の仏像が安置される。これらの後列柱
27にはその掛軸を見映え良く装飾するための装飾体3
8が取り付けられている。そして、須弥段64には本尊
仏及び脇立に供養するための仏飯器、茶湯器等の仏具が
載置され、下段18、上段20及び上々段21には香
炉、高杯、花立て等の仏具が載置される。仏壇の上部に
は、瓔珞、輪灯、燈龍等の仏具が吊り下げられる。この
ように、従来の仏壇は専ら本尊仏と脇立とを中心として
構成されており、先祖の法名が書かれた掛軸(以下、
「法名軸」という。)を掛けたり位牌を安置したりする
ことを想定した設計はなされていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現実の仏壇の
使用においては、図4に示すように、法名軸45を掛け
たり位牌46を安置したりすることが慣習的に行われて
おり、前記設計との矛盾から、次のような問題が生まれ
ていた。
【0005】(1) 法名軸45を掛けようとすると、その
掛け場所は事実上、仏壇箱62の側壁39のうち中柱1
0より前方の前半部分に限られる。中柱10より後方の
後半部分は、前記脇部24の前方へのせり出しにより、
ほとんどスペースがないからである。また、荘厳63の
主壁37及び荘厳63後方の背壁7は、本尊仏及び脇立
の掛軸しか掛けないのが、仏壇本来の様式だからであ
る。
【0006】(2) 法名軸45が特に大きい場合には、前
記側壁39の前半部分からはみ出たり、あまりに見映え
が悪くなったりするため、実際は掛けることができず、
丸めたまま下段18に載置したり、仏壇61を載せてい
る敷台に収納したりするしかなかった。
【0007】(3) 先祖の位牌46を安置しようとする
と、その安置場所は上々段21、上段20及び下段18
のうち前記仏具の間に作ったスペースとなる。須弥段2
6には、本尊仏及び脇立の仏像やこれらを供養するため
の仏飯器等の限られた仏具しか安置・載置しないのが仏
壇本来の様式だからである。しかし、小さい家の増加に
伴う仏壇61の小型化や、家族の死去に伴って代々増え
てゆくという位牌46の性質から、前記上々段21、上
段20及び下段18からは新たな位牌46の安置場所が
なくなる傾向にあった。
【0008】(4) 須弥段26の主部25は、荘厳22の
豪華さを保つため、大きな奥行きを必要とするが、須弥
段26の脇部24は、前記の通り脇立の仏像と限られた
仏具さえ安置・載置できればよいため、あまり大きな奥
行きを必要としない。ところが、従来の脇部24は必要
以上の奥行きを有していたため、無駄なスペースが生じ
ることがあった。この問題は、特に脇部24に脇立の仏
像を置かない場合に顕著であった。
【0009】本発明の目的は、上記課題を解決し、荘厳
の豪華さを損なうことなく、脇部の前方の空間を後方へ
広げ、その空間を利用して例えば位牌を安置したり、仏
壇箱の側壁の内面のスペースを後方へ増加させ、そのス
ペースを利用して例えば法名軸を掛けたりすることが可
能な仏壇を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、左右の脇部と前方にせり出した中央の
主部とからなる須弥段と、該須弥段の後縁に立設された
複数本の後列柱と、該須弥段の中程又は前縁に立設され
た複数本の中列柱又は前列柱と、該後列柱,中列柱又は
前列柱の上端に支えられた屋根とを含む荘厳が、仏壇箱
の内部に載置された仏壇において、前記須弥段の脇部に
は後列柱のみを立設して、該脇部の前縁を後退させると
いう手段をとった。ここで、「後列柱」は、一直線上に
並んでいることは必須ではなく、多少前後にばらついて
いてもよい。
【0011】
【作用】上記の仏壇によれば、脇部においては後列柱の
みが存在するようになっているため、該脇部の奥行きが
従来例より小さく形成されている。従って、脇部の前縁
は主部の前縁より大きく奥へ後退し、該脇部の前方の空
間が後方へ広がるとともに、側壁の内面のスペースが後
方へ増加している。そこで、この広がった空間や増加し
たスペースを利用して、法名軸を掛けたり位牌を安置し
たりすることができる。また、荘厳の豪華さは、主部の
前方へのせり出しや屋根の作りに負うところが大きいた
め、脇部の奥行きが小さくなったことによっては、ほと
んど損なわれない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した仏壇の第一実施例
について、図1及び図2を参照して説明する。本実施例
の仏壇1は、前面が扉15,17により開閉される仏壇
箱2と、該仏壇箱2の内部に階段状に設けられた下段1
8、上段20及び上々段21と、該上々段21の上に載
置された荘厳22と、仏壇箱2の側壁9,13の内面に
設けられた装飾枠32及び安置棚34とから構成されて
おり、これら各部を順に詳述する。
【0013】前記仏壇箱2は、図示しない敷台の上に載
置されている。この仏壇箱2の底板をなす厚い下台3の
上面の四隅には、左右の前支柱4と左右の後支柱5とが
立設されている。左右の後支柱5の対向する側面には保
持溝6が凹設され、該保持溝6には板状の背壁7がその
左右縁部を嵌合されて保持されている。左右の後支柱5
の前面と左右の前支柱4の後面には各々保持溝8が凹設
され、これらの保持溝8には一対の板状の主側壁9がそ
の前後縁部を嵌合されて保持されている。
【0014】前記左右の主側壁9のほぼ中央部におい
て、その内側面に接するように略円柱状の中柱10が立
設され、これらの中柱10の内側寄りの背面には各々係
止溝11が凹設されている。そして、前記主側壁9の内
側には該主側壁9と平行して一対の副側壁13が配設さ
れ、該副側壁13の前縁部は前記係止溝11に嵌合され
て保持されるとともに、該副側壁13の後縁部は前記背
壁7に接着固定されている。従って、これらの副側壁1
3は中柱10の内面と略面一になり、また副側壁13の
外面と主側壁9の内面との間には間隙36が生じるよう
になっている。また、前記前支柱4の内側には、略円柱
状の前柱12が立設されている。
【0015】前記前支柱4の外側面には、図2に示すよ
うに、外蝶番14を介して二つ折り扉15が開閉可能に
軸支されている。また、前支柱4の前面には内蝶番16
を介して二つ折り内扉17が開閉可能に軸支されてい
る。また、前支柱4と後支柱5の上端部には図示しない
天板が被さるように配設されている。
【0016】前記下段18、上段20及び上々段21
は、前記下台3の上方に階段状に設けられている。ま
ず、下段18は平板状に形成され、該下段18と下台3
との間には図示しない中央引出しが設けられるようにな
っている。また、下段18の上面奥には図示しない上部
引出しを有する支台19が設けられている。この支台1
9の上面には平板状の上段20が設けられ、該上段20
の上面にも平板状の上々段21が設けられている。
【0017】前記荘厳22は上々段21の上面に載置さ
れている。この荘厳22の底部には台座23が設けら
れ、該台座23の上部には左右の脇部24より中央の主
部25が前方にせり出した平板状の須弥段26が形成さ
れている。この須弥段26の後縁の右端から左端にかけ
ては六本の後列柱27が立設され、須弥段26の主部2
5の中程には四本の中列柱28が立設され、同じく主部
25の前寄りには二本の前列柱29が立設されている。
すなわち、図4及び図5の従来例と比べると、本実施例
では従来例の中列柱28のうちの左右端の二本が省かれ
ることにより、脇部24においては後列柱27のみが存
在するようになっているため、該脇部24の奥行きが従
来例より小さく形成されている。
【0018】従って、脇部24の前縁は主部25の前縁
より大きく奥へ後退し、該脇部24の前方の空間、すな
わち上々段21の左右部分の上方の空間が後方へ広がる
とともに、側壁9,13の内面のスペースが後方へ増加
している。仏壇1における荘厳22の豪華さは、主部2
5の前方へのせり出しや主部25に立設された中列柱2
8と前列柱29との重なり具合や屋根の作り等に負うと
ころが多いので、このように脇部24の奥行きを小さく
形成してもほとんど損なわれない。また、中央二本の中
列柱28及び左右各二本の後列柱27には掛軸や仏像を
見映え良くするための装飾体38が取り付けられてい
る。これらの三列の柱27,28,29の上端には屋根
30が取着されている。
【0019】前記装飾枠32は、上記の通りスペースが
後方へ増加した左右の副側壁13の内面に設けられてい
る。すなわち、装飾枠32は上辺が隅丸になった縦長長
方形状の切れ目のない枠体で構成され、その内周の背面
側には係止凸条33が突設されている。そして、左右の
副側壁13には前記係止凸条33と略同一形状の取付穴
31が形成され、該取付穴31の内縁に前記係止凸条3
3が圧入されることにより、装飾枠32は通常の使用時
には外れない程度に着脱可能に取り付けられている。こ
の装飾枠32の下部には仏壇箱2の内側に水平に突出す
る安置棚34が一体に併設され、該安置棚34には位牌
46が安置されるようになっている。
【0020】なお、この安置棚34は前記須弥段26の
脇部24の前方の後方へ広がった空間を利用して、比較
的幅広に突出している。また、この安置棚34は該須弥
段26より低い位置に配されている。また、装飾枠32
の上端位置に対応する前記主側壁9の内面には掛止突起
35が突設され、該掛止突起35に法名軸45の吊紐が
掛けられるようになっている。
【0021】前述した本実施例の仏壇箱2、各載置段1
8,20,21及び荘厳22は桧材等の木材や合成樹脂
材よりなり、各部品は凸部又は凹部を備えるとともにほ
ぞ組みされており、分解して掃除することが可能になっ
ている。また、仏壇1の表面には漆が塗られ、さらにそ
の一部には金箔が貼着されている。
【0022】以上のように構成された仏壇1内部には、
各種の仏像が安置され、また、仏具が載置される。すな
わち、荘厳22の中央二本の後列柱27の間に立設され
る主壁37には本尊仏の尊影の掛軸が掛けられ、また、
須弥段26の主部25には本尊仏の仏像が安置される。
同じく脇部24の背壁7には脇立の尊影の掛軸が掛けら
れ、また脇部24には脇立の仏像が安置される。そして
同じく須弥段26の前部には、本尊仏や脇立に供養する
ための仏飯器や茶湯器が供えられる。また、上々段21
には金レンゲ等の装飾品、上段20には香炉や高杯、下
段18には花立て等の仏具が、各々載置される。さら
に、仏壇1の上部には、輪灯、瓔珞、燈龍等が吊り下げ
られる。
【0023】さらに、本実施例では上記の通り須弥段2
6の脇部24の前縁を後退させて、該脇部24の前方の
空間を後方へ広げるとともに、副側壁13、(すなわち
側壁の後半部分)の内面のスペースを後方へ増加させた
ことにより、従来は狭くて法名軸45を掛けたり位牌4
6を安置したりできなかった場所に、該法名軸45を掛
けられるスペースが確保されている。
【0024】そして、本実施例では、この副側壁13の
内面に装飾枠32を設けたことにより、該装飾枠32に
囲まれた主側壁9の内面が法名軸45の掛け場所として
明確に特定される。従って、法名軸45をこの主側壁9
の内面に対して何の違和感もなく安心して掛けることが
できる。また、この装飾枠32により、法名軸45の前
面周縁部の前方が囲まれて装飾されるので、法名軸45
の見映えが良くなる。特に、本実施例では副側壁13と
主側壁9との間に生じた間隙36を利用して法名軸45
を掛けるので、その法名軸45が特に大きい場合であっ
ても、荘厳22や中柱10に干渉させることなく前記間
隙36に収めることができるとともに、その法名軸45
の一部が装飾枠32を通して見えるだけなので、大きい
法名軸45を掛けたことによる違和感も生じない。ま
た、法名軸45の前面が装飾枠32より奥まって位置す
るので、奥行感のある豪華な外観が得られる。
【0025】また、本実施例では、この副側壁13の内
面のスペースに安置棚34を設けたことにより、該安置
棚34が位牌46の安置場所として明確に特定される。
従って、先祖の法名が書かれた位牌46をこの安置棚3
4に対して何の違和感もなく安心して安置することがで
きる。また、この場所に安置した位牌46は、仏具を出
し入れするときにあまり邪魔にならないので、その際に
位牌46や仏具を誤って倒して傷をつけたり、周りを汚
したりする失敗を防止又は軽減することができる。ま
た、下段18、上段20又は上々段21のスペースがそ
こに位牌46を安置しない分だけ広くなるので、仏具の
配置が楽になり、掃除もし易くなる。また、本実施例で
は、安置棚34を須弥段26より低い位置に設けたの
で、位牌46を本尊仏より低く安置することができ、本
尊仏を最高位に安置する仏壇本来の様式を損なうことも
ない。
【0026】また、前記副側壁13は内面が中柱10の
内面と略面一になるように配設されているので、中柱1
0の後方部が中柱10によりさえぎられることがなくな
り、手ものばしやすい。従って、安置棚34への位牌4
6の出し入れ、須弥段26及び上々段21の左右端部へ
の仏具の出し入れが容易となり、さらに掃除がし易くな
る。
【0027】図3に示す第二実施例は、副側壁がない点
と、装飾枠及び安置棚が取着されていない点においての
み第一実施例と相違する。本実施例の仏壇41において
も、仏壇箱42の側壁39の後半部分の内面のスペース
が後方に増加しているので、従来は側壁39の前半部分
に掛けていた、法名軸45をより見映えのよい仏壇41
の奥部にある側壁39の後半部分に掛けることができ
る。また、脇部24の前方の空間、すなわち上々段21
の左右部分の上方の空間が後方へ広がっているので、安
置棚がなくてもに、新たな位牌46を安置することがで
き、さらに従来より多くの仏具47を載置することがで
きる。
【0028】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れず、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。 (1)荘厳の柱は後列柱、中列柱及び前列柱が三列に並
んだものに限定されず、後列柱及び中列柱、又は、後列
柱及び前列柱が二列に並んだもの、並びに後乃至前列柱
が四列以上に並んだものにおいて、本発明を具体化して
もよい。 (2)装飾枠は少なくとも法名軸の周囲又は前面周縁部
の前方に位置し得る枠を備えていればよく、法名軸を掛
けるための掛止具は装飾枠と一体でも別体でもよい。装
飾枠の形状は、例えば隅丸長方形が一般的であるが、楕
円形、菱形、長方形でもよく、また、枠の一部が切れた
ものも含む。 (3)安置棚は、少なくとも位牌を安置できる大きさが
あればよく、その形状は適宜決定できる。また、安置棚
はそれ単独でも、前記装飾枠と組み合わせてもよく、後
者の場合装飾枠と一体でも別体でもよい。また、実際の
使用においては安置棚に位牌以外の仏具を載置してもか
まわない。 (4)後方へ広がった脇部の前方の空間及び後方へ増加
した側壁の内面のスペースは、前記法名軸及び位牌以外
の仏像又は仏具の安置・載置場所として利用することも
できる。 (5)位牌はくり出しを含む。 (6)中柱のない仏壇に具体化することもできる。 (7)前柱は略円柱状に限定されず、例えば角柱状や断
面が半円形状の柱でもよい。 (8)塗仏壇に限定されず、唐木仏壇や合成樹脂の仏壇
でもよく、また、各種大きさの仏壇にも具体化できる。 (9)屋根のない荘厳からなる仏壇、敷台のない仏壇あ
るいは上々段のない仏壇その他各種形式の仏壇にも具体
化することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の仏壇は、上記の通り構成されて
いるので、荘厳の豪華さを損なうことなく、後方へ広が
った脇部の前方の空間を利用して例えば位牌を安置した
り、後方へ増加した仏壇箱の側壁の内面のスペースを利
用して例えば法名軸を掛けたりすることができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第一実施例を一部破断して
示す斜視図である。
【図2】同じく要部の横断面図である。
【図3】第二実施例を一部破断して示す斜視図である。
【図4】従来例を一部破断して示す斜視図である。
【図5】同じく要部の横断面図である。
【符号の説明】
1 仏壇 2 仏壇箱 9 主側壁 13 副側壁 32 装飾枠 34 安置棚 41 仏壇 45 法名軸 46 位牌

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の脇部と前方にせり出した中央の主
    部とからなる須弥段と、該須弥段の後縁に立設された複
    数本の後列柱と、該須弥段の中程又は前縁に立設された
    複数本の中列柱又は前列柱と、該後列柱,中列柱又は前
    列柱の上端に支えられた屋根とを含む荘厳が、仏壇箱の
    内部に載置された仏壇において、 前記須弥段の脇部には後列柱のみを立設して、該脇部の
    前縁を後退させたことを特徴とする仏壇。
JP33009091A 1991-11-18 1991-11-18 仏 壇 Pending JPH05137640A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62224318A (ja) * 1986-03-26 1987-10-02 加藤 泰造 仏壇

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62224318A (ja) * 1986-03-26 1987-10-02 加藤 泰造 仏壇

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