JPH05137629A - 自動車用シートのバツクフレーム - Google Patents
自動車用シートのバツクフレームInfo
- Publication number
- JPH05137629A JPH05137629A JP33125791A JP33125791A JPH05137629A JP H05137629 A JPH05137629 A JP H05137629A JP 33125791 A JP33125791 A JP 33125791A JP 33125791 A JP33125791 A JP 33125791A JP H05137629 A JPH05137629 A JP H05137629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back frame
- welded
- pipe
- pipe material
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パイプ材の他端部と一端部との接合部分にお
いて強度が低下することを可及的に防止する。 【構成】 パイプ材13をループ状に折曲して、その一
端部14の途中にその他端部15を突合わせて溶着して
閉じ、さらに、該パイプ材の一端部14を、クッション
フレーム12の一端に設けたブラケット16に回動自在
に連結させるべく、平坦状に潰してヒンジ部17を設け
るともに、パイプ材13の途中にクッションフレーム1
2の他端に設けたブラケット18に回動自在に連結させ
るためのヒンジ部19を溶着した自動車用シートのバッ
クフレームにおいて、パイプ材13の他端部15を、長
軸が前方へ傾斜するように断面長円形状に変形させたも
のとした構成としている。
いて強度が低下することを可及的に防止する。 【構成】 パイプ材13をループ状に折曲して、その一
端部14の途中にその他端部15を突合わせて溶着して
閉じ、さらに、該パイプ材の一端部14を、クッション
フレーム12の一端に設けたブラケット16に回動自在
に連結させるべく、平坦状に潰してヒンジ部17を設け
るともに、パイプ材13の途中にクッションフレーム1
2の他端に設けたブラケット18に回動自在に連結させ
るためのヒンジ部19を溶着した自動車用シートのバッ
クフレームにおいて、パイプ材13の他端部15を、長
軸が前方へ傾斜するように断面長円形状に変形させたも
のとした構成としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用シートのバッ
クフレームに関する。
クフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図6および図7に示すよう
に、パイプ材1をループ状に折曲して、その一端部2の
途中にその他端部3を突合わせ、そして、互いに溶着し
て閉じて成る自動車用シートのバックフレーム4があ
る。
に、パイプ材1をループ状に折曲して、その一端部2の
途中にその他端部3を突合わせ、そして、互いに溶着し
て閉じて成る自動車用シートのバックフレーム4があ
る。
【0003】このようなバックフレーム4は、パイプ材
1の一端部2を、図示しないクッションフレームの一端
に設けたブラケットに回動自在に連結させるべく、平坦
状に潰してヒンジ部5を設けるとともに、該パイプ材の
途中に上記クッションフレームの他端に設けた別のブラ
ケットに回動自在に連結させるための別の図示しないヒ
ンジ部(図示しない)を溶着した構成となっている。
1の一端部2を、図示しないクッションフレームの一端
に設けたブラケットに回動自在に連結させるべく、平坦
状に潰してヒンジ部5を設けるとともに、該パイプ材の
途中に上記クッションフレームの他端に設けた別のブラ
ケットに回動自在に連結させるための別の図示しないヒ
ンジ部(図示しない)を溶着した構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
自動車用シートのバックフレーム4では、図8に示すよ
うに、該シートの前方斜め45度の角度から左右交互に
荷重Pをバックフレーム4に繰り返し加える耐久試験を
行った場合には、図7に矢印Aで示す範囲において、パ
イプ材1の他端部3と一端部2との接合部分に亀裂が生
じて、この部分において強度が低下する虞れがあった。
自動車用シートのバックフレーム4では、図8に示すよ
うに、該シートの前方斜め45度の角度から左右交互に
荷重Pをバックフレーム4に繰り返し加える耐久試験を
行った場合には、図7に矢印Aで示す範囲において、パ
イプ材1の他端部3と一端部2との接合部分に亀裂が生
じて、この部分において強度が低下する虞れがあった。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、パイプ材の他端部と一端部との接合部分において強
度が低下することを可及的に防止することができる自動
車用シートのバックフレームを提供することを目的とす
る。
で、パイプ材の他端部と一端部との接合部分において強
度が低下することを可及的に防止することができる自動
車用シートのバックフレームを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、パイプ材をループ状に折曲して、その
一端部の途中にその他端部を突合わせて溶着して閉じ、
さらに、該パイプ材の一端部を、クッションフレームの
一端に設けたブラケットに回動自在に連結させるべく、
平坦状に潰してヒンジ部を設けるともに、上記パイプ材
の途中に上記クッションフレームの他端に設けたブラケ
ットに回動自在に連結させるためのヒンジ部を溶着した
自動車用シートのバックフレームにおいて、上記パイプ
材の他端部を、長軸が前方へ傾斜するように断面長円形
状に変形させたものとした構成としている。
達成するために、パイプ材をループ状に折曲して、その
一端部の途中にその他端部を突合わせて溶着して閉じ、
さらに、該パイプ材の一端部を、クッションフレームの
一端に設けたブラケットに回動自在に連結させるべく、
平坦状に潰してヒンジ部を設けるともに、上記パイプ材
の途中に上記クッションフレームの他端に設けたブラケ
ットに回動自在に連結させるためのヒンジ部を溶着した
自動車用シートのバックフレームにおいて、上記パイプ
材の他端部を、長軸が前方へ傾斜するように断面長円形
状に変形させたものとした構成としている。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る自動車用シートのバック
フレームの実施例について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
フレームの実施例について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0008】図1〜図5は、本発明の一実施例を示すも
のである。本実施例の自動車用シート10は、バックフ
レーム11をシートクッションフレーム12の後端部に
回動自在に取り付けて成る。
のである。本実施例の自動車用シート10は、バックフ
レーム11をシートクッションフレーム12の後端部に
回動自在に取り付けて成る。
【0009】ここで、バックフレーム11は、パイプ材
13をループ状に折曲して、その一端部14の途中にそ
の他端部15を突合わせて互いに溶着して閉じ、さら
に、該パイプ材の一端部14を、クッションフレーム1
2の一端に設けたブラケット16に回動自在に連結させ
るべく、平坦状に潰してヒンジ部17を設けるともに、
該パイプ材の途中にクッションフレーム12の他端に設
けたブラケット18に回動自在に連結させるためのヒン
ジ部19を溶着した構造となっている。
13をループ状に折曲して、その一端部14の途中にそ
の他端部15を突合わせて互いに溶着して閉じ、さら
に、該パイプ材の一端部14を、クッションフレーム1
2の一端に設けたブラケット16に回動自在に連結させ
るべく、平坦状に潰してヒンジ部17を設けるともに、
該パイプ材の途中にクッションフレーム12の他端に設
けたブラケット18に回動自在に連結させるためのヒン
ジ部19を溶着した構造となっている。
【0010】しかも、バックフレーム11は、そのパイ
プ材13の他端部15を、長軸が前方へ約45度傾斜す
るように断面長円形状に変形させて一端部14に溶着し
たものとなっている。
プ材13の他端部15を、長軸が前方へ約45度傾斜す
るように断面長円形状に変形させて一端部14に溶着し
たものとなっている。
【0011】さらに詳しくは、バックフレーム11の他
端部15の断面形状は、一対の湾曲部15a,15a
と、一対の直線部15b,15bとから成るように変形
されている。
端部15の断面形状は、一対の湾曲部15a,15a
と、一対の直線部15b,15bとから成るように変形
されている。
【0012】本実施例のシート10では、該シートの前
方斜め45度の角度から左右交互に荷重をバックフレー
ム11に繰り返し加えた場合でも、荷重は、パイプ材1
3の他端部15の直線部15b,15bの所で分散さ
れ、従来のように一点に集中することがなくなる。
方斜め45度の角度から左右交互に荷重をバックフレー
ム11に繰り返し加えた場合でも、荷重は、パイプ材1
3の他端部15の直線部15b,15bの所で分散さ
れ、従来のように一点に集中することがなくなる。
【0013】これにより、パイプ材13の他端部15と
一端部14との接合部分における亀裂の発生が防止さ
れ、この部分において強度が低下することが可及的に防
止される。
一端部14との接合部分における亀裂の発生が防止さ
れ、この部分において強度が低下することが可及的に防
止される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車用シートのバックフレームによれば、パイプ材をルー
プ状に折曲して、その一端部の途中にその他端部を突合
わせて溶着して閉じ、さらに、該パイプ材の一端部を、
クッションフレームの一端に設けたブラケットに回動自
在に連結させるべく、平坦状に潰してヒンジ部を設ける
ともに、上記パイプ材の途中に上記クッションフレーム
の他端に設けたブラケットに回動自在に連結させるため
のヒンジ部を溶着した自動車用シートのバックフレーム
において、上記パイプ材の他端部を、長軸が前方へ傾斜
するように断面長円形状に変形させたものとした構成と
しているので、荷重は、従来のように一点に集中したり
せず、分散される。
車用シートのバックフレームによれば、パイプ材をルー
プ状に折曲して、その一端部の途中にその他端部を突合
わせて溶着して閉じ、さらに、該パイプ材の一端部を、
クッションフレームの一端に設けたブラケットに回動自
在に連結させるべく、平坦状に潰してヒンジ部を設ける
ともに、上記パイプ材の途中に上記クッションフレーム
の他端に設けたブラケットに回動自在に連結させるため
のヒンジ部を溶着した自動車用シートのバックフレーム
において、上記パイプ材の他端部を、長軸が前方へ傾斜
するように断面長円形状に変形させたものとした構成と
しているので、荷重は、従来のように一点に集中したり
せず、分散される。
【0015】これにより、上記パイプ材の他端部とその
一端部との接合部分における亀裂の発生が防止されるの
で、この部分における強度の低下が可及的に防止され
る。
一端部との接合部分における亀裂の発生が防止されるの
で、この部分における強度の低下が可及的に防止され
る。
【図1】本発明に係る自動車用シートのバックフレーム
の一実施例を示す斜視図である。
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に矢印Bで示す円で囲む部分を示す斜視図
である。
である。
【図3】図1において矢印C方向に見た様子を示す図で
ある。
ある。
【図4】本発明に係る自動車用シートのバックフレーム
の一実施例のパイプ材の他端部を示す正面図である。
の一実施例のパイプ材の他端部を示す正面図である。
【図5】本発明に係る自動車用シートのバックフレーム
の一実施例のパイプ材の他端部を示す右側面図である。
の一実施例のパイプ材の他端部を示す右側面図である。
【図6】従来の自動車用シートのバックフレームの要部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】図6において矢印D方向に見た様子を示す図で
ある。
ある。
【図8】自動車用シートのバックフレームを上方から見
た様子を示す平面図である。
た様子を示す平面図である。
10 自動車用シート 11 バックフレーム 12 クッションフレーム 13 パイプ材 14 一端部 15 他端部 16,18 ブラケット 17,19 ヒンジ部
Claims (1)
- 【請求項1】 パイプ材をループ状に折曲して、その一
端部の途中にその他端部を突合わせて溶着して閉じ、さ
らに、該パイプ材の一端部を、クッションフレームの一
端に設けたブラケットに回動自在に連結させるべく、平
坦状に潰してヒンジ部を設けるともに、上記パイプ材の
途中に上記クッションフレームの他端に設けたブラケッ
トに回動自在に連結させるためのヒンジ部を溶着した自
動車用シートのバックフレームにおいて、上記パイプ材
の他端部を、長軸が前方へ傾斜するように断面長円形状
に変形させたものとしたことを特徴とする自動車用シー
トのバックフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33125791A JPH05137629A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 自動車用シートのバツクフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33125791A JPH05137629A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 自動車用シートのバツクフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05137629A true JPH05137629A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=18241668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33125791A Pending JPH05137629A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 自動車用シートのバツクフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05137629A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102343850A (zh) * | 2010-07-26 | 2012-02-08 | 丰田纺织株式会社 | 车辆用座椅骨架 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP33125791A patent/JPH05137629A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102343850A (zh) * | 2010-07-26 | 2012-02-08 | 丰田纺织株式会社 | 车辆用座椅骨架 |
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