JPH0513755B2 - - Google Patents

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JPH0513755B2
JPH0513755B2 JP62138154A JP13815487A JPH0513755B2 JP H0513755 B2 JPH0513755 B2 JP H0513755B2 JP 62138154 A JP62138154 A JP 62138154A JP 13815487 A JP13815487 A JP 13815487A JP H0513755 B2 JPH0513755 B2 JP H0513755B2
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JP
Japan
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wire
welding
speed
feed speed
feed
Prior art date
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JP62138154A
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English (en)
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JPS63303685A (ja
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Kazuo Kuroishi
Teruhiro Takizawa
Katsutoshi Sato
Masami Goshima
Masakazu Midorikawa
Toshio Namatame
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Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication of JPS63303685A publication Critical patent/JPS63303685A/ja
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  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフイラワイヤフイーダを備えた溶接装
置に係り、特に、電子ビーム溶接(以下、EBW
と略す)装置に好適なように創作した溶接装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
フイラワイヤを連続的に供給しながら、EBW
を行なう方法は、特開昭57−32884で公知になつ
ている。上記公知文献の内容は、大ギヤツプの開
先のEBWにはワイヤ供給が必要であることを説
明し、ワイヤを供給する場合の開先との位置関係
を明示しただけのもので、ワイヤ供給量の不足に
よる溶接欠陥の発生等については触れていない。
第4図は電子ビーム溶接装置の公知例の全体的
構成を示すものであり、溶接チヤンバ6内は電子
ビーム溶接に適した圧力(例えば1×10-3Torr
〜1×10-4Torr)に真空排気されており、溶接
チヤンバ6内には、X軸81、Y軸82、Z軸8
3、回転軸84より構成される電子銃9の駆動装
置80が設けられ、この駆動装置80には上記の
電子銃9と一緒にワイヤフイーダ1が設置されて
いる。上記の直交3軸X,Y,Zと回転1軸とに
より、被溶接物7の開先71に沿つて電子銃9が
移動し、全周を電子ビーム溶接できる構造となつ
ている。更に電子銃9の回転軸の増加、被溶接物
の駆動軸の追加等により、より複雑な形状の被溶
接物の溶接も可能となる。第4図において被溶接
物7の開先71のギヤツプ幅が大きい場合、フイ
ラワイヤを供給しながら溶接する必要がある。ワ
イヤ供給量は必要溶込深さ、及び開先ギヤツプ幅
により決まる。必要溶込深さは、溶接ビード部の
必要強度より決まる。つまり、ワイヤは、必要な
強度を確保するために供給されるものであり、従
つて必要な量が供給されない場合、被溶接物は溶
接後の品質を保証できないことになる。
なお、特公昭62−2904号公報には、溶接ワイヤ
送給装置側に溶接ワイヤ送給速度を検知して該送
給速度に相当する基準値を設定する溶接ワイヤ速
度基準値設定機構を設け、他方、溶接トーチ側に
溶接ワイヤ供給速度を検知して該供給速度に相当
する検知値を出力する溶接ワイヤ供給速度検知手
段を設け、その溶接ワイヤ供給速度の検知値と前
記基準値とを比較器で比較し、該比較器の出力信
号により予め設定した動作を行なわせるものが開
示されている。
また、特開昭51−132146号公報には、送給ワイ
ヤに接するワイヤ送給駆動源の回転数を検出する
手段と、ワイヤ送給速度を検出する手段と、前記
2つの検出量の比較により前記ワイヤ送給駆動源
と送給ワイヤとのすべり量を検出する手段と、前
記すべり量が一定値を越えるときワイヤへの給電
およびワイヤ送給を停止する手段を備えたワイヤ
送給装置が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
大ギヤツプの開先にワイヤを供給しながら、
EWBする方式において、必要な溶接強度を得る
ためには、フイラワイヤの供給不足等による溶接
欠陥を無くすることが必要である。
フイラワイヤの送給は、一般に、制御手段が発
信するフイード速度指令信号によつて制御される
送給ローラによつて行われるが、フイラワイヤが
引つ懸るなどして送給抵抗が大きくなると、送給
ローラとフイラワイヤとの間にスリツプを生じて
フイラワイヤ送給が阻害される。
フイラワイヤ送給の実質速度が、制御手段の指
令速度よりも下回ると、フイラメタルの不足によ
る溶接欠陥を生じる。ところが、従来技術におい
ては送給ローラの回転速度から周速を算出して、
これをフイラワイヤの送給速度であると判断する
構造であるため、スリツプを生じると実質速度が
低下するにも拘らず、制御装置は実質的送給速度
の低下を認識できなかつた。
また、前記特公昭62−2904号公報や特開昭51−
132146号公報に開示されている従来技術は、ワイ
ヤ駆動側とワイヤ送給速度とを比較して制御して
いるので、ワイヤ駆動側とワイヤ送給速度とを比
較しないものに比べるとそれなりの効果がある
が、比較器で比較する基準対象が速度指令信号を
受けて生じた結果(ワイヤ駆動モータやワイヤ駆
動ローラの回転速度ないしワイヤ駆動モータへの
供給電力)に頼つているため、速度指令信号がワ
イヤ駆動モータやワイヤ駆動ローラの回転速度な
いしワイヤ駆動モータへの供給電力に置き変わる
に至るまでの外乱を受けて速度指令信号に相当す
る速度になつていないものを比較の基準としてし
まう可能性があり、その場合には、フイラワイヤ
送給の実質速度が制御手段の指令速度よりも下回
つてフイラメタルの不足による溶接欠陥が生じる
おそれがある。
本発明の目的は、自動溶接システムにおいて、
フイラワイヤ供給量不足による溶接欠陥の発生を
防止し得る溶接装置を供給することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記の目的を達成するため、フイラ
ワイヤフイーダを備えた溶接装置において、(a)フ
イラワイヤのフイード速度の指令信号を発する制
御手段と、(b)フイラワイヤのフイード速度を検出
する手段と、(c)上記手段によつて検出されたフイ
ード速度の実測値と前記のフイード速度指令信号
値とを比較する比較回路とを具備し、かつ該比較
回路は、フイード速度指令信号値と前記フイード
速度実測値との差を演算してフイラワイヤのスリ
ツプ量を算出し、そのスリツプ量が予め定められ
た値を越えたとき所望の制御を行なう信号を発す
るものであることを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、上記の構成よりなるので、送給ロー
ラとフイラワイヤとの間にスリツプが生じたと
き、フイラワイヤのフイード速度の実測値と制御
手段から出力する速度指令信号との間に差が生ず
るので、スリツプの発生を自動的に検知して所望
の制御を行なうことができる。特に本発明におい
ては、制御手段から出力するフイラワイヤのフイ
ード速度指令信号そのものを比較の基準とするの
で、極めて正確なワイヤ供給量不足を検知して溶
接欠陥の発生防止を確実に行なうことができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る溶接装置の一実施例を、第
1図乃至第3図について説明する。
第1図は本実施例の制御系統図、第2図は同じ
く側面図、第3図は同じく平面図である。
(第1図参照) ワイヤフイーダ1は、ワイヤフイーダモータ1
2、ワイヤ送給ローラ13、パルスコーダ14、
ワイヤドラム11等から構成され、フイラワイヤ
(以下、単にワイヤと略称する)15を送給でき
る構造になつている。以上の構成部品はベース1
6上に取付けられており、ワイヤドラム11を出
たワイヤ15はまず、ワイヤ矯正ローラ17で、
ドラム11に巻回されていた曲りを矯正され、イ
ンレツト18を通り、送給ローラ13で駆動力を
与えられた後、アウトレツトを通つて送給され
る。ワイヤフイーダモータ12は、ワイヤフイー
ダ制御盤2内のサーボアンプ21により制御され
ている。ワイヤフイーダモータ12の回転は、パ
ルスコーダ14によりサーボアンプ21にフイー
ドバツクされている。サーボアンプ21は、NC
制御盤3により制御されており、必要なワイヤ供
給量(つまり、ワイヤフイーダモータ12の必要
回転数)は、NC制御盤3より指示されている。
ここで、前述の被溶接物の溶接品質を確保するた
めには、ワイヤフイードモータ12で駆動される
ワイヤ送給ローラ13により、ワイヤ15が確実
に送給されていることが必要で、このワイヤ送給
ローラ13とワイヤ15との間にスリツプが発生
すると、ワイヤフイーダモータ12が、NC制御
盤3からの指令通り回転しているにもかかわら
ず、必要なワイヤ送給量が得られないという不具
合が発生するわけである。
本実施例では、このスリツプ現象を監視するた
めにスリツプ検出装置4(第1図参照)を設けた
ものである。該スリツプ検出装置4は、(イ)ワイヤ
15の動きにより回転する検出ローラ45、(ロ)検
出ローラに接続されたタコジエネレータ44、(ハ)
タコジエネレータ44の出力をワイヤ送給速度と
して表示するワイヤ供給スピード表示器41、(ニ)
タコジエネレータ44の出力と、NC制御盤3の
指令値とを比較する比較回路42、及び(ホ)比較回
路42の出力を表示するスリツプ表示器43を備
えて構成されいる。上記のスリツプ検出装置4
は、(i)検出ローラ45を介してタコジエネレータ
44が検出する速度検出信号と、(ii)NC制御盤3
がサーボアンプ21を介してフイーダモータ12
に与えている速度指令信号とを、比較回路42に
よつて比較し、その差をスリツプ量と判定して、
該スリツプ量が予め定められた値を越えるとイン
ターロツク5にスリツプ信号を与える。
インターロツク5は、スリツプ信号を受けると
駆動装置80(第4図)及び電子銃9の作動を一
時停止させるとともに、警報手段(図示せず)を
作動させる。
これにより、ワイヤ送給不足に起因する溶接欠
陥の発生が未然にかつ完全に防止される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、制御手段から手力するワイヤ
のフイード速度指令信号を基準としてワイヤのス
リツプ量を検出するので、きわめて正確なワイヤ
供給不足を検知することができ、そのワイヤのス
リツプ量が予め定められた値に達したとき自動的
に装置を停止させたり警報を発したりするので、
ワイヤフイード装置のスリツプによるワイヤ供給
不足を未然に防止して、ワイヤ送給不足による溶
接欠陥を確実に防止することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る溶接装置の制御系統図、
第2図は同じく側面図、第3図は同じく平面図で
ある。第4図はワイヤフイーダの一般的構成の説
明図である。 1……ワイヤフイーダ、2……ワイヤフイーダ
制御盤、3……NC制御盤、4……スリツプ検出
装置、5……インターロツク、6……溶接チヤン
バ、7……被溶接物、9……電子銃、11……ワ
イヤドラム、12……ワイヤフイーダモータ、1
3……ワイヤ送給ローラ、14……パルスコー
ダ、15……ワイヤ、16……ベース、17……
ワイヤ矯正ローラ、18……インレツト、19…
…アウトレツト、21……サーボアンプ、41…
…ワイヤ供給スピード表示器、42……比較回
路、43……スリツプ表示器、44……タコジエ
ネレータ、45……検出ローラ、80……駆動装
置、81……X軸、82……Y軸、83……Z
軸、84……回転軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイラワイヤフイーダを備えた溶接装置にお
    いて、(a)フイラワイヤのフイード速度の指令信号
    を発する制御手段と、(b)フイラワイヤのフイード
    速度を検出する手段と、(c)上記手段によつて検出
    されたフイード速度の実測値と前記のフイード速
    度指令信号値とを比較する比較回路とを具備し、
    かつ該比較回路は、フイード速度指令信号値と前
    記フイード速度実測値との差を演算してフイラワ
    イヤのスリツプ量を算出し、そのスリツプ量が予
    め定められた値を越えたとき所望の制御を行なう
    信号を発するものであることを特徴とする溶接装
    置。 2 前記のフイラワイヤフイーダを備えた溶接装
    置は電子ビーム溶接装置であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の溶接装置。
JP13815487A 1987-06-03 1987-06-03 溶接装置 Granted JPS63303685A (ja)

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JP13815487A JPS63303685A (ja) 1987-06-03 1987-06-03 溶接装置

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JPS63303685A JPS63303685A (ja) 1988-12-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005238267A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 溶接モニタ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51132146A (en) * 1975-05-13 1976-11-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd Device of feeding welding wire
JPS622904A (ja) * 1985-06-28 1987-01-08 吉野 時義 ヘアドライヤ

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