JPH0513749U - プリンタの印字圧制御装置 - Google Patents

プリンタの印字圧制御装置

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JPH0513749U
JPH0513749U JP4692391U JP4692391U JPH0513749U JP H0513749 U JPH0513749 U JP H0513749U JP 4692391 U JP4692391 U JP 4692391U JP 4692391 U JP4692391 U JP 4692391U JP H0513749 U JPH0513749 U JP H0513749U
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JP
Japan
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temperature
print head
coil
pulse width
magnetic flux
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Pending
Application number
JP4692391U
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English (en)
Inventor
廣 佐藤
雅樹 斉藤
和良 東
健勇 高橋
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SHINKO MECHATROTECH CO., LTD.
Original Assignee
SHINKO MECHATROTECH CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度による印字圧の変化をなくして、印字品
質が安定し、かつ、寿命が伸長する印字ヘッドの印字圧
制御装置を提供する。 【構成】 印字ヘッドに温度検出手段とその印字ヘッド
の磁束量を一定化する手段と設けた。磁束量一定手段
は、電源と印字ヘッドドライバの間に設けられ、温度検
出手段の検出温度に対応して、温度が低い時はコイルへ
の印加電圧を低くし、温度が高い時は前記コイルへの印
加電圧を高くするように、コイルへの印加電圧を制御す
る電圧制御回路であり、また、検出温度に対応して、温
度が低い時はパルス幅を短くし、温度が高い時はパルス
幅を長くするように、パルス幅を制御するパルス幅制御
回路とすることもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドットインパクト式プリンタの印字圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、ドットインパクト式プリンタは、ドットインパクト式プリンタは、 印字ヘッドのコイルに駆動電流を与えて、コイルに磁束を発生させ、その磁束に よりワイヤーをプラテンに保持させた印字用紙にインクリボンを介して打ちつけ ることにより、印字を行う。
【0003】 従来は、図1に示すように、CPUのキャラクタゼネレータ10から印字ヘッ ドドライバ12に印字データに対応する駆動信号を与えて、電源11からの直流 電流を印字ヘッド13の各コイルに与えるように構成されている。
【0004】 そして、印字動作に伴い、コイルから発生するジュール熱により印字ヘッドの 温度が高くなるが、印字ヘッドの温度とコイル電流との間には、図2(イ)に示 すように高温になる程、コイル電流が流れ難くなる。そして、従来、同図(ロ) に示すように、コイルに印加するパルス幅tは常に一定である。従って、同図( ハ)に示すように、高温になるにつれてコイルに発生する磁束が低下するため、 印字圧が低下して印字品質が悪くなるので、一般的に、印字ヘッドを駆動させる 際の制御条件を高温時に併せて、所要の印字品質が得られるような駆動電流を設 定している。
【0005】
【解決しようとする技術課題】
ところが、制御条件を高温時に併せて駆動させるため、低温時には、コイル電 流が流れ易くなって、印字圧が過大となって、印字ヘッドのワイヤ折損等の寿命 短縮につながるという問題があった。
【0006】 そこで、本考案は、温度による印字圧の変化をなくして、印字品質が安定し、 かつ、寿命が伸長する印字ヘッドの印字圧制御装置を提供することを目的とする 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するため、印字ヘッドの温度を検出する温度検出 手段と、検出温度に対応して印字ヘッドの電磁コイルから発生する磁束量を一定 化する手段を備えて、印字ヘッドの温度に関係なく、一定の磁束により一定の印 字圧を得るようにしたものである。
【0008】 そして、磁束量一定手段は、電源と印字ヘッドドライバの間に設けられ、温度 検出手段の検出温度に対応して、温度が低い時はコイルへの印加電圧を低くし、 温度が高い時は前記コイルへの印加電圧を高くするように、コイルへの印加電圧 を制御する電圧制御回路であることを特徴としている。さらに、磁束量一定化手 段は、温度検出手段の検出温度に対応して、温度が低い時はパルス幅を短くし、 温度が高い時はパルス幅を長くするように、パルス幅を制御するパルス幅制御回 路であることを特徴とを特徴としている。
【0009】
【作用】
磁束量一定化手段は、印字ヘッドの検出温度に応じて、ドライバの駆動電圧の 加減又はドライバから印字ヘッドに印加されるパルス幅の加減を行う。駆動電圧 の加減は、高温時には、電圧を増加して必要とする駆動電流を出力し、低温時に は、検出温度に応じて電圧を抑制して高温時の駆動電流を保つ。パルス幅制御回 路は、検出温度の変動に合わせて、ヘッドドライバが印字ヘッドに与えるパルス ル幅を可変させる。これにより、電流値とパルス幅の積が常に一定になり、印字 ヘッドのワイヤが加えるエネルギー、すなわち、印字圧は温度に左右されずに常 に一定になる。
【0010】
【実施例】 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図3は、印字ヘッドを駆動させるための本実施例による構成を示す、図1に対 応するブロック図である。本考案においては、印字ヘッド13に温度検出手段1 4が設けられ、電源11とヘッドドライバ12との間に、電圧制御回路15が設 けてある。この電圧制御回路15は、温度検出手段が高温を検出する時は、印字 ヘッド13が適切な印字圧を得るに必要な駆動電流をヘッドドライバ13に与え るような電圧増加制御を行い、また、温度検出手段14が低温を検出するときは 、高温時と同一の印字圧が得られるような駆動電流をヘッドドライバに与えるよ うに、電圧抑制を行うものである。
【0012】 図4は、上記のように検出温度に対応して印加電圧を(イ)に示すように変化 させて、コイルの電流を(ロ)に示すように常に一定に保って、(ハ)に示すよ うに磁束量を一定化させている。図4(イ)において、Vは20°Cにおける 印加電圧、Vは50°Cにおける印加電圧、Vは100°Cにおける印加電 圧である。
【0013】 上記のような温度の低下とともに電圧抑制を行う手段には、サーミスタ等の熱 応動電圧制御素子を用いることができる。
【0014】 このようにして、印字ヘッド至近の温度が、通常の印字動作により達する高温 時になった時に最適な印字圧が得られる電圧が設定され、それ以下の温度になる と、印字ヘッドの各コイルには図2(イ)に示すように、温度の低下とともに、 印字ヘッドドライバに与えられる駆動電流は増加傾向にあるが、温度検出手段1 4及び電圧制御回路15の作用により、漸次、ヘッドドライバ12に与えられる 印加電圧が図4(イ)に示すように抑圧されるため、結局、印字ヘッドの各コイ ルに印加される駆動電流は常に一定になり(図4(ロ))、従って、磁束が一定 になるため(図4(ハ))、印字媒体には、常に安定した印字圧が得られるので 、一定の印字品質が確保されることとなる。
【0015】 図5は、第二実施例の印字ヘッドを駆動させるための構成を示す、図1に対応 するブロック図である。本実施例においては、印字ヘッド13の温度を検出する ための温度検出手段14が設けられ、その検出温度は、パルス幅制御回路15に 与えられる。
【0016】 このパルス幅制御回路15は、温度検出手段が検出した温度に対応して、予め 定められているパルス幅を指定して、ヘッドドライバ12に与える。予め設定さ れているパルス幅とは、常温から当該プリンタにおける最高密度の印字の継続に より達する高温までの間を複数等分し、各等分における印字ヘッドの温度におい て最適な印字品質が得られる駆動電流を与えることができるパルス幅である。図 4に示した例では、20°C、50°C、100°Cに対応して、パルス幅がそ れぞれt1 、t2 、t3 に設定されている。
【0017】 こうして、このプリンタが印字動作を行う時は、その時の印字ヘッドの検出温 度に応じて、ヘッドドライバ12が印字ヘッド13に与える駆動電流のパルス幅 が、一例として、図6(イ)に示すように、t1 、t2 、t3 のように設定され るため、印字ヘッド13に与えられる駆動電流、すなわちコイル電流の値は、同 図(ロ)に示すようになる。各コイル電流に対応して、印字ヘッドのコイルに発 生する磁束の強さは、同図(ハ)に示すようになり、いずれの検出温度において も、ほぼ等しいものとなる。
【0018】 従って、印字ヘッドの印字圧は、印字ヘッドの温度に無関係に一定となるので 、非常に安定した印字品質が得られる。
【0019】 検出温度に対応する適切なパルス幅の選択は、電子回路により実現するほか、 マイクロコンピュータを用いて行うこともできる。すなわち、温度検出手段によ りアナログ値をデジタル値に変換した後、これをマイクロコンピュータに入力し 、デジタル値をパラメータとして対応するパルス幅を選択して、ヘッドドライバ に駆動電流を印加させるための時間幅を設定するようにすれば良い。
【0020】
【考案の効果】
上記のように、本考案によれば、印字ヘッドの周囲温度に関わりなく、常に一 定の印字圧が得られる。従って、温度に左右されない安定した印字品質が得られ る。
【0021】 また、低温時にも過大な印字圧とならないので、ワイヤの折損などの原因が排 除されるから、印字ヘッドの寿命が伸長される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプリンタにおける印字ヘッド駆動系の構
成を示すブロック図である。
【図2】従来の印字ヘッドにおけるパルス幅、温度とコ
イル電流及び磁束との関係を示すタイムチャートであ
る。
【図3】本考案の一実施例に係る印字ヘッド駆動系の構
成を示すブロック図である。
【図4】同じく作用を説明するタイムチャートである。
【図5】本考案の他の実施例の印字ヘッドの駆動系の構
成を示すブロック図である。
【図6】他の実施例に係る印字ヘッドにおけるパルス
幅、温度とコイル電流及び磁束との関係を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
11 電源 12 ヘッドドライバ 13 印字ヘッド 14 温度検出手段 15 電圧制御回路 16 パルス幅制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高橋 健勇 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新興 製作所内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドに設けられた温度検出手段
    と、その温度検出手段により検出した温度に基づいて前
    記印字ヘッドのコイルから発生する磁束量を一定にする
    磁束量一定化手段とからなるプリンタの印字圧制御装
    置。
  2. 【請求項2】 磁束量一定手段は、電源と印字ヘッドド
    ライバの間に設けられ、温度検出手段の検出温度に対応
    して、温度が低い時はコイルへの印加電圧を低くし、温
    度が高い時は前記コイルへの印加電圧を高くするよう
    に、コイルへの印加電圧を制御する電圧制御回路である
    ことを特徴とする請求項1記載のプリンタの印字圧制御
    装置。
  3. 【請求項3】 磁束量一定化手段は、温度検出手段の検
    出温度に対応して、温度が低い時はパルス幅を短くし、
    温度が高い時はパルス幅を長くするように、パルス幅を
    制御するパルス幅制御回路であることを特徴とする請求
    項1記載のプリンタの印字圧制御装置。
JP4692391U 1991-05-25 1991-05-25 プリンタの印字圧制御装置 Pending JPH0513749U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103707662A (zh) * 2012-09-28 2014-04-09 日本冲信息株式会社 打印机和打印头驱动方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103707662A (zh) * 2012-09-28 2014-04-09 日本冲信息株式会社 打印机和打印头驱动方法
JP2014069481A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Oki Data Corp プリンタ及び印字ヘッドの駆動方法

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