JPH01156079A - サーマルヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明はサーマルヘッドの印字品質向上に関するもの
である。

〔従来の技術〕

第３図は従来のサーマルヘッドの一例である。

図において、（１）はサーマルヘッド基板で、−船釣に
セラミックが用いられる。（２１は電源ライン、（３）
は発熱抵抗体、（４１は制御信号ラインである。

次に動作について説明する。制御信号ライン（４）ｉ　
’Ｌ’とすることにより発熱抵抗体（３）に電流が流れ
発熱する。

発熱抵抗体（３）と接触する部分がこの熱によシ黒く変
色することにより印字される。発熱抵抗体（３）の通電
時間は常に一定である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のサーマルヘッドは以上のように構成されていたの
で、周囲温度あるいはサーマルヘッド基板の温度によシ
、通電後の発熱抵抗体温度がばらついてしまい、これに
よシ印字濃度むらが発生するという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、サーマルヘッド基板の温度変化に応じて発熱
抵抗体の通電時間を制御して印字濃度むらをなくすこと
を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るサーマルヘッドは基板上に感熱素子を設
けたものである。

〔作用〕

この発明におけるサーマルヘッドは基板上に感熱素子を
設け、これにより発熱抵抗体の通電時間制御を行なう。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図において、（１１はサーマルヘッド基板、（２）
は電源ライ＞　、　＋３１は発熱抵抗体、（４）は制御
信号ライン、（５）は基板温度検出用抵抗であり、負の
温度係数を持つ。

ヘッドは図２に示すような駆動回路と接続する。

図２において（４）は制御信号ラインであり、図１のヘ
ッドの制御信号ライン（４）に接続する。（５）は印字
データ、（６）はモノマルチ回路、（７）はイネーブル
入力、（８）はコンデ〉す、（５）は図１で示した基板
温度検出用抵抗（５１である。

次にこの発明の作用について第２図の回路図をもとに説
明する。

イネーブル入力（７）Ｋ信号が入ると、モノマルチ回路
（６）は基板温度検出用抵抗（５１，コンデンサ（８）
によって決まる時定数に比例した正のパルスを出力する
。この時、印字データ（５）が１Ｈ′であれば制御信号
（４）が１Ｌ′となシ発熱抵抗体（３）に電流が流れる
。

発熱抵抗体（３）の通電時間は上記時定数で決まるわけ
であるが、サーマルヘッド基板（１）の温度が高いとき
は時定数が短くなり（基板温度検出用抵抗（５）が負の
温度係数を持つため）従って通電時間が短くなる。逆に
サーマルヘッド基板（１）の温度が低いときは時定数が
大きくなシ発熱抵抗体（３）の通電時間が長くなる。

このように、サーマルヘッド基板（１）の温度が変化す
ると、それに応じて発熱抵抗体（３）の通電時間を変化
させ、基板＋１１の温度に関係なく通電後の発熱抵抗体
温度を一定に保つ。

なお、上記実施例ではサーマルヘッド基板の温度検出素
子として負の温度係数を持つ抵抗を用いた場合を示した
が、これは他の感熱素子、例えばダイオード等に置き換
えることも可能である。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、サーマルヘッド基板の
温度に応じて発熱抵抗体の通電時間を制御し、印字時の
発熱抵抗体温度を一定にすることができ、これにより濃
度むらのない印字が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例忙よるサーマルヘッドの構
成図、第２図は第１図のサーマルヘッドを駆動する回路
図、第３図は従来のサーマルヘッドの構成図である。 図において、（１）はサーマルヘッド基板、（２）は電
源ライン、（３）は発熱抵抗体、（４）は制御信号ライ
ン、１５Ｊは基板温度検出用抵抗、（６１はモノマルチ
回路、（７）はイネーブル入力を示す。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す◎

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発熱抵抗体近傍に感熱素子を設けたことを特徴とするサ
   ーマルヘッド。