JPH05137416A - 球根播種機 - Google Patents
球根播種機Info
- Publication number
- JPH05137416A JPH05137416A JP3304604A JP30460491A JPH05137416A JP H05137416 A JPH05137416 A JP H05137416A JP 3304604 A JP3304604 A JP 3304604A JP 30460491 A JP30460491 A JP 30460491A JP H05137416 A JPH05137416 A JP H05137416A
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- Japan
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- seed
- shutter
- seed ball
- tray
- seeding
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Sowing (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 種球トレーを用い播種姿勢を管理できながら
作業性を向上でき、種球トレーを横送りさせなくとも種
球トレーに収容する種球を1個ごと播種できる構造簡単
な播種機を提供する。 【構成】 多数の区画室23をもった種球トレー20を
種球台21に移動可能に載置する種球台21の種球取出
口21bに、種球トレー20の幅方向に並設する区画室
23と同数のシャッター42を並設し、これらシャッタ
ー42の下部に播種用シュータ49を設ける前記シャッ
ター42を開動作させるカム体46をもったシャッター
駆動軸45を設けてシャッター42を順次開動作させ
る。
作業性を向上でき、種球トレーを横送りさせなくとも種
球トレーに収容する種球を1個ごと播種できる構造簡単
な播種機を提供する。 【構成】 多数の区画室23をもった種球トレー20を
種球台21に移動可能に載置する種球台21の種球取出
口21bに、種球トレー20の幅方向に並設する区画室
23と同数のシャッター42を並設し、これらシャッタ
ー42の下部に播種用シュータ49を設ける前記シャッ
ター42を開動作させるカム体46をもったシャッター
駆動軸45を設けてシャッター42を順次開動作させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばラッキョなどの種
球根を播種するようにした球根播種機に関する。
球根を播種するようにした球根播種機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ラッキョなどの種球根を播種するよ
うにした播種機としては例えば特開平3−191704
号公報に示されているようにすでに知られてする。
うにした播種機としては例えば特開平3−191704
号公報に示されているようにすでに知られてする。
【0003】この播種機は、播種タンクを備えると共に
多数のホルダーパイプを用い、このホルダーパイプに種
球を保持して前記播種タンクに収容し、該タンクに設け
る繰出スプロケットにより前記ホルダーパイプを1個宛
て繰出すようにする一方、繰出された前記ホルダーパイ
プの姿勢を捩りガイドにより水平姿勢から直立姿勢に変
更し、播種用シュートを介して播種するようにしたもの
である。
多数のホルダーパイプを用い、このホルダーパイプに種
球を保持して前記播種タンクに収容し、該タンクに設け
る繰出スプロケットにより前記ホルダーパイプを1個宛
て繰出すようにする一方、繰出された前記ホルダーパイ
プの姿勢を捩りガイドにより水平姿勢から直立姿勢に変
更し、播種用シュートを介して播種するようにしたもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】所が、以上のように多
数のホルダーパイプを用いる場合、種球の植付姿勢は前
記ホルダーパイプの姿勢管理で正しく制御できるのであ
るが、多数のホルダーパイプ内に種球を挿入する作業が
必要となるだけでなく、播種を完了した前記ホルダーパ
イプを回収するための回収タンクを播種タンクとは別に
設ける必要があり、従って、作業が煩雑になるし、また
構造も複雑となる問題があった。
数のホルダーパイプを用いる場合、種球の植付姿勢は前
記ホルダーパイプの姿勢管理で正しく制御できるのであ
るが、多数のホルダーパイプ内に種球を挿入する作業が
必要となるだけでなく、播種を完了した前記ホルダーパ
イプを回収するための回収タンクを播種タンクとは別に
設ける必要があり、従って、作業が煩雑になるし、また
構造も複雑となる問題があった。
【0005】本発明の目的は、種球トレーを用い播種姿
勢を管理できながら作業性を向上でき、構造も簡単化で
きると共に、前記種球トレーを横送りしなくとも、該種
球トレーに収容する種球を1個ごと取出して播種できる
種球播種機を提供する点にある。
勢を管理できながら作業性を向上でき、構造も簡単化で
きると共に、前記種球トレーを横送りしなくとも、該種
球トレーに収容する種球を1個ごと取出して播種できる
種球播種機を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するため、多数の種球を区画状に収容する多数の区画
室23をもつ種球トレー20と、該種球トレー20を移
動可能に載置する種球台21とを備え、該種球台21の
種球取出口21bに、前記トレー20の機体幅方向に区
画する複数の区画室23に対応し、これら区画室23の
底部を開閉する複数のシャッター42を機体幅方向に並
設すると共に、前記シャッター42の下部に、これらシ
ャッター42の開動作で落下する種球を受取る受取り部
47と該受取り部47で受取った種球を、圃場の播種位
置に案内する播種案内部48とを備えた播種用シュータ
49を設ける一方、前記シャッター42を順次開動作さ
せるシャッター駆動機構を設けたのである。
成するため、多数の種球を区画状に収容する多数の区画
室23をもつ種球トレー20と、該種球トレー20を移
動可能に載置する種球台21とを備え、該種球台21の
種球取出口21bに、前記トレー20の機体幅方向に区
画する複数の区画室23に対応し、これら区画室23の
底部を開閉する複数のシャッター42を機体幅方向に並
設すると共に、前記シャッター42の下部に、これらシ
ャッター42の開動作で落下する種球を受取る受取り部
47と該受取り部47で受取った種球を、圃場の播種位
置に案内する播種案内部48とを備えた播種用シュータ
49を設ける一方、前記シャッター42を順次開動作さ
せるシャッター駆動機構を設けたのである。
【0007】また、前記シャッター駆動機構は、圃場に
接地して回転する接地回転輪43と、該接地回転輪43
に連動して回転し、シャッター42を順次開動作させる
カム体46をもったシャッター駆動軸45とから成り、
前記駆動軸45の駆動系内に、播種ピッチを調節可能と
した変速装置52を設けるのが好ましい。
接地して回転する接地回転輪43と、該接地回転輪43
に連動して回転し、シャッター42を順次開動作させる
カム体46をもったシャッター駆動軸45とから成り、
前記駆動軸45の駆動系内に、播種ピッチを調節可能と
した変速装置52を設けるのが好ましい。
【0008】更に、前記種球台21は種球トレー20を
種球取出口側に、区画室23の前後幅に対応した1ピッ
チ毎間歇的に強制移動させる縦搬送装置26を備えると
共に機体幅方向に並設され、順次開動作するシャッター
42のうち、最終順位に開動作する最終シャッター42
の開動作を検出する開動作検出器51を設けて、該検出
器51による開動作検出時、前記縦搬送装置26を1ピ
ッチ駆動させるように構成するのが好ましい。
種球取出口側に、区画室23の前後幅に対応した1ピッ
チ毎間歇的に強制移動させる縦搬送装置26を備えると
共に機体幅方向に並設され、順次開動作するシャッター
42のうち、最終順位に開動作する最終シャッター42
の開動作を検出する開動作検出器51を設けて、該検出
器51による開動作検出時、前記縦搬送装置26を1ピ
ッチ駆動させるように構成するのが好ましい。
【0009】
【作用】多数の区画室23をもった種球トレー20を移
動可能に載置する種球台21の種球取出口21bに、前
記シャッター42を設けて、このシャッター42を順次
開動作させることにより、前記種球トレー20に設ける
複数の区画室23に収容した種球を1個宛て落下させ、
前記播種用シュータ49で播種できるから、前記種球ト
レー20を横送りすることなく前記種球台21の縦方向
に移動させるだけで1個宛播種でき、従って、構造簡単
にできるのであり、また、多数の前記区画室23をもっ
た種球トレー20を用いるから、種球の前記区画室23
への収容は容易に行え、その作業性を向上できると共
に、前記区画室23に落下姿勢で種球を収容することに
より姿勢を変えなくともそのまゝの姿勢で播種できるか
ら播種姿勢の管理も行えるのである。
動可能に載置する種球台21の種球取出口21bに、前
記シャッター42を設けて、このシャッター42を順次
開動作させることにより、前記種球トレー20に設ける
複数の区画室23に収容した種球を1個宛て落下させ、
前記播種用シュータ49で播種できるから、前記種球ト
レー20を横送りすることなく前記種球台21の縦方向
に移動させるだけで1個宛播種でき、従って、構造簡単
にできるのであり、また、多数の前記区画室23をもっ
た種球トレー20を用いるから、種球の前記区画室23
への収容は容易に行え、その作業性を向上できると共
に、前記区画室23に落下姿勢で種球を収容することに
より姿勢を変えなくともそのまゝの姿勢で播種できるか
ら播種姿勢の管理も行えるのである。
【0010】また、前記接地回転輪43を用いて前記シ
ャッター46を開動作させると共に、前記回転輪43か
らシャッター駆動軸45への駆動系内に変速装置52を
設けることにより、播種ピッチの誤差を少なくできなが
ら、しかも、前記変速装置52による変速比の調節によ
り播種ピッチを調節できるのである。
ャッター46を開動作させると共に、前記回転輪43か
らシャッター駆動軸45への駆動系内に変速装置52を
設けることにより、播種ピッチの誤差を少なくできなが
ら、しかも、前記変速装置52による変速比の調節によ
り播種ピッチを調節できるのである。
【0011】更に、前記種球台21に種球トレー20
を、種球取出口21b側に強制移動させる縦搬送装置2
6を設け、順次開動作する前記シャッター42のうち、
最終順位に開動作するシャッター42の開動作を検出し
て、この開動作検出時前記縦搬送装置26を1ピッチ駆
動させるようにすれば最終シャッター42が開動作し次
のシャッター42が開くまでの間に前記トレー20の縦
送りをスタートさせられるので、最終シャッター42の
開動作による種球落下を確実にできると共に、次列種球
の落下ミスを防止できるのである。
を、種球取出口21b側に強制移動させる縦搬送装置2
6を設け、順次開動作する前記シャッター42のうち、
最終順位に開動作するシャッター42の開動作を検出し
て、この開動作検出時前記縦搬送装置26を1ピッチ駆
動させるようにすれば最終シャッター42が開動作し次
のシャッター42が開くまでの間に前記トレー20の縦
送りをスタートさせられるので、最終シャッター42の
開動作による種球落下を確実にできると共に、次列種球
の落下ミスを防止できるのである。
【0012】
【実施例】図面に示した実施例は、トラクタ1の後部に
トップリンク2とロアリンク3及びリフトリンク(図示
せず)の3点リンクを介してロータリ4を昇降可能に支
持すると共に、前記トップリンク2及びロアリンク3に
取付けられたロータリフレ−ム5に、アタッチメント装
着用ビーム6を設け、このビーム6に前記ロータリ4の
後方を覆うロータリカバ−7のカバ−支柱8を上下調節
可能に取付けると共に、高さ調節可能な作溝支柱9を介
して作溝器10を取付け、前記ロータリ4で耕耘作業を
行った後作溝器10で作溝作業を行い、この作溝作業で
形成する畝に次に説明する播種機により種球の播種を行
うようにしたものである。
トップリンク2とロアリンク3及びリフトリンク(図示
せず)の3点リンクを介してロータリ4を昇降可能に支
持すると共に、前記トップリンク2及びロアリンク3に
取付けられたロータリフレ−ム5に、アタッチメント装
着用ビーム6を設け、このビーム6に前記ロータリ4の
後方を覆うロータリカバ−7のカバ−支柱8を上下調節
可能に取付けると共に、高さ調節可能な作溝支柱9を介
して作溝器10を取付け、前記ロータリ4で耕耘作業を
行った後作溝器10で作溝作業を行い、この作溝作業で
形成する畝に次に説明する播種機により種球の播種を行
うようにしたものである。
【0013】次に本発明播種機の実施例を説明する。
【0014】図面に示したものは、前記ビーム6の前後
に機体幅方向に延びるベースフレ−ム11,12を設
け、これらベースフレ−ム11,12間に、機体幅方向
に向かって対向する一対の門形フレ−ム13,14を、
幅方向取付位置を変更可能に立設すると共に、これら門
形フレ−ム13,14に、前後方向後方に向かって下方
に傾斜し、上面に種球トレー20を移動可能に載置する
種球台21と、この種球台21に載置した前記種球トレ
ー20から種球を受取って前記畝に播種する播種部22
とを支持したのである。更に詳記すると、前記門形フレ
−ム13,14は、前記種球台20の幅寸法よりやゝ広
い間隔で幅方向に対向させて、その下端部を前記ベース
フレ−ム11,12の上面に取付位置変更可能に取付け
ると共に、前記門形フレ−ム13,14の上部には、こ
れら門形フレ−ム13,14間に架設する幅方向に延び
る支持杆15,16を設け、また、下部には、前後方向
に延び、後記する縦搬送装置26の下方側を掛設する駆
動プーリ33やモ−タ31を支持するための広幅前後フ
レ−ム17,18を配設し、この前後フレ−ム17,1
8に前記門形フレ−ム13,14をそれぞれ貫通させて
溶接等により固定している。
に機体幅方向に延びるベースフレ−ム11,12を設
け、これらベースフレ−ム11,12間に、機体幅方向
に向かって対向する一対の門形フレ−ム13,14を、
幅方向取付位置を変更可能に立設すると共に、これら門
形フレ−ム13,14に、前後方向後方に向かって下方
に傾斜し、上面に種球トレー20を移動可能に載置する
種球台21と、この種球台21に載置した前記種球トレ
ー20から種球を受取って前記畝に播種する播種部22
とを支持したのである。更に詳記すると、前記門形フレ
−ム13,14は、前記種球台20の幅寸法よりやゝ広
い間隔で幅方向に対向させて、その下端部を前記ベース
フレ−ム11,12の上面に取付位置変更可能に取付け
ると共に、前記門形フレ−ム13,14の上部には、こ
れら門形フレ−ム13,14間に架設する幅方向に延び
る支持杆15,16を設け、また、下部には、前後方向
に延び、後記する縦搬送装置26の下方側を掛設する駆
動プーリ33やモ−タ31を支持するための広幅前後フ
レ−ム17,18を配設し、この前後フレ−ム17,1
8に前記門形フレ−ム13,14をそれぞれ貫通させて
溶接等により固定している。
【0015】そして、前記門形フレ−ム13,14の上
部には前記種球台21を取付けるためのブラケット19
を取付け、このブラケット19を介して前記種球台21
の立壁21aを溶接又はボルト止め等により固定し、前
記門形フレ−ム13,14間に架設状に取付けるのであ
る。
部には前記種球台21を取付けるためのブラケット19
を取付け、このブラケット19を介して前記種球台21
の立壁21aを溶接又はボルト止め等により固定し、前
記門形フレ−ム13,14間に架設状に取付けるのであ
る。
【0016】前記球球トレー20は、図3に示したよう
に枠体20aの内に上下方向が開放し多数の種球を区画
状に収納保持する多数の区画室23を縦横に多数形成し
たもので、縦方向に区画する多数の横壁20bと横方向
に区画する多数の縦壁20cとを格子状に枠組みするこ
とにより前記区画室23を形成しており、底部には、前
記種球台21の傾斜方向下部に設ける当たり24に干渉
して開動作する底壁25を摺動可能に設けている。
に枠体20aの内に上下方向が開放し多数の種球を区画
状に収納保持する多数の区画室23を縦横に多数形成し
たもので、縦方向に区画する多数の横壁20bと横方向
に区画する多数の縦壁20cとを格子状に枠組みするこ
とにより前記区画室23を形成しており、底部には、前
記種球台21の傾斜方向下部に設ける当たり24に干渉
して開動作する底壁25を摺動可能に設けている。
【0017】尚、前記種球トレー20は合成樹脂の一体
成形品として前記区画室23を逆円錐又は逆角錐状に形
成してもよい。
成形品として前記区画室23を逆円錐又は逆角錐状に形
成してもよい。
【0018】また、前記トレー22における縦方向に隣
接する区画室23のうち、前記種球台21の傾斜方向下
方に移動する移動方向前端側区画室23aの縦方向寸法
Bは、他の区画室23の縦方向寸法Aより小さくしてお
り、先行する種球トレー20と、このトレー20に続い
て傾斜下方に移動する後続の種球トレー20との継ぎ部
における縦送りピッチのずれを防止できるようにしてい
る。
接する区画室23のうち、前記種球台21の傾斜方向下
方に移動する移動方向前端側区画室23aの縦方向寸法
Bは、他の区画室23の縦方向寸法Aより小さくしてお
り、先行する種球トレー20と、このトレー20に続い
て傾斜下方に移動する後続の種球トレー20との継ぎ部
における縦送りピッチのずれを防止できるようにしてい
る。
【0019】尚、前記区画室23は、後記する縦搬送装
置26の配設位置とラップしないように前記枠体20a
における幅方向側壁の内側に別の縦壁20dを設け、前
記搬送装置26の配設位置内方に前記区画室23を形成
するようにし、前記区画室23に収容される種球が前記
底壁25の開放後において前記搬送装置26に引掛ける
のを防止している。
置26の配設位置とラップしないように前記枠体20a
における幅方向側壁の内側に別の縦壁20dを設け、前
記搬送装置26の配設位置内方に前記区画室23を形成
するようにし、前記区画室23に収容される種球が前記
底壁25の開放後において前記搬送装置26に引掛ける
のを防止している。
【0020】また、前記種球台21は、その幅方向に複
数の前記種球トレー20を並設可能な幅寸法を備え、そ
の幅方向両側には、前記トレー20を載置する上面に対
し立設する立壁21aを設けていると共に、幅方向両側
と前記トレー20が隣接する中間部とには、前記種球ト
レー20を種球台21の傾斜下方向に強制的に搬送する
搬送突起26aをもった縦搬送装置26を設けている。
数の前記種球トレー20を並設可能な幅寸法を備え、そ
の幅方向両側には、前記トレー20を載置する上面に対
し立設する立壁21aを設けていると共に、幅方向両側
と前記トレー20が隣接する中間部とには、前記種球ト
レー20を種球台21の傾斜下方向に強制的に搬送する
搬送突起26aをもった縦搬送装置26を設けている。
【0021】この搬送装置26は主として搬送ベルトか
ら成り、前記門形フレ−ム13,14の上部に架設した
遊動軸27に設ける遊転プーリ28と、前記前後フレ−
ム17,18に架設され、ウォーム29及びウォームギ
ヤ30を介してベルト駆動モ−タ31に連動して強制駆
動される駆動プーリ33との間に張設するのであり、そ
下部は、前記種球台21の傾斜下端部より傾斜方向下方
に延長させている。また、前記種球トレー20の前記枠
体20aには前記ベルトの表面側に設ける前記搬送突起
26aと係合する被駆動係合凹部20eを設け、前記モ
−タ31による駆動で、前記種球トレー20を、該トレ
ー20に設ける区画室23の縦方向寸法に見合うピッチ
ごと間歇的に傾斜下方に移動させるのである。
ら成り、前記門形フレ−ム13,14の上部に架設した
遊動軸27に設ける遊転プーリ28と、前記前後フレ−
ム17,18に架設され、ウォーム29及びウォームギ
ヤ30を介してベルト駆動モ−タ31に連動して強制駆
動される駆動プーリ33との間に張設するのであり、そ
下部は、前記種球台21の傾斜下端部より傾斜方向下方
に延長させている。また、前記種球トレー20の前記枠
体20aには前記ベルトの表面側に設ける前記搬送突起
26aと係合する被駆動係合凹部20eを設け、前記モ
−タ31による駆動で、前記種球トレー20を、該トレ
ー20に設ける区画室23の縦方向寸法に見合うピッチ
ごと間歇的に傾斜下方に移動させるのである。
【0022】尚、前記駆動軸32の軸端部には、図2及
び図4に示したように、前記縦送りピッチに対応した間
隔で複数の凹部34aをもった回転体34を設けると共
に、前記モ−タ31を支持する前記前後フレ−ム17に
は、前記凹部34aに係合して動作する縦送り検出スイ
ッチ35を設けている。また、種球台21の中間部に設
ける前記搬送ベルトは、幅方向両側に設ける搬送ベルト
の幅より広幅とし、隣接して並設する種球トレー20に
共用させている。
び図4に示したように、前記縦送りピッチに対応した間
隔で複数の凹部34aをもった回転体34を設けると共
に、前記モ−タ31を支持する前記前後フレ−ム17に
は、前記凹部34aに係合して動作する縦送り検出スイ
ッチ35を設けている。また、種球台21の中間部に設
ける前記搬送ベルトは、幅方向両側に設ける搬送ベルト
の幅より広幅とし、隣接して並設する種球トレー20に
共用させている。
【0023】また、前記種球台21には、該種球台21
上に前記種球トレー20を積層したとき、この積層上部
の上段トレーを係止し、下段トレーが傾斜下方に所定量
搬送されたとき、前記上段トレーを前記種球台21の上
面に落下させ得るようにしたトレー支持体36を架設し
ている。前記トレー支持体36は前記上段トレー20を
係止する垂直壁36aと、落下した種球トレー20を傾
斜下方に案内すると共に、該種球トレー20に収納する
すべての種球を前記種球台21の傾斜下端部に位置する
種球取出口21bから落下させることができるように、
前記種球台21の傾斜下端部から傾斜下方に突出するよ
うに移動した前記種球トレー20を保持するためのガイ
ド兼保持壁36bとから構成するのであって、その幅方
向両側を前記立壁21aにボルト止め等により固定して
いる。
上に前記種球トレー20を積層したとき、この積層上部
の上段トレーを係止し、下段トレーが傾斜下方に所定量
搬送されたとき、前記上段トレーを前記種球台21の上
面に落下させ得るようにしたトレー支持体36を架設し
ている。前記トレー支持体36は前記上段トレー20を
係止する垂直壁36aと、落下した種球トレー20を傾
斜下方に案内すると共に、該種球トレー20に収納する
すべての種球を前記種球台21の傾斜下端部に位置する
種球取出口21bから落下させることができるように、
前記種球台21の傾斜下端部から傾斜下方に突出するよ
うに移動した前記種球トレー20を保持するためのガイ
ド兼保持壁36bとから構成するのであって、その幅方
向両側を前記立壁21aにボルト止め等により固定して
いる。
【0024】また、前記種球台21の傾斜方向下方に
は、図1,2に示したように縦搬送装置26の駆動プー
リ33により後方下方に延び、前記種球台21の傾斜下
端部に位置する種球取出口21bから下方に移動により
突出する前記種球トレー20を受止めるトレー保持フレ
−ム37を設けて前記前後フレ−ム17,18の後端部
に架設する補助フレ−ム38に取付けており、前記トレ
ー支持体36のガイド兼保持壁36bと、前記トレー保
持フレ−ム37とで傾斜下方に移動する前記種球トレー
20を保持し、振動等により落下するのを防止してい
る。
は、図1,2に示したように縦搬送装置26の駆動プー
リ33により後方下方に延び、前記種球台21の傾斜下
端部に位置する種球取出口21bから下方に移動により
突出する前記種球トレー20を受止めるトレー保持フレ
−ム37を設けて前記前後フレ−ム17,18の後端部
に架設する補助フレ−ム38に取付けており、前記トレ
ー支持体36のガイド兼保持壁36bと、前記トレー保
持フレ−ム37とで傾斜下方に移動する前記種球トレー
20を保持し、振動等により落下するのを防止してい
る。
【0025】また、前記門形フレ−ム13,14の上部
間には、ハンドル39をもち、スプリング(図示せず)
により種球トレー20の方向に付勢され、積層する種球
トレー20を下向きに押圧する複数の押えローラ40を
もった押え体41を架設状に支持している。
間には、ハンドル39をもち、スプリング(図示せず)
により種球トレー20の方向に付勢され、積層する種球
トレー20を下向きに押圧する複数の押えローラ40を
もった押え体41を架設状に支持している。
【0026】また、前記種球台21の傾斜下端部には、
該種球台21に並設状に載置する前記トレー20の幅方
向に設ける区画室23と同数のシャッター42を機体幅
方向に開閉可能に支持すると共に、圃場に接地して回転
する接地回転輪43にフレキシブルシャフト44を介し
て連動するシャッター駆動軸45を設け、この駆動軸4
5に前記シャッター42を順次開動作させるカム体46
を前記シャッター42に対応して多数設け、前記駆動軸
45の回転に伴い前記シャッター42を順次開くように
している。
該種球台21に並設状に載置する前記トレー20の幅方
向に設ける区画室23と同数のシャッター42を機体幅
方向に開閉可能に支持すると共に、圃場に接地して回転
する接地回転輪43にフレキシブルシャフト44を介し
て連動するシャッター駆動軸45を設け、この駆動軸4
5に前記シャッター42を順次開動作させるカム体46
を前記シャッター42に対応して多数設け、前記駆動軸
45の回転に伴い前記シャッター42を順次開くように
している。
【0027】そして、これらシャッター42の下部に
は、これらシャッター42の開動作で落下する種球を受
取る受取り部47と該受取り部47で受取った種球を圃
場の播種位置に案内する播種案内部48とを備えた複数
の播種用シュータ49から成る前記播種部22を設けて
いる。尚、図2において、前記接地回転輪43を幅方向
両側に設けているが、一方のみでよい。
は、これらシャッター42の開動作で落下する種球を受
取る受取り部47と該受取り部47で受取った種球を圃
場の播種位置に案内する播種案内部48とを備えた複数
の播種用シュータ49から成る前記播種部22を設けて
いる。尚、図2において、前記接地回転輪43を幅方向
両側に設けているが、一方のみでよい。
【0028】しかして、以上の構成において、前記種球
トレー20は、その幅方向に2条分の種球を保持するよ
うにしており、前記種球台21に並設する複数の種球ト
レー20により多条の播種ができるようになっている。
トレー20は、その幅方向に2条分の種球を保持するよ
うにしており、前記種球台21に並設する複数の種球ト
レー20により多条の播種ができるようになっている。
【0029】従って、前記播種シュータ49における前
記受取り部47は、前記種球トレー20の幅方向寸法の
2分の1の長さをもち、一つの受取り部は幅方向に設け
る複数(図面では16)の区画室23のうち、半分(図
面では8)の区画室23から落下する種球を受取るよう
になっており、また、前記カム体46は前記した1条分
に相当する種球の数、つまり前記した種球トレー20に
おける区画室23の幅方向数(例えば16室)の2分の
1に相当する数(例えば8個)が1組となって組合わさ
れており、例えば6条植の場合には例えば8個を1組と
する6組のカム体46が同位相で動作する構成としてい
る。
記受取り部47は、前記種球トレー20の幅方向寸法の
2分の1の長さをもち、一つの受取り部は幅方向に設け
る複数(図面では16)の区画室23のうち、半分(図
面では8)の区画室23から落下する種球を受取るよう
になっており、また、前記カム体46は前記した1条分
に相当する種球の数、つまり前記した種球トレー20に
おける区画室23の幅方向数(例えば16室)の2分の
1に相当する数(例えば8個)が1組となって組合わさ
れており、例えば6条植の場合には例えば8個を1組と
する6組のカム体46が同位相で動作する構成としてい
る。
【0030】また、前記カム体46は、図5に示したよ
うに円板体46aにカム溝46bを形成して構成してお
り、前記シャッター42には前記円板体46aの外周に
摺接する作動体42aを設け、この作動体42aの前記
カム溝46bへの嵌入により前記シャッター42が揺動
して開動作するように成すのであって、8個を1組とす
るカム体46のカム溝46bは、相互に位相をずらせて
おり、前記シャッター駆動軸45の1回転で前記カム体
46に対応する8個のシャッター42が所定時間差で順
次開動作するように成すのである。尚、前記カム体46
はカム溝46bを設けたが、カム突起でもよい。
うに円板体46aにカム溝46bを形成して構成してお
り、前記シャッター42には前記円板体46aの外周に
摺接する作動体42aを設け、この作動体42aの前記
カム溝46bへの嵌入により前記シャッター42が揺動
して開動作するように成すのであって、8個を1組とす
るカム体46のカム溝46bは、相互に位相をずらせて
おり、前記シャッター駆動軸45の1回転で前記カム体
46に対応する8個のシャッター42が所定時間差で順
次開動作するように成すのである。尚、前記カム体46
はカム溝46bを設けたが、カム突起でもよい。
【0031】尚、図5において50は前記シャッター4
2を開方向に付勢するばねである。また、前記種球台2
1の幅方向一側の裏側には図2に示したように前記カム
体46により開動作させられる前記シャッター42のう
ち最終順位に開動作する最終シャッター42の開動作を
検出する主としてリミットスイッチから成る開動作検出
器51を設けており、この検出器51による前記最終シ
ャッター42の開動作時、前記縦搬送装置26を駆動す
る前記モ−タ31を、前記凹部34aにより設定する縦
送りピッチだけ駆動するようにしている。
2を開方向に付勢するばねである。また、前記種球台2
1の幅方向一側の裏側には図2に示したように前記カム
体46により開動作させられる前記シャッター42のう
ち最終順位に開動作する最終シャッター42の開動作を
検出する主としてリミットスイッチから成る開動作検出
器51を設けており、この検出器51による前記最終シ
ャッター42の開動作時、前記縦搬送装置26を駆動す
る前記モ−タ31を、前記凹部34aにより設定する縦
送りピッチだけ駆動するようにしている。
【0032】即ち、前記シャッター42は、前記カム体
46の動作により、前記種球台21に載置する前記トレ
ー20の幅方向に並設する区画室23と同数の複数個
(図面では各組8個で6組の合計48個)横1列に並設
しており、各組において最終順位で開く最終シャッター
42が終了すると前記縦送り装置26で1ピッチ縦送り
するのであるが、図8に示したように前記最終シャッタ
ー42が開いたとき、この開動作を前記検出器51で検
出し、この開動作検出時、前記縦搬送装置26のモ−タ
31を駆動して縦送りを開始し、縦次列の区画室23に
対し最初に開動作するシャッター42が開動作すると
き、縦送りを終了するようにするのである。
46の動作により、前記種球台21に載置する前記トレ
ー20の幅方向に並設する区画室23と同数の複数個
(図面では各組8個で6組の合計48個)横1列に並設
しており、各組において最終順位で開く最終シャッター
42が終了すると前記縦送り装置26で1ピッチ縦送り
するのであるが、図8に示したように前記最終シャッタ
ー42が開いたとき、この開動作を前記検出器51で検
出し、この開動作検出時、前記縦搬送装置26のモ−タ
31を駆動して縦送りを開始し、縦次列の区画室23に
対し最初に開動作するシャッター42が開動作すると
き、縦送りを終了するようにするのである。
【0033】従って、この構成により最終シャッター4
2の開動作による種球の落下が確実となり、次列種球の
落下ミスも防止できるのである。
2の開動作による種球の落下が確実となり、次列種球の
落下ミスも防止できるのである。
【0034】また、前記シャッター駆動軸45は、前記
接地回転輪43に連動するフレキシブルシャフト44に
無段変速装置52を介して連動させているのであって、
この無段変速装置52による変速により播種ピッチを任
意に調整できるようにしている。
接地回転輪43に連動するフレキシブルシャフト44に
無段変速装置52を介して連動させているのであって、
この無段変速装置52による変速により播種ピッチを任
意に調整できるようにしている。
【0035】この無段変速装置52は図2及び図6に示
したように、前記フレキシブルシャフト44に連動して
回転する円板53と、この円板53に摩擦接触して動力
を伝達するリングゴム54をもった伝動体55を前記駆
動軸45に、該駆動軸45の軸方向で、前記円板53の
径方向に変位可能に支持し、この伝動体55を、枢支軸
56に揺動可能に支持した操作レバ−57による外部操
作で移動操作して前記円板53に対しその半径方向所望
位置に調節可能に位置させることにより前記フレキシブ
ルシャフト44から伝達される駆動力を、所望の変速比
で前記駆動軸45に伝達できるようにしており、この駆
動軸45の変速により、前記カム体46によるシャッタ
ー42の開動作間隔時間が変更され、播種ピッチが調整
されるのである。尚、前記変速装置52は無段変速装置
としたが、その他有段変速装置でもよい。
したように、前記フレキシブルシャフト44に連動して
回転する円板53と、この円板53に摩擦接触して動力
を伝達するリングゴム54をもった伝動体55を前記駆
動軸45に、該駆動軸45の軸方向で、前記円板53の
径方向に変位可能に支持し、この伝動体55を、枢支軸
56に揺動可能に支持した操作レバ−57による外部操
作で移動操作して前記円板53に対しその半径方向所望
位置に調節可能に位置させることにより前記フレキシブ
ルシャフト44から伝達される駆動力を、所望の変速比
で前記駆動軸45に伝達できるようにしており、この駆
動軸45の変速により、前記カム体46によるシャッタ
ー42の開動作間隔時間が変更され、播種ピッチが調整
されるのである。尚、前記変速装置52は無段変速装置
としたが、その他有段変速装置でもよい。
【0036】また、前記シャッター42の下部に配設す
る前記播種用シュータ49は、図7に示したように、前
記受取り部47は、前記トレー20の幅方向に並設する
区画室23の1条分に相当する広幅となっていると共
に、この受取り部47に連続する播種案内部48は下方
に向かって順次幅狭とした形状とし、該案内部48の下
部には、この案内部48の外周りを囲むようにして播種
管58が接続され、この播種管58を介して圃場に播種
できるようにしている。
る前記播種用シュータ49は、図7に示したように、前
記受取り部47は、前記トレー20の幅方向に並設する
区画室23の1条分に相当する広幅となっていると共
に、この受取り部47に連続する播種案内部48は下方
に向かって順次幅狭とした形状とし、該案内部48の下
部には、この案内部48の外周りを囲むようにして播種
管58が接続され、この播種管58を介して圃場に播種
できるようにしている。
【0037】また、前記シュータ49における前後方向
の幅寸法、つまり種球が落下するときの前後幅は、前記
種球の種球長さより短くしている。即ち、種球がラッキ
ョのように縦長の場合その縦方向を上下にして播種する
必要があるから、落下時に転動するのを防ぐため種球の
縦方向寸法より短くしているのである。
の幅寸法、つまり種球が落下するときの前後幅は、前記
種球の種球長さより短くしている。即ち、種球がラッキ
ョのように縦長の場合その縦方向を上下にして播種する
必要があるから、落下時に転動するのを防ぐため種球の
縦方向寸法より短くしているのである。
【0038】更に、前記シュータ49は、図1に示した
ように、下方が前方に傾斜するように、前記ビーム6
に、支杆59を介して支持しており、その傾斜下方に成
る背面の内側には、前記種球を前記案内部48の中心
側、つまり、前記播種管58に案内するためのガイド片
60を設けている。
ように、下方が前方に傾斜するように、前記ビーム6
に、支杆59を介して支持しており、その傾斜下方に成
る背面の内側には、前記種球を前記案内部48の中心
側、つまり、前記播種管58に案内するためのガイド片
60を設けている。
【0039】尚、図1において61は、前記門形フレ−
ム13,14に設ける予備種球トレー20のトレー載台
であって、前記ビーム6と縦搬送装置26との間のスペ
ースを利用して予備種球トレー20を収納できるように
している。
ム13,14に設ける予備種球トレー20のトレー載台
であって、前記ビーム6と縦搬送装置26との間のスペ
ースを利用して予備種球トレー20を収納できるように
している。
【0040】次に以上の如く構成する播種機の作用を説
明する。
明する。
【0041】播種作業を行うに先立って、前記種球トレ
ー20の各区画室23に例えばラッキョ等の種球を種球
長さを縦方向にして収容し、前記底壁25を閉じた状態
で前記種球台21に載置すると共に、図1に仮想線で示
したように、前記トレー支持体36の傾斜上方に、前記
したように種球を収容した種球トレー20を積層させる
のである。
ー20の各区画室23に例えばラッキョ等の種球を種球
長さを縦方向にして収容し、前記底壁25を閉じた状態
で前記種球台21に載置すると共に、図1に仮想線で示
したように、前記トレー支持体36の傾斜上方に、前記
したように種球を収容した種球トレー20を積層させる
のである。
【0042】この状態で圃場に進め、前記ロータリ4で
耕耘作業を行い、かつ、作溝器10で作溝した上、作溝
により形成した畝上に播種するのである。
耕耘作業を行い、かつ、作溝器10で作溝した上、作溝
により形成した畝上に播種するのである。
【0043】即ち、機体進行により前記接地回転輪43
が回転して前記フレキシブルシャフト44、無段変速装
置52を介してシャッター駆動軸45が所定の変速比で
回転させられ、該駆動軸45に設ける前記カム体46の
動作で前記シャッター42が順次開動作するのである。
が回転して前記フレキシブルシャフト44、無段変速装
置52を介してシャッター駆動軸45が所定の変速比で
回転させられ、該駆動軸45に設ける前記カム体46の
動作で前記シャッター42が順次開動作するのである。
【0044】即ち、6組のカム体46の集合体における
それぞれ1つのカム体46が動作することにより6組の
シャッター群における最初のシャッター42が開き、こ
のシャッター42に対応する区画室23に収容されてい
た各種球が落下するのである。
それぞれ1つのカム体46が動作することにより6組の
シャッター群における最初のシャッター42が開き、こ
のシャッター42に対応する区画室23に収容されてい
た各種球が落下するのである。
【0045】尚、前記種球トレー20の底壁25は前記
当たり24に当接して開かれ、前記種球台21の傾斜下
端部つまり種球取出口21bにおいては、前記区画室2
3の下方は開放されて前記種球台21の上面及びシャッ
ター42により閉鎖されるようになっており、従って、
前記シャッター42の開動作により、該シャッター42
に対応する各区画室23に収容されている6個の種球は
落下するのである。
当たり24に当接して開かれ、前記種球台21の傾斜下
端部つまり種球取出口21bにおいては、前記区画室2
3の下方は開放されて前記種球台21の上面及びシャッ
ター42により閉鎖されるようになっており、従って、
前記シャッター42の開動作により、該シャッター42
に対応する各区画室23に収容されている6個の種球は
落下するのである。
【0046】そして、斯く落下した6個の種球は前記斯
く播種用シュータ49の受取り部47に受止められ、前
記案内部48から落下姿勢即ち、種球長さを縦方向にし
た落下姿勢を保持されたまゝ播種管58からそれぞれ圃
場に形成した6条の畝における播種位置に播種されるの
である。
く播種用シュータ49の受取り部47に受止められ、前
記案内部48から落下姿勢即ち、種球長さを縦方向にし
た落下姿勢を保持されたまゝ播種管58からそれぞれ圃
場に形成した6条の畝における播種位置に播種されるの
である。
【0047】また、最初のシャッター42が開いた後に
は次位のカム体46により次位のシャッター42が開
き、このシャッター42に対応する6個の区画室23の
種球が落下し、前記同様6条播種が行われるのである。
は次位のカム体46により次位のシャッター42が開
き、このシャッター42に対応する6個の区画室23の
種球が落下し、前記同様6条播種が行われるのである。
【0048】そして、以上の如く順次開動作するシャッ
ター42により、前記トレー20の幅方向に設けた8個
の区画室23に収容した種球の播種が終了するとき、最
終順位に開動作する最終シャッター42の開動作が前記
開動作検出器51により検出されると、前記モ−タ31
が駆動され、前記回転体34に周設する凹部34aの間
隔に応じた角度だけ前記搬送装置26が動作し、前記種
球トレー20が1ピッチ縦送りされるのであり、引続き
前記シャッター42の開動作が順次行われるのである。
ター42により、前記トレー20の幅方向に設けた8個
の区画室23に収容した種球の播種が終了するとき、最
終順位に開動作する最終シャッター42の開動作が前記
開動作検出器51により検出されると、前記モ−タ31
が駆動され、前記回転体34に周設する凹部34aの間
隔に応じた角度だけ前記搬送装置26が動作し、前記種
球トレー20が1ピッチ縦送りされるのであり、引続き
前記シャッター42の開動作が順次行われるのである。
【0049】また、以上の如く種球トレー20に収容さ
れた種球がすべて落下して播種された場合、該種球トレ
ー20は前記トレー保持フレ−ム37から取出すのであ
り、また、前記種球の播種が進むにつれて該種球トレー
20は種球台21の傾斜下方に移動するから、該種球ト
レー20に積層していた上段トレー20は、前記種球ト
レー20が前記トレー支持体36の垂直壁36aを越え
たとき落下し、先行する種球トレー20に隣接して種球
台21を傾斜下方に移動するのである。
れた種球がすべて落下して播種された場合、該種球トレ
ー20は前記トレー保持フレ−ム37から取出すのであ
り、また、前記種球の播種が進むにつれて該種球トレー
20は種球台21の傾斜下方に移動するから、該種球ト
レー20に積層していた上段トレー20は、前記種球ト
レー20が前記トレー支持体36の垂直壁36aを越え
たとき落下し、先行する種球トレー20に隣接して種球
台21を傾斜下方に移動するのである。
【0050】従って、先行する種球トレー20の全種球
の播種が完了すると、引き続き後続する種球トレー20
の種球が播種されるのである。
の播種が完了すると、引き続き後続する種球トレー20
の種球が播種されるのである。
【0051】以上のように種球トレー20に収容する種
球は、種球台21を横移動させることなく前記種球トレ
ー20の幅方向に設ける多数の区画室23から畝に対し
1個宛て順次落下して播種されるのであり、また、上方
が開放する多数の区画室23をもった種球トレー20の
各区画室23に、前記種球を収容するようにしたから、
前記種球の収容作業は楽に、また、能率よくでき、その
作業性を向上できると共に、収容したときの種球姿勢の
まゝ落下させられるから播種姿勢の管理も簡単にできる
のである。
球は、種球台21を横移動させることなく前記種球トレ
ー20の幅方向に設ける多数の区画室23から畝に対し
1個宛て順次落下して播種されるのであり、また、上方
が開放する多数の区画室23をもった種球トレー20の
各区画室23に、前記種球を収容するようにしたから、
前記種球の収容作業は楽に、また、能率よくでき、その
作業性を向上できると共に、収容したときの種球姿勢の
まゝ落下させられるから播種姿勢の管理も簡単にできる
のである。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上のように、多数の種球を区
画状に収容する多数の区画室23をもつ種球トレー20
と、該種球トレー20を移動可能に載置する種球台21
とを備え、該種球台21の種球取出口21bに、前記ト
レー20の機体幅方向に区画する複数の区画室23に対
応し、これら区画室23の底部を開閉する複数のシャッ
ター42を機体幅方向に並設すると共に、前記シャッタ
ー42の下部に、これらシャッター42の開動作で落下
する種球を受取る受取り部47と該受取り部47で受取
った種球を、圃場の播種位置に案内する播種案内部48
とを備えた播種用シュータ49を設ける一方、前記シャ
ッター42を順次開動作させるシャッター駆動機構を設
けたから、前記シャッター42が順次開動作することに
より、前記種球トレー20に設ける多数の区画室23に
収容した種球を落下させ、前記播種用シュータ20を用
いながら、この種球トレー20を横送りすることなく縦
方向に移動させるだけで前記シャッター42の開動作に
より1個ごと取出して播種できるのである。
画状に収容する多数の区画室23をもつ種球トレー20
と、該種球トレー20を移動可能に載置する種球台21
とを備え、該種球台21の種球取出口21bに、前記ト
レー20の機体幅方向に区画する複数の区画室23に対
応し、これら区画室23の底部を開閉する複数のシャッ
ター42を機体幅方向に並設すると共に、前記シャッタ
ー42の下部に、これらシャッター42の開動作で落下
する種球を受取る受取り部47と該受取り部47で受取
った種球を、圃場の播種位置に案内する播種案内部48
とを備えた播種用シュータ49を設ける一方、前記シャ
ッター42を順次開動作させるシャッター駆動機構を設
けたから、前記シャッター42が順次開動作することに
より、前記種球トレー20に設ける多数の区画室23に
収容した種球を落下させ、前記播種用シュータ20を用
いながら、この種球トレー20を横送りすることなく縦
方向に移動させるだけで前記シャッター42の開動作に
より1個ごと取出して播種できるのである。
【0053】従って、構造簡単にして種球1個宛ての播
種が可能となるのであり、また、多数の前記区画室23
をもった種球トレー20を用いるから、種球の前記区画
室23への収容は容易に行え、その作業性を向上できる
と共に、前記区画室23に落下姿勢で種球を収容するこ
とにより姿勢を変えなくともそのまゝの姿勢で播種でき
るから播種姿勢の管理も行えるのである。
種が可能となるのであり、また、多数の前記区画室23
をもった種球トレー20を用いるから、種球の前記区画
室23への収容は容易に行え、その作業性を向上できる
と共に、前記区画室23に落下姿勢で種球を収容するこ
とにより姿勢を変えなくともそのまゝの姿勢で播種でき
るから播種姿勢の管理も行えるのである。
【0054】又、前記接地回転輪43を用いて前記シャ
ッター46を開動作させると共に、前記回転輪43から
シャッター駆動軸45への駆動系内に変速装置52を設
けることにより、播種ピッチの誤差を少なくできなが
ら、しかも、前記変速機装置52による変速機比の調節
により播種ピッチを調節できるのである。更に、前記種
球台21に種球トレー20を種球取出口21b側に強制
移動させる縦搬送装置26を設け、順次開動作する前記
シャッター42のうち、最終順位に開動作するシャッタ
ー42の開動作を検出して、この開動作検出時前記縦搬
送装置26を1ピッチ駆動させるようにすれば最終シャ
ッター42が開動作し次のシャッター42が開くまでの
間に前記トレー20の縦送りをスタートさせられるの
で、最終シャッター42の開動作による種球落下を確実
にできると共に、次列種球の落下ミスを防止できるので
ある。
ッター46を開動作させると共に、前記回転輪43から
シャッター駆動軸45への駆動系内に変速装置52を設
けることにより、播種ピッチの誤差を少なくできなが
ら、しかも、前記変速機装置52による変速機比の調節
により播種ピッチを調節できるのである。更に、前記種
球台21に種球トレー20を種球取出口21b側に強制
移動させる縦搬送装置26を設け、順次開動作する前記
シャッター42のうち、最終順位に開動作するシャッタ
ー42の開動作を検出して、この開動作検出時前記縦搬
送装置26を1ピッチ駆動させるようにすれば最終シャ
ッター42が開動作し次のシャッター42が開くまでの
間に前記トレー20の縦送りをスタートさせられるの
で、最終シャッター42の開動作による種球落下を確実
にできると共に、次列種球の落下ミスを防止できるので
ある。
【図1】トラクタ後部に装着した球根播種機の側面図。
【図2】図1の球根播種機の拡大平面図。
【図3】種球トレーのみの平面図。
【図4】種球トレーと搬送帯との関係を示す部分拡大側
面図。
面図。
【図5】カム体とシャッターとの関係を示す部分拡大側
面図。
面図。
【図6】カム体とシャッターとの関係及びシャッター駆
動軸の入力側を示す部分断面拡大平面図。
動軸の入力側を示す部分断面拡大平面図。
【図7】播種用シュータの背面板を取外した後方から見
た背面図。
た背面図。
【図8】シャッターの開動作と縦搬送装置の駆動開始と
の関係を示すタイムチャート図。
の関係を示すタイムチャート図。
20 種球トレー 21 種球台 21b 種球取出口 23 区画室 42 シャッター 43 接地回転輪 45 シャッター駆動軸 46 カム体 47 受取り部 48 播種案内部 49 播種用シュータ 51 開動作検出器 52 無段変速装置
Claims (3)
- 【請求項1】 多数の種球を区画状に収容する多数の区
画室23をもつ種球トレー20と、該種球トレー20を
移動可能に載置する種球台21とを備え、該種球台21
の種球取出口21bに、前記トレー20の機体幅方向に
区画する複数の区画室23に対応し、これら区画室23
の底部を開閉する複数のシャッター42を機体幅方向に
並設すると共に、前記シャッター42の下部に、これら
シャッター42の開動作で落下する種球を受取る受取り
部47と該受取り部47で受取った種球を、圃場の播種
位置に案内する播種案内部48とを備えた播種用シュー
タ49を設ける一方、前記シャッター42を順次開動作
させるシャッター駆動機構を設けていることを特徴とす
る球根播種機。 - 【請求項2】 シャッター駆動機構は、圃場に接地して
回転する接地回転輪43と、該接地回転輪43に連動し
て回転し、シャッター42を順次開動作させるカム体4
6をもったシャッター駆動軸45とから成り、前記駆動
軸45の駆動系内に、播種ピッチを調節可能とした変速
装置52を備えている請求項1記載の球根播種機。 - 【請求項3】 種球台21は種球トレー20を種球取出
口側に、区画室23の前後幅に対応した1ピッチ毎間歇
的に強制移動させる縦搬送装置26を備えると共に機体
幅方向に並設され、順次開動作するシャッター42のう
ち、最終順位に開動作する最終シャッター42の開動作
を検出する開動作検出器51を設けて、該検出器51に
よる開動作検出時、前記縦搬送装置26を1ピッチ駆動
させるように構成している請求項1記載の球根播種機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3304604A JPH05137416A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 球根播種機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3304604A JPH05137416A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 球根播種機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05137416A true JPH05137416A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17935010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3304604A Pending JPH05137416A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 球根播種機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05137416A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101855961A (zh) * | 2010-03-25 | 2010-10-13 | 湖南农业大学 | 推杆式精量马铃薯排种器 |
KR20210075410A (ko) * | 2019-12-13 | 2021-06-23 | 대한민국(농촌진흥청장) | 절화나리 구근 정식 시스템 및 그 동작 방법 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP3304604A patent/JPH05137416A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101855961A (zh) * | 2010-03-25 | 2010-10-13 | 湖南农业大学 | 推杆式精量马铃薯排种器 |
KR20210075410A (ko) * | 2019-12-13 | 2021-06-23 | 대한민국(농촌진흥청장) | 절화나리 구근 정식 시스템 및 그 동작 방법 |
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