JPH05136Y2 - - Google Patents

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JPH05136Y2
JPH05136Y2 JP1989145041U JP14504189U JPH05136Y2 JP H05136 Y2 JPH05136 Y2 JP H05136Y2 JP 1989145041 U JP1989145041 U JP 1989145041U JP 14504189 U JP14504189 U JP 14504189U JP H05136 Y2 JPH05136 Y2 JP H05136Y2
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tube
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、外装体内に収容した内容器の底部に
液量表示用あるいは液体注出用などの通路の基端
側を接続してなる液体容器に関するものである。
(従来技術) 従来から、液量表示装置を備えた液体容器とし
て、例えば第2図に示す如きものがある(実開平
1−118734号公報)。この第2図に示す公知の液
体容器においては、外装体110内に収容されて
いる内容器116は、底部材113に螺合された
中ネジ部材120で締め上げて固定されている。
又内容器116の底部中心部には小径の下部開口
118が形成されていて、該下部開口118に液
量表示用通路140の基端側を接続させている。
即ち、液量表示用通路140は、縦長透明管から
なる液量表示管141の下端に下部側接続管14
2を接続させており、該下部側接続管142の基
端側をパツキン149を介して内容器下部開口1
18に接続させている。又、下部側接続管142
は、内容器下部開口側から順に、縦向きの第1管
144とL形でジヨイント管となる第2管145
と横向き外方に延びる第3管146とL形でジヨ
イント管となる第4管147とを連続させて構成
されており、その第1管144の基端を内容器下
部開口118に、又第4管147の先端を液量表
示管141の下端にそれぞれ接続して、液量表示
管141と内容器116内とを連通させている。
下部側接続管142は、その第1管144を内容
器締め上げ用の中ネジ部材120の中央部に形成
した開口120aを通し、且つ第3管146を底
部材113の下面側から該底部材113に形成し
た穴113aを通して、該第3管146の先端と
第4管147とを底部材上面側において接続して
設置されている。又、底部材113の中央部に
は、下部側接続管142が容器底部から外部に露
出しないようにするための底蓋114が設けられ
ている。尚、この液体容器を組立てる際には、予
め内容器116の下部開口118に下部側接続管
142の第1管144のみをパツキン149を介
して接続させ且つ内容器116の底部に内容器保
護部材119をかぶせた状態で、該保護部材11
9つきの内容器116を外ケース111の下方か
ら該外ケース111内に挿入し、次に外ケース下
端内部に設けた底ワツパ115に底部材113を
螺合させ、続いて該底部材113に中ネジ部材1
20を螺合させて内容器保護部材119を介して
内容器116を締め上げ、その後に第1管144
の下端側に第2管145の基端側を接続させて、
一連の液量表示用通路140を接続し、その後に
底部材113の中央部に底蓋114を嵌め入れて
組付けられる。
(考案が解決しようとする課題) ところが、第2図に示す公知の液体容器では、
次のような問題がある。
(1) 下部側接続管142が中ネジ部材120の開
口120aを通して設置されているので、内容
器下部開口118に接続される縦向きの第1管
144と横向き外方に延出される第3管146
とは別体に成形して、中ネジ部材120の締め
上げ後に該第1管144と第3管146とをジ
ヨイント管(第2管)で接続させる必要があ
り、そのために下部接続管142を構成する部
品点数が多くなるとともに、第1管144を内
容器下部開口118に接続させる作業と中ネジ
部材120による内容器締め上げ作業とを別々
に行わなければならないために組付工数も多く
なる。
(2) 下部側接続管142の第1管144は特別に
固定されていないので、該第1管144が内容
器下部開口118に対してグラつくおそれがあ
り、該第1管144に第2管145を接続させ
る際の作業がし難くくなるとともに、第1管1
44と内容器下部開口118との間の接続が不
充分となるおそれもある。
(3) 下部側接続管142は、内容器下部開口11
8から中ネジ部材120の開口120aを通
し、底部材113の下面側から底部材113の
穴113aを通して液量表示管141の下端に
接続されているので、底部材113を外ケース
111下部の底ワツパ115に対して、接続管
挿通用の穴113aが外装体110の前面側に
位置するように位置合せする必要があり、該底
部材113の位置合せ作業が面倒となる。
(4) 下部側接続管142が底部材113及び中ネ
ジ部材120の下面側に露出するので、それを
被覆するための底蓋114が必要となる。
本考案は、上記した公知の液体容器の問題点に
鑑み、内容器下部開口に液量表示用あるいは液体
注出用などの通路を接続した構造の液体容器にお
いて、部品点数及び組立工数を削減でき、且つ液
体容器底部の組立作業を簡単に行えるようにする
とともに、上記通路と内容器下部開口との接続状
態を良好にし得るようにすることを目的としてな
されたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、外装体内に底部に下部開口を形成し
た内容器を収容し、該内容器の下部開口に液量表
示用あるいは液体注出用などの通路の基端側を接
続し、さらに前記外装体の下部に内容器締め上げ
用の中ネジ部材を設けた液体容器において、前記
通路の基端側管は、前記内容器の下部開口のパツ
キンに下方から接続される縦向き管部と、該縦向
き管部に連続する横向き管部と、前記内容器の底
面を受けることができる内容器受部とを一体形成
し、前記内容器を前記基端側管の内容器受部を介
して前記中ネジ部材で締め上げ固定するととも
に、前記縦向き管部を前記下部開口のパツキンに
圧入嵌合させたことを特徴としている。
(作用) 本考案の液体容器では、内容器の下部開口に液
量表示用あるいは液体注出用などの通路を接続し
たものにおいて、通路の基端側管に、内容器の下
部開口に下方から接続される縦向き管部と内容器
の底面を受ける内容器受部とを備え、内容器を基
端側管の内容器受部を介して中ネジ部材で締め上
げ固定しているので、内容器締め上げに際して、
該通路基端側管の縦向き管部を内容器下部開口の
パツキンに合致させた状態で中ネジ部材を締め上
げることにより、縦向き管部がパツキンの穴に圧
入嵌合して内容器締め上げ作業と通路基端側管の
内容器下部開口への接続作業が同時に行えるよう
になる。又、中ネジ部材は、基端側管より下方位
置において底部材に螺合されているので、該基端
側管が底部材及び中ネジ部材の下方に露出するこ
とがなくなる。
(考案の効果) 本考案の液体容器は、上記した課題解決手段に
より次のような効果が得られる。
(a) 通路の基端側管は、内容器下部開口のパツキ
ンに接続される縦向き管部と横向き管部と内容
器受部とを一体形成し、内容器を該内容器受部
を介して中ネジ部材で締め上げ固定しているの
で、縦向き管部と横向き管部とを一体形成した
ものであつても、組立てに何ら支障がなく、基
端側管を構成する部品点数を削減できる。
(b) 上記(a)により、組立時において、中ネジ部材
を締め上げるだけで内容器の締め上げ固定作業
と通路基端側管の下部開口に対する接続作業が
同時に行え、組立工数を削減できる。
(c) 通路基端側管が中ネジ部材で内容器底面に押
し付けられているので、該基端側管が内容器下
部開口に対してグラつくことがなくなり、しか
も縦向き管部が内容器下部開口のパツキンに圧
入嵌合しているので基端側管と下部開口との接
続が確実となる。
(実施例) 添付図面を参照して本考案の好適な実施例を説
明すると、第1図に示す実施例では、液体容器と
してポンプ注液式のものが採用されている。
第1図に示す液体容器は、外装体10内に真空
断熱二重瓶製の内容器16を収容してなる容器本
体1と、内部にエアーポンプ9を収容した蓋体2
と、一連の液体注出通路3と、内容器16内の液
量を外部に表示するための液量表示装置4とを備
えて構成されている。
外装体10は、板金製の外ケース11の上部に
環状の肩部材12を載置固定し、さらに該外ケー
ス11の下部に環状の底部材13を取付けて構成
されている。
内容器16の下部には、下面及び側周面に亘つ
て深容器状の内容器保護部材19がかぶせられて
いる。尚、内容器保護部材19の底部中央部に
は、液量表示用通路を挿通させるための穴が形成
されている。
内容器16には、上部に給液用の比較的大口径
の上部開口17が、又底部の中央部に液量表示用
通路40を接続するための比較的小口径の下部開
口18がそれぞれ形成されている。
肩部材12のほぼ中央部には、内容器16の上
部開口17と連通する給液口26が形成されてい
る。
液体注出通路3は、内容器16内に差し込まれ
る縦向きの液体汲上管13と内容器16外におい
て横向きに延出された液体注出管32と該液体注
出管32の先端下方に設けられた吐出管33とで
構成されている。
液量表示装置4は、内容器16の外側におい
て、内容器下部開口18と給液口26内とを連通
する一連の液量表示用通路40と、該通路40中
の液位の高さを外部から視認するための覗き窓5
1とを備えている。
一連の液量表示用通路40は、縦長透明管から
なる液量表示管41と、該液量表示管41の下部
と内容器下部開口18とを接続する下部側接続管
42と、液量表示管41の上部と給液口26内と
を接続する上部側接続管43とを有している。下
部側接続管42は、内容器下部開口18に接続さ
れる短小な縦向き管部44aと横向き外方に延び
る横向き管部44bを一体形成したL形の第1管
(基端側管)44と、該横向き管部44bの先端
と液量表示管41の下端とを接続する第2管45
とで構成されている。上部側接続管43は、単一
のゴム管が使用されている。
そして、この通路40は、下部側接続管42の
第1管44の縦向き管部44aを内容器下部開口
18のパツキン49に圧入嵌合させて該内容器下
部開口18に接続し、該下部側接続管42の第2
管45の先端部に液量表示管41の下端部を接続
し、液量表示管41の上端部に上部側接続管43
の基端部を接続し、該上部側接続管43の先端部
を給液口26内に連通する如く接続して装着され
ている。
又、覗き窓51は、外ケース11の前面におけ
る液量表示管41が対応する位置に設けられてい
る。
前記下部側接続管42の第1管(基端側管)4
4には、内容器16の底面16aを受ける内容器
受部48が一体形成されている。この内容器受部
48は、上面側に縦向き管部44aを中心とする
環状壁48aと下面側に後述する中ネジ部材20
が接合する環状座48bとを有している。
外ケース11の下端内面には底ワツパ15が設
けられており、該底ワツパ15に環状の底部材1
3が螺合されている。
又、底部材13の中央部には、中ネジ部材20
が螺合されている。この中ネジ部材20には、そ
の上部側に前記内容器受部48の環状座48bと
同径の外周壁21が形成されている。そして、該
中ネジ部材20を底部材13に対して螺入させる
ことにより、該中ネジ部材20の外周壁21の上
端面で内容器保護部材19及び第1管44の内容
器受部48を介して内容器16を押し上げ、該内
容器16を肩部材12の下面と中ネジ部材20の
上面との間で緊締している。
この液体容器の容器本体1は、次のようにして
組立てられる。まず、外ケース11の上部に肩部
材12を固定し、外ケース11の下部内面に底ワ
ツパ15を取付ける。このとき、液量表示用通路
40の上部側接続管43を給液口26に連通させ
且つ上部側接続管43に液量表示管41を接続さ
せておく。尚、下部側接続管42の第2管45も
第1管44から分離させて液量表示管41の下端
に接続させておくとよい。そして、外ケース11
を上下逆にした状態で、該外ケース11内に、下
部外側に内容器保護部材19をかぶせ且つ下部開
口18にパツキン49を取付けた内容器16をそ
の底部が上向きになるようにして挿入し、続いて
第1管44の横向き管部44bの先端を第2管4
5に接続するとともに縦向き管部44aの先端を
内容器下部開口18に設けたパツキン49の穴に
適宜深さだけ差し込んで仮接続させておく。その
後に底ワツパ15に底部材13を螺着し、次に、
中ネジ部材20を底部材13に螺合させる。該中
ネジ部材20を螺入させると、第1管44全体が
押し上げられて、縦向き管部44aがパツキン4
9の穴内に自動的に差し込まれるとともに、内容
器16が内容器受部48を介して締め上げられ
て、容器本体1の組立てが完了する。
このように、この液体容器では、下部側接続管
42の第1管44に、内容器下部開口18に接続
する縦向き管部44aと横向き外方に延出する横
向き管部44bと内容器受部48とを一体形成
し、しかも内容器16を内容器受部48を介して
中ネジ部材20で締め上げるようにしているの
で、上記縦向き管部44aと横向き管部44bを
一体形成したものであつても、組立てに何ら支障
がなく、通路40の基端側管を構成する部品点数
を削減できる。又、中ネジ部材20を螺入させる
という単一操作で、内容器16の締め上げと第1
管44の接続とが同時に行えるようになり、組立
工数が削減できる。又、中ネジ部材20を緊締し
ている状態では、第1管44は中ネジ部材20に
よつて内容器底面16aに強く押し付けられてい
るので、該第1管44が内容器下部開口18に対
してグラつくことがなく、縦向き管部44aと下
部開口18との接続が確実となる。さらに、中ネ
ジ部材20で第1管44を押し上げる構造となつ
ているので、底部材13及び中ネジ部材20が第
1管44より下方に位置されるようになり、従つ
て、従来必要とされていた目かくし用底蓋(第2
図における符号114)が不要となる。又、底部
材13を底ワツパ15に螺着させる際に、第1管
44に対する位置決めが不要となり、底部材13
の組付け作業が容易となる。
この第1図の液体容器においては、エアーポン
プ9を操作すると、そのエアーポンプ9からの加
圧空気が内容器16内に吹き込まれて、該加圧空
気によつて内容器16内の液体を液体注出通路3
を通して外部へ注出することができるようになつ
ている。
尚、第1図の実施例では、内容器下部開口18
に接続される通路40は、液量表示用のものが採
用されているが、他の実施例では、該通路40を
液体注出用に利用したり、あるいは液量表示用及
び液体注出用に兼用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる液体容器の縦
断面図、第2図は公知の液体容器の下半部縦断面
図である。 1……容器本体、3……液体注出通路、4……
液量表示装置、10……外装体、11……外ケー
ス、13……底部材、16……内容器、18……
下部開口、20……中ネジ部材、40……液量表
示用通路、41……液量表示管、42……下部側
接続管、44……基端側管(第1管)、44a…
…縦向き管部、44b……横向き管部、48……
内容器受部、49……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装体10内に底部に下部開口18を形成した
    内容器16を収容し、該内容器16の下部開口1
    8に液量表示用あるいは液体注出用などの通路4
    0の基端側を接続し、さらに前記外装体10の下
    部に内容器締め上げ用の中ネジ部材20を設けた
    液体容器であつて、前記通路40の基端側管44
    は、前記内容器16の下部開口18のパツキン4
    9に下方から接続される縦向き管部44aと、該
    縦向き管部44aに連続する横向き管部44b
    と、前記内容器16の底面16aを受けることが
    できる内容器受部48とを一体形成し、前記内容
    器16を前記基端側管44の内容器受部48を介
    して前記中ネジ部材20で締め上げ固定するとと
    もに、前記縦向き管部44aを前記下部開口18
    のパツキン49に圧入嵌合させたことを特徴とす
    る液体容器。
JP1989145041U 1989-12-15 1989-12-15 Expired - Lifetime JPH05136Y2 (ja)

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JPH0384044U JPH0384044U (ja) 1991-08-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5632168Y2 (ja) * 1978-11-09 1981-07-31
JPS5987733U (ja) * 1983-10-18 1984-06-14 タイガー魔法瓶株式会社 液体容器

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