JPH0132987Y2 - - Google Patents

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JPH0132987Y2
JPH0132987Y2 JP1987166997U JP16699787U JPH0132987Y2 JP H0132987 Y2 JPH0132987 Y2 JP H0132987Y2 JP 1987166997 U JP1987166997 U JP 1987166997U JP 16699787 U JP16699787 U JP 16699787U JP H0132987 Y2 JPH0132987 Y2 JP H0132987Y2
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JP
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outer case
liquid
pipe
container
vertical pipe
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、内部の液量を表示する液量表示パイ
プを備えた液体容器に関するものである。
(従来技術) 従来のこの種の液量表示パイプを備えた液体容
器においては、液量表示パイプは、外ケースと該
外ケース内に収容された内容器外側面の間の隙間
を通して縦向きに設置されている。又、外ケース
における、液量表示パイプが対応する位置に縦長
の覗き窓を形成して、該覗き窓から液量表示パイ
プ内の液位の高さを目視することができるように
している。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来の液量表示パイプつき液体容器
では、液量表示パイプが外ケースの内側に設置さ
れているため、外ケースと内容器外側面との間に
液量表示パイプ設置用の隙間が必要となつて、そ
の分だけ外ケースの胴径を大きくする必要があ
り、液体容器が大型化するという問題があつた。
又、液量表示パイプが外ケースの内側にあるため
に、該液量表示パイプの組付けあるいは交換時の
作業が面倒となるという問題があるほか、外部か
ら液量表示パイプを目視し得る角度範囲が狭くな
るという問題もあつた。
本考案は、上記の如き従来の液量表示パイプつ
き液体容器の問題点に鑑み、液量表示パイプを備
えた液体容器において、液体容器の胴径を小さく
でき、且つ液量表示パイプの組付けあるいは交換
作業を容易に行え、しかも外部から液量表示パイ
プを目視し得る角度範囲を大きくし得るととも
に、液量表示パイプの外側を被覆するカバー部材
の取付けと外ケースの下部に設けられた底部材の
弛み止めとを共通の部材で行えるようにすること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の液体容器は、外ケース内に上部及び下
部にそれぞれ開口を有する両口の内容器を収容
し、さらに液量表示用の縦パイプを前記外ケース
の外側面より外側に位置させるとともに、前記縦
パイプの下端を一端側が外ケース内にあつて前記
内容器の下部開口に接続されしかも他端側が外ケ
ース外に位置するL形ジヨイント管の前記外側端
部に接続し、且つ該縦パイプの上端を一端側が外
ケース内にあつて前記内容器の下部開口に接続さ
れしかも他端側が外ケース外に位置するL形ジヨ
イント管の前記外側端部に接続しているととも
に、前記外ケースの外側面に前記縦パイプの外側
を被覆するカバー部材を外ケースの下部に設けら
れた底部材の弛み止めを兼用するビスで取外し可
能に取付けたことを特徴としている。
(作用) 本考案では、液量表示用の縦パイプを外ケース
外側面より外側に位置させていることにより、外
ケースと内容器外側面との間に液量表示パイプ設
置用の隙間を設ける必要がなくなり、又、上記の
ように液量表示用の縦パイプが外ケース外に位置
し且つ該縦パイプの上、下端が外ケース外におい
てそれぞれL形ジヨイント管を介して内容器の上
下各開口に接続されているので、液量表示用縦パ
イプの組付けを外ケースの外側から行え、さらに
縦パイプの外側をカバーするカバー部材がビスを
取外すことによつて取外し可能となつているの
で、縦パイプの交換時に該カバー部材を取外せば
該縦パイプを外ケースの外側から交換できる。
又、縦パイプの上、下端を接続する上、下の各L
形ジヨイント管の内側端部側がそれぞれ外ケース
内にあるので、縦パイプの組付前に、該L形ジヨ
イント管に外部の物品が接触し難くくなり、L形
ジヨイント管が不用意に抜け難くなる。
(実施例) 第1図及び第2図を参照して本考案の実施例を
説明すると、この実施例の液体容器は、外ケース
4内に真空断熱二重構造の内容器5を収容しさら
に外ケース4の上部に皿状の肩部材6を載置固定
した液体容器本体1と、蓋体3の内部にベローズ
式のポンプ装置9を収容した蓋ユニツト2と、内
容器5の内外を連絡する一連の導液管ユニツト5
0とを備えて構成されている。
内容器5は、その上部に比較的大径の開口18
と下部に比較的小径の開口19を有する両口の容
器とされている。
肩部材6の中央部には、内容器5の上部開口1
8と連通する給液口7が形成されている。
導液管ユニツト50は、給液口7を開閉する栓
部53に下向きの液体汲上管51と横向きの液体
注出管52を取付けて構成されている。尚、液体
汲上管51と液体注出管52とは栓内液通路54
を介して連通さており、該液体汲上管51と栓内
液通路54と液体注出管52とで一連の液体注出
通路55を構成している。
又、栓部53には、空気吹込通路56が形成さ
れていて、閉蓋時にはポンプ装置9と内容器5内
とが連通するようになつている。
内容器5の下部開口19には、適宜長さだけ下
方に突出る筒状突出部19aが一体形成されてい
る。
こ液体容器には、内容器5内の液量を外部に表
示するための液量表示パイプ40が設置されてい
る。この液量表示パイプ40は、内容器5外にお
いて下部開口19の筒状突出部19aと、肩部材
6に形成されていて給液口7に連通する連通穴4
5との間を連絡するようにして設置されている。
即ち、液量表示パイプ40は、その下部側から、
ゴム又は軟質プラスチツクなどからなる軟質のL
形ジヨイント管46、基部側管42、軟質のL形
ジヨイント管43、透明で直管状の縦パイプ4
1、及び軟質のL形ジヨイント管44を順次連結
して構成しており、その基端側のL形ジヨイント
管46の基端を上記筒状突出部19aの外側面に
嵌着するとともに、上端側のL形ジヨイント管4
4の先端を上記連通穴45に接続して取付けられ
ている。
又、この液量表示パイプ40の縦パイプ41部
分は、外ケース4の前面に形成した縦長の窓穴3
4から外ケース外方に突出させるようにして設置
されている。又、縦パイプ41の上、下端が接続
される上、下の各L形ジヨイント管43,44
は、その各内側端部43a,44a側が外ケース
4内にあつてそれぞれ内容器5の上部開口18側
及び下部開口19側に接続され且つ各外側端部4
3b,44b側が外ケース4外に位置するように
している。そして縦パイプ41は、その下端41
aが外ケース4の外側においてL形ジヨイント管
43の外側端部43bに接続され且つ上端41b
が同じく外ケース4の外側においてL形ジヨイン
ト管44の外側端部44bに接続されて取付けら
れている。
外ケース4の前面には、縦パイプ11を覆うよ
うにして覗き窓36つきのカバー部材35が取外
し可能なる如くして設けられている。即ち、この
カバー部材35は、その上端部35aが肩部材6
の下面に単に係止され、下端部35bが外ケース
4の外側面にビス39によつて固定して取付けら
れており、該ビス9を取外すことによつてカバー
部材35を外ケース前面から取外すことができる
ようになつている。このビス39は、後述するよ
うに外ケース4の下部に設けられた底部材22の
弛み止めを兼用するものである。尚、縦パイプ1
1内の液位の高さは、覗き窓36から目視するこ
とができるようになつている。
このように、液量表示パイプ40の縦パイプ4
1部分を外ケース4の外側面より外側に位置させ
ると、外ケース4と内容器5外側面との間に縦パ
イプを設置するための隙間を形成する必要がなく
なり、外ケース4の胴径を小さくしてコンパクト
化を図ることができる。又、縦パイプ41の上、
下端41a,41bをそれぞれ外ケース4外にお
いてL形ジヨイント管43,44で接続している
ので、縦パイプ41を組付ける際あるいは交換す
る際に、外ケース4の外側から作業をすることが
でき、その作業が容易に行えるようになる。又、
縦パイプ41の上、下端41a,41bが接続さ
れる上、下の各L形ジヨイント管43,44は、
その各内側端部43a,44a側が外ケース4内
にあるので、縦パイプ41を組付ける前におい
て、上、下各L形ジヨイント管43,44に外部
の物品が接触し難くなり、又もし該L形ジヨイン
ト管43,44に外部の物品が接触しても、L形
ジヨイント管43,44が不用意に抜け難くな
る。
液体容器本体1の下部には、外ケース4の下端
開口部4a内面に取付けられた底ワツパ21と、
該底ワツパ21に螺合せしめられた環状の底部材
22と、該底部材22の中心部に螺合された内容
器押上げ部材(中ネジ部材)23と、該中ネジ部
材23と内容器5の底面5aとの間に介設される
単一の容器受部材25からなる底構造体が設置さ
れている。
外ケース4の下部と底ワツパ21と底部材22
とは、前記カバー部材35を固定しているビス3
9で共締めされており、1本のビス39でカバー
部材35の取付けと底部材22の弛み止めに兼用
している。
容器受部材25は、底ワツパ21の上面21a
に達する直径をもつ円盤形状に形成されている。
又容器受部材25には、その中央部に所定高さだ
け略環状に立上らせてなる容器底載置部26と該
容器底載置部26の内側に内容器下部開口19の
筒状突出部19aを収容するための凹室27を設
けている。尚、容器底載置部26の一部には前記
液量表示パイプ40の基部側管42を挿通すため
の切欠28が設けられている。
容器受部材25の凹室27の底部下面27aは
円形に形成されており、該円形底部下面27aの
外周部に中ネジ部材23の上部に形成した環状段
部23aが嵌合し得るようにしている。
この容器受部材25は底ワツパ21に対して非
回動で且つ上下方向にのみ移動し得るようにして
いる。即ち、容器受部材25の外周部には下方に
向けて適数個(8個)の係合突起29,29…が
形成され、他方底ワツパ21の上面21aには該
上面21aに設けられた内向きフランジ30に各
係合突起29,29…とそれぞれ係合し得る凹溝
31,31…が形成されていて、該容器受部材2
5は各係合突起29,29…を各凹溝31,31
…にその上方から係合させた状態で装着させてい
る。
この底構造では、底部材22に対して中ネジ部
材23を締上げることにより、内容器5を容器受
部材25を介して中ネジ部材23と肩部材6下面
との間で強固に緊締させることができるようにな
つている。
第1図の液体容器では、非注液時には覗き窓3
6から縦パイプ(透明管)11内の液位の高さを
目視することによつて容器5内の液量を検知すこ
とができるようになつている。又注液時にはポン
プ装置9を収縮させることにより内容器5内の液
体Wを一連の液体注出通路55を通してその注口
から外部へ注出し得るようになつている。
又、この第1図の液体容器では、もし何らかの
理由で内容器5が割れたときには該内容器5内の
液体Wを容器受部材25で一時的に受けて該内容
器内の液体Wが外部へ一度に急激に流出しないよ
うにするとともに、瓶の破片を該容器受部材25
で受けて内容器取替時の瓶の破片の処理を容易に
し得る作用がある。又底部材22が不用意に底ワ
ツパ21から外れた場合でも容器受部材25が底
ワツパ21の上部に載置されるため、内容器5は
容器受部材25によつて支持されるようになつて
いる。
(考案の効果) 本考案の液体容器は、次のような効果がある。
(1) 液量表示用の縦パイプ41を外ケース4の外
側面より外側に位置させているので、外ケース
4と内容器5外側面との間に液量表示パイプを
設ける必要がなくなり、その分だけ外ケース4
の胴径を小さくするとができ、液体容器全体の
コンパクト化を図ることができる。
(2) 縦パイプ41の上、下端41a,41bを外
ケース4の外側においてそれぞれL形ジヨイン
ト管43,44を介して内容器5の上、下各開
口に接続しているので、縦パイプ41の組付け
時に外ケース4の外側から作業を行え、縦パイ
プの組付け作業が容易となる。
(3) 縦パイプ41の外側を被覆するカバー部材3
5が外ケース4の外側面にビス39により取外
し可能に取付けられているので、ビス39を外
してカバー部材35を取外せば、縦パイプ41
を外ケース4の外側から交換することができ、
縦パイプ交換作業が容易に行える。
(4) 縦パイプ41を外ケース4の外側面より外側
に位置させているので、外部から縦パイプ41
を目視できる角度範囲を大きくすることができ
る。
(5) 上記カバー部材35を取付けているビス39
は外ケース4の下部に設けられた底部材22の
弛み止めを兼用しているので、1本のビス39
を有効利用(カバー部材の取付けと底部材の弛
み止めに共用)することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる液体容器の半
断面図、第2図は第1図の液体容器の底部分の分
解斜視図である。 1……液体容器本体、4……外ケース、5……
内容器、18……上部開口、19……下部開口、
22……底部材、35……カバー部材、39……
ビス、40……液量表示パイプ、41……縦パイ
プ、41a……下端、41b……上端、43,4
4……L形ジヨイント管、43a,44a……内
側端部、43b,44b……外側端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外ケース4内に上部及び下部にそれぞれ開口1
    8,19を有する両口の内容器5を収容し、さら
    に液量表示用の縦パイプ41を前記外ケース4の
    外側面より外側に位置させるとともに、前記縦パ
    イプ41の下端41aを一端側43aが外ケース
    4内にあつて前記内容器5の下部開口19側に接
    続されしかも他端側43bが外ケース4外に位置
    するL形ジヨイント管43の前記外側端部43b
    に接続し、且つ該縦パイプ41の上端41bを一
    端側44aが外ケース4内にあつて前記内容器5
    の上部開口18に接続されしかも他端側44bが
    外ケース4外に位置するL形ジヨイント管44の
    前記外側端部44bに接続しているとともに、前
    記外ケース4の外側面に前記縦パイプ41の外側
    を被覆するカバー部材35を外ケース4の下部に
    設けられた底部材22の弛み止めを兼用するビス
    39で取外し可能に取付けたことを特徴とする液
    体容器。
JP1987166997U 1987-10-30 1987-10-30 Expired JPH0132987Y2 (ja)

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JPS63103539U JPS63103539U (ja) 1988-07-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931153Y2 (ja) * 1980-11-22 1984-09-04 タイガー魔法瓶株式会社 電気ポツトの内容量表示装置

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