JPH0513655Y2 - - Google Patents

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JPH0513655Y2
JPH0513655Y2 JP11969988U JP11969988U JPH0513655Y2 JP H0513655 Y2 JPH0513655 Y2 JP H0513655Y2 JP 11969988 U JP11969988 U JP 11969988U JP 11969988 U JP11969988 U JP 11969988U JP H0513655 Y2 JPH0513655 Y2 JP H0513655Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、左右の後車輪を覆うリヤフエンダ間
に配置される運転席を覆うルーフが、該運転席の
両側で機体に立設される一対の支柱の上端に少な
くとも該支柱よりも前方に張出す梁が固着されて
成るガードフレームの上部に設けられる対地作業
機に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる対地作業機は、たとえば実公昭58
−31737号公報等により公知である。
(3) 考案が解決しようとする課題 かかる対地作業機では、雨や雪に対して運転席
を充分に覆うとともに日除けとしての機能を果た
すべく、ルーフは支柱よりも前方側に張出して設
けられる必要があり、そのため上記従来のもので
はガードフレームの梁を前方側に長く延設し、該
梁でルーフを支承するようにしている。ところ
が、上述のように支柱との結合部よりも前方に長
く延設した梁にルーフを設けると、ルーフの前端
に荷重が作用したときに梁に大きな回転モーメン
トが作用することになり、梁および支柱の結合部
に大きな力が作用するので、該結合部の強度を大
きくしておく必要がある。しかるにルーフを支持
するだけのためには大きな強度は不要であり、ル
ーフ全体を梁で支持することにより上述のように
強度を増大させておくことは不都合である。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、ガードフレームにおける支柱および梁の結
合部に必要以上の強度を持たせることを回避しな
がらガードフレームにルーフを設けた対地作業機
を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 本考案は、左右の後車輪を覆うリヤフエンダ間
に配置される運転席を覆うルーフが、該運転席の
両側で機体に立設される一対の支柱の上端に少な
くとも該支柱よりも前方に張出す梁が固着されて
成るガードフレームの上部に設けられる対地作業
機において、梁は支柱上端との結合部から前端ま
での距離をルーフの前後方向距離よりも短くして
形成され、該梁には、ルーフを梁と共働して支持
すべく、強度を梁よりも弱くして前方に延びる支
持部材が固着されることを特徴とする。
(2) 作用 上記構成によれば、支持部材でルーフの前部側
を支持することにより梁を支柱との結合部から前
方側に長く延ばすことが不要となり、したがつて
梁に大きな回転モーメントがかかることを回避す
ることができる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、対地作業機とし
ての兼用トラクタTにおける機体1の前部には左
右一対の前車輪2が懸架され、機体1の後部には
左右一対の後車輪3が懸架される。また機体1の
後部には、ステアリングホイル4等を操作する運
転者のための運転席5が配設される。
第2図を併せて参照して、機体1の後部には後
車輪3を個別に覆う左右一対のリヤフエンダ6が
配設されており、前記運転席5は両リヤフエンダ
6間に配設される。このリヤフエンダ6は、後車
輪3の軸方向に沿う内方側に配置される側板部6
aと、後車輪3の半径方向外側に覆うべく該側板
部6aに連設される覆い部6bとから成るもので
あり、各リヤフエンダ6の前方寄り上部には操作
レバーLa,Lb等の操作部が配設され、また各リ
ヤフエンダ6の後方寄り上部には第3図で示すよ
うなガードフレーム7が立設される。このガード
フレーム7は、運転席5の両側でリヤフエンダ6
上に立設される一対の支柱8,8と、乗用トリク
タTの走行方向前方に向けて開いた略U字状に形
成されるとともに両支柱8,8の上端に連設され
る梁9とから成る。しかも各支柱8はカバー10
で覆われ、各カバー10の上端に連設されるルー
フ11が梁9に設けられる。
第4図および第5図を併せて参照して、前記リ
ヤフエンダ6上に立設されるガードフレーム7
は、リヤフエンダ6の下方で後車輪3の後車軸ケ
ース12に固定される支持フレーム13により支
承される。この支持フレーム13は、後車軸ケー
ス12に下端を固着されて上方に延びる一対の脚
部14と、両脚部14の上端を相互に連結する支
持部15とを有して門型に構成されており、支持
部15の長手方向中央部には、油圧ケース16に
下端を固着されて上方に延びる補助脚部17の上
端が固着される。また支持部15の長手方向両端
部は、前記脚部14の上端から外側方に張出すも
のであり、この支持部15の両端部上面には、ガ
ードフレーム7における支柱8の下端を取付ける
べくリヤフエンダ6の上部に設けられる取付け座
18の下面に下方から当接する支持突部19がそ
れぞれ突設される。
しかも支持フレーム13の両脚部14は、支持
フレーム13の一部を構成してガードフレーム7
を支承する強度部材としての機能を果たすだけで
なく、後車輪3に付着した泥や雪等を掻き落とす
ためのスクレーパとしての機能をも果たすもので
あり、乗用トラクタTの走行方向に沿つてリヤフ
エンダ6の側板部6a後縁よりも後方側で、かつ
後車輪3の軸線に沿う外面14aを側板部6aの
外面よりも外方側に位置させるようにして後車軸
ケース12に固着される。
第6図において、リヤフエンダ6の上部に設け
られるとともに支持フレーム13の支持突部19
により下方から支承される取付け座18は、乗用
トラクタTが水平路面上にあるときには上面が水
平となるようにして矩形の平坦面状に形成され、
この取付け座18には、支持フレーム13におけ
る支持突部19に穿設された4つの挿通孔20に
対応する4つの挿通孔21が穿設される。
ガードフレーム7における支柱8の下端部は、
前記取付け座18上面にカバー用ブラケツト22
を介して固定されるブラケツト23に固定され
る。カバー用ブラケツト22は、取付け座18対
応する矩形平板状のブラケツト本体22aと、該
ブラケツト本体22aの側縁に連設される3つの
取付け部22bとなら成るものであり、取付け部
22bは取付け座18の周囲のリヤフエンダ6上
面形状に対応して上方あるいは下方に向けてほぼ
直角に屈曲してブラケツト本体22aの側縁に連
設される。しかもこのカバー用ブラケツト22の
ブラケツト本体22aには、第6A図に示すよう
に、下方に向けて突出する一対の位置決め突部2
4がたとえばバーリング加工により突設されてお
り、取付け座18には、前記4つの挿通孔21の
他に該位置決め突部24を挿入し得る一対の孔2
5が穿設される。したがつて位置決め突部24を
対応する孔25に挿入してカバー用ブラケツト2
2を取付け座18上に載置したときに、該カバー
用ブラケツト22は取付け座18すなわちリヤエ
フンダ6に対して位置決めされることになる。し
かもその位置決め状態で、前記取付け座18の各
挿通孔21に対応する4つの挿通孔26がカバー
用ブラケツト22におけるブラケツト本体22a
に穿設される。
ブラケツト23には、前記挿通孔26,21,
20に対応する挿通孔27(第3図参照)が穿設
されており、取付け座18上に位置決め載置され
たカバー用ブラケツト22上にブラケツト23を
載置し、前記挿通孔27,26,21,20に上
方から挿通したボルト28の下端にナツト29を
螺合して締付けることにより、ブラケツト23が
カバー用ブラケツト22を介してリヤフエンダ6
における取付け座18上に固着される。
このブラケツト23は、前記取付け座18か
ら、乗用トラクタTの外側方に張出す張出部30
を備えるものであり、該張出部30は、支柱8の
下端を嵌合すべく相互に対向して上方に延びる一
対の支持板部分30a,30bにより形成され
る。而して支柱8の下端部は両支持板部分30
a,30b間に嵌合され、支持板部分30a,3
0bの先端と支柱8の下端部側面とが溶接、固着
される。
支柱8を覆うカバー10の下端は、前記取付け
座18およびブラケツト23間に挟まれているカ
バー用ブラケツト22の取付部22bに合成樹脂
製リベツト31を介して結合されるものであり、
そのリベツト31を挿通するために各取付け部2
2bには取付け孔32がそれぞれ穿設される。し
かもカバー10の下端部において運転席5側の側
面は、外側方に向かうにつれて上方に向かうよう
に傾斜して形成されており、これによりカバー1
0の下端部に肘かけ部33が形成されることにな
る。すなわち取付け座18から外側方に張出した
張出部30に上下に延びる支柱8の下端部が嵌
合、固着されることにより、ブラケツト23およ
び支柱8の連結部は略L字状となつており、その
略L字状の連結部の内方側を斜めに覆うようにカ
バー10の下端部を形成することにより肘かけ部
33が形成される。
第7図を併せて参照して、カバー10の上端寄
り外側面には、一対のねじ部材34により灯火器
たとえばウインカ35が取付けられる。しかも該
ウインカ35は、ブラケツト23を介してガード
フレーム7を取付けない状態の取付け座18に取
付け可能である。すなわちウインカ35は、取付
け座18を覆うように形成されるとともに、取付
け座18に設けた一対の孔25に対応する位置に
ねじ部材34を挿通可能に構成されており、リヤ
フエンダ6を下方から支承する支持フレーム13
における支持突部19には該ねじ部材33を螺合
可能なねじ孔(図示せず)が設けられている。な
お、ガードフレーム7を取付けない状態では支持
フレーム13を取外すことも可能であり、その場
合、前記ねじ部材33に螺合し得るねじ孔を有す
る取付け板をリヤフエンダ6の下面に当接させて
ウインカ35をリヤフエンダ6上に取付けること
も可能である。
第8図および第9図とともに前述の第3図を併
せて参照して、ガードフレーム7の梁9は、乗用
トラクタTの走行方向に沿つて延びる一対の平行
部9a,9aの後端を連結部9bで連結して略U
字状に形成されるものであり、両平行部9a,9
aの長手方向中間部下面に支柱8,8の上端がボ
ルト37およびナツト38を介して結合される。
しかも支柱8,8と、梁9の両平行部9a,9a
との結合部は、その結合部から平行部9a,9a
の先端までの距離lが極力短くなるような位置に
設定される。また連結部9b寄りの部分で両平行
部9a,9a間にわたつては連結部9bと平行な
円筒状補強部材39が架設される。
ところで、ガードフレーム7の上部に設けられ
るルーフ11は、雨、雪等に対して運転席5を充
分に覆うとともに日除けとしての機能を充分に果
たすためにはガードフレーム7における梁9の先
端よりもさらに前方側に張出す必要があり、その
ために前記梁9の両平行部9a,9aには、ルー
フ11の前部を支持するための支持部材40,4
0が平行部9a,9aの前端よりもさらに前方に
突出するようにしてそれぞれ固着される。しかも
これらの支持部材40,40は、ガードフレーム
7を構成する強度部材としての機能は不要であ
り、ルーフ11を支承する程度の強度を有するも
のであればよい。
ルーフ11は、外面の主要部を形成するアウタ
ー板11a、前記梁9をアウター板11aと共働
して覆う部材等の複数の部材からなるインナー板
11bとから成り、アウター板11aおよびイン
ナー板11bは相互に結合されるとともに、前記
梁9および支持部材40に結合、支持される。
このようなルーフ11にカバー10の上端を連
結するために、アウター板11aおよびインナー
板11bにより嵌合孔41が形成される。すなわ
ち基本的に角筒状に形成されているカバー10の
上端部は該嵌合孔41に嵌合される。而してその
嵌合状態でルーフ11のアウター板11aと、カ
バー10とは合成樹脂製リベツト42により相互
に結合されるものであるが、支柱8の上端部のリ
ヤフエンダ6からの高さすなわちルーフ11のリ
ヤフエンダ6からの高さの変動にかかわらずルー
フ11およびカバー10の結合を可能とするため
に、カバー10の上端部にはリベツト42を挿通
し得る長孔(図示せず)が上下に長く延びて穿設
される。
第10図および第11図において、ルーフ11
の後部下面には収納凹部43が設けられる。すな
わちインナー板11bには梁9および補強部材3
9で囲まれる部分に対応して上方に凹んだ矩形状
の収納凹部43が設けられ、該収納凹部43を下
方から覆うようにしてインナー板11bに網状部
材44が取付けられる。
網状部材44は、前記収納凹部43の後方開口
縁および両側開口縁に対応して略U字状に形成さ
れた支持枠45に、後縁部および両側縁部を係合
されるものであり、支持枠45はインナー板11
bに固着される。しかも収納凹部43の前方開口
縁に対応する部分で支持枠45にはゴム等の弾性
索46が張設されており、この弾性索46に網状
部材44の前縁が結合される。したがつて網状部
材44の前縁部を掴んで下方に引くことにより収
納凹部43の前部を開くことができ、網状部材4
4から手を離すと弾性索46の張りにより網状部
材44は収納凹部43を閉じることになる。
次にこの実施例の作用について説明すると、リ
ヤフエンダ6の取付け座18にカバー用ブラケツ
ト22を介して取付けられるブラケツト23に
は、外側方に張出す張出部30が設けられてお
り、該張出部30にガードフレーム7における支
柱8の下端が固着されるので、支柱8を覆うカバ
ー10の下端部も運転席5から比較的離隔した位
置にあり、操作レバーLa,Lbを操作するときに
支柱8およびカバー10が運転者の肘等にあたつ
て操作に支障を来すことを回避することができ
る。しかもカバー10の下端部の運転席5側には
肘かけ部33が設けられるので、乗用トラクタT
による耕耘作業等で後方を見ながら作業をする際
には肘かけ部33に肘を支えて後方を見ることが
でき、後方視認作業が容易となる。
また後車軸ケース12に下端を固定された支持
フレーム13の上端がリヤフエンダ6における取
付け座18の下面に当接され、その取付け座18
にガードフレーム7の支柱8が取付けられるので
ガードフレーム7が強固に支持される。しかも前
記取付け座18上に位置決め配置されるカバー用
ブラケツト22を取付け座18との間に介在して
ブラケツト23が支持フレーム13に結合され、
カバー用ブラケツト22に設けた取付け部22a
にカバー10の下端部が取付けられるので、カバ
ー10とリヤフエンダ6との相対位置を常に一定
に設定することができ、カバー10およびリヤフ
エンダ6の相対位置精度を向上することができ
る。
上記ガードフレーム7を支承する支持フレーム
13の脚部14は、リヤフエンダ6における側板
部6aの後方側でしかも外面14aを側板6aよ
りも外側方側に配置されるので、支持フレーム1
3の強度部材としての機能だけでなく、スクレー
パとしての機能をも果たすことができる。すなわ
ち後車輪3の回転に応じて該後車輪3に付着した
泥や雪等を掻き落とすことができ、後車輪3およ
びリヤフエンダ6間に泥や雪等が入り込んで比較
的強度の弱いリヤフエンダ6が変形してしまうこ
とを防止することができる。
雨、雪等に対して運転席5を覆うとともに日除
けとしての機能をも果たすルーフ11と、カバ1
0の上端部とは相互に結合されるものであるが、
ルーフ11のリヤフエンダ6からの高さがリヤフ
エンダ6からのガードフレーム7の高さに依存す
るのに対し、リヤフエンダ6に対する相対位置精
度をほぼ正確に維持し得るカバー10の上端のリ
ヤフエンダ6からの高さはほぼ一定に保たれる。
このため、ルーフ11に対するカバー10の上端
の上下方向相対位置が変動する可能性があるが、
カバー10の上端部はルーフ11に設けられた嵌
合孔41に嵌合され、その嵌合状態で相互に締着
されるので、前記上下方向相対位置が多少変動し
たとしてもルーフ11およびカバー10の結合が
可能であり、それに伴つて支柱8の寸法精度を多
少粗くすることも可能である。
ところで、ルーフ11の後部には網状部材44
で閉塞される収納凹部43が設けられており、網
状部材44の前部は弾性索46に係合されてい
る。したがつて網状部材44の前部を下方に引つ
張つて開放することにより、収納凹部43内に雨
合羽や作業者等の小物を収納することが可能であ
り、網状部材44から手を離すことにより弾性索
46の張りにより網状部材44を閉じて、前記小
物を網状部材44で支持することができる。しか
も収納凹部43はルーフ11の後部で上方に凹ん
で設けられるので、運転席5上の運転者の視界を
妨げることはなく、また運転者の乗降時に邪魔に
なることもない。
さらにガードフレーム7の上部を構成する梁9
の支柱8との連結部から前端部までの距離lは極
力小さく設定されており、その梁9から前方にオ
ーバーハング状態にあるルーフ11の前端部は、
梁9から前方に延設される支持部材40により支
持されるので、ルーフ11の前端部に荷重が作用
しても該ルーフ11の振動を抑えることができる
とともに、梁9に荷重が直接作用することを回避
することができる。
ところで、上記ガードフレーム7は、リヤフエ
ンダ6に着脱可能に取付けられるものであり、ガ
ードフレーム7が不要であるときにはリヤフエン
ダ6上から取り外される。このときリヤフエンダ
6上には取付け座18が残されたままとなるが、
この取付け座18上にはウインカ35を取付け可
能であり、そのウインカ35の取付けにより取付
座18を覆うことができ、商品性が向上する。し
たがつてガードフレーム7の有無に応じてリヤフ
エンダ6の構造を変化させる必要がなく、コスト
の低減にも寄与することができる。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、梁は支柱上端と
の結合部から前端までの距離をルーフの前後方向
距離よりも短くして形成され、該梁には、ルーフ
を梁と共働して支持すべく、強度を梁よりも弱く
して前方に延びる支持部材が固着されるので、ル
ーフの前部側を支持部材で支持することにより梁
の支柱との結合部から前端までの長さを短く設定
することができ、梁に大きな回転モーメントが作
用することを回避して必要以上の強度を支柱との
結合部に持たせることを不要とし、重量低減およ
びコスト低減に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は対地作業機の全体側面図、第2図は対地作業機
の幅方向半分を示す背面図、第3図はガードフレ
ームの斜視図、第4は第1図の−線拡大断面
図、第5図は第4図の−線断面図、第6図は
リヤフエンダの取付け座とカバー用ブラケツトと
を示す斜視図、第6A図は第6図のA−A線
拡大断面図、第7図はリヤフエンダの取付け座と
灯火器とを示す第6図に対応した斜視図、第8図
は第1図の−線拡大断面図、第9図は第8図
の−線断面図、第10図は第1図のX矢視拡
大図、第11図は第10図の−線断面図
である。 1……機体、3……後車輪、5……運転席、6
……リヤフエンダ、7……ガードフレーム、8…
…支柱、9……梁、11……ルーフ、40……支
持部材、T……対地作業機としての乗用トラク
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の後車輪を覆うリヤフエンダ間に配置され
    る運転席を覆うルーフが、該運転席の両側で機体
    に立設される一対の支柱の上端に少なくとも該支
    柱よりも前方に張出す梁が固着されて成るガード
    フレームの上部に設けられる対地作業機におい
    て、梁は支柱上端との結合部から前端までの距離
    をルーフの前後方向距離よりも短くして形成さ
    れ、該梁には、ルーフを梁と共働して支持すべ
    く、強度を梁よりも弱くして前方に延びる支持部
    材が固着されることを特徴とする対地作業機。
JP11969988U 1988-09-12 1988-09-12 Expired - Lifetime JPH0513655Y2 (ja)

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JPH0240653U JPH0240653U (ja) 1990-03-20
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