JPH05136408A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05136408A
JPH05136408A JP30013891A JP30013891A JPH05136408A JP H05136408 A JPH05136408 A JP H05136408A JP 30013891 A JP30013891 A JP 30013891A JP 30013891 A JP30013891 A JP 30013891A JP H05136408 A JPH05136408 A JP H05136408A
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JP
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Pending
Application number
JP30013891A
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English (en)
Inventor
Masaru Honna
勝 本名
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】DMOSトランジスタのソース・ドレイン間耐
圧を保持しつつ、DMOSトランジスタ全体の素子サイ
ズを縮小し得る半導体装置を提供する。 【構成】半導体基板11の表層部に選択的に形成された
ドレイン領域12と、このドレイン領域上の一部および
/あるいは前記半導体基板の一部に拡散形成されたチャ
ネル形成領域15と、このチャネル形成領域の一部に拡
散形成されたソース領域16と、上記チャネル形成領域
のチャネル領域15”上に形成されたゲート絶縁膜14
と、このゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極17
と、前記ソース領域および前記チャネル形成領域内にお
ける上記ソース領域のチャネル領域側とは反対側に隣接
する領域に共通にコンタクトするように形成されたソー
ス・バックゲート兼用電極21とを具備することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に係り、特
に二重拡散絶縁ゲート型(DMOS)トランジスタの構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路において、MOSトラン
ジスタのチャネル長の微小化に伴う耐圧の問題を緩和
し、ゲート絶縁膜を通常よりも厚くした場合でも小寸法
で実現する技術の一つとしてDMOSトランジスタが提
案されている。
【0003】図2は、従来のオープンドレイン型のNチ
ャネルDMOSトランジスタの断面構造の一例を示して
いる。ここで、11はP型半導体基板、12は上記P型
半導体基板の表層部に選択的にN型不純物が拡散されて
形成されたN型ウェル領域(ドレイン領域)である。1
3は基板表面に選択的に形成された素子分離領域、14
は基板表面に選択的に形成されたゲート絶縁膜である。
15は前記N型ウェル領域の一部およびP型半導体基板
の一部に連なるようにP型不純物が低濃度で拡散されて
形成されたP- 型拡散領域(チャネル形成領域)であ
る。16は上記P- 型拡散領域の一部にN型不純物が高
濃度で拡散されて形成されたN+ 拡散領域(ソース領
域)、15”は上記ソース領域16と前記ドレイン領域
12との間のP- 型拡散領域15におけるチャネル領
域、17は上記チャネル領域15”上のゲート絶縁膜上
に形成されたゲート電極である。22は上記P- 型拡散
領域内における前記ソース領域16のチャネル領域側と
は反対側に隣接する領域にP型不純物が高濃度で拡散さ
れて形成されたP+ 拡散領域(基板電極取り出し領域)
である。18は前記N型ウェル領域12の一部に拡散形
成されたN+ 拡散領域(ドレイン電極取り出し領域)、
19は基板上に形成された層間絶縁膜、20は上記層間
絶縁膜19に開口されたコンタクトホールを通して前記
ドレイン電極取り出し領域18にコンタクトするように
金属により形成されたドレイン電極である。21は前記
層間絶縁膜19に開口されたコンタクトホールを通して
前記ソース領域16および基板電極取り出し領域22に
共通にコンタクトするように金属により形成されたソー
ス・バックゲート兼用電極である。
【0004】上記構造において、前記チャネル形成領域
15は、上記半導体装置の製造工程で前記ゲート絶縁膜
14に開口されるソース拡散用の選択拡散孔からの二重
拡散により、ソース領域16に整合するようにして形成
されている。
【0005】ところで、上記構造のDMOSトランジス
タは、全体の素子サイズを小さくするために基板電極取
り出し領域22をチャネル領域15”側に近付けると、
ソース領域16の押し出しが生じるので、ソース・ドレ
イン間耐圧が低下してしまう。換言すれば、素子サイズ
の縮小は、耐圧の低下により非常に制限されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
半導体装置は、DMOSトランジスタ全体の素子サイズ
を小さくするために基板電極取り出し領域をチャネル領
域側に近付けると、ソース領域の押し出しが生じるの
で、ソース・ドレイン間耐圧が低下してしまい、素子サ
イズの縮小は耐圧の低下により非常に制限されるという
問題があった。
【0007】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、DMOSトランジスタのソース・ドレイン間
耐圧を保持しつつ、DMOSトランジスタ全体の素子サ
イズを縮小し得る半導体装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
第1導電型の半導体基板と、この半導体基板の表層部に
選択的に形成された前記第1導電型とは逆の第2導電型
の不純物拡散領域からなるドレイン領域と、このドレイ
ン領域上の一部および/あるいは前記半導体基板の一部
に拡散形成された第1導電型の不純物拡散領域からなる
チャネル形成領域と、このチャネル形成領域の一部に拡
散形成された第2導電型の不純物拡散領域からなるソー
ス領域と、上記チャネル形成領域のチャネル領域上に形
成されたゲート絶縁膜と、このゲート絶縁膜上に形成さ
れたゲート電極と、前記ソース領域および前記チャネル
形成領域内の一部の領域に共通にコンタクトするように
形成されたソース・バックゲート兼用電極とを具備し、
前記チャネル形成領域は、前記ゲート絶縁膜に開口され
たソース拡散用の選択拡散孔からの二重拡散により、ソ
ース領域に整合するようにして形成されていることを特
徴とする。
【0009】
【作用】チャネル形成領域内に従来形成されていた高濃
度不純物拡散領域からなる基板電極取り出し領域が省略
され、ソース領域およびチャネル形成領域内におけるソ
ース領域のチャネル領域側とは反対側に隣接する領域に
共通にコンタクトするようにソース・バックゲート兼用
電極が形成されている。
【0010】従って、ソース・バックゲート兼用電極に
よりソース領域およびバックゲート電極コンタクト部領
域とのコンタクトがとれる極限までチャネル形成領域を
縮小することにより、ソース・ドレイン間耐圧を保持し
つつ、DMOSトランジスタ全体の素子サイズを縮小す
ることが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係るオープン
ドレイン型のNチャネルDMOSトランジスタの断面構
造を示している。
【0012】ここで、11はP型半導体基板、12は上
記P型半導体基板の表層部に選択的にN型不純物が拡散
されて形成されたN型ウェル領域(ドレイン領域)であ
る。13は基板表面に選択的に形成された素子分離領
域、14は基板表面に選択的に形成されたゲート絶縁膜
である。15は前記N型ウェル領域の一部およびP型半
導体基板の一部に連なるようにP型不純物が低濃度で拡
散されて形成されたP-型拡散領域(チャネル形成領
域)である。このチャネル形成領域15は、N型ウェル
領域の一部あるいはP型半導体基板の一部に拡散形成さ
れる場合もある。16は上記P- 型拡散領域の一部にN
型不純物が高濃度で拡散されて形成されたN+ 拡散領域
(ソース領域)、15”は上記ソース領域16と前記ド
レイン領域12との間のP- 型拡散領域15におけるチ
ャネル領域、17は上記チャネル領域15”上のゲート
絶縁膜上に形成されたゲート電極である。18は前記N
型ウェル領域の一部に拡散形成されたN+ 拡散領域(ド
レイン電極取り出し領域)、19は基板上に形成された
層間絶縁膜、20は上記層間絶縁膜19に開口されたコ
ンタクトホールを通して前記ドレイン電極取り出し領域
18にコンタクトするように金属(例えばアルミニウ
ム)により形成されたドレイン電極である。21は前記
層間絶縁膜19に開口されたコンタクトホールを通して
前記ソース領域16およびP- 型拡散領域15内の一部
の領域に共通にコンタクトするように金属により形成さ
れたソース・バックゲート兼用電極であり、21”はバ
ックゲート電極コンタクト部である。
【0013】上記構造において、チャネル形成領域15
は、上記半導体装置の製造工程で前記ゲート絶縁膜14
に開口されるソース拡散用の選択拡散孔からの二重拡散
により、ソース領域16に整合するようにして形成され
ている。
【0014】上記実施例の半導体装置においては、チャ
ネル形成領域15内に従来形成されていた高濃度不純物
拡散領域からなる基板電極取り出し領域(図2中の2
2)が省略され、ソース領域16およびチャネル形成領
域15内の一部の領域に共通にコンタクトするようにソ
ース・バックゲート兼用電極21が形成されている。
【0015】従って、ソース・バックゲート兼用電極2
1によりソース領域16およびバックゲート電極コンタ
クト部21”領域とのコンタクトがとれる極限までバッ
クゲート電極コンタクト部21”領域およびチャネル形
成領域15を縮小することにより、ソース・ドレイン間
耐圧を保持しつつ、DMOSトランジスタ全体の素子サ
イズを縮小することが可能になる。
【0016】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体装置によ
れば、DMOSトランジスタのソース・ドレイン間耐圧
を保持しつつ、DMOSトランジスタ全体の素子サイズ
を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るオープンドレイン型の
NチャネルDMOSトランジスタを示す断面図。
【図2】従来のオープンドレイン型のNチャネルDMO
Sトランジスタを示す断面図。
【符号の説明】
11…P型半導体基板、12…N型ウェル領域(ドレイ
ン領域)、14…ゲート絶縁膜、15…P- 型拡散領域
(チャネル形成領域)、15”…チャネル領域、16…
N+ 拡散領域(ソース領域)、17…ゲート電極、18
…N+ 拡散領域(ドレイン電極取り出し領域)、20…
ドレイン電極、21…ソース・バックゲート兼用電極、
21”…バックゲート電極コンタクト部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板と、 この半導体基板の表層部に選択的に形成された前記第1
    導電型とは逆の第2導電型の不純物拡散領域からなるド
    レイン領域と、 このドレイン領域上の一部および/あるいは前記半導体
    基板の一部に拡散形成された第1導電型の不純物拡散領
    域からなるチャネル形成領域と、 このチャネル形成領域の一部に拡散形成された第2導電
    型の不純物拡散領域からなるソース領域と、 上記チャネル形成領域のチャネル領域上に形成されたゲ
    ート絶縁膜と、 このゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、 前記ソース領域および前記チャネル形成領域内の一部の
    領域に共通にコンタクトするように形成されたソース・
    バックゲート兼用電極とを具備し、前記チャネル形成領
    域は、ソース拡散用の選択拡散孔からの二重拡散によ
    り、ソース領域に整合するようにして形成されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、N
    + 型のドレイン領域、P- 型のチャネル形成領域、N+
    型のソース領域を持つオープンドレイン型のNチャネル
    二重拡散MOSトランジスタが形成されていることを特
    徴とする半導体装置。
JP30013891A 1991-11-15 1991-11-15 半導体装置 Pending JPH05136408A (ja)

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JP30013891A JPH05136408A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 半導体装置

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JP30013891A JPH05136408A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 半導体装置

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JPH05136408A true JPH05136408A (ja) 1993-06-01

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ID=17881197

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30013891A Pending JPH05136408A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 半導体装置

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JP (1) JPH05136408A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167262A (ja) * 1995-07-14 2005-06-23 Seiko Instruments Inc 半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167262A (ja) * 1995-07-14 2005-06-23 Seiko Instruments Inc 半導体装置

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