JPH0513591Y2 - - Google Patents

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JPH0513591Y2
JPH0513591Y2 JP1986031438U JP3143886U JPH0513591Y2 JP H0513591 Y2 JPH0513591 Y2 JP H0513591Y2 JP 1986031438 U JP1986031438 U JP 1986031438U JP 3143886 U JP3143886 U JP 3143886U JP H0513591 Y2 JPH0513591 Y2 JP H0513591Y2
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turning
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JP1986031438U
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JPS62142559U (ja
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば銀行や郵便局で使用される
ような預金通帳のページ捲り装置に関し、さらに
詳しくは2枚捲れ防止性能に富む通帳のページ捲
り装置に関する。
(ロ) 従来の技術 通常、第4図に示すような横開き式の通帳11
は、横方向に開いたページ面12の縦方向に、印
字行13…を有しており、この通帳11の場合、
矢印Xの方向に、預金支払機に内蔵された印刷装
置へ挿入される。そして、各ページ面12は、上
述の通帳11の挿入方向Xとは交わる矢印Yの方
向に捲られる。
従来のページ捲り装置は、ページ面12を捲り
上げた時、捲り上げたページ面12を保持した状
態で通帳11自体を、ページ面12の捲り方向と
は反対の方向Yに搬送して、ページ捲りを行なつ
ていた。
そのために、上述のような横開き式の通帳11
の場合、矢印Xの方向に通帳11を搬送する搬送
手段と、矢印Yの方向に搬送する搬送手段とを要
して装置が大型化していた。
また近年、装置の小型化を図るために、捲りロ
ーラの捲り方向を、綴じ目22の中央部に対向さ
せて傾斜状態に配設しすることにより、通帳を定
位置に保持したままで、ページ捲り力が得られる
ページ捲り手段が知られているが、この場合は捲
り動作時に、捲り作用を受けてページ面の2枚捲
れを誘起する問題を有していた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 この考案は、通帳の停止位置でページ捲りを行
なうに際して、ページ面を的確に押下支持して2
枚捲れを完全に防止することができる通帳のペー
ジ捲り装置の提供を目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 この考案は、捲り方向を綴じ目の中央部に対向
させて傾斜状態に配設した捲りローラと綴じ目と
の間に位置し、捲りローラの捲り方向に対向する
綴じ目近傍位置を押下支持する押下手段を備えた
通帳のページ捲り装置であることを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、通帳のページ捲り時に、押
下手段が捲りローラの捲り方向の綴じ目近傍位置
を押下支持することで、該捲りローラの捲り力が
集中してかかる対向位置を効率よく押下したこと
になり、それゆえ押下支持されたページ面は捲り
時に腰が強くなると共に、これに伴い下側のペー
ジ面との分離作用に有効な捲り抵抗が高まり、該
ローラ面の摩擦抵抗を受けて、上側のページ面だ
けが確実に捲られ、2枚捲れを完全に防止した捲
り性能が得られる。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は通帳のページ捲り装置を示し、第1図〜
第3図において、通帳11は第4図に示した横開
きタイプであつて、予め開かれたページ面12を
上方にして、矢印Xの方向に搬送され、ページ捲
り装置14に到達することで停止される。
上述のページ捲り装置14は、通帳11の搬送
路15の上面側に形成され、このページ捲り装置
14の搬送路15を挟んだ下面側には通帳11の
回収装置16が形成されている。
上述のページ捲り装置14は、捲りローラ1
7,17と、押え棒18…と、捲りレバー19
と、ピンチローラ20,20と、ページ押え板2
1,21とを備えている。
捲りローラ17,17は、紙面に十分な接触抵
抗を与える摩擦抵抗の高いゴム材等を周面に有
し、ページ面12の中央部を綴じた綴じ目22を
挟んで搬送路15の左右の位置に一対が配置さ
れ、これら捲りローラ17,17は、該ローラ1
7の捲り方向を綴じ目22の中央部に対向させ
て、例えば45°の傾斜状態に配設し、この傾斜配
設により、ページ面12に対する効率のよい捲り
力を紙面に伝える。そして、該ローラ17は、通
常、ページ捲りに支障のない上方位置にあつて、
ページ捲り時に下方位置のページ面12側に移動
し、ページ捲りに対応する側の捲りローラ17
が、綴じ目22の中央部方向に回動して、ページ
面12を捲り上げ、下側の次ページ面12との間
に間隙を開けると共に、その後、元の上方の位置
に上昇する。
上述の押え棒18は、上述の捲りローラ17,
17を保持するホルダ23に、上下方向に摺動自
在に支持されると共に、それぞれスプリング24
で下方に付勢されて、通帳11の綴じ目22を挟
んだ左右の後端側位置と、捲りローラ17,17
の捲り方向に対向する綴じ目22中央部位置に、
相互に近接してそれぞれ一対が配設されている。
この4本の押下支持作用により、先ず、捲りロ
ーラ17,17がページ捲り時に可動したとき、
ページ面12の綴じ目22の近傍位置を押えて、
下部の回収装置16の後述するガイド板28,2
8によるページ面12の湾曲を確実に行なわせ
る。
さらに、押え棒18で、ページ捲り側のローラ
17の捲り方向と対向する綴じ目22の中央部を
押下することにより、この押下位置で捲りローラ
17の捲り力を集中して受けることになり、その
結果、押下された各々のページ面12…の腰が強
くなつて捲れ抵抗が高まり、捲り時に次ページ面
との分離作用が高められ、安定した一枚捲りが行
なわれる。
捲りレバー19は、上述の捲りローラ17,1
7と対向する搬送路15の中央の位置にあつて、
第2図の実線で示す位置がホームポジシヨン、順
捲りではA位置からB位置に移動した後、ホーム
ポジシヨンに戻り、逆捲りでは一旦C位置に移動
してからB位置、A位置に移動した後、ホームポ
ジシヨンに戻る。そして、この移動時に、捲りロ
ーラ16,16の捲り上げによつて生じたページ
面12の下方位置の間隙に侵入して、このページ
面12を綴じ目22を越えて反対の位置まで捲
る。
ピンチローラ20,20は、通帳11の綴じ目
22を挟んで左右一対を有し、通帳11の搬送時
では搬送路15側に位置し、搬送路15を構成す
る搬送ローラ25…の1組と対向し、通帳11に
搬送力を付与する。そして、ページ捲り時には、
上方のページ捲りに支障のない位置に移動して、
ページ捲りを可能にする。
なお、上述の搬送ローラ25…は、適宜の駆動
手段で駆動され、これらに対設された押圧ローラ
26は適宜の付勢手段で押圧付勢される。
ページ押え板21,21は、搬送路15の両側
に一対を有し、通帳11のページ面12の両側縁
を位置規制するが、この実施例の場合、搬送路1
5の両側壁27,27でページ面12の端縁部
を、また下部の回収装置16で通帳11の下面を
それぞれ位置規制しているので、上述のページ押
え板21,21はページ面12の端縁部の上面部
分を位置規制する。そして、ページ面12が捲ら
れて、ピンチローラ20,20がページ面12を
押下したとき、一回の上下動を行なつて、捲られ
たページ面12をページ押え板21,21の下面
側に移行させる。
前述の回収装置16は、回収する通帳11を搬
送路15から回収装置16にガイドするガイド板
28を有し、このガイド板28は通帳11の綴じ
目22を挟んだ左右の位置に一対あつて、左右の
捲りローラ17,17の内側に位置し、その上面
側は搬送路15と平行に形成されている。
そして、このガイド板28,28は、綴じ目2
2を中心に折畳んで通帳11を回収するための上
昇と、ページ捲りのための上昇とを行なう。
上述の回収時のガイド板28,28の上昇は、
通帳11を回収装置16に回収するために十分な
距離に上昇するも、ページ捲りのための上昇は通
帳11のページ面12を上方に若干湾曲させるに
足りる量だけ上昇する。
すなわち、通帳11のページ面12を若干湾曲
させると、捲りローラ17によるページ捲りが行
ない易くなり、この湾曲をページ面12に付与す
るためにガイド板28,28が若干上昇される。
このように構成されたページ捲り装置14の動
作を次に説明する。
通常、ピンチローラ20,20は下方に位置
し、対向する搬送ローラ25と対設して、搬送が
可能な状態にある。そして、ページ面12が開か
れた通帳11が搬送されて、ページ捲り装置14
の所定の位置で停止すると、先ず左右の捲りロー
ラ17,17および押え棒18…が捲り位置に下
動し、同時に回収装置16のガイド板28,28
が捲り位置に上動する。
この場合、綴じ目22中央部側の押え棒18の
押下位置が、捲りローラ17の捲り方向と対向し
て、捲り力を効率よく受けた状態で支持するた
め、上面側のページ面12の全体にローラ17の
捲り力が効率よくかかつた捲り状態に設定され
る。
そして、捲りローラ17,17および押え棒1
8…がページ面12に接すると、ページ面12は
湾曲状態になり、次いで設定された順逆一方、例
えば、順捲りであれば、順捲り側の捲りローラ1
7が捲り方向に回動され、ページ面12は端縁が
捲上げられる。
次いで、捲りレバー19が、順捲りであれば、
ホームポジシヨンからA位置に移動し、捲り上げ
られたページ面12の下面側に侵入して2ページ
面と分離し、同時に捲りローラ17は回動を停止
して元の上方位置に上動する。
次いで、捲りレバー19は、A位置からB位置
に移動して、捲り上げたページ面12を綴じ目2
2を越えて反対側まで捲り、このページ捲りが終
了した時点でピンチローラ20,20は下動して
ページ面12を押下する。
次いで、捲りレバー19はホームポジシヨンに
復帰すると同時に、ページ押え板21,21は1
回の上下動を行ない、捲られたページ面12をペ
ージ押え板21,21の下面側に移行させて、1
回のページ捲りが終了し、搬送ローラ25…が逆
方向に駆動されて、通帳11はページ捲り装置1
4より排出される。
上述のように、通帳のページ捲り時に、傾斜配
設した捲りローラの捲り方向と対向する綴じ目近
傍位置を同時に押下支持することにより、ページ
面の腰を強めて、分離作用を高め、上側のページ
面だけを効率よく捲ることができ、2枚捲れを完
全に防止した高捲り性能が得られる。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案の通帳は、実施例の通帳11に対応
し、以下同様に ページ捲り装置は、ページ捲り装置14に対応
し、捲りローラは、捲りローラ17に対応し、 押下手段は、押え棒18に対応し、 綴じ目は、綴じ目22に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はペ
ージ捲り装置の概略斜視図、第2図はページ捲り
装置の概略平面図、第3図はページ捲り装置の概
略側面図、第4図は開いた通帳の斜視図である。 11……通帳、14……ページ捲り装置、17
……捲りローラ、18……押え棒、22……綴じ
目。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 捲り方向を綴じ目の中央部に対向させて傾斜状
    態に配設した捲りローラを備えた通帳のページ捲
    り装置であつて、 前記捲りローラと綴じ目との間に位置し、捲り
    ローラの捲り方向に対向する綴じ目近傍位置を押
    下支持する押下手段を備えた通帳のページ捲り装
    置。
JP1986031438U 1986-03-04 1986-03-04 Expired - Lifetime JPH0513591Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986031438U JPH0513591Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986031438U JPH0513591Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JPS62142559U JPS62142559U (ja) 1987-09-08
JPH0513591Y2 true JPH0513591Y2 (ja) 1993-04-09

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ID=30837168

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986031438U Expired - Lifetime JPH0513591Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JP (1) JPH0513591Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940638A (ja) * 1982-08-30 1984-03-06 Fuji Photo Film Co Ltd 直接ポジ用ハロゲン化銀写真乳剤
JPS6116895A (ja) * 1984-07-02 1986-01-24 オムロン株式会社 通帳のペ−ジ捲り装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940638A (ja) * 1982-08-30 1984-03-06 Fuji Photo Film Co Ltd 直接ポジ用ハロゲン化銀写真乳剤
JPS6116895A (ja) * 1984-07-02 1986-01-24 オムロン株式会社 通帳のペ−ジ捲り装置

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JPS62142559U (ja) 1987-09-08

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