JPH05135696A - 吸着保持装置 - Google Patents
吸着保持装置Info
- Publication number
- JPH05135696A JPH05135696A JP29717591A JP29717591A JPH05135696A JP H05135696 A JPH05135696 A JP H05135696A JP 29717591 A JP29717591 A JP 29717591A JP 29717591 A JP29717591 A JP 29717591A JP H05135696 A JPH05135696 A JP H05135696A
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- Japan
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- suction
- suction pad
- pad
- sucked
- sucking pad
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被吸着物の被吸着面が傾斜していても、吸着
パッドにより、完全かつ確実に吸着保持することができ
る吸着保持装置を提供する。 【構成】 吸着パッド22およびこの吸着パッド22と一体
の吸着パッドホルダ26を吸着パッド取付板27に対して可
動的に取付ける。吸着パッドホルダ26に植設した複数の
スタッドピン28と一体の位置固定ブロック31を、吸着パ
ッド取付板27側に設けたガイドブロック30に対して分離
可能にする。スタッドピン28を、その外径より大きい貫
通孔29内で遊嵌させるため、吸着パッド22を傾斜でき
る。被吸着面が傾斜していても吸着パッドは被吸着面に
倣って傾斜するので、吸着パッド22と被吸着面との間に
隙間が生じることはなく、吸着パッド22により、完全か
つ確実に吸着保持できる。
パッドにより、完全かつ確実に吸着保持することができ
る吸着保持装置を提供する。 【構成】 吸着パッド22およびこの吸着パッド22と一体
の吸着パッドホルダ26を吸着パッド取付板27に対して可
動的に取付ける。吸着パッドホルダ26に植設した複数の
スタッドピン28と一体の位置固定ブロック31を、吸着パ
ッド取付板27側に設けたガイドブロック30に対して分離
可能にする。スタッドピン28を、その外径より大きい貫
通孔29内で遊嵌させるため、吸着パッド22を傾斜でき
る。被吸着面が傾斜していても吸着パッドは被吸着面に
倣って傾斜するので、吸着パッド22と被吸着面との間に
隙間が生じることはなく、吸着パッド22により、完全か
つ確実に吸着保持できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸着パッドを用いた吸
着保持装置に関する。
着保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーブラウン管の製造工程では、図3
および図4で示すように、ブラウン管のパネルとファン
ネルとを封着した後の被吸着物であるブラウン管のバル
ブ11を、搬送用のトロリーコンベアや、次の工程の製造
装置等に対して積み込んだり、取り出したりする、いわ
ゆる移載が行われる。この移載には、図3で示すよう
に、吸着パッド12を有する吸着保持装置13が用いられ
る。
および図4で示すように、ブラウン管のパネルとファン
ネルとを封着した後の被吸着物であるブラウン管のバル
ブ11を、搬送用のトロリーコンベアや、次の工程の製造
装置等に対して積み込んだり、取り出したりする、いわ
ゆる移載が行われる。この移載には、図3で示すよう
に、吸着パッド12を有する吸着保持装置13が用いられ
る。
【0003】ここで、上記トロリーコンベアや製造装置
でのバルブ11の支持は、バルブ11のバルブコーン部分11
a を支持体15により支持する構造がほとんどである。こ
のバルブコーン部分11a は形状が複雑であり、バルブの
サイズも種々ある。このために上記支持状態において、
図5で示すように、バルブ11が傾斜したりして支持状態
が安定しない場合が多く、移載に当たって吸着保持装置
13の吸着パッドと、被吸着面であるバルブ11のファンネ
ル表面とが平行でない状態で吸着作業が行われることに
なる。
でのバルブ11の支持は、バルブ11のバルブコーン部分11
a を支持体15により支持する構造がほとんどである。こ
のバルブコーン部分11a は形状が複雑であり、バルブの
サイズも種々ある。このために上記支持状態において、
図5で示すように、バルブ11が傾斜したりして支持状態
が安定しない場合が多く、移載に当たって吸着保持装置
13の吸着パッドと、被吸着面であるバルブ11のファンネ
ル表面とが平行でない状態で吸着作業が行われることに
なる。
【0004】従来の吸着保持装置13は、図6で示すよう
に、吸着パッド12およびこの吸着パッド12と一体の吸着
パッドホルダ16を、吸着パッド取付板17に対して、ボル
ト18およびワッシャ19を用いて一体的に取付けていた。
このため、上述のように、吸着パッド12と、バルブ11の
ファンネル表面とが平行でない状態で吸着作業が行われ
ると隙間が生じてしまい、吸着ができなかったり、不十
分な吸着状態になってしまう。
に、吸着パッド12およびこの吸着パッド12と一体の吸着
パッドホルダ16を、吸着パッド取付板17に対して、ボル
ト18およびワッシャ19を用いて一体的に取付けていた。
このため、上述のように、吸着パッド12と、バルブ11の
ファンネル表面とが平行でない状態で吸着作業が行われ
ると隙間が生じてしまい、吸着ができなかったり、不十
分な吸着状態になってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の吸
着保持装置では、被吸着物の状態により、完全な吸着状
態を得ることができない、いわゆる吸着ミスが発生し、
設備の停止による稼動率の低下が生じる。また、不安定
な吸着状態で移載が行われるので、移載途中でのバルブ
の落下が発生し、危険であり設備可動率の低下を招くと
共に、付加価値の高いバルブを落下により破損すること
は大きな損失を生じることになる。
着保持装置では、被吸着物の状態により、完全な吸着状
態を得ることができない、いわゆる吸着ミスが発生し、
設備の停止による稼動率の低下が生じる。また、不安定
な吸着状態で移載が行われるので、移載途中でのバルブ
の落下が発生し、危険であり設備可動率の低下を招くと
共に、付加価値の高いバルブを落下により破損すること
は大きな損失を生じることになる。
【0006】本発明の目的は、被吸着物の被吸着面が傾
斜していても、吸着パッドにより、完全かつ確実に吸着
保持することができる吸着保持装置を提供することにあ
る。
斜していても、吸着パッドにより、完全かつ確実に吸着
保持することができる吸着保持装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による吸着保持装
置は、被吸着物の表面に吸着する吸着パッドおよびこの
吸着パッドと一体の吸着パッドホルダと、それぞれ一端
が前記吸着パッドホルダの吸着パッドの反対面に設けら
れ他端にねじ部が形成された複数のスタッドピンと、こ
れらスタッドピンの外径より大きな内径を有し、これら
スタッドピンの軸部がそれぞれ遊嵌状態で貫通する複数
の貫通孔を設けた吸着パッド取付板と、雌形のテーパ孔
を有し、前記吸着パッド取付板の吸着パッドの反対面
に、前記テーパ孔の小径側が前記貫通孔に対して同心状
態となるように接合している複数のガイドブロックと、
前記各スタッドピンの前記ねじ部にそれぞれ螺合してお
り、かつ、外周面が前記ガイドブロックの前記テーパ孔
と嵌合可能な雄形のテーパ部として形成された複数の位
置固定ブロックとを備えたものである。
置は、被吸着物の表面に吸着する吸着パッドおよびこの
吸着パッドと一体の吸着パッドホルダと、それぞれ一端
が前記吸着パッドホルダの吸着パッドの反対面に設けら
れ他端にねじ部が形成された複数のスタッドピンと、こ
れらスタッドピンの外径より大きな内径を有し、これら
スタッドピンの軸部がそれぞれ遊嵌状態で貫通する複数
の貫通孔を設けた吸着パッド取付板と、雌形のテーパ孔
を有し、前記吸着パッド取付板の吸着パッドの反対面
に、前記テーパ孔の小径側が前記貫通孔に対して同心状
態となるように接合している複数のガイドブロックと、
前記各スタッドピンの前記ねじ部にそれぞれ螺合してお
り、かつ、外周面が前記ガイドブロックの前記テーパ孔
と嵌合可能な雄形のテーパ部として形成された複数の位
置固定ブロックとを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明では、吸着パッドおよびこれと一体の吸
着パッドホルダを吸着パッド取付板に対して可動的に取
付けたので、被吸着面が傾斜していても吸着パッドを被
吸着面に合わせて傾斜させることができ、吸着パッドと
被吸着面との間に隙間が生じることはなく、吸着パッド
により、完全かつ確実に吸着保持することができる。す
なわち、吸着パッドホルダに植設された複数のスタッド
ピンと一体の位置固定ブロックを、吸着パッド取付板側
に設けたガイドブロックに対して分離可能としたことに
より吸着パッド面の各部が上下動可能となり、また、ス
タッドピンは、このスタッドピンの外径より大きい貫通
孔内に遊嵌しているので、傾斜することができ、吸着パ
ッドを被吸着面に合わせて傾斜させることができる。
着パッドホルダを吸着パッド取付板に対して可動的に取
付けたので、被吸着面が傾斜していても吸着パッドを被
吸着面に合わせて傾斜させることができ、吸着パッドと
被吸着面との間に隙間が生じることはなく、吸着パッド
により、完全かつ確実に吸着保持することができる。す
なわち、吸着パッドホルダに植設された複数のスタッド
ピンと一体の位置固定ブロックを、吸着パッド取付板側
に設けたガイドブロックに対して分離可能としたことに
より吸着パッド面の各部が上下動可能となり、また、ス
タッドピンは、このスタッドピンの外径より大きい貫通
孔内に遊嵌しているので、傾斜することができ、吸着パ
ッドを被吸着面に合わせて傾斜させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0010】図1および図2において、被吸着物として
のカラーブラウン管のバルブ11に対する吸着保持装置23
は、従来と同様に、吸着パッド22およびこの吸着パッド
22と一体の吸着パッドホルダ26とを有している。そし
て、吸着パッドホルダ26の吸着パッド22の反対面には、
複数、たとえば2本のスタッドピン28の一端がそれぞれ
植設され、これらスタッドピン28の各他端部にはねじ部
28a が形成されている。
のカラーブラウン管のバルブ11に対する吸着保持装置23
は、従来と同様に、吸着パッド22およびこの吸着パッド
22と一体の吸着パッドホルダ26とを有している。そし
て、吸着パッドホルダ26の吸着パッド22の反対面には、
複数、たとえば2本のスタッドピン28の一端がそれぞれ
植設され、これらスタッドピン28の各他端部にはねじ部
28a が形成されている。
【0011】また、27は吸着パッド取付板で、この吸着
パッド取付板27は各スタッドピン28に対応して、このス
タッドピン28の外径より、例えば10mm程度内径の大
きい貫通孔29が形成されており、これら貫通孔29内を、
スタッドピン28の軸部がそれぞれ遊嵌状態で貫通してい
る。この吸着パッド取付板27の吸着パッド22の反対面に
は、複数の貫通孔29に対応して、それぞれガイドブロッ
ク30が設けられている。これらガイドブロック30は、雌
形のテーパ孔30a を有し、このテーパ孔30a の小径側
が、対応する貫通孔29に対して同心状態となるように一
体的に接合している。
パッド取付板27は各スタッドピン28に対応して、このス
タッドピン28の外径より、例えば10mm程度内径の大
きい貫通孔29が形成されており、これら貫通孔29内を、
スタッドピン28の軸部がそれぞれ遊嵌状態で貫通してい
る。この吸着パッド取付板27の吸着パッド22の反対面に
は、複数の貫通孔29に対応して、それぞれガイドブロッ
ク30が設けられている。これらガイドブロック30は、雌
形のテーパ孔30a を有し、このテーパ孔30a の小径側
が、対応する貫通孔29に対して同心状態となるように一
体的に接合している。
【0012】さらに、31は位置固定ブロックで、位置固
定ブロック31は各スタッドピン28のねじ部28a にそれぞ
れ螺合している。これら位置固定ブロック31の外周面
は、ガイドブロック30の雌形のテーパ孔30a と嵌合可能
な雄形のテーパ部31a として形成されている。これら位
置固定ブロック31は、ねじ部28a との螺合によりその高
さ位置、すなわち、スタッドピン28の長さ方向に沿う位
置を任意に調整することができる。また、これら位置固
定ブロック31は、対応するスタッドピン28に対して、ワ
ッシャ32およびロックナット33により固定される。
定ブロック31は各スタッドピン28のねじ部28a にそれぞ
れ螺合している。これら位置固定ブロック31の外周面
は、ガイドブロック30の雌形のテーパ孔30a と嵌合可能
な雄形のテーパ部31a として形成されている。これら位
置固定ブロック31は、ねじ部28a との螺合によりその高
さ位置、すなわち、スタッドピン28の長さ方向に沿う位
置を任意に調整することができる。また、これら位置固
定ブロック31は、対応するスタッドピン28に対して、ワ
ッシャ32およびロックナット33により固定される。
【0013】上記構成において、各スタッドピン28は、
このスタッドピン28と一体の位置固定ブロック31と、吸
着パッド取付板27側に固定されたガイドブロック30と
が、互いのテーパ孔30a およびテーパ部31a において分
離可能に構成されているため、図2で示すように、吸着
パッド取付板27の下面と、吸着パッドホルダ26の上面と
の間隔分に対して移動可能である。また、これらスタッ
ドピン28の軸部は、吸着パッド取付板27に形成された大
径の貫通孔29を遊嵌状態で貫通しているので、貫通孔29
の内径とスタッドピン28の軸部外径との差分の範囲で傾
斜可能である。したがって、これらスタッドピン28によ
り支持されている吸着パッド22は、水平方向に対して所
定範囲傾斜可能に構成されている。
このスタッドピン28と一体の位置固定ブロック31と、吸
着パッド取付板27側に固定されたガイドブロック30と
が、互いのテーパ孔30a およびテーパ部31a において分
離可能に構成されているため、図2で示すように、吸着
パッド取付板27の下面と、吸着パッドホルダ26の上面と
の間隔分に対して移動可能である。また、これらスタッ
ドピン28の軸部は、吸着パッド取付板27に形成された大
径の貫通孔29を遊嵌状態で貫通しているので、貫通孔29
の内径とスタッドピン28の軸部外径との差分の範囲で傾
斜可能である。したがって、これらスタッドピン28によ
り支持されている吸着パッド22は、水平方向に対して所
定範囲傾斜可能に構成されている。
【0014】また、被吸着物であるバルブ11を移載のた
めに吸着保持する場合は、図示しない操作機構により、
吸着パッド取付板27を下方に平行移動させ、この吸着パ
ッド取付板27に支持されている吸着パッド22を、バルブ
11のファンネル部表面に押し付ける。このとき、図5で
示したように、バルブ11がトロリーコンベア等の支持体
15によって傾いて支持されていると、被吸着面であるフ
ァンネル部表面が傾斜してしまい、図2で示すように、
吸着パッド22の吸着面に対して不平行な状態となる。
めに吸着保持する場合は、図示しない操作機構により、
吸着パッド取付板27を下方に平行移動させ、この吸着パ
ッド取付板27に支持されている吸着パッド22を、バルブ
11のファンネル部表面に押し付ける。このとき、図5で
示したように、バルブ11がトロリーコンベア等の支持体
15によって傾いて支持されていると、被吸着面であるフ
ァンネル部表面が傾斜してしまい、図2で示すように、
吸着パッド22の吸着面に対して不平行な状態となる。
【0015】この場合、上記構成によると、ファンネル
部表面と吸着パッド22の吸着面とが不平行状態となって
も、吸着パッド22は、水平方向に対して所定範囲傾斜可
能に構成されているので、図1で示すように、吸着パッ
ド22の吸着面はファンネル部表面の傾斜に倣って傾斜
し、このファンネル部表面に密着してこれを確実に吸着
保持する。すなわち、傾斜上部に対応するスタッドピン
28の位置固定ブロック31は、そのテーパ部31a がガイド
ブロック30のテーパ孔30a から分離して上昇し、吸着パ
ッド22の吸着面をファンネル部表面の傾斜に倣って傾斜
させる。この場合、左右両方のスタッドピン28は図示の
ようにそれぞれ左向きに傾斜するが、貫通孔29の内径が
スタッドピン28の軸部外径より大きく設定されているた
め、この傾斜は許容される。
部表面と吸着パッド22の吸着面とが不平行状態となって
も、吸着パッド22は、水平方向に対して所定範囲傾斜可
能に構成されているので、図1で示すように、吸着パッ
ド22の吸着面はファンネル部表面の傾斜に倣って傾斜
し、このファンネル部表面に密着してこれを確実に吸着
保持する。すなわち、傾斜上部に対応するスタッドピン
28の位置固定ブロック31は、そのテーパ部31a がガイド
ブロック30のテーパ孔30a から分離して上昇し、吸着パ
ッド22の吸着面をファンネル部表面の傾斜に倣って傾斜
させる。この場合、左右両方のスタッドピン28は図示の
ようにそれぞれ左向きに傾斜するが、貫通孔29の内径が
スタッドピン28の軸部外径より大きく設定されているた
め、この傾斜は許容される。
【0016】このようにしてバルブ11を吸着保持した
後、図示しない操作機構により、吸着パッド取付板27を
上方に平行移動させると、上昇位置にあったスタッドピ
ン28は重力により下降動作し、位置固定ブロック31のテ
ーパ部31a はガイドブロック30のテーパ孔30a 内に嵌合
する。このため、各スタッドピン28は、位置固定ブロッ
ク31のテーパ部31a とガイドブロック30のテーパ孔30a
との嵌合により位置固定され、吸着保持したバルブ11
を、ほぼ水平の安定した状態で吊支することができる。
後、図示しない操作機構により、吸着パッド取付板27を
上方に平行移動させると、上昇位置にあったスタッドピ
ン28は重力により下降動作し、位置固定ブロック31のテ
ーパ部31a はガイドブロック30のテーパ孔30a 内に嵌合
する。このため、各スタッドピン28は、位置固定ブロッ
ク31のテーパ部31a とガイドブロック30のテーパ孔30a
との嵌合により位置固定され、吸着保持したバルブ11
を、ほぼ水平の安定した状態で吊支することができる。
【0017】このように、吸着対象であるバルブが傾い
ていても安定した状態で確実に吸着保持することがで
き、吸着ミスがなくなることにより設備の稼働率が向上
する。また、従来のように、不安定な状態で吸着保持さ
れていたバルブ11が移載中の僅かな振動等によって落下
するようなことはなく、安全性が向上すると共に、付加
価値の高いバルブ11の破損による大きな損失を防止でき
る。
ていても安定した状態で確実に吸着保持することがで
き、吸着ミスがなくなることにより設備の稼働率が向上
する。また、従来のように、不安定な状態で吸着保持さ
れていたバルブ11が移載中の僅かな振動等によって落下
するようなことはなく、安全性が向上すると共に、付加
価値の高いバルブ11の破損による大きな損失を防止でき
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被吸着物
が傾斜していても、吸着パッドにより確実に吸着でき、
かつ安定した状態で保持することができるので、吸着ミ
スによる設備稼働率の低下や、吸着物の落下を防止し
て、安全性を向上させると共に、被吸着物の破損による
損失を防止することができる。
が傾斜していても、吸着パッドにより確実に吸着でき、
かつ安定した状態で保持することができるので、吸着ミ
スによる設備稼働率の低下や、吸着物の落下を防止し
て、安全性を向上させると共に、被吸着物の破損による
損失を防止することができる。
【図1】本発明による吸着保持装置の一実施例の吸着状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図2】同上被吸着状態を示す断面図である。
【図3】被吸着物の支持例を示す図である。
【図4】被吸着物に対する別の支持例を示す図である。
【図5】被吸着物が傾いた状態での支持例を示す図であ
る。
る。
【図6】従来装置による吸着状態を説明する図である。
11 ブラウン管 22 吸着パッド 26 吸着パッドホルダ 27 吸着パッド取付板 28 スタッドピン 28a ねじ部 29 貫通孔 30 ガイドブロック 30a テーパ孔 31 位置固定ブロック 31a テーパ部
Claims (1)
- 【請求項1】 被吸着物の表面に吸着する吸着パッドお
よびこの吸着パッドと一体の吸着パッドホルダと、 それぞれ一端が前記吸着パッドホルダの吸着パッドの反
対面に設けられ他端にねじ部が形成された複数のスタッ
ドピンと、 これらスタッドピンの外径より大きな内径を有し、これ
らスタッドピンの軸部がそれぞれ遊嵌状態で貫通する複
数の貫通孔を設けた吸着パッド取付板と、 雌形のテーパ孔を有し、前記吸着パッド取付板の吸着パ
ッドの反対面に、前記テーパ孔の小径側が前記貫通孔に
対して同心状態となるように接合している複数のガイド
ブロックと、 前記各スタッドピンの前記ねじ部にそれぞれ螺合してお
り、かつ、外周面が前記ガイドブロックの前記テーパ孔
と嵌合可能な雄形のテーパ部として形成された複数の位
置固定ブロックとを備えたことを特徴とする吸着保持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29717591A JPH05135696A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 吸着保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29717591A JPH05135696A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 吸着保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05135696A true JPH05135696A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17843152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29717591A Pending JPH05135696A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 吸着保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05135696A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100315862B1 (ko) * | 1999-06-02 | 2001-12-12 | 김병선 | 에프, 씨, 디이 브라운관의 화면에 필름의 자동접착장치 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP29717591A patent/JPH05135696A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100315862B1 (ko) * | 1999-06-02 | 2001-12-12 | 김병선 | 에프, 씨, 디이 브라운관의 화면에 필름의 자동접착장치 |
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