JPH05135641A - ガス絶縁ブツシング - Google Patents

ガス絶縁ブツシング

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JPH05135641A
JPH05135641A JP29555091A JP29555091A JPH05135641A JP H05135641 A JPH05135641 A JP H05135641A JP 29555091 A JP29555091 A JP 29555091A JP 29555091 A JP29555091 A JP 29555091A JP H05135641 A JPH05135641 A JP H05135641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bushing
conductor
porcelain
central conductor
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP29555091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Tsubomi
義郎 坪水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易で、且つ輸送及び現地据付を容易
に行うことの可能な、超高電圧級のガス絶縁ブッシング
を提供する。 【構成】 ブッシングを構成する中央導体及び碍管を、
その中央部で、上部と下部に分割する。上部中心導体4
の上端部を、金属部材4aによって上部碍管1の上端部
に保持する。下部中央導体5の下端部を、絶縁スペーサ
7によって下部碍管2の下端部に保持する。分割部に
は、上部中央導体4と下部中央導体5を接続するプラグ
イン構造部(4b,5a)と、上部碍管1と下部碍管2
を接続する絶縁性材料のリング部材(3a,3b)を配
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安価で現地輸送・据付
可能な超高電圧級(例えば1000kV)のガス絶縁ブ
ッシングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要は益々増加する傾向にあ
るため、この増大する電力需要を将来的に満足させる目
的で、より高電圧・大容量の送電系統の開発が進められ
ている。これに伴ない、送電系統に適用される電力機器
はさらに超高電圧化し、大型化しつつある。このような
機器のうち、送電線の端部を送電所や変電所に引き込む
ために設けられる従来のガス絶縁ブッシングの一例を図
6に示す。図6に示すように、ガス絶縁ブッシングは、
円筒状の碍管10内に、中央導体11を収納し、碍管1
0中に充填した絶縁性ガス(図示していない)によって
絶縁を保持してなる機器である。このガス絶縁ブッシン
グは、超高電圧級の電力機器とした場合に、全長7m以
上にも及ぶ長大な機器となることが予想されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に、ガス絶縁ブッシングが、全長7m以上にも及ぶ長大
な機器となった場合には、ガス絶縁ブッシングを構成す
る碍管及び中央導体が長大になり、それに伴ない、碍管
の製造の困難、ブッシング組み立ての困難、コストの増
大、輸送時の強度確保の困難、輸送制限による輸送困
難、現地組み立ての困難などの問題を生じてしまう。
【0004】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、製
造が容易で、且つ輸送及び現地据付を容易に行うことの
可能な、超高電圧級のガス絶縁ブッシングを提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるガス絶縁ブ
ッシングは、円筒状の碍管と中央導体を有し、碍管中に
充填した絶縁性ガスによって絶縁を保持してなるガス絶
縁ブッシングにおいて、前記中央導体及び前記碍管を、
その中央部で、上部と下部に分割し、上部中心導体の上
端部を、金属部材によって上部碍管の上端部に保持し、
下部中央導体の下端部を、絶縁スペーサによって下部碍
管の下端部に保持し、さらに、前記分割部には、前記上
部中央導体と前記下部中央導体を接続するプラグイン構
造部と、前記上部碍管と前記下部碍管を接続する絶縁性
材料のリング部材を配置したことを特徴としている。
【0006】
【作用】以上のような構成を有する本発明のガス絶縁ブ
ッシングによれば、中央導体及び碍管を上下に2分割す
ることにより、製造時においては、製造寸法を完成品の
半分にできるため、その分だけ製造が容易となり、ま
た、輸送時においても、分割状態で輸送できるため、輸
送が容易となる。さらに、輸送後の現地組み立てにおい
ても、プラグイン構造部によって、上下の中央導体を容
易に接続できると共に、絶縁性材料のリング部材によっ
て、上下の碍管を容易に接続することができる。
【0007】
【実施例】以下には、本発明によるガス絶縁ブッシング
の一実施例について、図1乃至図5を参照して具体的に
説明する。この場合、図1は、本発明によるガス絶縁ブ
ッシング(以下には、ブッシングと称する)の一実施例
を示す断面図、図2は図1のA部拡大図、図3は図1の
B部拡大図である。また、図4及び図5は、図1のブッ
シングの分割状態を示す図であり、図4は上部碍管及び
上部導体からなる上部ブッシングを示す断面図、図5は
下部碍管及び下部導体からなる下部ブッシングを示す断
面図である。
【0008】まず、図1に示す実施例において、ブッシ
ングは、その上下方向におけるほぼ真中で、上下に2分
割されている。すなわち、碍管は、上部碍管1と下部碍
管2とに分割されている。そして、この碍管の分割部に
は、図3に示すように、上下の碍管1,2を接続する絶
縁性材料(エポキシ、セラミックなど)製のフランジ
(リング部材)3a,3bが設けられている。
【0009】一方、中央導体は、上部碍管1に対応する
上部導体4と、下部碍管2に対応する下部導体5とに分
割されている。そして、上部導体4の上端部には、この
上部導体4を上部碍管1の上端部に保持するための金属
部材4aが設けられ、上部導体4の下端部である分割部
には、凸形状部4bが設けられている。また、下部導体
5の上端部である分割部には、前記凸形状部4bに対応
する凹形状部5aが設けられ、下部導体5の下端部に
は、この下部導体5を下部碍管2の下端部に保持するた
めの凸形状部5bが設けられている。
【0010】この場合、図2に示すように、分割部にお
ける上部導体4の凸形状部4bと下部導体5の凹形状部
5aとは、プラグイン構造とされている。さらに、下部
導体5の下端部には、凹形接触子6及び絶縁スペーサ7
が順次設けられ、これらの構成を介して、下部導体5の
下端部が、下部碍管2の下端部に保持されている。な
お、図中8は、このブッシングを他の機器と接続するた
めに設けられた凸形接触子である。
【0011】次に、以上のような構成を有する本実施例
のブッシングの作用について説明する。すなわち、図1
に示すように完成されたブッシングを、上下に2分割す
る場合には、碍管は、フランジ3a,3bにより、ま
た、中央導体は、上部導体4の凸形状部4bと下部導体
5の凹形状部5aとによって、図4に示すような上部ブ
ッシングと図5に示すような下部ブッシングとに容易に
分割することができる。
【0012】そして、このように分割した後、図4に示
すように、上部ブッシングにおいては、上部導体4を上
部碍管1に保持する機能及び防塵機能を有するカバー9
aを取り付ける。また、図5に示すように、下部ブッシ
ングにおいては、その上下に、下部導体5を下部碍管2
に保持する機能及び防塵機能を有するカバー9b,9c
を取り付ける。従って、輸送時においては、このような
図4及び図5に示す分割状態で輸送できるので、各分割
部分の寸法が、完成品の半分と小さくなるため、輸送時
の強度確保が容易になり、輸送制限による輸送困難の問
題もない。
【0013】さらに、現地据付時における組み立ての際
には、図4及び図5に示す上部ブッシング及び下部ブッ
シングから、カバー9a〜9cをそれぞれ取り外す。そ
して、この状態で、図示していない他の機器のブッシン
グ取り付け部に、まず、図5に示す下部ブッシングを、
凸形接触子8と絶縁スペーサ7を接続することによって
取り付ける。続いて、このようにして他の機器の上に取
り付けた下部ブッシングの上に、図4に示す上部ブッシ
ングを接続する。この場合、中央導体は、プラグイン構
造を構成する上部導体4の凸形状部4bと下部導体5の
凹形状部5aとを接続することによって容易に接続でき
る。また、碍管は、上部碍管1のフランジ3aと下部碍
管2のフランジ3bとを接続することによって容易に接
続できる。
【0014】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、例えば、分割部における中央導体のプラ
グイン構造部や碍管のリング部材などの具体的な構造
は、適宜変更可能である。また、リング部材の材質は自
由に選択可能である。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
ブッシングを上下に2分割して、その分割部に、プラグ
イン構造部とリング部材を配置するという簡単な構成の
改良により、製造が容易で、且つ輸送及び現地据付を容
易に行うことの可能な、超高電圧級のガス絶縁ブッシン
グを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス絶縁ブッシングの一実施例を
示す断面図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】図1のB部拡大図。
【図4】図1のブッシングの分割状態を示す図であり、
特に、上部碍管及び上部導体からなる上部ブッシングを
示す断面図。
【図5】図1のブッシングの分割状態を示す図であり、
特に、下部碍管及び下部導体からなる下部ブッシングを
示す断面図。
【図6】従来のガス絶縁ブッシングの一例を示す断面
図。
【符号の説明】
1…上部碍管 2…下部碍管 3a,3b…フランジ 4…上部導体(リング部材) 4a…金属部材 4b…凸形状部(プラグイン構造部の構成要素) 5…下部導体 5a…凹形状部(プラグイン構造部の構成要素) 5b…凸形状部 6…凹形接触子 7…絶縁スペーサ 8…凸形接触子 9a〜9c…カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の碍管と中央導体を有し、碍管中
    に充填した絶縁性ガスによって絶縁を保持してなるガス
    絶縁ブッシングにおいて、 前記中央導体及び前記碍管を、その中央部で、上部と下
    部に分割し、上部中心導体の上端部を、金属部材によっ
    て上部碍管の上端部に保持し、下部中央導体の下端部
    を、絶縁スペーサによって下部碍管の下端部に保持し、
    さらに、前記分割部には、前記上部中央導体と前記下部
    中央導体を接続するプラグイン構造部と、前記上部碍管
    と前記下部碍管を接続する絶縁性材料のリング部材を配
    置したことを特徴とするガス絶縁ブッシング。
JP29555091A 1991-11-12 1991-11-12 ガス絶縁ブツシング Pending JPH05135641A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013046745A1 (ja) * 2011-09-28 2013-04-04 三菱電機株式会社 タンク型真空遮断器
WO2013113374A1 (en) * 2012-01-31 2013-08-08 Alstom Technology Ltd Removable under pressure transportation supports for pure gas wall bushings

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