JPH05134888A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH05134888A
JPH05134888A JP3325321A JP32532191A JPH05134888A JP H05134888 A JPH05134888 A JP H05134888A JP 3325321 A JP3325321 A JP 3325321A JP 32532191 A JP32532191 A JP 32532191A JP H05134888 A JPH05134888 A JP H05134888A
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JP
Japan
Prior art keywords
processing
data
stored
series
work memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP3325321A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Yoshioka
貢 吉岡
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP3325321A priority Critical patent/JPH05134888A/ja
Publication of JPH05134888A publication Critical patent/JPH05134888A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理の障害発生時に補助記憶装置を必要とす
ることなく、また業務の中断を行わずに自動的に障害に
よる影響を回避できるようにする。 【構成】 情報処理装置10はCPU11と、処理手順
をプログラム及び固定データの形で格納するROM12
と、一連の処理プログラムA,B,Cを記憶するプログ
ラムメモリ13と、演算処理中のデータを一連の処理が
全て正常に終了するまで記憶するワークメモリ14を設
け、処理の進行に基づいて入力されたデータを全てワー
クメモリ14に記憶し、一連の処理が全て正常に終了す
れば上記ワークメモリ14内のデータを消去し、異常で
あれば、障害情報を記憶するとともに、新たな指示(例
えば、次回の立上げ)時に、障害情報があればワークメ
モリ14内のデータを処理の進行に基づいて順次読出し
て処理の再度実行を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に係り、
詳細には、情報処理装置上で稼働するアプリケーション
システムの障害対策の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の計算機システムは社会と密接な関
係をもつため、ハードウェア障害やソフトウェア障害に
よって、システムが一時たりとも中断されることがあっ
てはならない。このうち、アプリケーションシステム等
のソフトウェア障害に対しては、障害発生時の主記憶内
容を外部記憶装置に保存し、後でその障害の原因を分析
できるような対策をとる。例えば、ソフトウェアの障害
によりシステムダウンが起きた場合、障害発生時の主記
憶内容をフロッピディスクや磁気テープ等の補助記憶装
置に格納し、直ちにシステムの再立上げを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のソフトウェアの障害対策をとる情報処理装置
にあっては、障害が発生するとデータを記録しているフ
ァイルの全部あるいは一部を補助記憶装置にバックアッ
プする構成となっていたため、障害発生時にはどのよう
なバックアップをとってどのように戻すかという高度な
判断が必要となり、また、それに伴って業務の中断、や
り直しが生じるという問題点があった。例えば、処理A
(データ入力等の処理)、処理B(ファイル更新等の処
理)、処理Cという一連の処理を実行しているとき、処
理B(又は処理C)の段階で何等かの異常(例えば、操
作ミス)があった場合、処理Bでは既に処理Aのデータ
を取り込んで処理しているから処理Aのデータ(入力デ
ータ等)は消えてしまっている。従って、この場合は処
理Aから処理を再実行しなければならない。すなわち、
正常に処理が終了しない状態のときはもう一度最初から
処理をやり直さなければならないという問題点があっ
た。してみれば、入力されたデータを全てメモリに記憶
しておき、処理が正常に終了した場合だけそのメモリの
内容を消去するようにすれば、障害発生時でもデータを
補助記憶装置に格納し、また処理を再実行することがな
くなり、システムの信頼性が向上することは明らかであ
る。本発明の課題は、処理の障害発生時に補助記憶装置
を必要とすることなく、また業務の中断を行わずに自動
的に障害による影響を回避できるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。データ処理手段1(図1の機能ブロック図を参
照、以下同じ)は、データを処理する全てのデータ処理
が対象となり、例えばデータの入力を行うデータ入力処
理や入力データに基づいて各種演算処理を実行するデー
タ処理であり、CPU等により実行される。記憶手段2
は、データ処理手段1によりデータを処理する際、処理
の進行に基づいて入力されたデータを全て記憶するワー
クメモリ等である。判別手段3は、データ処理手段1に
よる一連の処理が正常に終了したか否かを判別し、一連
の処理が全て正常に終了したときは記憶手段2に記憶さ
れたデータを消去し、異常が発生したときは障害情報を
記憶するもので、例えばCPUにより実行される。制御
手段4は、新たなデータ処理開始の指示があったとき、
判別手段3に障害情報が記憶されている場合には記憶手
段2に記憶されたデータを処理の進行に従って順次読出
し、読出したデータに基づいて処理を再度実行させるよ
うに制御するもので、例えばCPUにより実行される。
【0005】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。通常は
データ処理手段1によりデータ処理が行われる。このデ
ータ処理の際、記憶手段2にデータ処理の進行に基づい
て入力されたデータが全て記憶される。そして、判別手
段3によりデータ処理手段1による一連の処理が正常に
終了したか否かが判別され、一連の処理が正常に終了し
たときは記憶手段2に記憶されたデータが消去され、ま
た、異常が発生したときは障害情報が記憶される。次
に、新たなデータ処理開始の指示があったとき、判別手
段3に障害情報が記憶されている場合には制御手段4に
よって記憶手段2に記憶されたデータが処理の進行に従
って順次読出され、読出されたデータに基づいて一連の
処理が再度実行される。従って、処理の障害発生時に補
助記憶装置を必要とすることなく、また業務の中断を行
わずに自動的に障害による影響を回避できる。
【0006】
【実施例】以下、図2及び図3を参照して実施例を説明
する。図2及び図3は情報処理装置の一実施例を示す図
である。先ず、構成を説明する。図2は情報処理装置1
0のブロック図である。この図において、11は装置全
体の制御、並びに後述する自動回復処理を含む各種の情
報処理を行うCPUであり、CPU11はROM12に
格納されているマイクロプログラムに従って情報処理装
置の各種の動作を制御する。CPU11には、処理手順
をプログラム及び固定データの形で格納するROM12
と、一連の処理プログラムA,B,Cを記憶するプログ
ラムメモリ13と、演算処理中のデータを一連の処理が
全て正常に終了するまで記憶するワークメモリ14と、
各種データ入力のためのキー及び機能キーを備えたキー
ボードからなる入力部15と、入力データ等を表示する
表示部16がそれぞれ接続されている。
【0007】また、上記プログラムメモリ13及びワー
クメモリ14は、例えばRAMの記憶領域を分割して使
用される。入力部15は、英数字、平仮名等を入力する
キーや、カーソル移動キー、実行キー、中止キー等のフ
ァンクションキーが配置された操作盤であり、操作盤上
のいずれかのキーが操作された場合、図示しない入力制
御部によってそのキーに対応する所定のキーコードに変
換され、CPU11に出力される。
【0008】次に、本実施例の動作を説明する。図3は
障害を自動回復させる自動回復処理を示すフローチャー
トであり、同図中、符号Sn(n=1,2,…)はフロ
ーの各ステップを示している。
【0009】電源起動時やプログラムの立上げによりプ
ログラムがスタートすると、先ず、ステップS1でワー
クメモリ14に障害情報があるか否かを判別する。ワー
クメモリ14に障害情報があるか否かの判別は、例えば
ワークメモリ14に設けた障害フラグのON/OFFに
より判別する。ワークメモリ14に障害情報が記憶され
ていないときは前回の処理時に障害発生がなかったとき
であるからステップS2で処理A(例えば、データの入
力を行うデータ入力処理)を行い、ステップS3で処理
Aで用いた入力データをワークメモリ14に記憶してお
く。次いで、ステップS4で前記ステップS2の処理A
で入力されたデータ等に基づいて処理B(例えば、ファ
イル更新処理や帳票作成処理)を行い、ステップS5で
処理Bが正常に終了したか否かをチェックする。処理B
が正常に終了したときはステップS6で処理Cを行い、
ステップS7で処理Cが正常に終了したか否かをチェッ
クする。処理Cが正常に終了したときは一連の処理(処
理A,B,C)が全て正常に終了したと判断して障害発
生回復用に記憶していたワークメモリ14のデータを消
去して本フローの処理を終了する。
【0010】また、ステップS5またはステップS7で
処理Bまたは処理Cが操作ミス等により正常に終了しな
かったと判別されたときはステップS9で障害情報をワ
ークメモリ14にセット(例えば、障害情報があること
を示す障害フラグをON)して本フローの処理を終え
る。
【0011】一方、ステップS1でワークメモリ14に
障害情報があるときは前回の処理で前記処理Bまたは処
理Cに何等かの障害が発生して正常な処理が行われなか
ったときであるからステップS10で自動回復処理に移
行したことをオペレータに知らせるために表示部16の
表示画面上自動回復処理を実行するメッセージを表示し
て直ちにステップS4に進み、ステップS4でワークメ
モリ14に記憶されたデータに基づいて処理Bを実行す
る。すなわち、電源起動時等でプログラムがスタートす
ると、ワークメモリ14に障害情報があるか否かが先ず
チェックされ障害情報がなければステップS2以下の通
常の処理が実行され、障害情報があれぱオペレータの指
示がなくても自動回復処理を実行する旨の表示後、一連
の処理を自動的に実行するようにする。
【0012】以上説明したように、本実施例の情報処理
装置10はCPU11と、処理手順をプログラム及び固
定データの形で格納するROM12と、一連の処理プロ
グラムA,B,Cを記憶するプログラムメモリ13と、
演算処理中のデータを一連の処理が全て正常に終了する
まで記憶するワークメモリ14を設け、処理の進行に基
づいて入力されたデータを全てワークメモリ14に記憶
し、一連の処理が全て正常に終了すれば上記ワークメモ
リ14内のデータを消去し、異常であれば、障害情報を
記憶するとともに、新たな指示(例えば、次回の立上
げ)時に、障害情報があればワークメモリ14内のデー
タを処理の進行に基づいて順次読出して処理の再度実行
を行うようにしているので、前回の処理時における障害
を次回の処理時に自動的に回復させることができる。例
えば、処理A〜Cという一連の処理を実行しようとする
とき処理B(又は処理C)の段階で操作ミス等があった
場合であっても処理Aで入力された入力データはワーク
メモリ14に保持され、このデータを基に処理B,Cが
自動的に起動されて実行されるので障害発生時における
回復のための判断が不要となり、業務の中断、やり直し
を回避することができる。
【0013】なお、本実施例では処理プログラムA〜C
の回復処理を示したが、処理を自動回復するものであれ
ば何でもよく、例えば上記処理プログラムはもっと多く
のプログラムから構成されるものにも適用できることは
勿論である。また、本実施例では、データ処理の一例と
してデータ入力処理等を行う例を示したが、これに限定
されずデータ処理を行うものであればどのような処理で
もよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、前回の処理時における
障害を次回の処理時に自動的に回復させることができ、
障害時に補助記憶装置等を必要とすることなく、また業
務の中断を行わずに自動的に障害による影響を回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】情報処理装置のブロック構成図である。
【図3】情報処理装置の自動回復処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 情報処理装置 11 CPU 12 ROM 13 プログラムメモリ 14 ワークメモリ 15 入力部 16 表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを処理するデータ処理手段と、 前記データ処理手段によりデータを処理する際、処理の
    進行に基づいて入力されたデータを記憶する記憶手段
    と、 前記データ処理手段による一連の処理が正常に終了した
    か否かを判別し、一連の処理が正常に終了したときは前
    記記憶手段に記憶されたデータを消去し、異常が発生し
    たときは障害情報を記憶する判別手段と、 新たなデータ処理開始の指示があったとき、前記判別手
    段に障害情報が記憶されている場合には前記記憶手段に
    記憶されたデータを処理の進行に従って順次読出し、該
    読出したデータに基づいて処理を再度実行させるように
    制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
JP3325321A 1991-11-12 1991-11-12 情報処理装置 Pending JPH05134888A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3325321A JPH05134888A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3325321A JPH05134888A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05134888A true JPH05134888A (ja) 1993-06-01

Family

ID=18175518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3325321A Pending JPH05134888A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 情報処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05134888A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444537B1 (ko) * 1995-02-07 2004-11-12 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 데이타처리장치
JP2014151152A (ja) * 2013-02-14 2014-08-25 Fujishoji Co Ltd 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444537B1 (ko) * 1995-02-07 2004-11-12 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 데이타처리장치
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