JPH0612251A - プログラム起動装置 - Google Patents

プログラム起動装置

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JPH0612251A
JPH0612251A JP4189877A JP18987792A JPH0612251A JP H0612251 A JPH0612251 A JP H0612251A JP 4189877 A JP4189877 A JP 4189877A JP 18987792 A JP18987792 A JP 18987792A JP H0612251 A JPH0612251 A JP H0612251A
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Masato Ikoumi
正人 伊故海
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理装置において、プログラムが補助記
憶装置から誤って読込まれた場合に、このプログラムが
誤動作して補助記憶装置内の別のプログラムを壊すこと
がないようにする。また正体不明なプログラムが不用意
に起動されることを防止する。 【構成】 実行するプログラムの誤り検出符号を記録す
るテーブル11を備え、プログラムを補助記憶装置に格
納する際、このプログラムの誤り検出符号をテーブルに
登録する手段20と、プログラムを起動する際、誤り検
出符号が登録済のプログラムに対して再び誤り検出符号
を算出しプログラムの内容を確認する手段30とを有す
る。登録済の誤り検出符号と一致しない場合は、補助記
憶装置のプログラムの読込みに異常があることを操作者
に通知する。また、テーブルに登録済のプログラムだけ
をメニュー表示することにより、不用意に正体不明のプ
ログラムが起動されることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はプログラム起動装置に関し、特に
情報処理装置において実行するアプリケーションプログ
ラム(以下、APと称す)をハードディスク等の外部補
助記憶装置に格納しておき、必要時にAPを補助記憶装
置から主記憶装置へロードする際のプログラム起動装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来のこの種の情報処理装置におけるプロ
グラム起動装置においては、APを起動する場合、補助
記憶装置に格納していたAPの内容が変ったことを何等
チェックすることなく主記憶装置へロードするようにな
っている。
【0003】この様なプログラム起動装置では、APを
格納した補助記憶装置に読取り不良が発生したり、コン
ピュータウィルス等により不正にAPの内容が書換えら
れたりした場合、これ等を検出できないので、APが不
正に主記憶装置にロードされてしまい、APは本来の動
作を行えないという欠点がある。
【0004】また、不正にAPを補助記憶装置に格納し
た場合、このAPを起動すると補助記憶装置に格納され
ている別のAPを破壊するという問題がある。更に、補
助記憶装置に格納されたAPは、起動されて実行された
後に始めてプログラムの命令部が破壊されたことが検出
されることになり、問題となっている。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は正体不明のAPが不用意
に起動されることを防ぎ、APが補助記憶装置から誤っ
て読込まれてこのAPの誤動作により他のAPが破壊さ
れないようにしたプログラム起動装置を提供することで
ある。
【0006】
【発明の構成】本発明によるプログラム起動装置は、情
報処理装置が実行できるプログラムの名称,このプログ
ラムが格納された補助記憶装置の番号,更にはこのプロ
グラムの命令部の誤り検出符号を夫々対応して記憶する
記憶テーブルと、これ等プログラムの前記補助記憶装置
への格納時にこの当該プログラムの命令部の誤り検出符
号をも対応して格納する手段と、プログラムの起動に応
答して前記記憶テーブルにおいて当該プログラムの名称
の有無を検出する手段と、この検出により有りと判定さ
れたとき前記補助記憶装置内の対応プログラムの命令部
の誤り検出符号を算出する手段と、この算出された誤り
検出符号と前記記憶テーブル内の対応誤り検出符号とを
比較する手段と、この比較結果が一致を示したときに始
めて当該プログラムを前記補助記憶装置から主記憶装置
にロードする手段とを含むことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下に図面を用いて本発明の実施例について
詳述する。
【0008】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。プログラム起動装置10は補助記憶装置D1,D2
に夫々予め格納されているAP1〜APnのいずれかを
読出して起動するものである。
【0009】APテーブル11は、この情報処理装置に
て実行可能なAPの名称と、そのプログラム内容を格納
している補助記憶装置の番号(D1,D2等)と、その
プログラムの命令部の誤り検出符号(BCCと称す)と
を夫々対応して記憶している。AP登録処理部20は、
新規にAPを補助記憶装置に登録するときに、そのAP
名称,そのAPを格納する補助記憶装置番号をAPテー
ブル11に記憶する手段21と、補助記憶装置に格納し
たAPの命令部のBCC値を算出する手段22と、この
BCC値をAPテーブル11に記憶する手段23とを有
している。
【0010】AP起動処理部30は、AP起動時にその
APのBCC値を再算出する手段31と、この再算出し
たBCC値とAPテーブル11内の対応BCC値とを比
較する手段32と、この比較により両者が一致したとき
に始めてそのAPをロードして起動する手段33とを有
している。
【0011】かかる構成のプログラム起動装置10につ
いて、AP起動処理部30の動作を図4の構成図と、図
5,6の動作フローチャートを参照しつつ説明する。
【0012】図4において、AP1〜3が格納された補
助記憶装置の番号はD1であり、AP1の命令部はAP
テーブル11に登録された時と同じ内容となっており、
AP1の命令部のBCC値はB1である。AP2の命令
部はAPテーブル11に登録されたときは内容が異なっ
ており、現在のAP2の命令部のBCC値はB3であ
る。
【0013】補助記憶装置に記憶されたAP3はAPテ
ーブル11には登録されていない。このAPテーブル1
1には、AP1の名称,補助記憶装置番号(D1),B
CC値(B1)と、AP2の名称,補助記憶装置番号
(D1),BCC値(B2)とが登録されている。
【0014】図5のフローチャートにより、最初に補助
記憶装置に記憶したときから命令部の内容が変ったAP
2を起動する場合のプログラム起動装置10のAP起動
処理部30の動作を説明する。ステップ501では、プ
ログラム名称「AP2」が入力される。例えば、「RU
N AP2」のように入力される。
【0015】ステップ502では、プログラム名称「A
P2」がAPテーブル11からサーチされ、このサーチ
により「AP2」はAPテーブル11に存在するので見
つかる。ステップ503では、ステップ502で見つか
ったプログラムの命令部が正しいかどうかが調べられ次
のステップに進むかが判断される。「AP2」はAPテ
ーブル11に存在するので、次のステップ504に進
む。
【0016】ステップ504は起動するプログラムの命
令部のBCC値を再計算する手段31(図1参照)の動
作であり、「AP2」の命令部を補助記憶装置D1より
読込みBCC値を計算する。この計算した「AP2」の
命令部のBCC値はB3である。
【0017】ステップ505はステップ504(手段3
1)で計算したBCC値と、APテーブル11に記憶し
たBCC値とを比較する手段32(図1参照)の動作で
ある。ステップ504(手段31)で計算した「AP
2」のBCC値はB3であり、APテーブル401に記
憶した「AP2」のBCC値はB2であるので、補助記
憶装置D1に記憶した「AP2」の命令部の内容が最初
に補助記憶装置に記憶したときから変ったことが検出で
きる。
【0018】補助記憶装置D1に記憶した「AP2」は
ロードし起動しても正しく実行できないので「AP2」
をロードせずに、次のステップ509に進む。ステップ
509では、指定のプログラムに異常があることが警告
される。例えば、「指定のプログラムは壊れています。
再登録してください。」と画面に表示される。
【0019】図4の「AP1」を起動する場合は、ステ
ップ504で計算したBCC値はB1であり、ステップ
505でAPテーブル401に記憶した「AP1」のB
CC値のB2と一致するので、次のステップ506に進
む。
【0020】ステップ506では、指定のプログラムが
主記憶装置にロードされる。「AP1」が補助記憶装置
D1から主記憶装置にロードされる。ステップ507で
は、主記憶装置にロードされたプログラムが起動される
もので、「AP1」が起動される。
【0021】ステップ504からステップ507までが
手順33(図1参照)の動作である。手順33で起動し
た「AP1」はプログラムの命令部が壊れていないの
で、正しく実行することができる。
【0022】図4のAPテーブル11に登録されていな
い「AP3」を起動する場合、図5のフローチャートで
は、ステップ502で「AP3」がAPテーブル401
に見つからないので、ステップ508に進む。ステップ
508では、指定のプログラムは本装置では実行できな
いことが警告されるものであり、例えば「本装置では実
行できません」と画面に表示される。
【0023】前記のようにAPテーブル11に登録され
ていれないプログラムの実行を防止することもできる
が、図6のフローチャートで示すようにすれば、「AP
3」を起動する場合に、ステップ603で「AP3」が
APテーブル401に登録されていないので、ステップ
606に進み、従来のプログラム起動装置のように、プ
ログラムの命令部の内容を確認せずにロードし起動する
こともできる。この場合には、APテーブル11に登録
したプログラムに対してだけ、このプログラムの起動時
にプログラムの命令部の内容を確認することができる。
【0024】次に、図1のプログラム起動装置10につ
いて、AP登録処理部20の動作を図7のフローチャー
トに基づいて説明する。ステップ701では、APテー
ブル11に登録するプログラム名称,補助記憶装置番号
が入力される。例えば、「ADD AP1,D1」と入
力される。
【0025】ステップ702では、ステップ701で指
定されたプログラムが指定の補助記憶装置に記憶され
る。ステップ703では、ステップ701で入力された
プログラム名称,補助記憶装置番号がAPテーブル11
に登録される(図1の手段21)。
【0026】ステップ704では、指定のプログラムの
命令部のBCC値が計算される(図1の手段22)。ス
テップ705では、ステップ704で計算されたプログ
ラムの命令部のBCC値がAPテーブル11に登録され
る(図1の手段23)。
【0027】図2は本発明の他の実施例の構成図であ
り、図1と同等部分は同一符号により示す。本実施例の
プログラム起動装置においては、図1における構成に更
に登録済みのプログラム名称をメニュー画面60に表示
する手段34と、番号で指定されたプログラムの起動を
指示する手段35とをAP起動処理部30に追加して構
成されている。
【0028】次に、図2のプログラムの起動装置につい
て、AP起動処理部30の動作を図8の構成図と図9の
フローチャートに基づいて説明する。
【0029】図8のプログラム起動装置には補助記憶装
置D1,D2が接続されている。補助記憶装置D1には
プログラムAP11,AP12が記憶されている。補助
記憶装置D2にはプログラムAP13が記憶されてい
る。補助記憶装置D1に記憶されたAP11の命令部は
APテーブル11に登録した時と同じ内容を保持してお
り、AP11の命令部のBCC値はC1である。補助記
憶装置D1に記憶されたAP12の命令部はAPテーブ
ル11に登録した時と内容が変り、現在のAP11の命
令部のBCC値はC4である。補助記憶装置D2に記憶
されたAP13の命令部はAPテーブル11に登録した
時と同じ内容を保持しており、AP13の命令部のBC
C値はC3である。
【0030】図8のAPテーブル11には、AP11の
名称,補助記憶装置番号(D1),BCC値(C1)
と、AP12の名称,補助記憶装置番号(D1),BC
C値(C2)と、AP13の名称,補助記憶装置番号
(D2),BCC値(C3)とが夫々登録されている。
【0031】また、図8のプログラム起動装置はメニュ
ー画面80を備え、このメニュー画面80にはAPテー
ブル11に登録したプログラムのメニューが表示され
る。
【0032】図9のフローチャートにより、図8の「A
P11」,「AP12」,「AP13」を起動する場合
を例として、図2のプログラム起動装置のAP起動処理
部30の動作を説明する。ステップ901では、APテ
ーブル11が参照され、メニュー画面80に「AP1
1」,「AP12」,「AP13」のプログラム名称が
表示される。ここで、APテーブル11にプログラムを
登録する場合に、メニュー表示情報として例えば、「文
書作成」,「表計算」,「グラフ作成」のプログラムの
業務内容を示すデータを登録しておけば、これをメニュ
ー画面80に表示させることもできる。
【0033】ステップ902では、メニュー画面80に
表示されたプログラムの番号が入力され、この番号で指
定されたプログラムの起動が指示される。図8のメニュ
ー画面では、「AP11」,「AP12」,「AP1
3」を指定することができるが、予めAPテーブル11
に登録されていないプログラムの実行はできない。
【0034】まず初めにステップ902で「AP11」
を指定した場合のステップ903以降の動作について説
明する。ステップ903では、番号D1の補助記憶装置
に記憶された「AP11」の命令部が読込まれ「AP1
1」の命令部のBCC値が計算される。計算結果のBC
C値はC1である。
【0035】ステップ904では、ステップ903で計
算された「AP11」の命令部のBCC値とAPテーブ
ル801に登録されている「AP11」のBCC値とが
比較される。どちらもBCC値はC1であるので次のス
テップ905に進む。ステップ905では、「AP1
1」が補助記憶装置D1から主記憶装置にロードされ、
ステップ906で主記憶装置にロードされた「AP1
1」が起動される。
【0036】2番目にステップ902で「AP12」を
指定した場合のステップ903以降の動作について説明
する。ステップ903では、番号D1の補助記憶装置に
記憶された「AP12」の命令部が読込まれ「AP1
2」の命令部のBCC値が計算される。計算結果のBC
C値はC4である。
【0037】ステップ904では、ステップ903で計
算された「AP12」の命令部のBCC値とAPテーブ
ル11に登録されている「AP12」のBCC値とが比
較される。APテーブル11に登録されている「AP1
2」のBCC値はC2であるので、選択されたプログラ
ム「AP12」は補助記憶装置D2に記憶された内容が
保持されていないことがわかる。このプログラムは実行
しても正しく動作することが保障されないので、次のス
テップ907に進む。
【0038】ステップ907では、指定のプログラムに
異常があることが警告される。例えば、「指定のプログ
ラムは壊れています。再登録してください。」と画面に
表示される。
【0039】3番目にステップ902で「AP13」を
指定した場合のステップ903以降の動作について説明
する。「AP11」を補助記憶装置D1からロードする
ように、「AP13」を別の補助記憶装置である補助記
憶装置D2からロードすることもできる。
【0040】ステップ903では、APテーブル11よ
り「AP13」が記憶された補助記憶装置番号D2であ
ることがわかるので、番号D2の補助記憶装置に記憶さ
れた「AP13」の命令部が読込まれ、「AP13」の
命令部のBCC値が計算される。計算結果はC3であ
る。
【0041】ステップ904では、ステップ903で計
算された「AP13」の命令部のBCC値とAPテーブ
ル11に登録されている「AP13」のBCC値とが比
較される。どちらもBCC値はC3であるので次のステ
ップ905に進む。ステップ905では、「AP13」
が補助記憶装置D2から主記憶装置にロードされ、ステ
ップ906で主記憶装置にロードされた「AP13」が
起動される。
【0042】図3は本発明の別の実施例の構成図であ
り、図1,2と同等部分は同一符号にて示す。本発明の
実施例のプログラム起動装置においては、図1における
構成に更に登録済みのすべてのプログラムの誤りを検出
する手段24をAP登録処理部20に追加して構成され
ている。
【0043】次に、図3のプログラム起動装置につい
て、AP登録処理部20の動作を図10の構成図と図1
1のフローチャートに基づいて説明する。
【0044】図10のプログラム起動装置には補助記憶
装置D1,D2が接続されている。補助記憶装置D1に
はプログラムAP21,AP22が記憶されている。補
助記憶装置D2にはプログラムAP23が記憶されてい
る。補助記憶装置D1に記憶されたAP21の命令部は
APテーブル11に登録した時と同じ内容を保持してお
り、AP21の命令部のBCC値はX1である。補助記
憶装置D1に記憶されたAP22の命令部はAPテーブ
ル11に登録した時と内容が変り、現在のAP21の命
令部のBCC値はX4である。補助記憶装置D2に記憶
されたAP23の命令部はAPテーブル11に登録した
時と同じ内容を保持しており、AP23の命令部のBC
C値はX3である。
【0045】図10のAPテーブル11には、AP21
の名称,補助記憶装置番号(D1),BCC値(X1)
と、AP22の名称,補助記憶装置番号(D1),BC
C値(X2)と、AP23の名称,補助記憶装置番番号
(D2),BCC値(X3)とが夫々登録されている。
【0046】また、図10のプログラム起動装置は画面
40を備え、この画面40に機能メニューを表示する。
画面50は確認処理の実行結果を示す画面である。
【0047】図11のフローチャートにより、図10の
APテーブルに登録済のプログラムの内容を確認する場
合を例として、図3のプログラム起動装置のAP登録処
理部30の動作を説明する。
【0048】ステップ111はAP登録処理部の機能メ
ニューを表示するステップであり、画面40が表示され
る。
【0049】ステップ112では画面40の機能メニュ
ーの番号が選択入力される。ここで「確認」が選択され
ると、ステップ113では、APテーブルに登録済のA
Pに対し、順次、命令部のBCC値が計算される。まず
初めに「AP21」の命令部のBCC値が計算される。
【0050】ステップ114では、計算されたBCC値
がAPテーブルに登録されたBCC値と一致しするかが
比較される。「AP21」のBCC値はどちらもX1で
あるのでステップ115に進む。ステップ115では、
「AP21」の内容の確認結果が正常であることが画面
50に表示され、次のステップ117に進む。
【0051】ステップ117では、APテーブルに登録
済のすべてのプログラムの内容の確認が終了したかが確
認される。残りのプログラムがあるのでステップ113
に進む。ステップ113では、「AP22」の命令部の
BCC値が計算されると、BCC値はX4である。ステ
ップ114では、ステップ113の計算値とAPテーブ
ル11に登録済の「AP22」のBCC値とが一致しな
いのでステップ116に進む。
【0052】ステップ116では、「AP22」の内容
の確認結果が異常であることが画面50に表示され、次
のステップ117に進む。ステップ117では、残りの
プログラムがあるのでステップ113に進む。ステップ
113では、「AP23」の命令部のBCC値が計算さ
れると、BCC値はX3である。
【0053】ステップ114では、ステップ113の計
算値とAPテーブル101に登録済の「AP23」のB
CC値とが一致するのでステップ115に進む。ステッ
プ115では、「AP23」の内容の確認結果が正常で
あることが画面50に表示され、次のステップ117に
進む。ステップ117では、残りのプログラムがないの
で終了となる。ステップ113からステップ117の繰
返し処理が図3の手順24である。
【0054】以上のように、APテーブル11を参照す
ればAPテーブルに登録したすべてのプログラムに異常
がないかを検証することができる。
【0055】図12の画面121のように、プログラム
起動装置のメニュー画面を、図8の起動できるプログラ
ムのメニューと図10の機能メニューとの両方を含むメ
ニュー画面としてもよい。
【0056】画面121のメニュー画面を含むプログラ
ム起動装置をもつ情報処理装置の動作について、図12
により説明する。AP1,AP2,AP3はAPテーブ
ルに登録済のプログラムであり、画面123はAP1の
実行画面、画面124はAP2の実行画面,画面125
はAP3の実行画面である。また、画面122,画面1
26,画面127,画面128は図3のAP登録処理部
20の画面であり、画面122は機能メニュー、画面1
26はプログラムの登録処理の実行画面,画面127は
プログラムの削除処理の実行画面、画面128は登録済
のプログラムの内容確認処理の実行画面である。
【0057】このパソコンを起動すると、最初に、プロ
グラム起動装置の初期メニュー画面である画面121が
表示される。画面121で「AP1」が指定されると、
手段31,手段32,手段33により、AP1のプログ
ラムの命令部の内容が確認された後、異常がない場合は
ロードされ、起動されるので画面123が表示される。
AP1の実行が終了すると、画面121に戻る。
【0058】画面121で「AP1」、「AP3」が指
定されたときも同様に、命令部の内容に異常がない場合
に画面124,画面125が表示され、実行が終了する
と、画面121に戻る。画面121の選択項目にはAP
登録処理部80の機能メニューを起動する「99:保守
メニュー」が含まれるので「99」を入力すれば機能メ
ニューが起動できる。
【0059】画面122はAP登録処理部80の機能メ
ニューであるが、画面122のように登録済のプログラ
ムを削除する処理をもつこともできる。画面122から
番号を入力するだけで画面126,画面127,画面1
28の処理が選択できる。以上のようにすれば、容易な
操作でプログラムの内容を確認しながら起動できるし、
容易な操作でプログラムを登録できるし、登録済のすべ
てのプログラムの内容の確認もできる。
【0060】また、画面121で「99:保守メニュ
ー」を表示しているが、一般の操作者に不用意にプログ
ラムの登録を行わせないようにするために、「99:保
守メニュー」を表示しないようにしてもよい。またパス
ワードの入力を必要にしたり、特殊なファンクションキ
ーの入力により画面122を起動するようにすることも
できる。
【0061】以上、図1から図3のプログラム起動装置
において、主記憶装置とは別の補助記憶装置からプログ
ラムをロードし、起動する場合を実施例として説明した
が、主記憶装置の一部を補助記憶装置とみなすこともで
きる。
【0062】図13をみると、主記憶装置130は主電
源が切れているときに主記憶装置130の記憶を保持す
るメモリ保持電源136と接続され、OS領域131と
AP領域132とファイル領域133とで構成されてい
る。ファイル領域133はAPP1とAP2を含んでい
る。ファイル領域133の補助記憶装置番号をF1と
し、補助記憶装置のひとつとしている。
【0063】また、補助記憶装置134はAP11とA
P12とを含み、補助記憶装置135はAP21とAP
22とを含んでいる。図1〜図3のプログラム起動装置
はこのような構成であってもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、情
報処理装置がプログラムを起動する場合に、補助記憶装
置に保持したプログラムの内容に誤りがないことを確認
して正しいときだけロードし起動するので、補助記憶装
置に保持したプログラムが別のプログラムにより不正に
書換えられたり、プログラムが補助記憶装置から正しく
読取れない場合でも、正しく動作しないプログラムを不
用意にロードし、起動しなくてもすむという果効があ
る。
【0065】また、主記憶装置のメモリが電源により保
持されるシステムで、主記憶装置のメモリの一部をプロ
グラムの記憶保持に利用する場合においても、プログラ
ムをロードし起動する前に記憶保持されたプログラムの
内容を確認しすることができるという効果がある。
【0066】更に、予め登録されたプログラムだけをメ
ニュー画面に表示し、その他のプログラムを起動できい
なようにするので、不正に補助記憶装置に記憶したプロ
グラムを起動しないようにでき、不正に補助記憶装置に
記憶したプログラムが別のプログラムを壊す問題をなく
す効果がある。
【0067】更にまた、予め登録したプログラムのすべ
てに対し、一度に内容に誤りがないかを確認する機能を
もつので、運用前にこの機能を使用すれば、登録したプ
ログラムを運用する場合にプログラムを起動してはじめ
てこのプログラムの異常に気付くという問題をなくす効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプログラム起動装置の構成
図である。
【図2】本発明の一実施例のプログラム起動装置の構成
図である。
【図3】本発明の一実施例のプログラム起動装置の構成
図である。
【図4】図1のAP起動処理部の動作を説明する構成図
である。
【図5】図1のAP起動処理部の動作を説明するフロー
チャートである。
【図6】図1のAP起動処理部の動作を説明するフロー
チャートである。
【図7】図1のAP登録処理部の動作を説明するフロー
チャートである。
【図8】図2のAP起動処理部の動作を説明する構成図
である。
【図9】図2のAP起動処理部の動作を説明するフロー
チャートである。
【図10】図3のAP登録処理部の動作を説明する構成
図である。
【図11】図3のAP登録処理部の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の一実施例の情報処理装置の画面の遷
移を示す図である。
【図13】本発明の一実施例のプログラムのロードを示
す図である。
【符号の説明】
10 プログラム起動装置 11 APテーブル 20 AP登録処理部 30 AP起動処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置が実行できるプログラムの
    名称,このプログラムが格納された補助記憶装置の番
    号,更にはこのプログラムの命令部の誤り検出符号を夫
    々対応して記憶する記憶テーブルと、これ等プログラム
    の前記補助記憶装置への格納時にこの当該プログラムの
    命令部の誤り検出符号をも対応して格納する手段と、プ
    ログラムの起動に応答して前記記憶テーブルにおいて当
    該プログラムの名称の有無を検出する手段と、この検出
    により有りと判定されたとき前記補助記憶装置内の対応
    プログラムの命令部の誤り検出符号を算出する手段と、
    この算出された誤り検出符号と前記記憶テーブル内の対
    応誤り検出符号とを比較する手段と、この比較結果が一
    致を示したときに始めて当該プログラムを前記補助記憶
    装置から主記憶装置にロードする手段とを含むことを特
    徴とするプログラム起動装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶テーブルに記憶登録されている
    プログラム名称を表示する表示手段と、この表示手段に
    より表示されたプログラム名称を択一的に起動指示する
    手段とを含むことを特徴とする請求項1記載のプログラ
    ム起動装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶テーブルに記憶登録されている
    プログラム名称に対応したプログラム全てに対して各命
    令部の誤り検出符号を夫々算出する手段と、この算出結
    果と前記記憶テーブルに登録されている対応命令部の誤
    り検出符号とを夫々比較する手段と、この比較結果を表
    示する手段とを含むことを特徴とする請求項1または2
    記載のプログラム起動装置。
JP4189877A 1992-06-24 1992-06-24 プログラム起動装置 Pending JPH0612251A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1124919A (ja) * 1997-06-20 1999-01-29 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 安全な記憶領域でアプリケーション・データを保護する方法及び装置
WO2002048869A1 (fr) * 2000-12-11 2002-06-20 Ntt Docomo, Inc. Terminal et repetiteur

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