JPH05134819A - セクタ交替処理方式 - Google Patents

セクタ交替処理方式

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Publication number
JPH05134819A
JPH05134819A JP3326340A JP32634091A JPH05134819A JP H05134819 A JPH05134819 A JP H05134819A JP 3326340 A JP3326340 A JP 3326340A JP 32634091 A JP32634091 A JP 32634091A JP H05134819 A JPH05134819 A JP H05134819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sector
retry
control unit
memory
recovery
Prior art date
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Pending
Application number
JP3326340A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Onodera
博司 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3326340A priority Critical patent/JPH05134819A/ja
Publication of JPH05134819A publication Critical patent/JPH05134819A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エラーの発生に関して適切な頻度で、セクタ
交替処理およびリカバリ処理を実行する。 【構成】 メモリ制御部15は、回復可能なエラーが発
生したセクタに関するリトライ回数を不揮発性メモリ1
4内の当該セクタに関するリトライ回数累計値に加算
し、あるセクタに関するセクタ交替処理およびリカバリ
処理の実行時に不揮発性メモリ14内の当該セクタに関
するリトライ回数累計値をクリアする。リトライ制御部
13は、回復可能なエラーが発生したセクタに関するリ
トライの実行時にリトライ回数累計値の加算をメモリ制
御部15に指示し、その加算によってそのリトライ回数
累計値が規定値に達した際に当該セクタに関するセクタ
交替処理およびリカバリ処理の実行をセクタチェンジ制
御部16に指示して当該セクタに関するリトライ回数累
計値のクリアをメモリ制御部15に指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク上の不良
セクタに関するセクタ交替処理およびリカバリ処理を行
うセクタ交替処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のセクタ交替処理方式で
は、端末等に出力されたエラーメッセージが解析され、
人手(セクタ交替処理方式が適用されるコンピュータシ
ステムの運用者による作業)によりセクタ交替処理用の
コマンドとリカバリ処理用のコマンドとが投入され、不
良セクタを代替用のセクタに交替させるセクタ交替処理
と不良セクタの内容を代替用のセクタに移すリカバリ処
理とが実行されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のセクタ
交替処理方式では、人手(運用者による作業)の介入を
必要としてセクタ交替処理およびリカバリ処理が行われ
ているので、エラーが発生した際におけるセクタ交替処
理を行うべきか否かの判断は運用者に任せられている。
【0004】したがって、セクタ交替処理が必要以上に
頻繁に行われる可能性や、回復不可能なエラー(セクタ
交替処理の他にバックアップデータを代替用のセクタに
復元する処理等が必要になるエラー。通常のセクタ交替
処理およびリカバリ処理だけでは回復できないエラー)
が発生するまでセクタ交替処理が行われない可能性が存
在した。
【0005】ここで、セクタ交替処理が頻繁に行われる
場合には、真にセクタ交替処理が必要になる回復不可能
なエラーが発生した際に、代替用のセクタが残存してい
ないという事態(磁気ディスク装置における代替用のセ
クタの数には限度がある)が発生するという問題点があ
った。また、回復不可能なエラーが発生したときにのみ
セクタ交替処理が行われる場合には、そのリカバリ(通
常のリカバリ処理とは異なる回復不可能なエラーに対処
するためのリカバリ)に長時間が必要になるという問題
点があった。
【0006】本発明の目的は、上述の点に鑑み、エラー
の発生に関して適切な頻度でセクタ交替処理およびリカ
バリ処理を実行することができるセクタ交替処理方式を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のセクタ交替処理
方式は、磁気ディスク上の不良セクタに関するセクタ交
替処理およびリカバリ処理を行うセクタ交替処理方式に
おいて、各セクタに関するリトライ回数累計値を有する
代替制御情報を記憶する不揮発性メモリと、不良セクタ
に関するセクタ交替処理およびリカバリ処理の実行を制
御するセクタチェンジ制御部と、セクタのリード時に回
復可能なエラーが発生した際にリトライにより正常なリ
ードが行われた場合に正常なリードが行われるまでに要
したリトライ回数を前記不揮発性メモリ内の代替制御情
報中の当該セクタに関するリトライ回数累計値に加算し
あるセクタに関するセクタ交替処理およびリカバリ処理
が前記セクタチェンジ制御部の制御により実行された場
合に前記不揮発性メモリ内の代替制御情報中の当該セク
タに関するリトライ回数累計値をクリアするメモリ制御
部と、セクタのリード時に回復可能なエラーが発生した
際にリトライ回数が規定値に達するまでリードのリトラ
イを行い正常なリードが行われた場合に前記メモリ制御
部に当該セクタに関するリトライ回数累計値の加算を指
示しその加算によって前記不揮発性メモリ内の代替制御
情報中の当該セクタに関するリトライ回数累計値が規定
値に達した際に当該セクタに関するセクタ交替処理およ
びリカバリ処理を前記セクタチェンジ制御部に指示して
当該セクタに関するリトライ回数累計値のクリアを前記
メモリ制御部に指示するリトライ制御部とを有する。
【0008】
【作用】本発明のセクタ交替処理方式では、不揮発性メ
モリが各セクタに関するリトライ回数累計値を有する代
替制御情報を記憶し、セクタチェンジ制御部が不良セク
タに関するセクタ交替処理およびリカバリ処理の実行を
制御し、メモリ制御部がセクタのリード時に回復可能な
エラーが発生した際にリトライにより正常なリードが行
われた場合に正常なリードが行われるまでに要したリト
ライ回数を不揮発性メモリ内の代替制御情報中の当該セ
クタに関するリトライ回数累計値に加算しあるセクタに
関するセクタ交替処理およびリカバリ処理がセクタチェ
ンジ制御部の制御により実行された場合に不揮発性メモ
リ内の代替制御情報中の当該セクタに関するリトライ回
数累計値をクリアし、リトライ制御部がセクタのリード
時に回復可能なエラーが発生した際にリトライ回数が規
定値に達するまでリードのリトライを行い正常なリード
が行われた場合にメモリ制御部に当該セクタに関するリ
トライ回数累計値の加算を指示しその加算によって不揮
発性メモリ内の代替制御情報中の当該セクタに関するリ
トライ回数累計値が規定値に達した際に当該セクタに関
するセクタ交替処理およびリカバリ処理をセクタチェン
ジ制御部に指示して当該セクタに関するリトライ回数累
計値のクリアをメモリ制御部に指示する。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0010】図1は、本発明のセクタ交替処理方式の一
実施例の構成を示すブロック図である。本実施例のセク
タ交替処理方式は、磁気ディスク制御装置1と、磁気デ
ィスク装置2とを含んで構成されている。
【0011】磁気ディスク制御装置1は、ホストコンピ
ュータとの間のインタフェースをとるインタフェース部
10と、ホストコンピュータからの指令等に基づき磁気
ディスク装置2の各種動作を制御するディスク制御部1
1と、磁気ディスク装置2に対するリードまたはライト
の動作時のエラーをディスク制御部11を介して検出す
るエラー検出部12と、磁気ディスク装置2に対するリ
ード等のリトライを制御するリトライ制御部13と、代
替制御情報(磁気ディスク装置2上の各セクタに関する
リトライ回数累計値を有する情報)を不揮発的に記憶す
る不揮発性メモリ14と、不揮発性メモリ14に対する
リードまたはライトの動作を制御するメモリ制御部15
と、磁気ディスク装置2上の不良セクタに関するセクタ
交替処理およびリカバリ処理の実行を制御するセクタチ
ェンジ制御部16とを含んで構成されている。
【0012】次に、このように構成された本実施例のセ
クタ交替処理方式の動作について説明する。
【0013】今、インタフェース部10を介したホスト
コンピュータからの指令に基づくディスク制御部11の
制御により磁気ディスク装置2上のあるセクタのリード
が行われた際に、回復可能なエラーが発生したものとす
る。
【0014】このときに、エラー検出部12は、ディス
ク制御部11を介してそのエラーを検出し、そのエラー
の検出に基づいてリトライ制御部13を起動する。
【0015】リトライ制御部13は、ディスク制御部1
1に対して当該セクタ(上述の回復可能なエラーが発生
したセクタ)に対するリードのリトライを指示し、ディ
スク制御部11にそのリトライを行わせる。
【0016】そのリトライが終了すると、リトライ制御
部13は、自己の内部に保持するリトライカウンタに1
を加算すると共に、リトライの終了結果の内容により、
それぞれ次のような処理を行う。すなわち、終了結果が
「回復可能なエラーの発生」である場合には上述の方法
で再び当該セクタのリードのリトライを実行させるよう
に制御し、終了結果が「リードの正常な終了」である場
合にはメモリ制御部15を起動する。
【0017】終了結果が「リードの正常な終了」である
場合にリトライ制御部13により起動されたメモリ制御
部15は、不揮発性メモリ14内の代替制御情報をリー
ドし、その代替制御情報中の当該セクタ(リトライが行
われたセクタ)に関するリトライ回数累計値を読み出
し、読み出したリトライ回数累計値をリトライ制御部1
3に渡す。
【0018】リトライ制御部13は、メモリ制御部15
から渡されたリトライ回数累計値と上述のリトライカウ
ンタの値とを合算し、その合算値があらかじめ設定され
ている規定値(適切な頻度でセクタ交替処理およびリカ
バリ処理を行うための規定値)に達しているか否かをチ
ェックする。
【0019】合算値が規定値に達していない場合には、
リトライ制御部13は、メモリ制御部15を起動し、合
算値を当該セクタに関する新たなリトライ回数累計値と
して不揮発性メモリ14内の代替制御情報に格納する。
【0020】合算した値が規定値に達している場合に
は、リトライ制御部13は、セクタチェンジ制御部16
およびメモリ制御部15を共に起動する。
【0021】リトライ制御部13により起動されたセク
タチェンジ制御部16は、ディスク制御部11に対する
制御を行い、当該セクタに関するセクタ交替処理とリカ
バリ処理とをディスク制御部11に実行させる。
【0022】また、リトライ制御部13により起動され
たメモリ制御部15は、不揮発性メモリ14内の代替制
御情報中の当該セクタに関するリトライ回数累計値をク
リアする(0にする)。
【0023】一方、リトライ制御部13の制御によって
リードのリトライが実行されている際にリトライカウン
タの値が規定値に達した場合には、リトライ制御部13
は代替制御情報を参照することなくセクタチェンジ制御
部16を起動する(起動されたセクタチェンジ制御部1
6は当該セクタに関するセクタ交替処理およびリカバリ
処理の実行を制御する)。同時に、リトライ制御部13
は、メモリ制御部15を起動して、不揮発性メモリ14
内の代替制御情報中の当該セクタに関するリトライ回数
累計値をメモリ制御部15にクリアさせる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、あるセク
タについての回復可能なエラーのリトライ回数が規定値
に達した場合に、エラーが発生したセクタに関するセク
タ交替処理およびリカバリ処理を人手の介入なしに(自
動的に)実行することにより、本発明のセクタ交替処理
方式が適用されるコンピュータシステムの運用者にとっ
てセクタ交替処理を意識する必要がなくなり、エラーの
発生に関して適切な頻度でセクタ交替処理およびリカバ
リ処理を実行することができる(人手による判断に基づ
いて無駄なセクタ交替処理が行われることや回復不可能
なエラーが発生するまでセクタ交替処理が行われないと
いうことを回避できる)という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気ディスク制御装置 2 磁気ディスク装置 10 インタフェース部 11 ディスク制御部 12 エラー検出部 13 リトライ制御部 14 不揮発性メモリ 15 メモリ制御部 16 セクタチェンジ制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスク上の不良セクタに関するセ
    クタ交替処理およびリカバリ処理を行うセクタ交替処理
    方式において、 各セクタに関するリトライ回数累計値を有する代替制御
    情報を記憶する不揮発性メモリと、 不良セクタに関するセクタ交替処理およびリカバリ処理
    の実行を制御するセクタチェンジ制御部と、 セクタのリード時に回復可能なエラーが発生した際にリ
    トライにより正常なリードが行われた場合に正常なリー
    ドが行われるまでに要したリトライ回数を前記不揮発性
    メモリ内の代替制御情報中の当該セクタに関するリトラ
    イ回数累計値に加算し、あるセクタに関するセクタ交替
    処理およびリカバリ処理が前記セクタチェンジ制御部の
    制御により実行された場合に前記不揮発性メモリ内の代
    替制御情報中の当該セクタに関するリトライ回数累計値
    をクリアするメモリ制御部と、 セクタのリード時に回復可能なエラーが発生した際にリ
    トライ回数が規定値に達するまでリードのリトライを行
    い、正常なリードが行われた場合に前記メモリ制御部に
    当該セクタに関するリトライ回数累計値の加算を指示
    し、その加算によって前記不揮発性メモリ内の代替制御
    情報中の当該セクタに関するリトライ回数累計値が規定
    値に達した際に当該セクタに関するセクタ交替処理およ
    びリカバリ処理を前記セクタチェンジ制御部に指示して
    当該セクタに関するリトライ回数累計値のクリアを前記
    メモリ制御部に指示するリトライ制御部とを有すること
    を特徴とするセクタ交替処理方式。
JP3326340A 1991-11-14 1991-11-14 セクタ交替処理方式 Pending JPH05134819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3326340A JPH05134819A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 セクタ交替処理方式

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JP3326340A JPH05134819A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 セクタ交替処理方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05134819A true JPH05134819A (ja) 1993-06-01

Family

ID=18186691

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3326340A Pending JPH05134819A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 セクタ交替処理方式

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JP (1) JPH05134819A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010287285A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Nec Corp ディスク装置、ホストコントローラ、ディスクシステム、代替処理方法及びプログラム
JP2012094215A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Nec Corp ディスク装置及びその代替処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010287285A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Nec Corp ディスク装置、ホストコントローラ、ディスクシステム、代替処理方法及びプログラム
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