JP2012094215A - ディスク装置及びその代替処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】読み出しエラー発生時におけるホストコントローラの処理性能の低下を回避する。
【解決手段】ディスクの読み出しエラーの発生により、代替処理実行命令がホストコントローラ20から発行されると、ディスク装置10は、命令により指定されたエラーセクタについてのデータがキャッシュメモリ11Cに保持されているか否かを確認し、当該データがキャッシュメモリ11Cに保持されている場合、当該データのキャッシュメモリ11Cからの読み出しを実行して、読み出したデータを用いて代替セクタへの書き戻しを行う。また、ディスク装置10は、命令により指定されたエラーセクタについてのデータがキャッシュメモリ11Cに保持されていない場合、エラーセクタからのデータ読み出しを実行する。そのデータ読み出しが成功した場合には、ディスク装置10は、読み出したデータを用いて代替セクタへの書き戻しを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、上位装置から発行されるコマンドに従ってデータの読み書きを行うディスク装置及びその代替処理方法に関する。
上位装置としてのホストコントローラから発行されるリード要求に対し、ハードディスク装置(以下、適宜「HDD」と呼ぶ)は、そのリード要求に対応するセクタからデータを読み取って、ホストコントローラに出力する。データの読み取りの際に、読み出しエラーが発生すると、HDDは、読み出しリトライ処理や代替処理を行うのが一般的となっている(例えば、特許文献1参照)。ここで、代替処理とは、HDDが、読み取りエラーが発生したセクタ(エラーセクタ)を、自身の持つ予備セクタに再割り当てする処理である。
特開2000−215621号公報
また、HDDの中には、読み出しエラーが発生すると、ホストコントローラにエラー情報を出力するものが考えられる。この場合、ホストコントローラは、HDDに対して、代替処理の実行要求コマンドを発行する。HDDは、このコマンドを受けて、エラーセクタのセクタ番号を予備セクタに割り振り、予備セクタにバックアップデータを書き戻す。この際、ホストコントローラは、内部メモリから読み出したり、冗長構成のディスク装置から再構成する等してバックアップデータを取得し、書き込みコマンドとともにHDDに送信する。HDDは、ホストコントローラから送信されたバックアップデータを、予備セクタに書き込む。
しかしながら、ホストコントローラから送信されるバックアップデータを用いてデータを復旧するタイプのシステムでは、そのバックアップデータの書き込み処理等によって、本来、ホストコントローラが実行すべき処理の実行が妨げられる。この結果、ホストコントローラの処理性能が一時的に低下し、ホストコントローラを含むシステム全体の性能が低下するおそれがある。
ホストコントローラがバックアップデータの書き込み処理等を行う必要があるシステム構成では、上記特許文献1などに開示されたようなHDDが単独でリトライ処理や代替処理を行うシステムとは異なり、ホストコントローラの処理低下を回避するのは極めて困難である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ディスク装置の読み出しエラー発生時におけるホストコントローラの処理性能の低下を回避することができるディスク装置及びその代替処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のディスク装置は、ホストコントローラから送信されたデータを記憶する記憶部と、前記データを前記記憶部から読み出すディスクコントローラとを備え、前記ディスクコントローラは、前記ホストコントローラからの代替処理命令に応答して、前記読み出しエラーが発生した前記記憶部のエラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されているか否かを確認し、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、当該データの前記キャッシュメモリからの読み出しを実行する一方、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されていない場合、前記読み出しエラーが発生したエラーデータ領域からのデータ読み出しを実行し、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、又は前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが成功した場合、予備データ領域を当該エラー領域の代替領域として設定するとともに、読み出したデータを当該代替領域に書き込み、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが失敗した場合、予備データ領域を当該エラーデータ領域の代替領域として設定し、前記読み出したデータを前記代替領域に書き込んだ後、又は前記予備データ領域を前記エラーデータ領域の代替領域として設定した後に、前記データの読み出しの成否に関する情報が付加された命令実行完了通知を、前記ホストコントローラに送信することを特徴とする。
また、本発明のディスク装置の代替処理方法は、ディスクコントローラが、ホストコントローラからの代替処理命令に応答して、前記読み出しエラーが発生した記憶部のエラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されているか否かを確認し、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、当該データの前記キャッシュメモリからの読み出しを実行する一方、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されていない場合、前記読み出しエラーが発生したエラーデータ領域からのデータ読み出しを実行するステップと、前記ディスクコントローラが、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、又は前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが成功した場合、予備データ領域を当該エラー領域の代替領域として設定するとともに、読み出したデータを当該代替領域に書き込むステップと、前記ディスクコントローラが、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが失敗した場合、予備データ領域を当該エラーデータ領域の代替領域として設定するステップと、前記ディスクコントローラが、前記読み出したデータを前記代替領域に書き込んだ後、又は前記予備データ領域を前記エラーデータ領域の代替領域として設定した後に、前記データ読み出しの成否に関する情報が付加された命令実行完了通知を前記ホストコントローラに送信する送信ステップとを含む。
従って、エラーデータ領域からのデータ読み出しを行う際にかかる回転待ち時間やデータ転送のロスを解消することができる。また、エラーデータ領域からのデータ読み出しを何度も実行する再読み出し動作により、ホストコントローラからの応答に遅延が発生するのを有効に防止することができる。
本発明によれば、ディスク装置の読み出しエラー発生時におけるホストコントローラの処理性能の低下を回避することができる。
本発明の実施形態に係るディスク装置とホストコントローラとの構成を示すブロック図である。 ディスク装置とホストコントローラとの代替処理における処理動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るディスクシステム1は、ディスク装置10と、ホストコントローラ20と、を備える。ディスク装置10は、ホストコントローラ20に接続されている。
ディスク装置10は、ディスクコントローラ11とディスク部12(記憶部)を備える。ディスクコントローラ11は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)11A、内部メモリ11B、キャッシュメモリ11C等を備える。MPU11Aは、ディスク装置10全体を制御し、ホストコントローラ20から受信した各種要求を解釈して、各構成要素に指示を送信する。内部メモリ11Bは、ディスク装置10内部で使用する各種プログラムや、各種テーブル、所定のデータ等を保持する。キャッシュメモリ11Cは、ホストコントローラ20から受信したデータ及びホストコントローラ20に送信するデータを一時的に保持する。
ディスクコントローラ11は、ホストコントローラ20からの命令に応答してディスク部12に対するデータの書き込み/読み出し等の処理を行う。具体的に、ディスクコントローラ11は、ホストコントローラ20から書き込み命令及び書き込み対象のデータを受信すると、書き込み対象のデータをキャッシュメモリ11Cに一時的に保持する。そして、ディスクコントローラ11は、所定のタイミングで、書き込み命令に従って書き込み対象のデータをディスク部12の対応するセクタに書き込む。また、ディスクコントローラ11は、ホストコントローラ20から読み出し命令を受信すると、読み出し命令に従って読み出し対象のデータをディスク部12の対応するセクタから読み出してキャッシュメモリ11Cに一時的に保持する。そして、ディスクコントローラ11は、所定のタイミングで、読み出し対象のデータをホストコントローラ20に送信する。
さらに、ディスクコントローラ11は、ディスク部12の読み出しエラー発生時にホストコントローラ20により発行される代替処理命令を受信した場合、ディスク部12の予備セクタを代替セクタに再割り当てする代替処理を実行する。この代替処理において、ディスクコントローラ11は、命令により指定されたエラーセクタについてデータがキャッシュメモリ11Cに保持されているか否かを確認し、当該データがキャッシュメモリ11Cに保持されている場合、当該データのキャッシュメモリ11Cからの読み出しを実行して、予備セクタをエラーセクタの代替エリアとして設定するとともに、そのデータを代替セクタに書き込む。
さらに、ディスクコントローラ11は、当該データがキャッシュメモリ11Cに保持されていない場合、命令により指定されたエラーセクタについてデータの読み出しを実行し、データの読み出しが成功した場合には、予備セクタをエラーセクタの代替エリアとして設定するとともに、そのデータを代替セクタに書き込む。また、データの読み出しが失敗した場合には、ディスクコントローラ11は、予備セクタをエラーセクタの代替エリアとして設定する。そして、ディスクコントローラ11は、データ読み出しの成否に対応するステータス(読み出し成功の場合「正常」、読み出し失敗の場合「異常」)が付与された命令実行完了通知を、ホストコントローラ20に送信する。
ディスク部12は、HDD(Hard Disk Drive)等、データを記憶する記憶媒体を備える。
ホストコントローラ20は、例えば、MPU、メモリ等(いずれも不図示)を備える。ホストコントローラ20は、ディスク装置10のディスクコントローラ11に対して、ディスク部12におけるデータの読み出し/書き込みに関する各種命令を発行することにより、ディスク装置10を制御する。
さらに、ホストコントローラ20は、データの読み出しエラーが発生した場合、エラーセクタについて代替セクタを割り当てるための代替処理の命令をディスクコントローラ11に発行する。代替処理命令に対する命令実行完了通知をディスクコントローラ11から受け取ると、ホストコントローラ20は、これに付与されているステータスを参照する。
参照したステータスが異常ステータスである場合、ホストコントローラ20は、ディスクの代替エリアに書き込むためのバックアップデータを所定の記憶媒体から取得し、書き込み命令とともにディスクコントローラ11に供給する。所定の記憶媒体は、例えば、ホストコントローラ20の内部メモリであってもよいし、冗長構成のハードディスクであってもよい。冗長構成のハードディスクであった場合、ホストコントローラ20は、そのハードディスクに記憶されているデータを読み出して再構成する。なお、命令実行完了通知に付与されているステータスが正常ステータスである場合は、書き込み命令の発行は不要であるため、ホストコントローラ20は、そのまま処理を終了する。
次に、本実施形態に係るディスク装置10とホストコントローラ20の代替処理における処理動作について図2のフローチャートを参照して説明する。
まず、ディスク装置10からデータの読み出しエラーを通知されると、ホストコントローラ20は、代替処理の命令をディスク装置10のディスクコントローラ11に送信する(ステップS1)。この命令には、エラーセクタを指定する情報(エラーセクタのセクタ番号等)が付与されている。
ディスクコントローラ11は、代替処理の命令を受信すると(ステップS2)、キャッシュメモリ11C内のデータを確認する(ステップS3)。命令により指定されたエラーセクタのデータがキャッシュメモリ11C内に保持されている場合(ステップS4:YES)、ディスクコントローラ11は、当該データのキャッシュメモリ11Cからの読み出しを実行する(ステップS5)。命令により指定されたエラーセクタのデータがキャッシュメモリ11C内に保持されていない場合(ステップS4:NO)、ディスクコントローラ11は、命令により指定されたエラーセクタからのデータ読み出しを実行する(ステップS6)。
エラーセクタからのデータ読み出しが成功した場合(ステップS7:YES)、ディスクコントローラ11は、読み出しデータを内部メモリ11Bに一旦格納する(ステップS8)。
続いて、ディスクコントローラ11は、予備セクタのセクタ番号をエラーセクタに対応づけて所定のテーブルに設定登録する等して、エラーセクタのセクタ番号を予備セクタに割り当てる(ステップS9)。続いて、ディスクコントローラ11は、内部メモリ11Bに格納したデータをその代替セクタに書き込む(ステップS10)。さらに、ディスクコントローラ11は、正常ステータスが付与された命令実行完了通知をホストコントローラ20に送信する(ステップS11)。
また、エラーセクタからのデータ読み出しが失敗した場合(ステップS7:NO)、ディスクコントローラ11は、内部メモリに記憶しているリトライ回数(初期値”0”)に1だけ加算し、リトライ回数が所定値に達したかを判定する(ステップS12)。リトライ回数が所定値に達していない場合(ステップS9:NO)、ディスクコントローラ11は、ステップS3に戻り、エラーセクタからのデータ読み出しを実行する。また、リトライ回数が所定値に達した場合(ステップS12:YES)、ディスクコントローラ11は、エラーセクタのセクタ番号を予備セクタに割り当てる(ステップS13)。そして、ディスクコントローラ11は、異常ステータスが付与された命令実行完了通知をホストコントローラ20に送信する(ステップS14)。
一方、ホストコントローラ20は、ディスクコントローラ11からの命令実行完了通知を受信すると(ステップS15)、その通知に付与されたステータスが正常ステータスか否かを判別する(ステップS16)。通知に付与されたステータスが正常ステータスである場合(ステップS16:YES)、ホストコントローラ20は、そのまま処理を終了する。また、通知に付与されたステータスが異常ステータスである場合には(ステップS16:NO)、ホストコントローラ20は、バックアップデータを読み出し又は生成して取得する(ステップS17)。そして、ホストコントローラ20は、取得したバックアップデータを、書き込み命令とともにディスクコントローラ11に送信する(ステップS18)。この命令には、書き込み先セクタを指定する情報(セクタ番号等)が付与されている。
ディスクコントローラ11は、ホストコントローラ20からの書き込み命令を受信すると(ステップS19)、バックアップデータを、指定されたセクタに書き込む(ステップS20)。そして、データの書き込みが完了すると、命令実行完了通知を送信する(ステップS21)。
ホストコントローラ20は、命令実行完了通知を受信すると(ステップS22)、処理を終了する。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、ディスクの読み出しエラーの発生により、代替処理実行命令がホストコントローラ20から発行されると、ディスク装置10は、命令により指定されたエラーセクタについてのデータがキャッシュメモリ11Cに保持されているか否かを確認し、当該データがキャッシュメモリ11Cに保持されている場合、当該データのキャッシュメモリ11Cからの読み出しを実行して、読み出したデータを用いて代替セクタへの書き戻しを行う。
これにより、ディスク装置10は、ディスク部12が媒体上のデータ読み出しを行う際にかかる回転待ち時間やデータ転送のロスを解消することができ、かくして、システム全体の処理速度の低下を回避することができる。また、ディスク装置10は、エラーセクタからのデータ読み出しを何度も実行する再読み出し動作により、ホストコントローラ20からの応答に遅延が発生するのを有効に防止することができる。
また、ディスク装置10は、命令により指定されたエラーセクタについてのデータがキャッシュメモリ11Cに保持されていない場合、エラーセクタからのデータ読み出しを実行する。そのデータ読み出しが成功した場合には、ディスク装置10は、読み出したデータを用いて代替セクタへの書き戻しを行う。ホストコントローラ20は、命令実行完了通知に付与されたステータスを参照して、異常ステータスの場合にのみ、バックアップデータを書き込み命令とともにディスク装置10に供給すればよい。
さらに、ディスク装置10は、バックアップデータの取得に要する時間や書き込み命令発行によるコマンドオーバヘッドの増加による、ホストコントローラ20の一時的な処理性能の低下を、回避することができる。さらに、ディスク装置10にしてみれば、エラーセクタからのデータ読み出しが成功すれば、外部から入力されたバックアップデータを用いてデータ復旧を行う必要がなくなるので、データ復旧までの時間を短縮することができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限られず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、図2のフローチャートのステップS4において、データの読み出しが失敗した場合に、リトライ回数を判定せずにそのままエラーセクタのセクタ番号を予備セクタに割り当てる処理(ステップS10)に移行してもよい。
ディスクコントローラ11及びホストコントローラ20によって実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical disc)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布され、インストールされるようになっていてもよい。また、インターネット等を介して、プログラムをダウンロードし、インストールされるようになっていてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)ホストコントローラから送信されたデータを記憶する記憶部と、前記データを前記記憶部から読み出すディスクコントローラとを備え、前記ディスクコントローラは、前記ホストコントローラからの代替処理命令に応答して、前記読み出しエラーが発生した前記記憶部のエラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されているか否かを確認し、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、当該データの前記キャッシュメモリからの読み出しを実行する一方、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されていない場合、前記読み出しエラーが発生したエラーデータ領域からのデータ読み出しを実行し、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、又は前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが成功した場合、予備データ領域を当該エラー領域の代替領域として設定するとともに、読み出したデータを当該代替領域に書き込み、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが失敗した場合、予備データ領域を当該エラーデータ領域の代替領域として設定し、前記読み出したデータを前記代替領域に書き込んだ後、又は前記予備データ領域を前記エラーデータ領域の代替領域として設定した後に、前記データの読み出しの成否に関する情報が付加された命令実行完了通知を、前記ホストコントローラに送信することを特徴とするディスク装置である。
(付記2)前記ディスクコントローラは、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが成功するか、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しの失敗回数が所定回数に達するまで、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しを繰り返すことを特徴とする付記1に記載のディスク装置である。
(付記3)前記ディスクコントローラは、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが失敗した後に、前記ホストコントローラから送信されたバックアップデータを、前記予備データ領域に書き込むことを特徴とする付記1又は2に記載のディスク装置である。
(付記4)ディスクコントローラが、ホストコントローラからの代替処理命令に応答して、前記読み出しエラーが発生した記憶部のエラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されているか否かを確認し、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、当該データの前記キャッシュメモリからの読み出しを実行する一方、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されていない場合、前記読み出しエラーが発生したエラーデータ領域からのデータ読み出しを実行するステップと、前記ディスクコントローラが、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、又は前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが成功した場合、予備データ領域を当該エラー領域の代替領域として設定するとともに、読み出したデータを当該代替領域に書き込むステップと、前記ディスクコントローラが、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが失敗した場合、予備データ領域を当該エラーデータ領域の代替領域として設定するステップと、前記ディスクコントローラが、前記読み出したデータを前記代替領域に書き込んだ後、又は前記予備データ領域を前記エラーデータ領域の代替領域として設定した後に、前記データ読み出しの成否に関する情報が付加された命令実行完了通知を前記ホストコントローラに送信する送信ステップとを含むディスク装置の代替処理方法である。
1……ディスクシステム、10……ディスク装置、11……ディスクコントローラ、11A……MPU、11B……内部メモリ、11C……キャッシュメモリ、12……ディスク部、20……ホストコントローラ

Claims (4)

  1. ホストコントローラから送信されたデータを記憶する記憶部と、
    前記データを前記記憶部から読み出すディスクコントローラと
    を備え、
    前記ディスクコントローラは、
    前記ホストコントローラからの代替処理命令に応答して、前記読み出しエラーが発生した前記記憶部のエラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されているか否かを確認し、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、当該データの前記キャッシュメモリからの読み出しを実行する一方、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されていない場合、前記読み出しエラーが発生したエラーデータ領域からのデータ読み出しを実行し、
    前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、又は前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが成功した場合、予備データ領域を当該エラー領域の代替領域として設定するとともに、読み出したデータを当該代替領域に書き込み、
    前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが失敗した場合、予備データ領域を当該エラーデータ領域の代替領域として設定し、
    前記読み出したデータを前記代替領域に書き込んだ後、又は前記予備データ領域を前記エラーデータ領域の代替領域として設定した後に、前記データの読み出しの成否に関する情報が付加された命令実行完了通知を、前記ホストコントローラに送信する
    ことを特徴とするディスク装置。
  2. 前記ディスクコントローラは、
    前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが成功するか、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しの失敗回数が所定回数に達するまで、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しを繰り返す
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記ディスクコントローラは、
    前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが失敗した後に、前記ホストコントローラから送信されたバックアップデータを、前記予備データ領域に書き込む
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク装置。
  4. ディスク装置の代替処理方法であって、
    ディスクコントローラが、ホストコントローラからの代替処理命令に応答して、前記読み出しエラーが発生した記憶部のエラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されているか否かを確認し、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、当該データの前記キャッシュメモリからの読み出しを実行する一方、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されていない場合、前記読み出しエラーが発生したエラーデータ領域からのデータ読み出しを実行するステップと、
    前記ディスクコントローラが、前記エラーデータ領域のデータがキャッシュメモリに保持されている場合、又は前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが成功した場合、予備データ領域を当該エラー領域の代替領域として設定するとともに、読み出したデータを当該代替領域に書き込むステップと、
    前記ディスクコントローラが、前記エラーデータ領域からのデータ読み出しが失敗した場合、予備データ領域を当該エラーデータ領域の代替領域として設定するステップと、
    前記ディスクコントローラが、前記読み出したデータを前記代替領域に書き込んだ後、又は前記予備データ領域を前記エラーデータ領域の代替領域として設定した後に、前記データ読み出しの成否に関する情報が付加された命令実行完了通知を前記ホストコントローラに送信する送信ステップと、
    を含むディスク装置の代替処理方法。
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