JPH1040022A - 磁気ディスク制御装置 - Google Patents

磁気ディスク制御装置

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JPH1040022A
JPH1040022A JP8198139A JP19813996A JPH1040022A JP H1040022 A JPH1040022 A JP H1040022A JP 8198139 A JP8198139 A JP 8198139A JP 19813996 A JP19813996 A JP 19813996A JP H1040022 A JPH1040022 A JP H1040022A
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JP
Japan
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magnetic disk
recovery
data
error
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JP8198139A
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English (en)
Inventor
Michifumi Suzuki
陸文 鈴木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH1040022A publication Critical patent/JPH1040022A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アレイディスク装置において、データの復元
を行う際、他の正常なディスクのリードエラーにより復
元不能となったデータがあっても復元処理を継続し、復
元処理完了時、復元不能となったデータの位置リストを
報告することによってホスト側で適切なデータ復元処理
を行うことができるようにする。 【解決手段】 データの復元動作において、正常なディ
スクからのデータ読み出しの際、リードエラーによりデ
ータを正常に読み出せなかった場合、エラー位置を復旧
失敗位置リストとして登録しておき、次のデータ位置か
ら復旧動作を継続する。この際、復元先のデータを再読
み出しできないないように破壊しておく。媒体全面のデ
ータ復元処理が完了した時点で、復旧失敗位置リストが
空でなければ、ホスト装置に復旧失敗位置リストを報告
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク制御
装置に関し、特に、データの復元機能を有するアレイデ
ィスク制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アレイ磁気ディスク装置として、
例えば、特開平3−240123号公報に記載されたデ
ィスク装置が知られている。そして、このアレイ磁気デ
ィスク装置は、ディスク制御装置を備えており、ディス
ク制御装置には、障害によって切り離された磁気ディス
ク装置が復旧された際、他の磁気ディスク装置からデー
タを復元するデータ復元部が備えられている。
【0003】図3を参照して、従来のアレイ磁気ディス
ク装置では、復旧元のデータ読み取りの際(ステップS
T1)、リードエラーが発生すると、つまり、データの
復元ができないと、復旧先の磁気ディスク装置に復旧不
成功情報を書き込み(ステップST2)、復旧動作を継
続する制御を行っている。一方、リードエラーが発生し
なければ、データの復元が行われる(データ復元復旧:
ステップST3)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のアレ
イ磁気ディスク装置では、復元不能を予め知ることがで
きない。つまり、従来のアレイ磁気ディスク装置では、
磁気ディスク装置に障害が発生した際、磁気ディスクを
交換して当該磁気ディスク装置をアレイに再組み込みし
て実際にデータのリード行ってみないと、復旧元データ
にリードエラーが発生した際、復元不能データの存在及
び復元不能データの位置を知ることができない。
【0005】このように、従来のアレイ磁気ディスク装
置では、実際に復元制御(つまり、データのリード)を
行ってみないと、データの復元ができるか否かがわから
ないという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、復旧元ディスクのリード
エラーの有無にかかわらず復旧動作を完了させることが
できる磁気ディスク制御装置を提供することにある。つ
まり、本発明の目的は、復旧元ディスクのデータ読み取
りの際のリードエラーにより復元不能となったデータの
有無及び復元不能データの媒体上の位置情報を復旧動作
完了時にホスト装置に報告する機能を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気ディス
ク制御装置は、復旧元のリードエラーを検出するリード
エラー検出部と、リードエラー検出部によって検出され
たエラー位置情報を復旧失敗位置リストとして記憶する
復旧失敗位置リスト登録部と、この復旧失敗位置(エラ
ー位置情報)に対応する復旧先のデータを読み出しの際
異常検出できるように破壊するためのデータ破壊部と、
媒体全面のデータ復旧が完了した時点でリードエラーの
有無と復旧失敗位置リストとをホスト装置に報告する手
段とを備えている。
【0008】本発明では、リードエラーがあると、その
位置のデータを読み出し不能にしておく。このため、リ
ードエラーにより復元できなかった位置のデータを読み
出した場合でも、ホスト装置に不正なデータを送ること
が防止できる。
【0009】復旧動作完了の際、復旧失敗位置のリスト
をホスト装置に報告する。この情報を用いて、ホスト装
置側で適切なデータ復元処理(リアサイン処理、バック
アップデータの書き戻し等)を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0011】図1を参照して、図示のように、磁気ディ
スク制御装置2がホスト装置1とアレイディスク装置3
との間に配置されており、磁気ディスク制御装置2は内
部メモリに格納されたマイクロプログラムにより動作す
る。また、アレイディスク装置3は複数の磁気ディスク
装置22を備えている。つまり、アレイディスク装置3
は、複数のアレイ制御部21及び複数の磁気ディスク装
置22を備えており、一つのアレイ制御部21には複数
の磁気ディスク装置22が接続されている。
【0012】磁気ディスク制御装置2は、制御プロセッ
サ10、復旧処理部11、データ破壊部12、リードエ
ラー検出部13、復旧失敗位置リスト登録部14、復旧
失敗位置リスト報告部15、ディスク・インターフェー
ス制御部16を備えており、これら各部は後述するよう
に機能する。
【0013】復旧処理部11では、ホスト装置1からの
復旧指示に応じて復旧指示で指定された磁気ディスク装
置22のうち縮退していないディスクからデータを読み
取り、アレイ制御部21により復元されたデータを縮退
ディスクに書き戻す処理を行う。
【0014】データ破壊部12は、縮退しているディス
クにおいて指定された媒体位置のデータを読み出しの際
に異常となるように破壊して再書き込みを行う。
【0015】リードエラー検出部13は、復旧処理にお
いて、復旧元ディスクからのデータ読み出しの際のリー
ドエラーを監視し、エラーがあると、そのブロックアド
レス情報を取り込む。
【0016】復旧失敗位置リスト登録部14は、リード
エラー検出部13により与えられたブロックアドレス情
報を復旧失敗位置リストに追加登録する。
【0017】復旧失敗位置リスト報告部15は、復旧動
作完了の際、リードエラーの有無を調べ、エラーがあれ
ば復旧失敗位置リストをホスト装置1に報告する。
【0018】ここで、図1及び図2を参照して、磁気デ
ィスク制御装置2において、ホスト装置1からアレイデ
ィスク装置3の復旧指示を受け取ると、復旧処理部11
が復旧動作を開始する。
【0019】復旧開始の際、復旧処理部11は、復旧失
敗位置リストを初期化し(ステップ100)、復旧開始
位置を媒体の先頭アドレスに初期化する(ステップ10
1)。その後、復旧処理部11は、アレイディスク装置
3を構成している磁気ディスク装置群のうち縮退してい
ない磁気ディスク装置(復旧元ディスク)から復旧開始
位置のデータを読み出す(ステップ102)。
【0020】データ読み取りの際、リードエラー検出部
13でリードエラーが検出されなければ(ステップ10
3)、復旧処理部11はアレイ制御部21を制御してア
レイ制御部21によってデータの復元を行い(ステップ
104)、縮退しているディスク(復旧先)にデータを
書き戻す(ステップ105)。
【0021】一方、復旧元ディスクからのデータ読み取
りの際、リードエラー検出部12によってエラーが検出
され、データを正常に読み出せなかった場合には(ステ
ップ103)、データ破壊部13によって縮退している
ディスク(復旧先)のエラー位置に対応したデータを再
読み出しできないように破壊した後書き戻しを行う(ス
テップ106)。さらに、復旧失敗位置リスト登録部に
よってリードエラーのアドレス位置が復旧失敗位置リス
トに追加登録される(ステップ107)。
【0022】復旧先ディスクに対する書き込みが終了す
ると、復旧処理部11では復旧開始位置を次のデータブ
ロック位置にインクリメントする(ステップ108)。
ここで、媒体全面のデータ復元が完了していなければ
(ステップ109)、ステップ102に戻り、復旧動作
を継続する。
【0023】媒体全面のデータ復元が完了した時点で、
復旧失敗位置リストに1つもエラー位置情報が登録され
ていなければ(ステップ110)、縮退しているディス
クをアレイディスク装置に再組み込みするために、この
アレイディスク装置の構成情報を冗長状態に更新し(ス
テップ112)、復旧処理が正常に完了したことをホス
ト装置1に報告する。
【0024】データ復元完了の際、復旧失敗位置リスト
に一つ以上のエラー位置情報が登録されていると(ステ
ップ110)、復旧処理において、リードエラーによっ
て復元できなかったデータの存在とその媒体上のブロッ
クアドレス位置とを復旧失敗位置リストとしてホスト位
置1に報告した上で(ステップ111)、アレイディス
ク装置の構成情報を冗長状態に更新する(ステップ11
2)。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、リー
ドエラーが検出されても、エラー位置を記憶してエラー
位置以降のデータ復元動作を継続するように制御を行っ
ているから、復旧元ディスクのリードエラーの有無にか
かわらず復旧動作を完了させることができるという効果
がある。
【0026】さらに、本発明では、復旧処理完了の際、
復元不能となったデータの有無とそのブロック位置情報
リストとをホスト装置に報告するようにしたから、復元
不能なデータについて、直ちに適切な処置をとることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気ディスク制御装置の一例を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す磁気ディスク制御装置の動作を説明
するための流れ図である。
【図3】従来のアレイ磁気ディスク装置の動作を説明す
るための流れ図である。
【符号の説明】
1 ホスト装置 2 磁気ディスク制御装置 3 アレイディスク装置 10 制御プロセッサ 11 復旧処理部 12 データ破壊部 13 リードエラー検出部 14 復旧失敗位置リスト登録部 15 復旧失敗位置リスト報告部 16 ディスク・インターフェース制御部 21 アレイ制御部 22 磁気ディスク装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁気ディスク装置を備え少なくと
    も一つの冗長度を有するアレイディスク装置に用いら
    れ、前記アレイディスク装置を構成する前記磁気ディス
    ク装置に異常があった際前記冗長度の範囲内で異常磁気
    ディスク装置を前記アレイディスク装置から切り離して
    縮退磁気ディスク装置とした後リードライト動作を継続
    する磁気ディスク制御装置であって、前記縮退磁気ディ
    スク装置が正常となった後前記縮退磁気ディスク装置を
    復旧先として復旧元磁気ディスク装置からデータを復旧
    処理する際前記復旧元磁気ディスク装置のデータ読み取
    りにリードエラーが検出されると該リードエラーのエラ
    ー位置を登録して、該エラー位置を除いて前記データの
    復旧を継続する第1の手段を有することを特徴とする磁
    気ディスク制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された磁気ディスク制御
    装置において、前記第1の手段は、前記復旧元磁気ディ
    スク装置のデータ読み取りの際リードエラーを検出する
    リードエラー検出手段と、前記復旧処理の際前記復旧元
    磁気ディスク装置にリードエラーが発生すると該リード
    エラーの位置情報を復旧失敗位置リストとして記憶する
    復旧失敗位置リスト登録手段と、前記リードエラーの位
    置情報で示されるエラー位置を除いて前記データの復旧
    を継続する復旧手段とを有することを特徴とする磁気デ
    ィスク制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された磁気ディス
    ク制御装置において、前記リードエラーの有無と前記復
    旧失敗位置リストとをホスト装置に報告する報告手段を
    備えていることを特徴とする磁気ディスク制御装置。
JP8198139A 1996-07-26 1996-07-26 磁気ディスク制御装置 Pending JPH1040022A (ja)

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Effective date: 20000201