JPH10289065A - ディスクアレイ制御装置 - Google Patents
ディスクアレイ制御装置Info
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- JPH10289065A JPH10289065A JP9114354A JP11435497A JPH10289065A JP H10289065 A JPH10289065 A JP H10289065A JP 9114354 A JP9114354 A JP 9114354A JP 11435497 A JP11435497 A JP 11435497A JP H10289065 A JPH10289065 A JP H10289065A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスク装置の復旧可能なエラーによって縮
退運転を行なわず、かつ上位装置に対する入出力性能が
低下しないように制御するディスクアレイ制御装置を提
供する。 【解決手段】 複数のディスク装置1−1〜1−nのデ
ータの書き込み及び読み込み時のエラーを検出する故障
検出部35、上位装置40からのデータのうち故障検出
部でエラーが検出されたディスク装置に書き込むべきデ
ータを書込バッファ32に書き込み、それ以外のデータ
をディスク装置に書き込む書込制御部31、ディスク装
置からのデータの読み込み時に、故障検出部でエラーが
検出された場合、エラーとなったディスク装置以外から
読み込んだデータを上位装置に転送し、かつ読込バッフ
ァ34に書き込み、エラーがない場合、ディスク装置か
らのデータと書込バッファのデータを上位装置に転送す
る読込制御部33、データの書き込みと読み込み処理の
間に、書込バッファ及び読込バッファのデータをチェッ
クし、ディスク装置のエラー復旧処理を行なうコントロ
ーラ36を備える。
退運転を行なわず、かつ上位装置に対する入出力性能が
低下しないように制御するディスクアレイ制御装置を提
供する。 【解決手段】 複数のディスク装置1−1〜1−nのデ
ータの書き込み及び読み込み時のエラーを検出する故障
検出部35、上位装置40からのデータのうち故障検出
部でエラーが検出されたディスク装置に書き込むべきデ
ータを書込バッファ32に書き込み、それ以外のデータ
をディスク装置に書き込む書込制御部31、ディスク装
置からのデータの読み込み時に、故障検出部でエラーが
検出された場合、エラーとなったディスク装置以外から
読み込んだデータを上位装置に転送し、かつ読込バッフ
ァ34に書き込み、エラーがない場合、ディスク装置か
らのデータと書込バッファのデータを上位装置に転送す
る読込制御部33、データの書き込みと読み込み処理の
間に、書込バッファ及び読込バッファのデータをチェッ
クし、ディスク装置のエラー復旧処理を行なうコントロ
ーラ36を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクアレイ装
置に関し、特にディスク装置に発生した復旧可能なエラ
ーによって上位装置との入出力性能を低下させないよう
に制御するディスクアレイ制御装置に関する。
置に関し、特にディスク装置に発生した復旧可能なエラ
ーによって上位装置との入出力性能を低下させないよう
に制御するディスクアレイ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクアレイ装置としては、例
えば特開平4−67476号公報及び特開平4−358
362号公報に開示されるものがある。
えば特開平4−67476号公報及び特開平4−358
362号公報に開示されるものがある。
【0003】上記特開平4−67476号公報に記載さ
れる複数のディスク装置を制御するアレイディスク制御
装置は、複数のディスク装置のエラー発生回数をカウン
トして保持するエラーカウント手段と、各ディスク装置
毎のエラー発生頻度を第1、第2の規定値と比較して規
定値を超えたときに障碍と判定する第1の判定手段と、
ディスク装置のリードエラーが復旧不可能な場合リード
エラー発生位置を媒体欠陥として登録する欠陥登録手段
と、欠陥登録手段によって登録された媒体欠陥の数を第
3の規定値と比較し、規定値を超えた時に障害と判定す
る第2の判定手段と、障害と判定されたディスク装置を
切り離してそのデータを予備のディスク装置に復元する
切り離し手段を備えて構成され、エラー情報の履歴によ
り予防保守を行なうことにより信頼性を向上させるもの
である。
れる複数のディスク装置を制御するアレイディスク制御
装置は、複数のディスク装置のエラー発生回数をカウン
トして保持するエラーカウント手段と、各ディスク装置
毎のエラー発生頻度を第1、第2の規定値と比較して規
定値を超えたときに障碍と判定する第1の判定手段と、
ディスク装置のリードエラーが復旧不可能な場合リード
エラー発生位置を媒体欠陥として登録する欠陥登録手段
と、欠陥登録手段によって登録された媒体欠陥の数を第
3の規定値と比較し、規定値を超えた時に障害と判定す
る第2の判定手段と、障害と判定されたディスク装置を
切り離してそのデータを予備のディスク装置に復元する
切り離し手段を備えて構成され、エラー情報の履歴によ
り予防保守を行なうことにより信頼性を向上させるもの
である。
【0004】また、上記特開平4−358362号公報
に記載されるディスクアレイ交替処理方法では、余剰に
設けられたホットスタンバイディスク装置によりあらか
じめ保守されるディスク装置のデータを計算することに
より、保守時のデータ復元処理にかかる時間を短縮させ
て保守性を高める技術が提案されている。
に記載されるディスクアレイ交替処理方法では、余剰に
設けられたホットスタンバイディスク装置によりあらか
じめ保守されるディスク装置のデータを計算することに
より、保守時のデータ復元処理にかかる時間を短縮させ
て保守性を高める技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディス
クアレイ装置においては、ディスク装置にエラーが発生
した場合、当該エラーが復旧可能なエラーであっても、
エラーを起こしたディスク装置を切り離す縮退運転に移
行するため、上位装置との入出力性能が低下してしまう
という問題点があった。
クアレイ装置においては、ディスク装置にエラーが発生
した場合、当該エラーが復旧可能なエラーであっても、
エラーを起こしたディスク装置を切り離す縮退運転に移
行するため、上位装置との入出力性能が低下してしまう
という問題点があった。
【0006】また、ディスク装置に復旧可能なエラーが
発生した際に縮退運転を行なわない場合には、ディスク
装置の復旧処理を行ないながら上位位装置とディスク装
置との入出力処理を行なうため、入出力性能が著しく低
下してしまい高速処理が行なえないという問題点があっ
た。
発生した際に縮退運転を行なわない場合には、ディスク
装置の復旧処理を行ないながら上位位装置とディスク装
置との入出力処理を行なうため、入出力性能が著しく低
下してしまい高速処理が行なえないという問題点があっ
た。
【0007】本発明の目的は、ディスク装置に復旧可能
なエラーが発生したときにも縮退運転を行なわず、かつ
上位装置に対する入出力性能が低下しないように制御す
ることのできるディスクアレイ制御装置を提供すること
にある。
なエラーが発生したときにも縮退運転を行なわず、かつ
上位装置に対する入出力性能が低下しないように制御す
ることのできるディスクアレイ制御装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、上位装置からのデータを分割して複数のディスク
装置に書き込み、複数の前記ディスク装置から読み込ん
だデータを複合して前記上位装置に転送することによ
り、前記ディスク装置と上位装置間のデータ入出力を制
御するディスクアレイ制御装置において、前記ディスク
装置のデータの書き込み及び読み込み時のエラーを検出
する故障検出手段と、前記上位装置からのデータを分割
し、分割したデータのうち前記故障検出手段でエラーが
検出された前記ディスク装置に書き込むべきデータを書
込バッファに書き込に、それ以外のデータを前記ディス
ク装置に書き込む書込制御手段と、前記ディスク装置か
らのデータの読み込み時に、前記故障検出手段でエラー
が検出された場合、エラーが検出された前記ディスク装
置以外のディスク装置から読み込んだデータを複合して
前記上位装置に転送し、かつ複合したデータを読込バッ
ファに書き込み、エラーが検出されない場合、前記ディ
スク装置から読み込んだデータと前記書込バッファにデ
ータが存在すれば前記書込バッファから読み込んだデー
タを複合して前記上位装置に転送する読込制御手段と、
前記データの書き込み及び読み込み処理の間に、前記書
込バッファ及び読込バッファのデータをチェックし、当
該データを書き込みあるいは読み込むべき前記ディスク
装置のエラー復旧処理を行なう制御手段とを備える。
明は、上位装置からのデータを分割して複数のディスク
装置に書き込み、複数の前記ディスク装置から読み込ん
だデータを複合して前記上位装置に転送することによ
り、前記ディスク装置と上位装置間のデータ入出力を制
御するディスクアレイ制御装置において、前記ディスク
装置のデータの書き込み及び読み込み時のエラーを検出
する故障検出手段と、前記上位装置からのデータを分割
し、分割したデータのうち前記故障検出手段でエラーが
検出された前記ディスク装置に書き込むべきデータを書
込バッファに書き込に、それ以外のデータを前記ディス
ク装置に書き込む書込制御手段と、前記ディスク装置か
らのデータの読み込み時に、前記故障検出手段でエラー
が検出された場合、エラーが検出された前記ディスク装
置以外のディスク装置から読み込んだデータを複合して
前記上位装置に転送し、かつ複合したデータを読込バッ
ファに書き込み、エラーが検出されない場合、前記ディ
スク装置から読み込んだデータと前記書込バッファにデ
ータが存在すれば前記書込バッファから読み込んだデー
タを複合して前記上位装置に転送する読込制御手段と、
前記データの書き込み及び読み込み処理の間に、前記書
込バッファ及び読込バッファのデータをチェックし、当
該データを書き込みあるいは読み込むべき前記ディスク
装置のエラー復旧処理を行なう制御手段とを備える。
【0009】請求項2の本発明のディスクアレイ制御装
置では、前記制御手段は、前記ディスク装置のエラーが
復旧されれば前記書込バッファ及び読込バッファのデー
タを消去し、エラーが復旧されなければ前記ディスク装
置の縮退運転を行なう制御手段とを備えることを特徴と
する。
置では、前記制御手段は、前記ディスク装置のエラーが
復旧されれば前記書込バッファ及び読込バッファのデー
タを消去し、エラーが復旧されなければ前記ディスク装
置の縮退運転を行なう制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0010】請求項3の本発明のディスクアレイ制御装
置では、前記書込制御手段及び前記読込制御手段は、前
記書込バッファ及び読込バッファにデータを書き込む際
に、エラーの発生を示すフラグと、エラーを起こした前
記ディスク装置の識別情報と、前記ディスク装置に対す
る前記データの書き込み位置情報を、前記書込バッファ
及び読込バッファに書き込むことを特徴とする。
置では、前記書込制御手段及び前記読込制御手段は、前
記書込バッファ及び読込バッファにデータを書き込む際
に、エラーの発生を示すフラグと、エラーを起こした前
記ディスク装置の識別情報と、前記ディスク装置に対す
る前記データの書き込み位置情報を、前記書込バッファ
及び読込バッファに書き込むことを特徴とする。
【0011】請求項4の本発明のディスクアレイ制御装
置では、前記制御手段は、前記書込バッファ及び読込バ
ッファのフラグをチェックし、前記フラグに対応する前
記ディスク装置の識別情報で示される前記ディスク装置
のエラー復旧処理を行なうと共に、所定時間内で前記エ
ラー復旧処理を繰り返し、前記所定時間内で前記ディス
ク装置のエラーが復旧されれば前記書込バッファ及び読
込バッファのデータを消去しかつ前記フラグをリセット
し、エラーが復旧されなければ前記ディスク装置の縮退
運転を行なうことを特徴とする。
置では、前記制御手段は、前記書込バッファ及び読込バ
ッファのフラグをチェックし、前記フラグに対応する前
記ディスク装置の識別情報で示される前記ディスク装置
のエラー復旧処理を行なうと共に、所定時間内で前記エ
ラー復旧処理を繰り返し、前記所定時間内で前記ディス
ク装置のエラーが復旧されれば前記書込バッファ及び読
込バッファのデータを消去しかつ前記フラグをリセット
し、エラーが復旧されなければ前記ディスク装置の縮退
運転を行なうことを特徴とする。
【0012】請求項5の本発明のディスクアレイ制御装
置では、前記制御手段は、前記書込バッファ及び読込バ
ッファのオーバーフローを検出し、オーバーフローが発
生した前記書込バッファ及び読込バッファへのデータ書
き込みを中断すると共に、データ書き込みを中断したデ
ータを書き込むあるいは読み込むべき前記ディスク装置
の縮退運転を行なうことを特徴とする。
置では、前記制御手段は、前記書込バッファ及び読込バ
ッファのオーバーフローを検出し、オーバーフローが発
生した前記書込バッファ及び読込バッファへのデータ書
き込みを中断すると共に、データ書き込みを中断したデ
ータを書き込むあるいは読み込むべき前記ディスク装置
の縮退運転を行なうことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態
によるディスクアレイ制御装置を適用したシステムの構
成を示す図1において、本システムは、複数のディスク
装置1−1〜1−n、各ディスク装置に対応して設けら
れたディスクコントローラ2−1〜2−n、ディスクア
レイ制御装置30とで構成され、上位装置40に接続さ
れている。
て図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態
によるディスクアレイ制御装置を適用したシステムの構
成を示す図1において、本システムは、複数のディスク
装置1−1〜1−n、各ディスク装置に対応して設けら
れたディスクコントローラ2−1〜2−n、ディスクア
レイ制御装置30とで構成され、上位装置40に接続さ
れている。
【0014】そして、ディスクアレイ制御装置30は、
上位装置40からの書込動作時にデータを(n−1)分
割して冗長データを付加する書込制御部31と、(n−
1)分割したデータと冗長データからなるn個のデータ
のうち任意の1個のデータと故障情報を記録可能な書込
バッファ32と、読み取り動作時にディスク装置1−1
〜1−nから読み取った分割データから元のデータを複
合する読込制御部33と、そのデータと故障情報を記録
可能な読込バッファ34と、ディスクコントローラ2−
1〜2−nからの情報によってディスク装置1−1〜1
−nの故障を検出し、また書込バッファ32と読込バッ
ファ34のオーバーフローを検出する故障検出部35
と、故障検出部35の状態と上位装置40等の情報に応
じて書込用制御部31や書込バッファ32、読込制御部
33及び読込バッファ34に対して動作を指示するコン
トローラ36とを備えて構成される。
上位装置40からの書込動作時にデータを(n−1)分
割して冗長データを付加する書込制御部31と、(n−
1)分割したデータと冗長データからなるn個のデータ
のうち任意の1個のデータと故障情報を記録可能な書込
バッファ32と、読み取り動作時にディスク装置1−1
〜1−nから読み取った分割データから元のデータを複
合する読込制御部33と、そのデータと故障情報を記録
可能な読込バッファ34と、ディスクコントローラ2−
1〜2−nからの情報によってディスク装置1−1〜1
−nの故障を検出し、また書込バッファ32と読込バッ
ファ34のオーバーフローを検出する故障検出部35
と、故障検出部35の状態と上位装置40等の情報に応
じて書込用制御部31や書込バッファ32、読込制御部
33及び読込バッファ34に対して動作を指示するコン
トローラ36とを備えて構成される。
【0015】書込バッファ32は、図2に示すように、
書込エラー存在することを示す書込エラーフラグ50
と、ディスク装置の記録単位一つ分のデータを書き込む
データ部60と、データの存在するディスク装置番号7
0と、データのディスク装置上の記録位置を示す位置情
報80とを1つの単位として、m個(m:任意の整数)
格納することができるバッファである。
書込エラー存在することを示す書込エラーフラグ50
と、ディスク装置の記録単位一つ分のデータを書き込む
データ部60と、データの存在するディスク装置番号7
0と、データのディスク装置上の記録位置を示す位置情
報80とを1つの単位として、m個(m:任意の整数)
格納することができるバッファである。
【0016】読込バッファ34は、図3に示すように、
読込エラーが存在することを示す読込エラーフラグ90
と、上位装置40からの読み込み最小単位一つ分のデー
タであるデータ部100と、エラーを検出したディスク
スク装置番号110と、データの記録位置を示す上位装
置40からのコードである位置情報120とを1つの単
位として、l個(l:任意の整数)格納することができ
るバッファである。
読込エラーが存在することを示す読込エラーフラグ90
と、上位装置40からの読み込み最小単位一つ分のデー
タであるデータ部100と、エラーを検出したディスク
スク装置番号110と、データの記録位置を示す上位装
置40からのコードである位置情報120とを1つの単
位として、l個(l:任意の整数)格納することができ
るバッファである。
【0017】ここで、上記のように構成されるディスク
アレイ装置の動作について、図4〜図7のフローチャー
トに従って説明する。
アレイ装置の動作について、図4〜図7のフローチャー
トに従って説明する。
【0018】装置の初期化時に、コントローラ36によ
って、書込バッファ32の書込エラーフラグ50と読込
バッファ34の読込エラーフラグ90にエラーが無いこ
とを示すフラグを立てておく。
って、書込バッファ32の書込エラーフラグ50と読込
バッファ34の読込エラーフラグ90にエラーが無いこ
とを示すフラグを立てておく。
【0019】まず、書き込みにおけるディスクアレイ装
置の動作について図4に基づいて説明する。上位装置4
0より書き込み指示が出された時、コントローラ36か
らの指示により、書込制御部31が上位装置40から書
き込まれるデータを(n−1)分割すると共に冗長デー
タを計算する(ステップ401)。また、ディスクコント
ローラ2−1〜2−nは、コントローラ36からの指示
で上記分割データと冗長データからなるn個のデータを
ディスク装置1−1〜1−nに書き込む(ステップ40
2)。
置の動作について図4に基づいて説明する。上位装置4
0より書き込み指示が出された時、コントローラ36か
らの指示により、書込制御部31が上位装置40から書
き込まれるデータを(n−1)分割すると共に冗長デー
タを計算する(ステップ401)。また、ディスクコント
ローラ2−1〜2−nは、コントローラ36からの指示
で上記分割データと冗長データからなるn個のデータを
ディスク装置1−1〜1−nに書き込む(ステップ40
2)。
【0020】この時、故障検出部35がディスク装置1
−1〜1−nの故障を検出していなければ(ステップ4
03)、書込バッファ32は使用されず、書き込み処理
が終了する。
−1〜1−nの故障を検出していなければ(ステップ4
03)、書込バッファ32は使用されず、書き込み処理
が終了する。
【0021】ステップ403で、書き込み中に故障検出
部35がエラーを検出したら、故障したディスク装置の
番号x(x=1〜n)をコントローラ36に通知する
(ステップ404)。
部35がエラーを検出したら、故障したディスク装置の
番号x(x=1〜n)をコントローラ36に通知する
(ステップ404)。
【0022】故障ディスク装置の番号xを受け取ると、
コントローラ36は書込制御部31に対して、番号xの
ディスク装置に書き込むべきデータ以外の(n−1)個
のデータをそれぞれの対応するディスクコントローラ2
−1〜2−n(2−xを除く)に送り、書き込み指示を
出す(ステップ405)。
コントローラ36は書込制御部31に対して、番号xの
ディスク装置に書き込むべきデータ以外の(n−1)個
のデータをそれぞれの対応するディスクコントローラ2
−1〜2−n(2−xを除く)に送り、書き込み指示を
出す(ステップ405)。
【0023】番号xのディスク装置に書き込むべきデー
タについては、書込バッファ32のデータ部60に書き
込み、装置番号70、位置情報80への記録を行なう
(ステップ406)。また、書込バッファ32に書き込
んだデータの対応する書込エラーフラグ50にエラーが
存在することを示す値をセットする(ステップ40
7)。この書き込み処理においては、書込エラーフラグ
50を立てるがディスクアレイ装置による縮退運転を行
なわない。
タについては、書込バッファ32のデータ部60に書き
込み、装置番号70、位置情報80への記録を行なう
(ステップ406)。また、書込バッファ32に書き込
んだデータの対応する書込エラーフラグ50にエラーが
存在することを示す値をセットする(ステップ40
7)。この書き込み処理においては、書込エラーフラグ
50を立てるがディスクアレイ装置による縮退運転を行
なわない。
【0024】次いで、読み込みにおけるディスクアレイ
装置の動作について図5に基づいて説明する。上位装置
40より読み込み指示が出された時、コントローラ36
の指示によりディスクコントローラ2−1〜2−nは上
位装置40から指示されたデータをディスク装置1−1
〜1−nから読み込む(ステップ501)。
装置の動作について図5に基づいて説明する。上位装置
40より読み込み指示が出された時、コントローラ36
の指示によりディスクコントローラ2−1〜2−nは上
位装置40から指示されたデータをディスク装置1−1
〜1−nから読み込む(ステップ501)。
【0025】読込制御部33は、この時故障検出部35
でエラーが検出されず、かつ書込バッファ32に書込エ
ラーフラグ50が立っていなければ(ステップ502、
ステップ503)、ディスク装置1−1〜1−nから読
み込まれてディスクコントローラ2−1〜2−nから送
られたデータを複合し、複合したデータを上位装置40
へ転送する(ステップ504)。
でエラーが検出されず、かつ書込バッファ32に書込エ
ラーフラグ50が立っていなければ(ステップ502、
ステップ503)、ディスク装置1−1〜1−nから読
み込まれてディスクコントローラ2−1〜2−nから送
られたデータを複合し、複合したデータを上位装置40
へ転送する(ステップ504)。
【0026】もし、ステップ502で、故障検出部35
によってエラーが検出された場合、コントローラ36の
指示によって、読込制御部33は故障した番号x(x=
1〜n)のディスク装置以外から読み込んだ(n−1)
個のデータを複合し上位装置40へ転送する(ステップ
506)。この時、上記復号したデータを読込バッファ
34のデータ部100に、エラーを発生したディスク装
置の番号x及び位置情報をバッファ34のディスク番号
110と位置情報120に書き込む(ステップ507)
と共に、読込エラーフラグ90にエラーが存在すること
を示す値をセットする(ステップ508)。ここでは、
読込エラーフラグ90を立てるがディスクアレイ装置に
よる縮退運転を行なわない。
によってエラーが検出された場合、コントローラ36の
指示によって、読込制御部33は故障した番号x(x=
1〜n)のディスク装置以外から読み込んだ(n−1)
個のデータを複合し上位装置40へ転送する(ステップ
506)。この時、上記復号したデータを読込バッファ
34のデータ部100に、エラーを発生したディスク装
置の番号x及び位置情報をバッファ34のディスク番号
110と位置情報120に書き込む(ステップ507)
と共に、読込エラーフラグ90にエラーが存在すること
を示す値をセットする(ステップ508)。ここでは、
読込エラーフラグ90を立てるがディスクアレイ装置に
よる縮退運転を行なわない。
【0027】ステップ502で故障検出部35によって
ディスク装置1−1〜1−nの故障が検出されず、ステ
ップ503で書込バッファ32に書込エラーフラグが立
っていることが検出された場合、コントローラ36は書
込制御部31で分割したデータのうち、故障したディス
ク装置から読み込むべきデータについては書込バッファ
32から読み込む(ステップ505)と共に、故障した
ディスク装置以外のディスク装置1−1〜1−nから読
み込むデータはディスクコントローラ2−1〜2−nに
指示しそれぞれのディスク装置から読み込み、それぞれ
のデータを複合して上位装置40に転送する(ステップ
504)。これにより、読み込み処理が終了する。
ディスク装置1−1〜1−nの故障が検出されず、ステ
ップ503で書込バッファ32に書込エラーフラグが立
っていることが検出された場合、コントローラ36は書
込制御部31で分割したデータのうち、故障したディス
ク装置から読み込むべきデータについては書込バッファ
32から読み込む(ステップ505)と共に、故障した
ディスク装置以外のディスク装置1−1〜1−nから読
み込むデータはディスクコントローラ2−1〜2−nに
指示しそれぞれのディスク装置から読み込み、それぞれ
のデータを複合して上位装置40に転送する(ステップ
504)。これにより、読み込み処理が終了する。
【0028】次に、コントローラ36によるエラーフラ
グの監視チェック処理について、図6のフローチャート
を参照して説明する。
グの監視チェック処理について、図6のフローチャート
を参照して説明する。
【0029】上位装置からの読み込み及び書き込み等の
指示が無い場合、コントローラ36は常時書込バッファ
32と読込バッファ34のエラーフラグのチェックを行
なう(ステップ601)。エラーフグラグが立っていた
場合(ステップ602)、コントローラ36はエラー復
旧処理を行なう(ステップ603)。このエラー復旧処
理はリトライ処理や不良個所の代替を行なうリアサイン
処理等である。
指示が無い場合、コントローラ36は常時書込バッファ
32と読込バッファ34のエラーフラグのチェックを行
なう(ステップ601)。エラーフグラグが立っていた
場合(ステップ602)、コントローラ36はエラー復
旧処理を行なう(ステップ603)。このエラー復旧処
理はリトライ処理や不良個所の代替を行なうリアサイン
処理等である。
【0030】エラー復旧処理は予め設定された時間内
で、成功するまで繰り返される(ステップ604、ステ
ップ605)。エラー復旧処理が成功し書込バッファ3
2または読込バッファ34内の不良情報がなくなった場
合には(ステップ605)、書込バッファ32または読
込バッファ34内の対応するデータを消去してエラーフ
ラグをリセットする(ステップ606)。
で、成功するまで繰り返される(ステップ604、ステ
ップ605)。エラー復旧処理が成功し書込バッファ3
2または読込バッファ34内の不良情報がなくなった場
合には(ステップ605)、書込バッファ32または読
込バッファ34内の対応するデータを消去してエラーフ
ラグをリセットする(ステップ606)。
【0031】エラー復旧処理がタイムアウトとなった場
合には(ステップ604)、故障ディスク装置の縮退運
転を行なう(ステップ607)。
合には(ステップ604)、故障ディスク装置の縮退運
転を行なう(ステップ607)。
【0032】また、コントローラ36のバッファオーバ
ーフローチェック処理について図7を参照して説明す
る。コントローラ36は故障検出部35からのオーバー
フロー検出を監視することにより常時書込バッファ32
と読込バッファ34のオーバーフロ一をチェックする
(ステップ701)。もし、故障検出部35からオーバ
ーフローの検出が通知された場合は(ステップ70
2)、書込バッファ32または読込バッファ34への書
き込みを中断し(ステップ703)、故障検出部35で
エラー検出したディスク装置を切り離す縮退運転に切り
替え、その縮退させた装置番号が対象のバッファ内のデ
ータを消去する。(ステップ704)。
ーフローチェック処理について図7を参照して説明す
る。コントローラ36は故障検出部35からのオーバー
フロー検出を監視することにより常時書込バッファ32
と読込バッファ34のオーバーフロ一をチェックする
(ステップ701)。もし、故障検出部35からオーバ
ーフローの検出が通知された場合は(ステップ70
2)、書込バッファ32または読込バッファ34への書
き込みを中断し(ステップ703)、故障検出部35で
エラー検出したディスク装置を切り離す縮退運転に切り
替え、その縮退させた装置番号が対象のバッファ内のデ
ータを消去する。(ステップ704)。
【0033】
【実施例】図8に本発明の具体的な実施例を示す。この
実施例においては、上位装置40aに接続されたディス
クアレイ制御装置30aが、3台のディスク装置1a−
1〜1a−3、ディスク装置1a−1〜1a−3をそれ
ぞれ制御するディスクコントローラ2a−1〜2a−
3、そして書込制御部31a、書込バッファ32a、読
込制御部33a、読込バッファ34a、ディスクコント
ローラ2a−1〜2a−3からのディスク装置のエラー
情報を検出し、かつ書込バッファ31a及び読込バッフ
ァ34aのオーバーフローを検出する故障検出部35
a、ディスクコントローラ2a−1〜2a−3と書込制
御部31aと読込制御部33aを制御するコントローラ
36aにより構成されている。
実施例においては、上位装置40aに接続されたディス
クアレイ制御装置30aが、3台のディスク装置1a−
1〜1a−3、ディスク装置1a−1〜1a−3をそれ
ぞれ制御するディスクコントローラ2a−1〜2a−
3、そして書込制御部31a、書込バッファ32a、読
込制御部33a、読込バッファ34a、ディスクコント
ローラ2a−1〜2a−3からのディスク装置のエラー
情報を検出し、かつ書込バッファ31a及び読込バッフ
ァ34aのオーバーフローを検出する故障検出部35
a、ディスクコントローラ2a−1〜2a−3と書込制
御部31aと読込制御部33aを制御するコントローラ
36aにより構成されている。
【0034】装置の初期化時に、図2に示す書込バッフ
ァ32aの書込エラーフラグ50と図3に示す読込バッ
ファ34aの読込エラーフラグ90に、エラーが存在し
ないことを示す“0”をそれぞれセットして初期化す
る。エラーフラグ50,90については、エラーが存在
するときに“1”を、エラーが存在しないときに“0”
を格納するものとする。
ァ32aの書込エラーフラグ50と図3に示す読込バッ
ファ34aの読込エラーフラグ90に、エラーが存在し
ないことを示す“0”をそれぞれセットして初期化す
る。エラーフラグ50,90については、エラーが存在
するときに“1”を、エラーが存在しないときに“0”
を格納するものとする。
【0035】上位装置40aよりセクタ001に対する
書き込み指示がなされた場合、書込制御部31aは上位
装置40aから転送されたデータを2分割して冗長デー
タを算出し、2分割したデータをそれぞれディスク装置
1a−1、1a−2へ書き込み、その時の冗長データを
ディスク装置1a−3に書き込む。この時故障検出部3
5aがエラーを検出していなければそのまま処理を続行
する。
書き込み指示がなされた場合、書込制御部31aは上位
装置40aから転送されたデータを2分割して冗長デー
タを算出し、2分割したデータをそれぞれディスク装置
1a−1、1a−2へ書き込み、その時の冗長データを
ディスク装置1a−3に書き込む。この時故障検出部3
5aがエラーを検出していなければそのまま処理を続行
する。
【0036】ここで、故障検出部35aがディスク装置
1a−2のエラーを検出した場合を想定すると、コント
ローラ36aはディスク装置1a−2に書き込むはずで
あったデータを書込バッファ32aに書き込む。この
時、データをデータ部60へ、ディスク装置1a−2の
番号を装置番号70に、記録位置80にはセクタ001
を書き込む。そして、書込エラーフラグ50には“1”
を書き込む。
1a−2のエラーを検出した場合を想定すると、コント
ローラ36aはディスク装置1a−2に書き込むはずで
あったデータを書込バッファ32aに書き込む。この
時、データをデータ部60へ、ディスク装置1a−2の
番号を装置番号70に、記録位置80にはセクタ001
を書き込む。そして、書込エラーフラグ50には“1”
を書き込む。
【0037】ディスク装置1a−1、1a−3には正常
に書き込みがなされていることを確認してコントローラ
36aは書き込み処理を終了させる。この時、ディスク
アレイ装置は縮退運転を行なわない。
に書き込みがなされていることを確認してコントローラ
36aは書き込み処理を終了させる。この時、ディスク
アレイ装置は縮退運転を行なわない。
【0038】上位装置40aよりセクタ002の読み込
み指示があった場合、コントローラ36aはディスクコ
ントローラ2a−1〜2a−3に読み込み指示を行なう
ことにより、ディスク装置1a−1〜1a−3のセクタ
002のデータ格納場所からのデータ読み込みを行な
う。
み指示があった場合、コントローラ36aはディスクコ
ントローラ2a−1〜2a−3に読み込み指示を行なう
ことにより、ディスク装置1a−1〜1a−3のセクタ
002のデータ格納場所からのデータ読み込みを行な
う。
【0039】読込制御部33aは、この時故障検出部3
5でエラーが検出されていなければ、ディスク装置1a
−1〜1a−3から読み込まれたデータを複合し、その
データを上位装置40aへ転送する。
5でエラーが検出されていなければ、ディスク装置1a
−1〜1a−3から読み込まれたデータを複合し、その
データを上位装置40aへ転送する。
【0040】ここで、ディスク装置1a−1でエラーが
検出された場合を想定すると、コントローラ36aはデ
ィスク装置1a−2、1a−3から読み込まれ複号され
たデータを読込バッファ34aのデータ部100に、装
置番号110にディスク装置1a−1の番号を、位置情
報120にセクタ002を書き込むと共に、読込エラー
フラグ90に“1”を書き込む。そして、上位装置40
aにディスク装置1a−2、1a−3から読み込んで複
号したデータを転送して読み込み処理を終了させる。こ
の時、ディスクアレイ装置は縮退運転状態にはならな
い。
検出された場合を想定すると、コントローラ36aはデ
ィスク装置1a−2、1a−3から読み込まれ複号され
たデータを読込バッファ34aのデータ部100に、装
置番号110にディスク装置1a−1の番号を、位置情
報120にセクタ002を書き込むと共に、読込エラー
フラグ90に“1”を書き込む。そして、上位装置40
aにディスク装置1a−2、1a−3から読み込んで複
号したデータを転送して読み込み処理を終了させる。こ
の時、ディスクアレイ装置は縮退運転状態にはならな
い。
【0041】次いで、上位装置40aよりセクタ001
の読み込み指示があった場合、コントローラ36aは、
書込バッファ32aの記録位置80にセクタ001が存
在するので、書込制御部31aで分割したデータのう
ち、ディスク装置1a−1、1a−3から読み込むデー
タについては、ディスクコントローラ2a−1、2a−
3に指示しそれぞれのディスク装置1a−1、1a−3
から読み込むが、ディスク装置1a−2に書き込むべき
データについては書込バッファ32aのデータ部60か
ら読み込む。そして、ディスク装置1a−1、1a−3
から読み込んだデータと書込バッファ32aから読み込
んだデータを複合して上位装置40aへ転送する。
の読み込み指示があった場合、コントローラ36aは、
書込バッファ32aの記録位置80にセクタ001が存
在するので、書込制御部31aで分割したデータのう
ち、ディスク装置1a−1、1a−3から読み込むデー
タについては、ディスクコントローラ2a−1、2a−
3に指示しそれぞれのディスク装置1a−1、1a−3
から読み込むが、ディスク装置1a−2に書き込むべき
データについては書込バッファ32aのデータ部60か
ら読み込む。そして、ディスク装置1a−1、1a−3
から読み込んだデータと書込バッファ32aから読み込
んだデータを複合して上位装置40aへ転送する。
【0042】上位装置40aから読み込み、書き込みの
指示がない間、コントローラ36aは書込バッファ32
aの書込エラーフラグ50と読込バッファ34aの読込
エラーフラグ90をチェックし、“1”がセットされて
いれば、復旧処理を行なう。この処理時に再施行やリア
サインを実行して成功すれば、書込バッファ32aまた
は読込バッファ34aよりそのデータを消去して書込エ
ラーフラグ50または読込エラーフラグ90を“0”に
セットする。再施行やリアサインを繰り返しても成功せ
ずタイムアウトになった場合には、故障ディスク装置の
縮退運転を行なう。
指示がない間、コントローラ36aは書込バッファ32
aの書込エラーフラグ50と読込バッファ34aの読込
エラーフラグ90をチェックし、“1”がセットされて
いれば、復旧処理を行なう。この処理時に再施行やリア
サインを実行して成功すれば、書込バッファ32aまた
は読込バッファ34aよりそのデータを消去して書込エ
ラーフラグ50または読込エラーフラグ90を“0”に
セットする。再施行やリアサインを繰り返しても成功せ
ずタイムアウトになった場合には、故障ディスク装置の
縮退運転を行なう。
【0043】また、コントローラ36aは常に書込バッ
ファ32a及び読込バッファ34aのオーバーフローを
監視し、オーバーフロ一を検出した場合、対応するディ
スク装置の縮退運転に切り替えてその縮退させた装置番
号に対応するバッファ内のデータを消去する。
ファ32a及び読込バッファ34aのオーバーフローを
監視し、オーバーフロ一を検出した場合、対応するディ
スク装置の縮退運転に切り替えてその縮退させた装置番
号に対応するバッファ内のデータを消去する。
【0044】以上好ましい実施の形態と実施例をあげて
本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態
及び実施例の内容に限定されるものではない。
本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態
及び実施例の内容に限定されるものではない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスクア
レイ装置によれば、書き込み或いは読み込みに際しディ
スク装置にエラーが発生した場合、エラーが発生したデ
ィスク装置に書き込むべきデータと、エラーが発生した
ディスク装置以外から読み込んだデータを書込バッファ
及び読込バッファに書き込み、復旧可能なエラーかどう
か確認するまでディスク装置を切り離す縮退運転を行な
わず、かつエラー復旧処理をディスク装置への書き込み
処理及び読み込み処理の間に行なうように制御するの
で、ディスク装置のエラー発生による上位装置に対する
入出力性能の低下が防止され、効率のよいディスクアレ
イ制御が可能となる。
レイ装置によれば、書き込み或いは読み込みに際しディ
スク装置にエラーが発生した場合、エラーが発生したデ
ィスク装置に書き込むべきデータと、エラーが発生した
ディスク装置以外から読み込んだデータを書込バッファ
及び読込バッファに書き込み、復旧可能なエラーかどう
か確認するまでディスク装置を切り離す縮退運転を行な
わず、かつエラー復旧処理をディスク装置への書き込み
処理及び読み込み処理の間に行なうように制御するの
で、ディスク装置のエラー発生による上位装置に対する
入出力性能の低下が防止され、効率のよいディスクアレ
イ制御が可能となる。
【図1】 本発明の実施の形態によるディスクアレイ制
御装置を適用したシステムの構成を示すブロック図であ
る。
御装置を適用したシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明のディスクアレイ制御装置による書込
バッファのデータフォーマットイメージを示す図であ
る。
バッファのデータフォーマットイメージを示す図であ
る。
【図3】 本発明のディスクアレイ制御装置による読込
バッファのデータフォーマットイメージを示す図であ
る。
バッファのデータフォーマットイメージを示す図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態によるディスクアレイ制
御装置の書き込み処理における動作を説明するフローチ
ャートである。
御装置の書き込み処理における動作を説明するフローチ
ャートである。
【図5】 本発明の実施の形態によるディスクアレイ制
御装置の読み込み処理における動作を説明するフローチ
ャートである。
御装置の読み込み処理における動作を説明するフローチ
ャートである。
【図6】 本発明の実施の形態によるディスクアレイ制
御装置のエラーフラグチェック処理の動作を説明するフ
ローチャートである。
御装置のエラーフラグチェック処理の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態によるディスクアレイ制
御装置のオーバーフローチェック処理の動作を説明する
フローチャートである。
御装置のオーバーフローチェック処理の動作を説明する
フローチャートである。
【図8】 本発明のディスクアレイ制御装置を適用した
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
1−1〜1−n ディスク装置 2−1〜2−n ディスクコントローラ 30 ディスクアレイ制御装置 31 書込制御部 32 書込バッファ 33 読込制御部 34 読込バッファ 35 故障検出部 36 コントローラ 40 上位装置 50 書込エラーフラグ 90 読込エラーフラグ
Claims (5)
- 【請求項1】 上位装置からのデータを分割して複数の
ディスク装置に書き込み、複数の前記ディスク装置から
読み込んだデータを複合して前記上位装置に転送するこ
とにより、前記ディスク装置と上位装置間のデータ入出
力を制御するディスクアレイ制御装置において、 前記ディスク装置のデータの書き込み及び読み込み時の
エラーを検出する故障検出手段と、 前記上位装置からのデータを分割し、分割したデータの
うち前記故障検出手段でエラーが検出された前記ディス
ク装置に書き込むべきデータを書込バッファに書き込
に、それ以外のデータを前記ディスク装置に書き込む書
込制御手段と、 前記ディスク装置からのデータの読み込み時に、前記故
障検出手段でエラーが検出された場合、エラーが検出さ
れた前記ディスク装置以外のディスク装置から読み込ん
だデータを複合して前記上位装置に転送し、かつ複合し
たデータを読込バッファに書き込み、エラーが検出され
ない場合、前記ディスク装置から読み込んだデータと前
記書込バッファにデータが存在すれば前記書込バッファ
から読み込んだデータを複合して前記上位装置に転送す
る読込制御手段と、 前記データの書き込み及び読み込み処理の間に、前記書
込バッファ及び読込バッファのデータをチェックし、当
該データを書き込みあるいは読み込むべき前記ディスク
装置のエラー復旧処理を行なう制御手段とを備えること
を特徴とするディスクアレイ制御装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記ディスク装置のエ
ラーが復旧されれば前記書込バッファ及び読込バッファ
のデータを消去し、エラーが復旧されなければ前記ディ
スク装置の縮退運転を行なう制御手段とを備えることを
特徴とする請求項1に記載のディスクアレイ制御装置。 - 【請求項3】 前記書込制御手段及び前記読込制御手段
は、前記書込バッファ及び読込バッファにデータを書き
込む際に、エラーの発生を示すフラグと、エラーを起こ
した前記ディスク装置の識別情報と、前記ディスク装置
に対する前記データの書き込み位置情報を、前記書込バ
ッファ及び読込バッファに書き込むことを特徴とする請
求項1に記載のディスクアレイ制御装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記書込バッファ及び
読込バッファのフラグをチェックし、前記フラグに対応
する前記ディスク装置の識別情報で示される前記ディス
ク装置のエラー復旧処理を行なうと共に、所定時間内で
前記エラー復旧処理を繰り返し、前記所定時間内で前記
ディスク装置のエラーが復旧されれば前記書込バッファ
及び読込バッファのデータを消去しかつ前記フラグをリ
セットし、エラーが復旧されなければ前記ディスク装置
の縮退運転を行なうことを特徴とする請求項3に記載の
ディスクアレイ制御装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記書込バッファ及び
読込バッファのオーバーフローを検出し、オーバーフロ
ーが発生した前記書込バッファ及び読込バッファへのデ
ータ書き込みを中断すると共に、データ書き込みを中断
したデータを書き込むあるいは読み込むべき前記ディス
ク装置の縮退運転を行なうことを特徴とする請求項1に
記載のディスクアレイ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9114354A JPH10289065A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | ディスクアレイ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9114354A JPH10289065A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | ディスクアレイ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10289065A true JPH10289065A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14635648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9114354A Pending JPH10289065A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | ディスクアレイ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10289065A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009008053A1 (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-15 | Fujitsu Limited | ディスクアレイ装置および制御プログラム |
US8453007B2 (en) | 2007-01-25 | 2013-05-28 | Fujitsu Limited | Storage device and recovery method |
-
1997
- 1997-04-16 JP JP9114354A patent/JPH10289065A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8453007B2 (en) | 2007-01-25 | 2013-05-28 | Fujitsu Limited | Storage device and recovery method |
WO2009008053A1 (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-15 | Fujitsu Limited | ディスクアレイ装置および制御プログラム |
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