JPH05134157A - 光空間通信装置 - Google Patents

光空間通信装置

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JPH05134157A
JPH05134157A JP30030391A JP30030391A JPH05134157A JP H05134157 A JPH05134157 A JP H05134157A JP 30030391 A JP30030391 A JP 30030391A JP 30030391 A JP30030391 A JP 30030391A JP H05134157 A JPH05134157 A JP H05134157A
Authority
JP
Japan
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screw
tilt
movable member
pan
communication device
Prior art date
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Pending
Application number
JP30030391A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Sakai
幹雄 酒井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光空間通信装置における光学系のアライメン
ト調整を簡単且つ高精度に行えることを目的とする。 【構成】 固定部材1にチルト操作ネジ10を螺合さ
せ、ネジ10の先端をチルト可動部材8に当接させると
共に、チルト可動部材8を引っ張りバネ12により女児
該バネ10の先端に当接させる。チルト操作ネジ10
は、固定部材1に固定されるスリワリ穴付のロック部材
11に嵌合され、このロック部材11のスリワリ部分を
せばめるように締めつけネジ(不図示)を締めつけるこ
とにより、操作ネジ10の回転ロックを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光空間通信を行う光空
間通信装置、特に光学系のアライメント調整を高精度に
行うことができる光空間通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光空間通信装置は、例えば長距離の空間
を隔てて対向配置され、レーザー光等の光に変換された
情報の送受信を行うもので、互いの装置の光軸が一致す
るようにアライメントを調整する必要がある。
【0003】図11、12、13は従来のアライメント
調整装置の断面図を示し、基台をなす固定部材1に対し
てパン可動部材41がパン機構を介して光軸と垂直な軸
を中心として回転可能に取り付けられ、またこのパン可
動部材41の前端部に設けたチルト軸9を支点として回
動可能にチルト可動部材42が取り付けられている。こ
のチルト可動部材42には光学系13等が取り付けら
れ、これらは全体的にハウジング14により覆われてい
る。
【0004】パン機構は、固定部材40にパンニング軸
3がビスによりビス止めされ、パン可動部材41を貫通
するパンニング軸3にワッシャ5とウエーブワッシャ6
とが重ね合わせに装着され、ナット7により締めつけら
れている。そして、図12、13に示すように、固定部
材40の両側に夫々螺着されるパン操作ネジ18を粗さ
することにより、パン可動部材41をパンニング軸3を
中心として回転させ、また両パン操作ネジを締めつける
ことによりパンニングの位置決め固定を行うことができ
るようになっている。
【0005】一方、光学系13のチルト機構は、パン可
動部材41に螺着されてチルト可動部材42に当接する
チルト操作ネジ10と、パン可動部材41に遊嵌されて
チルト可動部材42に螺合するチルト固定ネジ43とか
ら構成され、チルト固定ネジ43をフリーの状態にして
チルト操作ネジ10を操作することによってチルト可動
部材42をチルト軸9を支点として回動させ、チルト固
定ネジを締めつけることにより、チルト可動部材42の
位置決め固定を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来例においては以下のような問題があった。
【0007】(1)位置決め固定はネジの締めつけによ
り行っていることから、ロック時にネジガタや部材の変
形によりアライメントにズレが生じる。
【0008】(2)チルト可動部材はパン可動部材上に
設けられているため、チルト可動部材のアライメントお
よびロック時の操作力がパン可動部材に作用し、パンア
ライメントのズレが生じる。なお、逆にパン可動部材を
チルト可動部材上に設けた場合には、チルトアライメン
トのズレが生じる。
【0009】このようなことから、アライメント調整が
困難で、またアライメントの精度が悪いという問題があ
った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を実
現する具体的構成は、1軸回りに回転する少なくとも1
つの可動部材を有し、該可動部材と角度関係が可変とな
る部材に螺合されたネジ部材により、該可動部材を回転
角度出して光学系のアライメント調整を行うアライメン
ト調整機構を有する光空間通信装置において、該アライ
メント調整機構の該ネジ部材は、螺合する部材に設けた
固定手段により回り止め固定されることを特徴とするも
のである。
【0011】また、第2の目的を実現する具体的構成
は、1軸回りに回転する少なくとも1つの可動部材を有
すると共に、該可動部材に対して1軸回りに回転する少
なくとも1つの可動部材を有し、これらの各可動部材を
夫々ネジ部材を介して回転角度出しして、光学系のアラ
イメント調整を行う光空間通信装置において、該ネジ部
材は、基台に螺合していることを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】上記した構成の光空間通信装置は、可動部材の
アライメント用のネジ部材は、それが螺合する部材に設
けられた固定手段により回り止め固定されるため、可動
部材への影響を与えることなくネジ部材の回り止め固定
が行える。
【0013】また、可動部材のアライメント調整用のネ
ジ部材は、夫々他の可動部材とは無関係に基台に螺合さ
せることにより、1軸回りのアライメントおよびロック
時の操作力が他軸回りの可動部材に影響することを解消
し、他軸回りのアライメントズレを防止する。
【0014】
【実施例】図1、図2、図3、図4は本発明による光空
間通信装置の第1の実施例を示している。
【0015】本実施例は、基台である固定部材1上にパ
ンニング軸3等の従来例と同様の構成からなる軸支機構
を介してパン可動部材2を回転可能に取り付け、またパ
ン可動部材2にチルト軸9を介してチルト可動部材8を
回動可能に取り付けている。このチルト軸9は、その頭
部側およびネジ部側にワッシャ15が介装され、ネジ部
側のワッシャに対向してウェーブワッシャ16が装着さ
れてナット17により締め付けられている。
【0016】固定部材1には後端部にチルト操作ネジ1
0が螺着され、チルト操作ネジ10の先端がチルト可動
部材8に当接しており、固定部材1とチルト可動部材8
との間に取り付けられた引っ張りバネ12によりチルト
可動部材8を常時チルト操作ネジ10の先端に押し付け
ている。また、固定部材1には、チルト操作ネジ10と
嵌合するスリワリ付穴部を有するチルト操作ネジロック
部材11が固定され、該スリワリ部を挟むようにして該
ロック部材11に取り付けられた締めつけネジ23をネ
ジ締めすることにより、チルト操作ネジ10の回転を不
能にしてチルトの位置決め固定が行われる。
【0017】一方、固定部材1の片側には、パン操作ネ
ジ18が螺着され、パン操作ネジ18の先端がパン可動
部材2の側端面に当接しており、固定部材1とパン可動
部材2との間に取り付けられた引っ張りバネ22により
パン可動部材2を常時パン操作ネジ18の先端に押し付
けている。また、固定部材1にはパン操作ネジ18と嵌
合するスリワリ付穴部を有するパン操作ネジロック部材
19がネジ20により固定され、該スリワリ部を挟むよ
うにして該ロック部材19に取り付けられた締めつけネ
ジ21をネジ締めすることにより、パン操作ネジ18の
回転を不能にしてパンの位置決め固定が行われる。
【0018】上記した構成において、チルト操作ネジ1
0を回転させ、チルト可動部材8のチルト操作を行う。
チルトアライメントの終了後に締めつけネジ23を締め
つけることで、チルト操作ネジ10は回転ロックされ
る。また、パン操作ネジ18を回転させてパン可動部材
2のパン操作を行う。
【0019】パンアライメントの終了後、締めつけネジ
21を締めつけることでパン操作ネジ18は回転ロック
される。
【0020】このように本実施例によれば、固定部材1
に夫々設けた締めつけネジ21、23によって、夫々チ
ルト操作ネジ10、パン操作ネジ18を締めつけて固定
し、またこれら操作ネジの先端に引っ張りバネ12、2
2により常時可動チルト部材8、可動パン部材2を当接
させているので、締めつけネジ21、23の締めつけ操
作は何等操作ネジの螺出入に影響しないので、アライメ
ントズレを生じることなくアライメントロックを行うこ
とができる。
【0021】また、パンニングのズレを生じることなく
チルティング操作及びロックを行うことができる。
【0022】なお上記した実施例において、パン可動部
材2とチルト可動部材8との上下関係を逆にしても、チ
ルティングのズレを生じることなくパンニングロックを
することができる。
【0023】図5は第2の実施例を示す操作ネジの締め
つけ構造で、操作ネジ25を嵌合するスリワリ付穴を有
するロック部材26に対して締めつけ雄ネジ27を固定
し、これを締めつけナット28により締めつけることに
より、操作ネジ25の回転をロックする。なお、29は
ロック部材26を固定部材(不図示)に取り付けるビス
である。
【0024】図6は第3の実施例を示す操作ネジの締め
つけ構造で、固定部材30に螺合する操作ネジ25に対
し、該固定部材30に螺合する締めつけネジ31を当接
させて操作ネジ25の回転ロックを行う。
【0025】図7、図8は本発明の第4実施例を示す操
作ネジの締めつけ構造で、図8は図7のC矢視図であ
る。
【0026】本実施例は、2分割形式のロック部材3
2、36により操作ネジ25を挟持するもので、一方の
ロック部材32は固定部材34にビス33により固定さ
れ、他方のロック部材36は小手部材34に取り付けら
れた支軸35に嵌合して回動可能に構成され、締めつけ
ネジ37を締めつけることにより、他方のロック部材3
6を一方のロック部材32側に向けて移動させ、これら
両ロック部材32、36により操作ネジ25の回転をロ
ックする。
【0027】図9、図10は本発明の第5実施例を示
し、図10は図9のD矢視を示している。
【0028】本実施例は、上記した第4の実施例と第2
の実施例とを組み合わせたもので、2分割形式の他方の
ロック部材36を支軸35を支点として回動可能とし、
一方のロック部材37に締めつけ雄ネジ38を固定し、
他方のロック部材36を貫通する該雄ネジに螺合する締
めつけナットを締めつけることにより、これら両ロック
部材36、3間に挟持されている操作ネジの回転をロッ
クする。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各可動部材の回転角度出しするネジ部材は他の可動部材
を介さず、また基台に設けた固定手段にて回り止め固定
されるため、以下のような効果が得られる。
【0030】(1)アライメントがズレることなくロッ
クができる。
【0031】(2)他軸回りのアライメントがズレるこ
となくアライメント操作、あるいはロック操作が可能で
ある。
【0032】(3)アライメントの簡素化及びアライメ
ントの精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光空間通信装置の第1の実施例を
示す断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図2のB矢視図。
【図4】図1のA矢視図。
【図5】第2の実施例の断面図。
【図6】第3の実施例の断面図。
【図7】第4の実施例の断面図。
【図8】図7のC矢視図。
【図9】第5の実施例の断面図。
【図10】図9のD矢視図。
【図11】従来の光空間通信装置の断面図。
【図12】図11の平面図。
【図13】図12のE矢視図。
【符号の説明】
1…固定部材 2…パン可動部材 3…パンニング軸 4…ビス 5…ワッシャ 6…ウェーブワシャ 7…ナット 8…チルト可動部材 9…チルト軸 10…チルト操作ネジ 11…ロック部材 12、22…引っ張りバネ 13…光学系 14…ハウジング 18…パン操作ネジ 19…ロック部材 21、23…締めつけネジ 25…操作ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1軸回りに回転する少なくとも1つの可
    動部材を有し、該可動部材と角度関係が可変となる部材
    に螺合されたネジ部材により、該可動部材を回転角度出
    して光学系のアライメント調整を行うアライメント調整
    機構を有する光空間通信装置において、 該アライメント調整機構の該ネジ部材は、螺合する部材
    に設けた回り止め固定手段により固定されることを特徴
    とする光空間通信装置。
  2. 【請求項2】 1軸回りに回転する少なくとも1つの可
    動部材を有すると共に、該可動部材に対して1軸回りに
    回転する少なくとも1つの可動部材を有し、これらの各
    可動部材を夫々ネジ部材を介して回転角度出しして、光
    学系のアライメント調整を行う光空間通信装置におい
    て、 該ネジ部材は、基台に螺合していることを特徴とする光
    空間通信装置。
JP30030391A 1991-11-15 1991-11-15 光空間通信装置 Pending JPH05134157A (ja)

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JP30030391A JPH05134157A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 光空間通信装置

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JP30030391A JPH05134157A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 光空間通信装置

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JPH05134157A true JPH05134157A (ja) 1993-05-28

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JP30030391A Pending JPH05134157A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 光空間通信装置

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