JPH05134127A - 光フアイバの融着接続装置 - Google Patents
光フアイバの融着接続装置Info
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- JPH05134127A JPH05134127A JP29314591A JP29314591A JPH05134127A JP H05134127 A JPH05134127 A JP H05134127A JP 29314591 A JP29314591 A JP 29314591A JP 29314591 A JP29314591 A JP 29314591A JP H05134127 A JPH05134127 A JP H05134127A
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- fusion
- discharge
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Abstract
できる環境を提供することにより、融着接続の高精度化
を目的とする。 【構成】 本発明は、光ファイバ6aを整列させ、少な
くとも1対の光ファイバ6aの先端部を突き合わせるV
溝を備えた基板1と、光ファイバ6aに放電融着を施す
放電電極2a、2bと、光ファイバ6a及び放電電極2
a、2bを外部から遮断する風防カバー3と、光ファイ
バ6aの放電融着の前後にV溝周辺部を照明する照明装
置4とを備えている。
Description
た少なくとも1対の光ファイバを放電融着する光ファイ
バの融着接続装置に関する。
線数は増加の一途にあり、より高精度な融着接続技術が
望まれている。光ファイバ、特に多心ファイバを一括し
て放電融着する場合、まず、数百ミクロンのオーダで刻
設された多数のV溝に複数の光ファイバを整列させ、光
ファイバを互いに突き合わせなければならない。その
後、光ファイバの放電融着を行う。
とう道など、放電状態に影響を及ぼす不安定な環境下で
使用される場合が多い。その為、放電融着における放電
揺ぎを防止する為、光ファイバ融着接続部を密閉する風
防カバーが通常設置されている。
き融着接続装置をマンホールやとう道などで使用する場
合、光ファイバを精度良くV溝にセットすることができ
ないという問題があった。
バを整列できる環境を提供することにより、融着接続の
高精度化を目的とする。
に、本発明は光ファイバ(単心ファイバ、多心ファイ
バ)を整列させ、少なくとも1対の光ファイバの先端部
を突き合わせるV溝を備えた基板と、光ファイバに放電
融着を施す放電電極と、放電融着における放電揺ぎを防
止する為に光ファイバ及び放電電極を外部から遮断する
風防カバーと、光ファイバの放電融着の前後にV溝周辺
部を照明する照明装置とを備えている。
放電融着における放電揺ぎが防止され、高精度位置決め
を要するV溝周辺は少なくとも作業時点において照明さ
れる。その為、細かい作業が可能になり、作業の正確度
が増す。
説明する。なお、説明において、同一要素には同一符号
を用い、重複する説明は省略する。
続装置を示す概念図である。本実施例に係る融着接続装
置は、基本的に、V溝基板1、放電電極2、フード(風
防カバー)3、照明ランプ(照明装置)4を備えてい
る。
れ、凹状ブロック体で構成されている。両側の隆起部上
面には、多数のV溝が例えば0.25mmピッチで形設
されている。その為、例えば1対のテープ状光ファイバ
心線6の被覆を除去することにより、その内部に収納さ
れた複数の光ファイバを露出させ、これらをそれぞれの
V溝に整列させれば、光ファイバの端部は互いに突き合
わされた状態になる(図2参照)。
方向に配置された1対の放電電極2a、2b、放電回路
などを含んで構成されている。V溝基板1は、光ファイ
バ6aは1対の放電電極2a、2bを結ぶ直線からわず
かにずらした位置に設置されるように配置される。その
為、光ファイバ6aに対する放電加熱温度の均一化が図
られる。
V溝基板1を収納できるだけの容積を有する箱体で構成
され、その内部には照明ランプ4が固定されている。ま
た、フード3はV溝に沿ってほぼ平行に配置された軸に
より回動自在に取り付けられており、これが閉じられた
時には1対の放電電極2a、2b及びV溝基板1は外部
から完全に遮断される。その為、外部の影響による放電
揺ぎを有効に防止することができる。
自在の構造を有し、その解放角度はストッパ等で安定し
て固定される。その開放角度が固定された位置で、照明
ランプ4の照明位置、照明角度はV溝周辺を照明できる
ように、予め設定されている。その為、フード3を開い
たときには、照明ランプ4の位置を改めて調整すること
なく、V溝の周辺部が照明される。
消灯を自動化する為に、フードの開閉状態を検知するセ
ンサ7、センサ7からの検知信号を受けて照明ランプを
ON/OFFさせる制御装置8が設けられている。セン
サ7は例えば装置本体5の上面に露出して配置されたリ
ミットスイッチである。
フード3が開いたことを示す検知信号が制御装置8に送
られ、照明ランプ4が点灯する。照明ランプ4は、予
め、V溝の周辺部を照明するように設置されているの
で、光ファイバ6aをV溝に整列させる細かい作業が容
易になる。
ブロック図である。制御装置は、CPU8a、インター
フェース(I/F)8bを備えている。センサ7からの
ON/OFFを示す信号がインターフェース8bを介し
てCPU8aに送られる。CPU8aは、これらの信号
に基づき、ランプ用DC電源9を介して、照明ランプ4
の点灯、消灯を制御する。
着方法の一例を説明する。まず、テープ状光ファイバ心
線を準備し、共通被覆の一部を一括除去することによ
り、内部の光ファイバを露出させる。次に、光ファイバ
の端面品質による接続損失の影響を抑える為にカッタで
光ファイバ6aの端部を一括切断し、1対のテープ状光
ファイバ6から供給された複数の光ファイバ6aをV溝
基板1にセットする。このとき、フード3は開いた状態
になっている(図1参照)。したがって、フード3の内
部に取り付けられた照明ランプ4は“ON”になり、V
溝周辺部が照明される。その為、光ファイバ6aの整列
作業は容易になり、短時間で複数の光ファイバ6aを整
列させることができる。
ファイバ6aの端部突合せが完了すると、次に、フード
3を閉じ、光ファイバ6aを外部から遮断する。この場
合、センサ7はフード3が閉じられたことを検知するの
で、照明ランプ4は“OFF”になる。その後、1対の
放電電極2a、2bの間で放電を開始し、突き合わされ
た光ファイバ同士を融着する。
バの融着接続装置を説明する。図4は第2実施例に係る
融着接続装置を示す斜視図である。第1実施例との差異
は、照明ランプ4がフード3の内側に固定されず、装置
本体1の側面に取り付けられたフレキシブルアーム10
に固定されている点である。
接続して構成され、マグネットなどで装置本体5に取り
つけられる。その為、照明ランプ4の配置、照明角度を
自由に設定することができる点でメリットがある。この
装置本体5の内部にも、前述したセンサ7、制御装置
8、ランプ用DC電源9などが内蔵されており、フード
3の開閉に伴う照明ランプ4のON/OFF制御がなさ
れる。
続装置によると、光ファイバのV溝セット時やV溝清掃
時に、V溝周辺を明るくするので、マンホールやとう道
など、比較的に暗い環境で行うことが多い融着接続作業
において、有効である。
イバをセットするV溝が数百ミクロンのピッチ間隔で複
数配置されているので、本実施例に係る融着接続装置を
用いることにより作業は容易になる。
のではない。例えば、風防カバーの構造、形状や、照明
装置の配置、形状、数などは、融着条件により適切なも
のが選択されるものであり、実施例に示したものに限定
されるものではない。
置で、V溝周辺を照明することができるので、細かい作
業を簡単、かつ正確に行うことができ、光ファイバの融
着接続の高精度化を図ることができる。
続装置を示す概念図である。
ファイバを示す斜視図である。
例を示すブロック図である。
続装置を示す斜視図である。
ンプ、5…本体装置、6…テープ状光ファイバ心線、7
…センサ、8…制御装置、9…ランプ用DC電源、10
…フレキシブルアーム。
Claims (4)
- 【請求項1】 端面同士を突き合わせた少なくとも1対
の光ファイバを放電融着する光ファイバの融着接続装置
において、 前記光ファイバを整列させ、少なくとも1対の光ファイ
バの先端部を突き合わせるV溝を備えた基板と、前記光
ファイバに放電融着を施す放電電極と、前記光ファイバ
及び前記放電電極を外部から遮断する風防カバーと、前
記光ファイバの放電融着の前後に前記V溝周辺部を照明
する照明装置とを備えている光ファイバの融着接続装
置。 - 【請求項2】 前記照明装置は、前記風防カバーの内側
に固定されていることを特徴とする請求項1記載の光フ
ァイバの融着接続装置。 - 【請求項3】 前記風防カバーは前記光ファイバ及び前
記放電電極を外部から遮断する開閉構造を有し、前記風
防カバ−の開閉状態を検知するセンサを備えている請求
項2記載の光ファイバの融着接続装置。 - 【請求項4】 前記センサからの検知信号に基づき、前
記風防カバーが開いた状態にあるときには前記照明装置
を点灯させ、前記風防カバーが閉じた状態にあるときに
は前記照明装置を消灯させる制御手段をさらに備えてい
る請求項3記載の光ファイバの融着接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29314591A JP3163603B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 光ファイバの融着接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP29314591A JP3163603B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 光ファイバの融着接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05134127A true JPH05134127A (ja) | 1993-05-28 |
JP3163603B2 JP3163603B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17791006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29314591A Expired - Lifetime JP3163603B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 光ファイバの融着接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3163603B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013145474A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ融着接続機 |
KR20200107017A (ko) * | 2019-03-05 | 2020-09-16 | 유씨엘스위프트(주) | 내외측 조명부가 구비되는 덮개폐쇄시에 광섬유 절단면이 이송되는 광섬유 융착 접속장치 |
WO2024210223A1 (ja) * | 2023-04-05 | 2024-10-10 | 住友電工オプティフロンティア株式会社 | 被覆除去器 |
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JP3902710B2 (ja) | 1999-03-24 | 2007-04-11 | 株式会社牧野フライス製作所 | 数値制御による工作機械の制御方法及び装置 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP29314591A patent/JP3163603B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
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WO2013145474A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ融着接続機 |
US9146353B2 (en) | 2012-03-29 | 2015-09-29 | Fujikura Ltd. | Optical fiber fusion splicer |
EP2833175A4 (en) * | 2012-03-29 | 2016-02-17 | Fujikura Ltd | FUSION SPLICE APPARATUS FOR OPTICAL FIBERS |
KR20200107017A (ko) * | 2019-03-05 | 2020-09-16 | 유씨엘스위프트(주) | 내외측 조명부가 구비되는 덮개폐쇄시에 광섬유 절단면이 이송되는 광섬유 융착 접속장치 |
WO2024210223A1 (ja) * | 2023-04-05 | 2024-10-10 | 住友電工オプティフロンティア株式会社 | 被覆除去器 |
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