JPH05134062A - プロセス監視装置の時刻同期方式 - Google Patents

プロセス監視装置の時刻同期方式

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JPH05134062A
JPH05134062A JP29407491A JP29407491A JPH05134062A JP H05134062 A JPH05134062 A JP H05134062A JP 29407491 A JP29407491 A JP 29407491A JP 29407491 A JP29407491 A JP 29407491A JP H05134062 A JPH05134062 A JP H05134062A
Authority
JP
Japan
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time
lan
time synchronization
data
bus
Prior art date
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Pending
Application number
JP29407491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Takeuchi
伸吾 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05134062A publication Critical patent/JPH05134062A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 LANバスにつながる複数のプロセス監視装
置間で時刻同期するに当たり、時刻同期処理によりプロ
セス監視装置の情報処理効率を低下させることなく高精
度時刻同期を実現する。 【構成】 プロセス監視装置間にLANバス1とは別に
時刻同期専用線11を設け、時間単位の大きな時刻の同
期はLANバス1を介して、時間単位の小さな時刻の同
期は時刻同期専用線11を介して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時刻同期機能を持つ複
数のプロセス監視装置がLAN(ローカルエリアネット
ワーク)バスを伝送媒体としてつながれる伝送システム
において、一つのプロセス監視装置が他の監視装置に時
刻情報を送り、他の監視装置がその情報を受信して時刻
を合わせる時刻同期方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の伝送システムとしては、図5に
示すものがある。図において、複数のプロセス監視装置
S1、S2、S3、…、Snのうち、S1が時刻送信
局、これ以外の局が時刻受信局S2〜Snとすると、こ
れらの局がCAMA/CD型のLANバス1でつながれ
ている。このような伝送システムでは、時刻同期に際し
て時刻送信局S1がLANバス1を使って時刻情報を送
信すると、時刻受信局S2〜Snがこの時刻情報を受信
し、それぞれ自局の時計を時刻送信局S1の時計に合わ
せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、時刻同
期を汎用LANバス経由で行うと、プロセス監視装置の
基本ソフトのオーバーヘッドとLANインターフェース
部のソフトのオーバーヘッドが大きいため高精度の時刻
同期は実現が困難であった。
【0004】また、原子力発電等のプラント運転制御監
視システムは、高性能、高信頼性の要求にともない、大
量の情報を休みなく処理し続ける必要性が出てきている
が、監視装置間の時刻同期を取るためには、各局の持つ
時計の誤差が許容誤差内に納まっているうちに時刻同期
を行う必要があり、このためより高精度の時刻同期を実
現しようとすれば、時刻同期処理をより短い時間間隔で
行わねばならず(以下、短い時間間隔で時刻同期を行う
必要のある時刻のことを負荷の高い時刻と称する。)、
従来のLANバスだけで時刻同期を行う方式で、高精度
時刻同期を実現するため頻繁に時刻同期を行うと、時刻
同期処理を行っている間LANバスはこの処理だけに占
有され、本来各監視装置が行うべき処理を行うことがで
きないため、常時、高性能、高信頼性の要求を満たすこ
とは難しいという問題があった。また、専用線だけで時
刻同期を取ろうとすると時刻同期専用の大きな制御回路
が必要となる。
【0005】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、高精度時刻同期を実現し、かつ時刻同期処理によ
り監視装置の情報処理効率が低下することを防ぐ時刻同
期方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のプロ
セス監視装置の時刻同期方式は、時刻同期機能を有しL
ANバスにて相互に接続される複数のプロセス監視装置
間で時刻同期を行うに当たり、プロセス監視装置間に時
刻同期専用の伝達経路を設け、この時刻同期専用の伝達
経路を介して時間単位の小さな時刻の同期を行い、それ
より時間単位の大きな時刻の同期はLANバスを介して
行うことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の時刻同期方式においては、高精度を要
求され、頻繁に時刻同期を行う必要のある負荷の高い時
刻の同期は、専用線を用いて行い、精度を余り必要せず
頻繁に時刻同期をする必要のない負荷の軽い時刻はLA
Nバスを用いて時刻同期を行うため、高精度でLANの
負担が軽い時刻同期が簡易な構成で可能となる。したが
って、プロセス監視装置の情報処理効率を低下させるこ
となく、高精度の時刻同期を実現することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。なお、従来例と共通する部分は同一符号を付して
説明する。
【0009】図1は、本発明を実施する伝送システムの
一例を示すもので、図5の従来例との違いは、時刻送信
局S1と時刻受信局S2〜Snとが時刻同期専用線11
とLANバス1により接続されていることである。本実
施例において、時刻送信局S1は時刻同期専用線11と
LANバス1に同期時刻情報を分担して時刻受信局S2
〜Snに送信する。
【0010】図2に、時刻送信局S1と時刻受信局S2
を取り上げてそれらの時刻同期に関する要素の概略構成
を示す。ここではS1とS2の関係だけを説明するがS
3以降についても同様である。S1の構成要素は送信局
S1全体を制御する送信局マイクロプロセッサ12、時
刻同期の基準となるマスタクロック13、LAN経由の
データ伝送を行うLAN伝送コントローラ14、専用線
経由のデータ伝送を行う専用線伝送コントローラ15で
あり、S2の構成要素は受信局S2全体を制御する受信
局マイクロプロセッサ16、LAN経由のデータを受信
するLAN受信コントローラ17、専用線経由のデータ
を受信する専用線受信コントローラ18、送信局S1か
ら送られてくる時刻を設定するスレーブカウンタ19、
スレーブカウンタ19の時刻データを順次更新保存する
バックアップクロック20である。次ぎに、上記のよう
に構成された時刻送信局S1と時刻受信局S2の動作を
説明する。
【0011】ここではクロックは送信局S1だけが待
ち、通常動作時は受信局S2は送信局S1の時刻情報で
設定されるスレーブカウンタ19により1ミリ秒の精度
で時刻同期を行う場合を想定している。また、LANバ
ス1による時間単位の大きな低精度時刻データの転送方
法は従来の方法をそのまま転用できる。
【0012】スレーブカウンタ19の初期化時、送信局
マイクロプロセッサー12はLAN伝送コントローラ1
4にマスタクロック13の年、月、日、時、分の時刻情
報を伝送するように命令を出す。LAN伝送コントロー
ラ14はLANバス使用権を獲得し、秒の単位が予め設
定されている伝送許可範囲であれば、低精度データを伝
送する。この伝送許可範囲とは、例えばマスタクロック
13の秒単位が57〜59秒の間は伝送しないといった
スレーブカウンタ19のカウントアップの誤動作を防ぐ
ものである。一方、専用線伝送コントローラ15は常
時、秒、ミリ秒のデータを1ミリ秒に一度専用線11に
流している。
【0013】低精度データを受信したLAN受信コント
ローラ17は、スレーブカウンタ19にその値をセット
する。この間も専用線受信コントローラ18は、スレー
ブカウンタ19の秒、ミリ秒の部位に送信局S1から送
られて来るデータを常にセットしている。スレープカウ
ンタ19の秒部位が桁上がりするとLANバス1経由の
時刻データによって設定された低精度部位がカウントア
ップして行き時計として機能する。
【0014】また、専用線受信コントローラ18は,送
信局S1の故障や専用線11の断線などにより高精度デ
ータの送信異常を常に監視しており,異常を検出した場
合は直ちに受信局マイクロプロセッサ16にこの旨を知
らせる。受信局マイクロプロセッサ16はスレーブカウ
ンタ19の使用を禁止し,バックアップクロック20に
切り換える。これにより時刻同期の精度は落ちるが,受
信局S2は単体でその機能を維持することが出来る。
【0015】これは受信局が時計を持たず、送信局S1
のマスタクロック13のみで時刻同期を行う場合であ
り、受信局が個々で時計を持ちその時刻同期を上記の方
法で行う場合はバックアップクロック20は必要ない。
【0016】図3は、かかる送信手順のタイミングダイ
アグラムであり、図中実線tは1ミリ秒単位の送信タイ
ミングを示す。LANバス1による低精度部位の時刻設
定は受信局S2の初期化時に一度行うだけでよい。ま
た、低精度データAは秒の単位が伝送許可範囲にあるな
らば、いつデータの伝送を行ってもよく、LANバス1
の負荷が軽いときを選んで低精度データAの伝送を行う
ことも可能である。高精度時刻データBは1ミリ秒に一
度、約100マイクロ秒の間に伝送される。このとき高
精度時刻データBを伝送中である旨を受信局に知らせ
る。また、リード・ディセーブル信号aを同時に送信し
て受信局での時刻データの誤読取りを防ぐこともでき
る。
【0017】図4は、高精度時刻データBの構成を示す
ブロック図である。ミリ秒の時刻データは10ビット
で、秒のデータは6ビットの情報量で伝送できるので、
かかる時刻情報にスタートビット、ストップビット、チ
ェックコードを付加して1データブロックあたり約20
ビットとして伝送することができる。
【0018】専用線11をシリアル線一本とし、秒、ミ
リ秒のデータを512Kbpsの伝送速度で伝送する
と、50〜100マイクロ秒で1データブロックを転送
することができる。また、ミリ秒だけを専用線11で転
送し、伝送速度を1Mbpsにすれば,10〜20マイ
クロ秒で1データブロックを転送することができる。さ
らに、専用線11の本数を2本以上にすれば,より伝送
速度をあげることができる。
【0019】なお、上記実施例では、時刻同期の精度を
1ミリ秒と想定して説明してきたが、この時刻同期方式
ではマイクロ秒オーダーでの時刻同期を行うことも可能
である。
【0020】また、上記実施例では、専用線11で常に
高精度時刻データを送信していたが、個々の受信局が高
精度部のリセット機能を有する時計を持つ場合は、専用
線11でマスタクロック13と同期したりリセット信号
を送ることにより時刻同期を取ることができる。
【0021】さらに、上記実施例では、1ミリ秒毎に高
精度時刻データを伝送しているが個々の受信局が時計を
持っている場合は、その時刻誤差が許容範囲を越えない
程度の周期で、例えば1分とか2分とかに一度、リセッ
ト信号を送信すれば良い。
【0022】さらに、上記実施例では、伝送遅延時間な
どの誤差は含まれていないが、これらを固定誤差として
時刻受信局のテーブル等に保存しておき受信局の高精度
部レジスタに加えることにより、さらに高精度の時刻同
期を行うことが可能である。
【0023】さらに、上記実施例では、専用線の伝送は
送信局マイクロプロセッサ12及び受信局マイクロプロ
セッサ16によりコントロールされているが、本発明の
方式では、ハードワイヤーロジックのみでコントロール
することも可能である。これによりマイクロプロセッサ
の負荷をさらに軽減することができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、こ
の発明によれば、低精度でよい時間単位の大きな時刻は
LANバスで、高精度を要求される時間単位の小さな時
刻は専用線でと時刻同期を分担作業で行えるため、LA
Nバスの負担を軽くし、簡単な構成の専用線で高精度の
時刻同期を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する伝送システムの一例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明を実施する伝送システムにおける送信局
と受信局の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による伝送データの時間関係を示すタイ
ミングダイアグラムである。
【図4】高精度時刻データの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】従来の時刻同期方式の伝送システムを示す図で
ある。
【符号の説明】
1………LANバス 11………専用線 12………送信局マイクロプロセッサ 13………マスタクロック 14………LAN伝送コントローラ 15………専用線伝送コントローラ 16………受信局マイクロプロセッサ 17………LAN受信コントローラ 18………専用線受信コントローラ 19………スレーブカウンタ 20………バックアップクロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻同期機能を有しLAN(ローカルエ
    リアネットワーク)バスにて相互に接続される複数のプ
    ロセス監視装置間で時刻同期を行うに当たり、前記プロ
    セス監視装置間に前記LANバスとは別に時刻同期専用
    の伝達経路を設け、この時刻同期専用の伝達経路を介し
    て時間単位の小さな時刻の同期を行い、それより時間単
    位の大きな時刻の同期は前記LANバスを介して行うこ
    とを特徴とするプロセス監視装置の時刻同期方式。
JP29407491A 1991-11-11 1991-11-11 プロセス監視装置の時刻同期方式 Pending JPH05134062A (ja)

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JP29407491A JPH05134062A (ja) 1991-11-11 1991-11-11 プロセス監視装置の時刻同期方式

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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