JPH0513374B2 - - Google Patents
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- JPH0513374B2 JPH0513374B2 JP61005433A JP543386A JPH0513374B2 JP H0513374 B2 JPH0513374 B2 JP H0513374B2 JP 61005433 A JP61005433 A JP 61005433A JP 543386 A JP543386 A JP 543386A JP H0513374 B2 JPH0513374 B2 JP H0513374B2
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- etching
- etched
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は半導体装置等の電子部品製造工程の微
細加工を行なうドライエツチング方法に関するも
ので、例えば配線パターンの形成に利用される。
細加工を行なうドライエツチング方法に関するも
ので、例えば配線パターンの形成に利用される。
従来の技術
近年、ドライエツチング方法は微細加工の追求
によりプラズマエツチングから反応性イオンエツ
チングに移行すると共に、ドライエツチング装置
での生産性向上、信頼性向上が要求されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来のドライ
エツチング方法の一例について説明する。第3図
は従来からドライエツチング方法に利用されてい
るドライエツチング装置の概略図を示すものであ
る。第3図に見られるように、真空予備容器1と
真空容器2とが連接して設けられている。真空予
備容器1では被エツチング物7を減圧状態で待機
させ、真空容器2では被エツチング物8のエツチ
ングを行なう。真空容器2にはエツチングのため
にエツチングガスボンベ3がガス流量調整器4を
介し接続されると共に、第1、第2各電極9,1
0が設けられている。第1電極9には高周波電源
11が接続され、第2電極10は接地されてい
る。真空予備容器1および真空容器2は排気口1
2,13をそれぞれ有し、それぞれのゲートバル
ブ5,6を閉じておいて所定の圧力状態に置かれ
る。このゲートバルブ5,6の開閉により被エツ
チング物7、エツチング物8の挿入、移し換えを
行なうと共に大気状態と真空予備容器と真空容器
の雰囲気を分離する。
によりプラズマエツチングから反応性イオンエツ
チングに移行すると共に、ドライエツチング装置
での生産性向上、信頼性向上が要求されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来のドライ
エツチング方法の一例について説明する。第3図
は従来からドライエツチング方法に利用されてい
るドライエツチング装置の概略図を示すものであ
る。第3図に見られるように、真空予備容器1と
真空容器2とが連接して設けられている。真空予
備容器1では被エツチング物7を減圧状態で待機
させ、真空容器2では被エツチング物8のエツチ
ングを行なう。真空容器2にはエツチングのため
にエツチングガスボンベ3がガス流量調整器4を
介し接続されると共に、第1、第2各電極9,1
0が設けられている。第1電極9には高周波電源
11が接続され、第2電極10は接地されてい
る。真空予備容器1および真空容器2は排気口1
2,13をそれぞれ有し、それぞれのゲートバル
ブ5,6を閉じておいて所定の圧力状態に置かれ
る。このゲートバルブ5,6の開閉により被エツ
チング物7、エツチング物8の挿入、移し換えを
行なうと共に大気状態と真空予備容器と真空容器
の雰囲気を分離する。
さらに真空予備容器1には窒素ガス供給路15
がバルブ14を介し接続され、真空予備容器1内
を適時的に窒素ガス(N2)で大気圧にもどすよ
うにしてある。以上のように構成されたドライエ
ツチング装置を用いて、従来のドライエツチング
方法について説明する。まずエツチング前の被エ
ツチング物7は図示していない移載手段により大
気状態からゲートバルブ5を通して真空予備容器
1に設置された状態で真空予備容器1の排気口1
2から排気手段により真空容器2内のエツチング
圧力以下に排気され待機している。真空容器2内
でエツチング物8がエツチング終了した後、高周
波電源11からの高周波電力供給を停止すると共
にガス流量調整器4を閉じエツチングガスボンベ
3からのガス供給を停止し、真空容器2の排気口
13から排気手段により所定の圧力に達するまで
排気する。次にゲートバルブ6を開き、エツチン
グ前の被エツチング物7とエツチング後のエツチ
ング物8を図示していない移載手段により移しか
えを行なつた後、ゲートバルブ6を閉じる。真空
予備容器1内に移しかえられたエツチング後のエ
ツチング物8は真空予備容器1をバルブ14を開
きN2を流し大気圧にもどしたのち、前記同様に
図示していない移載手段によりゲートバルブ5を
通して、新しいエツチング前の被エツチング物と
移しかえられ、次の被エツチング物7が真空予備
容器1内でエツチング圧力以下に排気され待機し
ている。真空容器2に移しかえられたエツチング
前の被エツチング物7はエツチングガスボンベ3
からガス流量調整器4を通して、エツチング条件
である一定流量のエツチングガスを流すと共に真
空容器の排気口13から図示していない圧力調整
バルブと図示していない排気手段によつて、真空
容器1内をエツチング条件の一定圧力に保つ。そ
の後、高周波電源11から電極9に高周波電力を
供給し、電極9,10の間でプラズマを発生さ
せ、エツチング前の被エツチング物7のドライエ
ツチングを行なう。ドライエツチングの終点はプ
ラズマ光の発光分光分析により、発光スペクトル
強度変化によつて検出する。ドライエツチング後
は前記述べたと同様の動作をくりかえし、連続的
にドライエツチングを行なう。
がバルブ14を介し接続され、真空予備容器1内
を適時的に窒素ガス(N2)で大気圧にもどすよ
うにしてある。以上のように構成されたドライエ
ツチング装置を用いて、従来のドライエツチング
方法について説明する。まずエツチング前の被エ
ツチング物7は図示していない移載手段により大
気状態からゲートバルブ5を通して真空予備容器
1に設置された状態で真空予備容器1の排気口1
2から排気手段により真空容器2内のエツチング
圧力以下に排気され待機している。真空容器2内
でエツチング物8がエツチング終了した後、高周
波電源11からの高周波電力供給を停止すると共
にガス流量調整器4を閉じエツチングガスボンベ
3からのガス供給を停止し、真空容器2の排気口
13から排気手段により所定の圧力に達するまで
排気する。次にゲートバルブ6を開き、エツチン
グ前の被エツチング物7とエツチング後のエツチ
ング物8を図示していない移載手段により移しか
えを行なつた後、ゲートバルブ6を閉じる。真空
予備容器1内に移しかえられたエツチング後のエ
ツチング物8は真空予備容器1をバルブ14を開
きN2を流し大気圧にもどしたのち、前記同様に
図示していない移載手段によりゲートバルブ5を
通して、新しいエツチング前の被エツチング物と
移しかえられ、次の被エツチング物7が真空予備
容器1内でエツチング圧力以下に排気され待機し
ている。真空容器2に移しかえられたエツチング
前の被エツチング物7はエツチングガスボンベ3
からガス流量調整器4を通して、エツチング条件
である一定流量のエツチングガスを流すと共に真
空容器の排気口13から図示していない圧力調整
バルブと図示していない排気手段によつて、真空
容器1内をエツチング条件の一定圧力に保つ。そ
の後、高周波電源11から電極9に高周波電力を
供給し、電極9,10の間でプラズマを発生さ
せ、エツチング前の被エツチング物7のドライエ
ツチングを行なう。ドライエツチングの終点はプ
ラズマ光の発光分光分析により、発光スペクトル
強度変化によつて検出する。ドライエツチング後
は前記述べたと同様の動作をくりかえし、連続的
にドライエツチングを行なう。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような動作では、つまり、
エツチング物と被エツチング物との移し替えをエ
ツチング圧力以下で行い、移し替え後エツチング
のためにエツチング圧まで回復するのを制限され
たエツチング流量でのエツチングガス供給によつ
て行うのでは、エツチング圧への回復に時間が掛
かり、エツチング終了から次の被エツチング物の
エツチング開始までの時間が長くなりエツチング
装置による処理能力が大きくならない。
エツチング物と被エツチング物との移し替えをエ
ツチング圧力以下で行い、移し替え後エツチング
のためにエツチング圧まで回復するのを制限され
たエツチング流量でのエツチングガス供給によつ
て行うのでは、エツチング圧への回復に時間が掛
かり、エツチング終了から次の被エツチング物の
エツチング開始までの時間が長くなりエツチング
装置による処理能力が大きくならない。
これを解消するのに、エツチング前の被エツチ
ング物7とエツチング後のエツチング物8を真空
予備容器1と真空容器2の間で移しかえる時の真
空予備容器1内及び真空容器2内の圧力をエツチ
ング条件の所定圧力付近で行なう方法が容易に考
えられるが、この場合には真空容器2内のエツチ
ングガスが真空予備容器1内に流れこむため、耐
腐食性の排気系を使用しなければならないし、そ
れとは逆に真空予備容器1内のN2ガスが真空容
器2内に流れこむため、ゲートバルブ6を閉じた
後にエツチングガスを真空容器2内に流しても、
エツチングガス雰囲気になるまでの時間が長くな
ると共に窒化シリコン膜をドライエツチングする
場合にはプラズマ光の中から窒素原子の発光スペ
クトル強度変化によつてエツチング終点を検出す
るので、前記真空容器2内に流れこんだN2ガス
の影響でエツチング終点検出の精度が悪くなると
いう問題点を有していた。
ング物7とエツチング後のエツチング物8を真空
予備容器1と真空容器2の間で移しかえる時の真
空予備容器1内及び真空容器2内の圧力をエツチ
ング条件の所定圧力付近で行なう方法が容易に考
えられるが、この場合には真空容器2内のエツチ
ングガスが真空予備容器1内に流れこむため、耐
腐食性の排気系を使用しなければならないし、そ
れとは逆に真空予備容器1内のN2ガスが真空容
器2内に流れこむため、ゲートバルブ6を閉じた
後にエツチングガスを真空容器2内に流しても、
エツチングガス雰囲気になるまでの時間が長くな
ると共に窒化シリコン膜をドライエツチングする
場合にはプラズマ光の中から窒素原子の発光スペ
クトル強度変化によつてエツチング終点を検出す
るので、前記真空容器2内に流れこんだN2ガス
の影響でエツチング終点検出の精度が悪くなると
いう問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、ドライエツチング
装置の処理能力を高めると共に、エツチング終点
検出の精度を向上するドライエツチング方法を提
供するものである。
装置の処理能力を高めると共に、エツチング終点
検出の精度を向上するドライエツチング方法を提
供するものである。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点を解決するために、真空予
備容器にゲートバルブを介して連接された真空容
器内にプラズマを発生させ、その真空容器内に設
置された被エツチング物をエツチングする装置に
おいて、真空予備容器内の被エツチング物と真空
容器内のエツチング後のエツチング物を移し換え
る前に真空予備容器の圧力を真空容器のエツチン
グ圧力以下まで真空排気した後、ゲートバルブを
開放しエツチング物と被エツチング物との移し換
えを行ないゲートバルブを閉じた後、ガス流量調
整器を通して真空容器内に所定のエツチングガス
流量以上で所定のエツチング圧力付近に達するま
でエツチングガスを供給し、その時点から所定の
エツチングガス流量に調整し前記所定のエツチン
グ圧力を一定にした後、高周波電源から高周波電
力を供給し、プラズマを発生させて、移し替え後
の被エツチング物をドライエツチングすることを
特徴とする。
備容器にゲートバルブを介して連接された真空容
器内にプラズマを発生させ、その真空容器内に設
置された被エツチング物をエツチングする装置に
おいて、真空予備容器内の被エツチング物と真空
容器内のエツチング後のエツチング物を移し換え
る前に真空予備容器の圧力を真空容器のエツチン
グ圧力以下まで真空排気した後、ゲートバルブを
開放しエツチング物と被エツチング物との移し換
えを行ないゲートバルブを閉じた後、ガス流量調
整器を通して真空容器内に所定のエツチングガス
流量以上で所定のエツチング圧力付近に達するま
でエツチングガスを供給し、その時点から所定の
エツチングガス流量に調整し前記所定のエツチン
グ圧力を一定にした後、高周波電源から高周波電
力を供給し、プラズマを発生させて、移し替え後
の被エツチング物をドライエツチングすることを
特徴とする。
作 用
本発明は上記構成であつて、エツチング物と被
エツチング物とがエツチング圧以下で問題なく移
し替えられる。その後、エツチングガスを所定エ
ツチング流量以上で供給して所定エツチング圧に
回復させるから所定のエツチング圧力に達するま
での時間が短縮されると共に、真空予備容器1内
のN2ガスが真空容器2内に流入しにくいので、
ドライエツチング装置の処理能力が大きくなり、
しかもエツチング条件が早く安定し、エツチング
終点検出の精度が高まることになる。
エツチング物とがエツチング圧以下で問題なく移
し替えられる。その後、エツチングガスを所定エ
ツチング流量以上で供給して所定エツチング圧に
回復させるから所定のエツチング圧力に達するま
での時間が短縮されると共に、真空予備容器1内
のN2ガスが真空容器2内に流入しにくいので、
ドライエツチング装置の処理能力が大きくなり、
しかもエツチング条件が早く安定し、エツチング
終点検出の精度が高まることになる。
実施例
本発明における前記第3図の装置を利用した一
実施例のドライエツチング方法について第1図、
第2図を参照しながら説明する。第1図は本発明
の一実施例と、従来例との各工程に応じたエツチ
ングガスの供給操作と真空容器2内圧力変化とを
比較して示すグラフであり、Aは双方共通に取つ
たエツチング終了時点(高周波電源停止、エツチ
ングガス供給停止、圧力調整バルブ全開)であ
る。この時点でエツチングガスの供給を止めると
共に真空容器2を排気によりB点まで減圧し、そ
の状態を保つてエツチング物8と被エツチング物
7との移し替えを行う(ここまで従来法と同じ)。
この移し替え終了時点Cが、従来同様エツチング
ガス供給開始時点となるが、従来では、所定エツ
チング流量Q1のまま行われるのに対し、本発明
では所定エツチング流量Q1以上の流量Q2で行
われる。流量Q2でのエツチングガスの供給は所
定エツチング圧Pに近い予備圧P1に達する少し
手前のD1点まで続けて流量を所定エツチング流
量Q1に落し、所定のエツチング圧Pまで正確に
回復させる。この回復時点Dは前記流量Q2での
エツチングガス供給による圧力の急上昇状態Eを
得ることで、従来の回復時点Dよりも倍以上早期
に得られる。なおBはゲートバルブ6が開く時
点、Cはゲートバルブ6が閉じられる時点、それ
らB,C点の間のB1点はエツチング物8と被エ
ツチング物7との移し替え時点である。また圧力
回復時点Dは高周波電源から高周波電力を供給
し、エツチング開始する時点である。第1図から
あきらかなように本発明の実施例によればAとD
の間のエツチング終了から次のエツチング開始ま
での時間が短縮される。
実施例のドライエツチング方法について第1図、
第2図を参照しながら説明する。第1図は本発明
の一実施例と、従来例との各工程に応じたエツチ
ングガスの供給操作と真空容器2内圧力変化とを
比較して示すグラフであり、Aは双方共通に取つ
たエツチング終了時点(高周波電源停止、エツチ
ングガス供給停止、圧力調整バルブ全開)であ
る。この時点でエツチングガスの供給を止めると
共に真空容器2を排気によりB点まで減圧し、そ
の状態を保つてエツチング物8と被エツチング物
7との移し替えを行う(ここまで従来法と同じ)。
この移し替え終了時点Cが、従来同様エツチング
ガス供給開始時点となるが、従来では、所定エツ
チング流量Q1のまま行われるのに対し、本発明
では所定エツチング流量Q1以上の流量Q2で行
われる。流量Q2でのエツチングガスの供給は所
定エツチング圧Pに近い予備圧P1に達する少し
手前のD1点まで続けて流量を所定エツチング流
量Q1に落し、所定のエツチング圧Pまで正確に
回復させる。この回復時点Dは前記流量Q2での
エツチングガス供給による圧力の急上昇状態Eを
得ることで、従来の回復時点Dよりも倍以上早期
に得られる。なおBはゲートバルブ6が開く時
点、Cはゲートバルブ6が閉じられる時点、それ
らB,C点の間のB1点はエツチング物8と被エ
ツチング物7との移し替え時点である。また圧力
回復時点Dは高周波電源から高周波電力を供給
し、エツチング開始する時点である。第1図から
あきらかなように本発明の実施例によればAとD
の間のエツチング終了から次のエツチング開始ま
での時間が短縮される。
第2図は本発明の前記実施例におけるドライエ
ツチング方法において、窒化シリコン膜をドライ
エツチングする場合のエツチング終点検出精度向
上状態を示すものである。第2図において発光ス
ペクトル強度は674nmN原子スペクトルによる
ものであり、実線は本発明の実施例、破線は従来
例のエツチング中における前記発光スペクトル強
度の経時変化を示している。本発明の実施例の動
作は第1図で説明した動作と同一である。従来例
の動作はエツチング前の被エツチング物7とエツ
チング後のエツチング物8を真空予備容器1と真
空容器2の間で移し替える時の真空予備容器1内
圧力をエツチング条件の所定圧力付近で行ないそ
の他は第1図で説明した従来例の動作と同一であ
る。第2図においてFは高周波電力を供給した時
点、Gはエツチングが終了した時点、Hは高周波
電力の供給を停止した時点である。第2図からあ
きらかなように、本発明の実施例によれば、発光
スペクトル強度の経時変化がエツチング終了時点
Gにおいて従来例に比し急変することからエツチ
ングの終了した時点Gを精度よく検出できる。
ツチング方法において、窒化シリコン膜をドライ
エツチングする場合のエツチング終点検出精度向
上状態を示すものである。第2図において発光ス
ペクトル強度は674nmN原子スペクトルによる
ものであり、実線は本発明の実施例、破線は従来
例のエツチング中における前記発光スペクトル強
度の経時変化を示している。本発明の実施例の動
作は第1図で説明した動作と同一である。従来例
の動作はエツチング前の被エツチング物7とエツ
チング後のエツチング物8を真空予備容器1と真
空容器2の間で移し替える時の真空予備容器1内
圧力をエツチング条件の所定圧力付近で行ないそ
の他は第1図で説明した従来例の動作と同一であ
る。第2図においてFは高周波電力を供給した時
点、Gはエツチングが終了した時点、Hは高周波
電力の供給を停止した時点である。第2図からあ
きらかなように、本発明の実施例によれば、発光
スペクトル強度の経時変化がエツチング終了時点
Gにおいて従来例に比し急変することからエツチ
ングの終了した時点Gを精度よく検出できる。
発明の効果
本発明によればエツチング前の被エツチング物
が真空容器内に設置されてから、実際のエツチン
グ時に供給されるエツチングガス流量以上でエツ
チングガスを供給して所定エツチング圧に早期に
回復させるから、エツチング終了から次のエツチ
ング開始までの時間が大幅に短縮し、ドライエツ
チング装置の処理能力を高めることができる。ま
た所定エツチング圧に達する少し手前でエツチン
グガス供給を所定エツチング流量に戻すことによ
つてエツチング終点検出の精度を向上することが
できる。
が真空容器内に設置されてから、実際のエツチン
グ時に供給されるエツチングガス流量以上でエツ
チングガスを供給して所定エツチング圧に早期に
回復させるから、エツチング終了から次のエツチ
ング開始までの時間が大幅に短縮し、ドライエツ
チング装置の処理能力を高めることができる。ま
た所定エツチング圧に達する少し手前でエツチン
グガス供給を所定エツチング流量に戻すことによ
つてエツチング終点検出の精度を向上することが
できる。
第1図は本発明の一実施例におけるドライエツ
チング方法の操作状態を従来例と対比して示す
図、第2図は本発明の一実施例におけるドライエ
ツチング方法の窒化シリコン膜ドライエツチング
のエツチング終点検出精度向上状態を従来例と比
較して示す図、第3図はドライエツチング装置の
概略図である。 1……真空予備容器、2……真空容器、4……
ガス流量調整器、6……ゲートバルブ、7……被
エツチング物、8……エツチング物、11……高
周波電源、Q1……所定のエツチングガス流量以
上、Q2……所定のエツチングガス流量、P1…
…所定のエツチング圧力付近、P……所定のエツ
チング圧力。
チング方法の操作状態を従来例と対比して示す
図、第2図は本発明の一実施例におけるドライエ
ツチング方法の窒化シリコン膜ドライエツチング
のエツチング終点検出精度向上状態を従来例と比
較して示す図、第3図はドライエツチング装置の
概略図である。 1……真空予備容器、2……真空容器、4……
ガス流量調整器、6……ゲートバルブ、7……被
エツチング物、8……エツチング物、11……高
周波電源、Q1……所定のエツチングガス流量以
上、Q2……所定のエツチングガス流量、P1…
…所定のエツチング圧力付近、P……所定のエツ
チング圧力。
Claims (1)
- 1 真空予備容器にゲートバルブを介して連接さ
れた真空容器内にプラズマを発生させ、その真空
容器内に設置された被エツチング物をエツチング
する装置において、真空予備容器内の被エツチン
グ物と真空容器内のエツチング後のエツチング物
を移し換える前に真空予備容器の圧力を真空容器
のエツチング圧力以下まで真空排気した後、ゲー
トバルブを開放しエツチングと被エツチング物と
の移し換えを行ないゲートバルブを閉じた後、ガ
ス流量調整器を通して真空容器内に所定のエツチ
ングガス流量以上で所定のエツチング圧力付近に
達するまでエツチングガスを供給し、その時点か
ら所定のエツチングガス流量に調整し前記所定の
エツチング圧力を一定にした後、高周波電源から
高周波電力を供給し、プラズマを発生させて、移
し替え後の被エツチング物をドライエツチングす
ることを特徴とするドライエツチング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP543386A JPS62163325A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | ドライエツチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP543386A JPS62163325A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | ドライエツチング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163325A JPS62163325A (ja) | 1987-07-20 |
JPH0513374B2 true JPH0513374B2 (ja) | 1993-02-22 |
Family
ID=11611060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP543386A Granted JPS62163325A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | ドライエツチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62163325A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0956951A (ja) * | 1995-08-29 | 1997-03-04 | Nara Sewing Mach Kogyo Kk | ミシンの糸倒れ防止装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03135024A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-10 | Tokyo Electron Ltd | 基板の処理方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5561026A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-08 | Chiyou Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai | Gas plasma etching device |
JPS5729577A (en) * | 1980-07-30 | 1982-02-17 | Anelva Corp | Automatic continuous sputtering apparatus |
JPS6050924A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-22 | Hitachi Ltd | 半導体製造装置 |
JPS60138908A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | Toshiba Corp | 減圧cvd装置 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP543386A patent/JPS62163325A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5561026A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-08 | Chiyou Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai | Gas plasma etching device |
JPS5729577A (en) * | 1980-07-30 | 1982-02-17 | Anelva Corp | Automatic continuous sputtering apparatus |
JPS6050924A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-22 | Hitachi Ltd | 半導体製造装置 |
JPS60138908A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | Toshiba Corp | 減圧cvd装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0956951A (ja) * | 1995-08-29 | 1997-03-04 | Nara Sewing Mach Kogyo Kk | ミシンの糸倒れ防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62163325A (ja) | 1987-07-20 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |