JPH05133554A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH05133554A JPH05133554A JP3292861A JP29286191A JPH05133554A JP H05133554 A JPH05133554 A JP H05133554A JP 3292861 A JP3292861 A JP 3292861A JP 29286191 A JP29286191 A JP 29286191A JP H05133554 A JPH05133554 A JP H05133554A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/153—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with subsequent heating, i.e. with the air, given the required humidity in the central station, passing a heating element to achieve the required temperature
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 供給空気源を室内リターン空気と室外空気の
何れかに切換可能なダンパー８と、室内空気の供給用フ
ァン９と、前記室内リターン空気の吸引用ファン１０
と、前記室内空気の加熱または冷却用熱交換器１１と、
前記室内空気の除湿用の再熱用熱交換器１２と、前記加
熱または冷却用熱交換器１１の空気流入側に設けられ、
除塵・脱臭を行う空気清浄装置１３と、室外空気取入部
と室内リターン空気排出部の間に設けられた全熱交換器
１５とを有する室内空気生成装置を備えたものである。 【効果】 室内供給空気の風量低下を防止でき、給気及
び排気機能を有する換気、全外気空調が可能となり、室
内を健康的で快適な環境に保つことができる。
何れかに切換可能なダンパー８と、室内空気の供給用フ
ァン９と、前記室内リターン空気の吸引用ファン１０
と、前記室内空気の加熱または冷却用熱交換器１１と、
前記室内空気の除湿用の再熱用熱交換器１２と、前記加
熱または冷却用熱交換器１１の空気流入側に設けられ、
除塵・脱臭を行う空気清浄装置１３と、室外空気取入部
と室内リターン空気排出部の間に設けられた全熱交換器
１５とを有する室内空気生成装置を備えたものである。 【効果】 室内供給空気の風量低下を防止でき、給気及
び排気機能を有する換気、全外気空調が可能となり、室
内を健康的で快適な環境に保つことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、室内機と室外機を有
する分離形の空気調和機に関するものである。
する分離形の空気調和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１１及び図１２は例えば実開昭６２−
１４１１２６号公報に示された従来の窓据え型空気調和
機を示す斜視図及び断面図である。図において、１０１
は窓ガラス戸１０２の壁側にある縦枠の幅を広くして室
外側に設けた出張りの中空構造、１０３および１０４は
中空構造１０１の室内側面に設けた吸込み口および吹出
し口、１０５は室外側に設置した空気調和機本体で、フ
ァン１０６および熱交換器１０７を内蔵した空気調和機
本体、１０８は中空構造１０１と空気調和機本体１０５
を接続する通気ダクト、１０９は通気ダクト１０８内に
取り付けた吸込み口１０３および吹出し口１０４を隔離
する遮蔽板である。
１４１１２６号公報に示された従来の窓据え型空気調和
機を示す斜視図及び断面図である。図において、１０１
は窓ガラス戸１０２の壁側にある縦枠の幅を広くして室
外側に設けた出張りの中空構造、１０３および１０４は
中空構造１０１の室内側面に設けた吸込み口および吹出
し口、１０５は室外側に設置した空気調和機本体で、フ
ァン１０６および熱交換器１０７を内蔵した空気調和機
本体、１０８は中空構造１０１と空気調和機本体１０５
を接続する通気ダクト、１０９は通気ダクト１０８内に
取り付けた吸込み口１０３および吹出し口１０４を隔離
する遮蔽板である。
【０００３】次に動作について説明する。吸込み口１０
３より吸込まれた室内空気は、矢印のように、通気ダク
ト１０８を通り、空気調和機本体１０５内の熱交換器１
０７にて冷却または暖められ、ファン１０６によって再
び通気ダクト１０８を通り吹出し口１０４から吹出され
る。
３より吸込まれた室内空気は、矢印のように、通気ダク
ト１０８を通り、空気調和機本体１０５内の熱交換器１
０７にて冷却または暖められ、ファン１０６によって再
び通気ダクト１０８を通り吹出し口１０４から吹出され
る。
【０００４】また、他の従来例として、特開平１−３０
０１３０号公報の空気調和機が提案されている。
０１３０号公報の空気調和機が提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】実開昭６２−１４１１
２６号公報で示した従来の空気調和機の問題点は次のと
おりである。 ａ．空気調和機本体が室外側にあるため、室内用熱交換
器より外気への熱ロス、室内の中空構造に供給される通
気ダクトより外気への熱ロスにより能力が低下してしま
う。 ｂ．空気調和機本体のファン送風音が通気ダクト内を伝
播し、中空構造の吹出し口から、室内への騒音となって
しまう。 ｃ．空気調和機本体と中空構造との距離が長くなると通
気ダクトの流路抵抗が大きくなり、室内へ供給される風
量が低下し、能力不足となってしまう。 ｄ．室内空気の汚染物質の発生が大きい場合、換気ある
いは、全外気空調が不可能である。 ｅ．暖房時、室内空気の加湿ができない。また、特開平
１−３００１３０号公報で示された従来の空気調和機の
問題点は次のとおりである。 ａ．室内側ファンの送風音や起動・停止時の冷媒音によ
る騒音が大きい。 ｂ．室内機と室外機の距離が長い場合、換気用ダクトの
流路抵抗が大きくなり、風量が低下し、充分な換気量が
得られない。 ｃ．外気の給気はできるが排気はできないため、気密性
の高い住宅等の場合、室内外の静圧差が生じ、ドアの開
閉が困難になってしまう。 ｄ．室内空気の汚染物質の発生が大きい場合、排気機能
がないため、室内の壁や床、天井等が汚れてしまう。 ｅ．全外気空調ができない。 ｆ．暖房時、室内空気の加湿ができない。
２６号公報で示した従来の空気調和機の問題点は次のと
おりである。 ａ．空気調和機本体が室外側にあるため、室内用熱交換
器より外気への熱ロス、室内の中空構造に供給される通
気ダクトより外気への熱ロスにより能力が低下してしま
う。 ｂ．空気調和機本体のファン送風音が通気ダクト内を伝
播し、中空構造の吹出し口から、室内への騒音となって
しまう。 ｃ．空気調和機本体と中空構造との距離が長くなると通
気ダクトの流路抵抗が大きくなり、室内へ供給される風
量が低下し、能力不足となってしまう。 ｄ．室内空気の汚染物質の発生が大きい場合、換気ある
いは、全外気空調が不可能である。 ｅ．暖房時、室内空気の加湿ができない。また、特開平
１−３００１３０号公報で示された従来の空気調和機の
問題点は次のとおりである。 ａ．室内側ファンの送風音や起動・停止時の冷媒音によ
る騒音が大きい。 ｂ．室内機と室外機の距離が長い場合、換気用ダクトの
流路抵抗が大きくなり、風量が低下し、充分な換気量が
得られない。 ｃ．外気の給気はできるが排気はできないため、気密性
の高い住宅等の場合、室内外の静圧差が生じ、ドアの開
閉が困難になってしまう。 ｄ．室内空気の汚染物質の発生が大きい場合、排気機能
がないため、室内の壁や床、天井等が汚れてしまう。 ｅ．全外気空調ができない。 ｆ．暖房時、室内空気の加湿ができない。
【０００６】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、その目的を以下に示す。 ａ．室内の騒音を低減する。 ｂ．室内用熱交換器及び通気ダクトより外気への熱ロス
を低減する。 ｃ．室内機と室外機の距離が長い場合でも、室内供給空
気の風量低下を防止する。 ｄ．給気及び排気機能を有する換気を可能とする。 ｅ．除湿及び加湿を可能とする。 ｆ．除塵及び脱臭の空気清浄を可能とする。 ｇ．酸素富化やマイナス・イオン発生、森林浴成分や香
り等有効成分を付加する。 ｈ．全外気空調を可能とし、その際、空内リターン空気
のエネルギを室外空気へ伝達させ、排熱ロスを低減す
る。 ｉ．室内用ファンと室外用ファンのモータを兼用し、電
気入力を低減する。
ためになされたもので、その目的を以下に示す。 ａ．室内の騒音を低減する。 ｂ．室内用熱交換器及び通気ダクトより外気への熱ロス
を低減する。 ｃ．室内機と室外機の距離が長い場合でも、室内供給空
気の風量低下を防止する。 ｄ．給気及び排気機能を有する換気を可能とする。 ｅ．除湿及び加湿を可能とする。 ｆ．除塵及び脱臭の空気清浄を可能とする。 ｇ．酸素富化やマイナス・イオン発生、森林浴成分や香
り等有効成分を付加する。 ｈ．全外気空調を可能とし、その際、空内リターン空気
のエネルギを室外空気へ伝達させ、排熱ロスを低減す
る。 ｉ．室内用ファンと室外用ファンのモータを兼用し、電
気入力を低減する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は、前記課題を解決するために以下の手段をとる。 ａ．室内空気生成部を室外側に設け、通気ダクトを介し
て、室内へ空気を供給する。 ｂ．室内空気生成部には、供給空気源を室内リターン空
気と室外空気のどちらかに切換可能なダンパーを有す
る。 ｃ．室内空気生成部には、室内空気供給用ファンと室内
リターン空気吸引用ファンを有する。 ｄ．室内空気生成部には、加熱または冷却用熱交換器と
除湿の際の再熱及び加湿スプレー用の熱交換器を有す
る。 ｅ．室内空気生成部の上記熱交換器への空気流入側に
は、除塵及び脱臭機能を有する空気清浄装置、空気流出
側には、酸素富化やマイナイオン、芳香等の有効成分付
加装置を有する。 ｆ．通気ダクトは二重管構造とし、室内供給空気を内管
に、室内リターン空気を外管に流通させ、外管の外側に
は断熱材を具備している。 ｇ．通気ダクトの途中に、騒音を検知するマイクロホン
及び検知した騒音波形と逆位相の音を発生するスピーカ
ーを有し、前記マイクロホンより検知した騒音波形より
逆位相の音波形を生成する信号処理回路を具備してい
る。 ｈ．通気ダクトの途中に、直列に２つのファンと該ファ
ンを互いに逆方向に回転させるモーターを有する。 ｉ．室内機は、室内空気吹出し部とリターン空気吸込部
の２つの部分に分けられ、両部分に複数の階段状の導風
板を取りつけた。 ｊ．室外空気取入部と室内リターンエア排出部の間に全
熱交換器を有する。 ｋ．室内空気供給用ファンと室内リターン空気吸引用フ
ァンと室外用ファンを一列上に配置した。 ｌ．暖房時、室外熱交換器より流出するドレン水を室内
熱交へ供給、スプレーする配管及びポンプを有する。
機は、前記課題を解決するために以下の手段をとる。 ａ．室内空気生成部を室外側に設け、通気ダクトを介し
て、室内へ空気を供給する。 ｂ．室内空気生成部には、供給空気源を室内リターン空
気と室外空気のどちらかに切換可能なダンパーを有す
る。 ｃ．室内空気生成部には、室内空気供給用ファンと室内
リターン空気吸引用ファンを有する。 ｄ．室内空気生成部には、加熱または冷却用熱交換器と
除湿の際の再熱及び加湿スプレー用の熱交換器を有す
る。 ｅ．室内空気生成部の上記熱交換器への空気流入側に
は、除塵及び脱臭機能を有する空気清浄装置、空気流出
側には、酸素富化やマイナイオン、芳香等の有効成分付
加装置を有する。 ｆ．通気ダクトは二重管構造とし、室内供給空気を内管
に、室内リターン空気を外管に流通させ、外管の外側に
は断熱材を具備している。 ｇ．通気ダクトの途中に、騒音を検知するマイクロホン
及び検知した騒音波形と逆位相の音を発生するスピーカ
ーを有し、前記マイクロホンより検知した騒音波形より
逆位相の音波形を生成する信号処理回路を具備してい
る。 ｈ．通気ダクトの途中に、直列に２つのファンと該ファ
ンを互いに逆方向に回転させるモーターを有する。 ｉ．室内機は、室内空気吹出し部とリターン空気吸込部
の２つの部分に分けられ、両部分に複数の階段状の導風
板を取りつけた。 ｊ．室外空気取入部と室内リターンエア排出部の間に全
熱交換器を有する。 ｋ．室内空気供給用ファンと室内リターン空気吸引用フ
ァンと室外用ファンを一列上に配置した。 ｌ．暖房時、室外熱交換器より流出するドレン水を室内
熱交へ供給、スプレーする配管及びポンプを有する。
【０００８】
実施例１．以下、この発明の一実施例を図において説明
する。図１は、この発明の空気調和機の概略を示す図で
あり、図において、１は室内機、２は室外機、４は通気
ダクト、５は室内外を仕切る壁、６は壁５に通気ダクト
４を貫通させる穴、７は室外気２と一体となった室内空
気生成部である。図２は、通気ダクト４の詳細を示す図
であり、図において、３４は室内供給空気が流通する内
管、３５は室内リターン空気が流通する外管で、二重管
構造となっており、３６は外管３５の外側を被覆してい
る断熱材である。図３は、室外機２の詳細を示す図であ
り、図において、４は通気ダクト、７は室内空気生成
部、８はダンパー、９は室内空気供給用ファン、１０は
室内リターン空気吸引用ファン、１１は加熱または冷却
用熱交換器、１２は除湿の際の再熱用、加湿の際のスプ
レー用熱交換器、１３は除塵・脱臭機能を有する空気清
浄装置、１４は酸素富化やマイナス・イオン発生、芳臭
等の有効成分付加装置、１５は室内リターン空気より取
り入れ外気へ熱回収をする全熱交換器、１６は室内リタ
ーン空気の排気部、１７は室内用室外空気の取入れ部、
１８は室外空気用のプレフィルター、１９は室外用熱交
換器、２０は室外用ファン、２１及び２２は暖房時に室
外熱交換器より流出するドレン水を室内側加湿用熱交換
器へ導く配管及びポンプ、２３は室外空気取入れ部、２
４は排気部、２５は機械室で、２６は圧縮機、２７は四
方弁、２８は除湿用絞り、２９は冷房暖房用絞り、３０
は電気品、３１はファンモーターである。
する。図１は、この発明の空気調和機の概略を示す図で
あり、図において、１は室内機、２は室外機、４は通気
ダクト、５は室内外を仕切る壁、６は壁５に通気ダクト
４を貫通させる穴、７は室外気２と一体となった室内空
気生成部である。図２は、通気ダクト４の詳細を示す図
であり、図において、３４は室内供給空気が流通する内
管、３５は室内リターン空気が流通する外管で、二重管
構造となっており、３６は外管３５の外側を被覆してい
る断熱材である。図３は、室外機２の詳細を示す図であ
り、図において、４は通気ダクト、７は室内空気生成
部、８はダンパー、９は室内空気供給用ファン、１０は
室内リターン空気吸引用ファン、１１は加熱または冷却
用熱交換器、１２は除湿の際の再熱用、加湿の際のスプ
レー用熱交換器、１３は除塵・脱臭機能を有する空気清
浄装置、１４は酸素富化やマイナス・イオン発生、芳臭
等の有効成分付加装置、１５は室内リターン空気より取
り入れ外気へ熱回収をする全熱交換器、１６は室内リタ
ーン空気の排気部、１７は室内用室外空気の取入れ部、
１８は室外空気用のプレフィルター、１９は室外用熱交
換器、２０は室外用ファン、２１及び２２は暖房時に室
外熱交換器より流出するドレン水を室内側加湿用熱交換
器へ導く配管及びポンプ、２３は室外空気取入れ部、２
４は排気部、２５は機械室で、２６は圧縮機、２７は四
方弁、２８は除湿用絞り、２９は冷房暖房用絞り、３０
は電気品、３１はファンモーターである。
【０００９】次に動作を図４について説明する。室内リ
ターン空気ａは通気ダクト４を介して吸引用ファン１０
にて室内空気生成部７へ導びかれる。室内リターン空気
を処理して室内へ供給する場合は、ダンパー８は図中８
Ａの位置とし、空気の流れは実線の矢印ｂとなる。室外
空気を処理して室内へ供給する場合は、ダンパー８は図
中８Ｂの位置とし、リターン空気は破線の矢印ｃとな
り、排出部１６より外気へ流出し、室外空気ｄは取入れ
部１７より流入しプレフィルター１８を通って熱交換等
処理部へ導びかれる。この際、前記排出部１６と取入部
１７はショート・サイクル防止のための開口部の面を同
一とせず距離をあけ、またリターン空気ｃと室外空気ｄ
との間で全熱交換（温度＆湿度）させ排熱回収してい
る。室内供給空気ｄは、空気清浄装置１３にて除塵・脱
臭され、冷却、加熱、除湿、加湿等の処理をされ、室内
空気供給用ファン９にて、通気ダクト４を介して室内へ
送られる。冷房時は、絞り２８は全開で絞り２９で調整
し、除湿時は絞り２８で調整し絞り２９は全開とする。
暖房時は絞り２８は全開で絞り２９で調整し、加湿時
は、室外熱交換器１９より流出するドレン水をポンプ２
２で配管２１を介して再熱用熱交換器へスプレーする。
ファンモーター３１は図中２台示しているが１台でも問
題ない。また、電気部品３０は、メンテナンスが容易な
位置にレイアウトされている。室内供給空気の処理部を
中央部にレイアウトして、外気への熱ロスを防止してい
る。
ターン空気ａは通気ダクト４を介して吸引用ファン１０
にて室内空気生成部７へ導びかれる。室内リターン空気
を処理して室内へ供給する場合は、ダンパー８は図中８
Ａの位置とし、空気の流れは実線の矢印ｂとなる。室外
空気を処理して室内へ供給する場合は、ダンパー８は図
中８Ｂの位置とし、リターン空気は破線の矢印ｃとな
り、排出部１６より外気へ流出し、室外空気ｄは取入れ
部１７より流入しプレフィルター１８を通って熱交換等
処理部へ導びかれる。この際、前記排出部１６と取入部
１７はショート・サイクル防止のための開口部の面を同
一とせず距離をあけ、またリターン空気ｃと室外空気ｄ
との間で全熱交換（温度＆湿度）させ排熱回収してい
る。室内供給空気ｄは、空気清浄装置１３にて除塵・脱
臭され、冷却、加熱、除湿、加湿等の処理をされ、室内
空気供給用ファン９にて、通気ダクト４を介して室内へ
送られる。冷房時は、絞り２８は全開で絞り２９で調整
し、除湿時は絞り２８で調整し絞り２９は全開とする。
暖房時は絞り２８は全開で絞り２９で調整し、加湿時
は、室外熱交換器１９より流出するドレン水をポンプ２
２で配管２１を介して再熱用熱交換器へスプレーする。
ファンモーター３１は図中２台示しているが１台でも問
題ない。また、電気部品３０は、メンテナンスが容易な
位置にレイアウトされている。室内供給空気の処理部を
中央部にレイアウトして、外気への熱ロスを防止してい
る。
【００１０】実施例２．図５は、通気ダクト４の内管３
４の支持方法を示したもので、内管支持用リブ３７が一
定間隔で設えられている（断熱材３６は図示せず）。ま
た、図６は、通気ダクト４を接続した場合を示す。図７
は、ダクト内の騒音を低減する手段を示した図であり、
通気ダクト４の途中に、ダクト内を伝播する騒音を検知
するマイクロホン３８を設け、検知した騒音波形と逆位
相の音波形を生成する信号処理回路３９により、スピー
カー４０より音波を出力する。上記の原理を図８にて説
明する。ダクト内を伝播する騒音に対し、それを打ち消
す位相でスピーカーより音波を出力すれば、消音効果が
得られる。
４の支持方法を示したもので、内管支持用リブ３７が一
定間隔で設えられている（断熱材３６は図示せず）。ま
た、図６は、通気ダクト４を接続した場合を示す。図７
は、ダクト内の騒音を低減する手段を示した図であり、
通気ダクト４の途中に、ダクト内を伝播する騒音を検知
するマイクロホン３８を設け、検知した騒音波形と逆位
相の音波形を生成する信号処理回路３９により、スピー
カー４０より音波を出力する。上記の原理を図８にて説
明する。ダクト内を伝播する騒音に対し、それを打ち消
す位相でスピーカーより音波を出力すれば、消音効果が
得られる。
【００１１】実施例３．図９は、室内機１の断面図であ
り、４１は室内空気吹出部、４２は室内空気吸込部、４
３はその分離部である。吹出部４１、吸込部４２それぞ
れの空間に、階段状導風板２４を複数設置し、導風板２
４の間を通過してきた気流Ｃと導風板２４を回り込んで
きた気流Ｄのそれぞれの音波ではその位相がずれる。こ
のことを利用し、各導風板２４の位置及び間隔を適正化
することにより、前記位相のずれを半周期とすることに
より図８で示した原理と同様、音波ＣとＤが互いに干渉
し合い、全体の音波レベルを低減させる。このことによ
り室内の騒音を低減できる。
り、４１は室内空気吹出部、４２は室内空気吸込部、４
３はその分離部である。吹出部４１、吸込部４２それぞ
れの空間に、階段状導風板２４を複数設置し、導風板２
４の間を通過してきた気流Ｃと導風板２４を回り込んで
きた気流Ｄのそれぞれの音波ではその位相がずれる。こ
のことを利用し、各導風板２４の位置及び間隔を適正化
することにより、前記位相のずれを半周期とすることに
より図８で示した原理と同様、音波ＣとＤが互いに干渉
し合い、全体の音波レベルを低減させる。このことによ
り室内の騒音を低減できる。
【００１２】実施例４．図１０は、通気ダクト内の静圧
を回復する手段を示した図であり、４５は互いに反転す
るプロペラファン、４６は回転方向を反転する機構を内
蔵したファンモータ、４７は室内供給空気の流路内に設
置され、外流路を防ぐことのないようリブで形成された
モーターサポートである。プロペラファンを直列に設置
し、互いに反転する方向に回転させることにより、発生
する動圧を静圧に変換することができ、その結果、ダク
ト内の静圧を回復することができる。
を回復する手段を示した図であり、４５は互いに反転す
るプロペラファン、４６は回転方向を反転する機構を内
蔵したファンモータ、４７は室内供給空気の流路内に設
置され、外流路を防ぐことのないようリブで形成された
モーターサポートである。プロペラファンを直列に設置
し、互いに反転する方向に回転させることにより、発生
する動圧を静圧に変換することができ、その結果、ダク
ト内の静圧を回復することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、供給
空気源を室内リターン空気と室外空気の何れかに切換可
能なダンパーと、室内空気の供給用ファンと、前記室内
リターン空気の吸引用ファンと、前記室内空気の加熱ま
たは冷却用熱交換器と、前記室内空気の除湿用の再熱用
熱交換器と、前記加熱または冷却用熱交換器の空気流入
側に設けられ、除塵・脱臭を行う空気清浄装置と、室外
空気取入部と室内リターン空気排出部の間に設けられた
全熱交換器とを有する室内空気生成装置を備えた構成に
したので、次の効果を奏する。 ａ．室内供給空気の風量低下を防止できる。 ｂ．給気及び排気機能を有する換気、全外気空調が可能
となる。 ｃ．室内を健康的で快適な環境に保つことができる。
空気源を室内リターン空気と室外空気の何れかに切換可
能なダンパーと、室内空気の供給用ファンと、前記室内
リターン空気の吸引用ファンと、前記室内空気の加熱ま
たは冷却用熱交換器と、前記室内空気の除湿用の再熱用
熱交換器と、前記加熱または冷却用熱交換器の空気流入
側に設けられ、除塵・脱臭を行う空気清浄装置と、室外
空気取入部と室内リターン空気排出部の間に設けられた
全熱交換器とを有する室内空気生成装置を備えた構成に
したので、次の効果を奏する。 ａ．室内供給空気の風量低下を防止できる。 ｂ．給気及び排気機能を有する換気、全外気空調が可能
となる。 ｃ．室内を健康的で快適な環境に保つことができる。
【図１】この発明の実施例１による空気調和機の概略構
成図である。
成図である。
【図２】この発明の実施例１による空気調和機の通気ダ
クトの部分斜視図である。
クトの部分斜視図である。
【図３】この発明の実施例１による空気調和機の室外機
の構成図である。
の構成図である。
【図４】この発明の実施例１による空気調和機の室外機
の動作を示す図である。
の動作を示す図である。
【図５】この発明の実施例２による空気調和機の通気ダ
クトの内管支持を説明する斜視図である。
クトの内管支持を説明する斜視図である。
【図６】この発明の実施例２による空気調和機の通気ダ
クトの接続部を示す図である。
クトの接続部を示す図である。
【図７】この発明の実施例２による空気調和機の騒音低
減手段を示す図である。
減手段を示す図である。
【図８】この発明の実施例２による空気調和機の騒音低
減の原理を説明する図である。
減の原理を説明する図である。
【図９】この発明の実施例３による空気調和機の室内機
の騒音低減手段を説明する図である。
の騒音低減手段を説明する図である。
【図１０】この発明の実施例４による空気調和機の通気
ダクト内の静圧回復手段を説明する図である。
ダクト内の静圧回復手段を説明する図である。
【図１１】従来の空気調和機の斜視図である。
【図１２】従来の空気調和機の断面図である。
１ 室内機 ２ 室外機 ４ 通気ダクト ７ 室内空気生成部 ８ ダンパー ９ 室内空気の供給用ファン １０ 室内空気のリターン用ファン １１ 室内空気の加熱または冷却用熱交換器 １２ 室内空気の除湿用の再熱用熱交換器 １３ 空気清浄装置 １５ 全熱交換器
Claims (1)
- 【請求項１】 供給空気源を室内リターン空気と室外空
気の何れかに切換可能なダンパーと、室内空気の供給用
ファンと、前記室内リターン空気の吸引用ファンと、前
記室内空気の加熱または冷却用熱交換器と、前記室内空
気の除湿用の再熱用熱交換器と、前記加熱または冷却用
熱交換器の空気流入側に設けられ、除塵・脱臭を行う空
気清浄装置と、室外空気取入部と室内リターン空気排出
部の間に設けられた全熱交換器とを有する室内空気生成
装置を備えた空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292861A JP2697419B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292861A JP2697419B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05133554A true JPH05133554A (ja) | 1993-05-28 |
| JP2697419B2 JP2697419B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=17787324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3292861A Expired - Fee Related JP2697419B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2697419B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100445650C (zh) * | 2005-07-01 | 2008-12-24 | 煜丰科技股份有限公司 | 由终端箱提供最适风量的空调系统 |
| JP2011058653A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Kurimoto Ltd | 熱交換ダクト |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6243243U (ja) * | 1985-09-02 | 1987-03-16 | ||
| JPH0264332A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-05 | Matsushita Seiko Co Ltd | 換気空調装置 |
| JPH03134419A (ja) * | 1989-10-19 | 1991-06-07 | Tokai Kogyo Kk | マルチヒートポンプ空気調和装置 |
| JPH03225129A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-04 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 空調装置 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3292861A patent/JP2697419B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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| JP2011058653A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Kurimoto Ltd | 熱交換ダクト |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2697419B2 (ja) | 1998-01-14 |
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