JPH0513327U - コーヒーサーバーの給水容器 - Google Patents
コーヒーサーバーの給水容器Info
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- JPH0513327U JPH0513327U JP6043691U JP6043691U JPH0513327U JP H0513327 U JPH0513327 U JP H0513327U JP 6043691 U JP6043691 U JP 6043691U JP 6043691 U JP6043691 U JP 6043691U JP H0513327 U JPH0513327 U JP H0513327U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】偏平なコーヒーサーバーの給水容器に使用する
浄水用フイルタの使用量を少なくするために、その一部
に上記浄水用フイルタが取着できる仕切板の上記給水容
器への取付けを容易にする。 【構成】給水容器5のタンク5′の底付近に、このタン
ク5′を上下に仕切る仕切板3を設ける。この仕切板3
の中央付近には浄水用フイルタ4を取着するための段差
部3bを有する大開口部を設ける。さらに、この大開口
部の外周に設けた小開口部3cの上側に筒3aを設ける
と共に、上記タンク5′の底部下側にはコーヒーサーバ
ー本体の突起部18aに嵌合する凹部5aを設ける。そ
して、上記仕切板3を上記筒3aと凹部5aとを介し
て、本体の上蓋9と突起部18aとで挟むようにして支
持する。
浄水用フイルタの使用量を少なくするために、その一部
に上記浄水用フイルタが取着できる仕切板の上記給水容
器への取付けを容易にする。 【構成】給水容器5のタンク5′の底付近に、このタン
ク5′を上下に仕切る仕切板3を設ける。この仕切板3
の中央付近には浄水用フイルタ4を取着するための段差
部3bを有する大開口部を設ける。さらに、この大開口
部の外周に設けた小開口部3cの上側に筒3aを設ける
と共に、上記タンク5′の底部下側にはコーヒーサーバ
ー本体の突起部18aに嵌合する凹部5aを設ける。そ
して、上記仕切板3を上記筒3aと凹部5aとを介し
て、本体の上蓋9と突起部18aとで挟むようにして支
持する。
Description
【0001】
本考案は、コーヒーサーバーの給水容器に関するもので、より詳しくは、給水 容器内に浄水用フイルタを着脱自在に取着するための仕切板を設けた給水容器に 関するものである。
【0002】
最近の水道の水質悪化或いは、消費者の嗜好の高級化に伴って、浄水器が普及 しはじめている。それに連れて、コーヒーメーカーの給水容器にも活性炭等の吸 着剤を用いた浄水フイルタが用いられている。その一例として、実開昭60−3 0731号公報に記載されたようなものがある。この考案は、コーヒーメーカー 用の縦長の水タンクの底部横断面の内周面の形状にほぼ対応する輪郭を有するケ ース本体に、浄水材料を収納したものである。
【0003】
しかし、本考案のコーヒーサーバーのように、底部の横断面積が大きく、高さ が低い偏平な給水容器の横断面一杯に浄水フイルタを設けることは、浄水用フイ ルタの能力から考えても浄水用フイルタの面積が必要以上に大きくなって資源の 無駄になり、また、コスト的にも高くなるという問題があった。
【0004】 そこで、給水容器のタンク底部付近にこのタンクを上下に仕切る仕切板を設け 、この仕切板の中央付近に浄水用フイルタを着脱自在に取着するための開口部を 設ける方法が考えられた。しかし、この仕切板方法も仕切板をタンクに取着する ためのシームレス溶接やスポット溶接等の加工にコストがかかるという問題があ った。
【0005】 本考案はこのような問題点を解決するためになされたものであって、浄水用フ イルタを着脱自在に取着するための外周縁部に段差部を有する大開口部を中央付 近に設けた仕切板を給水容器のタンク底部近くに設け、この仕切板をこの仕切板 の上側に複数設けた筒と、上記タンクの下側に複数設けた凹部とを介して、上記 コーヒーサーバーの本体側に設けられた突起部とコーヒーサーバー本体の蓋とで 挟持するようにしたコーヒーサーバーの給水容器を提供することを目的とする。
【0006】 更に、上記筒はその上端に切り欠きを設け、上記仕切板の挟持用と給水容器に 給水された水のオーバーフロー用とを兼ねるようにしたコーヒーサーバーの給水 容器を提供することを目的とする。
【0007】
上記目的を達成するためこの考案は、給水容器から給水された水を給湯タンク で加熱してコーヒー粉末に注いでコーヒー液を抽出するように構成されたコーヒ ーサーバーにおいて、 上記給水容器のタンク底部近傍に、このタンクを上下に仕切る仕切板を設け、 この仕切板の中央付近に浄水用フイルタを着脱自在に取着するための大開口部と 、この大開口部の外周に複数の小開口部と、この小開口部の上側に複数の筒を密 接して設けると共に、上記給水タンクのタンク底部の下側にはコーヒーサーバー 本体の突起部に嵌合する複数の凹部を設け、上記仕切板は、この仕切板に設けら れた筒と、上記タンクに設けられた凹部とを介して、上記コーヒーサーバー本体 側に設けられた突起部とコーヒーサーバー本体の蓋とで挟持するようにしたこと を特徴とする。
【0008】 さらに、上記筒はその上端に切り欠きを設け、上記仕切板の挟持用と給水タン クに給水された水のオーバーフロー用とを兼ねるようにしたことを特徴とする。
【0009】
上記構成において、浄水用フイルタは仕切板に設けられた開口部に取着される ように構成されているため、不必要に大きなフイルタを使用しなくてもよく、コ スト的にも安くなる。そして、浄水用フイルタは寸法が小さいため、わざわざコ ーヒーサーバー本体の蓋を外さなくても給水口からフイルタの交換が可能になる 。
【0010】 また、仕切板はコーヒーサーバーの本体と蓋とで挟持されるようになっている ため、加工及び組み立てが容易で製作費用が安くなる。
【0011】 さらに、仕切板に設けられた筒の上端には切り欠きが設けられているため、浄 水用フイルタの濾過速度が給水速度に追いつかないときには、仕切板から上にあ る水を仕切板の下にオーバーフローさせる。
【0012】
図1は本考案の給水容器に係るコーヒーサーバーの外観斜視図である。
【0013】 図1において、1はコーヒーサーバーの本体、8は前記本体1の給水口、8′ は給水口8のフタ、9は上記本体1の上蓋、14はコーヒー粉末を収容するバス ケット、15はコーヒー液を収容するデカンタ、16は保温プレートである。 図2は図1のX−Xにおける断面図である。
【0014】 図2において、2は給水口8に設けられた給水口フイルタ、3は浄水用フイル タ4を取着すると共に、給水容器5のタンク5′の内部を上下に仕切る仕切板、 7は給水容器5からの漏水を防止するパツキン、10は給水パイプ、11は給湯 タンク、11′は給湯タンクフタ、12は前記給湯タンクフタに取着された排気 チユーブ、13は給湯パイプである。
【0015】 そして、コーヒー液を抽出するときは、まず上記バスケット14にフイルタ2 3を内装し、このフイルタ23内に必要量(例えば10杯分)のコーヒー粉末2 4を入れ、バスケットホルダ18とバスケット14の開口部を合致させ、このバ スケット14を載せた上記デカンタ15を保温プレート16に載置する。
【0016】 次に給水口8′から上記給水口フイルタ2を介して水約4lを給水容器5に給 水する。すると、タンク5′の側面下部に接続されている上記給水パイプ10を 通って給湯タンク11の底部に水が供給される。そして、給湯タンク11は給湯 タンクフタ11′とパツキン(図示せず)とにより密封されているため、給水さ れた水量に見合った給湯タンク11内の空気がタンク5′に接続された上記排気 チユーブ12を通ってタンク5′の上部に放出される。
【0017】 次に、上記本体上部背面に設けられた加熱スイツチ25を「入」にする。する と、上記給湯タンク11内に装着された給湯用ヒータ19が通電され、このタン ク11内の水が加熱される。そして、タンク11内の湯温がコーヒー液の抽出に 適した温度、例えば96℃になると温度検知素子26が前記湯温を検知し、給湯 用ヒータ制御部20が上記給湯用ヒータ19を「切」にすると同時に適温ランプ (図示せず)を点灯させる。
【0018】 そこで、上記給水容器5に水約1.5l補給する。すると、補給された水は上 記給水パイプ10を通って再び給湯タンク11の底部に供給される。この供給さ れた水は水温が低くて密度が高いため、給湯タンク11内の熱湯を押し上げ、押 し上げられた熱湯は上記給湯パイプ13を通って上記バスケットホルダ18に設 けられたスプレーデイスク17に注がれ、コーヒー粉末23上に散布される。そ して、抽出された約1.5l弱のコーヒー液がデカンタ15に収容され、保温プ レート16によって保温される。
【0019】 図3は図2の要部拡大図である。
【0020】 図3において、給水口フイルタ2は、フイルタ枠2aとネツト2b及びヒンジ 2cをポリプロピレン樹脂等で一体に成型され、浄水用フイルタ4の交換・取り 出しが容易にできるように、浄水用フイルタ4の面積と略同等かそれ以上の大き さになっている。
【0021】 タンク5′の内部は、仕切板3によって上部室6aと下部室6bに仕切られて いる。この仕切板3の中央付近には、浄水用フイルタ4を取着するための大開口 部が設けられると共に、この大開口部の周縁にはフイルタ4が収容される段差部 3bが形成されている。そして、上記大開口部の外周には、複数の小開口部3c が設けられ、この小開口部3cの上側には、複数の筒3aが密接して取付られて いる。
【0022】 一方、タンク5′内側には、上記仕切板3の段差部3bに当接する突起5bが 設けられると共に、バスケツトホルダ18の上側に設けられた突起部18aに嵌 合する凹部5aが設けられている。さらに、タンク5′の側面には、仕切板3を 支持するための段差部5cが形成されている。
【0023】 従って、仕切板3は下部の段差部3bがタンク5′の突起5bに支持され、タ ンク5′の底部はこの底部に設けられた凹部5aが上記突起18aに嵌合支持さ れると共に、上記筒3aの上端を上蓋9で押圧され、挟持されるようになってい る。そして、仕切板3の外周はタンク5′の段差部5cに圧入され、上部室6a から下部室6bに水が漏れないようになっている。
【0024】 また、上記筒3aの上端には切り欠き3dが設けられているため、タンク5′ に給水される水の速度に浄水用フイルタ4の濾過速度が追いつかない場合、矢印 21で示すように上部室6aの水は筒3aの切り欠き3dから下部室6bにオー バーフローして流れ落ちる。そして、入れ替わりに下部室6bの空気が矢印22 で示すように筒3aから切り欠き3dを通って抜けるようになっている。
【0025】
本考案は以上のように構成されたものであるから、浄水用フイルタの寸法は、 給水容器が収容する水の処理に要求される断面積(容積)まで小さくすることが でき、また、この浄水用フイルタを取着する仕切板は、タンクに溶接せずコーヒ ーサーバーの本体とフタとで挟持するようになっているため製作が容易にできる 。
【0026】 更に、仕切板の筒にはオーバーフロー用の切り欠きが設けられているため、浄 水用フイルタの濾過速度以上の速度で水が給水されても、水が給水容器から溢れ て周囲を濡らさないようにすることができるという顕著な効果を奏する。
【図1】本考案の給水容器に係るコーヒーサーバーの外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】図1のX−Xにおける断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
3:仕切板 3a:筒 3d:切り欠き 4:浄水用フイルタ 5:給水容器 5′:タンク 5a:凹部
Claims (2)
- 【請求項1】給水容器から給水された水を給湯タンクで
加熱してコーヒー粉末に注いでコーヒー液を抽出するよ
うに構成されたコーヒーサーバーにおいて、 上記給水容器のタンク底部近傍に、このタンクを上下に
仕切る仕切板を設け、この仕切板の中央付近には浄水用
フイルタを着脱自在に取着するための大開口部と、この
大開口部の外周に複数の小開口部と、この小開口部の上
側に複数の筒を密接して設けると共に、上記給水容器の
タンク底部の下側にはコーヒーサーバー本体側に設けら
れた突起部に嵌合する複数の凹部を設け、 上記仕切板は、この仕切板に設けられた筒と、前記タン
クに設けられた凹部とを介して、上記コーヒーサーバー
本体側に設けられた突起部とコーヒーサーバー本体の蓋
とで挟持するようにしたことを特徴とするコーヒーサー
バーの給水容器。 - 【請求項2】上記筒はその上端に切り欠きを設け、上記
仕切板の挟持用と給水容器に給水された水のオーバーフ
ロー用とを兼ねるようにしたことを特徴とする請求項1
記載のコーヒーサーバーの給水容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991060436U JP2564349Y2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | コーヒーサーバーの給水容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991060436U JP2564349Y2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | コーヒーサーバーの給水容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513327U true JPH0513327U (ja) | 1993-02-23 |
JP2564349Y2 JP2564349Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=13142214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991060436U Expired - Lifetime JP2564349Y2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | コーヒーサーバーの給水容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564349Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56131133U (ja) * | 1980-03-06 | 1981-10-05 | ||
JPS60171223U (ja) * | 1984-04-19 | 1985-11-13 | シャープ株式会社 | オ−バ−フロ−型コ−ヒ−サ−バ− |
JPH03170118A (ja) * | 1989-11-30 | 1991-07-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コーヒーメーカー |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP1991060436U patent/JP2564349Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56131133U (ja) * | 1980-03-06 | 1981-10-05 | ||
JPS60171223U (ja) * | 1984-04-19 | 1985-11-13 | シャープ株式会社 | オ−バ−フロ−型コ−ヒ−サ−バ− |
JPH03170118A (ja) * | 1989-11-30 | 1991-07-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コーヒーメーカー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2564349Y2 (ja) | 1998-03-09 |
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