JPH05133061A - 屋根工事用安全ネツト取付構造 - Google Patents

屋根工事用安全ネツト取付構造

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JPH05133061A
JPH05133061A JP30032891A JP30032891A JPH05133061A JP H05133061 A JPH05133061 A JP H05133061A JP 30032891 A JP30032891 A JP 30032891A JP 30032891 A JP30032891 A JP 30032891A JP H05133061 A JPH05133061 A JP H05133061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety net
roof
eaves
mounting
attachment
Prior art date
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Pending
Application number
JP30032891A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Matsuka
賢治 松家
Tsutomu Fujiwara
努 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋根回りの外観を損なうことなく安全ネット
取付具を設置でき、且つ屋根上作業中の墜転落を確実に
防止し得る屋根工事用安全ネット取付構造を提供するこ
と。 【構成】 安全ネット30の屋根側取付端30Aを支持
する屋根工事用安全ネット取付構造において、軒天裏に
設けたたる木取付金具13に安全ネット取付具31の一
端を取着し、該安全ネット取付具31を外壁23と軒天
パネル18との間の間隙から下方に延在し、該安全ネッ
ト取付具31の他端に、安全ネット30の屋根側取付端
30Aが係脱できるネット係止部31Bを備えてなるよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屋根工事用安全ネット取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋根上作業中の地上又は階下への
墜転落を防止するため、軒先とその対面する足場との間
に安全ネットを施設するものがある。このとき、安全ネ
ットの屋根側取付端は、軒先に沿って張り設けた支持ロ
ープに取着した連結具に連結し、支持することとしてい
る。
【0003】また従来、特開平2-240378号公報に記載の
如く、軒先回りに、安全ネットを備えた基枠を釘打ち固
定するものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記、の問題点がある。 軒先に沿って張り設けた支持ロープを用いる場合に
は、支持ロープが直線にしか張れないため、軒先形状が
凹凸状であると、凹状軒先と支持ロープに支持した安全
ネットとの間にネットのない空間を生じ、墜転落を防止
できない。
【0005】安全ネットを備えた基枠を軒先回りに釘
打ち固定するものは、屋根工事終了後の該基枠撤去に際
し、該基枠の釘打ち跡が外観を損ねたり、或いは外観向
上のために該釘打ち跡を隠す等の施工を必要とする。
【0006】本発明は、屋根回りの外観を損なうことな
く安全ネット取付具を設置でき、且つ屋根上作業中の墜
転落を確実に防止し得る屋根工事用安全ネット取付構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、安全ネットの屋根側取付端を支持する屋根工事用安
全ネット取付構造において、軒天裏に設けた支持部材に
安全ネット取付具の一端を取着し、該安全ネット取付具
を外壁と軒天との間の間隙から下方に延在し、該安全ネ
ット取付具の他端に、安全ネットの屋根側取付端が係脱
できるネット係止部を備えてなるようにしたものであ
る。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記支持部材が、屋根構造体
に固定されたたる木取付金具であり、前記安全ネット取
付具の一端フック部を上記たる木取付金具に設けた支持
孔に係脱可能としたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、下記〜の作用がある。 安全ネット取付具は、軒先に沿う軒下に適宜の間隔を
介して設置され、安全ネットを支持する。このため、軒
先形状が凹凸状であっても、安全ネット取付具を凹状軒
先、凸状軒先のそれぞれに設置でき、軒先と安全ネット
との間にネットのない空間を生ずることはない(図5参
照)。
【0010】安全ネット取付具は、外部に対し隠され
ている軒天裏の支持部材に取着され、外壁と軒天との間
の間隙から下方に延在される。このため、安全ネット取
付具の取付跡は軒天裏に隠される如くとなり、屋根工事
終了後に屋根回りの外観を損なうものとなることがな
い。
【0011】安全ネット取付具が軒天裏に設けた支持
部材としてのたる木取付金具に係脱できるフック部を備
えることにより、該取付具を現場にて簡易に着脱でき
る。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す模式図、図2
は図1の屋根面材を一部破断して示す斜視図、図3は安
全ネットの取付作業状態を示す模式図、図4は安全ネッ
ト取付具の衝撃吸収状態を示す模式図、図5は凹面状軒
先への安全ネット取付状態を示す模式図である。
【0013】図1の屋根10は、居室ユニット11の天
井梁11Aの上部に、屋根ユニット12の軒梁12Aを
搭載し、軒梁12Aにたる木取付金具13を固定し、た
る木取付金具13にたる木14を取付け、たる木14の
上部に野地板15、瓦等の屋根面材16を取付けて構成
されたものである。
【0014】そして、屋根10は、たる木取付金具13
に軒天吊り金具17を取付け、軒天吊り金具17により
軒天パネル18を吊り支持している。19は軒先板、2
1は軒先見切縁、22は軒樋である。
【0015】尚、居室ユニット11の外壁23と、軒天
パネル18との間には、小屋裏換気用の間隙24が形成
されている。
【0016】然るに、本実施例にあっては、図1、図2
に示す如く、安全ネット30の屋根側取付端30Aを支
持する安全ネット取付具31を軒下に吊下げ配置してい
る。安全ネット取付具31は棒材からなり、軒天裏に設
けた支持部材としての上記たる木取付金具13の長孔状
支持孔32に係脱できるU字状フック部31Aを一端に
曲げ成形されている。
【0017】尚、安全ネット取付具31のフック部31
Aは、図2に示す如く、軒天吊金具受プレート101に
設けた長孔状支持孔102に係脱されるものであっても
良い。
【0018】そして、安全ネット取付具31は、外壁2
3と軒天パネル18との間の上述の間隙24から下方に
延在し、その延在端にネット係止部31Bを備えてい
る。ネット係止部31Bは、リング状(或いはコイル
状)に曲げ成形され、安全ネット30の屋根側取付端3
0Aを係脱できる。
【0019】次に、安全ネット30の取付手順について
説明する(図3参照)。 (1) 屋根10の軒先に対面する足場40に安全ネット3
0の足場側取付端30Bを予め取着しておく。
【0020】(2) 安全ネット取付具31のフック部31
Aをたる木取付金具13の支持孔32に係止し、安全ネ
ット取付具31を軒先に沿う軒下の複数位置に適宜の間
隔を介して設置する。
【0021】(3) 安全ネット30の屋根側取付端30A
を安全ネット取付具31のネット係止部31Bに上から
かぶせる如くにより係止する。これにより、安全ネット
30は、軒先とその対面する足場40との間に施設さ
れ、屋根上作業中の地上又は階下への墜転落を棒防止す
る。
【0022】以下、本実施例の作用について説明する。 安全ネット取付具31は、軒先に沿う軒下に適宜の間
隔を介して設置され、安全ネット30を支持する。この
ため、軒先形状が凹凸状であっても、安全ネット取付具
31を凹状軒先、凸状軒先のそれぞれに設置でき、軒先
と安全ネット30との間にネットのない空間を生ずるこ
とはない(図5参照)。
【0023】安全ネット取付具31は、外部に対し隠
されている軒天裏の支持部材としてのたる木取付金具1
3に取着され、外壁23と軒天パネル18との間の間隙
24から下方に延在される。このため、安全ネット取付
具31の取付跡は軒天裏に隠される如くとなり、屋根工
事終了後に屋根10回りの外観を損なうものとなること
がない。
【0024】安全ネット取付具31が軒天裏に設けた
支持部材としてのたる木取付金具13に係脱できるフッ
ク部31Aを備えることにより、該取付具31を現場に
て簡易に着脱できる。
【0025】安全ネット取付具31のネット係止部3
1Bが棒材をリング状に曲げ成形されたものにて構成さ
れることにより、墜転落相当の衝撃はリング状ネット係
止部31Bの材の伸び変形により吸収され(図4(A)
〜(C)参照)、屋根構成材に有害な変形を及ぼすこと
がない。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、屋根回り
の外観を損なうことなく安全ネット取付具を設置でき、
且つ屋根上作業中の墜転落を確実に防止し得る屋根工事
用安全ネット取付構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す模式図である。
【図2】図2は図1の屋根面材を一部破断して示す斜視
図である。
【図3】図3は安全ネットの取付作業状態を示す模式図
である。
【図4】図4は安全ネット取付具の衝撃吸収状態を示す
模式図である。
【図5】図5は凹面状軒先への安全ネット取付状態を示
す模式図である。
【符号の説明】
13 たる木取付金具(支持部材) 18 軒天パネル(軒天) 23 外壁 24 間隙 30 安全ネット 30A 屋根側取付端 31 安全ネット取付具 31A フック部 31B ネット係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安全ネットの屋根側取付端を支持する屋
    根工事用安全ネット取付構造において、軒天裏に設けた
    支持部材に安全ネット取付具の一端を取着し、該安全ネ
    ット取付具を外壁と軒天との間の間隙から下方に延在
    し、該安全ネット取付具の他端に、安全ネットの屋根側
    取付端が係脱できるネット係止部を備えてなることを特
    徴とする屋根工事用安全ネット取付構造。
  2. 【請求項2】 前記支持部材が、屋根構造体に固定され
    たたる木取付金具であり、前記安全ネット取付具の一端
    フック部を上記たる木取付金具に設けた支持孔に係脱可
    能とする請求項1記載の屋根工事用安全ネット取付構
    造。
JP30032891A 1991-11-15 1991-11-15 屋根工事用安全ネツト取付構造 Pending JPH05133061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30032891A JPH05133061A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 屋根工事用安全ネツト取付構造

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JP30032891A JPH05133061A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 屋根工事用安全ネツト取付構造

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JPH05133061A true JPH05133061A (ja) 1993-05-28

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ID=17883452

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30032891A Pending JPH05133061A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 屋根工事用安全ネツト取付構造

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JP (1) JPH05133061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711774A (ja) * 1993-06-25 1995-01-13 Sekisui Chem Co Ltd 屋根工事用安全ネット取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711774A (ja) * 1993-06-25 1995-01-13 Sekisui Chem Co Ltd 屋根工事用安全ネット取付構造

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