JPH0513248U - 椅 子 - Google Patents

椅 子

Info

Publication number
JPH0513248U
JPH0513248U JP7061691U JP7061691U JPH0513248U JP H0513248 U JPH0513248 U JP H0513248U JP 7061691 U JP7061691 U JP 7061691U JP 7061691 U JP7061691 U JP 7061691U JP H0513248 U JPH0513248 U JP H0513248U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat plate
auxiliary
guide
depth
auxiliary seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7061691U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2556408Y2 (ja
Inventor
文男 田中
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP7061691U priority Critical patent/JP2556408Y2/ja
Publication of JPH0513248U publication Critical patent/JPH0513248U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2556408Y2 publication Critical patent/JP2556408Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 着座者の体格に応じて座部を構成する座板の
奥行幅を調節可能となした椅子に関し、座板自体は脚部
に強固に固定しておき、座部の奥行幅を広くして使用し
たいときに該座板の前縁部に補助脚部を略水平に位置す
るようになし、また補助座板を不要なときには邪魔にな
らないようになした。 【構成】 脚部(1)に固定した座板(17)の前縁部に奥行
幅の狭い補助座板(21)を枢支するとともに、補助座板の
下面に一端を枢支した支持部材(24)の他端に設けた案内
用突部(28)を、座板の下面奥行方向に固定した補強杆(2
0)に形成した前端に係合部(31)を有する奥行方向に延び
た案内溝(29)にスライド係合してなり、案内用突部が係
合部に係合した際に補助座板を略水平に保持し、また案
内用突部が案内溝の奥行方向に移動した際に補助座板が
略垂下状態となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、着座者の体格に応じて座部を構成する座板の奥行幅を調節可能とな した椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、座部の奥行幅を調節可能となした椅子は提供されている。例えば、実公 平2−12909 号公報にて開示される如く、座板の両側を脚部に対して前後スライ ド可能に装着し、もって背凭れ板の前面と座板の前縁との間の実効着座幅を調節 可能となした椅子は既に提供されている。
【0003】 しかし、前記椅子にあっては、座部を脚部に対して前後に移動可能且つ固定可 能に装着しているので、座部全体がガタつき易いとともに、座部の実効着座幅を 狭くする場合には、座部の後部を背凭れ板の下方空間を通して背凭れ板よりも後 方へ突出させなければならず、その後方突出部が通行の邪魔になる恐れがあると ともに、外観的にも多少問題を有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、座板自体は脚部に強 固に固定しておき、座部の奥行幅を広くして使用したいときに該座板の前縁部に 補助脚部を略水平に位置するようになし、また補助座板を不要なときには邪魔に ならないようになした椅子を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題解決のために、脚部に固定した座板の前縁部に奥行幅の 狭い補助座板を枢支するとともに、補助座板の下面に一端を枢支した支持部材の 他端に設けた案内用突部を、座板の下面奥行方向に固定した補強杆に形成した前 端に係合部を有する奥行方向に延びた案内溝にスライド係合してなり、前記案内 用突部が案内溝の係合部に係合した際に前記補助座板を略水平に保持し、また案 内用突部が案内溝の奥行方向に移動した際に前記補助座板が略垂下状態となるよ うに設定してなる椅子を構成した。
【0006】
【作用】
以上の如き内容からなる本考案の椅子は、支持部材の案内用突部を案内溝の前 端に形成した係合部に係合させた際には、補助座板を略水平状態となして支持し 、座板と該補助座板とで奥行幅の広い座部を形成し、また案内用突部と係合部の 係合関係を解除して該突部を案内溝に沿って奥行方向にスライド移動させた際に は、補助座板が座板に対して下方へ回動して略垂下状態となり、実質的に座板の 奥行幅を有する座部を形成するものであり、支持部材の案内用突部を案内溝に沿 ってスライド移動させることにより、座部の奥行幅の広狭を選択できるのである 。
【0007】
【実施例】
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細を説明する。
【0008】 図1及び図2は本考案の代表的実施例を示し、図中1は脚部、2は座部、3は 背凭れであり、図示した椅子は、脚部1の上部に背凭れ3を一体に設けた座部2 を高さ調節可能に取付けたものである。
【0009】 前記脚部1は、床面に這わせる接地扞4の前端よりやや後方に前縦扞5及び後 端に後縦扞6を立設するとともに、前縦扞5と後縦扞6の上端間に横扞7を連結 したものを左右に一対配し、それらの両前縦扞5,5の下端部間及び両後縦扞6 ,6の下端部間をそれぞれ連扞8,9にて連結し、更に両前縦扞5,5の下半部 の対向面に水平な切込溝10,…を一定間隔で多段に設け、該切込溝10にはそれぞ れ外側面に貫通した通孔11を形成し、所望高さの両切込溝10,10に両端を嵌挿し た足載板12を通孔11に挿通したボルト13にて固定したものである。ここで、足載 板12は前縦扞5より前方に突出させている。また、前縦扞5及び後縦扞6の上部 には座部2を取付けるために側方へ貫通した取付孔14,…を上下に一定間隔で複 数箇所に設けている。尚、前記通孔11及び取付孔14は外面側を座ぐり孔となし、 ボルト13の頭部が突出しないようになしている。更に、前記接地杆4の下端前後 にはキャスター15を取付けてあり、このキャスター15は、荷重がかかった場合に 車輪が筐体内に収納されるとともに、筐体には接地杆4より側方に突出したプロ テクター用突部を一体に設けたものである。そして、前記両接地杆4,4の間に は下杆16,16が嵌着され、前記連杆8,9とで物品を収容するバスケットを載置 できるようになしている。
【0010】 前記座部2は、前記脚部1の上端の奥行幅と略一致した奥行を有する座板17の 下面前端部の両側に、前記脚部1の前縦扞5,5の内面にそれぞれ接合する連結 脚18,18を垂下固設するとともに、後端両側に背凭れ扞19,19を立設し且つその 下部を前記連結脚18と同一長さだけ下方に設定し、そして座板17の下方であって 連結脚18と背凭れ扞19間に補強扞20を連結したものである。また、前記座板17の 前縁部には奥行幅の狭い補助座板21を蝶番22若しくはその他の構造にて枢支して いる。更に、図4に示す如く前記補助座板21の下面両側にL形金具を突設し、そ の垂直板23を支持部材24の一端に形成したスリット25内に嵌挿してピン26にて回 動可能に連結するとともに、両支持部材24,24の他端間に連動扞27を連結し且つ その両端は支持部材24から外側方へ突出させて案内用突部28,28を形成し、該案 内用突部28,28を前記補強扞20の内面の奥行方向に形成した案内溝29にスライド 係合させている。この案内溝29は、奥行方向に延びる直線部30とその前端に下方 へ若干延びた係合部31からなり、該係合部31に前記支持部材24の案内用突部28を 係合させた際、補助座板21は略水平状態、即ち座板17と略面一となる状態に設定 され、また案内用突部28を係合部31から係合関係を解除して直線部30に沿って奥 行方向へスライド移動させた際、補助座板21が略垂下状態となるように設定され ている。
【0011】 そして、前記座部2の連結脚18,18と背凭れ扞19,19の下部を取付孔14に外方 から挿通したボルト32,…にて脚部1に連結している。
【0012】 また、前記背凭れ3は、本実施例では背凭れ扞19,19の上端間に背凭れ板33を 固定して構成したものである。
【0013】 また、前記座板17の上面には座クッション34、補助座板21の上面には補助クッ ション35を適宜設けるものとする。
【0014】 ここで、本実施例では座部2の高さを調節可能な椅子を例示したが、本考案は この構造に限定されるものではなく、また脚部1の構造も任意であることは、本 考案の主旨から明らかである。更に、補助座板21を略水平状態で保持する支持部 材24と補助座板21との連結構造及び補強扞20に形成した案内溝29と案内用突部28 の構造も前述の実施例に限定されるものではない。例えば、前記案内溝29も補強 扞20の側方へ貫通状態で設けたものでもよく、更に支持部材24を1本とし、その 案内用突部28と案内溝29を一対だけ設けたものでもよい。
【0015】 しかして、図1に示したように、補助座板21を座板17と略面一となした略水平 状態に設定し、その下面に枢着した支持部材24の案内用突部28を、座板17の下面 の奥行方向に固定した補強扞20内面に形成した案内溝29の係合部31に係合させて 、その状態を保持すると、座部2の実効的な奥行幅は座板17に補助座板21の奥行 幅を加えた広いものとなり、体格が大きな着座者、例えば大人が着座するのに適 したものとなる。この状態では補助座板21は、足載板12より前方に突出しており 、足載板12が存在していてもその使用に邪魔になることはない。
【0016】 一方、図3に示すように、支持部材24の後端部を持ち上げてその案内用突部28 と案内溝29の係合部31との係合関係を解除すれば、案内用突部28が案内溝29の直 線部30に沿って奥行方向へスライド移動し、補助座板21は蝶番22による枢支点を 中心として下方へ回動して座板17の前縁に略垂下状態となるまで回動する。この 状態では、座部2の実効的な奥行幅は座板17の奥行幅のみとなり、体格の小さい 着座者、例えは子供が着座するのに適したものとなる。この状態では足載板12は 座板17若しくは補助座板21より前方に突出しており、体格の小さい者が着座する 場合に足載板12に足を載せて使用できる。
【0017】 本考案は、単に同時期に大人と子供用に共用できるのみならず、経年的にも子 供の成長に応じてその使用態様を変えることができるのである。
【0018】
【考案の効果】
以上にしてなる本考案の椅子は、脚部に固定した座板の前縁部に奥行幅の狭い 補助座板を枢支するとともに、補助座板の下面に一端を枢支した支持部材の他端 に設けた案内用突部を、座板の下面奥行方向に固定した補強杆に形成した前端に 係合部を有する奥行方向に延びた案内溝にスライド係合してなり、前記案内用突 部が案内溝の係合部に係合した際に前記補助座板を略水平に保持し、また案内用 突部が案内溝の奥行方向に移動した際に前記補助座板が略垂下状態となるように 設定したので、支持部材の案内用突部を座板の下面に固定した補強扞に形成した 案内溝の前端係合部に係合させて、補助座板を略水平状態となして保持し、座板 に補助座板の奥行幅を加えた広い幅の座部として大人若しくは体格の大きな者が 使用することができ、また支持部材の案内用突部を係合部から外し、案内溝に沿 って奥行方向にスライド移動させて、補助座板を座板との枢支点を中心として下 方へ回動させて略垂下状態となし、座板の奥行幅のみの座部として子供若しくは 体格の小さい者が使用することができるのである。
【0019】 また、支持部材は、一端を補助座板の下面に枢着し、他端に設けた案内用突部 を補強扞の案内溝にスライド係合させているので、補助座板を略垂下状態となし た場合でも、他端部が保持されているとともに、補強扞の内側に隠れるので外観 性の向上が図れるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の椅子の補助座板を略水平となした状態
の側面図
【図2】同じくその正面図
【図3】椅子の補助座板を略垂下させた状態の側面図
【図4】座部を下方より見た部分断面斜視図
【符号の説明】
1 脚部 2 座部 3 背凭れ 4 接地扞 5 前縦扞 6 後縦扞 7 横扞 8 連扞 9 連扞 10 切込溝 11 通孔 12 足載板 13 ボルト 14 取付孔 15 キャスター 16 下杆 17 座板 18 連結脚 19 背凭れ扞 20 補強扞 21 補助座板 22 蝶番 23 垂直板 24 支持部材 25 スリット 26 ピン 27 連動扞 28 案内用突部 29 案内溝 30 直線部 31 係合部 32 ボルト 33 背凭れ板 34 座クッション 35 補助クッション

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部に固定した座板の前縁部に奥行幅の
    狭い補助座板を枢支するとともに、補助座板の下面に一
    端を枢支した支持部材の他端に設けた案内用突部を、座
    板の下面奥行方向に固定した補強杆に形成した前端に係
    合部を有する奥行方向に延びた案内溝にスライド係合し
    てなり、前記案内用突部が案内溝の係合部に係合した際
    に前記補助座板を略水平に保持し、また案内用突部が案
    内溝の奥行方向に移動した際に前記補助座板が略垂下状
    態となるように設定してなることを特徴とする椅子。
JP7061691U 1991-08-07 1991-08-07 椅 子 Expired - Lifetime JP2556408Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7061691U JP2556408Y2 (ja) 1991-08-07 1991-08-07 椅 子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7061691U JP2556408Y2 (ja) 1991-08-07 1991-08-07 椅 子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0513248U true JPH0513248U (ja) 1993-02-23
JP2556408Y2 JP2556408Y2 (ja) 1997-12-03

Family

ID=13436719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7061691U Expired - Lifetime JP2556408Y2 (ja) 1991-08-07 1991-08-07 椅 子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2556408Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2556408Y2 (ja) 1997-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5520437A (en) Mounting apparatus for a modular sofa assembly
US5558400A (en) Adjustable height high chair
US4846530A (en) Three element chair
US3826453A (en) Ganging chairs
JP4298877B2 (ja) 椅子
US4467569A (en) Telescopic risers
JPH0513248U (ja) 椅 子
US3810673A (en) Horizontally adjustable chair in combination with a shampoo bowl unit
JPH1175979A (ja) 劇場ホール用椅子
JP4319335B2 (ja) 講義室用の机と椅子との組合せ構造
JP2811266B2 (ja) 椅 子
JP2555694Y2 (ja) 椅 子
US2310345A (en) Collapsible chair
JP3598480B2 (ja) 椅子の足掛板取付装置
JP2527768Y2 (ja) 椅 子
JP3369759B2 (ja) 椅 子
JP3716013B2 (ja) 学習机用の椅子
JPH085643Y2 (ja) 椅 子
JP2800910B2 (ja) 椅 子
JPS6030208B2 (ja) 座席構造
JP2999372B2 (ja) 児童用椅子
JP4070182B2 (ja) 椅子
JP3519827B2 (ja) 椅 子
US388191A (en) Tnventor x
JPH044594Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970715