JPH0513243Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513243Y2 JPH0513243Y2 JP19898387U JP19898387U JPH0513243Y2 JP H0513243 Y2 JPH0513243 Y2 JP H0513243Y2 JP 19898387 U JP19898387 U JP 19898387U JP 19898387 U JP19898387 U JP 19898387U JP H0513243 Y2 JPH0513243 Y2 JP H0513243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- seat back
- back frame
- arm
- operating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車用シートのランバーサポート装
置の改良に関する。
置の改良に関する。
(従来技術とその問題点)
従来、自動車用シートのランバーサポート装置
としては、第6図に示すように、サポートプレー
ト1がシートバツクフレーム2の下部に取付けら
れたねじ軸3で上下動自在に支持され、該サポー
トプレート1に一端部を取付けたサポートアーム
(トーシヨンバー)4の他端部が、シートバツク
フレーム3の側部に取付けられたカム部材5に接
触され、操作つまみ6によるねじ軸3の回転でサ
ポートプレート1の上下位置を調整し、操作レバ
ー7によるカム部材5の回転でサポートプレート
1の前後位置を調整するようにしたものが提案さ
れている(実開昭60−77456号公報参照)。
としては、第6図に示すように、サポートプレー
ト1がシートバツクフレーム2の下部に取付けら
れたねじ軸3で上下動自在に支持され、該サポー
トプレート1に一端部を取付けたサポートアーム
(トーシヨンバー)4の他端部が、シートバツク
フレーム3の側部に取付けられたカム部材5に接
触され、操作つまみ6によるねじ軸3の回転でサ
ポートプレート1の上下位置を調整し、操作レバ
ー7によるカム部材5の回転でサポートプレート
1の前後位置を調整するようにしたものが提案さ
れている(実開昭60−77456号公報参照)。
ところが、サポートプレート1の上下位置はシ
ートバツク下部の操作つまみ6で調整し、サポー
トプレート1の前後位置はシートバツク側部の操
作レバー7で調整する必要があるので、調整操作
が煩わしいという問題があつた。
ートバツク下部の操作つまみ6で調整し、サポー
トプレート1の前後位置はシートバツク側部の操
作レバー7で調整する必要があるので、調整操作
が煩わしいという問題があつた。
(考案の目的)
本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、サポートプレートの上下位置と前後
位置を同じ操作位置で調整操作できるようにする
ことを目的とするものである。
れたもので、サポートプレートの上下位置と前後
位置を同じ操作位置で調整操作できるようにする
ことを目的とするものである。
(考案の構成)
このため、本考案は、シートバツクフレームの
側部に固定されてなるサイドフレームから該シー
トバツクフレームの内側に突出するブラケツトを
備え、該ブラケツトに軸心部に貫通孔を有する筒
状のスライドサポートがシートバツクフレームの
上記側部にほぼ平行に取着されていて、上記スラ
イドサポートの貫通孔に、サポートプレートを支
持するサポートアームの第1垂直部が軸方向に摺
動自在かつ回転自在に挿通され、上記サポートア
ームは、その上記第1垂直部の一端側にて上記シ
ートバツクフレームの内側に、大略直角に折れ曲
がつてほぼ水平に伸び、先端に上記サポートプレ
ートが取着されるアーム部を備える一方、上記第
1垂直部の他端側にて上記ブラケツトの突出方向
に対して大略直角な方向に折れ曲がる水平部と、
該水平部の先端にて上記シートバツクフレームの
側部に向かつて折れ曲がる側出部と、該側出部の
先端にてシートバツクフレームの上記側部に大略
平行に折曲されてなる第2垂直部とを備え、サポ
ートアームの上記水平部は、上記サイドフレーム
に回転自在に軸支され、操作レバーによりシート
バツクフレームの外側から回転操作される操作筒
に挿通され、上記操作レバーの外側で操作つまみ
により回転される操作軸に取着された第1カム部
材に常時ばね力で圧接し、第2垂直部は上記操作
筒に固定された第2カム部材に当接し、第1垂直
部が上記操作つまみの回転操作によりスライドサ
ポート内で軸方向に摺動するとともに、上記操作
レバーの回動操作によりスライドサポート内で回
動するようにしたことを特徴とするものである。
側部に固定されてなるサイドフレームから該シー
トバツクフレームの内側に突出するブラケツトを
備え、該ブラケツトに軸心部に貫通孔を有する筒
状のスライドサポートがシートバツクフレームの
上記側部にほぼ平行に取着されていて、上記スラ
イドサポートの貫通孔に、サポートプレートを支
持するサポートアームの第1垂直部が軸方向に摺
動自在かつ回転自在に挿通され、上記サポートア
ームは、その上記第1垂直部の一端側にて上記シ
ートバツクフレームの内側に、大略直角に折れ曲
がつてほぼ水平に伸び、先端に上記サポートプレ
ートが取着されるアーム部を備える一方、上記第
1垂直部の他端側にて上記ブラケツトの突出方向
に対して大略直角な方向に折れ曲がる水平部と、
該水平部の先端にて上記シートバツクフレームの
側部に向かつて折れ曲がる側出部と、該側出部の
先端にてシートバツクフレームの上記側部に大略
平行に折曲されてなる第2垂直部とを備え、サポ
ートアームの上記水平部は、上記サイドフレーム
に回転自在に軸支され、操作レバーによりシート
バツクフレームの外側から回転操作される操作筒
に挿通され、上記操作レバーの外側で操作つまみ
により回転される操作軸に取着された第1カム部
材に常時ばね力で圧接し、第2垂直部は上記操作
筒に固定された第2カム部材に当接し、第1垂直
部が上記操作つまみの回転操作によりスライドサ
ポート内で軸方向に摺動するとともに、上記操作
レバーの回動操作によりスライドサポート内で回
動するようにしたことを特徴とするものである。
(考案の作用・効果)
本考案は、シートバツクフレームに、サポート
プレートを上下動させる第1カム部材と、サポー
トプレートを前後動させる第2カム部材とを同軸
に設けたものであるから、同じ操作位置でサポー
トプレートの上下位置と前後位置を調整操作でき
るようになり、操作性が向上するようになる。
プレートを上下動させる第1カム部材と、サポー
トプレートを前後動させる第2カム部材とを同軸
に設けたものであるから、同じ操作位置でサポー
トプレートの上下位置と前後位置を調整操作でき
るようになり、操作性が向上するようになる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
に説明する。
第3図及び第5図に示すように、自動車用シー
トのシートバツクのシートバツクフレーム10
は、パイプ部材で縦長四角枠状に形成され、該シ
ートバツクフレーム10の下側部には前方へ立上
るサイドフレーム11が固定されている。
トのシートバツクのシートバツクフレーム10
は、パイプ部材で縦長四角枠状に形成され、該シ
ートバツクフレーム10の下側部には前方へ立上
るサイドフレーム11が固定されている。
上記シートバツクフレーム10の内側でサイド
フレーム11の間には横長四角板状のサポートプ
レート12が配置されている。
フレーム11の間には横長四角板状のサポートプ
レート12が配置されている。
一方、サポートアーム(トーシヨンバー)13
は、一端部13aがサポートプレート12の背面
中央のクリツプ部12aに差込まれてサポートプ
レート12を回転可能に支持している。
は、一端部13aがサポートプレート12の背面
中央のクリツプ部12aに差込まれてサポートプ
レート12を回転可能に支持している。
該サポートアーム13の他端部13bは横方向
に伸長して、下方、後方、側方、下方へ順次に折
曲されて、それぞれ第1垂直部13c、水平部1
3d、側出部13e、第2垂直部13fが形成さ
れている。
に伸長して、下方、後方、側方、下方へ順次に折
曲されて、それぞれ第1垂直部13c、水平部1
3d、側出部13e、第2垂直部13fが形成さ
れている。
そして、サポートアーム13の第1垂直部13
cには、第4図に示すようにクリツプ状のスライ
ドサポート14が取付けられ、該スライドサポー
ト14は、サイドフレーム11に固定されたブラ
ケツト15のクリツプ孔15a(第4図参照)に
差込み固定され、スライドサポート14によりサ
ポートアーム13が前後回動自在かつ上下摺動自
在に支持されている。
cには、第4図に示すようにクリツプ状のスライ
ドサポート14が取付けられ、該スライドサポー
ト14は、サイドフレーム11に固定されたブラ
ケツト15のクリツプ孔15a(第4図参照)に
差込み固定され、スライドサポート14によりサ
ポートアーム13が前後回動自在かつ上下摺動自
在に支持されている。
したがつて、サポートプレート12を支持する
サポートアーム13は、上記スライドサポート1
4に上記のように差込み固定されるその上記第1
垂直部13cの一端側にて、上記シートバツクフ
レーム10の内側に、大略直角に折れ曲がつてほ
ぼ水平に伸び、先端に上記サポートプレート12
が取着されるアーム部を備える。また、上記サポ
ートアーム13は、その上記第1垂直部13cの
他端側にて、上記ブラケツト15の突出方向に対
して大略直角な方向に折れ曲がる水平部13d
と、この水平部13dの先端にて上記シートバツ
クフレーム10の側部に向かつて折れ曲がる側出
部13eと、この側出部13eの先端にてシート
バツクフレーム10の上記側部に大略平行に折曲
されてなる第2垂直部13とを備える。
サポートアーム13は、上記スライドサポート1
4に上記のように差込み固定されるその上記第1
垂直部13cの一端側にて、上記シートバツクフ
レーム10の内側に、大略直角に折れ曲がつてほ
ぼ水平に伸び、先端に上記サポートプレート12
が取着されるアーム部を備える。また、上記サポ
ートアーム13は、その上記第1垂直部13cの
他端側にて、上記ブラケツト15の突出方向に対
して大略直角な方向に折れ曲がる水平部13d
と、この水平部13dの先端にて上記シートバツ
クフレーム10の側部に向かつて折れ曲がる側出
部13eと、この側出部13eの先端にてシート
バツクフレーム10の上記側部に大略平行に折曲
されてなる第2垂直部13とを備える。
第1図及び第2図に示すように、上記サイドフ
レーム11には、軸受16で回動可能に支持され
た操作筒17と、該操作筒17に同軸に嵌合され
て回動自在に支持された操作軸18とが設けられ
ている。
レーム11には、軸受16で回動可能に支持され
た操作筒17と、該操作筒17に同軸に嵌合され
て回動自在に支持された操作軸18とが設けられ
ている。
該操作軸18の外端部には操作つまみ19が取
付けられ、内端部には上記サポートアーム13の
水平部13dに接触する偏心カム(第1カム部
材)20が取付けられている。
付けられ、内端部には上記サポートアーム13の
水平部13dに接触する偏心カム(第1カム部
材)20が取付けられている。
上記操作筒17の外端部には操作レバー21が
取付けられ、内端部には上記サポートアーム13
の第2垂直部13fに接触する5角カム(第2カ
ム部材)22が取付けられている。
取付けられ、内端部には上記サポートアーム13
の第2垂直部13fに接触する5角カム(第2カ
ム部材)22が取付けられている。
上記サポートアーム13の側出部13eとシー
トバツクフレーム10の下部との間には、サポー
トアーム13の水平部13dを偏心カム20に接
触させると同時に、第2垂直部13fを5角カム
22に接触させるためのテンシヨンスプリング2
3が張設されている。
トバツクフレーム10の下部との間には、サポー
トアーム13の水平部13dを偏心カム20に接
触させると同時に、第2垂直部13fを5角カム
22に接触させるためのテンシヨンスプリング2
3が張設されている。
上記のような構成であれば、操作つまみ19の
操作で偏心カム20が回転され、該偏心カム20
でサポートアーム13の水平部13dを介して第
1垂直部13cが上下摺動されることにより、サ
ポートアーム13が上下摺動されてサポートプレ
ート12の上下位置が調整される。
操作で偏心カム20が回転され、該偏心カム20
でサポートアーム13の水平部13dを介して第
1垂直部13cが上下摺動されることにより、サ
ポートアーム13が上下摺動されてサポートプレ
ート12の上下位置が調整される。
また、操作レバー21の操作で5角カム22が
回転され、該5角カム22でサポートアーム13
の第2垂直部13fを介して第1垂直部13cが
回動されることにより、サポートアーム13が前
後動されてサポートプレート12の前後位置が調
整される。
回転され、該5角カム22でサポートアーム13
の第2垂直部13fを介して第1垂直部13cが
回動されることにより、サポートアーム13が前
後動されてサポートプレート12の前後位置が調
整される。
このように、操作つまみ19と操作レバー21
は同軸に設けられているから、同じ操作位置でサ
ポートプレート12の上下位置と前後位置を調整
操作でき、操作性が向上する。
は同軸に設けられているから、同じ操作位置でサ
ポートプレート12の上下位置と前後位置を調整
操作でき、操作性が向上する。
また、サポートプレート12の上下位置の調整
は操作軸18の偏心カム20で行なえるので、ね
じ軸などを用いる場合に比較して部品精度がさほ
ど必要でなく、組付け・調節も簡単で、部品コス
トも安くなる。
は操作軸18の偏心カム20で行なえるので、ね
じ軸などを用いる場合に比較して部品精度がさほ
ど必要でなく、組付け・調節も簡単で、部品コス
トも安くなる。
第1図は本考案に係るランバーサポート装置の
正面断面図、第2図は第1図のA矢視側面図、第
3図はランバーサポート装置の正面斜視図、第4
図は第3図の−線断面図、第5図は第3図の
背面斜視図、第6図は従来のランバーサポート装
置の斜視図である。 10……シートバツクフレーム、11……サイ
ドフレーム、12……サポートプレート、13…
…サポートアーム、13a……一端部、13b…
…他端部、13c……第1垂直部、13d……水
平部、13e……側出部、13f……第2垂直
部、14……スライドサポート、17……操作
筒、18……操作軸、19……操作つまみ、20
……偏心カム(第1カム部材)、21……操作レ
バー、22……5角カム(第2カム部材)。
正面断面図、第2図は第1図のA矢視側面図、第
3図はランバーサポート装置の正面斜視図、第4
図は第3図の−線断面図、第5図は第3図の
背面斜視図、第6図は従来のランバーサポート装
置の斜視図である。 10……シートバツクフレーム、11……サイ
ドフレーム、12……サポートプレート、13…
…サポートアーム、13a……一端部、13b…
…他端部、13c……第1垂直部、13d……水
平部、13e……側出部、13f……第2垂直
部、14……スライドサポート、17……操作
筒、18……操作軸、19……操作つまみ、20
……偏心カム(第1カム部材)、21……操作レ
バー、22……5角カム(第2カム部材)。
Claims (1)
- シートバツクフレームの側部に固定されてなる
サイドフレームから該シートバツクフレームの内
側に突出するブラケツトを備え、該ブラケツトに
軸心部に貫通孔を有する筒状のスライドサポート
がシートバツクフレームの上記側部にほぼ平行に
取着されていて、上記スライドサポートの貫通孔
に、サポートプレートを支持するサポートアーム
の第1垂直部が軸方向に摺動自在かつ回転自在に
挿通され、上記サポートアームは、その上記第1
垂直部の一端側にて上記シートバツクフレームの
内側に、大略直角に折れ曲がつてほぼ水平に伸
び、先端に上記サポートプレートが取着されるア
ーム部を備える一方、上記第1垂直部の他端側に
て上記ブラケツトの突出方向に対して大略直角な
方向に折れ曲がる水平部と、該水平部の先端にて
上記シートバツクフレームの側部に向かつて折れ
曲がる側出部と、該側出部の先端にてシートバツ
クフレームの上記側部に大略平行に折曲されてな
る第2垂直部とを備え、サポートアームの上記水
平部は、上記サイドフレームに回転自在に軸支さ
れ、操作レバーによりシートバツクフレームの外
側から回転操作される操作筒に挿通され、上記操
作レバーの外側で操作つまみにより回転される操
作軸に取着された第1カム部材に常時ばね力で圧
接し、第2垂直部は上記操作筒に固定された第2
カム部材に当接し、第1垂直部が上記操作つまみ
の回転操作によりスライドサポート内で軸方向に
摺動するとともに、上記操作レバーの回動操作に
よりスライドサポート内で回動するようにしたこ
とを特徴とする自動車用シートのランバーサポー
ト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19898387U JPH0513243Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19898387U JPH0513243Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0199262U JPH0199262U (ja) | 1989-07-03 |
JPH0513243Y2 true JPH0513243Y2 (ja) | 1993-04-07 |
Family
ID=31489458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19898387U Expired - Lifetime JPH0513243Y2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0513243Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5401927B2 (ja) * | 2008-11-06 | 2014-01-29 | マツダ株式会社 | ランバー操作部の取付構造 |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP19898387U patent/JPH0513243Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0199262U (ja) | 1989-07-03 |
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