JPH05132095A - 充填バルブ装置 - Google Patents
充填バルブ装置Info
- Publication number
- JPH05132095A JPH05132095A JP31847691A JP31847691A JPH05132095A JP H05132095 A JPH05132095 A JP H05132095A JP 31847691 A JP31847691 A JP 31847691A JP 31847691 A JP31847691 A JP 31847691A JP H05132095 A JPH05132095 A JP H05132095A
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- JP
- Japan
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- container
- liquid
- filling
- mouth
- pressure
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- Pending
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】容器6内の上部に密封空間20を残した状態に
おいて充填液3の注入を自動的に停止して充填を行う充
填バルブ装置4において、壜口パッキン14を注液管7
に上下摺動自在に装着し、該壜口パッキン14の摺動に
基づく前記密封空間20の容積変化によって、前記容器
6の口部を前記壜口パッキン14から離間する際の該密
封空間20の圧力をほぼ大気圧に調整したことを特徴と
する充填バルブ装置。 【効果】前記容器の口部を前記壜口パッキンから離間す
る際には、壜口パッキンが前記注入管に対して下降して
容器内上部の前記密封空間の容積を相対的に増加させる
ので、この増加分を予め相当量に設定しておけば、前記
密封空間をほぼ大気圧に等しい圧力状態に調整すること
ができるため、前記離間の前後を通じて圧力変動が回避
され、容器の口部における充填液の飛散等の不具合が予
防できる。
おいて充填液3の注入を自動的に停止して充填を行う充
填バルブ装置4において、壜口パッキン14を注液管7
に上下摺動自在に装着し、該壜口パッキン14の摺動に
基づく前記密封空間20の容積変化によって、前記容器
6の口部を前記壜口パッキン14から離間する際の該密
封空間20の圧力をほぼ大気圧に調整したことを特徴と
する充填バルブ装置。 【効果】前記容器の口部を前記壜口パッキンから離間す
る際には、壜口パッキンが前記注入管に対して下降して
容器内上部の前記密封空間の容積を相対的に増加させる
ので、この増加分を予め相当量に設定しておけば、前記
密封空間をほぼ大気圧に等しい圧力状態に調整すること
ができるため、前記離間の前後を通じて圧力変動が回避
され、容器の口部における充填液の飛散等の不具合が予
防できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器、特に樹脂製容器
等の軟質容器に充填液を充填する場合に好適な充填バル
ブ装置に関するものである。
等の軟質容器に充填液を充填する場合に好適な充填バル
ブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の充填技術として、壜口パ
ッキンにて容器内部を密封した状態において注液管を介
して充填液を容器内に充填すると同時に、容器内の空気
を排気管を介して容器外に排出させ、これにより容器内
の充填液面が前記排気管の下端開口部を閉塞する高さに
達した後、その排気管の下端開口部より上方の前記容器
内上部に密封空間を残した状態において前記充填液の注
入を自動的に停止して定量充填を行うという技術手段が
広く採用されている。ところで、この充填技術において
は、充填終了時に容器内上部に形成される前記密封空間
内の圧力と大気圧との間に差圧が存在すると、特に樹脂
製容器のように軟質容器の場合には、容器自体がその差
圧によって若干膨張変形し、これが容器の口部を壜口パ
ッキンから離間して大気圧に開放する際に元の容器の形
状に復元するため、その反動で容器内の充填液がその口
部から飛散して容器の外周面等に付着したり、容器を載
置する昇降テーブルを汚染するといった問題があった。
このため、充填終了時に容器内上部に形成される前記密
封空間内の圧力と大気圧との間に差圧を生じる原因とな
る容器内の液面と充填液タンク内の液面との高低差に基
づく水頭圧等を考慮して充填液タンク内の圧力をその分
負圧に制御し、これにより前記密封空間をほぼ大気圧と
等しい圧力状態に調整するといった対応策が提案される
に至っている(特開昭62−64786号公報参照)。
ッキンにて容器内部を密封した状態において注液管を介
して充填液を容器内に充填すると同時に、容器内の空気
を排気管を介して容器外に排出させ、これにより容器内
の充填液面が前記排気管の下端開口部を閉塞する高さに
達した後、その排気管の下端開口部より上方の前記容器
内上部に密封空間を残した状態において前記充填液の注
入を自動的に停止して定量充填を行うという技術手段が
広く採用されている。ところで、この充填技術において
は、充填終了時に容器内上部に形成される前記密封空間
内の圧力と大気圧との間に差圧が存在すると、特に樹脂
製容器のように軟質容器の場合には、容器自体がその差
圧によって若干膨張変形し、これが容器の口部を壜口パ
ッキンから離間して大気圧に開放する際に元の容器の形
状に復元するため、その反動で容器内の充填液がその口
部から飛散して容器の外周面等に付着したり、容器を載
置する昇降テーブルを汚染するといった問題があった。
このため、充填終了時に容器内上部に形成される前記密
封空間内の圧力と大気圧との間に差圧を生じる原因とな
る容器内の液面と充填液タンク内の液面との高低差に基
づく水頭圧等を考慮して充填液タンク内の圧力をその分
負圧に制御し、これにより前記密封空間をほぼ大気圧と
等しい圧力状態に調整するといった対応策が提案される
に至っている(特開昭62−64786号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の対応策は、容器の口部を壜口パッキンから離間する
際に該口部において発生する充填液の飛散等の不具合は
解消し得るものの、前記充填液タンク内の圧力制御が微
妙で、かなり精度の高い圧力制御を必要とするため、そ
の圧力制御の不全による前記充填液の飛散等の不具合の
発生の虞が付きまとっていた。本発明の目的は、このよ
うな事情に鑑み、前記従来技術のような微妙な充填液タ
ンク内の圧力制御は伴わずに、簡単な構成により前記充
填液の飛散等の不具合を確実に予防でき、かつトラブル
の少ない充填バルブ装置を提供する点にある。
来の対応策は、容器の口部を壜口パッキンから離間する
際に該口部において発生する充填液の飛散等の不具合は
解消し得るものの、前記充填液タンク内の圧力制御が微
妙で、かなり精度の高い圧力制御を必要とするため、そ
の圧力制御の不全による前記充填液の飛散等の不具合の
発生の虞が付きまとっていた。本発明の目的は、このよ
うな事情に鑑み、前記従来技術のような微妙な充填液タ
ンク内の圧力制御は伴わずに、簡単な構成により前記充
填液の飛散等の不具合を確実に予防でき、かつトラブル
の少ない充填バルブ装置を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、壜口パッキンにて容器内部を密封した状態
において注液管を介して充填液を容器内に注入すると同
時に、容器内の空気を排気管を介して容器外に排出さ
せ、前記排気管の下端開口部より上方の前記容器内上部
に密封空間を残した状態において前記充填液の注入を自
動的に停止して充填を行う充填バルブ装置において、前
記壜口パッキンを前記注液管に上下摺動自在に装着し、
該壜口パッキンの摺動に基づく前記密封空間の容積変化
によって、前記容器の口部を前記壜口パッキンから離間
する際の前記密封空間の圧力をほぼ大気圧に調整すると
いう技術手段を採用した。
決するため、壜口パッキンにて容器内部を密封した状態
において注液管を介して充填液を容器内に注入すると同
時に、容器内の空気を排気管を介して容器外に排出さ
せ、前記排気管の下端開口部より上方の前記容器内上部
に密封空間を残した状態において前記充填液の注入を自
動的に停止して充填を行う充填バルブ装置において、前
記壜口パッキンを前記注液管に上下摺動自在に装着し、
該壜口パッキンの摺動に基づく前記密封空間の容積変化
によって、前記容器の口部を前記壜口パッキンから離間
する際の前記密封空間の圧力をほぼ大気圧に調整すると
いう技術手段を採用した。
【0005】
【作用】この技術手段の採用により、前記容器の口部を
前記壜口パッキンから離間する際には、壜口パッキンが
前記注液管に対して下降して容器内上部に形成される前
記密封空間の容積を相対的に増加させるので、この増加
分を予め相当量に設定しておけば、前記容器内の液面と
充填液タンク内の液面との高低差に基づく水頭圧等を吸
収することができ、前記密封空間をほぼ大気圧に等しい
圧力状態に調整することができるため、前記離間の前後
を通じて圧力変動の発生が回避され、容器の口部におけ
る前記充填液の飛散等の不具合の発生が予防できる。
前記壜口パッキンから離間する際には、壜口パッキンが
前記注液管に対して下降して容器内上部に形成される前
記密封空間の容積を相対的に増加させるので、この増加
分を予め相当量に設定しておけば、前記容器内の液面と
充填液タンク内の液面との高低差に基づく水頭圧等を吸
収することができ、前記密封空間をほぼ大気圧に等しい
圧力状態に調整することができるため、前記離間の前後
を通じて圧力変動の発生が回避され、容器の口部におけ
る前記充填液の飛散等の不具合の発生が予防できる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例に関し
て説明する。図1は本発明の実施例の装置全体を示した
概略縦断面図である。図中1は回転式充填装置の充填液
タンクで、その上端中央部には図示しないロータリジョ
イントを介して充填液パイプ2が接続され、該充填液パ
イプ2を通じて充填液3が供給される。また、図中4は
前記充填液タンク1の底面外周部に適宜の間隔で配設さ
れた充填バルブ装置で、該充填バルブ装置4の下端には
昇降テーブル5上に載置された容器6の口部が接続さ
れ、順次充填を受けるように構成されている。
て説明する。図1は本発明の実施例の装置全体を示した
概略縦断面図である。図中1は回転式充填装置の充填液
タンクで、その上端中央部には図示しないロータリジョ
イントを介して充填液パイプ2が接続され、該充填液パ
イプ2を通じて充填液3が供給される。また、図中4は
前記充填液タンク1の底面外周部に適宜の間隔で配設さ
れた充填バルブ装置で、該充填バルブ装置4の下端には
昇降テーブル5上に載置された容器6の口部が接続さ
れ、順次充填を受けるように構成されている。
【0007】図2は前記充填バルブ装置4の要部を示し
た縦断面図である。図中7は注液管を示し、前記充填液
タンク1の底部に固着された固定管8内に上下摺動自在
に挿入され、その上端は同充填液タンク1内まで伸びて
いる。なお、9は該注液管7を下方へ付勢するバネを示
す。前記注液管7の内部には前記充填液タンク1の底部
に支持用金具10を介して固着された排気管11が挿入
されている。該排気管11の上端は前記充填液タンク1
内まで伸びており、また下端には弁座12が形成され、
該弁座12部分と前記注液管7の内面との重合により注
液及び排気に関する弁作用が行われるように構成されて
いる。さらに、前記注液管7の外周面には支持部材13
によって支持された壜口パッキン14がOリング15を
介して上下摺動自在に装着され、前記容器6の口部が該
壜口パッキン14に当接した際には、該壜口パッキン1
4、Oリング15、注液管7により密封状態にすること
ができる。なお、図中16は前記壜口パッキン14を下
方に付勢するバネ、17及び18は前記注液管7に一体
的に付設された上部ストッパ部材及び下部ストッパ部材
をそれぞれ示す。
た縦断面図である。図中7は注液管を示し、前記充填液
タンク1の底部に固着された固定管8内に上下摺動自在
に挿入され、その上端は同充填液タンク1内まで伸びて
いる。なお、9は該注液管7を下方へ付勢するバネを示
す。前記注液管7の内部には前記充填液タンク1の底部
に支持用金具10を介して固着された排気管11が挿入
されている。該排気管11の上端は前記充填液タンク1
内まで伸びており、また下端には弁座12が形成され、
該弁座12部分と前記注液管7の内面との重合により注
液及び排気に関する弁作用が行われるように構成されて
いる。さらに、前記注液管7の外周面には支持部材13
によって支持された壜口パッキン14がOリング15を
介して上下摺動自在に装着され、前記容器6の口部が該
壜口パッキン14に当接した際には、該壜口パッキン1
4、Oリング15、注液管7により密封状態にすること
ができる。なお、図中16は前記壜口パッキン14を下
方に付勢するバネ、17及び18は前記注液管7に一体
的に付設された上部ストッパ部材及び下部ストッパ部材
をそれぞれ示す。
【0008】図3は本実施例における要部の作動の仕方
に関して示した縦断面図である。図中(イ)の作動状態
は、本充填バルブ装置4の下方に容器6が移送され、該
容器6の口部が壜口パッキン14に丁度当接した瞬間を
示したものである。(ロ)の作動状態に移行すると、前
記容器6は前記昇降テーブル5の動作によって上昇す
る。これにより前記壜口パッキン14は上方に押し上げ
られ、前記支持部材13が上部ストッパ部材17に当接
するまで、前記注液管7に対して上方へ摺動する。この
間、前記注液管7は動かず、前記弁座12との重合関係
は保持されるため、充填液の注入は行われない。(ハ)
の作動状態に移行すると、前記容器6は前記昇降テーブ
ル5の動作によって更に上昇する。これにより、今度は
前記支持部材13が上部ストッパ部材17に当接してい
るため、該上部ストッパ部材17の上昇を介して前記注
液管7が上昇する。この注液管7の上昇により前記弁座
12が開放され、該注液管7を介して充填液3の注入が
開始される。しかして、容器6内の充填液3の液面が前
記排気管11の下端部に形成された下端開口部19に達
して該下端開口部19を閉塞すると、前記容器6内の充
填液3の液面はそれ以上上昇せず、該充填液3は前記排
気管11内に流入してその中を上昇することになる。こ
の結果、前記容器6内の上部に密封空間20を残して充
填液3の注入を終了することになる。その後、更に行程
が進み、前記昇降テーブル5の動作によって前記容器6
が下降すると、途中(ロ)の作動状態、すなわち注液管
7が下降して前記弁座12を閉塞した状態を経て、最終
的に(ニ)の作動状態に至る。これにより、前記注液管
7、排気管11及び弁座12が前記密封空間20から相
対的に撤退することになるので、その分前記密封空間2
0の容積が増加するため、該密封空間20内の圧力を下
げる結果になる。したがって、前記壜口パッキン14の
支持部材13と上部ストッパ部材17との間隔を予め選
定することによって、前記密封空間20の容積の増加量
を調整しておけば、前記容器6内の液面と充填液タンク
1内の液面との高低差に基づく水頭圧や充填液タンク1
の内圧等を吸収して、該密封空間20をほぼ大気圧に等
しい圧力状態に調整することが容易にできることにな
る。しかして前記容器6が前記昇降テーブル5の動作に
よって更に下降して、その口部を前記壜口パッキン14
から離間して充填作業を終了する場合には、前述の如
く、前記密封空間20がほぼ大気圧に等しい圧力状態に
調整されているため、前記離間の前後を通じて圧力変動
が起こることはなく、前記口部における充填液の飛散等
の不具合の発生は予防される。なお、本発明は、軟質容
器に適用した場合にその効用が特に顕著に現れるが、硬
質容器の場合にも適用し得るものである。
に関して示した縦断面図である。図中(イ)の作動状態
は、本充填バルブ装置4の下方に容器6が移送され、該
容器6の口部が壜口パッキン14に丁度当接した瞬間を
示したものである。(ロ)の作動状態に移行すると、前
記容器6は前記昇降テーブル5の動作によって上昇す
る。これにより前記壜口パッキン14は上方に押し上げ
られ、前記支持部材13が上部ストッパ部材17に当接
するまで、前記注液管7に対して上方へ摺動する。この
間、前記注液管7は動かず、前記弁座12との重合関係
は保持されるため、充填液の注入は行われない。(ハ)
の作動状態に移行すると、前記容器6は前記昇降テーブ
ル5の動作によって更に上昇する。これにより、今度は
前記支持部材13が上部ストッパ部材17に当接してい
るため、該上部ストッパ部材17の上昇を介して前記注
液管7が上昇する。この注液管7の上昇により前記弁座
12が開放され、該注液管7を介して充填液3の注入が
開始される。しかして、容器6内の充填液3の液面が前
記排気管11の下端部に形成された下端開口部19に達
して該下端開口部19を閉塞すると、前記容器6内の充
填液3の液面はそれ以上上昇せず、該充填液3は前記排
気管11内に流入してその中を上昇することになる。こ
の結果、前記容器6内の上部に密封空間20を残して充
填液3の注入を終了することになる。その後、更に行程
が進み、前記昇降テーブル5の動作によって前記容器6
が下降すると、途中(ロ)の作動状態、すなわち注液管
7が下降して前記弁座12を閉塞した状態を経て、最終
的に(ニ)の作動状態に至る。これにより、前記注液管
7、排気管11及び弁座12が前記密封空間20から相
対的に撤退することになるので、その分前記密封空間2
0の容積が増加するため、該密封空間20内の圧力を下
げる結果になる。したがって、前記壜口パッキン14の
支持部材13と上部ストッパ部材17との間隔を予め選
定することによって、前記密封空間20の容積の増加量
を調整しておけば、前記容器6内の液面と充填液タンク
1内の液面との高低差に基づく水頭圧や充填液タンク1
の内圧等を吸収して、該密封空間20をほぼ大気圧に等
しい圧力状態に調整することが容易にできることにな
る。しかして前記容器6が前記昇降テーブル5の動作に
よって更に下降して、その口部を前記壜口パッキン14
から離間して充填作業を終了する場合には、前述の如
く、前記密封空間20がほぼ大気圧に等しい圧力状態に
調整されているため、前記離間の前後を通じて圧力変動
が起こることはなく、前記口部における充填液の飛散等
の不具合の発生は予防される。なお、本発明は、軟質容
器に適用した場合にその効用が特に顕著に現れるが、硬
質容器の場合にも適用し得るものである。
【0009】
【発明の効果】本発明は、以上の構成に基いて次の効果
を得ることができる。 (1)前記容器の口部を前記壜口パッキンから離間する
に際しては、壜口パッキンが前記注液管に対して下降し
て、容器内上部に形成される前記密封空間の容積が予め
設定した相当量増加することにより、該密封空間がほぼ
大気圧に等しい圧力状態に調整されるので、前記離間の
前後を通じて圧力変動が起こることが回避されるため、
前記口部における充填液の飛散等の不具合の発生が予防
できる。 (2)しかも、そのための構成自体は、壜口パッキンを
注液管に対して上下摺動自在に装着するという簡単なも
ので、前記従来技術における如く、充填液タンク内の圧
力制御等の微妙な技術手段を伴わないため、トラブルの
発生を大幅に低減できる。
を得ることができる。 (1)前記容器の口部を前記壜口パッキンから離間する
に際しては、壜口パッキンが前記注液管に対して下降し
て、容器内上部に形成される前記密封空間の容積が予め
設定した相当量増加することにより、該密封空間がほぼ
大気圧に等しい圧力状態に調整されるので、前記離間の
前後を通じて圧力変動が起こることが回避されるため、
前記口部における充填液の飛散等の不具合の発生が予防
できる。 (2)しかも、そのための構成自体は、壜口パッキンを
注液管に対して上下摺動自在に装着するという簡単なも
ので、前記従来技術における如く、充填液タンク内の圧
力制御等の微妙な技術手段を伴わないため、トラブルの
発生を大幅に低減できる。
【図1】本発明の実施例の装置全体を示した概略縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明の実施例の要部を示した縦断面図であ
る。
る。
【図3】図2の実施例における要部の作動の仕方に関し
て示した縦断面図である。
て示した縦断面図である。
1‥‥充填液タンク 2‥‥充填液パイプ 3‥‥充填液 4‥‥充填バルブ装置 5‥‥昇降テーブル 6‥‥容器 7‥‥注液管 8‥‥固定管 9‥‥バネ 10‥‥支持用金具 11‥‥排気管 12‥‥弁座 13‥‥支持部材 14‥‥壜口パッキン 15‥‥Oリング 16‥‥バネ 17‥‥上部ストッパ部材 18‥‥下部ストッパ部材 19‥‥下端開口部 20‥‥密封空間
Claims (1)
- 【請求項1】 壜口パッキンにて容器内部を密封した状
態において注液管を介して充填液を容器内に注入すると
同時に、容器内の空気を排気管を介して容器外に排出さ
せ、前記排気管の下端開口部より上方の前記容器内上部
に密封空間を残した状態において前記充填液の注入を自
動的に停止して充填を行う充填バルブ装置において、前
記壜口パッキンを前記注液管に上下摺動自在に装着し、
該壜口パッキンの摺動に基づく前記密封空間の容積変化
によって、前記容器の口部を前記壜口パッキンから離間
する際の前記密封空間の圧力をほぼ大気圧に調整したこ
とを特徴とする充填バルブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31847691A JPH05132095A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 充填バルブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31847691A JPH05132095A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 充填バルブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05132095A true JPH05132095A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18099541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31847691A Pending JPH05132095A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 充填バルブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05132095A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016213377A (ja) * | 2015-05-12 | 2016-12-15 | 村田機械株式会社 | パージノズル |
JP2021001022A (ja) * | 2019-06-20 | 2021-01-07 | 广州帰達電子産品有限公司 | 揮発しやすい溶液を基にした快速充填機械 |
CN113578051A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-11-02 | 合肥江淮汽车制管有限公司 | 一种具备废气处理的汽车排气管路 |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP31847691A patent/JPH05132095A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016213377A (ja) * | 2015-05-12 | 2016-12-15 | 村田機械株式会社 | パージノズル |
JP2021001022A (ja) * | 2019-06-20 | 2021-01-07 | 广州帰達電子産品有限公司 | 揮発しやすい溶液を基にした快速充填機械 |
CN113578051A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-11-02 | 合肥江淮汽车制管有限公司 | 一种具备废气处理的汽车排气管路 |
CN113578051B (zh) * | 2021-08-19 | 2024-04-19 | 合肥江淮汽车制管有限公司 | 一种具备废气处理的汽车排气管路 |
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