JPH10152198A - 液体充填バルブ - Google Patents

液体充填バルブ

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JPH10152198A
JPH10152198A JP31403296A JP31403296A JPH10152198A JP H10152198 A JPH10152198 A JP H10152198A JP 31403296 A JP31403296 A JP 31403296A JP 31403296 A JP31403296 A JP 31403296A JP H10152198 A JPH10152198 A JP H10152198A
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JP
Japan
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liquid
filling
pipe
container
air vent
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JP31403296A
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Inventor
Sueshige Nakamura
末茂 中村
Sadahiro Abe
貞宏 安部
Toshio Nishimura
敏夫 西村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、、ガラス瓶やプラスチックボトル
等の容器に飲料用液体等を充填する、液体充填バルブに
関し、充填工程において容器内に生じる液体の流れをな
るべく均等にして、作業時間を低減できるようにする。 【解決手段】 充填タンクに固定された上方外筒と、昇
降可能な中間内筒と、中間内筒に接続された充填パイプ
と、充填パイプ内を貫通する空気抜きパイプと、空気抜
きパイプに装着されたチップとをそなえ、充填パイプと
チップとの間に液体供給口が設けられた液体充填バルブ
において、中間内筒に上方外筒と連通する液体流入口を
設けるとともに、空気抜きパイプ下端の水平方向の対向
する位置に空気抜き穴を設け、且つ、上記液体供給口
が、空気抜き穴を通る空気流の軸線に対して線対称とな
るように2か所に設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス瓶やプラス
チックボトル等の容器に飲料用液体やその他の液体を充
填する、液体充填バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液体充填バルブの一例を図4及び
図5を用いて説明する。液体充填バルブは、液体充填タ
ンク(以下、単にタンクという)130内に貯留された
飲料用液体等を所定の容器内に充填するためのノズルで
あり、上方外筒101及び中間内筒102等をそなえて
いる。
【0003】ここで、上方外筒101は、液充填タンク
130の底面に固定されており、液充填タンク130の
下方に突出するように取り付けられている。また、中間
内筒102は、上方外筒101の軸方向に移動可能に設
けられている。中間内筒102の上方には、ばね受部1
13が形成されており、ばね受部113と上方外筒10
1との間には、リターンスプリング114が配設されて
いる。そして、このリターンスプリング114の付勢力
により、中間内筒102が下方に付勢されている。
【0004】また、この中間内筒102の先端には充填
パイプ110に溶着されている。この充填パイプ110
は、充填作業時に容器内に挿入されて、タンク130内
の液体を容器内に流入させるものである。また、この中
間外筒103の下端にはストッパ部(つば部)115が
形成されており、このストッパ部115とばね受部11
3とが当接することにより、中間内筒102の下端位置
が規制される。
【0005】また、上方外筒101の下端には、中間外
筒103がねじ結合されている。中間外筒103の外周
側には、この中間外筒103の延在方向に沿って摺動可
能なブッシュ106が設けられており、このブッシュ1
06は、つば部115により落下が防止される。また、
ブッシュ106の下部外周にはねじ部が形成されてお
り、このねじ部に下方外筒105が螺合している。
【0006】下方外筒105の下方にはセンタリングベ
ル108が螺合しており、センタリングベル108に
は、瓶口をシールするパッキン116が設けられてい
る。また、中間内筒102には空気抜きパイプ107が
延設されている。この空気抜きパイプ107の上端は、
タンク130内に連通しており、また、空気抜きパイプ
107の下端には、空気抜き穴104が設けられてい
る。
【0007】空気抜きパイプ107の下端部にはチップ
109が溶着されており、このチップ109には流出口
117が形成されている。また、このチップ109は、
図4に示すような状態では、充填パイプ110内に格納
されており、この場合には流出口117が閉塞されるよ
うになっている。なお、チップ109の先端には、パイ
プ110との間の液密性を保持するためのOリング11
1が取り付けられている。
【0008】また、中間内筒102の下方にはスペーサ
(入味調整用スペーサ)112や、パッキン112aが
設けられている。このような構成により、図5に示すよ
うに、容器120への液体充填時には、瓶等の容器12
0が下方から押し上げられて容器120の口がパッキン
116に当接し、センタリングベル108が上昇する。
【0009】そして、センタリングベル108が上昇し
てパッキン112aに当接した後もさらに上昇すると、
中間内筒102がリターンスプリング114の付勢力に
抗して上昇を開始する。また、充填パイプ110は中間
内筒102と一体に取り付けられているので、充填パイ
プ110も上方へ押し上げられ、空気抜きパイプ107
の下端に取り付けられたチップ109が充填パイプ11
0から突出する。これより流出口117が開いて、タン
ク130内の液体が、上方外筒101,中間内筒102
及び充填パイプ110内を通って容器120内へ流入す
る。
【0010】このとき、容器120内の空気は、空気抜
き穴104及び空気抜きパイプ107を介してタンク1
30内に排出される。このようにして、容器120内に
液体が供給されて、液面レベルXがパイプ110の下端
に達すると空気の排出が阻止され、液体の充填が終了す
る。また、液面レベル(入味高さ)を変更する場合は、
スペーサ112の厚さを変更することにより調整するこ
とができる。対象となる容器口120Aの形状が変更さ
れる時は、下方外筒105とセンタリングベル108と
の締結をはずし、パッキン116とセンタリングベル1
08を取り替えることで容器口の形状変更に対応するこ
とができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、流出口117が一方向に向いて設
けられているため、充填工程において瓶等の容器120
内で液体の流れが偏り、容器120の底面上から多量の
空気を巻き込んでしまい、これにより泡立量が増加して
しまう。そして、このような泡立量が増加すると、充填
工程の完了までに要する時間が長くなり、生産能力が低
下してしまうという課題がある。
【0012】また、充填工程終了後には、空気抜きパイ
プ107内に液体が残留してしまい、次の容器120へ
の充填開始時に、空気抜きパイプ107内の液体が容器
120内に落下して、タンク130とタンクヘッドとの
バランスが崩れるまでは正常な充填作業が出来なくな
り、生産能力が低下するという課題がある。また、この
ような技術以外にも、実開昭55−108096号公報
や特開平4−173598号公報には、液体充填バルブ
に関する技術が開示されているが、実開昭55−108
096号公報に記載のものは、液体流出口より下方にガ
ス排出口がある場合に、円錐状ノズルから噴出する円錐
膜液による容器内圧上昇を防止するべく、液膜の一部を
切断するように構成した技術であって、上述の課題を解
決するようなものではなかった。
【0013】また、特開平4−173598号公報に記
載された技術は、流体通路の断面積と気体通路の断面積
との割合を可変に構成し、充填後半の充填速度低下を防
止するようにした技術であり、このような技術は、やは
り、上述の課題を解決するようなものではなかった。本
発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、充填
工程において容器内に生じる液体の流れをなるべく均等
にして、作業時間を低減するようにした、液体充填バル
ブを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の液体充填バルブは、充填タンク底面に固定さ
れ該充填タンクと連通する上方外筒と、該上方外筒の下
部内周に沿って昇降可能な中間内筒と、該中間内筒の下
端に接続されて下方に延びる充填パイプと、該上方外筒
から該充填パイプの内部を貫通する空気抜きパイプと、
該空気抜きパイプの下端に装着されたチップとをそな
え、該充填パイプが上昇することにより該充填パイプと
該チップとの間に設けられた液体供給口が開口して該充
填タンク内の液体が所定の容器に充填され、該充填パイ
プの下端位置により充填液面位置が決定され、該充填パ
イプが下降することにより該液体供給口が閉塞して該液
体充填が完了する液体充填バルブにおいて、該中間内筒
に、該中間内筒が所定量上昇したときに該上方外筒と連
通する液体流入口が設けられるとともに、該空気抜きパ
イプ下端の水平方向の対向する位置に、該容器内の空気
を該空気抜きパイプを介して排出する空気抜き穴を設
け、且つ、該液体供給口が、該空気抜き穴の配設方向に
対して線対称となるように2か所に設けられていること
を特徴としている。
【0015】また、請求項2記載の本発明の液体充填バ
ルブは、上記請求項1記載の構成に加えて、上記空気抜
きパイプに、該中間内筒に摺接するピストンが該空気抜
きパイプに一体に形成されるとともに、該中間内筒に、
該容器の口をシールするシール部材が配設され、該充填
パイプが下降することにより該中間内筒に開口した該液
体供給口が閉塞された後も所定のストロークだけ下降す
る間は該容器の口とシール部材とが当接状態を保持する
ように構成されたことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の一実
施形態としての液体充填バルブについて説明すると、図
1は容器への液体充填作業前の状態を示す図であって、
1は充填タンク(以下、タンクという)30に取り付け
られた上方外筒である。このタンク30内には、飲料液
体等の液体が充填されており、この液体は所定の圧力に
より加圧されている。
【0017】また、上方外筒1のタンク30内に突出し
た部分には連通穴1aが設けられており、この連通穴1
aにより上方外筒1の内部は常時タンク30内の液体に
より満たされるようになっている。2は上方外筒1に対
して軸方向(上下方向)に移動可能な中間内筒であり、
この中間内筒2の外周面と上方外筒1のタンク30より
も下方側の内周面とが摺接するようになっている。10
は中間内筒2の下端に取り付けられた充填パイプであ
り、ここでは、中間内筒2と充填パイプ10とは溶着に
より一体に形成されている。
【0018】また、32は中間内筒2の所定位置に設け
られた液体流入口であり、中間内筒2が所定量(図1
中、S1 で示す)だけ上方へ移動すると、図2(a)に
示すように、この液体流入口32が開口するようになっ
ている。そして、この液体流入口32が開口すると、液
体流入口32を介して上方外筒1内の液体が中間内筒2
の内側に流入するようになっているのである。
【0019】なお、中間内筒2が下降して液体流入口3
2が閉塞されている時には、Oリング31により、上方
外筒1と中間内筒2とが確実にシールされるようになっ
ている。7はタンク30内より上方外筒1,中間内筒2
及び充填パイプ10内を通って下方に延びる空気抜きパ
イプであり、上方外筒1に固定されている。そして、こ
れにより上方外筒1及びタンク30に対して相対的な変
位が規制されている。
【0020】また、この空気抜きパイプ7の上方は、タ
ンク30内の液面よりも上方に突出するように配設され
るとともに、空気抜きパイプ7の中間部にはピストン3
3が形成されている。このピストン33は、中間内筒2
の内周面に摺接するように形成されており、又、ピスト
ン33には、中間内筒2の内側をシールするOリング3
3aが設けられている。
【0021】一方、空気抜きパイプ7の下端にはチップ
9が一体に設けられている。なお、本実施形態において
は、チップ9は空気抜きパイプ7に溶着されている。そ
して、このチップ9には、液体充填時に、容器20内に
液体を供給するための液体供給口9a及び、容器20内
の空気を排出するための空気抜き穴4が形成されてい
る。
【0022】空気抜き穴4は、図2(a),(b)に示
すように、空気抜きパイプ7の内部と連通するように形
成されており、これにより液体充填作業時には、容器2
0内の空気は、この空気抜き穴4から空気抜きパイプ7
を介してタンク30内に排出されるようになっているの
である。液体供給口9aは、上記空気抜き穴4に対して
位相が略90°ずれた位置に形成されており、図2
(a),(c)に示すように、空気抜き穴4を通る空気
流の軸線に対して線対称となるように、チップ9の2か
所を切り欠くことにより形成されている。そして、これ
により、図2(a)に示すような液体充填作業時には、
タンク30内からの液体は、図中左右方向に対象に容器
20内に流入するようになっている。
【0023】また、図1に示すような状態では、この液
体供給口9aは、中間外筒2内に格納されるようになっ
ている。なお、チップ9には、Oリング11が配設され
ており、図1に示すようなチップ9が格納された状態と
なると、Oリング11により充填パイプ10とチップ9
との液密性が保持されるようになっている。
【0024】16は図2に示す容器口20Aをシールす
るパッキン、14は中間内筒2を下方に付勢するリター
ンスプリング、13は中間内筒2に形成されたばね受
部、34は中間内筒2の下降下限位置を規制するための
ストッパであり、中間内筒2は、このリターンスプリン
グ14の付勢力により下方へ付勢されている。本発明の
一実施形態としての液体充填バルブは上述のように構成
されているので、液体の充填時には、以下のような動作
を行なう。
【0025】すなわち、図2に示すように、図示しない
容器上下動装置により容器20を上昇させると容器口2
0Aがパッキン16に当接する。さらに容器20が上昇
すると、リターンスプリング14の付勢力に抗して、中
間内筒2及び充填パイプ10が上昇する。そして、中間
内筒2が所定量(ストロークS1 )だけ上昇すると、中
間内筒2の液体流入口32が開いて、上方外筒1内と中
間内筒2内とが連通する。上方外筒1内には、連通穴1
aを介してタンク30内の液体が流入しているので、こ
のように液体流入口32が開くと、この液流入口32を
通じて中間内筒2にタンク内の液体が流入する。なお、
中間内筒2の上昇位置は、中間内筒2に形成されたばね
受部13が上方外筒1の下端と当接することで規制され
る。
【0026】また、このように中間内筒2が上昇する
と、チップ9が充填パイプ10から突出して、液体供給
口9aが容器20内に露出する。これにより、タンク3
0内の液体は充填パイプ10の下端より液体供給口9a
を通って、図2(a)の矢印イ方向に流出するのであ
る。このとき、容器20内の空気は、図2(b)の矢印
ロ方向より空気抜きパイプ7を通って、充填タンク30
の上方に排出される。
【0027】そして、容器20内への充填作業が進み、
容器20内の液面レベルが図2(a)に示す位置(即
ち、充填パイプ10の下端)に達して、タンク30の液
面と空気抜きパイプ7内の液面がバランスすると、液体
の圧力が均衡状態となり、容器20への液体流入が停止
するのである。その後、図示しない容器上下動装置によ
り、容器20の下降動作が開始すると、リターンスプリ
ング14の付勢力により中間内筒2も下降する。そし
て、中間内筒2が図3に示す位置まで達すると、中間内
筒2の液体流入口32が閉塞して中間内筒2とタンク3
0とが遮断される。
【0028】さらに容器20を下降させると、容器口2
0Aとパッキン16とが当接した状態を保持しながら中
間内筒2が下降する。このときピストン33により、中
間内筒2及び充填パイプ7内の容積が拡大して充填パイ
プ10内が負圧になり、空気抜きパイプ7内に残留した
液体が充填パイプ10内に吸引される。したがって、空
気抜きパイプ7内には、液体がほとんど残留しない状態
で容器20の下降動作が完了し、図1に示す状態とな
る。
【0029】一方、次の容器20への充填作業開始時に
は、空気抜きパイプ7内に液体が残留していないので、
次の容器20の上昇直後から、速やかに充填作業を開始
することができるのである。このように、本発明の液体
充填バルブでは、空気抜き穴4に対して線対称となるよ
うな位置に設けられた液体供給口9aにより容器壁面の
全周に近い流れを形成することができ、容器20内の液
体の流れの偏りを低減することができるという利点があ
る。また、これにより、充填工程での空気巻き込み量が
低減でき、泡立ち量が減少するので充填液面を得るまで
の所要時間が短縮し、液体充填装置全体の能力向上を図
ることができる。
【0030】すなわち、充填作業時の液体の不均等な流
れを極力なくすことで、不均等な流れにより生じる空気
の巻き込み量を大幅に低減することができ、液体充填装
置全体の高能力化を図ることができるのである。また、
空気抜きパイプ7内に残留する液体がなくなるので、従
来技術で問題となっていた充填開始時の充填立ち上がり
時間(1〜2sec)が不要になり、やはり、液体充填
装置の高能力化を図ることができるのである。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の液体充填バルブによれば、液体充填時に容器内に
生じる不均等流れを低減でき、空気の巻き込み量を大幅
に低減することができるようになるという利点がある。
また、これにより液体充填装置の高能力化を図ることが
できる。また、請求項2記載の本発明の液体充填バルブ
によれば、液体充填工程終了時に、空気抜きパイプ内に
液体が残留しなくなるので、充填開始時の充填立ち上が
り時間(1〜2sec)が不要になり、液体充填装置の
高能力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての液体充填バルブの
全体構成を示す模式的な断面図である。
【図2】本発明の一実施形態としての液体充填バルブの
動作を説明するための模式的な断面図であって、(a)
は図1に対応する図、(b)は(a)におけるA−A矢
視断面図、(c)は(b)におけるB−B矢視断面図で
ある。
【図3】本発明の一実施形態としての液体充填バルブに
おけるの動作を説明するための模式的な断面図であっ
て、充填作業終了時の動作を説明するための図である。
【図4】従来の液体充填バルブの一例を示す図である。
【図5】従来の液体充填バルブの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 上方外筒 1a 連通穴 2 中間内筒 4 空気抜き穴 7 空気抜きパイプ 9 チップ 9a 液体供給口 10 充填パイプ 11 Oリング 13 ばね受部 14 リターンスプリング 16 パッキン(シール部材) 20 容器 20A 容器口 30 充填タンク 31 Oリング 32 液体流入口 33 ピストン 33a Oリング 34 ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填タンク底面に固定され該充填タンク
    と連通する上方外筒と、該上方外筒の下部内周に沿って
    昇降可能な中間内筒と、該中間内筒の下端に接続されて
    下方に延びる充填パイプと、該上方外筒から該充填パイ
    プの内部を貫通する空気抜きパイプと、該空気抜きパイ
    プの下端に装着されたチップとをそなえ、 該充填パイプが上昇することにより該充填パイプと該チ
    ップとの間に設けられた液体供給口が開口して該充填タ
    ンク内の液体が所定の容器に充填され、該充填パイプの
    下端位置により充填液面位置が決定され、該充填パイプ
    が下降することにより該液体供給口が閉塞して該液体充
    填が完了する液体充填バルブにおいて、 該中間内筒に、該中間内筒が所定量上昇したときに該上
    方外筒と連通する液体流入口が設けられるとともに、 該空気抜きパイプ下端の水平方向の対向する位置に、該
    容器内の空気を該空気抜きパイプを介して排出する空気
    抜き穴を設け、 且つ、該液体供給口が、該空気抜き穴の配設方向に対し
    て線対称となるように2か所に設けられていることを特
    徴とする、液体充填バルブ。
  2. 【請求項2】 上記空気抜きパイプに、該中間内筒に摺
    接するピストンが該空気抜きパイプに一体に形成される
    とともに、 該中間内筒に、該容器の口をシールするシール部材が配
    設され、 該充填パイプが下降することにより該中間内筒に開口し
    た該液体供給口が閉塞された後も所定のストロークだけ
    下降する間は該容器の口とシール部材とが当接状態を保
    持するように構成されたことを特徴とする、請求項1記
    載の液体充填バルブ。
JP31403296A 1996-11-25 1996-11-25 液体充填バルブ Withdrawn JPH10152198A (ja)

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