JPH0513040Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0513040Y2
JPH0513040Y2 JP1987094579U JP9457987U JPH0513040Y2 JP H0513040 Y2 JPH0513040 Y2 JP H0513040Y2 JP 1987094579 U JP1987094579 U JP 1987094579U JP 9457987 U JP9457987 U JP 9457987U JP H0513040 Y2 JPH0513040 Y2 JP H0513040Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
upper case
case
protruding pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987094579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS64392U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987094579U priority Critical patent/JPH0513040Y2/ja
Publication of JPS64392U publication Critical patent/JPS64392U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0513040Y2 publication Critical patent/JPH0513040Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 プリント基板を挟んで上ケースと下ケースから
なるシールドケース構造であつて、下ケースに設
けた長突出片及び短突出片をプリント基板に設け
られた穴に挿通して短突出片を半田付けし、該長
突出片に設けた半球状突起と上ケースに設けた凹
部を嵌合させることにより、上ケースの着脱がワ
ンタツチででき、かつアース及び電気的シールド
を可能とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は電子装置のシールドケース構造に関す
るものである。
最近の電話機は、その機能が拡充されつつある
が、その一つに第３図に示すような宅内用のワイ
ヤレス電話機が開発されている。これはベースユ
ニツト１とハンドセツトユニツト２よりなり、ハ
ンドセツトユニツト２を携帯して屋内又は屋外の
近距離から無線でベースユニツト１との通話及び
ベースユニツト１を介して外線との通話を行なう
ことができるようになつている。
〔従来の技術〕
上記ワイヤレス電話機のような電子機器では、
そのCPU及びクロツクから雑音電波が発射する
ため、該回路を電気的シールドする必要がある。
第４図は従来のシールドケース構造を示す図であ
る。これはａ図に示す上部ケース枠４に複数個の
突出片５を設けておき、該突出片５をプリント基
板６の穴に上面より挿入半田付けし、さらに該穴
を利用してｂ図の如く下部ケース７を挿入半田付
けした後、上部ケース枠４にカバー８を被せるよ
うにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のシールドケース構造では部品が３点
となり、また半田取付箇所が多く取外しも困難で
あり、保守性が悪いという欠点があつた。
本考案はこのような点にかんがみて創作された
もので、回路のシールドが確実にでき、且つ保守
が容易にできるシールドケース構造を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案においては、第１図、第２図に
例示するように、プリント基板１０を挟んで上ケ
ース１１と下ケース１２からなるシールドケース
構造であつて、先端部に半球状の突起１３を有す
る複数個の長突出片１４と、プリント基板への取
付部を有する複数個の短突出片１５とを上記下ケ
ース１２に設け、該長突出片１４及び短突出片１
５をプリント基板１０に設けられた角穴１６に挿
入して短突出片１５を半田付けし、さらに上ケー
ス１１に前記下ケース１２の長突出片１４の突起
１３に係合する凹部１７と、長突出片１４の先端
に当接して上ケース１１の下部とプリント基板１
０との間隔を決める切り起し１８とを設け、該凹
部１７を前記突起１３に係合させて上ケース１１
をプリント基板１０に着脱自在に取付けたことを
特徴としている。
〔作用〕
下ケース１２をプリント基板１０に半田付けす
ることにより確実にアースをとることができ、上
ケース１１をプリント基板１０に対し着脱自在と
することにより回路の保守を容易に行なうことが
可能となる。
〔実施例〕
第１図及び第２図は本考案の実施例を示す図で
あり、第１図は分解斜視図、第２図は組立順序を
説明するための図である。
本実施例のシールドケース構造は、第１図に示
すように金属製の上ケース１１と、プリント基板
１０と、ばね性を有する金属製の下ケース１２と
よりなり、該下ケース１２には半球状の突起１３
を有する長突出片１４と、プリント基板への取付
用突起を有する複数個の短突出片１５とがそれぞ
れ複数個形成され、プリント基板１０には前記下
ケースの短突出片１５のプリント基板への取付用
突起と長突出片１４を挿入することができる角穴
１６が穿設され、上ケース１１には前記下ケース
１２の長突出片１４に対応する位置に、突起１３
に係合する凹部１７と、長突出片１４の先端に当
接して該上ケース１１の下部とプリント基板１０
との間隔を決めるための切り起し１８とが形成さ
れている。
そして本実施例の組立は、先ず第２図ａに示す
ように、下ケースの長、短突出片１４，１５をプ
リント基板１０の角穴１６に挿入し短突出片１５
をプリント基板１０に半田付けする。次に第２図
ｂに示すように下ケース１２の長突出片１４に上
ケース１１を嵌合させ、その凹部１７を長突出片
の突起１３に係合させるのである。
このように構成された本実施例は、上ケース１
１の切り起し１８が下ケース１２の長突出片１４
の先端に当接しプリント基板１０との間に所定の
間隔を保ち、プリント基板１０上のパターンに上
ケース１１が接触しないようにしている。
また本実施例によれば、上ケース１１がワン
タツチで着脱でき保守等が容易となる。下ケー
ス１２はプリント基板１０に半田付けのため確実
にアースを取ることができ、上ケース１１も下ケ
ース１２と凹凸部の接触によりアースが取れる。
上ケース１１へ過剰圧力がかかつても上ケース
１１の切り起し１８と長突出片１４の先端との接
触で受け止め、プリント基板１０のパターンへの
上ケース１１の接触を防ぐことができる等の利点
が生ずる。
〔考案の効果〕
以上述べてきたように、本考案によれば、極め
て簡易な構成により、保守が容易で、アースが確
実にとれ、過剰圧力にも安全なシールドケース構
造を提供でき、実用的には極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第
２図は本考案の実施例の組立順序を説明するため
の図、第３図は従来のワイヤレス電話機を示す
図、第４図は従来のシールドケース構造を示す図
である。 第１図、第２図において、１０はプリント基
板、１１は上ケース、１２は下ケース、１３は突
起、１４は長突出片、１５は短突出片、１６は角
穴、１７は凹部、１８は切り起しである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プリント基板１０を挟んで上ケース１１と下ケ
    ース１２からなるシールドケース構造であつて、 先端部に半球状の突起１３を有する複数個の長
    突出片１４と、プリント基板への取付部を有する
    複数個の短突出片１５とを上記下ケース１２に設
    け、該長突出片１４及び短突出片１５をプリント
    基板１０に設けられた角穴１６に挿入して短突出
    片１５を半田付けし、さらに上ケース１１に前記
    下ケース１２の長突出片１４の突起１３に係合す
    る凹部１７と、長突出片１４の先端に当接して上
    ケース１１の下部とプリント基板１０との間隔を
    決める切り起し１８とを設け、該凹部１７を前記
    突起１３に係合させて上ケース１１をプリント基
    板１０に着脱自在に取付けたことを特徴とするシ
    ールドケース構造。
JP1987094579U 1987-06-22 1987-06-22 Expired - Lifetime JPH0513040Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987094579U JPH0513040Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987094579U JPH0513040Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS64392U JPS64392U (ja) 1989-01-05
JPH0513040Y2 true JPH0513040Y2 (ja) 1993-04-06

Family

ID=30958180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987094579U Expired - Lifetime JPH0513040Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0513040Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002344157A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Kenwood Corp シャーシと天板の組み付け構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58106999U (ja) * 1982-01-14 1983-07-21 クラリオン株式会社 シ−ルドケ−ス

Also Published As

Publication number Publication date
JPS64392U (ja) 1989-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2501638Y2 (ja) プリント基板装着用シ―ルド板
US5577268A (en) Radio frequency shield clip suitable for use in a communication device
JPH0513040Y2 (ja)
JPH11330766A (ja) 電子機器
JPS6310597U (ja)
KR100339124B1 (ko) 송수신 유닛
JPS6135453U (ja) 高周波機器
JPS6162443U (ja)
JPS6130289U (ja) 高周波電気機器
JPH0851581A (ja) チューナ装置
KR100359080B1 (ko) 무선 통신기기의 쉴드 구조
JPH0362595A (ja) 電子装置のシールド構造
JPH0213280U (ja)
JPH0366164U (ja)
JPH0555586U (ja) プリント基板固定構造
JPS6175158U (ja)
JPS5939983U (ja) プリント基板の保持構造
JPS6237411U (ja)
JPH0945390A (ja) 通信機におけるプリント基板のアース構造
JPH01137599U (ja)
JPH07326880A (ja) シールドケース
JPH0472707U (ja)
JPH0682894U (ja) 電磁波シールドケースの取付構造
JPH04256399A (ja) 電子装置
JPS5852872U (ja) 高周波装置