JPH07326880A - シールドケース - Google Patents

シールドケース

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Publication number
JPH07326880A
JPH07326880A JP11684694A JP11684694A JPH07326880A JP H07326880 A JPH07326880 A JP H07326880A JP 11684694 A JP11684694 A JP 11684694A JP 11684694 A JP11684694 A JP 11684694A JP H07326880 A JPH07326880 A JP H07326880A
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JP
Japan
Prior art keywords
case
shield
case frame
frame
circuit board
Prior art date
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Pending
Application number
JP11684694A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kitagawa
修 北川
Hajime Suganuma
元 菅沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP11684694A priority Critical patent/JPH07326880A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケースカバーとシールド板金ケース枠とを安定
的且つ強固に接触させるとともに、接触面積を増大させ
て良好なシールド効果を得ることが可能なシールドケー
スを提供すること。 【構成】一方の面に配線パターン20が形成され、他方
の面にアース層が形成され、前記配線パターン20上に
回路部品12が配設されたプリント回路基板18と、前
記プリント回路基板18に固着され、前記回路部品12
を囲繞するシールド板金ケース枠22と、前記シールド
板金ケース枠22に取着され、回路部品12を閉塞する
ケースカバー24と、を備え、前記ケースカバー24の
端縁部には、複数個に分割され、且つ内側に向かって折
り曲げられることにより弾性力が付与された爪片26が
形成され、前記シールド板金ケース枠22には、内側に
向かって突出し、該シールド板金ケース枠22の上面部
と面一なプレート片36a〜36hが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、携帯用の電話
機等の移動用無線通信機に組み込まれるシールドケース
であって、前記移動用無線通信機内のデジタル回路から
放射される電波によって他の回路に影響を与えることを
防止することが可能なシールドケースに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、電界の相互作用を防ぐために、装
置の周囲や装置との間に、接地された金属スクリーン、
シート、囲い等のシールド手段が設けられる。
【0003】例えば、小型携帯用の電話機では、ロジッ
ク系回路部品等から放射された電波により無線周波受信
部にノイズが混入し、前記無線周波受信部における受信
感度の低下を招来することから、図6に示されるよう
に、プリント回路基板に配設されたロジック系回路部品
等を囲繞して静電遮蔽するシールドケースが設けられ、
前記シールドケースによって無線周波受信部に妨害電波
が受信されることを防止している。
【0004】このシールドケース1は、表面にCPU等
のロジック系部品2が配設され、裏面にアース層3(図
7参照)が形成されたプリント回路基板4と、前記プリ
ント回路基板4の表面に形成された配線パターン5を囲
繞し、該プリント回路基板4の表面にハンダ付けして固
定されるシールド板金ケース枠6と、前記シールド板金
ケース枠6に取着されるケースカバー7とから構成され
る。
【0005】前記プリント回路基板4には、その表面に
形成された配線パターン5と裏面に形成されたアース層
3とを導通接続するためのスルーホール8が複数個画成
されている。前記スルーホール8は、配線パターン5の
外周に沿ってロジック系部品2等を囲繞し、所定間隔離
間して画成されている。
【0006】図7に示されるように、前記ケースカバー
7の外周部9aは断面略L字状に内側に所定角度折曲形
成され、その外周部9aの端縁部9bに弾性力を付与し
ている。前記弾性力によってケースカバー7の端縁部9
bがシールド板金ケース枠6の外壁面を矢印方向に押圧
することにより、該ケースカバー7がシールド板金ケー
ス枠6に取着されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この場合、従来技術に
係る前記シールドケース1では、シールド板金ケース枠
6の外壁面をケースカバー7の端縁部9bが一方向から
押圧して該ケースカバー7とシールド板金ケース枠6と
を接触させているため、前記ケースカバー7とシールド
板金ケース枠6との接触状態が弱いとともに、端縁部9
bの折曲角度によって接触状態にばらつきが生ずるとい
う不都合がある。また、前記ケースカバー7とシールド
板金ケース枠6との接触面積が少ないという不都合もあ
る。このため、所望のシールド効果を発揮することがで
きないという問題がある。
【0008】本発明は、前記不都合を克服するためにな
されたものであり、ケースカバーとシールド板金ケース
枠とを安定的且つ強固に接触させるとともに、接触面積
を増大させて良好なシールド効果を得ることが可能なシ
ールドケースを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、移動用の小型無線通信機のハウジング
内に組み付けられるシールドケースであって、一方の面
に配線パターンが形成され、他方の面にアース層が形成
され、前記配線パターン上に回路部品が配設されたプリ
ント回路基板と、前記プリント回路基板に固着され、前
記回路部品を囲繞するケース枠体と、前記ケース枠体に
取着され、前記プリント回路基板に配設された回路部品
を閉塞するケースカバーと、を備え、前記ケースカバー
の端縁部には、複数個に分割され、且つ内側に向かって
折り曲げられることにより弾性力が付与された爪片が形
成され、前記ケース枠体には、内側に向かって突出し、
該ケース枠体の上面部と面一なプレート片が設けられる
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の本発明に係るシールドケースでは、弾性
力が付与されたケースカバーの爪片によって該ケースカ
バーをケース枠体から離間させようとする力が作用す
る。一方、シールドケースが組み込まれるハウジングか
ら前記力とは反対方向にケースカバーを押圧する力が作
用する。従って、ケースカバーをケース枠体から離間さ
せようとする力とハウジングによってケースカバーをケ
ース枠体側に押圧する力とが対向することにより、前記
ケースカバーとケース枠体とを安定的に且つ強固に接触
させることができる。
【0011】また、ケース枠体に設けられたプレート片
がケースカバーの底面部に接触することにより、ケース
カバーとケース枠体との接触面積を増大させることがで
きる。
【0012】この結果、シールドケース内に閉塞された
回路部品から放射される電波が遮蔽される。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係るシールドケースについて
好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
【0014】図1は、本発明の実施例に係るシールドケ
ースの分解斜視図、図2Aは、図1に示すプリント回路
基板の平面図、図2Bは、図1に示すプリント回路基板
の底面図、図3並びに図4は、図1に示すシールドケー
スの一側面図、図5は、図1に示すケースカバーの部分
拡大斜視図を夫々示す。
【0015】このシールドケース10は、好適には、小
型携帯用の電話機等の移動用小型無線通信機に組み付け
られるものであり、基本的には、表面にCPU等のロジ
ック系回路部品12を含む回路部品14a〜14cが配
設され、裏面にアース層16が印刷されたプリント回路
基板18と、前記プリント回路基板18に形成された配
線パターン20を囲繞し、該プリント回路基板18の表
面にハンダ付けして固定されるシールド板金ケース枠2
2と、前記シールド板金ケース枠22に取着されるケー
スカバー24とから構成される。なお、プリント回路基
板18の裏面に形成されたアース層16は、図2A、図
2Bに示されるように、表面に形成される配線パターン
20に対応する位置に形成されている。
【0016】ケースカバー24は略長方形状の平板から
なり、その端縁部に設けられた爪片26、…は、図5に
示されるように、複数個に分割され且つ内側に折曲して
弾力性を発揮するように形成されている。なお、前記爪
片26、…は、その根本部分から平板状に折り曲げて形
成し、あるいは湾曲させて折り曲げて形成してもよい。
さらに、前記ケースカバー24の外周部には、該ケース
カバー24の短手方向に対向する4個の突起片28a〜
28dがシールド板金ケース枠22側に突出して設けら
れ、夫々の突起片28a〜28dには略矩形状の孔部3
0a〜30dが画成されている。さらに、前記ケースカ
バー24の外周部には、該ケースカバー24をシールド
板金ケース枠22に取着する際、位置決めの機能を営む
ガイド片32a〜32gが複数個設けられている。
【0017】シールド板金ケース枠22は、前記ケース
カバー24の外周形状に対応して略長方形状の枠体に形
成され、その外周面には、前記突起片28a〜28dが
設けられた位置に対応し該突起片28a〜28dの孔部
30a〜30dに係合する凸部34a〜34dが設けら
れている。さらに、前記シールド板金ケース枠22の内
周面には、その内方に向かって突出するプレート片36
a〜36hが設けられる。前記プレート片36a〜36
hの上面はシールド板金ケース枠22の上面と面一に形
成され、前記ケースカバー24をシールド板金ケース枠
22に取着した際、プレート片36a〜36hの上面お
よびシールド板金ケース枠22の上面がケースカバー2
4の底面部に接触する。
【0018】プリント回路基板18の表面には配線パタ
ーン20が形成され、前記配線パターン20にロジック
系回路部品12を含む複数の回路部品14a〜14cが
電気的に接続されている。さらに、前記プリント回路基
板18には、前記配線パターン20の外周形状に沿って
等間隔に複数のスルーホール38、…が画成され、前記
スルーホール38、…を介して該配線パターン20とア
ース層16とが導通接続される。
【0019】本発明の実施例に係るシールドケース10
は基本的には以上のように構成されるものであり、次に
その作用効果をシールドケース10の製造方法に基づい
て説明する。
【0020】配線パターン20の外周部に沿って等間隔
離間する複数のスルーホール38、…が穿設されたプリ
ント回路基板18に対し、シールド板金ケース枠22を
ハンダ付けして固定する。また、前記スルーホール3
8、…によってプリント回路基板18の表面に形成され
た配線パターン20と裏面に形成されたアース層16と
が導通接続されている。
【0021】続いて、前記シールド板金ケース枠22に
対し、ガイド片32a〜32gに沿ってケースカバー2
4を取着する。この場合、ケースカバー24の突起片2
8a〜28dはその弾性力によってシールド板金ケース
枠22の外壁面を押圧するとともに、前記突起片28a
〜28dに画成された孔部30a〜30dに、シールド
板金ケース枠22の外周面に画成された凸部34a〜3
4dが夫々嵌入することにより、ケースカバー24とシ
ールド板金ケース枠22とが確実且つ簡便に取着され
る。
【0022】また、シールド板金ケース枠22の内周面
側に突出するプレート片36a〜36hがケースカバー
24の底面部に接触するため、図6に示す従来例と比較
して、ケースカバー24とシールド板金ケース枠22と
の接触面積を増大させることができる。
【0023】さらに、ケースカバー24がシールド板金
ケース枠22に取着された際、シールド板金ケース枠2
2の上面に接触する複数の爪片26、…は弾力性を有す
ることから、ケースカバー24をシールド板金ケース枠
22から離間させようとする力が作用する。この場合、
図4に示されるように、例えば、小型携帯用の電話機等
のハウジング40内にシールドケース10を組み込むこ
とにより、前記ハウジング40によって前記離間させる
力より大なる力が矢印方向に作用する。従って、ハウジ
ング40内に組み込まれたシールドケース10は、前記
ケースカバー24をシールド板金ケース枠22から離間
させようとする力とハウジング40によってケースカバ
ー24をシールド板金ケース枠22側に押圧する力とが
相互に対向して作用することにより、前記ケースカバー
24とシールド板金ケース枠22とを安定的且つ強固に
接触した状態に保持することができる。
【0024】以上のように、本実施例に係るシールドケ
ース10では、従来例に係るシールドケース1と比較し
てシールド効果をより一層増大させることができる。こ
の結果、シールドケース10内に配設されたロジック系
回路部品12からの妨害電波が遮蔽され、小型携帯用の
電話機内に組み込まれた無線周波受信部に混入するノイ
ズが減少し、受信感度を向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係るシールドケースによれば、
以下の効果が得られる。
【0026】すなわち、ケースカバーとケース枠体とを
安定的且つ強固な接触状態とするとともに、前記ケース
カバーとケース枠体との接触面積を増大させることがで
きる。この結果、より一層シールド効果を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシールドケースの分解斜
視図である。
【図2】図2Aは、図1に示すプリント回路基板の平面
図、図2Bは、図1に示すプリント回路基板の底面図で
ある。
【図3】図1に示すシールドケースの一側面図である。
【図4】図1に示すシールドケースの一側面図である。
【図5】図1に示すケースカバーの部分拡大斜視図であ
る。
【図6】従来技術に係るシールドケースの分解斜視図で
ある。
【図7】図6に示すシールドケースの側面図である。
【符号の説明】
10…シールドケース 12…ロジック系
回路部品 16…アース層 18…プリント回
路基板 20…配線パターン 22…シールド板
金ケース枠 24…ケースカバー 26…爪片 28a〜28d…突起片 34a〜34d…
凸部 38…スルーホール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動用の小型無線通信機のハウジング内に
    組み付けられるシールドケースであって、 一方の面に配線パターンが形成され、他方の面にアース
    層が形成され、前記配線パターン上に回路部品が配設さ
    れたプリント回路基板と、 前記プリント回路基板に固着され、前記回路部品を囲繞
    するケース枠体と、 前記ケース枠体に取着され、前記プリント回路基板に配
    設された回路部品を閉塞するケースカバーと、 を備え、前記ケースカバーの端縁部には、複数個に分割
    され、且つ内側に向かって折り曲げられることにより弾
    性力が付与された爪片が形成され、前記ケース枠体に
    は、内側に向かって突出し、該ケース枠体の上面部と面
    一なプレート片が設けられることを特徴とするシールド
    ケース。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシールドケースにおいて、
    ケースカバーにはケース枠体側に向かって突出する突起
    片が設けられ、ケース枠体の外周面には、前記突起片に
    画成された孔部に嵌着する凸部が設けられることを特徴
    とするシールドケース。
  3. 【請求項3】請求項1記載のシールドケースにおいて、
    移動用の小型無線通信機は携帯用の電話機であることを
    特徴とするシールドケース。
JP11684694A 1994-05-30 1994-05-30 シールドケース Pending JPH07326880A (ja)

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JP11684694A JPH07326880A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 シールドケース

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ID=14697083

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JP11684694A Pending JPH07326880A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 シールドケース

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6178318B1 (en) 1997-04-16 2001-01-23 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Shielding housing and a method of producing a shielding housing

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6178318B1 (en) 1997-04-16 2001-01-23 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Shielding housing and a method of producing a shielding housing

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