JPH05130311A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05130311A
JPH05130311A JP3285948A JP28594891A JPH05130311A JP H05130311 A JPH05130311 A JP H05130311A JP 3285948 A JP3285948 A JP 3285948A JP 28594891 A JP28594891 A JP 28594891A JP H05130311 A JPH05130311 A JP H05130311A
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芳信 相葉
Makoto Kikukawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の機能間において共用される資源(入出
力部)を円滑に制御できる画像形成装置を提供する。 【構成】 通信ライン1014を介して接続されている
複写機1000のリーダ及びプリンタを共用するファイ
ル機能部1005、ファクシミリ機能部1006及びレ
ーザビームプリンタ部1007の各機能部よりCPU1
010がプリント要求を入力すると、複写機1000の
プリンタの状態をチェックし、使用可能であれば要求の
あった機能部から画像データが出力セレクタ1009及
びセレクタ1002を通して複写機1000へ転送され
る。また、この時、他の機能部より発行されたプリント
要求があれば、その機能部が有する優先度に応じてプリ
ント要求が処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリーダ及びプリ
ンタを共用し、画像形成機能、ファクシミリ機能、プリ
ンタ機能、及び電子ファイル機能等の複合機能を有する
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル式の複写機は、単体で使
用されることが多く、複数の画像処理機能部に対して一
つの画像入出力部を共有する構成の装置は余り見受けら
れず、共用したものでも各機能は明確に切り分けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】本発明は、上記課
題を解決するために成されたもので、複数の機能間にお
いて共用される資源(入出力部)を円滑に制御できる画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明の画像形成
装置は以下の構成を備える。
【0005】即ち、画像を入出力する入出力部を共用
し、該入出力部にて入出力される画像をそれぞれ処理す
る複数の機能部を有する画像形成装置であって、各機能
部からの使用要求に応じて入出力部を制御する制御手段
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【0006】また好ましくは、前記制御手段は、各機能
部からの使用要求順に、入出力部を使用可能とすること
を特徴とする。
【0007】更に好ましくは、前記制御手段は、各機能
部からのアクセスに際し、各機能部の優先順位に従って
入出力部を使用可能とすることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る好適な一
実施例を詳細に説明する。
【0009】図1は、本実施例における画像形成装置の
構成を示す概略ブロック図である。図において、100
0はデジタル式複写機であり、各機能部共通の画像入出
力部である。1001は外部機器であり、詳細は後述す
る複数の機能部を内部に保持している。外部機器100
1において、1002はセレクタであり、複写機100
0からの画像データを外部機器1001に取り込むか、
外部機器1001からの画像データを複写機1000へ
送るかを選択する。1003は回転処理回路であり、複
写機1000へまたはからの画像データを必要に応じて
回転処理する。1004はセレクタであり、セレクタ1
002または回転処理回路1003あるいは後述する出
力セレクタ1009からの画像データ何れかを選択す
る。
【0010】1008は入力セレクタであり、セレクタ
1004からの画像データを後述するファイル機能部1
005またはファクシミリ(FAX)機能部1006あ
るいはレーザビームプリンタ(LBP)機能部1007
の何れか、または複数の回路部に出力するかを選択す
る。1005はファイル機能部であり、入力セレクタ1
008からの画像データをファイルしたり、ファイリン
グされた画像データを出力セレクタ1009へ出力す
る。また、ファイル機能部1005には、図2に示す記
憶手段の駆動装置部24と外部表示部22を含んでい
る。1006はFAX機能部であり、入力セレクタ10
08からの画像データを圧縮して送信したり、圧縮され
た画像データを伸長して出力セレクタ1009へ出力す
る。1007はLBP回路部であり、入力セレクタ10
08からの画像データを内部のプリント用メモリに展開
したり、ページ記述言語などのプリンタ制御コマンドに
従って展開された画像データを出力セレクタ1009へ
出力する。1009は出力セレクタであり、ファイル機
能部1005またはFAX機能部1006あるいはLB
P機能部1007からの画像データ何れかを選択する。
【0011】1010はCPUであり、複写機100
0、ファイル機能部1005、FAX機能部1006、
及びLBP機能部1007の各内部に含まれる制御機構
である不図示のCPUと通信したり、画像データの流れ
を制御するために、各セレクタ1002,1004,1
008,1009を設定したり、あるいは外部インター
フェース回路1011を介して不図示のホストコンピュ
ータと通信を行ったり、外部機器1001全体を制御す
る。1012はROM/RAMであり、CPU1010
の制御プログラムやワークメモリが格納されている。そ
して、1013はCPUバスを示し、1014は画像デ
ータライン、1015は回転処理回路1003に入力さ
れる画像データを選択するためのセレクタ、1016は
画像転送用の同期信号のセレクタ、1017は該同期信
号を発生する回路、1018は画像データの転送用画素
毎基準クロック,水平同期信号,垂直同期信号等を含む
画像転送用の同期信号を示している。
【0012】次に、上述した各機能部共通の画像入出力
部である複写機1000の基本的な動作を図2を参照し
ながら以下に説明する。
【0013】まず、原稿給送装置1上に積載された原稿
は、1枚づつ順次原稿台ガラス2の面上に搬送される。
原稿が搬送されると、スキャナ部分25のランプ3が点
灯、かつスキャナ・ユニット4が移動して原稿を照射す
る。原稿の反射光は、ミラー5,6,7を介してレンズ
8を通過した後、イメージ・センサ部9に入力される。
イメージ・センサ部9に入力された画像信号、即ち、複
写機1000の構成を示すブロック図である図3に示す
リーダ31からの信号は、CPU30によって制御され
る画像信号制御回路32にて各種処理が施され、プリン
タ部33へ出力される。
【0014】次に、プリンタ部33に入力された信号
は、露光制御部10にて光信号に変換され、画像信号に
従って感光体11上に照射される。照射光によって感光
体11上に作られた潜像は現像器13によって現像され
る。一方、潜像とタイミングを合わせて被転写紙積載部
14、若しくは15より転写紙が搬送され、転写部16
において、上述の現像された像が転写される。転写され
た像は、定着部17にて被転写紙に定着された後、排紙
部18より装置外部に排出される。
【0015】ここで、図1に戻り、本実施例における装
置の動作について説明する。
【0016】まず、画像転送用の同期信号1018につ
いて説明する。複写機1000から画像データが転送さ
れるときには、CPU1010が同期信号セレクタ10
16に対して複写機1000から送信されてくる同期信
号を選択するべく指示する。同期信号セレクタ1016
は、この指示に従って複写機1000からの同期信号1
018を外部機器1001の必要とされるブロックへ転
送する。また画像転送が外部機器1001内部だけで行
なわれるとき、若しくは外部機器1001から複写機1
000に画像データが転送されるときには、CPU10
10は同期信号セレクタ1016に対して同期信号発生
回路1017から出力される同期信号を選択するべく指
示する。そして、同期信号セレクタ1016は、上述し
た指示に従って同期信号発生回路1017からの信号1
018を外部機器1001の必要とするブロック、若し
くは複写機1001へ転送する。以後、説明中の画像転
送の記述の部分では、必要と思われる以外同期信号に関
する説明を割愛する。
【0017】次に、原稿をファイリングする場合につい
て説明する。まず所望の原稿を原稿台1に置き、ファイ
リングに関する各種設定を図3の操作部35より行った
後、コピースタートキーを押下することにより、その設
定は複写機1000から通信ライン1014及びセレク
タ1002を通してCPU1010へ送られる。この設
定データはCPU1010から同じく通信ライン101
3にてファイル機能部1005へ送られる。送られた設
定データによりファイル機能部1005では、そのデー
タに応じた設定を行い、準備完了をCPU1010へ通
知する。一方、準備完了を受けたCPU1010は、画
像データが複写機1000から回転処理回路1003へ
流れるようにセレクタ1002を制御する。更に、回転
処理回路1003からセレクタ1004及び入力セレク
タ1005を通してファイル機能部1005へ流れるよ
うにセレクタ1004,入力セレクタ1008をそれぞ
れ制御する。
【0018】そして、一連の画像データのルートが決定
されると、CPU1010は複写機1000へ画像取り
込み準備完了を送信する。画像取り込み準備完了を受信
した複写機1000では、スキャナ部分25のランプ3
を点灯させ、かつスキャナ・ユニット4が移動して原稿
を照射するという複写機の基本動作に入る。その後、前
述した如く、図3に示すリーダ31からの画像信号はC
PU30によって画像処理が施され、複写機1000か
ら画像データライン1014を通してセレクタ1002
に入力される。そして、上述の画像データの流れによ
り、ファイル機能部1005へ入力される。この時、画
像データ全体の回転が必要な時には、回転処理回路10
03にて回転制御され、その必要が無いときには、回転
処理回路部1003においては何も処理されずに出力さ
れる。
【0019】次に、ファイル機能部1005では、画像
データをディスクのフォーマットに合致した構造に変換
して記録する。読み込みが終了した時には、ファイル機
能部1005から読み込み終了がCPU1010へ送信
される。読み込み終了を受けたCPU1010は、セレ
クタ1002に対して複写機1000との画像データラ
インをディスコネクト状態に設定し、複写機1000に
対して読み込み終了を送信する事により、複写機100
0が元の状態に戻る。
【0020】また、原稿を他のファクシミリ装置へ送信
する場合については、画像データがファイル機能部10
05の代わりにFAX機能部1006へ入力されるだけ
で、それ以外は上述したファイリングの場合と同じであ
る。
【0021】次に、ファイリングされた原稿をプリント
する場合について説明する。前述したファイリングの場
合と同様に、各種プリントのための設定を行った後、コ
ピースタートキーを押下することにより、その設定が複
写機1000から通信ライン1013及びセレクタ10
02を通してCPU1010へ送られる。この設定デー
タはCPU1010から同じく通信ライン1013にて
ファイル機能部1005へ送られる。送られた設定デー
タによりファイル機能部1005では、そのデータに応
じた設定を行い、準備完了をCPU1010へ通知す
る。一方、準備完了を受けたCPU1010は、画像デ
ータがファイル機能部1005から回転処理回路100
3へ流れるように出力セレクタ1009を制御する。更
に、回転処理回路1003からセレクタ1002を通し
て複写機1000へ流れるように、セレクタ1004の
遮断と共にセレクタ1002を制御する。
【0022】そして、一連の画像データのルートが決定
されると、CPU1010は複写機1000へ画像出力
準備完了を送信する。画像出力準備完了を受信した複写
機1000では、プリント動作を開始する。まず画像デ
ータは、図3に示す画像信号制御回路32へ送られ、プ
リンタ33へ入力されて前述した動作によりプリントさ
れる。この時、画像データ全体の回転が必要な場合は、
回転処理回路1003にて回転制御されるが、その必要
が無い場合には、回転処理回路部1003にて何も処理
されずに出力される。その後、プリントが終了すると、
複写機1000からプリント終了がCPU1010へ送
信される。プリント終了を受けたCPU1010は、セ
レクタ1002に対して複写機1000との画像データ
ラインをディスコネクト状態にする。そして、CPU1
010はファイル機能部1005に対してプリント終了
を送信する事により、ファイル機能部1005が元の状
態に戻る。
【0023】更に、ホストコンピュータから送られてき
た画像を出力する際の動作について説明する。前述した
プリンタ制御コマンドがホストコンピュータから送信さ
れてきたならば、外部インターフェース1011及びC
PU1010を介してLBP機能部1007に送られ
る。ここで、プリンタ制御コマンドを受け取ったLBP
機能部1007は、プリンタ制御コマンド体系に従って
画像データをLBP機能部1007内の不図示のメモリ
に展開する。そして、展開が終了すると、LBP機能部
1007内のCPUがCPU1010に対して画像デー
タ出力要求を発行する。その後の処理についてはファイ
リングされた原稿をプリント・アウトする場合と同様で
ある。
【0024】また、他のファクシミリ装置より受信した
画像データをプリントする場合も、画像データがファイ
ル機能部1005の代わりにFAX機能部1006から
出力されるだけで、それ以外は上述したファイル機能部
1005からの出力の場合と同じである。
【0025】次に、ファイリングされた原稿を他のファ
クシミリ装置へ送信する場合について説明する。各種フ
ァイルとファクシミリ送信のための設定を行った後、コ
ピースタートキーを押下することにより、各種設定が複
写機1000から通信ライン1014及びセレクタ10
02を通してCPU1010へ送られる。この設定デー
タはCPU1010から同じく通信ライン1013にて
ファイル機能部1005とFAX機能部1006へ送ら
れる。送られた設定データによりファイル機能部100
5とFAX機能部1006では、そのデータに応じた設
定を行い、準備完了をCPU1010へ送信する。準備
完了を受けたCPU1010では、画像データがファイ
ル機能部1005から回転処理回路1003へ流れるよ
うに出力セレクタ1009を制御する。更に、回転処理
回路1003からセレクタ1004を通してFAX機能
部1006へ流れるように、セレクタ1004と入力セ
レクタ1006を制御する。
【0026】そして、一連の画像データのルートが決定
されると、CPU1010はファイル機能部1005へ
画像出力準備完了を送信する。画像出力準備完了を受信
したCPU1010は、画像データ送信動作を開始す
る。この時、画像データ全体の回転が必要な場合は、回
転処理回路1003にて回転制御され、またその必要が
無い場合には、回転処理回路部1003において何も処
理されずに出力される。その後、送信が終了すると、フ
ァイル機能部1005から送信終了がCPU1010へ
送信される。送信終了を受けたCPU1010は、出力
セレクタ1009に対して画像データラインをディスコ
ネクト状態にし、FAX機能部1006に対して送信終
了を送信する事により、FAX機能部1005が元の状
態に戻る。また、他のファクシミリから受信された画像
データをファイリングする場合やホストコンピュータか
ら送られたデータをファイリングする場合、またはホス
トコンピュータから送られたデータを他のファクシミリ
へ送信する場合についても画像データの流れが変わるだ
けで、上述した場合と同様に処理される。
【0027】次に、上述した回転処理回路1003の詳
細な構成を図4を用いて説明する。まず、回転処理回路
1003に画像データライン1014を介して画像デー
タが入力される場合を説明する。CPU1010は同期
信号セレクタ1113に対し基準クロック信号1110
と水平同期信号1111がX方向アドレス・カウンタ1
114に流れるように指示する。同時に、Y方向アドレ
ス・カウンタ1115には、水平同期信号1111と垂
直同期信号1112が流れるように、同期信号セレクタ
1113に指示する。ここで、X方向アドレス・カウン
タ1114は、下位、Y方向アドレス・カウンタ111
5は、上位のアドレス・バス1117を制御するもの
で、共に2つの同期信号によってビット・マツプ・メモ
リ116に対して指示するアドレスをカウント・アップ
若しくはダウンする。また、ビット・マップ・メモリ1
116は、上述の2つのアドレス・カウンタを介し、か
つ、画像データライン1014より入力される画像デー
タのみでアクセス可能であり、回転処理専用のメモリと
して構成されている。
【0028】上述のように、同期信号が選択されると、
X方向アドレス・カウンタ1114は、基準クロック1
110に従ってアドレスを1づつカウント・アップ(ダ
ウン)し、画像データライン1014からの画像データ
を画素毎にビット・マップ・メモリ1116に記憶す
る。このとき、水平同期信号1111が入力されると、
X方向アドレス・カウンタ1114から出力されている
アドレスはクリアされると共に、Y方向アドレス・カウ
ンタ1115から出力されているアドレスがカウント・
アップ(ダウン)され、水平ライン1本分のアドレスが
カウント・アップ(ダウン)される事になる。
【0029】尚、垂直同期信号1112は、Y方向アド
レス・カウンタ1115のクリアに使用される信号であ
る。また図5は、上述した同期信号の関係を示すタイミ
ングチャートである。
【0030】さて、この様な同期信号に従ってビット・
マップ・メモリ1116に記憶した画像データを回転さ
せて取り出すには、上述の2つのカウンタに与える同期
信号を入れ替える。入れ替えた同期信号に従って画像デ
ータライン1014より画像データを取り出せば、先ほ
ど記憶した画像データを直交した方向で取り出す事が可
能となる。このように、本回転処理機能は、各機能間で
扱う画像データの方向を統一するのに有効である。
【0031】次に、本実施例における入出力制御機構を
図6〜図8に示すフローチャートを参照しながら以下に
説明する。
【0032】図6〜図8は、FAX機能部1006とL
BP機能部1007の両機能部から複写機1000のプ
リンタ部33を利用する要求があった場合、各機能部の
制御機構であるCPUの動作を説明するフローチャート
である。
【0033】まず、FAX機能部1006で外部よりデ
ータを受信すると(ステップS11)、FAX機能部1
006のCPUは、受信したデータを画像データに伸長
する(ステップS12)。そして、入出力制御機構部の
CPUにプリント要求を送信する(ステップS13)。
ここで、入出力制御機構部では、プリンタが使用中か否
かを判断し(ステップS31)、使用中でなければプリ
ント要求を待っている状態であり(ステップS32)、
直ちに要求を受け付け、FAX機能部1006にプリン
ト許可を送信し(ステップS33)、画像転送シーケン
スへと移行する(ステップS34)。これにより、FA
X機能部1006では、プリント許可となり、画像デー
タを入出力機構部のプリンタへ転送し(ステップS1
5)、全て転送が終了すると(ステップS16)、処理
を終了する。
【0034】一方、LBP機能部1007のCPUがホ
ストコンピュータからデータを受信し(ステップS2
1)、画像データに展開した後(ステップS22)、同
様に、プリント要求を送信した場合(ステップS2
3)、入出力制御機構部において、この要求を受け付け
られる状態であれば、FAX機能部1006からの画像
転送が終了するまでは待たされる(ステップS24のN
O)。
【0035】従って、最も早く入出力要求を出した機能
部に従って入出力が制御されることになる。このような
制御をすることで、整然とした出力順序を保つことが可
能となる。
【0036】次に、各機能部が優先度を持っている場合
について図6,図7及び図9に示すフローチャートを参
照しながら以下に説明する。尚、送り先を待機させるこ
とが不可能な関係からFAX機能部1006の優先度を
最も高く設定する。
【0037】まず、LBP機能部1007に対してホス
トコンピュータ等からプリンタ制御コマンドが送られ
(ステップS21)、LPB機能部1007がそのコマ
ンドにに従って画像を展開し(ステップS22)、入出
力制御機構部にプリント要求を発行する。そして、入出
力制御機構部がプリント要求を受信すると(ステップS
41)、プリンタが使用中でないことを確認し(ステッ
プS42)、LBP機能部にプリント許可を送信した後
(ステップS43)、画像転送シーケンスに移行し(ス
テップS48)、再びプリント要求待機状態に戻り(ス
テップS41)、新たなるプリント要求を受け付け可能
となる。
【0038】また、FAX機能部1006がデータを受
信し(ステップS11)、画像データに伸長後(ステッ
プS12)、FAX機能部1006のCPUはプリント
要求を発行する(ステップS13)。ここで、入出力制
御機構部のCPUは、上述の如く、この要求を受け、プ
リンタが使用中であることを確認した後(ステップS4
2)、使用中のプリンタが中断可能であるか否かを判断
する(ステップS43)。この判断は、複写機1000
を制御するCPU30と通信することによって、LBP
機能部1007から出力された画像データの状態を確認
することで判断する。
【0039】その結果、画像が出力用紙上に転写されて
いたり、感光体11上に潜像形成されていたならば、既
に中断不可能としてプリント動作が終了するまで待機す
る。しかし、潜像形成が始まる前等で中断可能な状態で
あれば、1度出力シーケンスを停止させ、出力優先度を
比較する(ステップS44)。ここで、要求した機能部
(即ち、FAX機能部1000)の優先度が高いので、
FAX機能部1006からの画像データを出力させるシ
ーケンスを動かすと共に(ステップS46)、LBP機
能部1007へは中断されたので再送するように通知す
る(ステップS48)。
【0040】このように、高い優先度を付けた機能部の
出力をできるだけ早く実行することが可能となる。特に
FAX機能部1006等、送信側を待機させることが不
可能な上、受信側のデータ保持装置の状態次第で、デー
タを受信できなくなることが有り得るので優先度を高く
しておくことの効果は高い。
【0041】
【他の実施例】次に、本発明に係る他の実施例を図面を
参照しながら以下に説明する。
【0042】前述した実施例では、複写機本体と各機能
部との間に、資源を共有するための制御を行う制御機構
を設けているが、各機能部と複写機本体のCPUが直接
通信しあう構成でも同様な効果を達成できる。このよう
な構成を採ることによって、CPUを少なくし、通信を
間のCPUを介した2段階にする必要がなくなるなどの
効果がある。また、この場合、複写機側のCPUがプリ
ンタへ出力する際に、各機能部を選択制御し、各機能部
のCPUが複写機のCPUに現在の使用状況を問い合わ
せて各自で判断する必要がある。
【0043】図8は、他の実施例における画像形成装置
の構成を示概略すブロック図である。図示するように、
1019は各機能部のCPUと複写機本体のCPUが、
直接通信するための通信線である。この実施例の場合、
ブロック図中の各セレクタ,回転回路部などは画像を出
力する各機能部のCPUが制御することになる。
【0044】以上説明したように、実施例によれば、共
通の画像入出力手段を使用する画像形成装置において、
画像入出力手段を使用する際の制御を確立しておくこと
で、整然とした出力順に従った出力が可能となる。ま
た、各機能部に画像入出力手段を使用する際の優先度を
設けておくことで、緊急度の高い出力ほど優先的に出力
することが可能となる。
【0045】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の機能間において共用される資源(入出力部)を円
滑に制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における画像形成装置の構成を示す概
略ブロック図である。
【図2】本実施例における画像形成装置の全体を示す図
である。
【図3】本実施例における複写機内部の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本実施例における回転処理回路の詳細を示す図
である。
【図5】本実施例における同期信号のタイミングチャー
トである。
【図6】
【図7】
【図8】本実施例における先着順制御を示すフローチャ
ートである。
【図9】本実施例における優先度順制御を示すフローチ
ャートである。
【図10】他の実施例における画像形成装置の構成を示
す概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 原稿給送装置 2 原稿台ガラス 3 ランプ 4 スキャナ・ユニット 5 6 7 ミラー 8 レンズ 9 イメージ・センサ部 10 露光制御部 11 感光体 13 現像機 14 15 被転写紙積載部 16 転写部 17 定着部 18 排紙部 19 搬送方向切り替え部材 20 再給紙被転写紙積載部 21 レジスト・ローラ 22 外部表示部 23 外部機器筺体 24 駆動装置 30 CPUブロック 31 イメージ・リーダ・ブロック 32 画像信号制御回路ブロック 33 プリンタ・ブロック 34 外部機器ブロック 35 操作部ブロック 1000 複写機本体 1001 外部機器 1002 セレクタ 1003 回転処理回路 1004 セレクタ 1005 ファイル機能部 1006 FAX機能部 1007 LBP機能部 1008 入力セレクタ 1009 出力セレクタ 1010 外部機器制御用のCPU 1011 外部インターフェース回路 1012 ROM/RAM 1013 外部機器制御用回路のCPUバス 1014 画像データ・ライン 1015 セレクタ 1016 同期信号セレクタ 1017 同期信号発生回路 1018 同期信号 1019 各機能部CPUと複写機本体間の通信ライン 1110 画像転送用基準クロック 1111 水平同期信号 1112 垂直同期信号 1113 同期信号セレクタ 1114 X方向アドレス・カウンタ 1115 Y方向アドレス・カウンタ 1116 ビット・マップ・メモリ 1117 アドレス・バス
フロントページの続き (72)発明者 菊川 眞 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入出力する入出力部を共用し、該
    入出力部にて入出力される画像をそれぞれ処理する複数
    の機能部を有する画像形成装置であって、 各機能部からの使用要求に応じて入出力部を制御する制
    御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、各機能部からの使用要
    求順に、入出力部を使用可能とすることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、各機能部からのアクセ
    スに際し、各機能部の優先順位に従って入出力部を使用
    可能とすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
JP28594891A 1991-10-09 1991-10-31 画像形成装置及びその制御方法 Expired - Lifetime JP3179535B2 (ja)

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