JPH05130165A - 通信インターフエイス装置 - Google Patents

通信インターフエイス装置

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JPH05130165A
JPH05130165A JP3228566A JP22856691A JPH05130165A JP H05130165 A JPH05130165 A JP H05130165A JP 3228566 A JP3228566 A JP 3228566A JP 22856691 A JP22856691 A JP 22856691A JP H05130165 A JPH05130165 A JP H05130165A
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要一 菊川
Takaaki Matsumoto
高明 松本
Masatoshi Nagahaka
正寿 永墓
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Motorola Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 様々な通信手順に対応できる汎用性の高い通
信インターフェイスの提供を目的とする。 【構成】 ROM2に格納された通信プログラムが通信
インターフェイス5に伝送される。伝送されたプログラ
ムは通信インターフェイス5内の通信プログラム記憶メ
モリ51に格納される。通信インターフェイス5は格納
された通信プログラムに従う通信手順により外部通信線
14を介してマスタCPUと外部装置との間でデータの
通信を行なう。通信プログラム記憶メモリ51は電気的
消去可能リードオンリメモリにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの送受信を行な
う通信インターフェイス装置に関し、さらに詳しくはマ
スタCPUから送られた通信手順を記憶しその手順に従
って、データの送受信を実行する通信インターフェイス
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来からモデムと呼ばれるインターフ
ェイスが装置と通信回線との間に介在し、装置で発生し
たデータを通信回線へ送出し、あるいはその逆を行う。
このようなインターフェイスを必要とするのは、最も効
率よくデータの伝送を行うために通信回線の特性に合致
した伝送条件を実現するためである。
【0003】インターフェイスを構成するために、たと
えばマイクロプロセッサと通信用周辺ICが組み合わさ
れて使用されることが多い。通信用周辺ICはマイクロ
プロセッサから送られたデータを一時的に記憶し、その
通信用周辺IC予め定める手順に従った信号を外部通信
回線上に送出する。このような通信用周辺ICとして、
たとえばインテル社の8251あるいはザイログ社のZ
80ーSI0などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】マイクロプロセッサと
組み合わせて外部装置と通信を行う通信用周辺ICを使
用するためには、そのICに予め定める仕様に従わなけ
ればならない。たとえば、通信ポート数、通信速度、ポ
ートのピン割当て、ハンドシェイク条件などに従ってイ
ンターフェイス装置を設計する必要がある。このように
従来の通信用周辺ICを使用する限り、インターフェイ
スの設計に大きな制約が加わる。前述した仕様からの制
約を考察すると、通信ポートは従来の通信用周辺ICで
は通常1ないし2組が用意されており、それ以上の通信
ポートを必要とするシステムでは通信用周辺ICを増設
する必要が生じる。通信速度を切り換えるためには、外
部にディップスイッチを設けるか、またはマイクロプロ
セッサ側から設定するには専用の制御線を設ける必要が
ある。また、ポートのピン割当てについては、通信用周
辺ICが通信プロコトルとしてRS232Cを用いる場
合、通信のための制御線、たとえばRS,CS,DR,
ERなどの信号は予め決められており、その制御の内
容、制御線の本数あるいはピンの配置を変更することは
不可能である。さらに、ハンドシェイク条件もその通信
用周辺ICに予め定められており変更して使用すること
はできない。したがって、新しいプロコトルを使用して
通信を行うことはできない。
【0005】以上のように、従来の通信用周辺ICはさ
まざまな仕様に従って設計される必要があり、設計内容
によっては使用しない制御線や機能を残したまま通信イ
ンタフェースを構成しなければならない結果となる。
【0006】したがって、本発明は上記課題を解決する
ためになされたもので、マスタCPUから転送される通
信手順に従う汎用性の高い通信インタフェース装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスタCPU
から送出されたシリアルのデータを受信し予め定める通
信手順に従って前記データを外部通信線へ送出し、およ
び、外部通信線上のデータを受信し予め定める通信手順
に従ってシリアルの前記データをマスタCPUへ送出す
る通信インターフェイス装置において、前記通信手順を
実行する通信プログラムを記憶するための通信プログラ
ム記憶手段と、前記マスタCPUに格納された前記通信
プログラムを前記通信インターフェイス装置に転送する
転送プログラムを記憶するための転送プログラム記憶手
段と、前記マスタCPUからの開始信号の受信に応答し
て、前記マスタCPUから前記転送プログラムを前記転
送プログラム記憶手段に転送する転送プログラム転送手
段と、前記転送プログラムの前記転送プログラム記憶手
段への転送完了後における前記転送プログラムの実行に
より、前記マスタCPUに格納されている前記通信プロ
グラムを通信プログラム記憶手段に転送する通信プログ
ラム転送手段とから構成され、前記通信プログラムの実
行により、前記通信インターフェイス装置から前記外部
通信線へのデータの送出が可能であることをマスタCP
Uが検出した場合は前記マスタCPUから送出されたシ
リアルの前記データに含まれる送信情報に基づく条件に
より前記外部通信線に前記データが送出され、前記外部
通信線から前記マスタCPUへのシリアルのデータの送
出が可能な場合は前記外部通信線から受信したデータの
受信条件がシリアルの前記データに付加されて前記マス
タCPUに送出される1チップの半導体集積回路よりな
る通信インターフェイス装置である。
【0008】
【作用】通信インターフェイス装置は、マスタCPUと
外部通信線との間に介在し、それらの間のデータの通信
を行う。マスタCPUからシリアルのデータが通信イン
ターフェイス装置に送られ、予め定める通信手順に従っ
て外部通信線へ前記データを送出する。また、外部通信
線を介して送られたデータは、予め定める通信手順に従
って、マスタCPUへシリアルのデータが送出される。
通信インターフェイス装置は通信プログラム記憶手段,
転送プログラム記憶手段,転送プログラム記憶手段およ
び通信プログラム転送手段を含み、転送プログラム転送
手段はマスタCPUからの開始信号の受信に応答して、
転送プログラムをマスタCPUから通信インターフェイ
ス装置に転送する。転送プログラムは、通信プログラム
をマスタCPUから通信インタフェイス装置へ転送する
ためのプログラムで、転送プログラム記憶手段に格納さ
れる。転送プログラムが転送プログラム記憶手段に格納
されると、転送プログラムが実行され、通信プログラム
転送手段は通信プログラをがマスタCPUから通信プロ
グラム記憶手段に格納する。
【0009】マスタCPUは外部通信線にデータを送出
する場合、通信インタフェイス装置が外部通信線にデー
タを送出することができることを確認し、マスタCPU
からシリアルのデータが通信インタフェイス装置へ出力
される。通信インタフェイス装置は通信プログラムの実
行により、シリアルのデータに含まれる送信情報に従っ
てデータを外部通信線へ送出する。また、マスタCPU
が外部通信線上のデータを受信する場合、通信インター
フェイスは受信したデータをマスタCPUに出力するに
際し、受信条件がシリアルのデータに付加される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を説明するための通
信インターフェイスおよびその周辺のブロック図であ
る。マイクロプロセッサ1はバス2を介してROM(リ
ードオンリメモリ)3およびRAM(ランダムアクセス
メモリ)4などを含んで接続され、マスタCPUを構成
する。マスタCPUは1チップの集積回路であってもよ
く、複数の集積回路によって構成されてもよい。ROM
3は読み出し専用メモリであり、マイクロプロセッサ1
を動作させるためのプログラムやデータの他、通信イン
ターフェイス5に転送される転送プログラムおよび通信
プログラムが格納されている。
【0011】通信インタフェース5はマスタCPUと外
部通信線との間のデータの送受信を行うための装置であ
る。マイクロプロセッサ1と通信インターフェイス5と
の間には各種の通信線、制御線が接続されている。制御
線6は通信インターフェイス5の初期設定を開始するた
めの開始信号を送出するための制御線である。
【0012】シリアル通信線7,8はセレクタ・スイッ
チS1,S2を介して接続されており、セレクタ・スイ
ッチS1,S2が接点1に接続されている場合にマイク
ロプロセッサ1からのシリアル・データが通信インタフ
ェース5に転送される。セレクタ・スイッチS1,S2
が接点2に接続されると、マイクロプロセッサ1からの
シリアル・データは通信線9を介して図示しない他の装
置へ送出され、また通信インターフェイス5も通信線
8,10を介して外部装置と通信することができる。セ
レクタ・スイッチS1,S2の接点は切換制御線11を
介して与えられる切換信号によって切り換えられる。
【0013】シリアル通信線12,13はシリアルのデ
ータをマイクロプロセッサ1と通信インターフェイス5
との間の通信を行うための信号線で、各信号線は単方向
で、信号線12はマイクロプロセッサ1から通信インタ
ーフェイス5へのデータ転送に用いられ、信号線13は
マイクロプロセッサ1から通信インターフェイス5への
データ転送に用いられる。信号線12,13は双方向の
信号線として用いるようにしてもよい。
【0014】シリアル信号線7,8,12,13の送受
信は従来からよく知られているように、送信側および受
信側にはそれぞれ送信データ・レジスタおよび受信デー
タ・レジスタが設けられ、送信データをシリアル信号線
に送出するためには、まずパラレルの送信データが送信
データ・レジスタに転送される。送信データ・レジスタ
内のデータは最上位ビットあるいは最下位ビットからシ
リアル信号線に順次出力される。このようにして出力さ
れたシリアルのデータは受信側の受信レジスタに取り込
まれる。受信レジスタにすべてのビットが取り込まれる
と、受信したパラレルのデータがデータ・バスに出力さ
れる。シリアル信号線上のデータ形式はスタート・ビッ
トおよびストップ・ビットを含む標準のNRZでよく、
また他のいずれのデータ形式であってもよい。
【0015】通信インターフェイス5と外部装置(図示
せず)とのデータのやりとりを行う外部通信線14はシ
リアル信号線およびパラレル信号線が設けられる。外部
信号線15は単方向通信線で通信インターフェイス5か
ら外部装置へシリアルのデータが伝送される。また、外
部通信線16,17は双方向のシリアル信号線で通信イ
ンターフェイス5と外部装置との間を1本の信号線で送
受信ができる。さらに、外部通信線18,19はパラレ
ルのデータを送受信することができ、一般に通信インタ
ーフェイス5内で用いられるデータ・バスがバッファを
介して外部に出力される。
【0016】以上のように、マイクロプロセッサ1から
出力されたシリアルのデータはシリアル信号線12を介
して通信インターフェイス5で受信され、そのシリアル
のデータに含まれる送信情報に基づく送信条件(送信ボ
ーレート,出力すべき外部通信線など)に従って外部通
信線から外部装置へ出力される。逆に、外部装置から伝
送されたデータは通信インターフェイス5で受信され、
シリアル信号線13を介してマイクロプロセッサ1へ送
られる。
【0017】図2は通信インターフェイス5の動作をさ
らに詳しく説明するためのブロック図である。通信イン
ターフェイス5の動作は制御部50によって制御され
る。制御部50はマイクロプロセッサによって構成さ
れ、その動作は通信プログラム・メモリ51および転送
プログラム・メモリ52に格納されている通信プログラ
ムおよび転送プログラムによって制御される。制御部5
0と通信プログラム・メモリ51および転送プログラム
・メモリ52とは内部バス53を介してデータの転送が
行われる。
【0018】シリアル信号線8は受信レジスタ54に接
続され、マイクロプロセッサ1から送られたシリアルの
データは受信レジスタ54に蓄えられる。受信レジスタ
によって受信したデータはパラレルに変換され内部バス
53に出力される。 送受信レジスタ55はシリアル信
号線12を通してマイクロプロセッサ1から送られたシ
リアルのデータを蓄え、パラレルに変換した後内部バス
に出力される。また、内部バス53から送受信レジスタ
55に転送されたデータはシリアルに変換された後シリ
アル通信線13を介してマイクロプロセッサ1へ送られ
る。
【0019】内部バス5と外部通信線14とはポート5
6〜60を介して接続され、マスタCPUからあるいは
マスタCPUへのデータはこれらのポートを通して伝送
される。
【0020】モード・コントロール部61は通信インタ
ーフェイス5の初期設定を行わせる動作を行う。制御線
6はモード・コントロール部61に接続され、モード・
コントロール部61の出力はブートストラップ・プログ
ラム・メモリ62に接続される。ブートストラップ・プ
ログラム・メモリ62はROM(リードオンリメモリ)
から構成され、ブートストラップ・プログラムが格納さ
れている。モード・コントロール部56は制御線6上の
開始信号を受信すると、ブートストラップ・プログラム
・メモリ62にブートストラップ信号を出力し、ブート
ストラップが開始する。ブートストラップ・プログラム
はマスタCPUに格納されている転送プログラムをシリ
アル信号線8を介してRAM(ランダムアクセスメモ
リ)から構成される転送プログラム記憶メモリ52へ転
送させる。転送プログラムが転送プログラム記憶メモリ
52に格納されると、ブートストラップ動作は完了す
る。
【0021】ブートストラップ動作が完了すると転送プ
ログラムが実行を開始する。転送プログラムの実行によ
り、マスタCPUのROM2に記憶されている通信プロ
グラムが、転送プログラムと同様シリアル信号線8を介
して通信プログラム記憶メモリ51へ転送される。通信
プログラムは通信条件に従って選択が可能なように複数
用意されていてもよい。通信プログラムが通信プログラ
ム記憶メモリ51に格納されると、通信プログラムが実
行を開始し、マスタCPUと外部装置との間の通信が可
能となる。通信プログラム記憶メモリ51に通信プログ
ラムが格納されると、転送プログラム記憶メモリ52に
記憶されている転送プログラムは消滅してもよい。
【0022】上述した通信プログラムを通信プログラム
記憶メモリ51に転送する操作についてさらに詳しく説
明する。図3において、マイクロプロセッサ1からの開
始信号をモードコントロール61が受信すると、通信イ
ンターフェイス5はブートストラップ動作(初期設定動
作)を開始する(ブロック101〜ブロック104)。
まず、転送プログラムをマイクロプロセッサ1から通信
インターフェイス5へ転送するための通信回線がシリア
ル信号線8に設定される(ブロック102)。シリアル
信号線8を通して転送プログラムがマイクロプロセッサ
1から転送され、転送プログラム記憶メモリ52に格納
される(ブロック103)。転送プログラムの転送が完
了すると、シリアル通信線8上の通信回線が遮断される
(ブロック104)。
【0023】転送プログラムが転送プログラム記憶メモ
リ52に格納されると、転送プログラムの実行が開始す
る(ブロック105)。転送プログラムの実行により、
マイクロプロセッサ1はROM2に格納されている通信
プログラムの転送を開始する(ブロック106)。通信
インターフェイス5は転送された通信プログラムを通信
プログラム記憶メモリ51に順次格納する(ブロック1
07)。通信プログラムの全てが通信プログラム記憶メ
モリ51に格納されると、通信プログラムの実行が開始
される(ブロック108)。通信プログラムの実行開始
により、通常の通信処理が開始される(ブロック10
9)。
【0024】マスタCPUから外部装置へデータを伝送
する場合のマイクロプロセッサ1および通信インターフ
ェイス5内の処理について説明する。図4はマスタCP
U側から通信インターフェイス5側へデータを伝送する
場合の各処理内容を説明するためのフローチャートであ
る。まず、マスタCPU側にデータを外部装置に伝送す
る要求が発生すると(ブロック201)、マイクロプロ
セッサ1は外部装置へ送信可能かどうかを調べるため、
通信インターフェイス5の状態を返送するように要求す
る(ブロック202)。通信インターフェイス5は、マ
イクロプロセッサ1の要求に応じて送信可能状態かどう
かの結果を伝達する(ブロック203)。
【0025】通信インターフェイス5からの結果を受信
して、通信インターフェイス5が送信不能状態であるこ
とを認識すると(ブロック204)、マイクロプロセッ
サ1は通信インターフェイス5からのデータを受信する
モードになる(ブロック205)。
【0026】通信インターフェイス5が外部装置へ送信
可能状態であることを認識すると(ブロック206)、
マイクロプロセッサ1は送信要求を送るとともに送信デ
ータを通信インターフェイス5へ送信する(ブロック2
07)。
【0027】通信インターフェイス5はマイクロプロセ
ッサ1からの送信要求を受信すると、マスタCPU側に
送信要求が発生したことを認識し、送信要求とともに伝
送されたデータを通信インターフェイス5内のRAMに
一時的に蓄積する(ブロック208)。送信情報によっ
て指定されるポートから制御ラインをハンドシェークし
ながら、RAMに蓄積されたデータを出力する(ブロッ
ク209)。
【0028】次に、外部装置からマスタCPUへデータ
を伝送する場合の処理について説明する。図5は外部装
置から通信インターフェイスへ伝送されたデータをマス
タCPU側へ伝送する場合の各処理内容を説明するため
のフローチャートである。通常、通信インターフェイス
5は受信状態に設定されているので、外部装置から伝送
されたデータは予め定める通信手順に従って、制御ライ
ンをハンドシェークして、受信されRAMに蓄積される
(ブロック301)。
【0029】マイクロプロセッサ1において外部装置か
らのデータを受信できる状態になると(ブロック30
2)、マイクロプロセッサ1は通信インターフェイス5
の受信状況を調べる(ブロック303)。通信インター
フェイス5はマイクロプロセッサ1からの問い合わせを
判断し、RAMへのデータの蓄積状況を調べ、マイクロ
プロセッサ1へ伝達する(ブロック304)。
【0030】通信インターフェイス5から伝達されたデ
ータの蓄積状況により、RAMに蓄積データがある場合
(ブロック305)、マイクロプロセッサ1はRAMに
蓄積されたデータを通信インターフェイス5に伝送する
ように要求する(ブロック306)。通信インターフェ
イス5はマイクロプロセッサ1の要求に応じてRAMに
蓄積されたデータを通信プログラム記憶メモリ51に格
納されている通信手順に従ってマイクロプロセッサ1に
伝送する(ブロック307)。マイクロプロセッサ1は
通信インターフェイス5から伝送されたデータの全てを
受信すると(ブロック308)、外部装置から伝送され
たデータの受信を完了する(ブロック309)。
【0031】RAM内のデータ蓄積状況から、蓄積デー
タがない場合(ブロック309)、マイクロプロセッサ
1は通信インターフェイス5へ送信するデータの有無を
調べ(ブロック310)、送信データがあれば図4のフ
ローに従って送信制御を行なう(ブロック311)。送
信データもない場合(ブロック312)、マイクロプロ
セッサ1は再度通信インターフェイス5が受信データを
蓄積しているかどうかを調べる(ブロック303)。
【0032】以上のように、本実施例に従えば通信イン
ターフェイス5の通信プログラムをマイクロプロセッサ
1から伝送し変更することにより、シリアルポートのビ
ットレート,制御線の選択,ハンドシェイクの方法等の
通信手順を自由に変えることができる。
【0033】また、マイクロプロセッサ1と通信インタ
ーフェイス5とはシリアル信号線で接続されているの
で、データの伝送先を特定するためのアドレスデコーダ
を必要とせず、回路を簡略化できると共にスペースを節
約することができる。
【0034】さらに、通信インターフェイスは汎用のマ
イクロプロセッサを使用して構成することができるの
で、コストを下げることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従えばマ
スタCPUから通信インターフェイス装置へ通信プログ
ラムが伝送され、そのプログラムの内容を変更すること
によって通信手順をいかようにも変えることができるの
で、極めて自由度の高い通信インターフェイスを提供す
ることができる。
【0036】また、伝送された通信プログラムは通信イ
ンターフェイス装置において、電気的消去可能リードオ
ンリメモリに格納されるので、電力の供給が停止しても
そのプログラムは保存される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための通信インタ
ーフェイスおよびその周辺のブロック図である。
【図2】通信インターフェイス5の動作をさらに詳しく
説明するためのブロック図である。
【図3】通信プログラムを通信プログラム記憶メモリ5
1に転送する操作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】マスタCPU側から通信インターフェイス5側
へデータを伝送する場合の各処理内容を説明するための
フローチャートである。
【図5】外部装置から通信インターフェイスへ伝送され
たデータをマスタCPU側へ伝送する場合の各処理内容
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 バス 3 ROM 4 RAM 5 通信インターフェイス 6 制御線 7,8,12,13 シリアル通信線 14 外部通信線 51 通信プログラム記憶メモリ 52 転送プログラム記憶メモリ 54 受信レジスタ 55 送受信レジスタ 62 ブートストラッププログラムメモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタCPUから送出されたシリアルの
    データを受信し予め定める通信手順に従って前記データ
    を外部通信線へ送出し、および、外部通信線上のデータ
    を受信し予め定める通信手順に従ってシリアルの前記デ
    ータをマスタCPUへ送出する通信インターフェイス装
    置において、 前記通信手順を実行する通信プログラムを記憶するため
    の通信プログラム記憶手段と、 前記マスタCPUに格納された前記通信プログラムを前
    記通信インターフェイス装置に転送する転送プログラム
    を記憶するための転送プログラム記憶手段と、前記マス
    タCPUからの開始信号の受信に応答して、前記マスタ
    CPUから前記転送プログラムを前記転送プログラム記
    憶手段に転送する転送プログラム転送手段と、 前記転送プログラムの前記転送プログラム記憶手段への
    転送完了後における前記転送プログラムの実行により、
    前記マスタCPUに格納されている前記通信プログラム
    を通信プログラム記憶手段に転送する通信プログラム転
    送手段とから構成され、 前記通信プログラムの実行により、前記通信インターフ
    ェイス装置から前記外部通信線へのデータの送出が可能
    であることをマスタCPUが検出した場合は前記マスタ
    CPUから送出されたシリアルの前記データに含まれる
    送信情報に基づく条件により前記外部通信線に前記デー
    タが送出され、前記外部通信線から前記マスタCPUへ
    のシリアルのデータの送出が可能な場合は前記外部通信
    線から受信したデータの受信条件がシリアルの前記デー
    タに付加されて前記マスタCPUに送出されることを特
    徴とする1チップの半導体集積回路よりなる通信インタ
    ーフェイス装置。
  2. 【請求項2】 前記通信プログラム記憶手段は電気的消
    去可能リードオンリメモリからなることを特徴とする請
    求項1記載の通信インターフェイス装置。
  3. 【請求項3】 前記通信プログラムは前記マスタCPU
    に複数格納されていることを特徴とする請求項1記載の
    通信インターフェイス装置。
  4. 【請求項4】 マスタCPUから送出されたシリアルの
    データを受信し予め定める通信手順に従って前記データ
    を外部通信線へ送出し、および、外部通信線上のデータ
    を受信し予め定める通信手順に従ってシリアルの前記デ
    ータをマスタCPUへ送出する通信インターフェイス装
    置において、 前記通信手順を実行する通信プログラムを記憶するため
    の電気的消去可能リードオンリメモリからなる通信プロ
    グラム記憶手段と、 前記マスタCPUに格納された前記通信プログラムを前
    記通信インターフェイス装置に転送する転送プログラム
    を記憶するためのランダムアクセスメモリからなる転送
    プログラム記憶手段と、 前記マスタCPUに格納された前記転送プログラムを前
    記通信インターフェイス装置に転送するブートストラッ
    ププログラムを記憶するためのリードオンリメモリから
    なるブートストラッププログラム記憶手段と、 前記マスタCPUからの開始信号の受信に応答して前記
    ブートストラッププログラムが実行し、前記マスタCP
    Uから前記転送プログラムを前記転送プログラム記憶手
    段に転送する転送プログラム転送手段と、 前記転送プログラムの前記転送プログラム記憶手段への
    転送完了後における前記転送プログラムの実行により、
    前記マスタCPUに格納されている前記通信プログラム
    を通信プログラム記憶手段に転送する通信プログラム転
    送手段とから構成され、 前記通信プログラムの実行により、前記通信インターフ
    ェイス装置から前記外部通信線へのデータの送出が可能
    であることをマスタCPUが検出した場合は前記マスタ
    CPUから送出されたシリアルの前記データに含まれる
    送信情報に基づく条件により前記外部通信線に前記デー
    タが送出され、前記外部通信線から前記マスタCPUへ
    のシリアルのデータの送出が可能な場合は前記外部通信
    線から受信したデータの受信条件がシリアルの前記デー
    タに付加されて前記マスタCPUに送出されることを特
    徴とする1チップの半導体集積回路よりなる通信インタ
    ーフェイス装置。
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Cited By (1)

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