JPH0512962Y2 - - Google Patents

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JPH0512962Y2
JPH0512962Y2 JP1987016547U JP1654787U JPH0512962Y2 JP H0512962 Y2 JPH0512962 Y2 JP H0512962Y2 JP 1987016547 U JP1987016547 U JP 1987016547U JP 1654787 U JP1654787 U JP 1654787U JP H0512962 Y2 JPH0512962 Y2 JP H0512962Y2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/30Adjustable resistors the contact sliding along resistive element
    • H01C10/32Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C17/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Details Of Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は鳩目構造、特に鳩目軸として利用して
最適な鳩目構造に関するものである。
〈従来の技術〉 鳩目構造を鳩目軸として利用することは、例え
ば半固定抵抗器において従来から行われている。
このように、例えば鳩目軸として利用される従来
の鳩目構造を、半固定抵抗器の摺動子軸として使
用される場合の製造工程と共に、第6図A,Bな
いし第10図を用いて説明する。
ここで、第6図Aは従来使用されている鳩目構
造を示す斜視図、第6図Bは第6図AのN−N断
面図、第7図および第8図はそれぞれ従来使用さ
れている鳩目構造の製造工程を示す平面図、第9
図および第10図はそれぞれ半固定抵抗器の製造
工程を示す平面図である。
第6図A,Bに示すように、従来の鳩目構造で
は基板1に円筒状の鳩目部2が一体に突出形成さ
れ、基板1に連続して形成されている蓋板3が、
鳩目部2の基板1側の開口部1aを被うように折
り返されている。このように、鳩目部2の基板1
側の開口部1aが塞がれるので、該開口部1aか
ら鳩目部2の軸挿入孔2a内への塵埃類やその他
の異物、例えば半田フラツクスの侵入を防止する
ように意図されている。
このような鳩目構造は、フープ材に対して絞り
加工とプレス加工及びその後の組立加工を施すこ
とにより得られる。これを図に基づいて説明す
る。製造にあたつては、先ず、第7図に示すよう
にフープ材4に対して鳩目部2が絞り加工によつ
て、所定位置に次々と形成される。この絞り加工
においては、最初は内径の大きいダイズとこのダ
イス内に原材を絞り込むポンチを用いて、大きな
内径の有底円筒状部を形成する。
この大きな内径の有底円筒状部に対して、次々
と次第に内径が小さくなるような絞り加工を繰り
返して、最後的には底部を打ち抜いて第7図に示
すような所定の外径を有する鳩目部2をフープ材
4の板面に直角に一体に突出形成させる。なお、
このとき絞り力が集中しないように開口部は逆円
錐部2bを形成している。
次いでプレス加工によつて、鳩目部2が突出形
成されている基板1と、この基板1に連続延長し
た蓋部3とが第7図に示すようにフープ材4に一
体に形成される。
このようにして、基板1、鳩目部2及び蓋板3
が一体に形成されたフープ材4において、第8図
に示すように、蓋板3が、基板1の鳩目部2を突
出形成した面の裏面と対接するように折り曲げら
れる。
第7図及び第8図において、プレス加工によつ
て形成されている導体片5は、組立後に摺動子に
接続される取出端子とされ、導体片6及び7は組
立後にそれぞれ抵抗体の両端に接続される取出端
子とされるものである。そして、第8図に示す状
態における、鳩目構造部分が前述の第6図Aに示
すような構造となつている。
また、フープ材4に形成された鳩目構造を用い
て、半固定抵抗器を作成する工程は、次のように
して進められる。
先ず、第8図までの工程と同一の工程によつ
て、フープ材4に基板1、鳩目部2及び蓋板3が
形成され、蓋板3が鳩目部2の基板1側の開口を
塞ぐように折り曲げられた後に、基板1上に絶縁
基板8が第9図に示すように取り付けられる。こ
の絶縁基板8には抵抗体9が印刷により形成さ
れ、抵抗体9の両端はそれぞれ導体片6及び7に
電気的に接続される。また、鳩目部2は絶縁基板
8の中心位置を貫通して突出配設されている。
次に、第10図に示すように、抵抗体9を開口
部から臨ませるようにして絶縁基板8を被つて、
モールドにより合成樹脂材のケース10が形成さ
れる。
そして、このケース10の開口部から摺動子が
軸部分を鳩目部2の軸挿入孔2a内に挿入して取
り付けられ、摺動子の軸をドライバで回動しなが
ら所望の抵抗値を設定し、所望の抵抗値に設定さ
れた半固定抵抗器が得られる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、前述したような従来使用されている鳩
目構造では、第6図A,Bに示すように、基板1
に対して蓋板3が折り返して重ねられるために、
基部部分の厚みが実質的には基板1の板厚の2倍
となり、鳩目構造全体の高さが増大することにな
つていた。このことは、電子部品の小型化、薄型
化が常に要求されている業界の現状からは望まし
くなく、薄型化への改善が望まれていた。
一方、従来使用されている鳩目構造では、基板
1と蓋板3間に間隙11が存在するために、完全
な密閉構造が実現出来ず、この間隙11を通つて
フラツクスや塵などの軸挿入孔2a内への侵入を
若干許容する結果となつていた。
本考案は、上記のような鳩目構造の現状に鑑み
てなされたものであり、その目的は完全密閉構造
を実現して鳩目部の軸挿入孔内への異物の侵入を
完全に防止することができる鳩目構造を提供する
ことにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この考案は、軸挿入
孔を有し、基板から立設された鳩目部と、基板に
一体的に連設され、折り曲げられて軸挿入孔の反
鳩目部立設側に開口した開口部を閉鎖する蓋体と
を備えたものにおいて、該蓋体を、基板の反鳩目
部立設側に膨出し、前記開口部に圧入され、前記
開口部を閉塞する前記開口部の内径とほぼ等しい
外径に形成された膨出部を有する密閉部と、この
密閉部を基板に対して一体的に連結する連結部と
から構成してある。
〈作用〉 上記手段によれば、軸挿入孔の反鳩目部立設側
の開口部に、密閉部に設けた膨出部を連結部で折
り曲げて圧入すると、該膨出部が潰されて開口部
に密着し、軸挿入孔を該開口部で完全に密閉する
ことができる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を第1図A,B乃至第5
図を用いて、詳細に説明する。
ここで、第1図A,Bはそれぞれ本考案に係る
鳩目構造の軸挿入孔の密閉前の状態を示す平面図
及び正面図、第2図A,Bはそれぞれ同鳩目構造
の密閉後の状態を示す平面図及び正面図、第3図
Aは鳩目構造斜視図、第3図Bは第3図AのM−
M断面図、第4図及び第5図はそれぞれ本考案の
実施例の製造工程を示す平面図である。
なお、第1図A,B乃至第5図において、第6
図乃至第10図と同一部分には同一符号が付され
ている。
第1図A,Bに示すように、本考案の実施例に
おいてはほぼ正方形板状の基板1に対して、すで
に従来例で説明した絞り加工によつて鳩目部2が
突出形成されている。また、基板1の側方からは
狭い幅の帯状の連結部13が延長形成され、その
先端部にほぼ円板状の密閉部14が、一体に連結
形成されている。そして、さらにこの密閉部14
には鳩目部2と反対方向に膨出する膨出部として
膨出凸面15が形成されている。この膨出凸面1
5を有する膨出凸面形状に形成された密閉部14
は、密閉時に開口部1a側に折り返され、且つ圧
潰される際に開口部1aの内径にその外径が合致
するような形状にされている。
従つて、第2図B及び第3図Bに示すように、
密閉時に連結部13を折り返し、膨出凸面15の
先端部分が開口部1aから鳩目部2の先端側に挿
入される。次いで、密閉部14及び連結部13が
開口部1aおよび基板1に対して圧潰されること
により、膨出凸面15が開口部1aの内周面から
鳩目部2の軸挿入孔2aの内周面に、密着すると
共に、連結部13が基板1に対して圧潰されて、
第3図A,Bに示すような鳩目構造が得られる。
本考案の実施例においては、第3図Bに示すよ
うに、密閉部14の開口部1aに対する挿入圧潰
によつて、鳩目部2の開口部1a側は完全密閉構
造となり、鳩目部2内の軸挿入口2aおよび軸挿
入口2aから半固定抵抗の抵抗体9側への外部か
らのフラツクスや塵埃類などの異物の侵入が完全
に阻止される。
また、圧潰工程において狭幅の連結部13は、
基板1に対して圧潰されるために、密閉工程で鳩
目構造の厚みが増大することがなく、薄型化が実
現可能である。
すなわち、本実施例における鳩目構造による連
結部13の板厚T1は、ほぼ基板1の板厚Tに等
しくなり、従来の連結部13の板厚T0のように
ほぼ2Tの板厚になるようなことはない。
本考案の実施例に係る鳩目構造は、従来使用さ
れている鳩目構造と同様に、フープ材に対して絞
り加工とプレス加工及びその後の組立加工を施す
ことにより作成し、この鳩目構造を利用して半固
定抵抗器を製作することが出来る。
第4図はフープ材4に対して、絞り加工で鳩目
部2が形成され且つプレス加工によつて、基板
1、連結部13及び密閉部14が形成された工程
を示すものである。第4図に示す工程から、連結
部13位置で密閉部14を、基板1の鳩目部2が
突出形成されている面の裏面に折り返し、折り返
された密閉部14及び連結部13を軸挿入孔2a
の開口部1aに対して圧潰すると、第5図に示す
工程に製造工程が進行する。
この第5図に示す工程においては、すでに第3
図Bを用いて説明したように、鳩目構造に対して
は密閉構造が実現されている。
以後は、従来例においてすでに説明したものと
同様にして、第9図及び第10図に示す工程によ
つて、基板1に対する絶縁基板8の取り付け、抵
抗体9の形成、取出端子の接続、ケース10の形
成が行われる。さらに、最終工程として、従来例
で説明した場合と同様にして、鳩目部2の軸挿入
孔2aに摺動子の軸部分を取り付けて所望の抵抗
値の設定を行い、半固定抵抗器が得られる。
このようにして、半固定抵抗器の製造工程は、
従来の工程をそのまま利用し、単に第4図及び第
5図に示す工程でのプレス加工の型を交換するだ
けで円滑且つ効率的に、完全密閉構造で薄型化さ
れた半固定抵抗器を製造することが可能である。
〈考案の効果〉 以上詳細に説明したように、本考案によると完
全密封構造で、半田フラツクスや塵などの外部か
らの異物の侵入を完全に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、本考案の実施例を説明
するためのもので、第1図A,Bはそれぞれ実施
例に係る鳩目構造の開口部密閉前の状態を示す平
面図及び正面図、第2図A,Bはそれぞれ鳩目構
造の開口部密閉後の状態で示す平面図及び正面
図、第3図Aは鳩目部を示す斜視図、第3図Bは
第3図AのM−M断面図、第4図及び第5図は製
造工程を示す平面図、第6図ないし第10図は従
来例を説明するためのもので第6図Aは鳩目構造
を示す斜視図、第6図Bは第6図AのN−N断面
図、第7図及び第8図はそれぞれ鳩目構造の製造
工程を示す平面図、第9図及び第10図はそれぞ
れ半固定抵抗器の製造工程を示す平面図である。 1……基板、2……鳩目部、3……蓋板、4…
…フープ材、8……絶縁基板、9……抵抗体、1
0……ケース、11……間隙、13……連結部、
14……密閉部、15……膨出凸面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸挿入孔を有し、基板から立設された鳩目部
    と、基板に一体的に連設され、折り曲げられて
    軸挿入孔の反鳩目部立設側に開口した開口部を
    閉鎖する蓋体とを備えたものにおいて、該蓋体
    を、基板の反鳩目部立設側に膨出し、前記開口
    部に圧入され、前記開口部を閉塞する前記開口
    部の内径とほぼ等しい外径に形成された膨出部
    を有する密閉部と、この密閉部を基板に対して
    一体的に連結する連結部とから形成したこと特
    徴とする鳩目構造。 (2) 鳩目部は絞り加工により形成され、該鳩目部
    の開口部は逆円錐状に形成されていること特徴
    とする請求項1記載の鳩目構造。 (3) 連結部は密閉部より幅狭に形成し、該連結部
    の圧潰形成にともなつて前記開口部に密閉部を
    圧入形成したことを特徴とする請求項1記載の
    鳩目構造。
JP1987016547U 1987-02-09 1987-02-09 Expired - Lifetime JPH0512962Y2 (ja)

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JP1987016547U JPH0512962Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09
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JPS63124705U JPS63124705U (ja) 1988-08-15
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JPH0787131B2 (ja) * 1990-04-19 1995-09-20 帝国通信工業株式会社 半固定可変抵抗器の製造方法
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JPS6161809B2 (ja) * 1983-12-02 1986-12-27 Karutenbatsuha Unto Fuoikuto Gmbh Unto Co

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