JPS6110298Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6110298Y2
JPS6110298Y2 JP6378081U JP6378081U JPS6110298Y2 JP S6110298 Y2 JPS6110298 Y2 JP S6110298Y2 JP 6378081 U JP6378081 U JP 6378081U JP 6378081 U JP6378081 U JP 6378081U JP S6110298 Y2 JPS6110298 Y2 JP S6110298Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin terminal
pin
solder
tip
core wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6378081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57176077U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6378081U priority Critical patent/JPS6110298Y2/ja
Publication of JPS57176077U publication Critical patent/JPS57176077U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6110298Y2 publication Critical patent/JPS6110298Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多極プラグ等のピン端子としてモール
ドベースに装着され被覆電線の芯線を挿入して半
田付けして使用されるピン端子に関する。
従来のこの種ピン端子としては、第1図および
第2図に示すように導電性金属棒を切削により後
部近くにフランジ部12を突出した円柱状に形成
し、後端部には被覆電線の芯線を挿入して半田付
けするための接続挿入穴17を設け、かつ半田付
けを容易にする目的で、後端部の半身を長手方向
に削除して切欠部18を設けたピン端子11や、
また第3図および第4図に示すように導電性金属
板をプレス作業により絞り成形をもつて、先端が
半球面とし、後端近くにはフランジ部22が半径
方向に突出する円筒状に形成すると共に、先端に
は被覆電線の芯線を貫挿して半田付けするための
接続孔24を設け、かつ後端にはその電線の挿通
が可能となる挿入孔26を設けたピン端子21等
がある。
しかし前者のピン端子11は、被覆電線の芯線
を半田付けする接続挿入穴17や切欠部18が後
方端にあるため、雌端子との接触面が大きく要求
されるこの種ピン端子において、フランジ部12
からピン先端までの距離が長くなることから、先
端部での接触時におけるえぐりや振れ動作により
半田付け部に応力が作用して、半田が離脱した
り、あるいは芯線が切断する等の事故が多発する
という問題点があつた。
また後者のピン端子21は、後方から挿入した
被覆電線7の芯線7aを接続孔24から突出して
半田8により溶着する場合、該半田8の表面張力
で先端外部に半田8が盛り上がり、ピン径以上に
拡径するので、雄雌端子の嵌合時に当該先端拡径
部により雌端子の接触部が破損したり、あるいは
接触部にフラツクスが付着して接触不良を起す等
の問題点があつた。
本考案は上記の各問題点を解決するためになさ
れたものであり、円筒形ピン先端をテーパー状に
縮径し、かつテーパー部にはスリワリ溝を設ける
ことにより、先端部における芯線の半田付け時に
ピン径以上に膨出するのを防止できると共に接触
部にフラツクスが付着されることがなく、確実な
接触面が確保できる。しかもスリワリ溝により半
田の内部浸透が計れて良好な半田溶着ができるピ
ン端子を提供することを目的としている。
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
まず構成を説明すると、第5図から第9図まで
に示すように本考案によるピン端子1は、導電性
の金属板をプレス作業により後部近くに半径方向
のフランジ部2を形出しながら円筒状に絞り成形
されており、その先端側は徐々に縮径するテーパ
ー部3に形成されている。
またテーパー部3の先端には被覆電線の芯線が
容易に露出可能となる接続孔4が開口されている
うえ、テーパー部3には接続孔4と連通する2個
のスリワリ溝5が長手方向に平行するように設け
られている。
さらにピン端子1の後端は、先端側より幾分拡
径状に開口させて、被覆電線の挿入孔6が設けら
れている。
なおスリワリ溝5は、図示しないが前述以外に
テーパー部3の一部に1個だけ設ける場合と、接
続孔4を交差状に横断して十文字形となる4個宛
設けることもできる。
前記の構成により第10図に示すようにピン端
子1に被覆電線7の芯線7aを半田付けする場合
は、後方の挿入孔6から導入した芯線7aを先端
の接続孔4と一致するように露出させたのち、半
田付けすると、テーパー部3に溶着された半田8
は、先端部が表面張力により円形となるが、加熱
により次第にテーパー部3に沿つて進行するが平
行部分の手前で止まり、又テーパー部3の縮径に
よりピン径D以上に膨出することはない。
またテーパー部3にはスリワリ溝5が設けてあ
るので、半田8はスリワリ溝5から内部に浸透す
ることから、接続孔4の内外において、ピン端子
1に被覆電線7の芯線7aを確実に溶着すること
ができる。
なお上記ピン端子1は、第11図および第12
図に示すように適宜な厚みを有する円板の一方面
の中央に円筒状の隆起部を突設し、その周部面に
は同心状のもとで複数の小孔を間隔的に透設する
設定により絶縁樹脂をもつて成形されるモールド
ベース9の各小孔内に、フランジ部2の外周埋設
により一体成形されて、一括体の多極形プラグと
なるものである。
従つてこの態様のもとで各ピン端子1内に挿入
された被覆電線7の芯線7aを溶着する場合は、
まずフラツクス処理を施し、次に半田槽内を通過
させて先端の接続孔4位置内の芯線7aを半田付
けするが、半田8はスリワリ溝5側からも内部に
浸透するため、容易確実に溶着ができる。
またこの場合各ピン端子1は垂直態になつてい
て、余分な半田8は槽内に落下し、付着した半田
8は接続孔4の直下外周に円形状に溶着される
が、溶着した半田およびフラツクスはテーパー部
3に沿つて進行するが平行部分の手前で止まる。
従つて膨出してピン径D以上に拡径したり接触部
である平行部分に迄進行することはないので良好
な接触面が確保され、接触不良を防止するもので
ある。
以上に説明したように本考案は、導電性の金属
板をプレス作業により後部近くにフランジ部2を
形出するようにして円筒状に成形し、接続孔4を
設けた先端側には徐々に縮径するテーパー部3を
形成したのち、該テーパー部3には接続孔4と連
通する少なくとも1個以上のスリワリ溝5を設け
ることにより、ピン端子1の先端部における芯線
7aの半田付け時にピン径以上に半田8が膨出し
たり、接触面に半田およびフラツクスが付着する
のを防止できるため、雄雌端子の嵌合が円滑に行
われて良好な接触態様が得られるうえ、スリワリ
溝5により半田8の内部浸透が確実に計れて完全
な半田熔着によりコネクタの品質を大幅に向上で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は棒材加工による従来例のピン端子を示
す側面図、第2図は同背面図、第3図はプレス加
工による従来例のピン端子を示す一部縦断側面
図、第4図は同ピン端子に被覆電線の芯線を半田
付けした態様を示す一部縦断側面図、第5図は本
考案によるコネクタ用ピン端子を示す平面図、第
6図は同ピン端子の側面図、第7図は同ピン端子
の縦断側面図、第8図は同ピン端子の正面図、第
9図は同ピン端子の背面図、第10図は同ピン端
子に被覆電線の芯線を半田付けした態様を示す一
部縦断側面図、第11図は同ピン端子をモールド
ベースに一体成形した態様を示す多極プラグの正
面図、第12図は第11図の縦断側面図である。 符号の説明、1,11,21……ピン端子、
2,12,22……フランジ部、3……テーパー
部、4,24……接続孔、5……スリワリ溝、
6,26……挿入孔、7……被覆電線、7a……
芯線、8……半田、9……モールドベース、17
……接続挿入穴、18……切欠部、D……ピン
径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性の金属板をプレス作業により、先端には
    接続孔を、また後端には挿入孔を各々設けた円筒
    状に成形し、先端側には徐々に縮径するテーパー
    部を形成するとともに、該テーパー部には接続孔
    と連通する少なくとも1個以上のスリワリ溝を長
    手方向に設けてなるピン端子。
JP6378081U 1981-05-01 1981-05-01 Expired JPS6110298Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6378081U JPS6110298Y2 (ja) 1981-05-01 1981-05-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6378081U JPS6110298Y2 (ja) 1981-05-01 1981-05-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57176077U JPS57176077U (ja) 1982-11-06
JPS6110298Y2 true JPS6110298Y2 (ja) 1986-04-02

Family

ID=29859868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6378081U Expired JPS6110298Y2 (ja) 1981-05-01 1981-05-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6110298Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57176077U (ja) 1982-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6110298Y2 (ja)
JPS6180579U (ja)
JPS6187466U (ja)
JPS60189956U (ja) 圧接コネクタ
JPH0179276U (ja)
JPS62136077U (ja)
JPS634080U (ja)
JPS5919435Y2 (ja) 電解コンデンサ
JPH0195078U (ja)
JPH0126055Y2 (ja)
JPH032556U (ja)
JPH0189466U (ja)
JPS60187480U (ja) 連続圧着端子
JPH0747824Y2 (ja) 電源用プラグ
JPH02113265U (ja)
JPH0484993U (ja)
JPS614378U (ja) ピンジヤツク
JPS61157366U (ja)
JPS5953788U (ja) 端子用圧着プレス機のダイス
JPH03112890U (ja)
JPH0350781U (ja)
JPS5813688U (ja) 無口金電球用ソケツト
JPH0343277U (ja)
JPH0147854B2 (ja)
JPS5885746U (ja) 電磁継電器