JPH0512961A - 電動操作型断路器の機械式インターロツク装置 - Google Patents

電動操作型断路器の機械式インターロツク装置

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JPH0512961A
JPH0512961A JP16260991A JP16260991A JPH0512961A JP H0512961 A JPH0512961 A JP H0512961A JP 16260991 A JP16260991 A JP 16260991A JP 16260991 A JP16260991 A JP 16260991A JP H0512961 A JPH0512961 A JP H0512961A
Authority
JP
Japan
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shaft
gear
disconnector
motor
electric motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP16260991A
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English (en)
Inventor
Shinji Okamoto
眞治 岡本
Yukinobu Yoshishiki
幸信 吉舗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Transport Engineering Inc filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0512961A publication Critical patent/JPH0512961A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作が容易で、インターロック中に誤って電動
機が回転しても焼損せず、安全性も向上させる。 【構成】電動機1の回転子軸3に電動機ギア15を取付
け、断路器操作機構に連結される駆動用軸16を回転子軸
3と平行して設け、この駆動用軸16に断路器操作ギア17
を取付ける。回転子軸3と駆動用軸16の間に平行する中
間軸20を設け、この中間軸20に常時電動機ギア15と断路
器操作ギア17に噛合う中間歯車21を取付ける。中間軸20
はアーム19を介してレバー22に連結されており、インタ
ーロックを掛けるときにはレバー22を回動し、中間軸20
を変位させ、回転子軸3と駆動用軸16の動力伝達系を切
離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチギアに収納さ
れる電動操作型断路器の機械式インターロック装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチギアに収納される電動操
作型断路器(以下、断路器という)の機械式インターロ
ック装置の構成を図3および図4に示す。1はスイッチ
ギア内の図示しない支持部に取付けられた電動機で、こ
の電動機1の一方側には断路器操作機構2が連結され、
他方側には回転子軸3の端部に横断面を四角形状とした
係合部3aを設けている。4はこの係合部3aに挿入可
能とした四角形状の孔を設けたストッパで、ピン5を介
してロック板6に連結している。ロック板6は、溝7を
介してスイッチギアのフレーム8に係合すると共にボル
ト9でフレーム8に固定できるようになっている。10は
係合部3aの手前側に配置されてスイッチギアに回動自
在(または着脱自在)に取付けられたシャッタで、下部
にはスイッチギアのカバー11より手前側へ突出する係止
部11aを設けている。12はフレーム8に固定された係止
板で、係止部11aに対向しカバー11より手前側へ突出す
る係止部12aを設けている。13は係止部11aおよび12a
にそれぞれ設けられた孔(図示しない)の両方に亘って
掛けられる南京錠である。
【0003】次に、インターロックの操作方法を説明す
る。まず、スイッチギアのカバー11を外し、南京錠13を
外してからシャッタ10を開く(または取外す)。この
後、ストッパ4の孔(図示しない)を係合部3aに差込
み、ロック板6をスイッチギアのフレーム8にボルト9
で固定する。この後、シャッタ10を閉め(または取付け
る)、スイッチギアのカバー11を取付け、南京錠13を掛
ける。これにより、電動機1は、回転子軸3の係合部3
がストッパ4およびロック板6を介してフレーム8に固
定され、回転を拘束される。なお、通常は、ストッパ4
が差込まれていないから、操作指令に応じて電動機1が
正回転または逆回転し、断路器操作機構2を介して断路
器(図示しない)を閉路または開路とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようにインターロックを掛けた状態では、操作指令が出
されても電動機1の回転子軸3は回転せず、断路器(図
示しない)は動作しない。ところが、電動機1は通電状
態におかれ回転しようとしているので、長時間継続すれ
ば電動機1が焼損する恐れがある。また、上記したよう
にインターロックの掛けおよび解除には、シャッタ10の
開閉、ストッパ4の取付け,取外し、ボルト9の締付け
等の複雑な手順が必要となるだけでなく、直接回転部分
に手を触れる恐れもあり大変危険を伴う作業となってい
た。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは操作が容易で、インタ
ーロック中に誤って電動機が回転しても焼損事故を発生
することがなく、安全性も向上した電動操作型断路器の
機械式インターロック装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電動機の回転
子軸と断路器操作機構の駆動用軸を分離し、これらの間
に変位可能とした動力伝達軸を設けた構成としたもので
ある。
【0007】
【作用】動力伝達軸を変位させることにより、電動機の
回転子軸と断路器操作機構の駆動用軸間の動力伝達系が
切離されるので、インターロック中に誤って電動機に操
作指令が入り回転しても断路器は動作せず確実にインタ
ーロックを掛けることができ、また、電動機は回転を拘
束されないから焼損することがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例の構成を一部切断し
て示す上面図、図2は、図1のA矢印方向に見た正面図
である。図1および図2において、1は電動機で、この
回転子軸3は、端部をスイッチギアのフレーム14aに図
示しない軸受を介して回転自在に支持され、電動機ギア
15を一体に回転するように取付けている。16は、回転子
軸3に平行状で、スイッチギアのフレーム14a,14bに
図示しない軸受を介して回転自在に支持され、図示しな
い断路器操作機構が連結されている駆動用軸で、断路器
操作ギア17を一体に回転するように取付けている。18は
軸18aを介してスイッチギアのフレーム14bに回転自在
に支持されたアーム、19は軸19aを介してスイッチギア
のカバー11に回転自在に支持されたアームで、これら両
アーム18および19はほぼ同じ長さとしている。ここで、
軸18aおよび軸19aは、回転子軸と同一軸心にある。20
は、回転子軸3および駆動用軸16に平行状で、両アーム
18および19のそれぞれの回転中心から等しい長さの位置
で自由端側に回転自在に取付けられた中間軸で、この中
間軸20には電動機ギア15および断路器操作ギア17に噛み
合う中間歯車21を取付けている。なお、回転子軸3,駆
動用軸16,軸18aおよび軸19aのそれぞれの中心は、図
2に示すように同一水平線上に配置されている。
【0009】一方、軸19aには、アーム18および19とほ
ぼ同方向に伸びるレバー22を固定し、このレバー22に
は、端部に把手22aが設けられ、中間部に孔23aを有す
る可動側係止板23を固定している。また、カバー11に
は、レバー22を図2に一点鎖線で示すように 180°回動
したとき、可動側係止板23の下部となる位置に、孔24a
を有する固定側係止板24を固定している。レバー22の回
動によって、アーム18,19および中間軸20,中間歯車21
も一体的に回動する。アーム18にはレバー22が図1およ
び図2に示す状態を保持するストッパ25を設けている。
【0010】次に、以上のように構成された実施例の作
用を説明する。なお、以下の説明においては、電動機1
が正回転のときに断路器が閉路し、逆回転のときに断路
器が閉路するものとする。まず、常時は、レバー22を図
1および図2に示す位置に回動しておく。断路器閉路の
操作指令により、電動機1が正回転すると電動機ギア15
が回転し、中間歯車21を介して断路器操作ギア17が回転
する。この断路器操作ギア17の回転で駆動用軸16が回転
し、図示しない断路器操作機構を介して断路器(図示し
ない)を閉路する。断路器開路の操作指令により、電動
機1が逆回転すると、上記逆の動作により断路器(図示
しない)が開路する。次に、インターロックを掛ける場
合には、図2に一点鎖線(符号22Aで示す)で示すよう
にレバー22を固定側係止板24側へ 180°回動し、可動側
係止板23と固定側係止板24に南京錠13を掛ける。レバー
22の回動により、中間歯車21が図2に二点鎖線で示す位
置に移動し、断路器操作ギア17と切離され、電動機1が
回転しても断路器操作機構に伝達されず、断路器(図示
しない)は動作しない。
【0011】したがって、インターロック中に誤って電
動機1に操作指令が入っても、電動機1は回転を拘束さ
れないので焼損しない。また、南京錠13を外さないとイ
ンターロックは解除されない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
動機の回転子軸と断路器操作機構の駆動用軸を分離し、
これらの間に移動可能とした動力伝達軸を設けているの
で、この動力伝達軸により動力伝達系を切離すことによ
りインターロック中に誤って電動機に操作指令が入って
も電動機を焼損することがなく、安全で、簡単かつ迅速
にインターロックを掛けたり解除することを可能とした
電動操作型断路器の機械式インターロック装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を一部切断して示す上
面図。
【図2】図1のA矢印方向に見た正面図。
【図3】従来のスイッチギアに収納した電動操作型断路
器のインターロック装置を示す上面図。
【図4】図3のB矢印方向に見た正面図。
【符号の説明】
1…電動機、2…回転子軸、13…南京錠、15…電動機ギ
ア、16…駆動用軸、17…断路器操作ギア、20…中間軸、
21…中間歯車、22…レバー、23…可動側係止板、24…固
定側係止板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電動機の回転子軸と断路器操作機構の駆
    動用軸を分離し、これらの間に変位可能とした動力伝達
    軸を設けたことを特徴とする電動操作型断路器の機械式
    インターロック装置。
JP16260991A 1991-07-03 1991-07-03 電動操作型断路器の機械式インターロツク装置 Pending JPH0512961A (ja)

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JP16260991A JPH0512961A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 電動操作型断路器の機械式インターロツク装置

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JP16260991A JPH0512961A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 電動操作型断路器の機械式インターロツク装置

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JPH0512961A true JPH0512961A (ja) 1993-01-22

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ID=15757855

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JP16260991A Pending JPH0512961A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 電動操作型断路器の機械式インターロツク装置

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JP (1) JPH0512961A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103489691A (zh) * 2013-09-03 2014-01-01 江苏天港箱柜有限公司 高压配电柜中操作轴与后门的联锁机构
CN103489693A (zh) * 2013-09-05 2014-01-01 江苏天港箱柜有限公司 高压配电柜操作轴安全联锁机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103489691A (zh) * 2013-09-03 2014-01-01 江苏天港箱柜有限公司 高压配电柜中操作轴与后门的联锁机构
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