JPH05129566A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH05129566A
JPH05129566A JP29155491A JP29155491A JPH05129566A JP H05129566 A JPH05129566 A JP H05129566A JP 29155491 A JP29155491 A JP 29155491A JP 29155491 A JP29155491 A JP 29155491A JP H05129566 A JPH05129566 A JP H05129566A
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JP
Japan
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logic
cell
power supply
basic
semiconductor integrated
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29155491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Ogawa
修治 小川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05129566A publication Critical patent/JPH05129566A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は半導体集積回路に関し、信号配線の
妨げとならずに電源配線を強化することにより、電源供
給能力を高めた半導体集積回路を提供することを目的と
している。 【構成】 所定の機能を有する複数の基本セル2からな
る論理セル3を配置する論理領域部と、該論理領域部の
各論理セル3と外部との間の信号を伝達する入出力セル
が配置される外部入出力領域部とからなるチップ領域を
有する半導体集積回路であって、前記基本セル2のサイ
ズを基本距離単位とし、前記論理セル3の機能を維持し
つつ、該論理セル3の任意の箇所(図1中、B)を該基
本距離単位に基づいて分離し、再配置するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に係
り、詳しくは、マスタースライス型半導体回路の分野に
用いて好適な、基本セルを一定の間隔をもって配設する
ゲートアレイ等の半導体集積回路に関する。近年、半導
体集積回路の大規模化・高集積化に伴い、単一チップに
搭載されるトランジスタの数が非常に多くなってきてお
り、また、処理の高速化に伴い、動作周波数が高くなっ
てきている。
【0002】しかし、これら使用トランジスタ数の増大
や動作周波数の向上は、動作に必要な電源電流の増大も
意味する。そこで、このような半導体集積回路では、電
源供給能力を充分に高めることが必要となってくる。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種の半導体集積回路として
は、例えば、図5に示すようなゲートアレイ1がある。
図中、2は論理領域上に形成された基本セル、3は4個
の基本セル2からなる論理セルであり、4はコンタク
ト、VDDは高電位電源配線、VSSは低電位電源配線であ
る。
【0004】以上の構成において、ゲートアレイ1は、
基本セル2が規則正しく配列された構造となっているた
め、各電源配線VDD,VSSも一定の規則にしたがってあ
らかじめ配線されておく必要がある。すなわち、この場
合、論理セル3内のトランジスタを回避した位置、つま
り、図5に示すように、基本セル2と基本セル2との間
のチャネルを利用して配線が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の半導体集積回路にあっては、基本セル2と基
本セル2との間のチャネルを利用して各電源配線VDD
SSが配線されるという構成となっていたため、以下に
述べるような問題点があった。すなわち、基本セル2と
基本セル2との間のチャネルは、通常の信号配線と共
用、つまり、各電源配線VDD,VSSと信号配線とは同じ
チャネルを利用して配線されているため、その配線幅は
電源供給の用途からみると、必ずしも充分な配線幅であ
るとはいえない。
【0006】このため、電源供給の強化のために各電源
配線VDD,VSSを増加すると、通常の信号配線のチャネ
ルを占有してしまい、配線効率の悪化や集積度の低下を
招く。したがって、動作周波数の高い論理セル3や、例
えば、クロックドライバ等の大負荷を駆動する論理セル
3が多数集中した論理領域には電源電流を充分に供給で
きず、例えば、論理の不安定を招き、非常に極端な場合
は、配線のエレクトロマイグレーションを引き起こすと
いった問題点があった。
【0007】[目的]そこで本発明は、信号配線の妨げ
とならずに電源配線を強化することにより、電源供給能
力を高めた半導体集積回路を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体集積
回路は上記目的達成のため、その原理図を図1に示すよ
うに、所定の機能を有する複数の基本セル2からなる論
理セル3を配置する論理領域部と、該論理領域部の各論
理セル3と外部との間の信号を伝達する入出力セルが配
置される外部入出力領域部とからなるチップ領域を有す
る半導体集積回路であって、前記基本セル2のサイズを
基本距離単位とし、前記論理セル3の機能を維持しつ
つ、該論理セル3の任意の箇所(図1中、B)を該基本
距離単位に基づいて分離し、再配置するように構成して
いる。
【0009】なお、この場合、前記分離箇所を前記基本
距離単位以上の距離だけ分離するとともに、該分離によ
って空いた箇所に電源配線を補強するためのパターンを
配設し、分離した各論理セル3は該電源配線と異なる配
線層にて接続することが好ましい。
【0010】
【作用】本発明では、論理セルの機能が維持されつつ、
論理セルの任意の箇所が基本セルのサイズに基づいた基
本距離単位によって分離され、再配置される。すなわ
ち、分離によって空いた箇所に電源配線を補強するため
のパターンが配設されることにより、信号配線の妨げと
ならずに電源配線が強化され、電源供給能力が高められ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
2は本発明に係る半導体集積回路の一実施例を示す図で
あり、本実施例における論理セルの分離を説明するため
の平面図である。まず、構成を説明する。
【0012】なお、図2において、図5に示した従来例
に付された番号と同一番号は同一部分を示す。本実施例
の論理セル3は、4個の基本セル2から構成されてお
り、図5に示すように、A,B,Cの位置がそれら基本
セル2の境界となっている。以上の構成において、図5
に示す境界Bの位置での低電位電源配線VSSを強化する
場合を例に採り説明する。
【0013】まず、低電位電源配線VSSの必要とする配
線幅(この場合、基本セル2の1個分の配線幅)だけ分
離され、論理セル3が分離されることにより空いた箇所
Bの第2層目のAl配線層に低電位電源配線VSSを補強
するためのパターンが形成される。しかし、このままで
は、図2中、上部に位置する論理セル3aと、下部に位
置する論理セル3bとは電気的に接続されていないの
で、図5に示すような元の論理セル3と同じ動作がなさ
れない。
【0014】そこで、分離された各論理セル3a,3b
は補強された低電位電源配線VSSと異なる配線層(この
場合、第1層目のAl配線層)にて接続される。したが
って、本実施例では、論理セルの配置に制限を加えるこ
となく、所望の論理領域の電源配線を強化することがで
きる。図3,4は本発明に係る半導体集積回路の他の実
施例を示す図であり、本実施例における論理セルの分離
を説明するための平面図である。
【0015】なお、図3,4において、図2に示した実
施例に付された番号と同一番号は同一部分を示す。本実
施例の論理セル3は、10個の基本セル2からなり、2
列にわたって基本セル列を使用している。なお、図3に
示すように、a,b,c,dの位置がそれら基本セル2
の境界となっている。
【0016】以上の構成において、境界bの位置での各
電源配線VDD,VSSを強化する場合を例に採り説明す
る。まず、本実施例では、境界bが1個分の基本セル2
幅だけ分離され、この空いた箇所の第2層目のAl配線
層に高電位電源配線VDD、及び低電位電源配線VSSが形
成されるとともに、図4中、■で示すように、第1層目
の高電位電源配線V DDと第3層目の高電位電源配線VDD
とのコンタクト4、及び図4中、□で示すように、第3
層目の低電位電源配線VSSと第3層目の低電位電源配線
SSとのコンタクト4が形成される。
【0017】また、分離された各論理セル3a,3b
は、前述の一実施例と同様に、補強された各電源配線V
DD,VSSと異なる配線層(この場合、第1層目のAl配
線層)にて接続される。すなわち、本実施例は前述の一
実施例の考え方を大型の論理セル3に適用したものであ
る。
【0018】このように本実施例では、論理セル3の機
能を維持しつつ、論理セル3の任意の箇所を基本セル2
のサイズを基本距離単位とする距離によって分離し、分
離によって空いた箇所に電源配線を補強するためのパタ
ーンを配設できる。すなわち、信号配線の妨げとならず
に電源配線VDD,VSSを強化でき、電源供給能力を高め
ることができる。
【0019】したがって、ゲートアレイのような半導体
集積回路において、所望の論理領域の電源配線の強化が
でき、また、論理セル3の配置にも制限がないため、論
理セル3を自由に配置でき、高集積化を維持できる。
【0020】
【発明の効果】本発明では、論理セルの機能を維持しつ
つ、論理セルの任意の箇所を基本セルのサイズに基づい
た基本距離単位によって分離し、分離によって空いた箇
所に電源配線を補強するためのパターンを配設できる。
したがって、信号配線の妨げとならずに電源配線を強化
でき、電源供給能力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路の原理説明図である。
【図2】本実施例の論理セルの分離を説明するための平
面図である。
【図3】他の実施例の論理セルの分離を説明するための
平面図である。
【図4】他の実施例の論理セルの分離を説明するための
平面図である。
【図5】従来例のゲートアレイを示す平面図である。
【符号の説明】
1 ゲートアレイ 2 基本セル 3 論理セル 4 コンタクト VDD 高電位電源配線 VSS 低電位電源配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の機能を有する複数の基本セルからな
    る論理セルを配置する論理領域部と、 該論理領域部の各論理セルと外部との間の信号を伝達す
    る入出力セルが配置される外部入出力領域部と、 からなるチップ領域を有する半導体集積回路であって、 前記基本セルのサイズを基本距離単位とし、前記論理セ
    ルの機能を維持しつつ、該論理セルの任意の箇所を該基
    本距離単位に基づいて分離し、再配置することを特徴と
    する半導体集積回路。
  2. 【請求項2】前記分離箇所を前記基本距離単位以上の距
    離だけ分離するとともに、該分離によって空いた箇所に
    電源配線を補強するためのパターンを配設し、分離した
    各論理セルは該電源配線と異なる配線層にて接続するこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
JP29155491A 1991-11-07 1991-11-07 半導体集積回路 Withdrawn JPH05129566A (ja)

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JP29155491A JPH05129566A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 半導体集積回路

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JP29155491A JPH05129566A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 半導体集積回路

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JPH05129566A true JPH05129566A (ja) 1993-05-25

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Effective date: 19990204