JPH05129557A - 半導体チツプ - Google Patents

半導体チツプ

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JPH05129557A
JPH05129557A JP4111478A JP11147892A JPH05129557A JP H05129557 A JPH05129557 A JP H05129557A JP 4111478 A JP4111478 A JP 4111478A JP 11147892 A JP11147892 A JP 11147892A JP H05129557 A JPH05129557 A JP H05129557A
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JP
Japan
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active area
common
memory cells
pair
word lines
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Withdrawn
Application number
JP4111478A
Other languages
English (en)
Inventor
Tyler A Lowrey
タイラー・エイ・ローリー
Mark E Tuttle
マーク・イー・タトル
Ruojia Lee
ルオージア・リー
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Micron Technology Inc
Original Assignee
Micron Technology Inc
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells

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  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高いセル密度を有する半導体チップを提供す
ること。 【構成】 各メモリセルは電界効果トランジスタ16d
とコンデンサ55とを備える。各トランジスタのアクテ
ィブ領域22dは、平行に離間されたワード線18、2
0の間を延びる共通アクティブ領域22dを画定する。
各対内の電界効果トランジスタ16dの他方のアクティ
ブ領域は、平行なワード線18、20の対向する外側
で、両方のワード線18、20に対して実質的に垂直な
線54に沿って互いに向い合っている。絶縁誘電体が接
触開口62を設けた部分を除いて、アクティブ領域22
dを被覆する。接触開口62は絶縁誘電体内に形成さ
れ、共通路から延びる共通アクティブ領域の部分58と
連通する。ディジット線28dはウエハ上に形成され、
共通アクティブ領域22dと電気的に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウエハ上における
高密度メモリセルの製造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体産業において、半導体チップ上に
メモリセルをより高密度に凝縮するための挑戦が続いて
いる。セル領域を減少させながらも十分に高い記憶キャ
パシタンスを維持するために、改善されたセル構造技法
が用いられてきている。このような技法には、トレンチ
型または積層型コンデンサを含む、三次元セルコンデン
サが含まれる。
【0003】半導体ウエハ上のメモリは典型的に、対に
なったメモリセルのアレイによって与えられ、各メモリ
セルはトランジスタとそれに関連する記憶用コンデンサ
とを備える。このようなアレイを有するメモリセルを図
1に概略的に示す。破線の輪郭12及び14で全体的に
示された1対のメモリセルを有する半導体ウエハ断片1
0が示されている。各メモリセルは、MOS電界効果ト
ランジスタ16とそれに接続されたコンデンサ(図示せ
ず)で画定されている。各対内のトランジスタ16は、
離間したアクティブ領域と共に、平行なワード線18、
20の内の一方によって画定されたゲートを有する。
【0004】更に特定すれば、連続した共通アクティブ
領域22が平行なワード線18、20の間に対角線状に
延びており、各トランジスタ16に対して一方のアクテ
ィブ領域部分を画定している。トランジスタ16の他方
のアクティブ領域は、それぞれワード線18、20の外
側で互いに対角線方向に対向する部分24、26によっ
て画定されている。このように、メモリセル12、14
は、ワード線18、20に対して対角線方向に互いにず
らして配置されている。ビット線28は実質的に対角線
方向にずれているメモリセル12、14の間に形成さ
れ、埋め込まれた接触(contact)開口30を介
して、共通アクティブ領域22と電気的に接続してい
る。各メモリセルに対するコンデンサは、図示されてい
ないが、典型的には、ワード線18、20及びビット線
28上の積層型コンデンサとして与えられる。これらの
コンデンサは、その下にあるアクティブ領域24、26
と、それぞれ埋め込まれた接触開口32、34を介して
電気的に接続される。このようなセルを共通に、高度密
集型記憶ノードを有するダイアゴナル・アクティブ積層
型コンデンサ(daigonal active−st
acked−capacitor)セルと呼んでおり、
または省略してDASHセルと呼んでいる。対を形成す
るメモリセルが曲ってしまうと、曲った共通領域22の
方が、もしそれがワード線18、20に対して法線方向
に延びていた場合より、長くなるので、チップ上の領域
の最も効率的な利用にならない。
【0005】共通アクティブ領域22の対角線方向のず
れや曲りの主な原因は、典型的にn+を導電的に注入さ
れたポリシリコンで構成される、上側のビット線28の
製造と関連する。アクティブ領域22、24及び26も
同様に、典型的には、n+ドーパント材を用いて製造さ
れる。ポリデジット線(poly digit lin
e)28の導電的ドーピングの間、「外方拡散(out
diffusion)」として知られている現象が起
こることがあり、これは、対角線方向にずれたセル1
2、14に対して共通アクティブ領域を対角線方向に配
向しないと、アクセス・トランジスタ16を劣化又は根
本的に短絡させ得る。「外方拡散」は図2及び3を参照
することにより、最良に理解できよう。本明細書の残り
の部分にわたり、及び図面を参照して、対応する構成物
及び領域には、全図面を通して共通の番号を用いること
にする。特定の構成物または領域が、以前の形状から、
配向または位置において異なる場合、このような異なっ
た構成物または領域には同じ参照番号を指定するが、小
文字の添字を付けることにする。
【0006】図2及び3は、半導体ウエハ断片10a上
の外方拡散に関連する問題を例示したもので、隣接する
メモリセルのトランジスタが互いに対して対角線方向に
ずれていない場合のものである。図示のように、トラン
ジスタ16aは互いに対向し、即ちワード線18、20
に対して垂直な直線25に沿って互いに隣接している。
図3では、ワード線18、20が、従来のサンドイッチ
構造を有するものとして、例示されており、各々は導電
的にドーピングされたポリシリコン部分36と、ポリシ
リコンより高い導電性物質、例えばWSiXからなる上
層領域38とを有している。より高い導電性部分38の
上面は、酸化物による電気的絶縁層40によって被覆さ
れている。デジット線18、20の側部の周囲には、絶
縁用酸化物スペーサ42が形成されている。酸化物層4
4を形成し、図示のようにエッチングして、デジット線
埋め込み型接点(contact)30に共通アクティ
ブ領域22aを設ける。エッチングされたデジット線多
層28をエッチングされた酸化物層44上に配する。こ
のような層は、典型的には、パターンニング及びエッチ
ングの前にドーピングされる。
【0007】図3において、一連の垂直方向の矢印46
及び外側に傾斜した矢印48は、ポリシリコン線28の
ドーピングの際、接点30を通る外方拡散に関連する問
題を示している。このようなドーピングの間、ドーパン
トのイオンは外側に向かってワード線ゲートの下に移動
する傾向があり、それにより、共通領域22aを番号5
0で示される破線の輪郭にまで効果的に広げてしまう。
これは、トランジスタ16aの一方または双方を短絡さ
せ得る。
【0008】セルの密度に影響を与える別の問題は、隣
接するビット線を互いに対してどれくらい近付けて詰め
込むことができるかということに関連する。現在のホト
リソグラフィ技術では、約0.8x0.8ミクロンのオ
ーダーの最小接触開口サイズを生成できるに過ぎない。
接触開口をパターンニングする際、接点をその設計上の
位置からずらしてしまうマスク誤整列が常に付きまと
う。この問題を克服し誤整列による誤差に対する余裕を
与えるために、接触開口を形成した位置の周囲にビット
線を拡大するようにしている。これは、エッチングの際
にビット線のポリシリコンが開口を完全に被覆し、重な
り合うようにするために必要である。この追加された領
域は、ビット線を広くする結果となるが、共通に「サラ
ウンド(surround)」と呼ばれている。サラウ
ンド領域35は、接点30の周囲の拡張された、即ちよ
り広いディジット線として、図1及び図2に見ることが
できる。これは、ディジット線の一方または双方と接点
マスクとに誤整列が生じた場合、接点30を目標とする
ために追加ディジット線領域を与えるものである。
【0009】サラウンド領域35を設けずに、しかも、
かなり重大な誤整列が生じると、図4及び図5で示す問
題が起こることになる。ウエハ断片10bは直線状で一
定幅のビット線28b(サラウンド領域なし)を描いて
おり、接点30bはその意図した位置から誤整列し、そ
のため適切に整列されたディジット線28bの境界線内
に完全には納っていない。ポリシリコンディジット線2
8bをエッチングして図示のディジット線輪郭を形成す
るプロセス内のステップにおいて、図5に示すように、
エッチングは、大部分がシリコン物質である基板にも進
行する。このようなエッチングはアクティブ領域22に
図示のような窪み52を生じることがある。アクティブ
領域22に悪影響を及ぼすエッチングを、接触開口30
の周囲に付加的なサラウンド領域を形成することによっ
て回避する。これにより、意図しない誤整列に対して誤
差の余裕が与えられる。番号33で指示されたこれらの
領域はフィールド酸化物(field oxide)で
ある。
【0010】不幸にして、サラウンドが付加的に必要と
なるので、ビット線に余分な全体幅を加えることにな
り、このため、サラウンド線を必要としない場合より
も、ビット線を更に離さなければならなくなる。この状
態を概略的に図6に示している。サラウンド領域35が
設けなければ、ディジット線28の幅はより狭く、した
がってこれらの線を互いに対してより緊密に詰め込むこ
とができることになる。
【0011】図7は、破線で示されたワード線19及び
ディジット線28を有するDASHメモリセルのアレイ
を例示したものである。アクティブ領域24、22及び
26は、種々の対をなすメモリセルの重ね合わせ配置を
容易に把握できるように、共通に接続されているものと
して、示されている。実際は、ワード線の下にはアクテ
ィブなドーパント材を設けてはいない。このような領域
は、それぞれのワード線の付勢時にのみアクティブにな
る。
【0012】メモリセルの製造に関するその他の要求ま
たは設計上の要件により、アクティブ領域22を係合す
るトランジスタ対16に対するビット線接点30が、ト
ランジスタのアクティブ領域に対して対称的に配向され
ることが必要となる。図8のウエハ断片10cと共に示
されているように、接点30cが非対称的に配向されて
いると、セルの信頼性は大きく減少することになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】メモリセルアレイの設
計における、従来例の上述の及びその他の欠点を克服
し、更により高い詰め込み密度を可能とすることが望ま
れている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、メモリ
セルのアレイを有する半導体チップは、一連の対をなす
メモリセルを備え、該対のメモリセルの各々は、電界効
果トランジスタとコンデンサとを備えており、各対内の
電界効果トランジスタは、離間されたアクティブ領域と
ゲートを有し、該ゲートはワード線により画定され、各
対内の電界効果トランジスタのワード線は、互いに対し
て平行に離間されているように構成されている。
【0015】各対内の各電界効果トランジスタのアクテ
ィブ領域の1つは、その対の他方の電界効果トランジス
タのアクティブ領域と連続的に形成されかつ相互接続さ
れており、前記平行な離間されたワード線の間に延びる
共通アクティブ領域を画定し、該共通アクティブ領域は
平行なワード線間に、両方のワード線に対して実質的に
垂直方向に延びている。
【0016】各対内の電界効果トランジスタの他方のア
クティブ領域は、平行なワード線の向い合う外側で、両
ワード線に対して実質的に垂直な線に沿って互いに対向
し、前記共通アクティブ領域及び他方のアクティブ領域
は、平行な両ワード線に対して実質的に垂直な共通路に
沿って該ワード線に対して延びている。
【0017】各対の平行なワード線の間の前記共通アク
ティブ領域は、平行なワード線に沿って前記共通路から
延びる部分を含んでいる。
【0018】更に、前記メモリセルの各々は、前記アク
ティブ領域を被覆する絶縁誘電体と、前記絶縁誘電体に
形成され、前記共通路から延びる共通なアクティブ領域
の部分と連通する接触開口と、ウエハ上に形成され、前
記接触開口内に延び、それによって前記共通アクティブ
領域と電気的に接続するディジット線とを備えている。
【0019】
【実施例】図9及び図10を参照して更に詳細に説明す
ると、ウエハ断片10は、トランジスタ対16dに対し
て、共通アクティブ領域22dを有しており、これは、
図1の従来例における対角線方向にではなく、ワード線
18、20の間に、これら両方のワード線18、20に
対して実質的に垂直な方向に延びている。外側のアクテ
ィブ領域24d、26dは、ワード線18、20の外側
で、従来例における対角線方向にではなく、ワード線1
8、20に対して垂直な線54に沿って互いに対向して
いる。このようにして、外側のアクティブ領域24d、
26d及び共通アクティブ領域22dの一部は、線54
に沿った両ワード線に対して垂直な共通路56に沿っ
て、ワード線18、20に対して延びている。経路Bは
領域24d及び26dの幅によって実質的に画定される
幅を有する。積層されたコンデンサの輪郭55は明確に
するために示されている。
【0020】本発明によれば、ワード線18、20の間
の共通アクティブ領域22dは、ワード線18、20の
間で通常これらに沿った共通路56から延びた即ち突出
している部分58を含んでいる。絶縁誘電体層60(図
10)は、接触開口が設けられたアクティブ領域の部分
を除いたウエハ上のアクティブ領域を被覆している。接
触開口62は、絶縁誘電体層60に形成され、共通領域
22dの共通路56から延びている突出部分58と連通
している。接触開口領域62の約半分が共通アクティブ
領域22dの部分58と重なり合い、接触開口62の残
りの約半分が、前もって付着された絶縁誘電体33(図
10)上に位置し、その中にエッチングされるようにす
るのが、最も好ましい。このような配置は、接触開口6
2をトランジスタ16d(図9)の外側アクティブ領域
24d及び26dに対して対称的に、最も好適に整列さ
せる。
【0021】ディジット線28dは、接触開口62内に
延びるるように形成されかつエッチングされ、これによ
って、共通アクティブ領域22dの部分58と電気的に
接続する。最も好ましいのは、ディジット線を共通路5
6と近接させるか、あるいはわずかだけ重なり合うよう
にパターニングし、生産時の固有の誤整列により接触開
口62の一部のみを、典型的に充填し被覆することであ
る。ディジット線28dは、同様に、共通アクティブ領
域部分58の一部とも重なり合う。
【0022】このようなパターンニングは、ディジット
線28dを共通路56から実質的にずらせ、外方拡散の
問題を回避させると共に、接触開口62をウエハ上の誘
電体フィールド酸化物33上にずらせ、ディジット線の
アクティブ領域への潜在的誤整列及びエッチングに関連
する問題を除去することができる。したがって、誤整列
は、アクティブ領域ではなくフィールド酸化物への許容
し得る過剰エッチングを生じる結果となるので、ディジ
ット線28d領域を、拡張されたディジット線サラウン
ドのないように構成することができる。サラウンド領域
がないため、ディジット線を、最も広いが従来技術より
狭い寸法を有するようにパターンニングすることがで
き、したがって、互いにより密接に離間することがで
き、その結果、より高いセル密度を得ることができる。
【0023】上述の全体的組み合わせは、本発明に従っ
て、可能な最高のメモリセル密度を可能とするのに最大
の効果を発揮する。
【0024】図9は、実質的に台形状のアクティブ領域
の突出部分58を示している。この他の構成を用いるこ
ともでき、また、図11のように、突出部がワード線間
の領域全体を満たすようにしてもよい。図11は、別の
実施例のウエハ断片10eを示しており、共通アクティ
ブ領域22eの突出部58eがワード線18及び20の
間の全領域を充填している。
【0025】図12及び13は、本発明の別の特徴に従
って、チップ上にセル密度を最大にするように配置され
構成された一連の対をなすメモリセル100を概略的に
示している。図12は、種々の対をなすメモリセル10
0の全体の配置の把握を容易にするために、アクティブ
領域24d、22e及び58e、及び26dを共通に接
続されているものとして示している。実際には、ワード
線の下にはアクティブなドーパント材は設けられていな
い。このような領域は、それぞれのワード線を付勢した
ときのみアクティブになる。ワード線が活性化されたと
き、電流は、突出部58eの先端と24d、26dとの
間を主に対角線方向に流れるが、これは、それらの間が
最短距離だからである。よって、図12及び13の突出
部58eは台形状となっている。図12は、アクティブ
領域のみを示している。図13は、それに加えてワード
線105とビット線110とを破線で示している。図9
−11のメモリセルの単一の対に示されたその他の特徴
及び構成物は、明瞭にするために図示していない。
【0026】対をなすメモリセル100は120a、1
20b、120c、120d及び120eのような複数
の行に配置されており、ワード線105はこれらの行に
実質的に垂直な方向に通る。各行内の隣接するそれぞれ
のメモリセルの対は、図示のように、互いにワード線2
本分ずれている。例えば、2つの隣接する対の領域24
d及び26dは、ワード線2本分離間されている。明ら
かに、ある行内の全メモリセルの共通アクティブ領域2
2e及びその他のアクティブ領域24d、26dは、図
13のワード線105のアレイに実質的に垂直な単一の
共通路(例えば、図12の行120aに示されている経
路56)に沿って延びている。
【0027】また、これも図示されているように、行内
の対をなすメモリセル100は、すぐ隣りの行の対をな
すメモリセルに対して互い違いに位置的にずれている。
したがって、各行内のメモリセルのアクティブ領域24
d、26dは、すぐ隣りの行の他のアクティブ領域26
d、24dに対して、重なり合う。
【0028】図示のように、アレイ内のアクティブ領域
24d及び26dの好適な全体的な形状は矩形であり、
角125が対角線方向に除去されている(図12)。図
示のように配置されたメモリセルの対100は、各アク
ティブ領域24d及び26dの1つの角125を、すぐ
隣りの行内のメモリセルの最も近い共通アクティブ領域
の延長部分58eと隣接するように配置する。このよう
な角領域は、図示のように対角線方向に切除され、隣接
する行内のメモリセル間で動作上の短絡を回避するよう
に形成されるのが好ましい。
【0029】本発明によると、半導体ウエハは、まず対
をなすメモリセルの電界効果トランジスタの共通及びそ
の他のアクティブ領域をパターニングすることによって
処理される。好ましくは、領域24及び26の特定の角
を前述のように対角線方向に除去する。誘電体の絶縁層
を次にウエハ上に形成し、露出したアクティブ領域を被
覆する。このような層をパターニングし、エッチングし
て、共通アクティブ領域部分58と整列する接触開口6
2を設ける。次に、ディジット線28dをパターニング
する。誘電体層をエッチングすることによって、接触開
口32、34を形成し、積層型コンデンサ55を既知の
技術を用いて形成する。または、コンデンサを、接触開
口62のエッチング及びディジット線28dの製造の前
に形成することもできる。
【0030】法令にしたがって、本発明を、その構造及
び方法的特徴に対して、具体的な言葉で説明した。しか
しながら、ここで開示した手段及び構成は本発明を実施
するための好適な形式を含んでいるので、本発明はここ
で示し説明した特定の特徴に限定されるものではないこ
とは理解されよう。したがって、本発明は、均等論にし
たがって適切に解釈される添付の特許請求の範囲の適切
な範囲内の形式又は変形の任意のものを特許請求するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の1対のメモリセルを例示したウエハ断片
の上面図であり、従来の技術の欄で論じられる。
【図2】従来技術に関連する1対のメモリセル及び問題
点を例示したウエハ断片の上面図であり、従来の技術の
欄で論じられる。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図であり、従来の
技術の欄で論じられる。
【図4】従来技術に関連する一対ののメモリセル及び問
題点を例示したウエハ断片の上面図であり、従来の技術
の欄で論じられる。
【図5】図4の5−5線に沿った断面図であり、従来の
技術の欄で論じられる。
【図6】従来技術に関連する問題を例示したウエハ断片
の上面図であり、従来の技術の欄で論じられる。
【図7】従来技術のメモリセルのアレイを例示したウエ
ハ断片の上面図であり、従来の技術の欄で論じられる。
【図8】従来技術に関連する1対のメモリセルと問題点
を例示したウエハ断片の上面図であり、従来の技術の欄
で論じられる。
【図9】本発明にしたがって処理されたウエハ断片の上
面図である。
【図10】図9の線7−7に沿った断面図である。
【図11】本発明にしたがって処理された別のウエハ断
片の上面図である。
【図12】本発明にしたがって処理されたウエハ断片の
縮小サイズの上面図であり、FETトランジスタのアク
ティブ領域と付勢されたゲート領域とのみを明確のため
に示している。
【図13】図12のウエハ断片の縮小サイズの上面図で
あり、ワード線及びビット線の輪郭を更に破線で示して
いる。
【符号の説明】
10 ウエハ断片、 16 トランジスタ対、 2
2d 共通アクティブ領域、 18、20 ワード
線、 24d、26d アクティブ領域、 55
コンデンサの輪郭、 56 共通路、 60 絶縁
誘電体層、62 接触開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・イー・タトル アメリカ合衆国アイダホ州83712,ボイス, テーブルロツク・ロード 1998 (72)発明者 ルオージア・リー アメリカ合衆国アイダホ州83706,ボイス, レインドロツプ・ドライブ 3351

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルのアレイを有する半導体チッ
    プにおいて、 (a)対をなすメモリセルの集合体を備え、該対のメモ
    リセルは各々、 (a1)各対内に設けられ、離間されたアクティブ領域
    とゲートとを有する電界効果トランジスタ及びコンデン
    サであって、各メモリセルのゲートは1本のワード線に
    よって画定され、各対内の前記電界効果トランジスタの
    ワード線は互いに平行に離間され、したがって、メモリ
    セルの各対は2本の隣接するワード線を組み込むように
    なされ、 各対内の各電界効果トランジスタのアクティブ領域の1
    つは、その対の他方の電界効果トランジスタのアクティ
    ブ領域と連続的に形成され、かつ相互接続されており、
    前記平行な離間された2本のワード線の間に延びる共通
    アクティブ領域を画定し、該共通アクティブ領域は2本
    の平行なワード線間に、両方のワード線に対して実質的
    に垂直方向に延びており、 各対内の電界効果トランジスタの他方のアクティブ領域
    は、平行なワード線の向い合う外側で、両ワード線に対
    して実質的に垂直な線に沿って互いに対向し、前記共通
    アクティブ領域及び他方のアクティブ領域は、平行な両
    ワード線に対して実質的に垂直な共通路に沿って該平行
    なワード線に対して延びており、 各対の平行なワード線の間の前記共通アクティブ領域
    は、平行なワード線に沿って前記共通路から延びる部分
    を含んでいる電界効果トランジスタとコンデンサと、 (a2)前記アクティブ領域を被覆する絶縁誘電体と、 (a3)前記絶縁誘電体に形成され、前記共通路から延
    びている共通アクティブ領域の前記部分と連通する接触
    開口と、 (a4)ウエハ上に形成され、前記接触開口内に延び、
    それによって前記共通アクティブ領域と電気的に接続す
    るディジット線と、 を備えており、 (b)前記対をなすメモリセルは高密度アレイに配置さ
    れており、前記高密度アレイは、メモリセルの各対を複
    数の行に配置し、前記アレイのワード線は前記行に実質
    的に垂直な方向で前記アレイを通り、各行内のメモリセ
    ルの隣接するそれぞれの対は互いにワード線2本の距離
    だけずれており、ある行内の全てのメモリセルの共通ア
    クティブ領域及びその他のアクティブ領域は、ワード線
    の前記アレイに実質的に垂直な単一の共通路に沿って延
    びており、 (c)前記行内の対をなすメモリセルは、すぐ隣りの行
    の対をなすメモリセルに対して互い違いに位置的にずれ
    ており、各行のメモリセルの前記他のアクティブ領域
    は、すぐ隣りの行の他のアクティブ領域に対して重なり
    合っていることを特徴とする半導体チップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体チップにおいて、
    前記行内の他のアクティブ領域は、一般的に矩形状をし
    ており、前記他のアクティブ領域は、すぐ隣りの行内の
    1つのメモリセルの最も近い共通アクティブ領域の延長
    部分に対して位置付けられており、前記一般的に矩形状
    のアクティブ領域は、すぐ隣りの行内の前記最も近い共
    通アクティブ領域の延長部分に最も近い角領域を有し、
    前記角領域は対角線方向に切断され、隣接する行内のメ
    モリセル間の動作的短絡を回避するようになされた半導
    体チップ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体チップにおいて、
    ある対をなすメモリセルに関して、前記絶縁誘電体に形
    成された接触開口の一部分のみが、前記共通路から延び
    る共通アクティブ領域の部分と連通し、前記共通アクテ
    ィブ領域の部分の外側の接触開口の部分が前記絶縁誘電
    体内にエッチングされる半導体チップ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体チップにおいて、
    ある対をなすメモリセルに関して、接触開口の約半分が
    共通アクティブ領域の前記部分と重なり合い、前記接触
    開口の別の約半分が前記絶縁誘電体上に位置する半導体
    チップ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体チップにおいて、
    ある対をなすメモリセルに関して、前記ディジット線が
    前記接触開口の一部のみを充填し、かつ被覆している半
    導体チップ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体チップにおいて、
    ある対をなすメモリセルに関して、前記ディジット線が
    前記共通アクティブ領域部分の一部の上に配置されてい
    る半導体チップ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の半導体チップにおいて、
    ある対をなすメモリセルに関して、前記接触開口上のデ
    ィジット線領域には、拡張されたディジット線サラウン
    ドがない半導体チップ。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の半導体チップにおいて、
    ある対をなすメモリセルに関して、前記接触開口が前記
    他のアクティブ領域に対して実質的に対称的に位置する
    ように絶縁誘電体内に形成してなる半導体チップ。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の半導体チップにおいて、
    ある対をなすメモリセルに関して、 前記絶縁誘電体内に形成された接触開口の一部のみが、
    前記共通路から延びる共通アクティブ領域の前記部分と
    連通し、前記共通アクティブ領域の部分の外側の前記接
    触開口の部分は、前記絶縁誘電体中にエッチングされて
    おり、 前記ディジット線が前記接触開口の一部のみを充填しか
    つ被覆している半導体チップ。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の半導体チップにおい
    て、ある対をなすメモリセルに関して、 前記絶縁誘電体内に形成された接触開口の一部のみが、
    前記共通路から延びる共通アクティブ領域の前記部分と
    連通し、前記共通アクティブ領域の部分の外側の前記接
    触開口の部分は、前記絶縁誘電体中にエッチングされて
    おり、 前記ディジット線が前記接触開口の一部のみを充填しか
    つ被覆し、 前記ディジット線は前記共通アクティブ領域部分の一部
    の上に配置されている半導体チップ。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の半導体チップにおい
    て、ある対をなすメモリセルに関して、 前記絶縁誘電体内に形成された接触開口の一部のみが、
    前記共通路から延びる共通アクティブ領域の前記部分と
    連通し、前記共通アクティブ領域の部分の外側の前記接
    触開口の部分は、前記絶縁誘電体中にエッチングされて
    おり、 前記接触開口上のディジット線には、拡張されたディジ
    ット線サラウンドがない半導体チップ。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の半導体チップにおい
    て、ある対をなすメモリセルに関して、 前記絶縁誘電体内に形成された接触開口の一部のみが、
    前記共通路から延びる共通アクティブ領域の前記部分と
    連通し、前記共通アクティブ領域の部分の外側の前記接
    触開口の部分は、前記絶縁誘電体中にエッチングされて
    おり、 前記ディジット線が前記接触開口の一部のみを充填しか
    つ被覆し、 前記ディジット線は共通アクティブ領域部分の一部の上
    に配置されており、 前記接触開口上のディジット線には、拡張されたディジ
    ット線サラウンドがない半導体チップ。
  13. 【請求項13】 メモリセルのアレイを有する半導体チ
    ップにおいて、 (a)対をなすメモリセルの集合体を備え、該対のメモ
    リセルは各々、 (a1)各対内に設けられ、離間されたアクティブ領域
    とゲートとを有する電界効果トランジスタとコンデン
    サ、各メモリセルのゲートは1本のワード線によって画
    定され、各対内の前記電界効果トランジスタのワード線
    は互いに平行に離間され、したがって、メモリセルの各
    対は2本の隣接するワード線を組み込むようになされ、 各対内の各電界効果トランジスタのアクティブ領域の1
    つは、その対の他方の電界効果トランジスタのアクティ
    ブ領域と連続的に形成されかつ相互接続されており、前
    記平行な離間された2本のワード線の間に延びる共通ア
    クティブ領域を画定し、該共通アクティブ領域は2本の
    平行なワード線間に、両方のワード線に対して実質的に
    垂直方向に延びており、 各対内の電界効果トランジスタの他方のアクティブ領域
    は、平行なワード線の向い合う外側で、両ワード線に対
    して実質的に垂直な線に沿って互いに対向し、前記共通
    アクティブ領域及び他方のアクティブ領域は、両ワード
    線に対して実質的に垂直な共通路に沿って該平行なワー
    ド線に対して延びており、 各対の平行なワード線の間の前記共通アクティブ領域
    は、平行なワード線に沿って前記共通路から延びる部分
    を含んでいる電界効果トランジスタ及びコンデンサと、 (a2)前記アクティブ領域を被覆する絶縁誘電体と、 (a3)前記絶縁誘電体に形成され、前記共通路から延
    びている共通アクティブ領域の前記部分と連通する接触
    開口であって、該接触開口の約半分が共通アクティブ領
    域と重なり合い、前記接触開口の約半分が前記チップ上
    の前記絶縁誘電体上に配置されかつ前記絶縁誘電体中に
    エッチングされており、他のアクティブ領域に対して実
    質的に対称的に配置されるように、前記絶縁誘電体内に
    形成されている前記接触開口と、 (a4)ウエハ上に形成され、前記接触開口内に延長
    し、それによって前記共通アクティブ領域と電気的に接
    続するディジット線であって、前記接触開口の一部のみ
    を充填しかつ被覆し、前記共通アクティブ領域部分の一
    部の上に配置されており、更に前記接触開口上のディジ
    ット線領域には拡張されたディジット線サラウンドがな
    いディジット線と、 を備えており、 (b)前記対をなすメモリセルは高密度アレイに配置さ
    れており、前記高密度アレイは、メモリセルの各対を複
    数の行に配置し、前記アレイのワード線は前記行に実質
    的に垂直な方向で前記アレイを通り、各行内のメモリセ
    ルの隣接するそれぞれの対は互いにワード線2本の距離
    だけずれており、ある行内の全てのメモリセルの共通ア
    クティブ領域及びその他のアクティブ領域は、ワード線
    の前記アレイに実質的に垂直な単一の共通路に沿って延
    びており、 (c)前記行内の対をなすメモリセルは、すぐ隣りの行
    の対をなすメモリセルに対して互い違いに位置的にずれ
    ており、各行のメモリセルの前記他のアクティブ領域
    は、すぐ隣りの行の他のアクティブ領域に対して重なり
    合っていることを特徴とする半導体チップ。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体チップにおい
    て、前記行内の他のアクティブ領域は、一般的に矩形状
    をしており、前記他のアクティブ領域は、すぐ隣りの行
    内の1つのメモリセルの最も近い共通アクティブ領域の
    延長部分に対して位置付けられており、前記一般的に矩
    形状のアクティブ領域は、すぐ隣りの行内の前記最も近
    い共通アクティブ領域の延長部分に最も近い角領域を有
    し、前記角領域は対角線方向に切断され、隣接する行内
    のメモリセル間の動作的短絡を回避するようになされて
    いる半導体チップ。
JP4111478A 1991-04-30 1992-04-30 半導体チツプ Withdrawn JPH05129557A (ja)

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US69360391A 1991-04-30 1991-04-30
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