JPH0512911B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0512911B2
JPH0512911B2 JP24445689A JP24445689A JPH0512911B2 JP H0512911 B2 JPH0512911 B2 JP H0512911B2 JP 24445689 A JP24445689 A JP 24445689A JP 24445689 A JP24445689 A JP 24445689A JP H0512911 B2 JPH0512911 B2 JP H0512911B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
data
calculation
clock
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP24445689A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03106282A (ja
Inventor
Hiroshi Fujiwara
Masanori Maruyama
Hiroo Jofu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GURAFUITSUKUSU KOMYUNIKEESHON TEKUNOROJIIZU KK
Original Assignee
GURAFUITSUKUSU KOMYUNIKEESHON TEKUNOROJIIZU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GURAFUITSUKUSU KOMYUNIKEESHON TEKUNOROJIIZU KK filed Critical GURAFUITSUKUSU KOMYUNIKEESHON TEKUNOROJIIZU KK
Priority to JP1244456A priority Critical patent/JPH03106282A/ja
Publication of JPH03106282A publication Critical patent/JPH03106282A/ja
Publication of JPH0512911B2 publication Critical patent/JPH0512911B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は動画像信号を高能率符号化して伝送す
るテレビ電話およびテレビ会議等において用いら
れる動ベクトル検出装置に関する。
「従来の技術」 動画像信号が伝送されるテレビ電話およびテレ
ビ会議等においては、膨大な情報量を持つ動画像
信号を高能率で符号化する必要があるが、その方
法の1つとして、フレーム間予測符号化方法があ
る。この方法は、現在伝送しようとしているフレ
ーム(現フレーム)の各画素データと、1回前に
伝送したフレーム(前フレーム)の現フレームの
各画素と同位置の画素データとの差分(以下、予
測誤差データという)を取り、この予測誤差デー
タを現フレームの各画素データに代えて符号化し
て伝送するものである。この方法は、動きのない
あるいは動きの少ない画像についてはフレーム間
の相関が大きいので、高能率で符号化できるが、
動きの大きい画像についてはフレーム間の相関が
小さいため、伝送されるデータが増加してしまう
という欠点がある。
これを解決するための方法として、動き補償フ
レーム間予測符号化方法がある。この方法は、予
測誤差データを求める前に、まず、現フレームと
前フレームから動ベクトルを検出する。そして、
この動ベクトルに従つて前フレームを移動させ、
この移動させた前フレームと現フレームとの予測
誤差データを取り、この予測誤差データと動ベク
トルとを伝送するものである。
ここで、動ベクトルについて説明する。例え
ば、第30図に示すように、現フレームNFにお
いて位置pにある物体が前フレームLFにおいて
は位置p′にあつた場合の動ベクトルはVになる。
この動ベクトルを検出するには、例えば、352ド
ツト、288ラインの現フレームを例にとると、ま
ず、この現フレームを(16×16)の画素を1ブロ
ツクとするブロツク毎に分割する。そして、この
ブロツクを動ベクトルを検出するブロツク(以
下、単に、検出ブロツクという)として前フレー
ム内のこの検出ブロツクと同位置のブロツク(以
下、同位置ブロツクという)より水平方向および
垂直方向とも±7画素大きいブロツク、即ち、同
位置ブロツクを中心とした(30×30)の画素によ
るブロツクを探索ブロツクとする。
そして、第1の方法として、検出ブロツクをこ
の探索ブロツク内において水平方法および垂直方
向に1画素ずつ順次移動させて対応する各素デー
タ毎に差分(以下、差分データという)を取り、
この差分データより評価データ(例えば、差分デ
ータの絶対値の和、または、差分データの2乗の
和)を求め、この評価データが最小となる検出ブ
ロツクに対応する小ブロツクを探索する。これに
より、同位置ブロツクの中心から評価データが最
小となる小ブロツクに向かうベクトルをもつてそ
の探索ブロツクにおける動ベクトルとする。
ところが、上述した探索ブロツク内すべてにつ
いて差分データおよび評価データを求め、その評
価データを最小とする動ベクトルを求めると、例
えば、上述した検出ブロツクおよび探索ブロツク
の場合には、評価データの計算回数が225回とな
つてしまう。
そこで、これを解決するための第2の方法とし
て、上述した評価データを求める際に前フレーム
LF上で多段階に分けて動ベクトルの検出を行う
方法が知られており、この方法によれば、評価デ
ータの計算回数が大幅に削減できる。例えば、上
述した検出ブロツクおよび探索ブロツクの場合に
は、25回の評価データの計算回数で動ベクトルが
検出できる(特開昭55−158784号公報参照)。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来の第1の方法において
は、探索ブロツクを拡張すると、差分データおよ
び評価データの計算回数が急激に増加してしまう
ため、実時間処理が困難になるという欠点があつ
た。従つて、探索ブロツクを小さく限定しなけれ
ばならない。そして、この場合には、この方法を
適用した検出装置を使用したテレビ電話およびテ
レビ会議の画質の劣化を招くという問題があつ
た。
また、前フレームLF上で多段階に分けて動ベ
クトルの検出を行う第2の方法においては、簡略
化された方法を用いて動ベクトルを検出している
ため、正確な動ベクトルを検出できないという欠
点があつた。そして、この場合も、テレビ電話お
よびテレビ会議の画質の劣化を招くという問題が
あつた。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、正確な動ベクトルを検出でき、しかも、探索
ブロツクを必要に応じて拡張することができる動
ベクトル検出装置を提供することを目的としてい
る。
「課題を解決するための手段」 第1発明は、水平方向および垂直方向共にM個
の画素から構成され、現フレームを所定の数に分
割する第1のブロツクを、水平方法および垂直方
向共にN個の画素から構成され、前フレームの第
1のブロツクと同位置のブロツクを包含する第2
のブロツク内において水平方法および垂直方向に
1画素ずつ順次移動させ、第1のブロツクの全画
素データと、第2のブロツクの第1のブロツクに
対応する第3のブロツクの全画素データとから演
算される評価データを第2のブロツク全域に亙つ
て求めると共に、評価データの中から最小値を演
算し、最小値を持つ第3のブロツクの第2のブロ
ツクにおける位置を前フレーム全域に亙つて演算
することにより現フームと前フレームとの間にお
ける画像の移動方向および移動距離を示す動ベク
トルを検出する動ベクトル検出装置において、評
価データを演算するp個の演算手段と、p個多段
接続され、第1のブロツクの各画素データを所定
時間遅延させるレジスタと、最小値および位置を
求める動ベクトルデータ検出手段とを具備し、
(m+1)個に分割された第2のブロツクの隣接
する2つの領域のそれぞれ一部における最小値お
よび位置を演算する演算モジユールをm個多段接
続して、第1のブロツクの各画素データを初段の
演算モジユールに入力すると共に、前段の演算モ
ジユール内の最終段のレジスタの出力を次段の演
算モジユールに順次入力し、演算モジユールの個
数mが1の時の第2のブロツクの画素数N1がN1
=M+p−1を満たすと共に、一般に、第2のブ
ロツクの画素数N=N1+(m−1)×pを満たす
ように、画素数MおよびN並びに個数mおよびp
を設定することを特徴としている。
また、第2発明は、第1発明において、初段以
外の演算モジユール内の動ベクトルデータ検出手
段は、最小値および位置を求めることなく評価デ
ータを前段の演算モジユールに順次転送し、初段
の演算モジユール内の動ベクトルデータ検出手段
は、第2のブロツク全域の評価データから最小値
および位置を検出することを特徴としている。
さらに、第3発明は、第2発明において、画素
数MおよびN並びに個数mおよびpによつて決定
される式(2×m×p−M2)の計算結果が正の
場合のみ計算結果に応じたパルスとなる演算待機
パルスと、式(2×m×p−M2)の計算結果が
負の場合のみ計算結果の絶対値に応じたパルスと
なる比較待機パルスとを入力し、演算待機パルス
に応じた時間評価データの演算に用いられる第1
のクロツクの発生を停止させ、比較待機パルスに
応じた時間最小値の検出に用いられる第2のクロ
ツクの発生を停止させる演算クロツク発生手段を
具備することを特徴としている。
加えて、第4発明は、第1発明または第2発明
において、前段の演算モジユール内の最終段のレ
ジスタの出力が入力される時間に応じたクロツク
開始パルスを入力し、その時間経過後基準クロツ
クを発生する待機回路を具備することを特徴とし
ている。
「作用」 第1発明によれば、各演算モジユールにおい
て、それぞれが割り当てられた第2ブロツクの領
域における評価データの最小値およびこの最小値
を持つ第3のブロツクの第2のブロツクにおける
位置が演算される。
また、第2発明によれば、まず、各演算モジユ
ールにおいて、それぞれが割り当てられた第2ブ
ロツクの領域における評価データの最小値が演算
され、順次前段の演算モジユールに転送される。
次に、初段の演算モジユールにおいて、各演算モ
ジユールから転送された評価データから最小値を
求められると共に、この最小値を持つ第3のブロ
ツクの第2のブロツクにおける位置が演算され
る。
さらに、第3発明によれば、第2発明におい
て、例えば、画素数MおよびN並びに個数mおよ
びpの組合せが式(2×m×p−M2)の計算結
果を正とする場合には、この計算結果に応じたパ
ルスとなる演算待機パルスが各演算モジユール内
の演算クロツク発生手段に入力される。これによ
り、演算クロツク発生手段からこの演算待機パル
スに応じた時間だけ発生が停止された第1のクロ
ツクが出力される。
加えて、第4発明によれば、第1発明または第
2発明において、クロツク開始パルスが待機回路
に入力されると、待機回路からはそのクロツク開
始パルスに応じた時間経過後基準クロツクが出力
される。
「実施例」 本発明の一実施例を説明する前に、上述した課
題を解決するための基本的な考え方について説明
する。第28図aおよびbにgドツト、hライン
の現フレームNFおよび前フレームLFの一例を示
す。まず、フレームNFおよびLFをそれぞれ(M
×M)の画素を1ブロツクとするブロツク毎に分
割する。この内、現フレームNF内の各ブロツク
は上述した検出ブロツクとなる。また、第28図
aの斜線を施した検出ブロツクA(i,j)(i,
j=0〜M−1)と同位置である第28図bのブ
ロツク、即ち、同位置ブロツクA′(i′,j′)(i′,
j′=0〜M−1)を包含した(N×N)の画素の
ブロツクB(k,1)(k,1=0〜N−1、k,
1>i,j)を探索ブロツクとする。
次に、探索ブロツクB(k,l)をさらにいく
つかに分割し、これら分割されたブロツク内の各
画素データと検出ブロツクA(i,j)内の各画
素データとから動ベクトルデータを演算する演算
モジユールをそのブロツクの数より1つ少ない数
だけ設ける。
そして、これらの演算モジユールが互いが用い
る画素データあるいは演算結果のデータを利用し
ながらその演算を平行して行うことにより、探索
ブロツクを従来より拡張しても実時間で正確な動
ベクトルを検出することができる。
また、この動ベクトル検出装置はLSI(大規模
集積回路)によつて構成されることが一般的であ
る。その場合には、このLSIが上述した演算を実
時間で効率よく処理できなければならない。
そこで、検出ブロツクA(i,j)の水平方向
および垂直方向の画素数をM、探索ブロツクB
(k,l)の水平方向および垂直方向の画素数を
N、演算モジユールの数をm、演算モジユール内
において評価データを演算する演算手段の数をp
としたときに、これらの数が、以下に示す関係を
満たすように装置を構成する。
N=N1+(m−1)×p …… N1=M+p−1 …… 尚、式は演算モジユールが1つの場合の検出
ブロツクA(i,j)の画素数M、探索ブロツク
B(k,l)の画素数N1および演算手段数pの関
係式である。
以下、図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。尚、説明を簡単にするために、上述
した式および式において、M=3、N=11、
m=3、p=3の場合について説明する。
ここで、第29図aおよびbにM=3,M=11
の場合の検出ブロツクA(i,j)および探索ブ
ロツクB(k,l)の一例を示す。この図におい
て、a(i,j)(i,j=0〜2)およびb(k,
l)(k,l=0〜10)はそれぞれ検出ブロツク
A(i,j)および探索ブロツクB(k,l)を構
成する画素データである。
また、第29図bにおいて、B1〜B4はそれぞ
れ演算モジユールの数m=3より1つ多く、即
ち、4つに分割された中ブロツクである。
また、第1図は第1発明の一実施例による動ベ
クトル検出装置の構成を示すブロツク図であり、
この図において、1は検出ブロツク(i,j)内
の各画素データa(i,j)(i,j=0〜2)が
順次入力される入力端子、21は中ブロツクB1
(k,l)内の各画素データb(k,l)(k=0
〜10、1=0〜2)が順次入力される入力端子、
22は中ブロツクB2(k,l)内の各画素データb
(k,l)(k=0〜10、1=3〜5)が順次入力
される入力端子、23は中ブロツクB3(k,l)内
の各画素データb(k,l)(k=0〜10、1=6
〜8)が順次入力される入力端子、24は中ブロツ
クB4(k,l)内の各画素データb(k,l)(k
=0〜10、1=9〜10)が順次入力される入力端
子、3はクロツクCK1〜CK3を発生するクロツク
発生手段である。
さらに、41〜43はそれぞれ上述した演算モジ
ユールである。演算モジユール41において、51
は検出ブロツクA(i,j)内の各画素データa
(i,j)(i,j=0〜2)が順次入力される入
力端子、61は中ブロツクB1(k,l)内の各画
素データb(k,l)(k=0〜10、1=0〜2)
が順次入力される入力端子、71は中ブロツクB2
(k,l)内の各画素データ(k,l)(k=0〜
10、1=3〜5)が順次入力される入力端子、8
はクロツクCK1が入力される入力端子である。
加えて、91は入力端子51から入力された検出
ブロツクA(i,j)内の各画素データa(i,
j)が内部のレジスタによつて所定時間遅延され
て出力される出力端子、101は演算モジユール
1内部において演算された結果、検出された最
小の評価データEnio1が出力される出力端子、1
1は評価データEnio1を持つ小ブロツクのアドレ
スADnio1が出力される出力端子である。
また、演算モジユール42において、52は演算
モジユール41の出力端子1から出力される遅延さ
れた検出ブロツクA(i,j)内の各画素データ
a(i,j)(i,j=0〜2)が順次入力される
入力端子、62は中ブロツクB2(k,l)内の各
画素データb(k,l)(k=0〜10、1=3〜
5)が順次入力される入力端子、72は中ブロツ
クB3(k,l)内の各画素データb(k,l)(k
=0〜10、1=6〜8)が順次入力される入力端
子、82はクロツクK2が入力される入力端子であ
る。
さらに、92は入力端子52から入力された検出
ブロツクA(i,j)内の各画素データa(i,
j)が内部のレジスタによつて所定時間遅延され
て出力される出力端子、102は演算モジユール
2内部において演算された結果、検出された最
小の評価データEnio2が出力される出力端子、1
2は評価データEnio2を持つ小ブロツクのアドレ
スADnio2が出力される出力端子である。
加えて、演算モジユール43において、53は演
算モジユール42の出力端子92から出力される遅
延された検出ブロツクA(i,j)内の各画素デ
ータa(i,j)(i,j=0〜2)が順次入力さ
れる入力端子、63は中ブロツクB3(k,l)内
の各画素データb(k,l)(k=0〜10、1=6
〜8)が順次入力される入力端子、73は中ブロ
ツクB4(k,l)内の各画素データb(k,l)
(k=0〜10、l=9〜10)が順次入力される入
力端子、83はクロツクK3が入力される入力端子
である。
また、93は入力端子53から入力された検出ブ
ロツクA(i,j)内の各画素データa(i,j)
が内部のレジスタによつて所定時間遅延されて出
力される出力端子、103は演算モジユール43
部において演算された結果、検出された最小の評
価データEnio3が出力される出力端子、113は評
価データEnio3を持つ小ブロツクのアドレス
ADnio3が出力される出力端子である。
尚、以上説明した演算モジユール41〜43は、
演算に用いられる検出ブロツクA(i,j)内の
各画素データa(i,j)およびその遅延された
データと中ブロツクBo(k,l)(n=1〜4)
内の各画素データb(k,l)とが異なるだけで
同一の内部構成である。
従つて、演算モジユール4を任意の数接続する
ことにより、探索ブロツクを拡張することができ
る。これにより、外部の演算装置において、これ
らの演算モジユール41〜43から出力される評価
データEnio1〜Enio3の最小データおよびその最小
データを持つ小ブロツクのアドレスを求めること
により、拡張された探索ブロツク内の正確な動ベ
クトルを検出することができる。
また、各演算モジユール41〜43の内、演算モ
ジユール42および43においては、前段の演算モ
ジユール41および42の出力端子91および92
ら出力される検出ブロツクA(i,j)の各画素
データa(i,j)が入力端子52および53に入
力されるまで演算が開始されないので、クロツク
発生手段3から出力されるクロツクCK2および
CK3は、演算モジユール42および43の入力端子
2および53に検出ブロツクA(i,j)の各画
素データa(i,j)が入力されるまではその発
生が停止される。
次に、第2図に演算モジユール4のブロツク図
を示す。この図において、第1図の各部に対応す
るする部分には同一の符号を付け、その説明を省
略する。第2図において、12はクロツクCKを
入力してシフトクロツクSCK1およびCK2、クリ
アパルスCR1〜CR3並びにラツチパルスLT1
LT3を生成して出力する制御パルス発生手段、1
1および132はセレクタであり、入力端子6お
よび7からそれぞれ入力された隣接する2つの中
ブロツクBo(k,l)の各画素データb(k,l)
を入力端子aおよびbから入力し、シフトクロツ
クSCK1およびCK2が“H”レベルの時、入力端
子aから入力された画素データb(k,l)を出
力し、シフトクロツクSCK1およびSCK2が“L”
レベルの時、入力端子bから入力された画素デー
タb(k,l)を出力する。
また、141〜143はそれぞれ入力された画素
データを1クロツクCK遅延して出力するレジス
タ、151〜153は上述した演算手段であり、例
えば、以下に示す照合評価数を用いて端子aから
入力された検出ブロツクA(i,j)の全画素デ
ータと端子bから入力された中ブロツクBo(k,
l)内の検出ブロツクA(i,j)に対応する全
画素データとの差分データの絶対値の和、即ち、
評価データEを順次演算する。
E=ΣΣ|a(i,j)−b(k,l)| …… 例えば、演算手段151は、第1演算サイクル
において、検出ブロツク{a(0,0),a(2,
2)}と、中ブロツクBo(k,l)内の検出ブロ
ツクA(i,j)に対応する小ブロツク{b(0,
0),b(2,2)}との全画素データに対する評
価データを演算する。ここで、画素データa(0,
0)およびa(2,2)は、第29aにおける左
上および右下の画素データにそれぞれ対応し、画
素データb(0,0)およびb(2,2)は、第2
9図bの2重枠部分の左上および右下の画素デー
タにそれぞれ対応する。以下、これら2つの画素
データによつて各ブロツクを表現する。
さらに、第2図において、16は演算手段15
〜153から出力されるそれぞれの評価データE1
〜E3の中から最小の評価データEnioを検出すると
共に、この評価データEnioを持つ探索ブロツクB
(k,l)内の小ブロツクのアドレスADnio、即
ち、動ベクトルデータを検出する動ベクトルデー
タ検出手段である。
次に、第3図に動ベクトルデータ検出手段16
のブロツク図を示す。この図において、171
173はそれぞれ評価データE1〜E3が入力される
入力端子、18はクロツクCKが入力される入力
端子、19はクロツクCKを入力してタイミング
クロツクTS1〜TS4を発生するタイミングクロツ
ク発生手段、20はクロツクCKを計数するクロ
ツク計数回路である。
また、21は評価データE1〜E3から1つのデ
ータを選択して出力する選択手段であり、第4図
にそのブロツク図を示す。第4図において、22
は評価データE3をタイミングクロツクTS4の立ち
上がりに同期して1クロツクCK遅延させるレジ
スタ、23はセレクタであり、評価データE2
入力端子aから、レジスタ22の出力データR1
を入力端子bからそれぞれ入力し、タイミングク
ロツクTS2が“L”レベルの時、評価データE2
出力し、タイミングクロツクTS2が“H”レベル
の時、データR1を出力する。
さらに、24はセレクタ23の出力データをタ
イミングクロツクTS3の立ち上がりに同期して1
クロツクCK遅延させるレジスタ、25はセレク
タであり、評価データE1を入力端子aから、レ
ジスタ24の出力データR2を入力端子bからそ
れぞれ入力し、タイミングクロツクTS1が“L”
レベルの時、評価データE1を出力し、タイミン
グクロツクTS1が“H”レベルの時、データR2
出力する。
加えて、第3図において、26は比較手段、2
7は最小データレジスタ、28はアドレスレジス
タであり、比較手段26は、選択手段21から転
送されたデータS1と最小データレジスタ27に記
憶されているデータS2を比較し、データS1の値が
データS2の値より小さい時、検出パルスDPを出
力する。また、最小データレジスタ27は、検出
パルスDPに同期してデータS1を保持する。さら
に、アドレスレジスタ28は、検出パルスDPに
同期してクロツク計数回路20から出力される計
数データを保持する。
このような構成において、まず、説明を簡単に
するために、第1図において、演算モジユール4
が1つの場合、即ち、上述した式の場合につい
て説明する。今、M=3およびp=3であるか
ら、式より、N1=5となる。従つて、第29
図bに示す探索ブロツクB(k,l)内のブロツ
ク{b(0,0),b(4,4)}における動ベクト
ルデータを同図aに示す検出ブロツクA(i,j)
を用いて検出することになる。
以下、演算モジユール41の動作について第5
図〜第7図のタイミングチヤートおよび演算手順
に基づいて説明する。
まず、第1図において、入力端子1から入力さ
れた検出ブロツクA(i,j)の各画素データa
(i,j)は、クロツクCKに同期してa(0,
0)、a(0,1)、…の順序(第5図3参照)で
順次入力され、入力端子51を経て第2図の演算
手段151の端子aから入力される(第5図7参
照)。
一方、入力端子21から入力された中ブロツク
{b(0,0),b(4,2)}の各画素データb
(k,l)は、クロツクCKに同期してb(0,
0)、b(0,1)、…の順序(第5図4参照)で
順次入力され、入力端子61を経て演算手段151
の端子b並びにセレクタ131および132それぞ
れ端子aに入力される(第5図8参照)。
また、入力端子22から入力された中ブロツク
{b(0,3),b(4,4)}の各画素データb
(k,l)は、クロツクCKに同期してb(0,
3)、b(0,4)、…の順序(第5図5参照)で
順次入力され、入力端子71を経てセレクタ131
および132それぞれの端子bに入力される。
これにより、演算手段151において、第5図
6に示すクリアパルスCR1によつて前回の演算結
果がクリアされた後、検出ブロツクA(i,j)
の全画素データと小ブロツク{b(0,0),b
(2,2)}の全画素データとについて、式に基
づいて評価データE11が演算される(第6図参
照)。そして、この評価データE11が第5図10に
示すラツチパルスLT1によつて保持される(第5
図9参照)。
また、検出ブロツクA(i,j)の各画素デー
タa(i,j)は、レジスタ141において、それ
ぞれ1クロツクCK遅延されて検出ブロツクAd1
(i,j)の各画素データad1(i,j)となり、
演算手段152の端子aおよびレジスタ142に入
力される(第5図13参照)。
一方、セレクタ131において、第5図11に
示す、シフトクロツクSCK1が“H”レベルの時、
端子aから入力された中ブロツク{b(0,0),
b(4,2)}の各画素データb(k,l)が出力
され、シフトクロツクSCK2が“L”レベルの時、
端子bから入力された中ブロツク{(0,3),
(4,4)}の各画素データb(k,l)が出力さ
れる。これにより、演算手段152の端子bには
第5図14に示す探索ブロツクB(k,l)内の
小ブロツクBS1(k,l)の画素データb(k,
l)が入力される。
これにより、演算手段152において、第5図
12に示すクリアパルスCR2によつて前回の演算
結果がクリアされた後、検出ブロツクAd1(i,
j)の全画素データと小ブロツク{b(0,1),
b(2,3)}の全画素データとについて、式に
基づいて評価データE21が演算される(第6図参
照)。そして、この評価データE21が第5図16示
すラツチパルスLT2によつて保持される(第5図
15参照)。
また、検出ブロツクAd1(i,j)の各画素デ
ータad1(i,j)は、レジスタ142において、
それぞれ1クロツクCK遅延されて検出ブロツク
Ad2(i,j)の各画素データad2(i,j)とな
り、演算手段153の端子aおよびレジスタ143
に入力される(第5図19参照)。
一方、セレクタ132において、第5図17に
示すシフトクロツクSCK2が“H”レベルの時、
端子aから入力された中ブロツク{b(0,0),
b(4,2)の各画素データb(k,l)が出力さ
れ、シフトクロツクSCK2が“L”レベルの時、
端子bから入力された中ブロツク{b(0,3),
b(4,4)}の各画素データb(k,l)が出力
される。これにより、演算手段153の端子bに
は第5図20に示す探索ブロツクB(k,l)内
の小ブロツクBS2(k,l)の画素データb(k,
l)が入力される。
これにより、演算手段153において、第5図
18に示すクリアパルスCR3によつて前回の演算
結果がクリアされた後、検出ブロツクAd2(i,
j)の全画素データと小ブロツク{b(0,2),
b(2,4)}の全画素データとについて、式に
基づいて評価データE31が演算される(第6図参
照)。そして、この評価データE31が第5図22示
すラツチパルスLT3によつて保持される(第5図
21参照)。
また、検出ブロツクAd2(i,j)の各画素デ
ータad2(i,j)は、レジスタ143において、
それぞれ1クロツクCK遅延されて検出ブロツク
Ad3(i,j)の各画素データaa3(i,j)とな
り、出力端子9から出力される。
以上が第5図の第1演算サイクルにおける各演
算手段151〜153の動作の説明である。そし
て、これらの演算手段151〜153は、それぞれ
1演算サイクル毎に評価データE1〜E3を演算し
て、順次、動ベクトルデータ検出手段16に転送
する。そして、第3演算サイクルが終了すると、
第29図bのブロツク{b(0,0),b(4,
4)}についてすべての評価データE1〜E3が演算
される。
次に、動ベクトル検出手段16において、演算
手段151から転送された評価データE1はセレク
タ25の端子aに、演算手段152から転送され
た評価データE2はセレクタ23の端子aに、演
算手段153から転送された評価データE3はレジ
スタ22にそれぞれ入力される(第7図2〜4参
照)。
そして、評価データE3は、レジスタ22にお
いて、第7図5に示すタイミングクロツクTS4
立ち上がりに同期して1クロツク遅延された(第
7図6参照)後、出力データE′3としてセレクタ
23の端子bに入力される。セレクタ23におい
ては、第7図7に示すタイミングクロツクTS2
“L”レベルの時、端子aから入力された評価デ
ータE2が出力され、タイミングクロツクTS2
“H”レベルの時、端子bから入力されたレジス
タ22の出力データE′3が出力される。
次に、セレクタ23の出力データは、レジスタ
24において、第7図8に示すタイミングクロツ
クTS3の立ち上がりに同期して1クロツク遅延さ
れた(第7図9参照)後、出力データR2として
セレクタ25の端子bに入力される。セレクタ2
5においては、第7図10に示すタイミングクロ
ツクTS1が“L”レベルの時、端子aから入力さ
れた評価データE1が出力データS1として出力さ
れ、タイミングクロツクTS1が“H”レベルの
時、端子bから入力されたレジスタ25の出力デ
ータR2が出力データS1として選択手段21から
出力される(第7図11参照)。
次に、データS1は比較手段26および最小デー
タレジスタ27に入力され、まず、最初のデータ
S1、即ち、評価データE11が最小データレジスタ
27に保持される。そして、比較手段26におい
て、選択手段21から転送された次のデータS1
今の場合、評価データE′21と最小データレジスタ
27に記憶されている前のデータS2、今の場合、
評価データE11を比較し、新しい評価データE′21
の値が評価データE11の値より小さい時、比較手
段26は検出パルスDPを出力する。これにより、
最小データレジスタ27は、検出パルスDPに同
期して評価データE′21を保持する。また、アドレ
スレジスタ28は、検出パルスDPに同期してク
ロツク計数回路20から出力される計数データを
データS2を持つ小ブロツクのアドレスとして保持
する。以上の動作が3演算サイクル繰り返される
ことにより、ブロツク{b(0,0),a(4,
4)}内における最小の評価データEnioおよびそ
の評価データEnioを持つ小ブロツクのアドレス
ADnio、即ち、動ベクトルデータが正確に検出さ
れる。
以上、演算モジユール4が1つの場合について
説明したが、次に、第1図に示す演算モジユール
4が3つの場合について説明する。この場合の探
索ブロツクB(k,l)は、第29図bの全範囲
である。
また、演算モジユール41の入力端子61には中
ブロツクB1(k,l)内の各画素データb(k,
l)(k=0〜10、1=0〜2)が順次入力され、
演算モジユール41の入力端子71および演算モジ
ユール42の入力端子62にはそれぞれ中ブロツク
B2(k,l)内の各画素データb(k,l)(k=
0〜10、1=3〜5)が順次入力される。さら
に、演算モジユール42の入力端子72および演算
モジユール43の入力端子63には中ブロツクB3
(k,l)内の各画素データb(k,l)(k=0
〜10、1=6〜8)が順次入力され、演算モジユ
ール43の入力端子73には中ブロツクB4(k,l)
内の各画素データb(k,l)(k=0〜10、1=
9〜10)が順次入力される。
加えて、演算モジユール42の入力端子52
は、演算モジユール41内において3クロツクCK
分遅延され、出力端子91から出力される検出ブ
ロツクAd3′(i,j)の各画素データad3(i,j)
が入力される。
また、演算モジユール43の入力端子53には、
演算モジユール42内において3クロツクCK分遅
延され、出力端子92から出力される検出ブロツ
クAd6(i,j)の各画素データad6(i,j)が入
力される。
次に、以上のように各画素データを各演算モジ
ユール41〜43へ転送した場合の探索ブロツクB
(k,l)における動ベクトルデータを検出ブロ
ツクA(i,j)を用いて検出する動作について
説明する。
まず、第1図の入力端子1から入力された検出
ブロツクA(i,j)の各画素データa(i,j)
は、クロツクCK1に同期してa(0,0)、a(0,
1)、…の順序で順次入力され、入力端子51を経
て演算手段1511の端子aから入力される。
一方、入力端子21から入力された中ブロツク
B1(k,l)の各画素データb(k,l)は、ク
ロツクCK1に同期してb(0,0)、b(0,1)、
…の順序で順次入力され、入力端子61を経て演
算手段1511の端子bおよびセレクタ1311およ
び1312それぞれ端子aに入力される。
また、入力端子22から入力された中ブロツク
B2(k,l)の各画素データb(k,l)は、ク
ロツクCK1に同期してb(0,3)、b(0,4)、
…の順序で順次入力され、入力端子71を経てセ
レクタ1311および1312それぞれの端子bに入
力される。
これにより、演算手段1511において、クリア
パルスCR11によつて前回の演算結果がクリアさ
れた後、検出ブロツクA(i,j)の全画素デー
タと小ブロツク{b(0,0),b(2,2)}の全
画素データとについて、式に基づいて評価デー
タE111が演算される。そして、この評価データ
E111がラツチパルスLT11によつて保持される。
また、検出ブロツクA(i,j)の各画素デー
タa(i,j)は、レジスタ1411において、そ
れぞれ1クロツクCK遅延されて検出ブロツク
Ad1(i,j)の各画素データad1(i,j)とな
り、演算手段1512の端子aおよびレジスタ14
12に入力される。
一方、セレクタ1311において、シフトクロツ
クSCK11が“H”レベルの時、端子aから入力さ
れた中ブロツクB1(k,l)の各画素データb
(k,l)が出力され、シフトクロツクSCK12
“L”レベルの時、端子bから入力された中ブロ
ツクB2(k,l)の各画素データb(k,l)が
出力される。これにより、演算手段1512の端子
bには探索ブロツク内の小ブロツクBS11(k,
l)の画素データb(k,l)が入力される。
これにより、演算手段1512において、クリア
パルスCR12によつて前回の演算結果がクリアさ
れた後、検出ブロツクA(i,j)の各画素デー
タa(i,j)と小ブロツク{b(0,1),b
(2,3)}の全画素データとについて、式に基
づいて評価データE121が演算される。そして、こ
の評価データE121がラツチパルスLT2によつて保
持される。
また、検出ブロツクAd1(i,j)の各画素デ
ータad1(i,j)は、レジスタ1412において、
それぞれ1クロツクCK遅延されて検出ブロツク
Ad2(i,j)の各画素データad2(i,j)とな
り、演算手段1513の端子aおよびレジスタ14
13に入力される。
一方、セレクタ1312において、シフトクロツ
クSCK12が“H”レベルの時、端子aから入力さ
れた中ブロツクB1(k,l)の各画素データb
(k,l)が出力され、シフトクロツクSCK12
“L”レベルの時、端子bから入力された中ブロ
ツクB2(k,l)の各画素データb(k,l)が
出力される。これにより、演算手段1513の端子
bには探索ブロツク内の小ブロツクBS12(k,
l)の画素データb(k,l)が入力される。
これにより、演算手段1513において、クリア
パルスCR13によつて前回の演算結果がクリアさ
れた後、検出ブロツクA(i,j)の各画素デー
タa(i,j)と小ブロツク{b(0,2),b
(2,4)}の全画素データとについて、式に基
づいて評価データE131が演算される。そして、こ
の評価データE131がラツチパルスLT3によつて保
持される。
また、検出ブロツクAd2(i,j)の各画素デ
ータad2(i,j)は、レジスタ1413において、
それぞれ1クロツクCK遅延されて検出ブロツク
Ad(i,j)の各画素データad3(i,j)とな
り、出力端子91から出力される。
さらに、演算モジユール312においては、入
力端子52から入力される検出ブロツクAd3(i,
j)の各画素データad3(i,j)、入力端子62
ら入力される中ブロツクB2(k,l)の各画素デ
ータb(k,l)、入力端子72から入力される中
ブロツクB3(k,l)の各画素データb(k,l)
について評価データE211〜E231が求められると共
に、出力端子92からこの演算モジユール312
のレジスタ1421〜1423において3クロツク
CK遅延された検出ブロツクAd6(i,j)の各画
素データad6(i,j)が出力される。
加えて、演算モジユール313においては、入
力端子53から入力される検出ブロツクAd6(i,
j)の各画素データad6(i,j)、入力端子63
ら入力される中ブロツクB3(k,l)の各画素デ
ータb(k,l)、入力端子73から入力される中
ブロツクB4(k,l)の各画素データb(k,l)
について評価データE311〜E331が求められる。
以上が第8図の第1演算サイクルにおける各演
算モジユール41〜43の評価データE111〜E131
E211〜E231およびE311〜E331を求める動作の説明
である。
次に、動ベクトル検出手段161〜163におい
て、演算手段151、1521および1531から転送
された評価データE111、E211およびE311はそれぞ
れセレクタ251〜253の端子aに、演算手段1
12、1522および1532から転送された評価デ
ータE121、E221およびE321はそれぞれセレクタ2
1〜233の端子aに、演算手段1531、1523
および1533から転送された評価データE131
E231およびE331はそれぞれレジスタ221〜223
にそれぞれ入力される。
そして、評価データE131、E231およびE331は、
レジスタ221〜223において、タイミングクロ
ツクTS41、TS42およびTS43の立ち上がりに同期
して1クロツクCK遅延された後、出力データ
E′131、E′231およびE′331としてセレクタ231〜2
3の端子bに入力される。セレクタ231〜23
においては、タイミングクロツクTS21、TS22
よびTS23が“L”レベルの時、評価データE121
E221およびE321がそれぞれ出力され、タイミング
クロツクTS21、TS22およびTS23が“H”レベル
の時、データE′131、E′231およびE′331がそれぞれ
出力される。
次に、セレクタ231〜233の出力データは、
レジスタ241〜243において、タイミングクロ
ツクTS31、TS32およびTS33の立ち上がりに同期
して1クロツクCK遅延された後、出力データ
R21、R22およびR23としてセレクタ251〜253
の端子bにそれぞれ入力される。セレクタ251
〜253においては、タイミングクロツクTS11
TS12およびTS13が“L”レベルの時、評価デー
タE111、E211およびE311が出力データS11、S12
よびS13としてそれぞれ出力され、タイミングク
ロツクTS11、TS12およびTS23が“H”レベルの
時、データR21、R22およびR23が出力データS11
S12およびS13として選択手段211〜213からそ
れぞれ出力される。
次に、データS11、S12およびS13は比較手段2
1〜263および最小データレジスタ271〜2
3にそれぞれ入力され、まず、最初のデータ、
即ち、評価データE111、E211およびE311が最小デ
ータレジスタ271〜273にそれぞれ保持され
る。
そして、比較手段261〜263において、選択
手段211〜213から転送された次のデータ、今
の場合、評価データE′121、E′221およびE′321と、
最小データレジスタ271〜273に記憶されてい
る前のデータS21〜S22およびS23、今の場合、評
価データE111、E211およびE311とを比較し、新し
い評価データE′121、E′221およびE′321の値が評価
データE111、E211およびE311の値より小さい時、
比較手段261〜263は検出パルスDP1〜DP3
それぞれ出力する。
これにより、最小データレジスタ271〜273
は、検出パルスDP1〜DP3に同期して評価データ
E′121、E′221およびE′321をそれぞれ保持する。ま
た、アドレスレジスタ281〜283は、検出パル
スDP1〜DP3に同期してクロツク計数回路201
〜203からそれぞれ出力される計数データをデ
ータS21、S22およびS23を持つ小ブロツクのアド
レスとして保持する。
即ち、第8図の第1演算サイクル(クロツクタ
イミングt=0〜8)においては、演算モジユー
ル41において、ブロツク{b(0,0),b(2,
4)}内の評価データEnioおよび評価データEnio
持つ小ブロツクのアドレスADnioが演算され、演
算モジユール42において、ブロツク{b(0,
3),b(2,7)}内の評価データEnioおよび評
価データEnioを持つ小ブロツクのアドレスADnio
が演算され、演算モジユール43において、ブロ
ツク{b(0,6),b(2,10)}内の評価データ
Enioおよび評価データEnioを持つ小ブロツクのア
ドレスADnioが演算される。そして、これらの演
算が終了するまでには、クロツクタイミングt=
0〜16の合計17クロツクを要する。
次に、第2演算サイクル(クロツクタイミング
t=9〜17)においては、探索ブロツクB(k,
1)内の画素データb(k,l)の行数kの値が
第1演算サイクルの場合より1だけ大きくした領
域について上述と同様な演算が行われる。
以下、上述した演算が探索ブロツクB(k,l)
内の全範囲に亙つて行われるが、この演算に要す
る時間は、次のように求められる。
まず、1つの演算手段15に検出ブロツクA
(i,j)内の各画素データa(i,j)および小
ブロツク内の各画素データb(k,l)をそれぞ
れシフトするのに要する時間は、1画素当たり1
クロツクのシフト時間であり、全画素数が(M×
M)であるので、M2クロツクである。
また、検出ブロツクA(i,j)を探索ブロツ
クB(k,l)内を上下および左右にシフトさせ
るのに要する回数は、(N−M+1)2であるが、
1つの演算モジユール4当たりp個の演算手段1
5があり、演算モジユール4がm個あるので、実
際の回数は、{(N−M+1)2/(m×p)}とな
る。
さらに、1つの演算モジユール4内において
は、各演算手段15が1クロツクずつ遅延して演
算しているので、この装置から最終的に動ベクト
ルデータが出力されるには、(m×p−1)だけ
時間を要する。
従つて、全演算に要する時間Taは次式に示す
ようになる。
Ta=M2×(N−M+1)2/m×p+m×p−1……
ここで、式に式および式を代入すると、
次式になる。
Ta=M2×(m×p)+m×p−1 …… 従つて、第1図に示す装置の場合、M=m=p
=3であるので、式より、第29図bの探索ブ
ロツク全範囲において動ベクトルデータの演算が
終了するのに要する時間は、89クロツクとなる。
以上の演算が行われることにより、演算モジユ
ール41〜43からそれぞれ評価データEnio1〜Enio3
およびこれらの評価データEnio1〜Enio3を持つ探
索ブロツクB(k,l)内の小ブロツクのアドレ
ス、即ち、動ベクトルデータが出力される。
従つて、図示せぬ外部の演算装置において、こ
れらの動ベクトルデータから最小データおよびこ
の最小データを持つ小ブロツクのアドレスとを求
めることにより、探索ブロツクB(k,l)内に
おける正確な動ベクトルが検出される。
ところが、上述した第1発明の一実施例におい
ては、外部の演算装置がなければ最終的な動ベク
トルデータを検出できない。そこで、次に、最終
的な動ベクトルデータまで求める動ベクトル検出
装置の第2発明の一実施例に説明する。
まず、第2発明の一実施例について説明する前
に、基本的な考え方について説明する。まず、演
算モジユールの基本的な構成および動作は第1発
明と同様であり、また、第1図と同様に、複数の
演算モジユールを縦続接続し、探索ブロツクB
(k,j)を各演算モジユールに割り当ててそれ
ぞれの評価データEを演算させることも同様であ
る。そして、これら複数の演算モジユールの内、
検出ブロツクA(i,j)の各画素データa(i,
j)が最初に入力される演算モジユールをメイン
演算モジユール(第1図の例においては演算モジ
ユール41)、その他をサブ演算モジユールとす
る。
このような構成において、まず、メイン演算モ
ジユールおよび各サブ演算モジユールは、割り当
てられた領域における全評価データEを演算す
る。次に、縦続接続された末端のサブ演算モジユ
ールは、各評価データEを前段のサブ演算モジユ
ールに転送し、さらに、そのサブ演算モジユール
は末端の演算モジユールから転送された各評価デ
ータEと内部で演算された各評価データEとを前
段の演算モジユールに順次転送する。これによ
り、メイン演算モジユールには探索ブロツクB
(k,j)内のすべての評価データEが転送され
る。そして、メイン演算モジユールは、これらの
評価データEおよび内部で演算された各評価デー
タEから最小データEnioを検出すると共に、その
最小データを持つ小ブロツクのアドレスADnio
検出してそれを探索ブロツクB(k,l)内の最
終的な動ベクトルデータとする。これにより、第
1発明の一実施例において外部の演算装置にゆだ
ねていた演算処理が不要になる。
尚、上述した演算を各演算モジユール4が時間
的に効率よく行うためには、各演算モジユールに
おける演算処理およびメイン演算モジユールにお
ける動ベクトル検出処理それぞれのタイミングを
考慮する必要がある。ここで、第1発明の一実施
例に示した検出ブロツクA(i,j)の画素数M
=3、探索ブロツクB(k,l)の画素数N=11、
演算モジユールの数m=3、演算モジユール内の
演算手段の数p=3の場合を例にとつて説明す
る。この場合には、第8図からわかるように、第
1図の動ベクトル検出装置が演算を開始してから
検出ブロツクA(i,j)の各画素データa(i,
j)が縦続接続された末端の演算モジユール43
の演算手段1533に転送されるまでには、各演算
モジユール内4のレジスタ14の数(この数は演
算手段の数pと同数である)に演算モジユール4
の数mをかけたものから1を引いた分だけ、即
ち、(m×p−1)クロツクだけかかる。また、
この最も遅く転送された検出ブロツクA(i,j)
の各画素データa(i,j)を用いて演算された
評価データEが演算モジユール43から演算モジ
ユール42を経てメイン演算モジユール41内の動
ベクトル検出手段16に転送されるには、上述の
場合と同様、(m×p−1)クロツクだけかかる。
そして、最小データEnioが検出されるのにさらに
2クロツクかかる。従つて、演算が開始されてか
らこの装置内において演算されたm×p個の全評
価データEの中から最小データEnioが検出される
までのサイクル(以下、比較サイクルという)
Tcは次式で表される。
Tc=2×(m×p−1)+2=2×m×p
…… 一方、1つの演算手段15において1つの評価
データEが演算されるサイクル、即ち、演算サイ
クルは、上述したように、M2クロツクである。
従つて、比較サイクルと演算サイクルとの差の時
間(以下、待機時間Tbという)、即ち、次式で表
される時間だけ各演算モジユール4の演算処理を
待機させる必要がある。
Tb=2×m×p−M2 …… 例えば、第1図の場合、M=m=p=3である
ので、式より、Tb=9クロツクである。とこ
ろで、画素数M、演算モジユールの数mおよび演
算手段の数pの組み合わせにより、式が負にな
る、即ち、比較サイクルより演算サイクルの方が
長い場合もある。
そこで、画素数M、演算モジユールの数mおよ
び演算手段の数pの組み合わせおよび式によつ
て決定される待機時間Tbに応じた情報を各演算
モジユールに転送し、この情報に基づき、各演算
モジユールが評価データEの演算を行い、メイン
演算モジユールがそれらの評価データEから最小
データEnioを求めることにより、時間的に効率よ
く動ベクトルデータを検出することができる。
以下、図面を参照して第2発明の一実施例につ
いて説明する。尚、検出ブロツクA(i,j)お
よび探索ブロツクB(k,l)は、第1発明の場
合と同様、第29図aおよびbとする。第9図は
第2発明の一実施例による動ベクトル検出装置の
構成を示すブロツク図であり、この図において、
第1図の各部に対応する部分には同一の符号に付
け、その説明を省略する。
第9図において、29および30はそれぞれ演
算待機パルスCWおよび比較待機パルスCNが入
力される入力端子である。尚、演算待機パルス
CWおよび比較待機パルスCNは、式が正の場
合、即ち、比較サイクルが長い場合には、演算待
機パルスCKとして式の計算結果(今の場合、
9)に応じたパルスとし、比較待機パルスCNは
0に応じたパルスとする。また、例えば、M=m
=p=3、N=11の場合は、式の計算結果は0
である、即ち、演算サイクルと比較サイクルが同
じ時間であるので、どちらも待機する必要がな
く、演算待機パルスCWおよび比較待機パルス
CNは共に0に応じたパルスとする。さらに、M
=p=5、m=2、N=15の場合は、式の計算
結果は−5である、即ち、演算サイクルの方が長
いので、演算待機パルスCWは0に応じたパルス
とし、比較待機パルスCNは5に応じたパルスと
する。
また、311〜313はそれぞれ演算モジユール
であり、第10図にそのブロツク図を示す。この
図において、第2図の各部に対応する部分には同
一の符号を付け、その説明を省略する。第10図
において、32および33はそれぞれ上述した待
機時間Tbに応じた演算待機パルスCWおよび比
較待機パルスCNが入力される入力端子、34は
演算クロツク発生手段であり、演算待機パルス
CWおよび比較待機パルスCNを入力してこれら
のパルスに応じたクロツクCKPおよびCKCを出
力する。第11図に演算クロツク発生手段34の
ブロツク図を示す。この図において、35はクロ
ツクCKを計数する計数回路、361および362
は計数回路35の計数値がそれぞれ演算待機パル
スCWおよび比較待機パルスCNによつて規定さ
れた所定の計数値に到達した時にゲートパルスを
出力するゲートパルス発生回路、371および3
2はそれぞれゲートパルスを反転して演算許可
パルスCG1および比較許可パルスCG2を出力する
反転回路、381はクロツクCKと演算許可パルス
CG1の論理和を行い、クロツクCKPを出力する論
理和回路、382はクロツクCKと比較許可パルス
CG2との論理和を行い、クロツクCKCを出力する
論理和回路である。
さらに、第10図において、39は動ベクトル
検出手段、40は後段の演算モジユール31から
転送された評価データEo+1が入力される入力端
子、41は動ベクトル検出手段39から出力され
る評価データEoが出力される出力端子である。
第12図に動ベクトル検出手段39のブロツク図
を示す。この図において、第3図の各部に対応す
る部分には同一の符号を付け、その説明を省略す
る。第12図において、42はタイミングクロツ
ク発生手段であり、第3図のタイミングクロツク
発生手段19と異なる点は、タイミングクロツク
TS4に代えて、タイミングクロツクTS′4および
TS5を出力する点である。尚、タイミングクロツ
クTS′4およびTS5については後述する。
また、43は選択手段であり、第13図にその
ブロツク図を示す。この図において、第4図の各
部に対応する部分には同一の符号を付け、その説
明を省略する。第13図において、44はセレク
タであり、評価データE3を入力端子aから、前
段の演算モジユールから転送された評価データ
Eo+1を入力端子bからそれぞれ入力し、タイミン
グクロツクTS5が“L”レベルの時、評価データ
E3を出力し、タイミングクロツクTS5が“H”レ
ベルの時、評価データEo+1を出力する。
このような構成において、まず、第9図のクロ
ツク発生手段3においてクロツクCK1〜CK3を発
生してそれぞれ入力端子81〜83から入力すると
共に、入力端子29から値9に応じた演算待機パ
ルスCKを入力し、入力端子30から値0に応じ
た比較待機パルスCNを入力する。これにより、
演算待機パルスCWは、各演算モジユール311
〜313の入力端子321〜322から入力され、
比較待機パルスCNは、各演算モジユール311
313の入力端子331〜333から入力され、そ
れぞれ演算クロツク発生手段34内のゲートパル
ス回路361および362に入力される。これによ
り、ゲートパルス発生回路361には値9が設定
され、ゲートパルス発生回路362には値0が設
定される。
ここで、演算クロツク発生手段34の動作につ
いて説明する。第14図1に示すように、所定期
間T0、発生を停止されたクロツクCKがこの演算
クロツク発生手段34に入力されると、計数回路
35においてクロツクCK計数され、その計数値
が演算待機パルスCWによつて規定された計数値
9に到達した時に、ゲートパルス発生回路361
からゲートパルスが発生される。そして、このゲ
ートパルスは、反転回路371において反転され、
第14図2に示すように、時間T3“H”レベルで
あり、時間T2“L”レベルである演算許可パルス
CG1となり、論理回路381に入力される。次に、
論理回路81において、演算許可パルスCG1およ
びクロツクCKとの論理和がとられ、第14図3
に示すクロツクCKPが出力される。
一方、比較待機パルスCNは値0に応じたパル
スであるので、ゲートパルス発生回路362から
はゲートパルスが発生されない。従つて、論理回
路382からはクロツクCKがクロツクCKCとし
てそのまま出力される。
次に、以上説明したクロツクCKPおよびCKC
が用いられて動ベクトルデータが検出される動作
について第15図〜第17図のタイミングチヤー
トおよび演算手順に基づいて説明する。
まず、第9図の入力端子1から入力された検出
ブロツクA(i,j)の各画素データa(i,j)
は、クロツクCK1に同期してa(0,0)、a(0,
1)、…の順序で順次入力され、入力端子51を経
て演算手段1511の端子aから入力される。
一方、入力端子21から入力された中ブロツク
B1(k,l)の各画素データb(k,l)は、ク
ロツクCK1に同期してB(0,0)、b(0,1)、
…の順序で順次入力され、入力端子61を経て演
算手段1511の端子bおよびセレクタ1311およ
び1312それぞれの端子aに入力される。
また、入力端子22から入力された中ブロツク
B2(k,l)の各画素データb(k,l)は、ク
ロツクCK1に同期してb(0,3)、b(0,4)、
…の順序で順次入力され、入力端子71を経てセ
レクタ1311および1312それぞれの端子bに入
力される。
これにより、演算手段1511において、クリア
パルスCR11によつて前回の演算結果がクリアさ
れた後、検出ブロツクA(i,j)の全画素デー
タと小ブロツク{b(0,0),b(2,2)}の全
画素データとについて、式に基づいて評価デー
タE111が演算される。そして、この評価データ
E111がラツチパルスLT11によつて保持される
(第15図2参照)。
また、検出ブロツクA(i,j)の各画素デー
タa(i,j)は、レジスタ1411において、そ
れぞれ1クロツクCK遅延されて検出ブロツク
Ad1(i,j)の各画素データad1(i,j)とな
り、演算手段1512の端子aおよびレジスタ14
12に入力される。
一方、セレクタ1311において、シフトクロツ
クSCK11が“H”レベルの時、端子aから入力さ
れた中ブロツクB1(k,l)の各画素データb
(k,l)が出力され、シフトクロツクSCK12
“L”レベルの時、端子bから入力された中ブロ
ツクB2(k,l)の各画素データb(k,l)が
出力される。これにより、演算手段1512の端子
bには探索ブロツク内の小ブロツクBS11(k,
l)の画素データb(k,l)が入力される。
これにより、演算手段1512において、クリア
パルスCR12によつて前回の演算結果がクリアさ
れた後、検出ブロツクA(i,j)の各画素デー
タa(i,j)と小ブロツク{b(0,1),b
(2,3)}の全画素データとについて、式に基
づいて評価データE121が演算される。そして、こ
の評価データE121がラツチパルスLT2によつて保
持される(第15図3参照)。
また、検出ブロツクAd1(i,j)の各画素デ
ータad1(i,j)は、レジスタ1412において、
それぞれ1クロツクCK遅延されて検出ブロツク
Ad2(i,j)の各画素データad2(i,j)とな
り、演算手段1513の端子aおよびレジスタ14
13に入力される。
一方、セレクタ1312において、シフトクロツ
クSCK12が“H”レベルの時、端子aから入力さ
れた中ブロツクB1(k,l)の各画素データb
(k,l)が出力され、シフトクロツクSCK12
“L”レベルの時、端子bから入力された中ブロ
ツクB2(k,l)の各画素データb(k,l)が
出力される。これにより、演算手段1513の端子
bには探索ブロツク内の小ブロツクBS12(k,
l)の画素データb(k,l)が入力される。
これにより、演算手段1513において、クリア
パルスCR13によつて前回の演算結果がクリアさ
れた後、検出ブロツクA(i,j)の各画素デー
タa(i,j)と小ブロツク{b(0,2),b
(2,4)}の全画素データとについて、式に基
づいて評価データE131が演算される。そして、こ
の評価データE131がラツチパルスLT3によつて保
持される(第15図4参照)。
また検出ブロツクAd2(i,j)の各画素デー
タad2(i,j)は、レジスタ1413において、そ
れぞれ1クロツクCK遅延されて検出ブロツク
Ad3(i,j)の各画素データad3(i,j)とな
り、出力端子91から出力される。
さらに、演算モジユール312においては、入
力端子52から入力される検出ブロツクAd3(i,
j)の各画素データad3(i,j)、入力端子62
ら入力される中ブロツクB2(k,l)の各画素デ
ータb(k,l)、入力端子72から入力される中
ブロツクB3(k,l)の各画素データb(k,l)
について評価データE211〜E231が求められる(第
15図5〜7参照)と共に、出力端子92からこ
の演算モジユール312内のレジスタ1421〜1
23において3クロツクCK遅延された検出ブロ
ツクAd6(i,j)の各画素データad6(i,j)が
出力される。
加えて、演算モジユール313においては、入
力端子53から入力される検出ブロツクAd6(i,
j)の各画素データad6(i,j)、入力端子63
ら入力される中ブロツクB3(k,l)の各画素デ
ータb(k,l)、入力端子73から入力される中
ブロツクB4(k,l)の各画素データb(k,l)
について評価データE311〜E331が求められる(第
15図8〜10参照)。以上が第15図および第
16図の第1演算サイクルにおける各演算モジユ
ール311〜313の動作の説明である。
次に、演算モジユール313内の動ベクトル検
出手段393において、演算手段1531から転送
された評価データE311はセレクタ253の端子a
に、演算手段1532から転送された評価データ
E321はセレクタ233の端子aに、演算手段1533
から転送された評価データE331はセレクタ443
の端子aにそれぞれ入力される。
そして、評価データE331は、セレクタ443
おいて、タイミングクロツクTS53が“L”レベ
ルの時、出力される。次に、セレクタ443の出
力データは、レジスタ223において、タイミン
グクロツクTS′43の立ち上がりに同期して1クロ
ツクCK遅延された後、出力データR13としてセ
レクタ233の端子bに入力される。セレクタ2
3においては、タイミングクロツクTS23
“L”レベルの時、評価データE321が出力され、
タイミングクロツクTS23が“H”レベルの時、
データR13が出力される。
次に、セレクタ233の出力データS23は、レジ
スタ243において、タイミングクロツクTS33
立ち上がりに同期して1クロツク遅延された後、
出力データR23としてセレクタ253の端子bに入
力される。セレクタ253においては、タイミン
グクロツクTS31が“L”レベルの時、評価デー
タE311が出力データS13(E3o)として出力され、
タイミングクロツクTS13が“H”レベルの時、
データR23が出力データS13(E3oとして選択手段4
1から出力される。
次に、演算モジユール312内の動ベクトル検
出手段392において、演算手段1521から転送
された評価データE211はセレクタ252の端子a
に、演算手段1522から転送された評価データ
E221はセレクタ232の端子aに、演算手段1523
から転送された評価データE231はセレクタ442
の端子aに、演算モジユール312から転送され
た評価データE3oはセレクタ442の端子bにそれ
ぞれ入力される。
そして、タイミングクロツクTS52が“L”レ
ベルの時、評価データE231が出力され、タイミン
グクロツクTS52が“H”レベルの時、評価デー
タE3oが出力される。次に、セレクタ442の出力
データは、レジスタ222において、タイミング
クロツクTS′42の立ち上がりに同期して1クロツ
ク遅延された後、出力データR12としてセレクタ
232の端子bに入力される。セレクタ232にお
いては、タイミングクロツクTS22が“L”レベ
ルの時、評価データE221が出力され、タイミング
クロツクTS22が“H”レベルの時、データR12
出力される。
次に、セレクタ232の出力データは、レジス
タ242において、タイミングクロツクTS32の立
ち上がりに同期して1クロツク遅延された後、出
力データR22としてセレクタ252の端子bに入力
される。セレクタ252においては、タイミング
クロツクTS12が“L”レベルの時、評価データ
E211が出力データS12(E2o)として出力され、タ
イミングクロツクTS12が“H”レベルの時、デ
ータR22が出力データS12(Eo)として選択手段4
2から出力される。
さらに、演算モジユール311内の動ベクトル
検出手段391において、演算手段1511から転
送された評価データE111はセレクタ251の端子
aに、演算手段1512から転送された評価データ
E121はセレクタ231の端子aに、演算手段1513
から転送された評価データE131はセレクタ441
の端子aに、演算モジユール312から転送され
た評価データEoはセレクタ441の端子bにそれ
ぞれ入力される(第16図2〜5参照)。
そして、第16図6に示すタイミングクロツク
TS51が“L”レベルの時、評価データE131が出
力され、タイミングクロツクTS52が“H”レベ
ルの時、評価データE2oが出力される(第16図
7参照)。次に、セレクタ441の出力データは、
レジスタ221において、第16図8に示すタイ
ミングクロツクTS′42の立ち上がりに同期して1
クロツクCK遅延された後、出力データR11とし
てセレクタ231の端子bに入力される(第16
図9参照)。セレクタ231においては、第16図
10示すタイミングクロツクTS21が“L”レベ
ルの時、評価データE121が出力され、タイミング
クロツクTS21が“H”レベルの時、データR11
出力される(第16図11参照)。
次に、セレクタ231の出力データは、レジス
タ241において、第16図12に示すタイミン
グクロツクTS31の立ち上がりに同期して1クロ
ツクCK遅延された後、出力データR21としてセ
レクタ251の端子bに入力される(第16図1
3参照)。セレクタ251においては、第16図1
4に示すタイミングクロツクTS11が“L”レベ
ルの時、評価データE111が出力データS11として
出力され、タイミングクロツクTS11が“H”レ
ベルの時、データR21が出力データS11として選択
手段431から出力される(第16図15参照)。
次に、データS11は比較手段261および最小デ
ータレジスタ271に入力され、まず、最初のデ
ータS11、即ち、評価データE111が最小データレ
ジスタ271に保持される。そして、比較手段2
1において、選択手段431から転送された次の
データS11、今の場合、評価データE′121と、最小
データレジスタ271に記憶されている前のデー
タS21、今の場合、評価データE111とを比較し、
新しい評価データE′121の値が評価データE111の値
より小さい時、比較手段261は検出パルスDPを
出力する。これにより、最小データレジスタ27
は、検出パルスDPに同期して評価データE′121
保持する。また、アドレスレジスタ281は、検
出パルスDPに同期してクロツク計数回路201
ら出力される計数データをデータS21を持つ小ブ
ロツクのアドレスとして保持する。
以上が第15図1の第1比較サイクルにおける
各演算モジユール311〜313の動作の説明であ
る。尚、この比較サイクル中は、上述したよう
に、各演算モジユール311〜313の演算クロツ
ク発生手段341〜343からクロツクCKPが出力
されないので、演算動作はされない。
第15図に示すように、上述した演算サイクル
と比較サイクルとがそれぞれ9回繰り返されるこ
とにより、検索ブロツクB(k,l)内における
最小の評価データEnioおよびその評価データEnio
を持つ小ブロツクのアドレスADnio、即ち、正確
な動ベクトルデータが検出される。第17図に上
述した演算手順を示す。
また、上述した第1の実施例は、第18図に示
すように、M=m=p=3およびN=11の場合
に、探索ブロツクB(k,l)を3つの演算モジ
ユールm1〜m3に割り当てて動ベクトルデータを
検出している。
次に、第19図に示す(11×11)の画素からな
る探系ブロツクB(k,l)について、(4×4)
の画素からなる検出ブロツクA(i,j)により、
4個の演算手段を持つ演算モジユール2個により
構成された動ベクトル検出装置を用いて動ベクト
ルデータを検出する場合について説明する。この
場合には、M=p=4、m=2およびN=11であ
るので、式の計算結果は0である、即ち、演算
サイクルと比較サイクルが同じ時間であるので、
どちらも待機する必要がなく、演算待機パルス
CWおよび比較待機パルスCNは共に0に応じた
パルスとする。この場合のタイミングチヤートを
第20図に、演算手順を第21図に示す。
さらに、第22図に示す(15×15)の画素から
なる探素ブロツクB(k,l)について、(5×
5)の画素からなる検出ブロツクA(i,j)に
より、5個の演算手段を持つ演算モジユール2個
により構成された動ベクトル検出装置を用いて動
ベクトルデータを検出する場合について説明す
る。この場合には、M=p=5、m=2、N=15
であるので、式の計算結果は−5である、即
ち、演算サイクルの方が長いので、演算待機パル
スCWは0に応じたパルスとし、比較待機パルス
CNは5に応じたパルスとする。この場合のタイ
ミングチヤートを第23図に示す。尚、第23図
は時間的に連続したものを上下2つに別けて示し
たものである。
ところで、上述した第1発明の一実施例および
第2発明の一実施例において、クロツクCK1
CK3は、共に、クロツク発生手段3において発生
させていた。しかし、上述したように、各演算モ
ジユール42および43並びに312および313
おいては、前段の演算モジユール41および42
びに311および312それぞれの出力端子91
よび92から出力される検出ブロツクA(i,j)
の各画素データa(i,j)が入力端子52および
3に入力されるまで演算が開始されないので、
クロツク発生手段3から出力されるクロツクCK2
およびCK3は、演算モジユール42および43並び
に312および313の入力端子52および53に検
出ブロツクA(i,j)の各画素データa(i,
j)が入力されるまでその発生を停止させなけれ
ばならなかつた。
そこで、次に、単一のクロツクを各演算モジユ
ールに入力ことにより、各演算モジユール内部に
おいてクロツクCK1〜CK3を発生させることがで
きる動ベクトル検出装置の第3発明の一実施例に
ついて説明する。
第24図は第3発明の一実施例による動ベクト
ル検出装置の構成を示すブロツク図であり、この
図において、第9図の各部に対応する部分には同
一の符号を付け、その説明を省略する。第24図
において、45は単一のクロツクCK0を発生する
クロツク発生手段、461〜463はそれぞれ演算
モジユールであり、第25図にそのブロツク図を
示す。第25図において、第10図の各部に対応
する部分には同一の符号を付け、その説明を省略
する。第25図において、47はクロツクCKの
発生開始時間に応じたクロツク開始パルスLが入
力される入力端子、48は入力端子47から入力
されたクロツク開始パルスLを入力してクロツク
CKを出力する待機回路であり、第26図にその
ブロツク図を示す。第26図において、49はク
ロツクCK0を計数する計数回路、50は計数回路
49の計数値がクロツク開始パルスLによつて規
定された所定の計数値に到達した時にゲートパル
スGPを出力するゲートパルス発生手段回路、5
1はクロツクCK0とクロツク開始パルスLとの論
理和を行い、クロツクCKを出力する論理和回路
である。
このような構成において、各演算モジユール4
1〜463の基本的な動作は第2発明の一実施例
と同様であるので省略し、本発明の特徴である待
機回路48の動作について説明する。
まず、第27図1に示すクロツクCK0がクロツ
ク発生手段45において発生されると、第25図
の入力端子8から入力される。次に、計数回路4
9においてクロツクCK0が計数され、その計数値
がクロツク開始パルスLによつて規定された計数
値に到達した時に、ゲートパルス発生回路50か
ら第27図2に示すゲートパルスGPが発生され
る。そして、このゲートパルスGPは、論理和回
路50に入力される。次に、論理和回路50にお
いて、クロツク開始パルスLおよびクロツクCK0
との論理和がとられ、論理和回路51から第27
図3に示すクロツクCKが出力される。第27図
2において、時間T0が待機時間である。演算モ
ジユール461の場合はT0=0、演算モジユール
462の場合はレジスタ14の数、今の場合、3
クロツク分、即ち、T0=3である。以下、後段
の演算モジユールについても同様である。尚、レ
ジスタ14の数は上述したように演算手段15の
数pと同数である。従つて、末端の演算モジユー
ル46の時間T0は、演算モジユール46の数m
より1ひいた数に、レジスタ14の数pをかけれ
ばよい。
即ち、演算モジユールが増えるに従い、各演算
モジユールにおいて、p、2p、…、(m−1)×
pクロツクだけクロツクCKの発生を遅らせれば
よい。従つて、各演算モジユール46の入力端子
47に入力されるクロツク開始パルスLは、p、
2p、…、(m−1)×pに応じた値とする。
また、全演算時間は、式より与えられるの
で、第27図2に示すクロツク発生時間T1は、
式から(m−1)×pを引いた時間となる。即
ち、時間T1は、次式で表される。
T1=M2×(m×p) …… 「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、正確な
動ベクトルを検出できるという効果がある。ま
た、同一構成の演算モジユールを複数縦続接続す
るだけで、探索ブロツクを任意に拡張することが
できるという効果がある。
さらに、第2発明および第3発明によれば、外
部の演算装置を用いることなく、動ベクトルデー
タを検出することができるという効果がある。
加えて、第4発明によれば、単一のクロツクを
入力するだけで探索ブロツク内の全領域について
動ベクトルデータを検出することができるので、
クロツク発生手段を簡単な構成にすることができ
るという効果がある。
従つて、この動ベクトル検出装置をテレビ電話
およびテレビ会議のシステムに用いれば、それら
の再生画像の画質を飛躍的に向上させることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の一実施例による動ベクトル
検出装置の構成を示すブロツク図、第2図は演算
モジユール4の構成を示すブロツク図、第3図は
動ベクトルデータ検出手段16の構成を示すブロ
ツク図、第4図は選択手段21の構成を示すブロ
ツク図、第5図は第1図において演算モジユール
4が1つの場合の動作を説明するためのタイミン
グチヤート、第6図は第1図において演算モジユ
ール4が1つの場合の演算手順を説明するための
図、第7図は選択手段21の動作を説明するため
のタイミングチヤート、第8図は第1図の動ベク
トル検出装置の演算手順を説明するための図、第
9図は第2発明の一実施例による動ベクトル検出
装置の構成を示すブロツク図、第10図は演算モ
ジユール31の構成を示すブロツク図、第11図
は演算クロツク発生手段34の構成を示すブロツ
ク図、第12図は動ベクトルデータ検出手段39
の構成を示すブロツク図、第13図は選択手段4
3の構成を示すブロツク図、第14図は演算クロ
ツク発生手段34の動作を説明するためのタイミ
ングチヤート、第15図は第9図の動ベクトル検
出装置の演算手順を説明するための図、第16図
は選択手段43の動作を説明するためのタイミン
グチヤート、第17図および第18図は共に第9
図の動ベクトル検出装置の演算手順を説明するた
めの図、第19図〜第21図は共に(11×11)の
画素からなる探索ブロツクB(k,l)について、
(4×4)の画素からなる検出ブロツクA(i,
j)により、4個の演算手段を持つ演算モジユー
ル2個により構成された動ベクトル検出装置を用
いて動ベクトルデータを検出する場合の演算手順
を説明するための図、第22図および第23図は
共に(15×15)の画素からなる探索ブロツクB
(k,l)について、(5×5)の画素からなる検
出ブロツクA(i,j)により、5個の演算手段
を持つ演算モジユール2個により構成された動ベ
クトル検出装置を用いて動ベクトルデータを検出
する場合の演算手順を説明するための図、第24
図は第3発明の一実施例による動ベクトル検出装
置の構成を示すブロツク図、第25図は演算モジ
ユール46の構成を示すブロツク図、第26図は
待機回路48の構成を示すブロツク図、第27図
は待機回路48の動作を説明するためのタイミン
グチヤート、第28図aおよびbは現フレームお
よび前フレームの一例を示す図、第29図aは
(3×3)の画素からなる検出ブロツクA(i,
j)の一例を示す図、第29図bは(11×11)の
画素からなる探索ブロツクB(k,l)の一例を
示す図、第30図は動ベクトルを説明するための
図である。 3,45……クロツク発生手段、41〜43,3
1〜313,461〜463……演算モジユール、
12……制御パルス発生手段、131,132,2
3,25,44……セレクタ、141〜143、2
2,24……レジスタ、151〜153……演算手
段、16,39……動ベクトルデータ検出手段、
19,42……タイミングクロツク発生手段、2
0……クロツク計数回路、21,43……選択手
段、26……比較手段、27……最小データレジ
スタ、28……アドレスレジスタ、34……演算
クロツク発生手段、35,49……計数回路、3
1,362,50……ゲートパルス発生回路、3
1,372……反転回路、381,382,51…
…論理和回路、48……待機回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水平方向および垂直方向共にM個の画素から
    構成され、現フレームを所定の数に分割する第1
    のブロツクを、水平方向および垂直方向共にN個
    の画素から構成され、前フレームの前記第1のブ
    ロツクと同位置のブロツクを包含する第2のブロ
    ツク内において水平方向および垂直方向に1画素
    ずつ順次移動させ、前記第1のブロツクの全画素
    データと、前記第2のブロツクの前記第1のブロ
    ツクに対応する第3のブロツクの全画素データと
    から演算される評価データを前記第2のブロツク
    全域に亙つて求めると共に、前記評価データの中
    から最小値を演算し、前記最小値を持つ前記第3
    のブロツクの前記第2のブロツクにおける位置を
    前記前フレーム全域に亙つて演算することにより
    前記現フームと前記前フレームとの間における画
    像の移動方向および移動距離を示す動ベクトルを
    検出する動ベクトル検出装置において、前記評価
    データを演算するp個の演算手段と、p個多段接
    続され、前記第1のブロツクの各画素データを所
    定時間遅延させるレジスタと、前記最小値および
    前記位置を求める動ベクトルデータ検出手段とを
    具備し、(m+1)個に分割された前記第2のブ
    ロツクの隣接する2つの領域のそれぞれの一部に
    おける前記最小値および前記位置を演算する演算
    モジユールをm個多段接続して、前記第1のブロ
    ツクの各画素データを初段の前記演算モジユール
    に入力すると共に、前段の前記演算モジユール内
    の最終段の前記レジスタの出力を次段の前記演算
    モジユールに順次入力し、前記演算モジユールの
    個数mが1の時の前記第2のブロツクの画素数
    N1がN1=M+p−1を満たすと共に、一般に、
    前記第2のブロツクの画素数NがN1+(m−1)
    ×pを満たすように、前記画素数MおよびN並び
    に前記個数mおよびpを設定することを特徴とす
    る動ベクトル検出装置。 2 前記初段以外の演算モジユール内の前記動ベ
    クトルデータ検出手段は、前記最小値および前記
    位置を求めることなく前記評価データを前記前段
    の演算モジユールに順次転送し、前記初段の演算
    モジユール内の前記動ベクトルデータ検出手段
    は、前記第2のブロツク全域の評価データから前
    記最小値および前記位置を検出することを特徴と
    する請求項1記載の動ベクトル検出装置。 3 前記画素数MおよびN並びに前記個数mおよ
    びpによつて決定される式(2×m×p−M2
    の計算結果が正の場合のみ前記計算結果に応じた
    パルスとなる演算待機パルスと、前記式(2×m
    ×p−M2)の計算結果が負の場合のみ前記計算
    結果の絶対値に応じたパルスとなる比較待機パル
    スとを入力し、前記演算待機パルスに応じた時間
    前記評価データの演算に用いられる第1のクロツ
    クの発生を停止させ、前記比較待機パルスに応じ
    た時間前記最小値の検出に用いられる第2のクロ
    ツクの発生を停止させる演算クロツク発生手段を
    具備することを特徴とする請求項2記載の動ベク
    トル検出装置。 4 前記前段の演算モジユール内の前記最終段の
    レジスタの出力が入力される時間に応じたクロツ
    ク開始パルスを入力し、前記時間経過後基準クロ
    ツクを発生する待機回路を具備することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の動ベクトル検
    出装置。
JP1244456A 1989-09-20 1989-09-20 動ベクトル検出装置 Granted JPH03106282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1244456A JPH03106282A (ja) 1989-09-20 1989-09-20 動ベクトル検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1244456A JPH03106282A (ja) 1989-09-20 1989-09-20 動ベクトル検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03106282A JPH03106282A (ja) 1991-05-02
JPH0512911B2 true JPH0512911B2 (ja) 1993-02-19

Family

ID=17118923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1244456A Granted JPH03106282A (ja) 1989-09-20 1989-09-20 動ベクトル検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03106282A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03106282A (ja) 1991-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2803818B2 (ja) 移動画像シーケンスの動きを推算するための方法及び装置
US4937666A (en) Circuit implementation of block matching algorithm with fractional precision
JPH06165166A (ja) 動き推定装置及びその方法
JPH07508605A (ja) データセットを比較する方法と装置
JPH0512911B2 (ja)
RU2452005C2 (ru) Устройство поиска нижней оценки размещения в матричных системах при направленной передаче информации
JPH0512915B2 (ja)
JPH0512916B2 (ja)
JPH08280023A (ja) 動きベクトル探索方法および探索装置
JP2866325B2 (ja) 動きベクトル探索装置
JP2866321B2 (ja) 動きベクトル探索方法および装置
JP2768648B2 (ja) 動きベクトル探索方法および装置
JP2003023638A (ja) 動きベクトル検出装置および動きベクトル検出装置における自己テスト方法
JP2872105B2 (ja) ディストーション算出装置
JP2866326B2 (ja) 動きベクトル探索装置
JP2866324B2 (ja) 動きベクトル探索装置
JPS61153768A (ja) 高速位置合せ装置
JP2868457B2 (ja) 動きベクトル探索装置
JPS61140270A (ja) 画素密度変換装置
RU2470357C2 (ru) Устройство поиска нижней оценки размещения в полносвязных матричных системах при однонаправленной передаче информации
JP3698501B2 (ja) 動きベクトル検出装置
JP2868441B2 (ja) 動きベクトル探索方法および探索装置
SU1608710A1 (ru) Устройство дл селекции изображений объектов
Dianysian et al. Bit-serial Architecture for real time motion Compensation
JP2868440B2 (ja) 動きベクトル探索方法および探索装置